

銀行カードローンおすすめランキング18選!【2025年5月】
銀行カードローンは消費者金融に比べて上限金利が低めかつ、安心して利用しやすいのが特徴で計画的にお金を借りたいと考えている方におすすめです。メガバンクや地方銀行、ネット銀行などで提供していて、口座を持っている銀行であればネットバンキングやATMとの連携がスムーズに行えます。 即日融資には対応していませんが、最近では申し込みから融資までのスピードが向上し、比較的スムーズに借入れできる商品も増えています。また、総量規制の対象外のため年収の3分の1を超える借り入れも可能です。 近年ではネット銀行でもカードローンが登場し、来店することなくスマホでお金を借りられるようになりました。ネット銀行を中心に、カードレスで利用できる銀行カードローンも多く、周りの人にバレにくいよう配慮している商品も多数存在します。 しかし、銀行カードローンは種類が豊富なため「どの銀行のカードローンを選ぶべき?」「審査が不安だから審査の甘い銀行カードローンが知りたい」など、選ぶ際に頭を悩ませる方も多いでしょう。商品によっては審査基準や金利、限度額、返済方法などは大きく異なります。 そこで本記事では銀行カードローンの審査基準や金利、融資スピードなどを比較し、おすすめの銀行カードローンを厳選してランキング形式でご紹介します。また、審査のポイントや申し込みの流れ、消費者金融との違いやメリット・デメリットについても解説しているので、自分に合った銀行カードローンを探している方はぜひ参考にしてみてください。

79.7

楽天会員ランクに応じて審査優遇あり※!新規入会で楽天ポイント1,000ポイントもらえる
楽天会員のランクによって審査優遇※があるため、普段から楽天のサービスを利用している方はお得に借入できます。
申し込みはWeb完結で、楽天会員なら情報の入力が省略可能です。
また、月々2,000円から負担なく返済できる点や、新規入会でもれなく楽天ポイントが1,000ポイントもらえるのもメリットです。
4.0
20代・男性(会社員)
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注釈についての記載
一部例外あり
78.3

口座なしでも最短即日で審査完了。ATM手数料がいつでも無料!
横浜銀行の口座をもっていなくても申し込むことができ、最短即日で審査結果が届きます。
コンビニや小田急線の駅ATMから、いつでも手数料0円で借入・返済が可能です。
また、上限金利は年14.6%と銀行ならではの低さで、借入は最大1,000万円まで対応しているため、おまとめローンとしても利用できます。
4.0
40代・男性(会社員)
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注釈についての記載
77.5

業界トップクラスの低金利!審査は最短当日で完了
上限金利が14.0%と、他の銀行カードローンよりも低金利なのが魅力です。
24時間いつでもWeb完結でお申し込みでき、審査は最短当日で完了するため、急用の際にもすぐに借入できます。
また、みずほ銀行をはじめ提携ATMの手数料が無料※なので、手数料を気にすることなく借入・返済することが可能です。
5.0
30代・男性(会社員)
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78.0

金利優遇あり!銀行ながら最短即日の融資OK
銀行カードローンでは珍しく、最短1時間で審査が完了し、場合によっては即日融資を受けられるのが魅力です。
返済は1,000円からと無理のない範囲で行えるうえ、提携ATMの手数料が0円と無駄なお金がかかりません。
また、au IDをもっていれば最大で年0.5%の金利優遇を受けられるため、特にauユーザーの方におすすめです。
5.0
30代・男性(会社員)
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注釈についての記載
72.5

契約と同時に入金OK!安心の低金利で利用しやすい
銀行ならではの低金利が魅力で、契約と同時の入金にも対応しているカードローンです。
来店や郵送でのやり取りが必要ないうえ、パート・アルバイトの方でも申し込めます。
特に千葉県にお住まいの方におすすめです。(千葉県・東京都・茨城県・埼玉県・神奈川県の一部エリアにお住まいの方のみお申し込みいただけます。)
4.0
20代・男性(会社員)
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80.0

口座なしで申し込める!Web完結できてカードレスも選択OK
三菱UFJ銀行の口座を持っていなくても申し込み可能なカードローンです。
申し込みはWeb完結で、24時間365日いつでも気軽に申し込めます。
また、三菱UFJ銀行や提携コンビニATMでは手数料無料で借入・返済が行える上、最小返済額は月1,000円からと低めに設定されているので、初めてカードローンを利用する方でも安心です。
5.0
30代・男性(会社員)
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注釈についての記載
80.8

低金利が魅力!銀行口座を開設せずに利用できる
上限金利が13.8%と低く、1,000円から借入できるため少しだけお金を借りたい方にもおすすめです。
イオン銀行の口座開設は不要で、他の金融機関からの引き落としにも対応しています。
また、イオン銀行や提携コンビニATMでは、24時間365日手数料無料で利用可能です。
4.0
40代・女性(アルバイト・パート)
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75.5

上限金利は年14.5%!スマホでも簡単に申込可能
上限金利は年14.5%と消費者金融カードローンに比べて低めなので、高額かつ長期的な融資に向いています。
また、カードレス※2に対応しており、ATMへ行かずとも借入・返済が行える点や、周囲に借入を知られるリスクを抑えられる点もメリットです。
※:三井住友銀行の普通預金口座をお持ちでない方、またWEBよりお申込みのお客さまで、本人確認をオンラインで行った場合に限り「カードレス」の選択が可能
5.0
40代・女性(会社員)
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75.0

無利息期間やガン保障プランあり!独自性あふれるサービスがズラリ
新規口座の開設が不要なことや、30日間の無利息期間が適用されるなど、他の銀行系カードローンでは珍しいサービスが受けられます。
特に、利用者がガンと診断された際に保険金が借入残高に充当される「ガン保障特約付きプラン」は、オリックス銀行以外にはない新たな取り組みです。
4.0
40代・男性(会社員)
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75.8

限度額は最高1,000万円!自動融資で口座残高不足を防げる
口座残高が不足している際の自動融資サービスや、30日間の無利息期間などが特徴で、貸付限度額は最高1,000万円と業界トップクラスのカードローンです。
申し込みから借入まで、すべてスマホ上で完結できるため手軽に申し込めます。
また、定期的な収入があればパートやアルバイトの方でも申し込むことが可能です。
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74.2

原則在籍確認なし!セブンイレブンでいつでも借入できる
原則として勤務先への在籍確認はなく、周囲にカードローンの利用がバレにくいのがメリットです。
アプリを使えばキャッシュカードが届く前から取引できるため、急な事態にも対応できます。
また、全国27,000台以上あるセブン銀行ATMは原則24時間利用できるので、好きなタイミングで手軽に借入・返済が可能です。
4.0
40代・男性(会社員)
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注釈についての記載
81.3

アプリで簡単手続き!返済額は柔軟に選べる
申し込みから借入・返済まですべてアプリ上で完結し、最短即日での融資にも対応しているため、短期間の借入や急ぎでの借入もスムーズです。
20歳以上69歳以下かつ収入があれば、アルバイトやパート、年金受給者の方でも申し込めます。
また、自身の返済能力に合わせて返済額を柔軟に選べるので、今月は利息のみといった返済も可能です。
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79.2

借入をお急ぎの方もOK!低金利が魅力の銀行系カードローン
金利は2.5%~13.8%と比較的低めで、幅広い借入に適した銀行系カードローンです。
ソニー銀行の口座をお持ちでない方は「初回振り込みサービス」が利用でき、カード到着前でも借入できます。
また、10万円以下の借入であれば月々2,000円から返済できるため、余裕をもって返済することが可能です。
注釈についての記載
76.7

キャッシュカードとの一体型!金利が引き下げになる特典あり
キャッシュカードとローンカードが一つになり、財布がかさばらないのはもちろんのこと、周囲から借入がバレにくいのもメリットです。
年利は1.99%~13.50%と業界トップクラスの低金利を誇り、所定の住宅ローンとの組み合わせで年利が0.5%引き下げになります。
また、全国のコンビニATMでいつでも気軽に借入できる点も魅力です。
4.0
30代・女性(会社員)
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75.8

主婦やアルバイトもOK!30日間の無利息期間あり
専業主婦やアルバイト、年金収入のみの方など、幅広い人が申し込める銀行系カードローンです。
初回の借入から30日間は無利息で利用でき、期間内であれば何度借りても利息が発生しません。
また、自動融資で残高不足をサポートしてくれたり、返済日を自由に選択できるといった点も魅力です。
5.0
30代・男性(会社員)
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注釈についての記載
85.3

金利優遇あり!申し込みから返済までスマホで完結
申し込みから借入・返済まで、スマホ上でいつでも行えるカードローンです。
条件を達成すると年利は最大年0.6%引き下げられ、借入額によっては他のカードローンよりもかなりお得になるケースがあります。
また、原則として自宅への郵便物はなく、周囲に借入がバレるリスクをおさえられる点も魅力です。
4.0
20代・女性(会社員)
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注釈についての記載
78.5

福岡銀行ユーザー必見!最短即日で借入可能
貸付限度額は最大1,000万と業界トップクラスながら、新規口座を開設せずとも利用できる点が魅力です。
ただ、福岡銀行の口座を持っている場合は、最短即日での借入や口座振替に対応しているといったメリットが得られます。
また、10万円以下の借入であれば月々の返済は2,000円から可能なので、負担にならない範囲で返済していくことが可能です。
注釈についての記載
80.8

無利息期間は60日間!アルバイトや主婦も申し込める
アルバイトや派遣社員の方も申し込みでき、10万円以下の借入なら月々2,000円から返済可能なカードローンです。
最短即日での融資に対応しているうえ、契約から60日間は無利息で借入できます。
また、静岡銀行の口座がない場合は、初回の借入のみ他行の口座への振り込みも可能です。
注釈についての記載
75.0

最大1,000万円借り入れ可能!返済は月2,000円からOK
最大1,000万円借りられるカードローンで、返済は月々2,000円から行えるため、返済の負担を軽減しながら利用できます。
お住まい(帰省先)・勤務先が北海道内にある方のみ利用可能ですが、北洋銀行の口座をもっていないくても申し込めるうえ、北洋銀行ATM・主要コンビニATMの手数料は無料です。
注釈についての記載
72.5

30日間の無利息期間あり!返済日を自由に設定できる
愛媛銀行の口座がなくても申し込める銀行カードローンです。
WEB契約・電話申込なら30日間無利息で利用できるうえ、契約時に即日振込が可能なので、すぐにお金を用意したいという人にも向いています。
また、返済日は自身の都合に合わせ、1ヶ月の内の好きな日付を設定できるのも魅力です。
注釈についての記載
75.0

低金利銀行カードローン!提携ATMを手数料0円で利用可能
低金利が特徴の銀行カードローンで、専用カードを使用すれば提携ATMが手数料0円で利用できます。
申し込みから借入まではネットで完結でき、最短翌日に融資を受けることが可能です。
また、条件達成でVポイントが最大2,000ポイントプレゼントされるため、契約時は該当プログラムにエントリーすることをおすすめします。
注釈についての記載
カードローンを比較
カード | 楽天銀行スーパーローン | 横浜銀行カードローン 注釈について 引用元: | みずほ銀行カードローン 注釈について ※: みずほマイレージクラブに入会されており、月末時点にカードローンのお借入残高がある場合、翌々月の以下ATMの時間外手数料・利用手数料が無料になります。みずほ銀行ATM0円。イーネットATM月3回まで0円 引用元: | auじぶん銀行カードローン 注釈について 引用元: | 千葉銀行カードローン 注釈について 引用元: |
---|---|---|---|---|---|
無利息期間 | なし | なし | なし | なし | なし |
金利 | 年1.9%〜14.5% | 1.5%〜14.6% | 2.0%〜14.0% | 1.48%〜17.5%(通常) | 1.4%〜14.8% |
融資スピード | 最短翌日 | 最短即日 | 公式サイト参照 | 最短即日 | - |
貸付限度額 | 10万円〜800万円 | 最大1,000万円 | 10万円〜800万円 | 最大800万円 | 800万円 |
リンク |
銀行カードローンの検証ポイント
ココモーラでは、銀行カードローンを集めて、徹底的に比較検証しました。
銀行カードローンとは?消費者金融との違い
銀行カードローンとは、銀行が提供する融資サービスです。銀行カードローンと消費者金融の主な違いとして、金利や審査スピードなどが挙げられます。
銀行カードローン | 消費者金融 | |
---|---|---|
金利 | 低め | 高め |
審査スピード | ゆっくり | 早い |
審査基準 | 厳しめ | 比較的柔軟 |
総量規制 | 対象外 | 対象(年収の1/3まで) |
即日融資 | 不可 | 可能 |
おすすめな人 | 安定収入があり急いでいない人 | すぐに現金が必要な人 |
審査・総量規制
銀行カードローンは、銀行法が適用されるため総量規制の対象外です。消費者金融は年収の3分の1を越える貸付は禁止されています。

しかし、2017年以降「過剰貸付」への批判が強まったことから、銀行も総量規制に準じた審査を行うようになりました。
そのため、実際には年収の3分の1を越える融資は通りにくく、他社借入の状況もしっかり見られていることが予想されます。

銀行カードローンは消費者金融よりも審査が厳しめになる傾向があるのじゃ。
金利
銀行カードローンは、消費者金融よりも比較的低めの上限金利に設定されていることが多いです。

プロミスやアコムなどでは、30日間の無利息期間が設定されているので、短期の場合は銀行よりお得になる可能性もあります。
長期的に借りる、金利を抑えたい人は「銀行カードローン」、すぐに借りたい、短期のつなぎ資金として利用したい人は「消費者金融」のように状況に応じて使い分けるのがおすすめです。
おすすめの銀行カードローンの選び方は?

銀行カードローンを選ぶとき、「金利が低い方がいい」「家族にバレたくない」「なるべく早く借りたい」など、人によって重視するポイントはさまざまです。
しかし、なんとなく選んでしまうと、思っていたより不便だったり、審査に通らなかったりすることも。ここでは、自分に合った銀行カードローンを見つけるために、注目しておきたいポイントをご紹介します。
おすすめの銀行カードローンの選び方
金利や無利息期間
申し込み方法や手続きの手軽さ
口座開設の有無
利便性や使いやすさ
在籍確認や郵送物の有無
融資スピード
借入可能額
金利や無利息期間
カードローンを選ぶときにまず注目したいのが金利です。
銀行カードローンは、消費者金融に比べて金利が低めに設定されていることが多く、長期間の利用や高額の借入をする場合には特にメリットがあります。
返済が長引くほど利息の差が効いてくるので、少しの金利の違いでも総返済額は大きく変わってきます。

また、初回利用者向けに「○日間無利息」といったサービスを行っている銀行もあります。
短期間だけ借りたい方にとっては、無利息期間を活用すると利息の負担をぐんと抑えられるでしょう。

借入予定期間が短い場合は、無利息サービスがあるかどうかをチェックするのがおすすめだぞ!
申し込み方法や手続きの手軽さ
「できるだけ手間をかけずに申し込みたい」という方には、WEB完結のカードローンがぴったりです。

スマホやパソコンで申し込みから契約、借入までをすべてオンラインで済ませることができるので、外出の必要がなく忙しい方や人に会わずに手続きをしたい方にとってはとても便利でしょう。
WEB完結の場合、郵送物や電話連絡が省略できることも多く、家族に知られたくない方にも向いています。
ただし、銀行によってはWEB完結の利用には専用の口座が必要だったり、申し込み後に一部手続きで書類が必要になったりする場合もあるため、事前に確認しておくことが大切です。
口座開設の有無
銀行カードローンの中には、その銀行の口座を持っていないと利用できないところもあります。

もしその銀行の口座を持っていない場合は、新たに口座開設からスタートすることになるため、申し込みから借入れまでに時間がかかる可能性があります。
したがって、「今すぐにでもお金が必要」という方にとって口座開設の有無はとても大事なポイントです。
すでに口座を持っている銀行でカードローンが提供されていればそのままスムーズに申し込めるので、第一候補として検討する価値があると言えるでしょう。
また、口座を持っていなくても申し込み可能な銀行もあるので、急ぎの場合はその点をしっかり確認して選びましょう。
利便性や使いやすさ
借りたあとも「使いやすい」と感じられるかどうかは大事なポイントです。

例えば、スマホアプリで残高や返済スケジュールを確認できたり、提携ATMが全国のコンビニに対応していたりすると、ちょっとした返済や借り入れが気軽にできます。
また、返済方法に柔軟性があると、生活スタイルに合わせて無理なく返済が続けられます。
口座引き落としだけでなく、アプリからの任意返済や繰り上げ返済に対応しているかなどもチェックしておくと安心です。

「使いやすさ」は意外と見落としがちだが、返済をスムーズにするためにもチェックしておきたいポイントだぞ!
在籍確認や郵送物の有無
「カードローンの利用を周囲に知られたくない」という方は、在籍確認や郵送物の取り扱いにも注意して選びましょう。

銀行カードローンでも、勤務先に在籍確認の電話を入れるケースがありますが、最近では書類提出だけで済む銀行も増えてきました。
また、自宅にローンカードや契約書類が届くと家族にバレる可能性もあります。
よって、郵送物なしのサービスを利用できるか、契約時にカードレスを選べるかどうかもチェックしておくと安心です。

プライバシーに配慮した対応をしてくれる銀行であれば、より気持ちよく利用できそうじゃ!
融資スピード
融資スピードは、急いでお金を借りたい人には重要なポイントです。

しかし、銀行カードローンは法律上即日融資はNGとされています。
すぐにお金が必要な人には消費者金融の利用がおすすめです。どうしても銀行カードローンが良い人は最短翌営業日対応の銀行を選びましょう。
審査スピードは、在籍確認の有無や書類の不備で遅れることもあるので、余裕を持って申し込んでくださいね。
借入可能額
銀行によって借入できる限度額は異なります。限度額オーバーで審査落ちにならないためにも、いくら必要なのかを明確にしておくことが大切です。

一般的に数万円〜50万円程度ならどこの銀行でも対応していますが、100万円以上を検討しているのであれば上限額が高い銀行を選ぶようにしましょう。
ただし、審査の結果によっては希望通りの金額が出ないことも。希望額を通すためには、まずは少額から申し込むこともおすすめですよ。

返済実績を積むことで、後から増額申請する時の審査が通りやすくなる可能性があるぞ。
審査が甘い・緩い銀行カードローンはない?
「審査が甘い銀行カードローンはないの?」と気になる方もいるかもしれませんが、実際のところ審査が甘い・緩い銀行カードローンは存在しません。
どの銀行も「銀行法」に基づいて、申込者の返済能力をきちんと確認する審査を行っており、「審査なし」や「誰でも通る」といったものはありません。

万が一、そのような言葉で勧誘している広告を見かけたら、それは正規の銀行ではなく、違法な闇金の可能性があるため注意が必要です。
金融機関によって審査基準に違いはあるものの、それは甘いわけではなく、重視するポイントが異なるだけです。
例えば、ある銀行は勤続年数を重視し、別の銀行は年収に重点を置く可能性も考えられます。
そのため、ある銀行カードローンでは審査に落ち、別の銀行カードローンでは通るということはありますが、それは単に基準の違いであって、審査の厳しさが変わるわけではありません。
安心してカードローンを利用したいなら、「甘さ」よりも、自分に合った条件や使いやすさを重視して選ぶことが大切です。
銀行カードローンで借入するメリットは?
銀行カードローンのメリットとして、消費者金融に比べて上限金利が低めなことや、銀行口座と連携して使いやすいこと、給与振込口座と連動させれば返済もスムーズになることなどが挙げられます。

銀行カードローンの魅力のひとつは、金利が比較的低めに設定されていることです。
特に、借入金額が大きくなりそうな方や、返済期間が長くなりそうな方にとっては、利息の負担をできるだけ抑えたいもの。
金利の差はトータルで見れば大きな違いになるため、銀行カードローンを選ぶ価値は十分にあるでしょう。
さらに、銀行口座を持っていると、使いやすさの面でもメリットがあります。

例えば、キャッシュカードにローン機能がついている場合、普段使っているATMからそのまま借入ができるため、新たに専用のカードを持ち歩く必要もありません。
また、口座残高が足りないときに自動で融資してくれる「自動融資機能」が使える銀行もあり、急な出費にもスムーズに対応できます。
このように、日常的に使っている銀行口座とローンの連携が取れていることで、借入や返済の手間を減らせるのは嬉しいポイントでしょう。
給与の振込先と連動させておけば、毎月の返済を忘れずに行いやすくなり、家計管理のしやすさにもつながります。

信頼感や安心感を重視する方にとって、銀行が提供するカードローンは選びやすい選択肢のひとつだと言えそうじゃ!
銀行カードローンにデメリットはある?
銀行カードローンのデメリットとしては、審査に時間がかかる点や、無利息期間のない業者が多い点、審査が厳しめの傾向にある点などが挙げられます。

審査に時間がかかる
銀行カードローンは、原則即日融資がNGとされています。

審査には銀行法が適用され、審査の際に信用情報機関や警察庁のデータベースへの照会が必須です。
審査の回答には、通常1〜5営業日以上かかることもあるので、すぐに現金が必要な人には不向きのサービスといえます。

スピードを重視したい人は消費者金融の利用をおすすめするぞ。
無利息期間がないところが多い
銀行カードローンには基本的に無利息期間が設定されていません。

消費者金融系の場合、30日の無利息期間などの特典があることも。短期借入ならトータルの利息が少なくなるかもしれません。
申し込み前に借入期間をシミュレーションして、トータルの利息を確認してみましょう。

無利息がない分、金利が割高になる可能性もあるのじゃ。
審査は厳しめの傾向
一般的に、銀行カードローンは消費者金融に比べて、審査が厳しめです。

審査基準は銀行によって様々ですが、貸し倒れによる損失のリスクをできるだけ抑えるためにも、年収や職業、信用情報などが細かくチェックされています。
大手消費者金融の場合は、審査通過率を公表している場合も。審査が通るか不安な人は、銀行カードローン以外の利用も検討してみましょう。
銀行カードローンの審査でチェックされるポイントは?
審査基準は公表されていませんが、銀行カードローンの審査では信用情報や現在の借入状況などがチェックされるといわれています。

職業や収入
銀行カードローンの審査において、安定した収入があるかどうかは大事なチェックポイントです。

確認する方法として、本人確認書類や申告内容、電話による在籍確認が行われます。
中には書類提出で在籍確認ができる銀行もあるので、電話連絡を避けたい人は事前に相談しておくと安心です。
信用情報
信用情報とは、これまでに利用したローンやクレジットカードなどの契約内容や支払い履歴の記録のことをさします。

過去に延滞や遅延などのトラブルを起こした履歴があると、返済能力に不安があるとみなされて審査落ちの原因となる可能性が高いです。
登録期間はローン契約や延滞の情報は、解消してから5年間といわれています。

自分の信用情報に問題ないか不安な人は、自分でオンラインで開示して確認しておくと安心じゃ。
他社での借入状況
他社での借入状況も重視されるポイントとされています。

借入件数が多かったり、複数社に短期間で申し込みをしている場合は審査に落ちる可能性があるので注意が必要です。
借入件数を減らすためにも、可能な限り完済・整理して、返済余力を確保してから申し込みするのが良いでしょう。
参考文献
・一般社団法人全国銀行協会「センター会員一覧」(2025年4月1日現在)
・割賦販売法・貸金業法指定信用情報機関 (最終アクセス:2025年5月8日)
・昭和五十八年法律第三十二号「貸金業法」(令和6年4月1日 施行 )
よくある質問
Q. 銀行カードローンと消費者金融との違いは何ですか?
銀行カードローンは銀行法に基づき総量規制の対象外ですが、審査に時間がかかる傾向があります。
一方、消費者金融は貸金業法のもとで運営され、総量規制により年収の3分の1までしか借入れできません。
また、銀行カードローンは消費者金融と比べて金利が比較的低めですが、融資までに時間がかかる場合があります。
反対に、消費者金融は金利が高めですが、最短即日融資が可能なため、急ぎの借入れに向いています。
Q. 銀行カードローンのメリットは何ですか?
まず、消費者金融に比べて金利が低めに設定されており、返済時の負担を抑えやすいのが特徴です。
また、銀行によってはキャッシュカードと一体型のカードローンを利用できるため、新たにカードを作る手間が省ける場合もあります。
さらに、住宅ローンなどの金融サービスと併用すると金利優遇や特典を受けられることも。低金利で借りたい方や、銀行サービスを活用したい方におすすめです。
Q. 銀行カードローンのデメリットは何ですか?
審査に時間がかかるため、基本的に即日融資はできません。審査では警察庁のデータベース照会が必要なため、最短でも翌営業日以降の融資となることが一般的です。
また、無利息期間のサービスがないケースが多く、消費者金融のように初回利用時の金利優遇がない点もデメリットだと言えるでしょう。
急ぎでお金を借りたい場合や、短期間で返済する予定の方には不向きかもしれません。
Q. 銀行系カードローンの審査は甘いですか?
中でも、銀行カードローンはメガバンク・地方銀行・ネット銀行を問わず厳格な審査基準を設けており、審査が緩い銀行は存在しません。
銀行カードローンは警察庁のデータベース照会が義務付けられており、審査に時間がかかる上、消費者金融よりも厳しくチェックされる傾向があります。
そのため、安定した収入や信用情報が重視され、審査通過は決して簡単ではないことを理解しておく必要があります。
この記事の監修者
育休中、フリーランス女性に向けて「社会制度」や「貯金・投資」に関するお役立ち情報を発信。
マネーコラムの執筆や記事監修も手がける。日経xwoman公式アンバサダー。著書「お金の使い方、貯め方教えて下さい」主婦の友社
- ファイナンシャルプランナー
東証一部上場企業で10年間サラリーマンを務める中、業務中の交通事故をきっかけに企業の福利厚生に興味を持ち、社会保障の勉強を始める。
以降ファイナンシャルプランナーとして活動し、個人・法人のお金に関する相談、北海道のテレビ番組のコメンテーター、年間毎年約100件のセミナー講師なども務める。趣味はフィットネス。健康とお金、豊かなライフスタイルを実践・発信しています。
- 有限会社バード商会
福岡の大学を卒業後、大手インフラ業界に就職。主に、ご家庭の光熱費削減や新電力の業務に約4年ほど従事。現在は、父の会社(有限会社バード商会)を継ぎ、独立系のファイナンシャル・プランナーとして活動中。専門分野は、家計改善(光熱費の見直し)と資産形成の分野。
FPの実績は、カードローン相談、光熱費の見直し、企業型確定拠出年金の導入、日本FP協会でアシスタント相談員、執筆などを行っている。
水野総合FP事務所代表。独立系ファイナンシャルプランナーとして個別相談、執筆・監修、講師、取材協力などマルチに活動。ライフプラン、資産運用、相続・資産承継といった幅広い相談内容に対応し、全国1000名を超える方から日本FP協会に寄せられる「くらしとお金」の電話相談を1年間担当。毎月20本以上の執筆・記事監修の他、大学や事業法人で講師を務め年80回登壇。学校法人専門学校非常勤講師として「投資の授業」を毎週行う。
消費生活ジャーナリスト。1952年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。
同大学院修士課程修了後、月刊誌記者などを経て独立。流通、情報通信、金融分野を中心に活動する。主力はクレジットカード&電子マネーの研究で、すでに30年間に渡って業界の定点観測をしている。また、クレジットカードのムックも50冊以上監修しキャッシュレスの生き字引として情報発信を続けている。
証券会社にて営業・経営企画部門、社長秘書等を行う。また、投資銀行業務にも携わる。
現在、不動産を含む資産運用と社会保障(特に年金)を主に、FP相談・執筆・講演・を行っている。東洋大学経営学部ファイナンス学科非常勤講師
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