

カードローンの借り換えおすすめランキング!メリットや注意点も解説
今ある借入残高を別のカードローンで返済することで、金利を下げて返済額を減らしたり、支払いの管理をしやすくしたりできる「カードローンの借り換え」。現在利用中のカードローンや複数の借入の金利が高く、返済に負担を感じている方におすすめの方法です。 特に金利が高めの消費者金融から、消費者金融と比べて金利が低めな銀行カードローンなどへ借り換えることで総支払利息を大幅に減らせる可能性があります。借り換えローンによっては、どのくらい利息や総支払額を抑えられるのかシミュレーションできるものもあるので、参考にしてみるのも良いでしょう。 ただ、ローンによっては金利が下がらなかったり、かえって総支払額が増えるケースもあるため選び方には注意が必要です。また、借り換えには新たな審査が必要になるため、現在の返済状況や信用情報も重要な判断材料となります。 そこで本記事では、消費者金融と比べて金利が低めな銀行カードローンや借り換え専用ローンを中心に金利や審査の通りやすさ、融資スピードなどの観点から比較し、おすすめの借り換えローンをランキング形式でご紹介します。また、借り換えのメリット・デメリットや注意点、選び方のポイントもわかりやすく解説。月々の返済に悩んでいる方や今よりお得に返済したい方はぜひ参考にしてみてください。

80.8

無利息期間は60日間!アルバイトや主婦も申し込める
アルバイトや派遣社員の方も申し込みでき、10万円以下の借入なら月々2,000円から返済可能なカードローンです。
最短即日での融資に対応しているうえ、契約から60日間は無利息で借入できます。
また、静岡銀行の口座がない場合は、初回の借入のみ他行の口座への振り込みも可能です。
注釈についての記載
75.0

最大1,000万円借り入れ可能!返済は月2,000円からOK
最大1,000万円借りられるカードローンで、返済は月々2,000円から行えるため、返済の負担を軽減しながら利用できます。
お住まい(帰省先)・勤務先が北海道内にある方のみ利用可能ですが、北洋銀行の口座をもっていないくても申し込めるうえ、北洋銀行ATM・主要コンビニATMの手数料は無料です。
注釈についての記載
72.5

30日間の無利息期間あり!返済日を自由に設定できる
愛媛銀行の口座がなくても申し込める銀行カードローンです。
WEB契約・電話申込なら30日間無利息で利用できるうえ、契約時に即日振込が可能なので、すぐにお金を用意したいという人にも向いています。
また、返済日は自身の都合に合わせ、1ヶ月の内の好きな日付を設定できるのも魅力です。
注釈についての記載
78.0

他社からの借入をまとめて負担軽減!30日間の無利息期間あり
複数社からの借入を一つにまとめることで、金利などによる負担を軽減してより計画的に利用できるおまとめローンです。
既に借入額が年収の1/3を超えていたり、他社のおまとめローンを利用している場合でも申し込めます。
また、条件を満たすと30日間の無利息期間が適用されるうえ、最短即日で融資を受けることが可能です。
注釈についての記載
75.0

低金利銀行カードローン!提携ATMを手数料0円で利用可能
低金利が特徴の銀行カードローンで、専用カードを使用すれば提携ATMが手数料0円で利用できます。
申し込みから借入まではネットで完結でき、最短翌日に融資を受けることが可能です。
また、条件達成でVポイントが最大2,000ポイントプレゼントされるため、契約時は該当プログラムにエントリーすることをおすすめします。
注釈についての記載
固定金利で返済しやすい!口座なしでも申し込める
最大2ヶ月金利が半額!スマホから簡単に借入・返済OK
カードローンを比較
カード | 静岡銀行カードローン「セレカ」 注釈について 引用元: | 北洋銀行カードローン「スーパーアルカ」 注釈について 引用元: | ひめぎんクイックカードローン 注釈について 引用元: | アスマイル借換え・おまとめローン 注釈について 引用元: | SBI新生銀行カードローン 注釈について 引用元: |
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無利息期間 | 60日間 | なし | 30日間 | 最大30日間 | なし |
金利 | 1.5%~14.5% | 1.9%~14.7% | 年4.4%~14.6% | 6.9%〜13.9% | 4.5%~14.8% |
融資スピード | 最短即日 | 最短翌営業日 | - | 最短即日 | 最短翌日 |
借入限度額 | 1,000万円 | 最大1,000万円 | 最大800万円 | 最大300万円 | 最大500万円 |
リンク |
借り換えにおすすめのカードローン検証ポイント
ココモーラでは、借り換えにおすすめできるカードローンや、借り換え専用ローンについて、下記項目で比較しました。
カードローンの借り換えとは?
カードローンの「借り換え」とは、いま利用しているカードローンをより条件の良い別のカードローンに切り替えることをいいます。

例えば、現在利用しているカードローンの金利が高くて利息が負担になっている場合、もっと低金利のカードローンを新たに契約して、そちらから借りたお金で今の借入を完済すれば、以降は低金利のカードローンへ返済することになります。
これにより、毎月の利息負担が軽くなったり、支払い総額を減らせたりするメリットが期待できます。もちろん、借入の一部だけを借り換えるという使い方も可能です。

現在の返済条件を見直したいときに、選択肢のひとつとして考えてみると良いぞ!
おまとめローンとの違いは?
「借り換え」とよく似た言葉に「おまとめローン」がありますが、両者には違いがあります。

借り換えは、今使っている1社のカードローンをより良い条件の1社に切り替える方法です。

一方でおまとめローンは、複数のカードローンを1つにまとめる方法。たとえば2〜3社から借り入れている人が、それらをまとめて1社に集約するのが「おまとめ」です。
おまとめローンにすると支払日も1回にまとまり、返済管理がしやすくなります。さらに、まとめた先の金利が低ければ、利息の負担も減らせる可能性があります。
自分がいま何社から借り入れしているのか、どこを見直したいのかによって、どちらを選ぶか検討してみましょう。
借り換えローンがおすすめな理由
カードローンを利用していて「利息が高いな…」 「返済がちょっとキツくなってきた…」と感じているなら、借り換えローンを検討するのもひとつの手です。
ここでは、借り換えローンがおすすめな理由をいくつかのポイントに分けて紹介していきます。

利息が減って総返済額が抑えられる
借り換えローンの一番の魅力は、金利を下げることで利息の負担を減らせることです。
例えば、年18%のカードローンから年12%のローンに借り換えた場合、同じ金額・同じ返済期間でも、支払う利息は大きく変わります。

利息は借入残高に金利を掛けて計算されるため、金利がわずかに下がるだけでも返済総額には大きな差が生まれるのです。
金利が数%下がるだけでも、数万円〜十数万円の差になることもあるので、「少しでも返済額を減らしたい」という人にはぴったりの方法です。
特に、借入額が大きくなるほど効果を感じやすく、利息だけで数十万円の差がつくこともあります。家計の負担を軽くしたい方や、長期的に計画的に返済していきたい方には大きなメリットとなるでしょう。
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毎月の返済額を抑えられる可能性がある
借り換え先のローンによっては、月々の返済額が抑えられることもあります。「1回あたりの負担がちょっと重たいな…」と感じているなら、借り換えることで月々の支払いがゆとりのある金額になるかもしれません。

そのぶん返済期間が長くなることもありますが、「今の生活に無理のない範囲で返したい」という方にとって、精神的にも家計的にも楽になる選択肢です。
返済に余裕が生まれることで、ほかの出費にも柔軟に対応できるようになるうえ、突然の出費にも慌てずに済みます。
生活の安定を優先したい方にとっては、借り換えは検討する価値がある方法です。毎月の返済にプレッシャーを感じている方は、無理のない返済額に見直すことで安心感が得られるでしょう。

返済額が少なくなることで、延滞リスクの軽減にもつながるぞ!
返済期間が短くなる可能性がある
金利が下がったことで返済総額が減り、結果として返済期間が短くなるケースもあります。「早く完済したい」と思っている人にとっては、借り換えによってスピーディに完済を目指せるのは大きなメリットでしょう。

例えば、同じ返済額を続けながら金利だけが下がれば、そのぶん利息にまわるお金が少なくなり、元本の減りが早くなります。
これにより、完済までの期間が短縮されるのです。ボーナス月に繰り上げ返済を組み合わせれば、さらに効率よく返済できます。
将来の負担を減らすために早期完済を目指す人にも、借り換えはおすすめです。早めに返済を終えられれば、将来的な家計の見通しも立てやすくなり、新たなライフプランの実現に向けて一歩前進できます。
結婚、出産、転職など、ライフイベントを見据えて経済的な余裕を確保しておきたい人にもぴったりの選択肢でしょう。
カードローンの借り換えをするデメリット

カードローンの借り換えや借り換えローンはより低金利になることから、利用するメリットしかなさそうですよね。
しかし、カードローンを借り換えることで生じるデメリットがいくつかあるので見ていきましょう。
必ずしも返済総額を抑えられるとは限らない
カードローンを借り換えることで、今よりも絶対に返済額が安くなるわけではありません。
借入の条件によっては借り換えないほうがコストを抑えられることもあります。

特に借入額が少なかったり、すでに低金利のカードローンを利用していたりする場合は、借り換えよりも現在のローンをそのまま利用するのがおすすめです。
借り換えるべきか迷ったら、公式サイトのシミュレーション結果を参考にするのも良いでしょう。
審査を通過しないと借り換えできない
カードローンの借り換えには必ず審査があります。借り換えであっても、カードローンに申し込むことと同じなので審査は必須です。

また、カードローンと同じ条件で借り換えローンに申し込んでも、審査に通過できるとは断定できません。
「現在の借入条件で返済が厳しいために借り換えるのでは?」と判断される可能性も。借入額が高すぎるなど、借り換え可能な範囲を超える場合も審査通過は厳しいでしょう。
通常のカードローンに申し込むより、審査のハードルはやや高くなることを頭に入れておきましょう。
借り換えローンがおすすめな人・おすすめでない人
カードローンの借り換えは、すべての人にとってメリットがあるわけではありません。
「今よりも低金利にしたい」「毎月の返済を軽くしたい」という人にはおすすめの方法ですが、状況によっては逆に手間がかかるだけだったり、審査に通らなかったりするケースもあります。
ここでは、借り換えローンが向いている人・向いていない人の特徴をわかりやすくご紹介しましょう。
借り換えローンがおすすめな人は?
以下のような人には借り換えローンがおすすめです。

借り換えローンが特におすすめなのは、今利用しているカードローンの金利が高いと感じている人です。
例えば、18%前後の高金利で借りている場合、金利が10%前後のカードローンに乗り換えることで、利息の負担が大幅に減る可能性があります。

長期間にわたって借入を続ける予定がある人ほど、金利の差は大きな意味を持ちます。
金利は利息制限法によって上限が決められています。100万円以上は年15.0%、10万円以上100万円未満は18.0%と定められており、これを超える利息は法律上は無効となり支払い義務がありません。
また、「毎月の返済額が重く感じる」「家計を圧迫している」と感じている人にも借り換えは向いています。
借り換え先によっては月々の返済額が今より少なく設定できることもあるため、家計のゆとりを確保したい人にとっては嬉しいポイントでしょう。
さらに、提携ATMの数が少なく、返済や借入のたびに不便を感じている人など、今の借入先があまり使いやすくないと感じている人にも、借り換えはおすすめです。
近所や職場の近くで使えるATMが多い金融機関に乗り換えれば、日々の小さなストレスも軽減されるかもしれません。

利便性の高さは意外と見過ごされがちだが、長く付き合ううえでは重要なポイントだぞ!
借り換えローンがおすすめでない人は?
一方で、以下のような人には借り換えローンがおすすめできません。

借り換えローンの利用がおすすめでない人としてまず挙げられるのが、すでに低金利のカードローンを利用している人です。
今の借入先の金利が10%以下であれば、借り換えても金利が大きく下がる可能性は低く、手続きの手間だけがかかってしまうかもしれません。
また、信用情報に不安がある人も借り換えは慎重に検討しましょう。
借り換えには新たな審査が必要で、過去に延滞があったり、現在の借入が多すぎたりすると審査に通らないこともあります。

万が一審査に落ちてしまうと、その記録が信用情報に残ってしまう可能性もあるため、無理な申し込みは避けるべきです。
さらに、借入残高が少なかったり、返済期間が短かったりする人も、借り換えのメリットをあまり感じにくいかもしれません。
例えば、あと数ヶ月で完済予定の借入に対して借り換えを行っても、総返済額が大きく減るわけではなく、むしろ手数料や諸費用の負担が増えることもあります。
借り換えは状況に応じて大きなメリットがありますが、すべてのケースで効果的とは限りません。

自分の返済状況や目的をしっかり見直したうえで、本当に借り換えが必要かを考えてみることが大切じゃ。
カードローンの借り換えの審査は厳しい?
借り換えでも通常のカードローンと同様に審査はありますが、借り換えだからと言って特別に厳しいとは言い切れません。

ただし、すでに他社からの借り入れがある状態で申し込むことになるため、審査項目が多くなったり、慎重に見られたりするのは事実です。
審査で重視されるポイントとしては、他社からの借入件数や総額、これまでの返済状況、そして信用情報に傷がないかどうかが挙げられます。
過去に延滞があったり、複数のローンを抱えていたりすると審査に通りにくくなることがあります。
ただ、「誰でも審査に通る」「必ず借りられる」といった表現は、貸金業法で禁止されている不当な広告にあたります。このような広告を出している業者はほぼ闇金なので注意しましょう。

逆に、これまできちんと返済してきた実績があれば、審査で好印象となることもあるぞ!
総量規制についても知っておこう
借り換え時に気をつけたいのが「総量規制」の存在。これは、消費者金融などの貸金業者から借りられる金額が年収の3分の1までに制限されるという法律です。
すでにこの制限に近い金額を借りている場合、新たな借り換えが難しくなる可能性があります。

ただし、この総量規制は銀行などの金融機関には適用されないため、借り換え先として銀行系のカードローンを検討するのもひとつの手です。
審査の内容は各金融機関によって異なるため、事前に必要書類や条件をよく確認し、自分の状況と照らし合わせてから申し込むことが大切です。
正直な情報で申し込むこと、返済実績を積み上げておくことが審査通過のカギになります。

不安な点がある場合は、事前に相談窓口で確認しておくと安心だぞ!
監修者の水野さんに借り換えローンについてインタビューを実施
ココモーラの監修者である水野さんへ、借り換えローンで気になる部分を伺いました。借り換えローンを検討されている方はぜひ参考にしてください。
水野総合FP事務所代表。独立系ファイナンシャルプランナーとして個別相談、執筆・監修、講師、取材協力などマルチに活動。ライフプラン、資産運用、相続・資産承継といった幅広い相談内容に対応し、全国1000名を超える方から日本FP協会に寄せられる「くらしとお金」の電話相談を1年間担当。毎月20本以上の執筆・記事監修の他、大学や事業法人で講師を務め年80回登壇。学校法人専門学校非常勤講師として「投資の授業」を毎週行う。
借り換えローンを利用するメリットを教えてください。
金利や返済条件が有利なローンに借り換えることで、利息負担を軽減できることが借り換えローンを利用する大きなメリットです。

申し込み時には審査がありますが、借り換えによって返済条件を再設計でき、返済期間や月々の返済額をご自身のライフスタイルに合わせた形に変更できます。
借り換えローンで、複数の借り入れをまとめるのも効果的でしょう。返済日や返済額などの管理がシンプルになり、精神的な負担も軽減される可能性があります。
借り換えローンを利用するデメリットを教えてください。
金利の低いローンへの借り換えであっても、期間に注意しましょう。借り換えローンで金利と返済額が引き下げられても、返済期間を長く設定した場合、利息の支払い総額が増えてしまう可能性があります。

また、借り換えは新たなローン契約になるため、申込者に対しては金融機関で必ず審査が実施されます。
審査結果によっては金利を下げられるとは限らず、希望する金額を借りられないケースもあります。また、審査に通過できなければ、借り換えそのものができません。
借り換えローンを選ぶ際、注目すべきポイントはどこですか?
金融機関によっても対象となる借入の種類が異なります。借り換えローンを選ぶ際は、各社で提供されている商品性の違いについても確認し、ご自身に合ったローンであるかを必ずチェックしましょう。
借り換えの最大の目的は利息負担の軽減にあるため、比較検討時には金利が最も注目すべきポイントです。

ただし、表面的な金利だけでなく、事務手数料・保証料などのトータルコストを含め、本当に返済総額が下がるかを事前にシミュレーションすることが大切です。
月々の返済額、返済期間、ボーナス併用、繰上返済の可否など、返済条件の柔軟性も重要な判断軸になります。
カードローンの借り換えに関するアンケート
ココモーラでは、カードローンの借り換え経験がある方を対象にアンケート調査を実施しました。利用者のリアルな意見を、カードローン選びにぜひ活用してください!
借り換え先のカードローン会社をお答えください

借り換え先 | 割合 |
---|---|
大手消費者金融 | 40.30% |
地方銀行 | 31.34% |
ネット銀行 | 31.34% |
メガバンク | 26.87% |
中小消費者金融 | 11.94% |
信販会社 | 4.48% |
その他 | 2.99% |
カードローンの借り換え先として最も多く挙げられたのは、「大手消費者金融」で約40%でした。

大手消費者金融の「アコム」や「プロミス」は借り換え専用ローンやおまとめローンを提供。消費者金融特有のスピード感はそのままに、金利を抑えることができます。
次いで「地方銀行」が多く、約31%でした。全国に支店を構える「メガバンク」よりも割合としては多く、地域密着型の手厚いサービスを求める利用者が多いのだと考えられます。
元々利用していたカードローン会社をお答えください

借入元 | 割合 |
---|---|
大手消費者金融 | 44.78% |
中小消費者金融 | 23.88% |
メガバンク | 23.88% |
地方銀行 | 23.88% |
ネット銀行 | 13.43% |
信販会社 | 13.43% |
その他 | 1.49% |
借り換え以前にもともと利用していたカードローンとして最も多く挙がったのは「大手消費者金融」で約45%でした。

次いで「中小消費者金融」で24%。消費者金融は総じて金利が高く長期的な借り入れには不向きじゃ!
ただし、メガバンクや地方銀行などの割合も並んで大きいため、ただ単に「金利が高いから借り換える」というよりも、複合的に様々な要因が絡み合って借り換えに至っていると考えられます。
借り換え後に金利はどれくらい下がりましたか?

借り換え後の金利 | 割合 |
---|---|
〜0.25% | 11.94% |
〜0.5% | 17.91% |
〜1% | 8.96% |
〜2% | 14.93% |
〜4% | 14.93% |
〜6% | 7.46% |
〜8% | 2.99% |
〜10% | 4.48% |
変わらなかった・上がった | 16.42% |
借り換え前と比較した金利の下落幅に関する調査も行いました。

金利が下がっても元本そのものが減るわけではありませんが、長期的に見て支払い負担が軽減されるメリットがあります。
調査の結果、「~0.5%」が最も多く約18%でした。次いで「変わらなかった・上がった」が約16%、「~2%」約15%と続きます。

長期的に高額を借り入れる場合にはよくチェックしておきたいポイントじゃ!
借り換えにより負担は軽減されましたか?

負担軽減 | 割合 |
---|---|
そう思う | 29.85% |
ややそう思う | 52.24% |
どちらともいえない | 11.94% |
あまりそう思わない | 2.99% |
そう思わない | 2.99% |
「借り換えにより負担が軽減された」と答えたのは、約82%でした。(「そう思う」「ややそう思う」の合計)
借り換えによって得られるメリットは、金利が下がることだけではありません。
たとえば、返済総額が減ることで返済期間が短くなったり、借り入れ先を1つにまとめることで支払いの管理が楽になったりといった点も大きなメリットです。

借り換えに迷っているなら、ぜひ今回のアンケート結果を参考にするのじゃ!
調査方法 | フリージーを利用した独自調査 |
---|---|
調査対象 | カードローンの借り換え経験がある |
調査対象者数 | 67人 |
年齢比率 | 10代:0人(0%) 20代:2人(2.99%) 30代:6人(8.96%) 40代:20人(29.85%) 50代:22人(32.84%) 60代以上:17人(25.37%) |
性別比率 | 男性:59人(88.06%) 女性:8人(11.94%) |
職業比率 | 会社員(正社員):42人(62.69%) 会社員(契約・派遣社員):6人(8.96%) 経営者・役員:1人(1.49%) 公務員(教職員を除く):2人(2.99%) 自営業:4人(5.97%) 自由業:0人(0%) 医師・医療関係者:1人(1.49%) 専業主婦:0人(0%) 学生:1人(1.49%) パート・アルバイト:3人(4.48%) 無職:7人(10.45%) その他:0人(0%) |
調査期間 | 2025年5月30日~6月12日 |
調査地域 | 日本 |
カードローンの借り換え関するアンケート調査の詳細>>
カードローンの借り換え関するアンケート調査の元データ(PDF)>>
参考文献
・昭和二十九年法律第百号「利息制限法」(平成22年6月18日 施行 )
・日本貸金業協会「お借入れは年収の3分の1まで」(最終アクセス:2025年5月8日)
・日本貸金業協会「誇大広告の禁止等に関する基準 」(最終アクセス:2025年5月8日)
よくある質問
Q. 借り換えローンの審査は甘いですか?
借り換え目的のローンは、すでに借入れがある人を対象とするため、金融機関は「返済能力」を特に重視すると考えられます。よって、延滞履歴や複数の借入れがある場合は返済見込みが薄いと見なされ、審査が厳しくなる可能性が高いでしょう。
また、「誰でも審査に通る」といった広告を出している業者は、違法な闇金の可能性があるため注意が必要です。借り換えを検討する際は、信頼できる金融機関を選びましょう。
Q. 借り換えローンの審査に通るコツはありますか?
収入証明書や本人確認書類に不備があると審査がスムーズに進まないため、事前に確認しておきましょう。転職直後で収入証明が難しい場合は、直近の給与明細などを提出すると良いでしょう。
また、申し込みは一度に複数のローンへ行うのではなく、慎重に1社を選ぶことが重要です。
短期間に複数申し込むと信用情報に記録が残り、金融機関に「お金に困っている」と判断される可能性があるため、審査に悪影響を与えることもあります。
無理のない借入額を設定し、安定した収入があることを証明できるよう準備することで、審査に通る可能性を高めることができるでしょう。
Q. 借り換えローンのメリットは何ですか?
現在より低金利のカードローンに乗り換えることで、支払う利息を減らせる可能性が高く、総返済額の軽減につながります。
また、借り換え先によっては毎月の返済額を抑えたり、返済方法を柔軟に選べたりする場合もあります。
提携するコンビニATMで手数料無料の返済が可能になるなど、利便性がアップする場合もあるため、自分に合った借り換え先を選ぶことが大切です。
Q. 借り換えローンのデメリットは何ですか?
また、金利を下げるつもりで借り換えても、審査の結果、想定より高い金利が適用されてしまうこともあります。特に初回契約では上限金利が適用されるケースも多いため、事前にしっかり比較することが大切です。
さらに、返済期間を長く設定すると毎月の負担は軽くなるものの、最終的な総返済額が増えてしまうこともあるため、借り換え前に返済シミュレーションを行い、計画的に検討しましょう。
この記事の監修者
育休中、フリーランス女性に向けて「社会制度」や「貯金・投資」に関するお役立ち情報を発信。
マネーコラムの執筆や記事監修も手がける。日経xwoman公式アンバサダー。著書「お金の使い方、貯め方教えて下さい」主婦の友社
- ファイナンシャルプランナー
東証一部上場企業で10年間サラリーマンを務める中、業務中の交通事故をきっかけに企業の福利厚生に興味を持ち、社会保障の勉強を始める。
以降ファイナンシャルプランナーとして活動し、個人・法人のお金に関する相談、北海道のテレビ番組のコメンテーター、年間毎年約100件のセミナー講師なども務める。趣味はフィットネス。健康とお金、豊かなライフスタイルを実践・発信しています。
- 有限会社バード商会
福岡の大学を卒業後、大手インフラ業界に就職。主に、ご家庭の光熱費削減や新電力の業務に約4年ほど従事。現在は、父の会社(有限会社バード商会)を継ぎ、独立系のファイナンシャル・プランナーとして活動中。専門分野は、家計改善(光熱費の見直し)と資産形成の分野。
FPの実績は、カードローン相談、光熱費の見直し、企業型確定拠出年金の導入、日本FP協会でアシスタント相談員、執筆などを行っている。
水野総合FP事務所代表。独立系ファイナンシャルプランナーとして個別相談、執筆・監修、講師、取材協力などマルチに活動。ライフプラン、資産運用、相続・資産承継といった幅広い相談内容に対応し、全国1000名を超える方から日本FP協会に寄せられる「くらしとお金」の電話相談を1年間担当。毎月20本以上の執筆・記事監修の他、大学や事業法人で講師を務め年80回登壇。学校法人専門学校非常勤講師として「投資の授業」を毎週行う。
消費生活ジャーナリスト。1952年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。
同大学院修士課程修了後、月刊誌記者などを経て独立。流通、情報通信、金融分野を中心に活動する。主力はクレジットカード&電子マネーの研究で、すでに30年間に渡って業界の定点観測をしている。また、クレジットカードのムックも50冊以上監修しキャッシュレスの生き字引として情報発信を続けている。
証券会社にて営業・経営企画部門、社長秘書等を行う。また、投資銀行業務にも携わる。
現在、不動産を含む資産運用と社会保障(特に年金)を主に、FP相談・執筆・講演・を行っている。東洋大学経営学部ファイナンス学科非常勤講師
マイホームの購入を考えていた際、お金の増やし方などに興味を持ったことがきっかけで「ファイナンシャル・プランナー」という資格があることを知る。その後、FP資格を取得し「お金の悩みを抱える人に対して、安心して人生を送ってもらえるようサポートしたい」という想いのもと、2006年に【FP事務所MoneySmith】を設立。お金の本質の理解やライフプラン設計の重要性を伝えるため、セミナーやコラムの執筆、個別相談など、幅広く活動を行っている。趣味は音楽鑑賞やギター演奏で、中でも洋楽ロックがお気に入り。
小樽商科大学卒業後、食品メーカーで営業企画を10年担当。夫の転勤に伴い退社・転居、不妊治療、高齢出産を経て、40歳で双子を出産。教育資金と老後資金の両立に不安を感じ、金融知識の重要性を痛感。メガバンク運用相談部門勤務を経て、独立。吉祥寺に「ライフ&キャリアデザイン」を開設し、教育資金や家計相談、マネーリテラシー教育を実践。