更新日: 2025.08.26
今ある借入残高を別のカードローンで返済することで、金利を下げて返済額を減らしたり、支払いの管理をしやすくしたりできる「カードローンの借り換え」。現在利用中のカードローンや複数の借入の金利が高く、返済に負担を感じている方におすすめの方法です。 特に金利が高めの消費者金融から、消費者金融と比べて上限金利が低めな銀行カードローンなどへ借り換えることで総支払利息を大幅に減らせる可能性があります。借り換えローンによっては、どのくらい利息や総支払額を抑えられるのかシミュレーションできるものもあるので、参考にしてみるのも良いでしょう。 ただ、ローンによっては金利が下がらなかったり、かえって総支払額が増えるケースもあるため選び方には注意が必要です。また、借り換えには新たな審査が必要になるため、現在の返済状況や信用情報も重要な判断材料となります。 そこで本記事では、消費者金融と比べて金利が低めな銀行カードローンや借り換え専用ローンを中心に金利や審査の通りやすさ、融資スピードなどの観点から比較し、おすすめの借り換えローンをランキング形式でご紹介します。また、借り換えのメリット・デメリットや注意点、選び方のポイントもわかりやすく解説。月々の返済に悩んでいる方や今よりお得に返済したい方はぜひ参考にしてみてください。
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カード | ![]() 楽天銀行スーパーローン | ![]() 横浜銀行カードローン 注釈について 引用元: ※1: 横浜銀行ATM、コンビニ等ATM以外の提携金融機関ATMでのお借り入れには、所定の利用手数料が必要となります。 ※2: 一部ATMを除きます ※3: 契約までに口座開設が必要です | ![]() 千葉銀行カードローン 注釈について 引用元: | ![]() みずほ銀行カードローン 注釈について ※: みずほマイレージクラブに入会されており、月末時点にカードローンのお借入残高がある場合、翌々月の以下ATMの時間外手数料・利用手数料が無料になります。みずほ銀行ATM0円。イーネットATM月3回まで0円 引用元: | ![]() auじぶん銀行カードローン 注釈について 引用元: |
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無利息期間 | なし | なし | なし | なし | なし |
金利 | 年1.9%〜14.5% | 年1.5%〜14.6% | 1.4%〜14.8% | 2.0%〜14.0% | 1.48%〜17.5%(通常) |
融資スピード | 最短即日~ | 最短即日 | - | 公式サイト参照 | 最短即日 |
借入限度額 | 10万円〜800万円 | 最大1,000万円 | 800万円 | 10万円〜800万円 | 最大800万円 |
リンク |
ココモーラでは、借り換えにおすすめできるカードローンや、借り換え専用ローンについて、下記項目で比較しました。
カードローンの「借り換え」とは、いま利用しているカードローンをより条件の良い別のカードローンに切り替えることをいいます。
例えば、現在利用しているカードローンの金利が高くて利息が負担になっている場合、もっと低金利のカードローンを新たに契約して、そちらから借りたお金で今の借入を完済すれば、以降は低金利のカードローンへ返済することになります。
これにより、毎月の利息負担が軽くなったり、支払い総額を減らせたりするメリットが期待できます。もちろん、借入の一部だけを借り換えるという使い方も可能です。
日本貸金業協会の調査でも、今後利用してみたい商品として借り換えローンを選んだ人は13.9%いることがわかりました。一定数の方には需要があると考えられます。
現在の返済条件を見直したいときに、選択肢のひとつとして考えてみると良いぞ!
「借り換え」とよく似た言葉に「おまとめローン」がありますが、両者には違いがあります。
借り換えは、今使っている1社のカードローンをより良い条件の1社に切り替える方法です。
一方でおまとめローンは、複数のカードローンを1つにまとめる方法。たとえば2〜3社から借り入れている人が、それらをまとめて1社に集約するのが「おまとめ」です。
おまとめローンにすると支払日も1回にまとまり、返済管理がしやすくなります。さらに、まとめた先の金利が低ければ、利息の負担も減らせる可能性があります。
自分がいま何社から借り入れしているのか、どこを見直したいのかによって、どちらを選ぶか検討してみましょう。
カードローンを利用していて「利息が高いな…」 「返済がちょっとキツくなってきた…」と感じているなら、借り換えローンを検討するのもひとつの手です。
ここでは、借り換えローンがおすすめな理由をいくつかのポイントに分けて紹介していきます。
借り換えローンの一番の魅力は、金利を下げることで利息の負担を減らせることです。
例えば、年18%のカードローンから年12%のローンに借り換えた場合、同じ金額・同じ返済期間でも、支払う利息は大きく変わります。
利息は借入残高に金利を掛けて計算されるため、金利がわずかに下がるだけでも返済総額には大きな差が生まれるのです。
金利が数%下がるだけでも、数万円〜十数万円の差になることもあるので、「少しでも返済額を減らしたい」という人にはぴったりの方法です。
特に、借入額が大きくなるほど効果を感じやすく、利息だけで数十万円の差がつくこともあります。家計の負担を軽くしたい方や、長期的に計画的に返済していきたい方には大きなメリットとなるでしょう。
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借り換え先のローンによっては、月々の返済額が抑えられることもあります。「1回あたりの負担がちょっと重たいな…」と感じているなら、借り換えることで月々の支払いがゆとりのある金額になるかもしれません。
そのぶん返済期間が長くなることもありますが、「今の生活に無理のない範囲で返したい」という方にとって、精神的にも家計的にも楽になる選択肢です。
返済に余裕が生まれることで、ほかの出費にも柔軟に対応できるようになるうえ、突然の出費にも慌てずに済みます。
生活の安定を優先したい方にとっては、借り換えは検討する価値がある方法です。毎月の返済にプレッシャーを感じている方は、無理のない返済額に見直すことで安心感が得られるでしょう。
返済額が少なくなることで、延滞リスクの軽減にもつながるぞ!
金利が下がったことで返済総額が減り、結果として返済期間が短くなるケースもあります。「早く完済したい」と思っている人にとっては、借り換えによってスピーディに完済を目指せるのは大きなメリットでしょう。
例えば、同じ返済額を続けながら金利だけが下がれば、そのぶん利息にまわるお金が少なくなり、元本の減りが早くなります。
これにより、完済までの期間が短縮されるのです。ボーナス月に繰り上げ返済を組み合わせれば、さらに効率よく返済できます。
将来の負担を減らすために早期完済を目指す人にも、借り換えはおすすめです。早めに返済を終えられれば、将来的な家計の見通しも立てやすくなり、新たなライフプランの実現に向けて一歩前進できます。
結婚、出産、転職など、ライフイベントを見据えて経済的な余裕を確保しておきたい人にもぴったりの選択肢でしょう。
カードローンの借り換えや借り換えローンはより低金利になることから、利用するメリットしかなさそうですよね。
しかし、カードローンを借り換えることで生じるデメリットがいくつかあるので見ていきましょう。
カードローンを借り換えることで、今よりも絶対に返済額が安くなるわけではありません。
借入の条件によっては借り換えないほうがコストを抑えられることもあります。
特に借入額が少なかったり、すでに低金利のカードローンを利用していたりする場合は、借り換えよりも現在のローンをそのまま利用するのがおすすめです。
借り換えるべきか迷ったら、公式サイトのシミュレーション結果を参考にするのも良いでしょう。
カードローンの借り換えには必ず審査があります。借り換えであっても、カードローンに申し込むことと同じなので審査は必須です。
また、カードローンと同じ条件で借り換えローンに申し込んでも、審査に通過できるとは断定できません。
「現在の借入条件で返済が厳しいために借り換えるのでは?」と判断される可能性も。借入額が高すぎるなど、借り換え可能な範囲を超える場合も審査通過は厳しいでしょう。
通常のカードローンに申し込むより、審査のハードルはやや高くなることを頭に入れておきましょう。
カードローンの借り換えは、すべての人にとってメリットがあるわけではありません。
「今よりも低金利にしたい」「毎月の返済を軽くしたい」という人にはおすすめの方法ですが、状況によっては逆に手間がかかるだけだったり、審査に通らなかったりするケースもあります。
ここでは、借り換えローンが向いている人・向いていない人の特徴をわかりやすくご紹介しましょう。
以下のような人には借り換えローンがおすすめです。
借り換えローンが特におすすめなのは、今利用しているカードローンの金利が高いと感じている人です。
例えば、18%前後の高金利で借りている場合、金利が10%前後のカードローンに乗り換えることで、利息の負担が大幅に減る可能性があります。
長期間にわたって借入を続ける予定がある人ほど、金利の差は大きな意味を持ちます。
金利は利息制限法によって上限が決められています。100万円以上は年15.0%、10万円以上100万円未満は18.0%と定められており、これを超える利息は法律上は無効となり支払い義務がありません。
また、「毎月の返済額が重く感じる」「家計を圧迫している」と感じている人にも借り換えは向いています。
借り換え先によっては月々の返済額が今より少なく設定できることもあるため、家計のゆとりを確保したい人にとっては嬉しいポイントでしょう。
さらに、提携ATMの数が少なく、返済や借入のたびに不便を感じている人など、今の借入先があまり使いやすくないと感じている人にも、借り換えはおすすめです。
近所や職場の近くで使えるATMが多い金融機関に乗り換えれば、日々の小さなストレスも軽減されるかもしれません。
利便性の高さは意外と見過ごされがちだが、長く付き合ううえでは重要なポイントだぞ!
一方で、以下のような人には借り換えローンがおすすめできません。
借り換えローンの利用がおすすめでない人としてまず挙げられるのが、すでに低金利のカードローンを利用している人です。
今の借入先の金利が10%以下であれば、借り換えても金利が大きく下がる可能性は低く、手続きの手間だけがかかってしまうかもしれません。
また、信用情報に不安がある人も借り換えは慎重に検討しましょう。
借り換えには新たな審査が必要で、過去に延滞があったり、現在の借入が多すぎたりすると審査に通らないこともあります。
万が一審査に落ちてしまうと、その記録が信用情報に残ってしまう可能性もあるため、無理な申し込みは避けるべきです。
さらに、借入残高が少なかったり、返済期間が短かったりする人も、借り換えのメリットをあまり感じにくいかもしれません。
例えば、あと数ヶ月で完済予定の借入に対して借り換えを行っても、総返済額が大きく減るわけではなく、むしろ手数料や諸費用の負担が増えることもあります。
借り換えは状況に応じて大きなメリットがありますが、すべてのケースで効果的とは限りません。
自分の返済状況や目的をしっかり見直したうえで、本当に借り換えが必要かを考えてみることが大切じゃ。
「借り換えローンなら審査が甘いのでは?」と考える人もいますが、実際には審査の甘い借り換えローンは存在しません。
借り換えローンは、すでに他社から借入をしている人が対象となるため、金融機関から見ると「追加で貸しても返済できるか」という点がよりシビアに判断されます。
過去に延滞がある場合や複数社から借りている場合は、返済能力に不安があると見なされ、審査が通りにくくなることも少なくありません。
さらに、「誰でも借りられる」「絶対に通る」といった誇大な表現は、貸金業法で禁止されている不当な広告であり、そのような宣伝をしている業者は闇金の可能性があります。
返済能力に不安がある人ほど「甘い審査」を求めがちですが、そのような言葉をうたう業者ほど危険性が高いため注意しましょう。
正規の貸金業者であれば、金融庁や都道府県の登録番号を持っているため、公式サイトや金融庁のデータベースで確認することが大切です。
審査基準は金融機関ごとに異なり、一般には公開されていませんが、信用情報機関への照会と収入状況の確認は必ず行われます。
SNSや掲示板で見かける個人間融資も、違法な高金利やトラブルのリスクが高いため気を付けるんだぞ!
借り換え時に気をつけたいのが「総量規制」の存在。これは、消費者金融などの貸金業者から借りられる金額が年収の3分の1までに制限されるという法律です。
すでにこの制限に近い金額を借りている場合、新たな借り換えが難しくなる可能性があります。
ただし、この総量規制は銀行などの金融機関には適用されず、銀行ごとに総量規制に相当する規制が独自に設けられているのが一般的です。そのため、場合によっては借り換え先として銀行系のカードローンを検討するのもひとつの手と言えるでしょう。
審査の内容は各金融機関によって異なるため、事前に必要書類や条件をよく確認し、自分の状況と照らし合わせてから申し込むことが大切です。
正直な情報で申し込むこと、返済実績を積み上げておくことが審査通過のカギになります。
不安な点がある場合は、事前に相談窓口で確認しておくと安心だぞ!
借り換えローンは金利を下げて返済負担を軽減できる反面、審査は決して甘くありません。ただ、申し込み前の準備や心掛けで通過率を少しでも高めることは可能です。
ここでは、審査に通るために押さえておきたい4つのポイントをご紹介します。
借り換えローンの審査に通るコツ
必要書類をそろえて正確に提出する
複数社への同時申し込みを避ける
安定した収入と返済実績を示す
借入件数や借入金額を減らしておく
借り換えローンの審査では、申込者の収入や本人確認を裏付ける書類の提出が必須です。
財務省の公式サイトによると、代表的な本人確認書類としては、運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類、源泉徴収票などが挙げられます。
これらに不備や記載ミスがあると、審査に時間がかかったり、最悪の場合は否決の原因となることもあるため注意が必要です。
転職直後で源泉徴収票が手元にない場合でも、直近の給与明細やボーナス明細など、安定収入を証明できる書類を準備すると良いでしょう。
提出前には、発行日やコピーの可否など必要書類の条件を確認し、最新かつ正確な情報をそろえて申し込むことが、スムーズな審査につながります。
「一社だけだと不安だから…」と、複数社へ同時に申し込むのは逆効果です。
短期間に複数の申し込みをすると、信用情報に申し込み履歴が残り、金融機関から返済に困っている可能性があると判断され、審査が通りにくくなるリスクがあります。
よって、借り換えローンを検討する際は、まず複数の商品を比較し、金利・返済期間・条件を総合的に確認したうえで1社に絞ることが大切です。
どうしても不安な場合は、申し込み前にカスタマーサポートへ問い合わせ、条件や必要書類の詳細を確認しておくと安心でしょう。
計画的に申し込みを進めることで、余計な信用情報への影響を防ぎ、結果的に審査通過率を高められます。
金融機関は審査時に、申込者の収入の安定性や過去の返済実績を重視します。
クレジットカードや他のローンで延滞が続いている場合や、複数の借入がある状態では、返済能力に不安があると判断される可能性が高くなります。
したがって、申し込み前には可能な範囲で小口の借入を返済したり、延滞がない状態に整えておくことが望ましいでしょう。
また、勤続年数が長いことや定期的な収入があることもプラス評価につながります。
こうした状況を整えておくことで、金融機関に「この人は計画的に返済できる」と判断されやすくなり、審査通過の可能性を引き上げることができます。
すでに複数のカードローン会社からお金を借りていたり、借入金額が多い場合は、借り換えローンを申し込む前に可能な限り、借入件数や借入金額を減らしておくのがおすすめです。
複数社から借り入れがある場合、借入金額が少ない会社は繰り上げ返済するなどして借入件数を減らしておくと良いでしょう。
また、完済履歴も信用情報に登録されることから、借入件数を減らすと借り換え時の審査にもプラスに働く可能性があります。
カードローンの借り換えを行う際の大まかな流れは、次の4ステップです。
カードローンの借り換えの流れ
新しいカードローンに申し込む
審査に通過したら、新しいカードローンから融資を受ける
受け取った融資金で既存のカードローンを一括返済する
以後は新しいカードローンへの返済を続ける
まずは、現在利用しているカードローンよりも金利が低い商品を選び、新しいカードローンに申し込みます。
必要書類としては、本人確認書類や収入証明書が必要になるケースが多いため、事前に準備しておくと良いぞ!
スムーズに審査を進めるためにも、申し込み時には、氏名や住所、勤務先、年収といった情報のほか、既存の借入状況も正確に申告しましょう。
また、借り換え先を決める際には、金利だけでなく返済期間や毎月の負担額、口コミやサポート体制なども総合的に確認しておくと安心です
審査に通過すると、新しいカードローンから融資が実行され、振り込まれた資金は既存のカードローンの残高を完済するために使用します。
金融機関によっては、利用者が自分で一括返済を手続きする場合と、金融機関側が直接返済を代行してくれる場合があるため、事前にどちらの方法か確認しておきましょう。
返済が完了したら、完済証明書や明細書をしっかり保管しておくことも大切です。
既存のカードローンが完済されれば、その後は新しいカードローンの返済のみを行います。
この段階で新たに設定された金利や返済スケジュールを確認し、改めて返済計画を立て直しましょう。
余裕があれば、繰り上げ返済を利用して総返済額や返済期間を短縮することもできます。
借り換え後も定期的に返済状況を見直し、必要があれば計画を修正しながら、無理なく返済を続けることがポイントです。
ココモーラの監修者である水野さんへ、借り換えローンで気になる部分を伺いました。借り換えローンを検討されている方はぜひ参考にしてください。
水野総合FP事務所代表。独立系ファイナンシャルプランナーとして個別相談、執筆・監修、講師、取材協力などマルチに活動。ライフプラン、資産運用、相続・資産承継といった幅広い相談内容に対応し、全国1000名を超える方から日本FP協会に寄せられる「くらしとお金」の電話相談を1年間担当。毎月20本以上の執筆・記事監修の他、大学や事業法人で講師を務め年80回登壇。学校法人専門学校非常勤講師として「投資の授業」を毎週行う。
金利や返済条件が有利なローンに借り換えることで、利息負担を軽減できることが借り換えローンを利用する大きなメリットです。
申し込み時には審査がありますが、借り換えによって返済条件を再設計でき、返済期間や月々の返済額をご自身のライフスタイルに合わせた形に変更できます。
借り換えローンで、複数の借り入れをまとめるのも効果的でしょう。返済日や返済額などの管理がシンプルになり、精神的な負担も軽減される可能性があります。
金利の低いローンへの借り換えであっても、期間に注意しましょう。借り換えローンで金利と返済額が引き下げられても、返済期間を長く設定した場合、利息の支払い総額が増えてしまう可能性があります。
また、借り換えは新たなローン契約になるため、申込者に対しては金融機関で必ず審査が実施されます。
審査結果によっては金利を下げられるとは限らず、希望する金額を借りられないケースもあります。また、審査に通過できなければ、借り換えそのものができません。
金融機関によっても対象となる借入の種類が異なります。借り換えローンを選ぶ際は、各社で提供されている商品性の違いについても確認し、ご自身に合ったローンであるかを必ずチェックしましょう。
借り換えの最大の目的は利息負担の軽減にあるため、比較検討時には金利が最も注目すべきポイントです。
ただし、表面的な金利だけでなく、事務手数料・保証料などのトータルコストを含め、本当に返済総額が下がるかを事前にシミュレーションすることが大切です。
月々の返済額、返済期間、ボーナス併用、繰上返済の可否など、返済条件の柔軟性も重要な判断軸になります。
ココモーラでは、カードローンの借り換え経験がある方を対象にアンケート調査を実施しました。利用者のリアルな意見を、カードローン選びにぜひ活用してください!
借り換え先 | 割合 |
---|---|
大手消費者金融 | 40.30% |
地方銀行 | 31.34% |
ネット銀行 | 31.34% |
メガバンク | 26.87% |
中小消費者金融 | 11.94% |
信販会社 | 4.48% |
その他 | 2.99% |
カードローンの借り換え先として最も多く挙げられたのは、「大手消費者金融」で約40%でした。
大手消費者金融の「アコム」や「プロミス」は借り換え専用ローンやおまとめローンを提供。消費者金融特有のスピード感はそのままに、金利を抑えることができます。
次いで「地方銀行」が多く、約31%でした。全国に支店を構える「メガバンク」よりも割合としては多く、地域密着型の手厚いサービスを求める利用者が多いのだと考えられます。
借入元 | 割合 |
---|---|
大手消費者金融 | 44.78% |
中小消費者金融 | 23.88% |
メガバンク | 23.88% |
地方銀行 | 23.88% |
ネット銀行 | 13.43% |
信販会社 | 13.43% |
その他 | 1.49% |
借り換え以前にもともと利用していたカードローンとして最も多く挙がったのは「大手消費者金融」で約45%でした。
次いで「中小消費者金融」で24%。消費者金融は総じて金利が高く長期的な借り入れには不向きじゃ!
ただし、メガバンクや地方銀行などの割合も並んで大きいため、ただ単に「金利が高いから借り換える」というよりも、複合的に様々な要因が絡み合って借り換えに至っていると考えられます。
借り換え後の金利 | 割合 |
---|---|
〜0.25% | 11.94% |
〜0.5% | 17.91% |
〜1% | 8.96% |
〜2% | 14.93% |
〜4% | 14.93% |
〜6% | 7.46% |
〜8% | 2.99% |
〜10% | 4.48% |
変わらなかった・上がった | 16.42% |
借り換え前と比較した金利の下落幅に関する調査も行いました。
金利が下がっても元本そのものが減るわけではありませんが、長期的に見て支払い負担が軽減されるメリットがあります。
調査の結果、「~0.5%」が最も多く約18%でした。次いで「変わらなかった・上がった」が約16%、「~2%」約15%と続きます。
長期的に高額を借り入れる場合にはよくチェックしておきたいポイントじゃ!
負担軽減 | 割合 |
---|---|
そう思う | 29.85% |
ややそう思う | 52.24% |
どちらともいえない | 11.94% |
あまりそう思わない | 2.99% |
そう思わない | 2.99% |
「借り換えにより負担が軽減された」と答えたのは、約82%でした。(「そう思う」「ややそう思う」の合計)
借り換えによって得られるメリットは、金利が下がることだけではありません。
たとえば、返済総額が減ることで返済期間が短くなったり、借り入れ先を1つにまとめることで支払いの管理が楽になったりといった点も大きなメリットです。
借り換えに迷っているなら、ぜひ今回のアンケート結果を参考にするのじゃ!
調査方法 | フリージーを利用した独自調査 |
---|---|
調査対象 | カードローンの借り換え経験がある |
調査対象者数 | 67人 |
年齢比率 | 10代:0人(0%) 20代:2人(2.99%) 30代:6人(8.96%) 40代:20人(29.85%) 50代:22人(32.84%) 60代以上:17人(25.37%) |
性別比率 | 男性:59人(88.06%) 女性:8人(11.94%) |
職業比率 | 会社員(正社員):42人(62.69%) 会社員(契約・派遣社員):6人(8.96%) 経営者・役員:1人(1.49%) 公務員(教職員を除く):2人(2.99%) 自営業:4人(5.97%) 自由業:0人(0%) 医師・医療関係者:1人(1.49%) 専業主婦:0人(0%) 学生:1人(1.49%) パート・アルバイト:3人(4.48%) 無職:7人(10.45%) その他:0人(0%) |
調査期間 | 2025年5月30日~6月12日 |
調査地域 | 日本 |
カードローンの借り換え関するアンケート調査の詳細>>
カードローンの借り換え関するアンケート調査の元データ(PDF)>>
・日本貸金業協会「資金需要者等の現状と動向に関するアンケート調査結果報告」(最終アクセス:2025年7月23日)
・昭和二十九年法律第百号「利息制限法」(平成22年6月18日 施行 )
・日本貸金業協会「お借入れは年収の3分の1まで」(最終アクセス:2025年5月8日)
・日本貸金業協会「誇大広告の禁止等に関する基準 」(最終アクセス:2025年5月8日)
・財務省 本人確認書類とは、どのような書類ですか(最終アクセス:2025年8月16日)
Q. 借り換えローンの審査は甘いですか?
Q. 借り換えローンの審査に通るコツはありますか?
Q. 借り換えローンのメリットは何ですか?
Q. 借り換えローンのデメリットは何ですか?
Q. 借り換えにおすすめなカードローンは?
Q. リボ払いをカードローンで借り換える際のデメリットは何ですか?
Q. ろうきんのカードローン借り換えの審査は厳しいですか?