
【初心者向け】クレジットカードとは?仕組みやメリットを解説
日本人の多くが所有しているクレジットカード。クレジットカードがあれば、現金を持たずに多くの店舗で支払いができます。
しかし、まだクレジットカードを持っていない初心者の中には「クレジットカードの仕組みやメリットがイマイチ分からない」という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、クレジットカードとは何なのか初心者向けに解説。クレジットカードを使うメリットやデメリットも紹介します。
クレジットカードの仕組みを理解して、安心してカードを使いましょう。
クレジットカードとは?初心者向けにわかりやすく解説
クレジットカードとは、キャッシュレス決済の代表的な方法です。
カード会社が店舗への支払いを立て替えてくれるのが大きな特徴。カード利用者は一時的に現金がなくても買い物ができます。
クレジットカードで支払った代金は、後日まとめて精算となります。1ヶ月分の利用料金を、指定の「引き落とし日」までに用意すれば問題ありません。
加盟店なら現金がなくても買い物できるクレジットカードは多くの方が利用していますよ。
クレジットカードの支払い方法は全4種類
クレジットカードの支払い方法は以下の4種類が代表的です。
【1】一括払い
【2】ボーナス一括払い
【3】分割払い
【4】リボ払い
店舗でクレジットカードを利用する場合、支払い方法を伝える機会があります。事前に各支払い方法について理解していれば、最適な方法を選択できるでしょう。
一括払い
一括払いとは、利用料金を引き落とし日までに支払う方法です。もっとも主流な方法で、他に支払い方法を選択しなければ、基本的に一括払いになります。
一括払い最大のメリットは、手数料がかからないことです。
現金の場合、ATM引き出しで手数料を取られるケースも少なくありません。ATM手数料の心配がいらないのはもちろん、利用した分の金額が後日請求されるため、ゆとりを持って支払いできます。
ボーナス一括払い
ボーナス一括払いとは、夏または冬のボーナスに一括で支払う方法です。通常の一括払いとは違い、ボーナス月まで支払いを先延ばしにできます。
ボーナス一括払いも手数料はかかりませんよ。
ボーナス月まで支払いを先延ばしにできるのに、手数料はかからないお得な方法です。高額な買い物をする際に役立つ、便利な支払い方法だといえます。
分割払い
分割払いとは、利用料金を複数回に分けて支払う方法です。支払い回数は自分で決められますが、3回払い以上は手数料がかかるので注意しましょう。
分割払いでも、2回払いまでなら手数料無料はかかりません。
分割払いした後は、毎月「分割した金額+金利手数料」分の金額を返済します。例えば、10万円の買い物を5回払いにした場合、月々5万円+手数料が返済額です。
リボ払い
リボ払いとは、利用金額にかかわらず毎月一定の金額を返済する方法です。
分割払いとの大きな違いは、毎月の返済額を決められること。例えば、返済額を毎月1万円と決めると、5万円の買い物でも10万円の買い物でも、月々の支払いは1万円になります。
ただし、リボ払いの返済額には手数料がプラスされるため注意が必要です。
リボ払いは、毎月の支払額が少なく返済期間が長期化するほど、支払う手数料が増加する傾向にあります。毎月少額の支払いで済むリボ払いですが、手数料がかかる事を覚えておきましょう。
クレジットカードのメリット
クレジットカードの主なメリットは以下4つです。
クレジットカードのメリット
- 利用金額に応じてポイントが貯まる
- 現金がなくても買い物ができる
- 家賃・光熱費の支払いがラクになる
- ネットショッピングが便利になる
クレジットカードには支払いを先の延ばしにできる以外にも、たくさんのメリットがあります。これからクレジットカードを作成する方は、ぜひ参考にしてみてください。
利用金額に応じてポイントが貯まる
クレジットカードには、ポイント還元率が設定されています。「利用金額に対して〇%分のポイントが貯まる」という仕組みです。
クレジットカードのポイントは現金感覚で利用できるケースがほとんど。「1P=1円」として利用できるポイントも少なくありません。
例えば、ポイント還元率1%のクレジットカードで1万円の買い物をした場合、100ポイントもらえますよ。
そのため、多くの方がクレジットカードのポイント還元率を重要視しています。ポイント還元率が高いクレジットカードを選べば、お得に買い物を楽しめるでしょう。
現金がなくても買い物ができる
クレジットカードは、キャッシュレス決済の代表的な方法です。カード会社が立て替えてくれるので、一時的に現金がなくても買い物ができます。
ちょっとした買い物なら、現金を持ち歩かなくても問題ありません。
近年、キャッシュレス化の流れをうけ、ほとんどの店でクレジットカードが使えます。また、電子マネーやスマホにクレジットカードを登録すれば、スマホ決済も可能です。
固定費の支払いがラクになる
クレジットカードは、家賃や光熱費など、固定費の支払いにも利用できます。クレジットカードを固定費の支払いに設定すると、家計の管理がラクになります。
クレジットカードで払える主な固定費
- 水道料金
- 電気料金
- 携帯料金
- ガス料金
また、クレジットカードで支払った金額は利用明細1枚で確認可能です。中には、スマホアプリで利用明細を確認できるクレジットカードもあります。
毎月の生活費が一目でわかるので、固定費の見直しにも役立つでしょう。
ネットショッピングが便利になる
クレジットカードを作ると、ネットショッピングが便利になります。クレジットカード決済を選択すれば、あとは荷物が届くのを待つだけです。
代金引換のように受け取り時に現金を用意したり、口座振込のように金融機関から振込手続きをしたりする必要がありません。
一度入力したカード情報は、次回以降入力せずに済むネットショッピングサイトもあります。さらに、クレジットカードで支払えばポイントも貯まるので、まさに一石二鳥です。
クレジットカードのデメリット
メリットが豊富なクレジットカードですが、一方でデメリットもあります。クレジットカードの主なデメリットは以下2つです。
クレジットカードのデメリット
- 使いすぎに注意が必用
- 不正利用のリスクがある
はじめてクレジットカードを作成する方は、メリットだけでなく、デメリットについても把握しておきましょう。
使い過ぎに注意が必用
クレジットカードは、使いすぎに注意しましょう。現金払いと比べて、お金を使った感覚を持ちにくいのが特徴です。
万が一使いすぎてしまった場合、毎月の返済額が生活費を圧迫してしまう可能性も。返済が厳しいからといって数ヶ月以上滞納してしまうと、個人の信用情報に傷がついてしまう可能性があります。
信用情報に傷がつくと、金融機関の審査で不利になると言われていますよ。
今後あらたにクレジットカードを作ったり、ローンを組んだり、しずらくなるので注意が必要です。クレジットカードを使う際は、計画的な返済を心がけましょう。
不正利用のリスクがある
クレジットカードには、不正利用のリスクがあります。
クレジットカードを不正利用された場合、利用限度額までカードを使われるかもしれません。万が一盗難・紛失に遭った場合、現金よりも被害額が大きくなる可能性もあるでしょう。
もし利用限度額が100万円のクレジットカードを盗まれた場合、最大100万円の被害額になるかもしれないという事です。
もしクレジットカードが紛失・盗難に遭ったら、すぐにカード会社に連絡するようにしましょう。また、セキュリティが充実したクレジットカードを利用するのもおすすめです。
まとめ
ここまで、クレジットカードとは何か初心者向けに、仕組みやメリットを解説してきました。
クレジットカードとは、後払いの決済方法です。使い方はシンプル。約一ヶ月間の利用代金が自動で口座から引き落とされるだけなので、初心者でも安心して利用できます。
また、ポイントが貯まったり家計の管理がラクになったりとメリット満載です。
使い過ぎに注意は必要ですが、多くのメリットがあるクレジットカード。ぜひこの記事を参考にして、便利なクレジットカードを作成してみてください。
・本記事の内容は、本記事内で紹介されている商品・サービス等の仕様等について何らかの保証をするものではありません。本記事で紹介しております商品・サービスの詳細につきましては、商品・サービスを提供している企業等へご確認くださいますようお願い申し上げます。
・本記事の内容は作成日または更新日現在のものです。本記事の作成日または更新日以後に、本記事で紹介している商品・サービスの内容が変更されている場合がございます。
・本記事内で紹介されている意見は個人的なものであり、記事の作成者その他の企業等の意見を代表するものではありません。
・本記事内で紹介されている意見は、意見を提供された方の使用当時のものであり、その内容および商品・サービスの仕様等についていかなる保証をするものでもありません。



