更新日: 2026.04.14

水野総合FP事務所代表。独立系ファイナンシャルプランナーとして個別相談、執筆・監修、講師、取材協力などマルチに活動。ライフプラン、資産運用、相続・資産承継といった幅広い相談内容に対応し、全国1000名を超える方から日本FP協会に寄せられる「くらしとお金」の電話相談を1年間担当。毎月20本以上の執筆・記事監修の他、大学や事業法人で講師を務め年80回登壇。学校法人専門学校非常勤講師として「投資の授業」を毎週行う。

小樽商科大学卒業後、食品メーカーで営業企画を10年担当。夫の転勤に伴い退社・転居、不妊治療、高齢出産を経て、40歳で双子を出産。教育資金と老後資金の両立に不安を感じ、金融知識の重要性を痛感。メガバンク運用相談部門勤務を経て、独立。吉祥寺に「ライフ&キャリアデザイン」を開設し、教育資金や家計相談、マネーリテラシー教育を実践。 SNS : X / Instagram / blog

証券会社にて営業・経営企画部門、社長秘書等を行う。また、投資銀行業務にも携わる。
現在、不動産を含む資産運用と社会保障(特に年金)を主に、FP相談・執筆・講演・を行っている。東洋大学経営学部ファイナンス学科非常勤講師。
事業の資金繰りや設備投資に役立つビジネスローン。個人事業主やフリーランス・中小企業経営者の方々にとっては、事業運転資金や仕入れ費用など幅広い用途に利用できる資金調達手段として頼りになる手段です。
実際、令和5年度末時点で1先あたりの平均融資残高は約135百万円に達しており、多くの企業が一定額の資金を安定的に借り入れている傾向が見えます。
ビジネスローンは、銀行融資に比べて審査が柔軟なものも多く、法人企業の規模を問わず個人事業主や中小企業でも利用しやすいのが特徴。なかには即日融資に対応している商品も存在し、スピーディーな資金調達が望めます。
ビジネスローンは起業からまもない法人企業も対象です。用意する書類も少ないため、申し込みのハードルは低いといえます。ビジネスローンには銀行系とノンバンク系があり、銀行系は金利が低めで長期借入向けです。しかし、審査は厳しい傾向があり時間もかかります。
一方、ノンバンク系はスピード感があり、最短即日融資も可能。信用情報や事業実績に自信がない方でも比較的申し込みしやすい商品が揃っています。ただ、金利は高めになる傾向があるため、資金ニーズに応じて慎重に選ぶことが重要です。
どのくらいの金額なら借入できるか気になる場合は、ビジネスローンの公式サイトにあるシミュレーションを試してみましょう。ただ種類が豊富なことから、どこのビジネスローンを利用するか悩んでいる法人・個人事業主の方も多いでしょう。
そこで本記事ではビジネスローンの金利や融資スピードなどを比較し、おすすめのビジネスローンをランキング形式でご紹介します。また、審査のポイントやビジネスローンの仕組み、メリット・注意点なども解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
| カードローン | 引用元:公式サイト ![]() AGビジネスサポート | 引用元:公式サイト ![]() ファンドワン | 引用元:公式サイト ![]() アクト・ウィル | 引用元:公式サイト ![]() GMOあおぞらネット銀行「あんしんワイド」 | 引用元:公式サイト ![]() セゾンファンデックス事業者向け不動産担保ローン |
|---|---|---|---|---|---|
| 無利息期間 | - | - | 30日間 | - | - |
| 金利 | 年5.0〜18.0% | 年10.00〜18.00% | 年10.00〜20.00% | 年0.9%~14.0% | 年2.90~4.70% |
| 融資スピード | 最短即日 | 最短即日 | 最短即日 | 最短即時 | 最短3営業日 |
| 借入限度額 | 最大1,000万円 | 最大500万円 | 最大500万円 | 最大1,000万円 | 最大5億円 |
| リンク | 詳しくはこちら(公式) | 詳しくはこちら(公式) | 詳しくはこちら(公式) | 詳しくはこちら(公式) | 詳しくはこちら(公式) |
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COCOMO AI 診断
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過去12ヶ月で累計15000時間以上を商品やサービスレビューに費やしています。
客観的に評価ルールを策定済み(ココモーラコンテンツポリシー)
当サイト、ココモーラは金融庁に登録されている貸金業者の会社のカードローン会社のみを紹介しています。またココモーラのサービスは広告主のパートナー企業より報酬を得ています。ただし、広告主の好意的なレビューを書く保証をつける等で報酬を支払うなどは一切行っておりません。
「ビジネスローンおすすめランキング」は、ココモーラ編集部が独自に調査・分析を行い、各カードローンの公式情報や実際の利用者の声、金融関連機関のデータなどをもとに作成しています。
ランキングの算定にあたっては、以下のような複数の客観的データ・情報源を総合的に参照しています。
ランキング算定にあたって
上記のデータをもとに、編集部が設定した独自の評価項目(金利の低さ、審査・融資スピードなど)に基づき、スコア化・ランキング化しています。
当サイトで紹介している、ビジネスローンおすすめランキングは、編集部が各カードローンの公式情報・利用者レビュー・特典内容をもとに、以下の7つの評価項目で独自に比較・点数化を行い、総合スコア順にランキング化しました。
評価項目 | 配点 | 内容説明 |
融資スピード・柔軟性 | 20点 | 審査〜融資までのスピードと、オンライン対応・即日融資・枠型融資などの柔軟性。 |
融資可能額と金利水準 | 20点 | 最大融資額の上限と、金利の安さおよびレンジの広さ。 |
担保・保証人の要件 | 15点 | 無担保か否か、個人保証・担保の有無。対応の柔軟性。 |
返済方式・期間の柔軟性 | 15点 | 返済回数・返済周期(枠ローン・リボ・一括等)の多様性。 |
事業者向け特化性・付加価値 | 15点 | 中小・法人・個人事業主向けか、資金用途(設備・運転資金・手形割引等)とのマッチ度。 |
ユーザー評価・サポート | 10点 | 担当者対応の評判、コールセンターの質、口コミ等。 |
専門性・担保力(不動産等) | 5点 | 不動産担保や専門ローンなどで評価。 |
比較・採点の結果、以下のような総合スコアとなりました(※小数点以下切り捨て)。
カードローン名 | 総合得点(100点満点) | レーティング |
AGビジネスサポート | 94点 | ★★★★★ |
ファンドワン | 87点 | ★★★★★ |
アクト・ウィル | 79点 | ★★★★★ |
GMOあおぞらネット銀行「あんしんワイド」 | 75点 | ★★★★☆ |
セゾンファンデックス | 72点 | ★★★★☆ |
キャレント | 66点 | ★★★☆☆ |
オージェイ | 61点 | ★★★☆☆ |
本ランキングは、「融資のスピード・金利・無担保可否など実用性を重視する事業者」を想定して評価しています。ステータスやブランド感よりも、低金利・即日融資・赤字決算可などの条件を中心としています。
なお、最新の金利、水準、融資条件、付帯サービスは随時変更されるため、 申込み時には各社の公式サイトで最新情報をご確認ください。
評価項目 | 得点 | 評価理由 |
融資スピード・柔軟性 | 20/20 | Web完結&カードローンでは最短即日融資。赤字決算や銀行審査通過困難な事業者にも門戸が開かれている。 |
融資可能額・金利 | 20/20 | 最大1,000万円まで対応可能。金利は3.1~18%と幅広く、ユーザーの状況によって柔軟に設定可能。 |
担保・保証人の要件 | 15/15 | 無担保・保証人不要。法人代表の連帯保証のみで申込可。 |
返済方式・期間 | 15/15 | 元利均等・元金一括の選択可、最長30年返済OKで返済計画が立てやすい。 |
事業者特化性・付加価値 | 15/15 | 法人・個人事業主共通対応で、事業用途(設備投資・運転資金など)に合わせた柔軟な融資形態。ファクタリング・不動産担保など多様な商品ラインあり。 |
ユーザー評価・サポート | 5/10 | 良い口コミ:「審査緩く、他行落ちでも通った」「即200万円融資された」などポジティブ声あり一方、悪い口コミでは「説明が長い」「金利が高い」「連絡遅い」との声も。 |
専門性・担保力 | 4/5 | 事業者向けに特化し、不動産担保・ファクタリングなど複数の融資商品あり。 |
即日審査・融資対応で、銀行では厳しい赤字企業や個人事業主にも門を開いてくれる強みがあります。
審査基準は柔軟ですが、そのぶん金利設定はやや高め。また、口コミでは「当日に振り込まれた」「300万円枠が通った」といった高評価が目立ちます。
評価項目 | 得点 | 評価理由 |
融資スピード・柔軟性 | 19/20 | 最短審査40分・オンライン完結で即日融資対応。急な資金ニーズに強い。 |
融資可能額・金利 | 19/20 | 無担保事業者ローンは最大500万円、金利は10~18%。売掛債権担保で最大5,000万円、金利5~18%。幅広い選択肢とローンの多様性が強み。 |
担保・保証人の要件 | 14/15 | 無担保も担保付きも選べ、売掛債権・不動産・車など多様な担保対応。法人・個人事業主ともに対応可能。 |
返済方式・期間 | 14/15 | 元金均等/元利均等返済に加え、最大420回払いまで対応。リボ払いなど多様な返済プランあり。 |
事業者特化性・付加価値 | 15/15 | 5種類の商品展開(無担保・売掛債権・不動産・車・医療報酬債権)で、事業のニーズに応じた選択肢が豊富。 |
ユーザー評価・サポート | 4/10 | 良い口コミでは「審査早く、担当者の対応も丁寧」と好意的。ただし担当者の対応にばらつきがあるとの意見も。 |
専門性・担保力 | 2/5 | 売掛債権や不動産担保など多様な担保型サービスが強み。ただし、不動産中心の専門銀行ほど特化度は高くない。 |
最短40分で審査完了、即日融資まで可能とスピード重視の対応が光ります。
無担保事業者ローンは法人向けですが、担保を利用すれば個人事業主や医療機関向けにも対応可能です。最大5,000万円までの売掛債権担保融資は高額ニーズにも応え、返済回数は最長420回まで柔軟に選べる点も高評価。
金利は10〜18%とノンバンク水準ですが、条件により5%台も。知名度にばらつきあるものの、スピード・選択肢の広さで2位にふさわしい一本です。
評価項目 | 得点 | 評価理由 |
融資スピード・柔軟性 | 17/20 | 法人向け最短60分審査。即日融資も可能であるが専用ツール有。 |
融資可能額・金利 | 17/20 | 最大500万円規模に対応。金利は10~20%と標準的。 |
担保・保証人の要件 | 12/15 | 法人特化のため審査基準はやや厳しめだが、担保要求は柔軟。 |
返済方式・期間 | 12/15 | 手形割引併用や分割返済など用途・資金計画に応じた返済方式を用意。 |
事業者特化性・付加価値 | 15/15 | 中堅法人を主対象に、純粋な事業資金需要にマッチした商品設計。 |
ユーザー評価・サポート | 5/10 | 中堅企業からの評価は高いが、口コミ数自体は少なめで参考情報に制限あり。 |
専門性・担保力 | 1/5 | 担保型融資の整備や不動産担保商品は少ない。 |
「アクト・ウィル」は、最大500万円の融資に対応し、金利は10~20%と業界平均水準。柔軟な審査体制と即日対応が魅力で、急な資金ニーズや小口融資を求める法人・個人事業主に適しています。
ただし、融資額や金利でより有利な選択肢を求める場合は、他社との比較も重要です。手形割引や有価証券担保など多彩な商品ラインナップを活かし、使い勝手重視で検討したい企業向けです。
評価項目 | 得点 | 評価理由 |
融資スピード・柔軟性 | 18/20 | オンライン申し込み&freee連携で最短2営業日融資の枠型ローン。 |
融資可能額・金利 | 15/20 | 最大額は中程度。金利情報は公開少なく透明性に課題あり。 |
担保・保証人の要件 | 12/15 | 無担保・無保証人設定で手軽さが高評価。 |
返済方式・期間 | 12/15 | 繰り返し借入可能な枠ローン形式で資金調達のコントロールがしやすい。 |
事業者特化性・付加価値 | 13/15 | freeeとの会計連携で審査・利用の効率化を実現。 |
ユーザー評価・サポート | 4/10 | ネット銀行ならではの快適さが評価される反面、対面サポートの評判は中程度。 |
専門性・担保力 | 1/5 | 専門担保型の商品はなし。 |
オンライン完結で、freeeとの連携を活かしたスムーズな利用体験。融資枠型ローンで最短2営業日で対応可能です。
無担保・無保証と手軽さ重視の設計ですが、金利や融資額の情報はやや限定的。ネット特有の快適さは好評です。
評価項目 | 得点 | 評価理由 |
融資スピード・柔軟性 | 15/20 | 不動産担保ローンとしては最短3営業日で審査・融資。 |
融資可能額・金利 | 14/20 | 担保評価額の最大90%融資可。条件次第で有利金利もあり。 |
担保・保証人の要件 | 14/15 | 専門的不動産担保融資を主軸に高担保力。 |
返済方式・期間 | 12/15 | 担保に応じて返済柔軟性があるものの、標準モデル外では融通効きにくい場合あり。 |
事業者特化性・付加価値 | 13/15 | 担保型に特化し、事業拡大・設備投資に利用しやすい。 |
ユーザー評価・サポート | 2/10 | 認知度が低く、口コミ量も少ないため評価基準が限られる。 |
専門性・担保力 | 2/5 | 不動産担保型だが独自専門性は一部利用者の評価に委ねられる。 |
不動産を担保に最大90%まで融資可能な担保型ローンで、条件次第で低金利を実現。最短3営業日での融資が可能なスピード感も魅力的です。
ただし、不動産担保が必須なため、担保を持つ経営者向けとなります。
評価項目 | 得点 | 評価理由 |
融資スピード・柔軟性 | 12/20 | 事前に事業計画提出が必要で、即日融資には準備と審査時間がかかる。 |
融資可能額・金利 | 13/20 | 中堅向け標準ローン設計、金利・額面とも平均水準。 |
担保・保証人の要件 | 13/15 | 無担保型だが審査内容が多く、ややハードル高め。 |
返済方式・期間 | 12/15 | 事業計画が明確な経営者向けの裁量設計に強み。 |
事業者特化性・付加価値 | 12/15 | 担保型に特化し、事業拡大・設備投資に利用しやすい。 |
ユーザー評価・サポート | 3/10 | 情報量は少ないが計画重視の経営者に評価がある程度。 |
専門性・担保力 | 1/5 | 担保商品に特化したラインは少ない。 |
事業計画をもとに審査が進むため、即日融資にはやや時間が必要。融資額・金利は中堅企業向きの標準水準です。
返済方式に手形割引併用が可能で、計画がしっかりしている事業者には向いていますが、情報量が少なく認知度はやや低めです。
評価項目 | 得点 | 評価理由 |
融資スピード・柔軟性 | 10/20 | 手形割引など複合融資ゆえ手続きに時間、即日融資は難しい。 |
融資可能額・金利 | 12/20 | 中小・個人事業主向けローン、金利・額面とも中庸。 |
担保・保証人の要件 | 13/15 | 手形担保など柔軟性あり担保設定が可能。 |
返済方式・期間 | 12/15 | 手形割引併用可能な多軸返済プランを提供。 |
事業者特化性・付加価値 | 12/15 | 融資と手形割引等を組み合わせた資金調達が可能。 |
ユーザー評価・サポート | 1/10 | 情報量が非常に少なく、評価基盤に乏しい。 |
専門性・担保力 | 1/5 | 手形担保はあるが、不動産等の高担保力には届かない。 |
手形割引など複合的な資金調達ができるユニークな融資が特長。担保設定にも柔軟ですが、手続きに時間がかかるため即日融資には不向きでしょう。
情報や口コミが少なく、利用には他社との比較検討が重要です。
調査概要 | カードローン利用者の満足度調査 |
調査方法 | インターネットリサーチ |
調査時期 | 2024年12月〜 |
調査対象 | 日本に居住している18歳以上の男女 |
有効回答数 | 200件以上 |
調査機関 |
最終更新:2026年3月12日
ビジネスローンとは、事業者向けに提供される事業資金のためのローンを指します。
銀行や信用金庫、消費者金融などさまざまな金融機関が取り扱っており、法人だけでなく個人事業主でも利用できるのが特徴です。
一般的には無担保・保証人不要で利用でき、資金繰りの補填や新規事業の立ち上げ、設備投資など幅広い用途に対応しています。
資金調達の方法は、大きく分けて以下の2つあります。
主な資金調達の方法
借入による調達を「デット・ファイナンス(Debt Finance)」、株式発行などによる調達を「エクイティ・ファイナンス(Equity Finance)」と呼びます。
ビジネスローンは前者に該当し、第三者から資金を借り入れる形となるため、返済計画をしっかり立てることが大切です。
ビジネスローンの主な利用目的は、開業資金・運転資金・設備投資の3つがあります。
開業資金 | 新しく事業を始める際の初期費用 |
運転資金 | 日々の仕入れや人件費、広告費などの経費 |
設備投資 | 店舗改装や機械導入など長期的な資産購入 |
これらの資金は事業の成長に欠かせないため、スピーディーに資金を確保できるビジネスローンは中小企業や個人事業主にとって重要な手段だと言えるでしょう。
また、ビジネスローンは銀行系とノンバンク系(消費者金融や信販会社)に大別されます。
銀行系は低金利な反面、審査に時間がかかる傾向があり、ノンバンク系はスピード重視で利用しやすい反面、金利がやや高めという特徴があります。
必要な資金額や調達の緊急度、返済計画に応じて、どちらを選ぶか適切に判断しましょう。
ビジネスローンに似た法人向けの資金調達として、ファクタリングがあります。
ファクタリングは、ファクタリング会社が売掛金を買い取って現金にする方法です。
売掛金の受け取りを待たずに現金を調達できるため、近年人気が高まっています。アンクパートナーズの調査によれば、2024年度のファクタリングの市場規模は6兆円を超えています。
ビジネスローンとファクタリングの違いを比較表にまとめました。
比較項目 | ビジネスローン | ファクタリング |
融資スピード | 最短即日 | 最短即日 |
金利・手数料 | 〜年20% | 手数料の制限なし |
信用情報 | キズがつく | キズはつかない |
融資額 | 審査次第で数百〜数億円まで可能 | 売掛金以上の融資はできない |
資金調達のタイプ | デッドファイナンス | アセットファイナンス |
ビジネスローンとファクタリングの大きな違いは金利です。
ビジネスローンは利息制限法により、年20%を超える金利は設定できなくなっています。
しかし、ファクタリングは手数料の利率に法的な制限はありません。したがって、悪質なファクタリング会社の場合、手数料が跳ね上がる可能性もあります。
調達したい資金額や条件を比較して、自社に合った方法を選んでください。
ファクタリングは、売掛金を早期に現金化できるため、資金繰りに悩む中小企業や個人事業主に人気があります。
しかし、利用前に知っておくべき注意点も存在します。
まず理解しておきたいのは、ファクタリングには手数料が発生する点です。
契約タイプ | 手数料相場 | 特徴 |
2者間ファクタリング | 約8~18% | 売掛先に知られずに利用できる |
3者間ファクタリング | 約2~9% | 売掛先の承諾が必要 |
手数料を抑えるには、複数のファクタリング会社に見積もりを依頼し比較することが重要。
また、支払期日が近い売掛金や信用力の高い取引先の債権は手数料が下がりやすい傾向にあります。
もう一つの注意点は、売掛先との関係性への影響です。
3者間ファクタリングでは、売掛金売却の承諾を得る必要があるため、「資金繰りが苦しいのでは」と誤解されるリスクがあります。
業務上の信頼関係を保つためにも、取引先に説明を行うか、必要に応じて2者間契約を選択する判断も大切です。
さらに、ファクタリングは融資とは異なり「資産の売却」にあたるため、信用情報に影響を与えないのがメリットです。
とはいえ、安易な利用は資金繰りの悪化を招く可能性もあるため、ビジネスローンや助成金制度と併用して検討することをおすすめします。
ファクタリンクのおすすめランキングを見る>>
「急に資金が必要になった」「事業を拡大したい」そんな時に役立つのがビジネスローンです。ビジネスローンには、大きく分けて「銀行系」と「ノンバンク系」の2種類があります。
どちらが良いかは、会社の状況や「いつまでにお金が必要か」によって変わります。
まずは、両者の主な違いを一覧表で確認しましょう。
比較項目 | 銀行系ビジネスローン | ノンバンク系ビジネスローン |
金利(利息) | 低い(年1.0%〜15.0%程度) | 高い(年5.0%〜18.0%程度) |
融資スピード | おそめ(数日〜数週間) | かなり早い(最短即日〜数日) |
審査の通りやすさ | 厳しい(実績が重視される) | 柔軟(独自の基準で判断) |
保証人・担保 | 必要な場合がある | 原則として不要 |
主な借入先 | 都市銀行・地方銀行・信金など | 消費者金融・クレジットカード会社など |
銀行系ビジネスローンは、一言でいうと「時間はかかるが、安く借りられる」のが特徴です。
メリット | デメリット |
利息が安い 借りたお金に対して支払う「手数料(利息)」が低いため、返済の負担を抑えられます。 信頼感がある 銀行から融資を受けている実績が、他の取引先への信頼につながることもあります。 | 時間がかかる 申し込みから実際にお金が振り込まれるまで、数週間かかるケースも珍しくありません。 手続きが大変 提出書類が多く、審査も非常に厳しいため、準備に手間がかかります。 |
銀行系ビジネスローンがおすすめなのは以下のような人です。
銀行系ビジネスローンはこんな人におすすめ!
ノンバンク系(消費者金融など)は、「利息は少し高いが、とにかく早い」のが特徴です。
メリット | デメリット |
スピードが圧倒的 申し込みをしたその日のうちに借りられる「即日融資」に対応している会社が多いです。 審査が柔軟 銀行で断られてしまった場合でも、独自の基準で貸してくれる可能性があります。 | 利息が高い 銀行に比べると利息の設定が高いため、長く借り続けると返済額が膨らんでしまいます。 |
ノンバンク系ビジネスローンがおすすめなのは以下のような人です。
ノンバンク系ビジネスローンはこんな人におすすめ!
どちらを選ぶべきか迷ったら、以下の2つのポイントで判断しましょう。
いつまでに お金が必要か? | 1ヶ月先なら銀行系、今日・明日中ならノンバンク系を選びましょう。 |
いつ返せるか? | 数年かけてゆっくり返すなら、金利の低い銀行系。来月の売上でスグに返せるなら、スピード優先でノンバンク系を使っても負担は少なくて済みます。 |
それぞれの特徴を正しく理解して、自社の状況にぴったりな方法を選んでください。
自分のビジネスに合ったビジネスローンを選ぶためには、融資までのスピードや上限金利、借入限度額などを比較するのがおすすめです。
ビジネスをしていると「今すぐにでも資金が必要!」という場面もあるかもしれません。そんなときに大切なのが、融資までのスピードです。
ビジネスローンによっては、申し込んだその日に振り込みまで対応してくれるところもあります。
一方で審査に数日〜1週間ほどかかるところもあるため、緊急性が高い場合は即日融資への対応を必ずチェックしましょう。
また、必要な書類(直近の決算書や確定申告書など)をあらかじめそろえておけば、スムーズに審査を進めることができ、安心です。
ビジネスローンを選ぶときに、特に注目したいのが「金利」です。
金利が高ければ高いほど、返済時の利息負担が大きくなってしまいます。
例えば、500万円を1年間借りた場合、金利が年10%なら利息は約50万円、年12%なら約60万円と、10万円の差が出てきます。
金利はたった数%の違いでも、借入金額が大きくなるとかなりの差になるので要注意です。
実際に適用される金利は審査で決まるため、なるべく金利の上限が低めの商品を選ぶようにしましょう。
ビジネスローンには、「開業して1年以上」「売上が年間○○万円以上」など、申し込みに関する条件が設けられていることがあります。
せっかく申し込みをしても、条件を満たしていなければ審査の土俵にすら乗れないことがあります。事前に条件をしっかり確認しておくことが大切です。
最近では、創業支援に力を入れているローン商品も登場しており、開業間もない人でも利用できるケースがあります。
ビジネスローンには、商品ごとに「最大いくらまで借りられるか」という借入限度額が設定されています。
自分が調達したい金額が、そもそも限度額内に収まっているかを確認することが大切です。
必要な金額が明確であれば、それに見合った限度額を持つローンを選び、ひとつの窓口で完結できるのが理想です。
複数の借り入れは管理が煩雑になる上、審査にも影響することがあります。
日々の業務で忙しい方にとって、オンラインで完結できるビジネスローンはとても便利です。
最近では、申込から契約、融資まですべてネット上で完結するサービスが増えており、スマホやパソコンがあれば時間や場所を選ばず申し込みができます。
特に「来店不要」は、地方で事業をしている方や出張が多い方にとって大きなメリットになるでしょう。
契約書の提出や本人確認も、郵送やアプリを使って非対面で完了できるケースも増えているので、ぜひその点も確認してみてください。
初めてビジネスローンを利用する方にとって、「担保や保証人が必要なのか?」は気になる点でしょう。
ビジネスローンの中には無担保・保証人不要のローンも増えており、事業資金の調達が以前より身近になっています。
もちろん、無担保型は審査がやや厳しめになる傾向もありますが、その分、手続きもシンプルでスピーディです。
手元に担保にできる資産がない場合や、家族に保証人になってもらうのが難しいという方でも、気軽に利用しやすいのが魅力。
自社開発の営業支援・顧客管理ツール「ネクストSFA」が手がけるメディア「SFA JOURNAL」では、ビジネスローンをはじめ、企業を支援するBtoBサービスやSaaSの比較・紹介を行っています。
下記ではSFA JOURNALがおすすめするビジネスローンや選び方などを紹介しています。
ビジネスローンはどれを選んでも同じではありません。業種によって資金が必要になるタイミングや金額・返済スピードが大きく異なるため、自社の業態に合ったローンを選ぶことが重要です。
建設業は工事完了から入金までに数ヶ月かかるケースが多く、その間も人件費や材料費の支払いが発生します。
このような建設業には、必要なタイミングで借り入れができるカードローン型のビジネスローンが向いています。入金後すぐに返済すれば利息負担を抑えやすいためです。
即日融資に対応しているノンバンク系であれば急な支払いにも対応しやすく、つなぎ資金として活用しやすいでしょう。
また、売掛金を現金化するファクタリングも選択肢のひとつですが、手数料の高さには注意が必要です。
製造業は機械設備の購入や工場の改修など、高額かつ長期的な設備投資が必要になることが多くあります。
この場合は、金利が低く返済期間を長めに設定できる銀行系ビジネスローンがおすすめです。
さらに、日本政策金融公庫の融資制度などの公的融資も積極的に検討し、併用することで資金調達コストを抑えやすくなります。
小売業はセール時期や繁忙期前後で売上が大きく変動しやすく、特に繁忙期前の仕入れ資金確保が重要です。
このケースでは必要な分だけ借りられるカードローン型のビジネスローンが使いやすいでしょう。仕入れ前に借り入れ、売上回収後にすぐ返済することで利息を最小限に抑えられます。
在庫を多く抱える業態であれば在庫を担保にする融資方法も検討の余地がありますが、管理の手間がかかる点は理解しておきましょう。
IT・サービス業は主な支出が人件費や外注費になり、売掛金の回収までに時間がかかって資金不足に陥りやすいのが特徴です。
このような業態では、審査が柔軟でスピード感のあるノンバンク系ビジネスローンが相性良好です。資産が少なくても、事業の継続性や将来性を見て判断してもらえる場合があります。
売掛金の回収待ちが多い場合は、資金繰りを安定させるためにファクタリングの活用も短期的な解消手段として検討する価値があります。
ビジネスローンは銀行融資や補助金と異なる特徴を持っており、スピードや柔軟性に強みがあります。主なメリットをご紹介しましょう。
通常、個人向けローンには「総量規制」というルールがあり、年収の3分の1を超える借り入れはできないとされています。
これは借りすぎを防ぐための仕組みですが、ビジネスローンはその対象外とされるケースがあります。
特に、事業のための資金として使う場合は、「除外貸付」や「例外貸付」として扱われることが多く、必要に応じて年収以上の融資を受けられる可能性もあるのです。
日本貸金業協会の公式サイトによると、もちろんこういった場合でも審査は行われ、誰でも希望する金額を借りられるわけではありません。
ただ、しっかりとした事業計画や返済能力があると判断されれば、比較的柔軟な対応を受けられることもあります。
新しい設備の導入や、人員の増強、大きな仕入れなど、急な資金ニーズが発生する場面で頼りになるのが、ビジネスローンの強みと言えるでしょう。
※日本貸金業協会|1 お借入れは年収の3分の1までです
ビジネスローンの大きな魅力のひとつが、そのスピード感です。
申し込んだその日に審査が完了し、早ければ即日中に口座へ入金されるケースもあります。
資金繰りに余裕がない時や急な仕入れが必要な時など、時間をかけずに資金を確保できるのは大きなメリットです。
資金のタイミングが事業の成否を左右する局面でも、スピーディーな対応が可能です。
多くのビジネスローンでは担保や保証人が不要とされており、利用しやすさの大きなポイントです。
通常、銀行の融資では不動産を担保にしたり、第三者の保証人を立てる必要があることが多く、その準備に手間や時間がかかります。
しかしビジネスローンの場合、少額の資金であれば担保や保証人なしで利用できることが一般的です。
例えば、数十万円〜数百万円の運転資金や、短期の仕入れ資金など、比較的少額の融資であればスピーディーかつシンプルな手続きで利用できます。
借入金額や事業内容によっては担保などを求められるケースもありますが、基本的に手軽に利用できるのが魅力です。
ビジネスローンの資金は、事業資金や運転資金の範囲内で使い道がある程度自由です。
例えば、「新しい広告を出したい」「イベント出店に使いたい」「内装のリフォーム費用が必要」といったさまざまな目的に対応できます。
補助金や助成金のような厳しい用途制限がないため、より実務的な資金調達手段といえます。
赤字決算が続いていても、ビジネスローンで融資を受けられる可能性があります。
業してすぐの企業は収益に結びつくまで時間がかかるので、黒字になるのを待たなくても資金調達ができるのはうれしいですよね。
ただし、赤字決算の企業は返済能力が少ないとみなされるため、審査では不利になりかねません。通過には具体的な経営計画書の提示が必要となります。
なお、赤字が続いて企業経営が厳しいと思ったら、M&Aも1つの手段です。赤字企業でもM&Aを行うことは十分可能なので、債務超過で悩んだ場合はこちらも検討してみましょう。
ビジネスローンはスピーディーに資金調達ができる便利な手段ですが、利用する際にはいくつか注意しておきたいポイントがあります。
特に金利や融資条件、信用情報への影響などを十分に理解せずに利用してしまうと、資金繰りや経営に悪影響を及ぼす可能性も。そのためメリットだけでなくデメリットについても事前に把握した上で、自社にあった判断をすることが大切です。
ここではビジネスローンの代表的な注意点について詳しく解説します。
ビジネスローンのデメリット
ビジネスローンは原則無担保・無保証で利用できる分、リスクが高いと判断されやすく、金利が高めに設定される傾向があります。
比較対象 | 特徴 |
日本政策金融公庫 | 公的資金による低金利融資。支援が目的。 |
ビジネスローン | 民間の金融商品。リスクを金利でカバーするため高め。 |
同じ300万円を借りた場合でも、支払う利息に数万円〜十数万円の差が出るケースもあります。
例えば、同じ300万円を借りた場合でも、日本政策金融公庫のような政府系金融機関と比べると、支払う利息に数万円〜十数万円の差が出るケースもあります。
日本政策金融公庫は公的資金を使って運営されており、事業者の支援を目的に低金利での融資が行われています。
一方、ビジネスローンは民間の金融商品であるため、貸し倒れのリスクを金利でカバーしようとする仕組みがあるのです。
短期間の借り入れであればまだしも、長期的な返済になると、金利の違いが大きな負担につながる可能性があるので注意が必要です。
ビジネスローンは比較的少額の資金を素早く調達するための手段であり、限度額は数百万円程度が一般的です。
1,000万円以上の高額な設備投資や新規店舗開業といった大きな事業計画には、十分な資金をカバーできない場合があります。
また、ビジネスローンの融資期間は短期に設定されていることが多く、返済計画にも余裕を持たせにくいという点も見逃せません。
実際、日本政策金融公庫で資金調達をした企業へのアンケートでは、4割を超える企業が「日本公庫以外に金融機関でも借入した」と回答。
希望する金額が多い場合は、別の融資制度との併用や、他の資金調達方法も視野に入れて検討することが必要です。
ビジネスローンの利用状況は、内容によっては信用情報や対外的な評価に影響を与える可能性があるため注意が必要です。
特に、個人保証が必要なローンの場合は代表者個人の信用情報にも記録されることがあり、今後の融資やローン審査に影響するケースもあります。
また、借入内容は決算書に記載されるため、取引先や金融機関から「資金繰りが厳しいのではないか」とみられる可能性もゼロではありません。
そのため、短期的な資金繰りだけでなく、長期的な信用維持の観点からも計画的に利用することが求められます。
近年では、正規のビジネスローンを装った違法業者、いわゆる闇金の存在も問題となっています。
「審査なし」「即日融資可能」といった魅力的な言葉で勧誘し、事業者の資金ニーズにつけ込むケースもあるため注意が必要です。
こうした業者から借入をしてしまうと、高額な利息や厳しい取り立てによって、経営に深刻な影響を及ぼす可能性があります。
安全に利用するためには、貸金業登録の有無や会社情報を事前に確認し、信頼できる金融機関かどうかを見極めることが重要です。
ビジネスローンは比較的スピーディーに融資を受けられるイメージがありますが、実際には審査にあたって確認される項目や提出書類が多く、事前準備が必要になるケースが少なくありません。
他社からの借入状況や返済履歴に加え、納税状況も重要な判断材料です。法人税や消費税の未納がある場合は、信用リスクが高いと判断される可能性があります。
決算書や確定申告書、事業計画書などの書類も求められることが多く、準備が不十分だと審査や融資までに時間がかかることも。スムーズに手続きを進めるためにも、あらかじめ必要書類を整理しておくことが大切です。
即日融資を確実に受けるためには、事前の準備とタイミングが重要です。
ビジネスローンで即日融資を受けるための方法
即日融資を受ける際の大前提として、最短即日融資に対応しているビジネスローンを選ぶ必要があります。
すべてのビジネスローンが即日融資に対応しているわけではないため、申し込み前に確認しておくことが大切です。
また、即日融資を受けたいのであれば午前中に申し込みを完了し、審査に必要な書類は事前に用意しておきましょう。
即日融資に対応しているからといって、審査時間ギリギリに申し込むと翌日以降に回される可能性が高いので、可能な限り午前中の早い時間に申し込むことをおすすめします。
法人企業が即日で資金を受け取るには、ビジネスローンのほかにファクタリングという方法もあります。
ビジネスローンの利用は、大まかに以下の3ステップで進みます。
ビジネスローンを利用する流れ
1.必要書類を準備して申し込み
2.審査と結果通知
3.契約手続き・融資
申し込みの際には本人確認書類や確定申告書、納税証明書、通帳のコピー、事業計画書などが求められます。
特に個人事業主は2〜3年分の確定申告書を求められることが多いため、早めに用意しましょう。
審査を通過して契約書への署名・押印が完了すると、指定口座に融資が振り込まれます。 入金後は返済計画に沿って計画的に利用しましょう。
ビジネスローンの借入方法には、大きく分けて融資枠型と証書貸付の2種類があります。より自分に合った形で契約をするために、それぞれの特徴を抑えておきましょう。
融資枠型のビジネスローンは、申込時の審査であらかじめ融資枠が設定され、その枠内であれば自由に資金を借入・返済できるのが特徴です。
借入方法・返済方法や、適用される利息の範囲は個人向けのカードローンに近いです。
急な出費に対応しやすい点、契約期間内であれば再審査が不要である点、返済日以外でも手数料無料で臨時返済ができる点などがメリットといえます。
証書貸付のビジネスローンは、借入時の契約に基づいて一定の金額を一括で借り入れ、その借入金額に対して決まった返済条件で返済を行う方法です。
審査は比較的厳しく行われ、手続きがやや煩雑ですが、契約が成立すれば高額を長期にわたって借り入れられるという利点があります。
高額な融資を希望する場合、担保や保証人の設定が求められるケースが多いです。返済が滞ると担保を差し押さえられたり、保証人に迷惑がかかったりすることがあります。注意しましょう。
審査が甘いビジネスローンがあるのか気になっている方も多いかもしれませんが、残念ながら“誰でも必ず借りられる”ビジネスローンは存在しません。
経済産業省が公表している三菱総合研究所の調査では、売上1,000万円未満の企業のうち、31.8%が「ビジネスローンなどの審査に懸念を抱いた」と回答。
創業期の企業は特に審査に通過できるか気になるところでしょう。
しかし、どのビジネスローンにも必ず審査はあり、収入状況や信用情報、事業の内容などによって結果は変わってきます。
ただ、銀行融資と比べると、ビジネスローンは比較的審査がやさしめであると考えることもできます。
例えば、銀行が直接融資を行う「プロパー融資」の場合は、万が一返済が滞った際その損失を銀行がすべて負うことになるため、審査はどうしても慎重になりがちです。
一方でビジネスローンの多くは保証会社のサポートを受ける仕組みになっており、金融機関側のリスクが抑えられる分、審査のハードルも若干下がる傾向があります。
とは言え、虚偽の情報で申し込んだり、過去に延滞が多かったりすると審査に通らないことは十分にありえます。
「ビジネスローンだから大丈夫」と思い込まずに、必要書類をそろえたり、事業計画をしっかりまとめたりと、できる準備はきちんとしておくことが大切です。
「甘い」「必ず通る」といった言葉に飛びついてしまうのはとても危険です。
こうした魅力的な言い回しを使っている業者の中には、法外な金利や不透明な契約内容で借り手を追い詰めるような、悪質な業者が紛れていることもあります。
金融庁の公式サイトによると、34.2%の人がインターネットの広告をきっかけに無登録業者と接触してしまっていることが分かります。
安全で健全な資金調達のためにも、内容をしっかり確認した上で申し込むことが大切です。
ビジネスローンの審査に落ちてしまう理由はいくつかありますが、代表的なものとしては以下が考えられます。
ビジネスローンの審査に落ちてしまう原因
まず考えられるのは、信用情報の問題です。
日本貸金業協会の公式サイトからも分かるように、金融機関は申込者の過去の借入や返済履歴を必ず確認しますが、そこに延滞や滞納の記録が残っていると、返済リスクが高いと判断されやすくなります。
クレジットカードや他のローンの支払いが遅れたことがある場合も影響するため、ビジネスローンの申し込み前には自分の信用情報を把握しておくことが大切です。
次に、事業計画の不十分さも審査に影響します。
金融機関は、融資した資金がどのように活用され、どのくらいの期間で返済できるかを重視します。
よって、計画の数字に根拠がなかったり、収支見込みが曖昧だったりすると、返済能力を証明できず、融資を断られる可能性があります。
さらに、財務状況が安定していない場合も注意が必要です。
売上や利益が大きく変動している、負債が多い、資金繰りに余裕がないといった状況では、金融機関は返済リスクが高いと判断します。
特に、複数の金融機関からすでに借入をしている場合や、直近の納税状況が不明瞭な場合も審査に影響すると予想できるでしょう。
「ビジネスローンの審査に落ちて資金繰りが間に合わない…」
そんなことを避けるためにもビジネスローン以外の融資制度を知っておくことが大切です。
万が一審査に落ちたとしても他の融資制度を利用することで、最悪の事態は避けられるでしょう。
ここではビジネスローンとの比較を通じて、それぞれの融資制度の特徴を分かりやすく解説します。
ビジネスローンとは異なり、個人での利用を対象にしたカードローンももちろん存在します。
カードローンの用途は定められておらず、一部のカードローンは事業用資金としての利用が認められています。
ただし、すべてのカードローンで事業用資金としての利用が認められているわけではありません。
銀行系カードローン、一部の消費者金融系カードローンは事業資金としての借入を原則禁止しています。
さらに、消費者金融系カードローンの場合、総量規制によって借入額は申込者本人の年収の3分の1までに制限されています。
よって、カードローンをメインの借入先とするのではなく、あくまで補助的な手段として考えるのが良いでしょう。
日本政策金融公庫による融資も一つの手です。
申し込み条件や審査が厳しいものの、ビジネスローンに比べて低金利で融資が受けられます。
幅広い事業に対応した「一般貸付」、業績悪化時の「経営環境変化対応資金」など、目的に合わせて柔軟な貸付を行っています。
ただし、審査に時間がかかったり、保証人が必要な場合があったりと、緊急でお金を借りたい場合には要注意です。
ココモーラの監修者である水野崇さんへ、おすすめのビジネスローンや選び方について対面でお話を伺いました。
融資を受けたい法人企業の方は必読です。
【インタビュー概要】 水野さんにおすすめのビジネスローンを伺ったところ、ドコモ・ファイナンスのビジネスローンが良いと紹介いただいた。ビジネスローンは上限金利に注目し、なるべく短期間での借入がおすすめとのこと。また、ビジネスローンはお金に困ったら利用したくなるかもしれないが、業績が良いときのほうが比較的融資してもらいやすいとアドバイスをいただいた。
ビジネスローンを選ぶときはどういった部分に注目すべきでしょうか?
ビジネスローンもまずは金利をしっかり比較して選びたいですね。特に「上限金利」が重要です。借りやすいビジネスローンほど金利は高いので、利用するなら短期的にしましょうという話になります。
ビジネスローンは金利が高いものほど借りやすい傾向
ただし、資金繰りの厳しさを示すサインと見られることから、ビジネスローンを利用した履歴はのちの銀行融資に悪影響を及ぼす可能性があります。
あくまで短期利用で入金の目処が立っているのであれば、ビジネスローンを利用しても良いでしょう。
その上で、おすすめしたいビジネスローンはありますか?
オリックス・クレジット(現在はドコモ・ファイナンス)のビジネスローンがおすすめですね。金利は高めですが、個人事業主でも総量規制の例外貸付に該当し、カードローンタイプだと限度額の範囲内で繰り返し借入できるんですよ。
ビジネスローンはあえて業績が良いときに申し込むのがおすすめと水野さん
ビジネスローンはあえて業績が良いときに申し込むのがおすすめと水野さん
ビジネスローンは業績が良いときに申し込んでおいて、ピンチのときに枠を持っておくと良いです。お金に困っている時に借りたいところですが、好調のときのほうが融資はすんなり行きやすい。
あとは不動産があるのなら、不動産担保ローンもありだと思います。無理やりビジネスローンにいくよりは、相対的に金利が低いですし。不動産担保力が重視されるので、担保評価によっては1億円以上の融資を受けられるケースもあります。
おすすめのビジネスローンとして、水野さんはドコモ・ファイナンスのビジネスローンを紹介していただきました。主な特徴は以下のとおりです。
ドコモ・ファイナンス「ビジネスローン」
ビジネスローンを検討する際は上限金利に注目するのがおすすめとのことで、金利が高く設定されることもあるため短期利用が良いとのことでした。
審査が気になるのであれば、水野さんがおっしゃったとおり、資金繰りに悩む前に業績がよい時こそビジネスローンを検討するのがおすすめ。ぜひこの記事で紹介しているビジネスローンもチェックしてみてください。
【インタビュー実施概要】
インタビュー対象:水野 崇さん(CFP®︎認定者、1級FP技能士)
インタビュー取材実施日:2025/8/7
実施場所:株式会社ゼロアクセル本社
インタビュアー:ココモーラ編集チーム(岩出・神田)
→インタビューの紹介ページはこちら
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