更新日: 2026.04.14

水野総合FP事務所代表。独立系ファイナンシャルプランナーとして個別相談、執筆・監修、講師、取材協力などマルチに活動。ライフプラン、資産運用、相続・資産承継といった幅広い相談内容に対応し、全国1000名を超える方から日本FP協会に寄せられる「くらしとお金」の電話相談を1年間担当。毎月20本以上の執筆・記事監修の他、大学や事業法人で講師を務め年80回登壇。学校法人専門学校非常勤講師として「投資の授業」を毎週行う。

小樽商科大学卒業後、食品メーカーで営業企画を10年担当。夫の転勤に伴い退社・転居、不妊治療、高齢出産を経て、40歳で双子を出産。教育資金と老後資金の両立に不安を感じ、金融知識の重要性を痛感。メガバンク運用相談部門勤務を経て、独立。吉祥寺に「ライフ&キャリアデザイン」を開設し、教育資金や家計相談、マネーリテラシー教育を実践。 SNS : X / Instagram / blog

証券会社にて営業・経営企画部門、社長秘書等を行う。また、投資銀行業務にも携わる。
現在、不動産を含む資産運用と社会保障(特に年金)を主に、FP相談・執筆・講演・を行っている。東洋大学経営学部ファイナンス学科非常勤講師。
今ある借入残高を別のカードローンで返済することで、金利を下げて返済額を減らしたり、支払いの管理をしやすくしたりできる「カードローンの借り換え」。現在利用中のカードローンや複数の借入の金利が高く、返済に負担を感じている方におすすめの方法です。
ココモーラが行ったカードローンの借り換えに関するアンケート調査でも、借り換えを経験したことのある人のうち約約82%が、「借り換えにより負担が軽減された」と回答しています。
特に金利が高めの消費者金融から、消費者金融と比べて上限金利が低めな銀行カードローンなどへ借り換えることで総支払利息を大幅に減らせる可能性があります。借り換えローンによっては、どのくらい利息や総支払額を抑えられるのかシミュレーションできるものもあるので、参考にしてみるのも良いでしょう。
ただ、ローンによっては金利が下がらなかったり、かえって総支払額が増えるケースもあるため選び方には注意が必要です。また、借り換えには新たな審査が必要になるため、現在の返済状況や信用情報も重要な判断材料となります。
そこで本記事では、消費者金融と比べて金利が低めな銀行カードローンや借り換え専用ローンを中心に金利や審査の通りやすさ、融資スピードなどの観点から比較し、おすすめの借り換えローンをランキング形式でご紹介します。また、借り換えのメリット・デメリットや注意点、選び方のポイントもわかりやすく解説。月々の返済に悩んでいる方や今よりお得に返済したい方はぜひ参考にしてみてください!
| カードローン | 引用元:公式サイト ![]() 楽天銀行スーパーローン | 引用元:公式サイト ※1:横浜銀行ATM、コンビニ等ATM以外の提携金融機関ATMでのお借り入れには、所定の利用手数料が必要となります。 ※2:一部ATMを除きます ※3:契約までに口座開設が必要です ![]() 横浜銀行カードローン | 引用元:公式サイト ![]() ちばぎんカードローン(クイックパワー<アドバンス>) | ![]() みずほ銀行カードローン | ※:金利について:2026/3/6時点 引用元:公式サイト ![]() auじぶん銀行カードローン |
|---|---|---|---|---|---|
| 無利息期間 | - | なし | - | なし | - |
| 金利 | 年1.9〜14.5% | 年1.5〜14.6%(変動金利) | 年1.4〜14.8% | 年2.0〜14.0% | 年1.38~17.8%※ |
| 融資スピード | 最短即日~ | 最短即日 | - | 公式サイト参照 | 最短即日 |
| 借入限度額 | 10万円〜800万円 | 10万円~1,000万円(10万円単位) | 10万円〜800万円 | 10万円〜800万円 | 10万円〜800万円 |
| リンク | 詳しくはこちら(公式) |
3.87
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COCOMO AI 診断
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COCOMO AI 診断
過去12ヶ月で累計15000時間以上を商品やサービスレビューに費やしています。
客観的に評価ルールを策定済み(ココモーラコンテンツポリシー)
当サイト、ココモーラは金融庁に登録されている貸金業者の会社のカードローン会社のみを紹介しています。またココモーラのサービスは広告主のパートナー企業より報酬を得ています。ただし、広告主の好意的なレビューを書く保証をつける等で報酬を支払うなどは一切行っておりません。
「借り換えにおすすめのカードローンランキング」は、ココモーラ編集部が独自に調査・分析を行い、各カードローンの公式情報や実際の利用者の声、金融関連機関のデータなどをもとに作成しています。
ランキングの算定にあたっては、以下のような複数の客観的データ・情報源を総合的に参照しています。
ランキング算定にあたって
上記のデータをもとに、編集部が設定した独自の評価項目(総返済額の削減効果・審査・融資スピード・利便性など)に基づき、スコア化・ランキング化しています。
当サイトの借り換えにおすすめのカードローンランキングは、編集部が各カードローンの公式情報・利用者レビュー・特典内容をもとに、以下の6つの評価項目で独自に比較・点数化を行い、総合スコア順にランキング化しました。
評価項目 | 配点 | 内容説明 |
借り換えメリットの大きさ | 30点 | 借り換えによる金利引き下げ幅・返済負担の軽減度を評価。 |
上限金利の低さ | 20点 | 実際に多くのユーザーが適用される「上限金利」の低さを重視。 |
借り換え対応のしやすさ | 15点 | 専用プランの有無、公式サイトでの案内、相談体制など。 |
審査〜借り換えまでのスピード | 15点 | 審査の早さ・Web完結可否・融資実行までの手続き難易度。 |
手数料・諸費用の有無 | 10点 | 事務手数料・保証料の有無などコスト面の明瞭さを評価。 |
利用者の満足度・口コミ | 10点 | 実際に借り換えを行った人の満足度・安心感・人気度。 |
比較・採点の結果、以下のような総合スコアとなりました(※小数点以下切り捨て)。
カードローン名 | 総合得点(100点満点) | レーティング |
楽天銀行スーパーローン | 94点 | ★★★★★ |
横浜銀行カードローン | 92点 | ★★★★★ |
千葉銀行カードローン | 90点 | ★★★★☆ |
みずほ銀行カードローン | 88点 | ★★★★☆ |
auじぶん銀行カードローン | 85点 | ★★★☆☆ |
本ランキングは、「借り換えによる総返済額の削減や低金利を重視する一般ユーザー」を想定して評価しています。
金利水準や審査の柔軟性、借入限度額、返済のしやすさ、サポート体制などを中心に比較しており、スピード融資や少額融資を最優先する方には順位が異なって見える場合があります。
また、最新の金利やキャンペーン内容、各行の審査基準の変更によりランキングは随時変動する可能性があります。お申し込みの際は、必ず各カードローンの公式サイトで最新情報をご確認ください。
評価項目 | 点数 | 評価理由 |
借り換えメリットの大きさ | 29/30 | 上限金利は他社と比較しても低く、月々の返済負担が大きく軽減できる。 |
上限金利の低さ | 19/20 | 最大14.5%と平均より低水準で、借換先として非常に優秀。 |
借り換え対応のしやすさ | 15/15 | 明確な借換案内ページ・WEB完結対応・審査前シミュレーションも可能。 |
審査〜借り換えまでのスピード | 13/15 | 申込〜融資まで1週間前後。対応も丁寧で安心できる。 |
手数料・諸費用の有無 | 9/10 | 保証料・事務手数料なし。隠れコストが少なく安心。 |
利用者の満足度・口コミ | 9/10 | 「借換で返済がラクになった」というレビューが多数。信頼性も高い。 |
楽天会員向けの優遇条件があり、借り換え目的での使いやすさはトップクラス。上限金利14.5%&Web完結対応で申し込みの手軽さも◎。
審査はやや時間がかかることもあるが、その分条件が通りやすいとの声も。楽天ユーザーとの相性が抜群で、コスト面のメリットも高評価!
評価項目 | 点数 | 評価理由 |
借り換えメリットの大きさ | 28/30 | 上限金利が低く、借換対象が年率15%超のローンなら大幅な節約が可能。 |
上限金利の低さ | 18/20 | 上限金利が年14.6%に設定されている。 |
借り換え対応のしやすさ | 15/15 | 公式サイトでも借換に特化した案内あり、対応もスムーズ。 |
審査〜借り換えまでのスピード | 12/15 | 審査結果の回答は「最短即日」。安定感のあるスピード。 |
手数料・諸費用の有無 | 10/10 | 諸費用一切不要、借換後の管理費もかからない。 |
利用者の満足度・口コミ | 9/10 | 地元利用者からの信頼が厚く、地銀の中でも高評価。 |
上限金利年14.6%+手数料無料+借換対応ページありで、借換ユーザーに優しい設計。借換目的での相談も公式にOKとされており、地銀系ながらかなり先進的。
審査対応も早く、条件の明示もわかりやすい。横浜・首都圏ユーザーにとくにおすすめ!
評価項目 | 点数 | 評価理由 |
借り換えメリットの大きさ | 27/30 | 上限金利が比較的低く、年収に対して無理のない借換がしやすい。 |
上限金利の低さ | 17/20 | 上限金利14.8%。一定の優位性あり。 |
借り換え対応のしやすさ | 14/15 | 明示はないが、窓口・オンラインでの借換相談に柔軟に対応。 |
審査〜借り換えまでのスピード | 12/15 | Web申込可。書類提出後〜融資までに若干時間がかかる傾向。 |
手数料・諸費用の有無 | 10/10 | 手数料・保証料無料。費用面での安心感は大。 |
利用者の満足度・口コミ | 10/10 | 地域ユーザーから「親身な対応」と高評価を得ている。 |
ちばぎんは低金利&地域密着の安心感が強み。借り換えにも柔軟に対応している。明確な借換プランはないが、サポート体制・金利優遇などで評価は高い。
融資までのスピードも平均的で、地元での信頼感が抜群に高いローンとなっている。
評価項目 | 点数 | 評価理由 |
借り換えメリットの大きさ | 26/30 | 他社ローンよりも総返済額を抑えられるケースが多い。 |
上限金利の低さ | 18/20 | 上限金利14.0%で、借換先として安心できる水準。 |
借り換え対応のしやすさ | 13/15 | 借換専用ではないが、相談すれば十分対応可能。 |
審査〜借り換えまでのスピード | 11/15 | 審査はやや慎重な傾向で、少し時間がかかることも。 |
手数料・諸費用の有無 | 10/10 | 金融機関として諸費用ゼロで明瞭。 |
利用者の満足度・口コミ | 10/10 | 「安心感がある」「信頼できる」という声が多い。 |
メガバンクならではの安定感と年2.0%〜14.0%の低金利設定がポイント。ただし借換専用プランの記載がなく、やや汎用的なカードローン扱い。
借換目的でもOKだが、条件やフローはやや複雑なので、慎重に確認を。
評価項目 | 点数 | 評価理由 |
借り換えメリットの大きさ | 24/30 | 条件によっては金利が低くなるが、上限はやや高め。 |
上限金利の低さ | 15/20 | 上限金利17.5%と、他と比べて高めの設定。 |
借り換え対応のしやすさ | 13/15 | 借換専用シミュレーションが用意されており便利。 |
審査〜借り換えまでのスピード | 13/15 | スマホ完結で早く、申込後の手続きもスムーズ。 |
手数料・諸費用の有無 | 10/10 | 諸費用なしで借換できる点は高評価。 |
利用者の満足度・口コミ | 10/10 | スマホ中心の若年層を中心に高評価レビューが多い。 |
借換対応も明確で、KDDIユーザー特典や「借換シミュレーション」機能もあり便利。ただし上限金利17.5%とやや高めな点がマイナス要素に。
スピードやWeb完結性は非常に高評価!スマホで完結したい人におすすめ。
調査概要 | カードローン利用者の満足度調査 |
調査方法 | インターネットリサーチ |
調査時期 | 2024年12月〜 |
調査対象 | 日本に居住している18歳以上の男女 |
有効回答数 | 200件以上 |
調査機関 |
※最終更新:2026年3月11日
カードローンの「借り換え」とは、いま利用しているカードローンをより条件の良い別のカードローンに切り替えることをいいます。
これにより、毎月の利息負担が軽くなったり、支払い総額を減らせたりするメリットが期待できます。
もちろん、借入の一部だけを借り換えるという使い方も可能です。
日本貸金業協会の調査でも、今後利用してみたい商品として借り換えローンを選んだ人は13.9パーセントいることがわかりました。一定数の方には需要があると考えられます。
返済条件を見直したいときに、選択肢のひとつとして考えてみると良いでしょう。
「借り換え」とよく似た言葉に「おまとめローン」がありますが、両者には違いがあります。
項目 | 借り換え | おまとめローン |
目的 | 1社の条件改善 | 複数社の一本化 |
対象 | 原則として1社 | 2社以上の複数社 |
借り換えは、今使っている1社のカードローンをより良い条件の1社に切り替える方法です。
一方でおまとめローンは、複数のカードローンを1つにまとめる方法。たとえば2〜3社から借り入れている人が、それらをまとめて1社に集約するのが「おまとめ」です。
おまとめローンにすると支払日も1回にまとまり、返済管理がしやすくなります。さらに、まとめた先の金利が低ければ、利息の負担も減らせる可能性があります。
自分がいま何社から借り入れしているのか、どこを見直したいのかによって、どちらを選ぶか検討してみましょう。
カードローンを利用していて「利息が高いな…」「返済がちょっとキツくなってきた…」と感じているなら、借り換えローンを検討するのもひとつの手です。
ここでは、借り換えローンがおすすめな理由をいくつかのポイントに分けて紹介していきます。
借り換えローンの一番の魅力は、金利を下げることで利息の負担を減らせることです。
例えば、年18パーセントのカードローンから年12パーセントのローンに借り換えた場合、同じ金額・同じ返済期間でも、支払う利息は大きく変わります。
利息は借入残高に金利を掛けて計算されるため、金利がわずかに下がるだけでも返済総額には大きな差が生まれるのです。
特に、借入額が大きくなるほど効果を感じやすく、利息だけで数十万円の差がつくこともあります。
家計の負担を軽くしたい方や、長期的に計画的に返済していきたい方には大きなメリットとなるでしょう。
借り換え先のローンによっては、月々の返済額が抑えられることもあります。
「1回あたりの負担がちょっと重たいな…」と感じているなら、借り換えることで月々の支払いがゆとりのある金額になるかもしれません。
返済額を抑えることで返済期間が長くなることもありますが、「今の生活に無理のない範囲で返したい」という方にとっては有効な選択肢です。
返済に余裕が生まれることで、ほかの出費にも柔軟に対応できるようになるうえ、突然の出費にも慌てずに済みます。
生活の安定を優先したい方にとっては、借り換えは検討する価値がある方法です。
毎月の返済にプレッシャーを感じている方は、無理のない返済額に見直すことで安心感が得られるでしょう。
返済額が少なくなることで、延滞リスクの軽減にもつながります。
金利が下がったことで返済総額が減り、結果として返済期間が短くなるケースもあります。
「早く完済したい」と思っている人にとっては、借り換えによってスピーディに完済を目指せるのは大きなメリットでしょう。
同じ返済額を継続 | 利息分が減り、元本の減りが早くなる |
繰り上げ返済の活用 | ボーナス月などに組み合わせればさらに効率的 |
将来の負担を減らすために早期完済を目指す人にも、借り換えはおすすめです。
早めに返済を終えられれば、将来的な家計の見通しも立てやすくなり、新たなライフプランの実現に向けて一歩前進できます。
結婚、出産、転職など、ライフイベントを見据えて経済的な余裕を確保しておきたい人にもぴったりの選択肢でしょう。
「毎月の支払額が一定で便利」と思って使い始めたクレジットカードのリボ払い。しかし、なかなか残高が減らずに悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
リボ払いの返済をラクにする方法として、「カードローンへの借り換え」はとても効果的です。
なぜカードローンに切り替えるとメリットがあるのか、その理由をわかりやすく解説します。
リボ払いから借り換えるメリット
クレジットカードのショッピングリボ払いは、一般的に年 15.0パーセント という高い手数料(金利)が設定されています。
一方で、銀行などのカードローンはそれよりも低い金利で設定されていることが多いため、借り換えるだけで支払う総額を減らせます。
項目 | クレジットカードのリボ払い | 銀行カードローン(例) |
一般的な金利(年率) | 15.0パーセント前後で固定 | 1.5パーセント〜14.5パーセント程度 |
100万円借りた場合 | 年15.0パーセント(上限に近い) | 年15.0パーセント以下(法律で決まり) |
法律(利息制限法)により、100万円以上の借入をする場合、金利は必ず「年15.0パーセント以下」に下げなければならないと決まっています。
銀行によっては年10パーセント〜12パーセント程度になることもあり、残高が多い人ほど金利の差による節約効果を実感しやすくなるでしょう。
リボ払いのデメリットは、「あといくら払えば完済なのか」が見えにくい点です。
追加で買い物をすると支払期間が勝手に延びてしまうため、終わりが見えない「リボ地獄」に陥りやすいです。
カードローンへ借り換えることで、以下のようなメリットが生まれます。
返済計画が立てやすい | 「毎月〇円返せば、あと〇ヶ月で完済」というスケジュールがはっきりします。 |
返済専用として管理できる | 買い物(ショッピング)と返済を切り離すことで、お金の流れがシンプルになります。 |
「リボ払い」と「カードローン」のそれぞれの特徴を比較表にまとめました。
比較項目 | クレジットカードのリボ払い | 借り換え後のカードローン |
金利の低さ | 高め(年15.0パーセントが主流) | 低めになる可能性が高い |
返済のしやすさ | 買い物と混ざって把握しにくい | 返済に特化しているので管理が楽 |
精神的な安心感 | 終わりが見えず不安になりやすい | ゴール(完済日)が決まるので前向きになれる |
使い過ぎ防止 | ついつい買い物をしてしまう | 返済専用にすれば無駄遣いを防げる |
カードローンへの借り換えは「借金が消える魔法」ではありません。
あくまで「金利を下げて効率よく返すための手段」です。
もし借り換えに成功したら、以下の2点を意識しましょう。
クレジットカードは極力使わない | せっかく借り換えても、またカードでリボ払いをしてしまっては意味がありません。 |
余裕がある時は「追加返済」をする | ードローンはいつでも多めに返済できます。ボーナス時などにまとめて返すと、さらに利息をカットできます。 |
「今のリボ払いの手数料が高いな」と感じているなら、一度銀行のカードローンなどでシミュレーションをしてみるのが、完済への近道になるでしょう!
カードローンの借り換えは、金利の引き下げや返済負担の軽減が期待できる便利な方法ですが、メリットだけではなく注意すべきデメリットも存在します。
事前にデメリットを理解せずに借り換えを行うと、「思っていたより返済が楽にならなかった」「逆に負担が増えてしまった」といった結果につながる可能性もあるため注意が必要です。
ここではカードローン借り換えを検討する際に知っておきたいポイントをわかりやすく解説します。
カードローンの借り換えをするデメリット
カードローンの借り換えは、既存の借入をまとめる手続きではありますが、新たにローンを契約することに変わりはありません。そのため、通常のカードローンと同様に審査が行われます。
特に、すでに複数社から借入がある場合や、過去に返済の遅れがある場合は返済能力に不安があると判断され、審査に通りにくくなる傾向があります。
また、銀行カードローンの場合は消費者金融よりも審査が厳しい傾向があり、年収や勤続年数、他社借入状況などがより重視されます。
審査に落ちた場合は信用情報に申込履歴が残るため、短期間に何度も申し込むのは避けた方が良いでしょう。
借り換えによって月々の返済額を抑えられるケースは多いですが、その一方で返済期間が長くなると、支払う利息の総額が増えてしまう可能性があります。
たとえ金利が下がったとしても、返済期間が大幅に伸びてしまえば結果として支払う総額が増えることもあるため注意が必要です。
借り換えを検討する際は、毎月の返済額だけで判断するのではなく、最終的な総返済額まで含めて比較しましょう。シミュレーションを活用しながら、どちらが負担を抑えられるかを確認しておくと安心です。
借り換えを行えば必ず金利が下がると思われがちですが、実際には審査結果によって現在とあまり変わらない金利が提示されることもあります。
カードローンの金利は、借入額や信用情報によって決まるため、借入額が少ない場合や信用状況によっては上限金利が適用されるケースもあります。
借り換えを検討する際は、事前に各社の金利体型を確認し、自分の条件でどの程度の金利が適用されるかを把握しておくことが重要です。
借り換えによるメリットを最大化するには、現在の借入状況を正確に把握し、最適な実行時期を見極めることが重要です。
借り換えを検討するのがおすすめのタイミングは、以下の条件を満たす場合です。
借入残高:100万円以上 | 残高が少ないと、手続きの手間と比較してメリットが小さくなる。 |
残り返済期間:1年以上 | 完済まで残り数ヶ月の場合、金利差による利息削減効果が薄い。 |
金利差:最低でも2%以上 | 金利差が小さいと、借り換え手数料などを考慮すると損益分岐点を超えにくい。 |
例えば、金利18パーセントで200万円を借りている人が金利12パーセントに借り換えることで、3年間の返済期間で約40万円の利息軽減が期待できます。
借り換えには新規の審査が伴うため、以下のような審査に通りやすいタイミングで申し込むことが重要。
ボーナス時期や昇給直後 | 収入証明書に有利な数字が記載されている時期。 |
他社申込から6ヶ月以上 | 多重申込の履歴がない時期。 |
最適なタイミングは、ボーナス時期や昇給直後など、収入証明書に有利な数字が記載されている時期に申し込みをしてみると良いでしょう、
項目 | 借り換えローン | おまとめローン |
メリット | 返済負担を軽減できる | ・金利の引き下げ ・利息負担の軽減 ・返済日の一本化 |
デメリット | 無計画な実行は状況を悪化させる可能性 | 借り換え後の追加借入は厳禁 |
専門家への相談も視野に入れ、計画的に進めることをおすすめします。
借り換えローンはすべての人に必要なものではありませんが、現在の借入状況によっては返済負担を大きく軽減できる可能性があります。
ここでは、借り換えを検討することでメリットを得やすい人の特徴について具体的に解説します。
借り換えローンがおすすめな人
現在利用しているカードローンの金利が高いと感じている場合は、借り換えによって利息の負担を軽減できる可能性があります。
カードローンは金利によって総返済額が左右されるため、同じ借入額であっても金利が数%下がるだけで、最終的に支払う利息は大きく変わります。
特に、消費者金融の上限金利に近い水準で借入している場合は、銀行カードローンや借り換え専用ローンへ切り替えることで長期的に見た負担を抑えやすくなります。
また、現在の金利を把握していないまま返済を続けている人も少なくありません。借り換えを検討することで自分の借入条件を見直すきっかけにもなり、より有利な条件で返済を進められる可能性があります。
今後も長期間にわたって返済が続く見込みがある場合は、借り換えの効果を実感しやすいです。
返済期間が長くなるほど、利息の影響は大きくなります。そのため、できるだけ早い段階で金利の低いローンに切り替えておくことで将来的な利息負担を抑えられるでしょう。
特に借入残高が大きく数年単位で返済が続く場合は、わずかな金利差でも総返済額に大きな差が生まれることがあります。こうしたケースでは、借り換えによるメリットが出やすく、長期的な視点で見ると家計の負担軽減にもつながります。
現在の返済額が負担となり、生活費に影響が出ていると感じている場合も借り換えを検討するタイミングです。借り換えによって返済期間を見直すことで、月々の返済額を抑えられるケースがあります。
毎月の支出に余裕が生まれることで、急な出費にも対応しやすくなり、精神的な負担の軽減にもつながるでしょう。
ただし、返済期間を延ばすことで総返済額が増える可能性がある点には注意が必要です。目先の返済額だけで判断するだけでなく、最終的にどれくらい支払うことになるのかも含めて検討することが大切です。
現在利用しているカードローンの利便性に不満を感じている場合も借り換えを検討する理由のひとつになります。
ATM手数料がかかる、返済方法が限られている、アプリやWebサービスが使いづらいといった不便さがあると日常的な利用や管理にストレスを感じやすくなるでしょう。
こうした不満は小さなことのように見えても、長期間利用する中では大きな負担になることも。借り換えで、より使いやすいサービスを提供している金融機関へ切り替えることで、返済のしやすさや管理のしやすさが改善され、無理なく継続しやすくなります。
金利面だけでなく利便性も含めて見直すことが重要です。
借り換えローンは返済負担を軽減できる可能性がある一方で、すべての人にとってメリットがあるわけではありません。状況によっては、借り換えを行わない方が結果的に負担を抑えられるケースもあります。
ここでは、借り換えを慎重に検討すべき人の特徴について解説します。
すでに年10%以下の低金利でカードローンを利用している場合は、借り換えによるメリットが小さい可能性があります。
カードローンの金利は借入額や信用情報によって決まるため、新たに借り換えを行っても現在より大きく金利が下がるとは限りません。
特に銀行カードローンなどで低金利が適用されている場合は、借り換え後も同程度の金利になるケースもあります。
そのため、無理に借り換えを行うよりも、現在の条件のまま返済を続けた方が結果的に負担を抑えられることも。借り換えを検討する際は、どの程度金利差があるのかを事前に確認することが重要です。
過去に返済の遅れや延滞があるなど信用情報に不安がある場合は、借り換えの審査に通りにくくなる可能性があります。
借り換えローンは新規契約となるため、通常のカードローンと同様に審査が必須です。現在の借入状況や過去の利用履歴によっては、返済能力に不安があると判断され、希望通りの条件で借り換えできないこともあります。
審査に落ちた場合は申込履歴が信用情報に一定期間残るため、短期間で複数の申し込みを行うと、さらに審査に不利になる可能性もあるため注意が必要です。
信用情報に不安がある場合は、まず現在の借入をきちんと返済し、状況を改善してから検討するのが良いでしょう。
現在の借入残高が少ない場合や、すでに返済終盤に近い場合は、借り換えのメリットを感じにくい傾向があります。
借り換えは、残高が大きく返済期間が長いほど効果が出やすい仕組みです。
残りの借入額が少ない場合や返済期間が短い場合は、金利が多少下がったとしても総返済額への影響は限定的になります。
また、借り換えによって手続きの手間が増えるだけでなく、場合によっては返済期間が延びてしまい、かえって支払総額が増えるリスクも。こうしたケースでは、現在のローンをそのまま完済する方が合理的といえるでしょう。
実際に、日本貸金業協会の返済シミュレーションを用いて、100万円の借金を借り換えローンで借り換えた場合の返済総額について計算してみました。
シミュレーションの手順
1.借入金額・返済手段・金利を入力
2.分割回数・ボーナス払いの有無を設定
3.表示された結果と月々の支払額を確認
当サイトでは、金利18パーセント→金利12パーセントの借り換えローンに切り替えた場合を想定して計算を行いました。
条件は以下の通りです。
借入金額 | 100万円 |
返済手段 | 元利均等返済 |
金利 | 18%→ 12% |
分割回数 | 12回 |
ボーナス払い | 0円 |
検証結果は以下のようになりました。
つまり、金利がわずか6パーセント下がるだけでも年間で3万円以上の節約が可能ということです。
ですが、カードローンの金利は、借入額や信用情報によっても異なるので注意しましょう。
トータルでお得になるか確認するため、複数の金融機関で金利や手数料を比較することが大切です。
「借り換えローンなら審査が甘いのでは?」と考える人もいますが、実際には審査の甘い借り換えローンは存在しません。
借り換えローンは、すでに他社から借入をしている人が対象となるため、金融機関から見ると「追加で貸しても返済できるか」という点がよりシビアに判断されます。
過去に延滞がある場合や複数社から借りている場合は、返済能力に不安があると見なされ、審査が通りにくくなることも少なくありません
審査が厳しくなる要因をいかにまとめました。
過去の延滞 | 返済能力に不安があると見なされるため |
複数社からの借入 | 多重債務の状態はリスクが高いと判断されるため |
また、「誰でも借りられる」「絶対に通る」といった誇大な表現は、貸金業法で禁止されている不当な広告です。
そのような宣伝をしている業者は闇金の可能性があります。
正規の貸金業者であれば、金融庁や都道府県の登録番号を持っているため、公式サイト等で確認しましょう。
関連記事
借り換え時に気をつけたいのが「総量規制」の存在。
これは、消費者金融などの貸金業者から借りられる金額が年収の3分の1までに制限されるという法律です。
すでにこの制限に近い金額を借りている場合、新たな借り換えが難しくなる可能性があります。
審査の内容は各金融機関によって異なるため、事前に必要書類や条件をよく確認し、自分の状況と照らし合わせてから申し込むことが大切です。
正直な情報で申し込むこと、返済実績を積み上げておくことが審査通過のカギになります。
審査は決して甘くありませんが、申し込み前の準備で通過率を高めることは可能です。
審査に通るための4つのポイント
1.必要書類をそろえて正確に提出する
2.複数社への同時申し込みを避ける
3.安定した収入と返済実績を示す
4.借入件数や借入金額を減らしておく
借り換えローンの審査では、申込者の収入や本人確認を裏付ける書類の提出が必須です。
財務省の公式サイトによると、代表的な本人確認書類としては、運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類、源泉徴収票などが挙げられます。
これらに不備や記載ミスがあると、審査に時間がかかったり、最悪の場合は否決の原因となることもあるため注意が必要です。
転職直後で源泉徴収票が手元にない場合でも、直近の給与明細やボーナス明細など、安定収入を証明できる書類を準備すると良いでしょう。
提出前には、発行日やコピーの可否など必要書類の条件を確認し、最新かつ正確な情報をそろえて申し込むことが、スムーズな審査につながります
注釈
「一社だけだと不安だから…」と、複数社へ同時に申し込むのは逆効果です。
短期間に複数の申し込みをすると、信用情報に申し込み履歴が残り、金融機関から返済に困っている可能性があると判断され、審査が通りにくくなるリスクがあります。
よって、借り換えローンを検討する際は、まず複数の商品を比較し、金利・返済期間・条件を総合的に確認したうえで1社に絞ることが大切です。
どうしても不安な場合は、申し込み前にカスタマーサポートへ問い合わせ、条件や必要書類の詳細を確認しておくと安心でしょう。
金融機関は審査時に、申込者の収入の安定性や過去の返済実績を重視します。
クレジットカードや他のローンで延滞が続いている場合や、複数の借入がある状態では、返済能力に不安があると判断される可能性が高くなります。
したがって、申し込み前には可能な範囲で小口の借入を返済したり、延滞がない状態に整えておくことが望ましいでしょう。
また、勤続年数が長いことや定期的な収入があることもプラス評価につながります。
こうした状況を整えておくことで、金融機関に「この人は計画的に返済できる」と判断されやすくなり、審査通過の可能性を引き上げることができます。
すでに複数のカードローン会社からお金を借りていたり、借入金額が多い場合は、借り換えローンを申し込む前に可能な限り、借入件数や借入金額を減らしておくのがおすすめです。
また、完済履歴も信用情報に登録されることから、借入件数を減らすと借り換え時の審査にもプラスに働く可能性があります。
複数社から借り入れがある場合、借入金額が少ない会社は繰り上げ返済するなどして借入件数を減らしておくと良いでしょう。
方も少なくないでしょう。ただ審査に落ちたからといって、返済の選択肢が完全になくなるわけではありません。
ここでは借り換えが難しかった時に検討したい代表的な対応策を紹介します。
借り換えができず今後の返済が明らかに厳しい場合は、債務整理を視野に入れるのもひとつの方法です。
債務整理には、主に任意整理・個人再生・自己破産といった手続きがあります。
方法 | 内容 | メリット |
任意整理 | 利息カットや期間の再交渉 | 周囲に知られにくい |
個人再生 | 借金を大幅に減額 | 住宅を残せる可能性 |
自己破産 | 返済義務の免除 | 借金がゼロになる |
いずれの方法も信用情報には影響が出るので、利用する際は専門家に相談したうえで慎重に判断しましょう。
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返済が一時的に困難になっている場合は、公的な支援制度を頼るのも選択肢のひとつです。
代表的なものに「生活福祉資金貸付制度」があり、低所得世帯や生活に困窮している方を対象に、低金利または無利子で資金を借りられます。
他にも住宅確保給付金や生活保護など、状況に応じて利用できる支援制度も。
早めに自治体の窓口へ相談することで、思わぬ支援につながるケースもありますよ。
借り換えができなかった場合でも、家計を立て直しながら今のローンを返済していく道もあります。
まずは支出を整理し、固定費を中心に見直すことから始めましょう。
また、無理のない範囲で収入を増やすこともひとつの方法です。繰上げ返済を少しずつ行うだけでも、完済までの期間短縮につながります。
カードローンの借り換えを行う際の大まかな流れは、次の4ステップです。
借り換えの4ステップ
1.新しいカードローンに申し込む
2.審査に通過したら、融資を受ける
3.既存のカードローンを一括返済する
4.以後は新しいカードローンへの返済を続ける
まずは、現在利用しているカードローンよりも金利が低い商品を選び、新しいカードローンに申し込みます。
スムーズに審査を進めるためにも、申し込み時には、氏名や住所、勤務先、年収といった情報のほか、既存の借入状況も正確に申告しましょう。
また、借り換え先を決める際には、金利だけでなく返済期間や毎月の負担額、口コミやサポート体制なども総合的に確認しておくと安心です
審査に通過すると、新しいカードローンから融資が実行され、振り込まれた資金は既存のカードローンの残高を完済するために使用します。
既存ローンの完済方法は、利用者が自分で行う場合と、金融機関側が代行してくれる場合があります。事前にどちらの方法か確認しておきましょう。
返済が完了したら、完済証明書や明細書をしっかり保管しておくことも大切です。
既存のカードローンが完済されれば、その後は新しいカードローンの返済のみを行います。
ココモーラの監修者である山内真由美さんに、カードローンの借り換えについてインタビューしました。「カードローンはとにかく金利で選んでほしい」と語る山内さんのアドバイスをぜひ読んでみてください。
【インタビュー概要】 カードローンの借り換えを行う場合は、今のカードローンより低金利のものをまずは選ぶのがおすすめとのこと。希望する条件によっては、借り換えないほうがお得なこともあるが、その判断はシミュレーションを使ってほしいとアドバイスをいただいた。
カードローンの借り換えにおすすめの商品や選び方はありますか?
借り換えるということは金利差がないと意味がないので、気を付けるとしたらやはり金利ですかね。もともと金利が高いところから低いところに借り換えるので。
ありがとうございます。条件によっては借り換えても意味がないことがあると思いますが、どうしたら判断できますか?
今時はシミュレーションが充実しているので、そこで1回やってみて気になるようだったら問い合わせでも良いと思います。それでもやはり金利差で決まってしまう感じはありますね。
借り換えとは少し違いますが、借入をまとめる方もけっこういます。返し方が違ったり、返済する口座が違ったり、締め日や入金日が違ったりとなると大変ですよね。複数借りているなら、借り換えよりもおまとめの方が良いかもしれません。
借り換え目的でカードローンを選ぶ場合、金利が高い商品から低い商品に借り換えるのがスタンダードな方法なので、金利に注目するのがおすすめとアドバイスをいただきました。
しかし、借入残高や条件によっては借り換えたほうが良いか判断しづらいです。
その解決策として山内さんは、借り換えのシミュレーションをまずは利用してみることを挙げられました。
正確でなくても、素人がなんとなくで判断するよりは使ってみるのが良さそうです。
それでもわからなければ問い合わせてみればOKなので、借り換えで悩んでいるのであればまずシミュレーションで確認するところからスタートしてみましょう!
【インタビュー実施概要】
インタビュー対象:山内 真由美さん(CFP®︎認定者、1級FP技能士)
インタビュー取材実施日:2025/8/21
実施場所:FPオフィス ライフ&キャリアデザイン事務所
インタビュアー:ココモーラ編集チーム(岩出・神田)
→インタビューの紹介ページはこちら
ココモーラの監修者である水野さんへ、借り換えローンで気になる部分を伺いました。借り換えローンを検討されている方はぜひ参考にしてください。
【インタビュー概要】 借り換えローンを利用するメリットとしては利息の負担が軽くなることで、比較する際は金利に注目してほしいとのこと。借り換えは金利が低くなるので便利なシステムだが、返済期間を長くすると借り換え前のほうが返済総額が少ないことも。また、金利だけでなく手数料なども含めたトータルコストで考慮してほしいそうだ。
借り換えローンを利用するメリットを教えてください。
金利や返済条件が有利なローンに借り換えることで、利息負担を軽減できることが借り換えローンを利用する大きなメリットです。
申し込み時には審査がありますが、借り換えによって返済条件を再設計でき、返済期間や月々の返済額をご自身のライフスタイルに合わせた形に変更できます。
借り換えローンで、複数の借り入れをまとめるのも効果的でしょう。返済日や返済額などの管理がシンプルになり、精神的な負担も軽減される可能性があります。
借り換えローンを利用するデメリットを教えてください。
金利の低いローンへの借り換えであっても、期間に注意しましょう。借り換えローンで金利と返済額が引き下げられても、返済期間を長く設定した場合、利息の支払い総額が増えてしまう可能性があります。
また、借り換えは新たなローン契約になるため、申込者に対しては金融機関で必ず審査が実施されます。
審査結果によっては金利を下げられるとは限らず、希望する金額を借りられないケースもあります。また、審査に通過できなければ、借り換えそのものができません。
借り換えローンを選ぶ際、注目すべきポイントはどこですか?
金融機関によっても対象となる借入の種類が異なります。借り換えローンを選ぶ際は、各社で提供されている商品性の違いについても確認し、ご自身に合ったローンであるかを必ずチェックしましょう。
借り換えの最大の目的は利息負担の軽減にあるため、比較検討時には金利が最も注目すべきポイントです。
ただし、表面的な金利だけでなく、事務手数料・保証料などのトータルコストを含め、本当に返済総額が下がるかを事前にシミュレーションすることが大切です。
月々の返済額、返済期間、ボーナス併用、繰上返済の可否など、返済条件の柔軟性も重要な判断軸になります。
借り換えローンは金利が低くなることがメリットですが、金利以外にかかる費用も含めて借り換えのメリットがあるか考えてほしいと教えていただきました。
ただ、総合的に考えて借り換えのメリットがあるかは分かりにくい部分なので、正確に知りたい場合はカードローン各社に問い合わせたり、見積もりを出してもらったりするのが良いといえます。
借り換え時は負担を減らすことばかり考えてしまいそうですよね。
しかし、返済期間をより短くすることで返済総額が減るため、借り換え以上の負担軽減ができます。借り換え時は返済期間にも注意して利用しましょう!
【インタビュー実施概要】
インタビュー対象:水野 崇さん(CFP®︎認定者、1級FP技能士)
インタビュー取材実施日:2025/8/7
実施場所:株式会社ゼロアクセル本社
インタビュアー:ココモーラ編集チーム(岩出・神田)
借り換え先 | 割合 |
大手消費者金融 | 40.30% |
地方銀行 | 31.34% |
ネット銀行 | 31.34% |
メガバンク | 26.87% |
中小消費者金融 | 11.94% |
信販会社 | 4.48% |
その他 | 2.99% |
カードローンの借り換え先として最も多く挙げられたのは、「大手消費者金融」で約40%でした。
アコムやプロミスは借り換え専用ローンやおまとめローンを提供しており、消費者金融特有のスピード感はそのままに金利を抑えることができます。
次いで「地方銀行」が多く、約31%でした。全国に支店を構える「メガバンク」よりも割合としては多く、地域密着型の手厚いサービスを求める利用者が多いのだと考えられます。
借入元 | 割合 |
大手消費者金融 | 44.78% |
中小消費者金融 | 23.88% |
メガバンク | 23.88% |
地方銀行 | 23.88% |
ネット銀行 | 13.43% |
信販会社 | 13.43% |
その他 | 1.49% |
借り換え以前にもともと利用していたカードローンとして最も多く挙がったのは「大手消費者金融」で約45%でした。
次いで「中小消費者金融」で24%。
消費者金融は総じて金利が高く長期的な借り入れには不向きです。
ただし、メガバンクや地方銀行などの割合も並んで大きいため、ただ単に「金利が高いから借り換える」というよりも、複合的に様々な要因が絡み合って借り換えに至っていると考えられます。
借り換え後の金利 | 割合 |
〜0.25% | 11.94% |
〜0.5% | 17.91% |
〜1% | 8.96% |
〜2% | 14.93% |
〜4% | 14.93% |
〜6% | 7.46% |
〜8% | 2.99% |
〜10% | 4.48% |
変わらなかった・上がった | 16.42% |
借り換え前と比較した金利の下落幅に関する調査も行いました。
金利が下がっても元本そのものが減るわけではありませんが、長期的に見て支払い負担が軽減されるメリットがあります。
調査の結果、「~0.5%」が最も多く約18%でした。次いで「変わらなかった・上がった」が約16%、「~2%」約15%と続きます。
負担軽減 | 割合 |
そう思う | 29.85% |
ややそう思う | 52.24% |
どちらともいえない | 11.94% |
あまりそう思わない | 2.99% |
そう思わない | 2.99% |
「借り換えにより負担が軽減された」と答えたのは、約82%でした。(「そう思う」「ややそう思う」の合計)
借り換えによって得られるメリットは、金利が下がることだけではありません。
たとえば、返済総額が減ることで返済期間が短くなったり、借り入れ先を1つにまとめることで支払いの管理が楽になったりといった点も大きなメリットです。
調査方法 | フリージーを利用した独自調査 |
調査対象 | カードローンの借り換え経験がある 18歳以上85歳以下の男女 |
調査対象者数 | 67人 |
調査期間 | 2025年5月30日~6月12日 |
年齢比率 | 10代:0人(0%) 20代:2人(2.99%) 30代:6人(8.96%) 40代:20人(29.85%) 50代:22人(32.84%) 60代以上:17人(25.37%) |
性別比率 | 男性:59人(88.06%) 女性:8人(11.94% |
職業比率 | 会社員(正社員):42人(62.69%) 会社員(契約・派遣社員):6人(8.96%) 経営者・役員:1人(1.49%) 公務員(教職員を除く):2人(2.99%) 自営業:4人(5.97%) 自由業:0人(0%) 医師・医療関係者:1人(1.49%) 専業主婦:0人(0%) 学生:1人(1.49%) パート・アルバイト:3人(4.48%) 無職:7人(10.45%) その他:0人(0%) |
調査地域 | 日本 |
・日本貸金業協会「資金需要者等の現状と動向に関するアンケート調査結果報告」(最終アクセス:2026年3月10日) ・昭和二十九年法律第百号「利息制限法」(平成22年6月18日 施行 )
・日本貸金業協会「お借入れは年収の3分の1まで」(最終アクセス:2026年3月10日)
・日本貸金業協会「誇大広告の禁止等に関する基準 」(最終アクセス:2026年3月10日)
・楽天銀行カードローン「返済シミュレーション」(最終アクセス:2026年3月10日)
・財務省 本人確認書類とは、どのような書類ですか(最終アクセス:2026年3月10日)