ANAカード<法人用>
評価
年会費
審査・発行期間
ポイント還元率
国際ブランド
追加カード
ETCカード/家族カード
スマホ決済・交換可能ポイント
現在キャンペーンはありません
ANAをよく利用する時に便利な法人カード。 空港での買い物や提携ホテルをお得に利用できます。
メリット
- 入会・継続時に1,000マイルがもらえる
- 会員専用運賃で航空券の購入ができる
- 空港内や機内での買い物で割引される
デメリット
- ポイントの基本還元率が低め
- 電子マネーの利用ができない
カード名 | ANAカード<法人用> |
---|---|
年会費 | VISA : 初年度無料。2年目以降3,025円(税込) JCB : 2,475円(税込) |
国際ブランド | Visa, JCB, Mastercard® |
審査・発行期間 | - |
入会資格 | JCB : 18歳以上 |
申し込み方法 | 郵送 |
支払い方法 | VISA 国内 : 1回払い 海外 : 1回払い |
ショッピング利用可能枠 | VISA : 50万円(1回払いのみ) |
キャッシング利用可能枠 | - |
リボ払い金利 | - |
キャッシング金利 | - |
締め日・支払日 | VISA : 15日締め・翌月10日払い |
備考 | - |
口コミ・評判
ANAカード<法人用>のメリット
ANAカード<法人用>のメリット
- 初年度の年会費が無料
- 提携ホテルで優待が使える
- ANAの空港店舗でお得に買い物できる
初年度の年会費が無料
ANAカード<法人用>はVisa・Mastercard・JCBの3つから国際ブランドを選べますが、どれを選んでも初年度の年会費は無料です。
法人カードは年会費が初年度からかかるものがありますが、その分お得に使えます。ただし、2年目以降の年会費はJCBが2,475円(税込)、Visa・Mastercardが3,025円(税込)です。
とりあえず法人カードを作成したとしても1年間は維持コストがかからないので、初めて法人カードを作る企業や個人事業主の方は使いやすいでしょう。
提携ホテルで優待が使える
宿泊を伴う出張の場合、よりお得にホテルに宿泊できたら嬉しいですよね。
ANAカード<法人用>では、ANAの提携ホテルであるインターコンチネンタルホテルズグループなどに会員特別価格で宿泊できます。
また、提携ホテルでは朝食無料サービスやウェルカムドリンクサービスも受けられるので、サービス内容も充実です。
ANAの空港店舗でお得に買い物できる
出張からの帰りや訪問先への菓子折りなど、出張時のお土産購入はつきものですよね。場合によってはお土産を探す時間がないこともあるでしょう。
また、ANA国内線・国際線の機内販売でも10%割引で購入可能です。気になる商品があったらANAカード<法人用>でお得に買い物してみてはいかがでしょうか。
ANAカード<法人用>のデメリット
ANAカード<法人用>のデメリットは以下の通りです。
ANAカード<法人用>のデメリット
- 還元率が上がりにくい
- 国際ブランドによってはマイル移行不可
- 保険の補償額が少ない
還元率が上がりにくい
ANAカード<法人用>の還元率は一番高くて1.0%です。ANA関連の免税店で割引がきくことはありますが、還元率が高くなる利用先はありません。
そのため、ANAカード<法人用>で一気にポイントを貯めることは難しいといえます。
また、ANAマイルが直接貯まる利用先も少ないです。利用先以外でANAマイルを増やすには、カードに貯まったポイントを移行する必要があります。
国際ブランドによってはマイル移行不可
Visa・Mastercardを選択した場合、貯まったポイントをANAマイルに移行することができません。
保険の補償額が少ない
ANAカード<法人用>には国内・海外旅行傷害保険が付帯しています。しかし、それぞれの補償額は最高1,000万円とやや少ないのがデメリットです。
補償額はそこまで高くありませんが、自動付帯なのは嬉しいポイント。旅行代金を支払わなくても保険が適用されるので、万が一の事態でもクレジットカードを持っていればOKです。
保険の補償額は合算できるため、心配な方は2枚持ちするのが良いでしょう。
ANAカード<法人用>の国際ブランドによる違い
ANAカード<法人用>はJCB・Visa・Mastercardの3つから国際ブランドを選べますが、国際ブランドによって細いくつかの違いが存在します。
ANAカード<法人用>の国際ブランドによる違い
- 年会費
- マイルへの移行
- カードデザイン
年会費
いずれのカードも本会員・追加会員ともに、初年度は年会費が無料です。しかし、2年目以降の年会費は国際ブランドによって異なります。
追加カードを多く発行したい場合はVisa・Mastercard、本会員がメインで使う場合はJCBを選べば、コストを抑えることが可能です。
マイルへの移行
どの国際ブランドでも1,000円のお買い物につき1ポイントが貯まります。しかし、獲得したポイントを交換する際には注意が必要です。
一方でJCBであれば、1ポイントにつき10マイルのANAマイルへ移行することができます。
ただし、マイルへ移行する際には年間5,500円(税込)の手数料が掛かる点に注意が必要です。
カードデザイン
カードデザインにも大きな違いがあります。JCBの場合、カード番号や利用者名義などが裏面に記載された片面ナンバーレスデザインです。
しかし、Visa・Mastercardはプライバシー情報が表面に記載されているため、盗み見されるリスクがあります。
セキュリティ面を重視する方はJCBがおすすめです。
この記事の監修者
育休中、フリーランス女性に向けて「社会制度」や「貯金・投資」に関するお役立ち情報を発信。
マネーコラムの執筆や記事監修も手がける。日経xwoman公式アンバサダー。著書「お金の使い方、貯め方教えて下さい」主婦の友社
- ファイナンシャルプランナー
東証一部上場企業で10年間サラリーマンを務める中、業務中の交通事故をきっかけに企業の福利厚生に興味を持ち、社会保障の勉強を始める。
以降ファイナンシャルプランナーとして活動し、個人・法人のお金に関する相談、北海道のテレビ番組のコメンテーター、年間毎年約100件のセミナー講師なども務める。趣味はフィットネス。健康とお金、豊かなライフスタイルを実践・発信しています。
- 有限会社バード商会
福岡の大学を卒業後、大手インフラ業界に就職。主に、ご家庭の光熱費削減や新電力の業務に約4年ほど従事。現在は、父の会社(有限会社バード商会)を継ぎ、独立系のファイナンシャル・プランナーとして活動中。専門分野は、家計改善(光熱費の見直し)と資産形成の分野。
FPの実績は、カードローン相談、光熱費の見直し、企業型確定拠出年金の導入、日本FP協会でアシスタント相談員、執筆などを行っている。
水野総合FP事務所代表。独立系ファイナンシャルプランナーとして個別相談、執筆・監修、講師、取材協力などマルチに活動。ライフプラン、資産運用、相続・資産承継といった幅広い相談内容に対応し、全国1000名を超える方から日本FP協会に寄せられる「くらしとお金」の電話相談を1年間担当。毎月20本以上の執筆・記事監修の他、大学や事業法人で講師を務め年80回登壇。学校法人専門学校非常勤講師として「投資の授業」を毎週行う。
消費生活ジャーナリスト。1952年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。
同大学院修士課程修了後、月刊誌記者などを経て独立。流通、情報通信、金融分野を中心に活動する。主力はクレジットカード&電子マネーの研究で、すでに30年間に渡って業界の定点観測をしている。また、クレジットカードのムックも50冊以上監修しキャッシュレスの生き字引として情報発信を続けている。
証券会社にて営業・経営企画部門、社長秘書等を行う。また、投資銀行業務にも携わる。
現在、不動産を含む資産運用と社会保障(特に年金)を主に、FP相談・執筆・講演・を行っている。東洋大学経営学部ファイナンス学科非常勤講師