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おまとめローンおすすめ人気ランキング!低金利で審査に通りやすいのは?

おまとめローンとは、複数の借入れやリボ払いなどをまとめて一本化し返済を効率化できるローンのことです。借入先が多いと返済日がバラバラで管理が煩雑になったり、各社の金利負担が重くなることがありますが、おまとめローンを利用すれば金利や毎月の返済額を軽減できる可能性があります。 中には総量規制の対象外で年収の3分の1を超える借り入れが可能な商品もあり、高額な借入額を抱えている方でも検討しやすいのが特徴です。しかし、おまとめローンを利用したことがない方の中には「ローンの一本化で300万円の借入は成功させられる?」「銀行系のおまとめローンで多めに借りることは可能?」など、疑問を抱えている方もいるでしょう。 おまとめローンは主に消費者金融や銀行、信販会社などが提供しており、審査基準や金利、借入限度額や返済年数などは商品によって異なります。通常のフリーローンよりも審査がやや厳しい傾向があるため、選ぶときはしっかり比較することが大切です。 そこで本記事では、おすすめのおまとめローンを比較し、ランキング形式でご紹介。選び方のポイントやメリットについて詳しく解説しています。また、申し込みの流れや審査の注意点などもまとめているので、無理なく返済を続けたい方はぜひ参考にしてみてください。

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プロミスのカードローン
金利(実質年率)
4.5%〜17.8% ※4
借入限度額
最大500万円 ※4
融資スピード
最短3分 ※1

4.4

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(22件)

COCOMO AI 診断

75.0

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キャンペーン

ホームページもしくはプロミスアプリから初めての契約で最大1,000円相当のVポイントプレゼント
(終了日未定)

最短3分で即日融資!Web完結&アプリで借入だからバレない

Web申し込みで最短3分※1融資が受けられるうえ、はじめての利用なら最大30日間の無利息期間が利用できる※2ため、お得にお金を借りることが可能です。 無利息期間は初回借入の翌日からスタートするので、無駄なく利息0円の期間が利用できます。 また、原則として電話連絡や郵送物がなく、借入・返済どちらもアプリで行えるため周囲にバレないのもメリットです。

ピックアップレビュー
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4.0

30代・男性(会社員)

2025.01.09
最も評価できる点は、融資のスピードです。申し込みから実際の融資まで約40分程度で完了し、急な出費への対応が可能でした。金利に関しては年利14.5%と設定されており、他社と比較しても競争力のある水準だと考えています。 また、借入方法の利便性も特筆すべき点です。スマートフォンからの申し込みが可能で、契約後はアプリを通じて残高確認や返済予定の管理が簡単に行えます。提携ATMも全国に数多く設置されており、

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SMBCモビットのカードローン
金利(実質年率)
3.0%〜18.0%
借入限度額
1万円〜800万円
融資スピード
最短15分 ※1

4.2

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(13件)

COCOMO AI 診断

74.2

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申し込みから最短15分※1で融資!原則来店・電話連絡・郵送物なしで借りられる

SMBCグループの安心感と、最短15分※1のスピーディーな融資が特徴です。 Web完結で申し込みでき、自宅や勤務先への電話連絡は原則として行われないため、周囲にカードローンの利用がバレるリスクも低いでしょう。 また、返済時にVポイントが貯まる上、Vポイントサービスの利用手続きを行うことで、貯まったVポイントを返済に充てることが可能です。

ピックアップレビュー
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4.0

20代・女性(アルバイト・パート)

2025.01.09
SMBCモビットの融資スピードは非常に早く、印象的でした。会員登録を行ってから、審査結果が出て、融資されるまで15分もかからず、あっという間に手続きが完了しました。また、電話連絡などの面倒な手続きがなく、全てウェブ上で審査から契約まで進めることができ、とてもスムーズでした。振り込みキャッシングを利用すれば、借り入れ後すぐに支払いが可能で、急いでお金が必要だった際には本当に助かりました。さらに、アプ

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アイフルのカードローン
金利(実質年率)
3.0%〜18.0%
借入限度額
1万円〜800万円※1
融資スピード
最短18分※2

4.0

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(23件)

COCOMO AI 診断

80.0

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最短18分※2のスピード審査が魅力。すべての取引がスマホで完結

最短18分※2のスピード融資に対応している大手消費者金融です。 スマホ1つで本人確認や取引が行えるうえ、返済方法が豊富かつ返済日も自分で選ぶことができます。 また、初めて利用する場合は最大30日間利息が0円になるため、お得にお金を借りることが可能です。

ピックアップレビュー
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5.0

20代・女性(アルバイト・パート)

2025.01.09
アイフルを利用した際、融資スピードが非常に早くて驚きました。私の場合、申し込みから融資までおおよそ30分程度で完了し、時間帯によってはさらに早くなることもあるようです。フリーターなので審査に不安がありましたが、契約手続きを全てウェブ上で完結でき、非常にスムーズに進みました。振り込み融資を選択したため、銀行口座に即座に振り込まれ、すぐにお金を利用することができました。 さらに、カードレス契約を選んだ

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横浜銀行カードローン
金利(実質年率)
年1.5%〜14.6%
借入限度額
最大1,000万円
融資スピード
最短即日

4.0

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(2件)

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78.3

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口座なしでも最短即日で審査完了。ATM手数料がいつでも無料!※2

横浜銀行の口座をもっていなくても申し込むことができ、最短即日で審査結果が届きます。※3 コンビニや小田急線の駅ATMから、いつでも手数料0円で借入・返済が可能です。 また、上限金利は年14.6%と銀行ならではの低さで、借入は最大1,000万円まで対応しているため、おまとめローンとしても利用できます。

ピックアップレビュー
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4.0

40代・男性(会社員)

2025.04.21
横浜銀行カードローンを急な出費に備えて申し込みました。金利については、自分の場合は年14.6%でした。消費者金融と比較すると明らかに低い設定で、銀行系カードローンの安心感も大きかったです。収入や借入額によって金利が変わるようですが、同僚は年収が高く、長い取引実績があったためか7%台で借りられたと聞いて少し羨ましく思いました。 融資スピードに関しては、銀行系なので時間がかかるのではと心配していました

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アスマイル借換え・おまとめローン
金利(実質年率)
6.9%〜13.9%
借入限度額
最大300万円
融資スピード
最短即日

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(0件)

COCOMO AI 診断

78.0

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他社からの借入をまとめて負担軽減!30日間の無利息期間あり

複数社からの借入を一つにまとめることで、金利などによる負担を軽減してより計画的に利用できるおまとめローンです。 既に借入額が年収の1/3を超えていたり、他社のおまとめローンを利用している場合でも申し込めます。 また、条件を満たすと30日間の無利息期間が適用されるうえ、最短即日で融資を受けることが可能です。

ライフカードおまとめ専用サポートローン
金利(実質年率)
12.0%~16.5%
借入限度額
最大500万円
融資スピード
最短7日

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(0件)

COCOMO AI 診断

72.5

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ショッピング利用分もおまとめ可能!最長120回の返済もOK

複数社からの借入をひとまとめにすることで、返済の負担を軽減できるおまとめローンです。 キャッシング利用分だけでなく、ショッピング利用分もおまとめ可能なので、ショッピングの支払い分もまとめたい方におすすめでしょう。

りそなプレミアムフリーローン
金利(実質年率)
年1.7%〜14.0%
借入限度額
10万円〜1,000万円
融資スピード
-

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固定金利で返済しやすい!口座なしでも申し込める

Web完結で契約でき、りそな銀行の口座を持っていなくても申し込めます。固定金利なので、返済額が一定で返済計画が立てやすいです。借入限度額は最大1,000万円までと高め。買い物や入院費用などの急な出費はもちろん、おまとめや借り換えとしても利用可能です。住宅ローンを契約中であれば、年0.5%の金利引き下げを受けられます。

百五銀行カードローン
金利(実質年率)
年1.8%〜14.7%
借入限度額
10万円〜800万円
融資スピード
-

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最大2ヶ月金利が半額!スマホから簡単に借入・返済OK

初めて利用する場合、最大2ヶ月間の金利が50%オフになる銀行カードローンです。各種登録や申し込み方法の制限なしに適用されます。借入・返済方法は、全国のコンビニATMはもちろん、百五銀行のアプリからも可能。借り換えローンやおまとめローンとしても使うことができ、金利が気になる方におすすめのカードローンです。

南日本銀行カードローン「WAZZECA(ワッゼカ)」
金利(実質年率)
1.8%~14.5%
借入限度額
10万円~1,000万円
融資スピード
問い合わせ

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柔軟な審査で最大1,000万円まで借入可!主婦・学生・年金受給者も申し込み◎

鹿児島を中心とするエリア内に居住・勤務している方が利用できる南日本銀行のカードローンです。最大1,000万円という高額な借入限度額が最大の魅力。WEBからの申し込みは24時間365日いつでも可能です。また、専業主婦やパート・アルバイト、年金受給者の方も申し込み対象で、どんな状況でも利用しやすいのもポイント。5社の保証会社との提携により、柔軟な審査体制を構築し、より多くの方が利用できるよう配慮もされているので、審査が不安な方にもおすすめです。

カードローンを比較

カード
プロミスのカードローン

プロミスのカードローン

注釈について

※1:

お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。

※2:

メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。

※3:

お申込時の年齢が18歳および19歳の場合は、収入証明書類のご提出が必須となります。 高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)はお申込いただけません。 収入が年金のみの方はお申込いただけません。

引用元:
※4:

2025年8月24日迄 :実質年率4.50%~17.80%/ご融資額500万円まで。2025年8月25日以降:実質年率2.50%~18.00%/ご融資額800万円まで。

SMBCモビットのカードローン

SMBCモビットのカードローン

注釈について

※1:

申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取り扱いとなる場合があります。

引用元:
アイフルのカードローン

アイフルのカードローン

注釈について

※1:

ご利用限度額50万円超、または他社を含めた借り入れ金額が100万円超の場合は源泉徴収票など収入を証明するものが必要です。

※2:

お申込み時間や審査状況によりご希望にそえない場合があります。

※:

貸付条件 ■商号:アイフル株式会社 ■登録番号:近畿財務局長(14)第00218号 ■貸付利率:3.0%~18.0%(実質年率) ■遅延損害金:20.0%(実質年率) ■契約限度額または貸付金額:800万円以内(要審査) ■返済方式:借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式 ■返済期間・回数:借入直後最長14年6ヶ月(1~151回) ■担保・連帯保証人:不要

引用元:
横浜銀行カードローン

横浜銀行カードローン

注釈について

引用元:
※1:

横浜銀行ATM、コンビニ等ATM以外の提携金融機関ATMでのお借り入れには、所定の利用手数料が必要となります。

※2:

一部ATMを除きます

※3:

契約までに口座開設が必要です

アスマイル借換え・おまとめローン

アスマイル借換え・おまとめローン

注釈について

引用元:
無利息期間最大30日間 ※2なし最大30日間(はじめての方限定)なし最大30日間
金利4.5%〜17.8% ※43.0%〜18.0%3.0%〜18.0%年1.5%〜14.6%6.9%〜13.9%
融資スピード最短3分 ※1最短15分 ※1最短18分※2最短即日最短即日
借入限度額最大500万円 ※41万円〜800万円1万円〜800万円※1最大1,000万円最大300万円
リンク

おまとめローンのランキング根拠>>


ココモーラではおまとめローンを集め、徹底的に比較検証しました。


コスト

各おまとめローンの金利や無利息期間、ATMでの返済時手数料など、利用するうえでかかるコストを比較・検証しました。


申し込みやすさ

各おまとめローンの口座開設の有無や借入限度額、Web完結に対応しているかなど、申し込みやすさを比較・検証しました。


融資スピード

各おまとめローンの融資までの期間や土日/祝日の審査対応、審査対応時間など、融資スピードに関する項目を比較・検証しました。



使い勝手

各おまとめローンの返済方法の種類や借入可能な期間、利用できる地域、アプリ/Webでの返済可否など、使い勝手を比較・検証しました。


おまとめローンとは?


おまとめローンとは、借金の返済をする際に複数の借入を一本化するための金融商品です。銀行や消費者金融など様々な金融機関で提供されており、使い方次第で金利や毎月の返済額を引き下げることができます。


おまとめローンを取り扱う金融機関は増加傾向。金融庁のフォローアップ調査によれば、おまとめローンを提供している銀行は65%(2019年、最新)で、前年調査時の52%を超える結果になりました。


似た言葉に借り換えローンがありますが、借り換えローンは既存の借り入れを新しい借入先に借り換えるためのローン全般を指すため、おまとめローンとは対象範囲が異なります。


point

商品を通して返済者の負担を減らすという目的は共通しており、おまとめローンは借り換えローンの一種ということになります。


おまとめローンのメリットは?


おまとめローンには、金利が下がる可能性がある・月々の返済額を減らせる可能性がある・返済手続きを簡略化できるなどのメリットがあります。



金利が下がる可能性がある


おまとめローンを利用すると、複数の借入をひとつにまとめられるだけでなく、金利を下げることもできるかもしれません


特に、もともとの借入先の金利が高かった場合は、おまとめローンに切り替えることで金利が下がる可能性があります。



A社

B社

C社

合計

借入残高

30万円

40万円

50万円

120万円

金利(実質年率)

18.0%

18.0%

17.0%

返済回数

36回

47回

56回

毎月返済額

11,000円

12,000円

13,000円

36,000円

引用元:SMBCモビット公式サイト「おまとめイメージ」


上記のケースでは毎月返済額の合計が36,000円(年間432,000円)ですが、おまとめローンを利用して金利が14.0%になった場合、毎月返済額が30,000円(年間360,000円)となり、年間で72,000円の減額が可能です。


ただし、すべてのケースで必ず金利が下がるわけではありません


現在の借入条件よりも金利が高くなってしまう場合や、返済期間を長く設定すると総返済額が増えてしまうこともあるため、事前のシミュレーションが大切です。


point

多くの金融機関の公式サイトでは、返済額や利息額を試算できるシミュレーションツールが用意されているため、借り換え前と借り換え後でどのくらい利息が変わるのか、月々の負担がどの程度軽くなるのか確認しておくことをおすすめします。


申し込みを検討する際は、現在の利息額とおまとめ後の利息額を比較し、「本当に負担を減らせるのか」をしっかり見極めましょう。


モーラ博士

金利以外にも、手数料や返済期間など総合的な条件を踏まえて判断することが大切じゃ!


関連記事


月々の返済額を減らせる可能性がある


複数のローンを利用している場合、それぞれに返済日や返済額が設定されているため、毎月の返済負担が大きくなりやすい傾向があります。


特に、借入残高が多いときや複数社から同時に返済請求があると、月々の支払いが高額になり、家計を圧迫してしまうことも少なくありません。


このような状況で役立つのが、おまとめローンです。


point

複数の借入をひとつにまとめることで、返済先が一本化されるだけでなく、返済総額や金利の見直しによって月々の返済額を抑えられる可能性があります。


結果として毎月の生活費に余裕が生まれ、計画的に返済を続けやすくなるというメリットがあります。


モーラ博士

ただし、月々の返済額が下がっても返済期間が長くなる場合がある点に注意が必要じゃ!


期間が長引けば利息の総額が増えることもあるため、シミュレーションで総返済額も確認しながら検討することが大切です。


「毎月の返済が重くて生活が苦しい」「複数社からの請求で管理が大変」と感じている場合は、一度おまとめローンを利用した場合の返済計画を試算してみると良いでしょう。


返済手続きを簡略化できる


複数の金融機関から借入をしている場合、返済日や振込先、支払額、振込方法がそれぞれ異なることが多く、支払い管理が煩雑になりがちです。


月の中で複数回の返済日があると、うっかり支払いを忘れてしまったり、返済額を間違えてしまうリスクも考えられるでしょう。


check

もし延滞や返済ミスが発生すると、信用情報に「延滞履歴」として記録され、今後のローン審査やクレジットカード発行に不利になる可能性があります。


特に、短期間に複数の返済トラブルが続いた場合、信用回復に数年かかることもあるため、注意が必要です。


そこで、おまとめローンを利用して複数の借入を1本にまとめれば、返済先や返済日が統一され、毎月1回・同じ口座から返済するだけというシンプルな管理にできます。


モーラ博士

支払い忘れの防止や、精神的な負担軽減にもつながりそうじゃな!


返済管理の複雑さに悩んでいる方や、「返済日が多すぎて常に支払いに追われている」と感じる方は、一度おまとめローンを利用した場合のメリットをシミュレーションしてみると良いでしょう。


総量規制の対象外


おまとめローンは、消費者金融などが扱う通常のカードローンと異なり、総量規制の対象外となります。


日本貸金業協会の公式サイトによると、総量規制とは、貸金業法によって定められた「年収の3分の1を超える金額は貸し付けできない」というルールのことです。


check

よって、消費者金融のカードローンでは年収600万円の人であれば、最大でも200万円までしか借りられません。


一方、おまとめローンは総量規制の制限を受けないため、年収の3分の1を超える金額でも一本化できる可能性があります。


複数の高額な借入を抱えている場合でも、まとめることで返済管理がしやすくなるのは大きなメリットだと言えるでしょう。


モーラ博士

ただし、総量規制の対象外だからといって希望額が必ず借りられるわけではないという点には、注意が必要だぞ!


高額借入の一本化を検討する際は、現在の借入状況や返済計画を踏まえてシミュレーションや事前相談を行うと安心です。


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おまとめローンの注意点は?


おまとめローンには、追加の借入ができない・利用前に審査がある・返済が長期化する可能性があるなどの注意点があります。



追加の借入ができない


おまとめローンは返済用の商品であり、現在借り入れている以上の額を追加で借り入れることはできません


別のローンを契約すれば追加の借り入れが可能ですが、おまとめローンで返済を一本化する意味が薄くなります。利用限度額の中で追加でお金を借り入れる予定のある方は、カードローンを利用しましょう。


利用前に審査がある


おまとめローンはローン契約なので、申込時に審査が行われます。取引の特性上、複数の借入先の借入残高を合算した総額を一括で借り入れるので高額になりやすく、それゆえ審査も厳しく行われやすいです。


check

審査では在籍確認が行われることが一般的です。在籍確認の方法は各社異なりますが、周囲に知られたくない場合は電話での在籍確認がないものを選びましょう。


過去の契約で信用情報に傷がついている方は審査に落ちてしまう可能性があるので注意しましょう。


返済が長期化する可能性がある


前述した通り、月々の返済額が少なくなる可能性があるのがおまとめローンのメリットの一つですが、これは返済期間が長くなりやすいことの裏返しでもあります。


返済が長引くと発生する利息は多くなるので、月々の返済に充てられる額と利率、発生が見込まれる利息の総額のバランスを考えながらおまとめローンを利用するかを決めましょう。


また、条件によってはおまとめローンを利用することで返済のハードルが高くなることも。おまとめローンに関する西垣の論文でも、下記のようにおまとめローンの危険性が述べられています。


表向きは債務負担を軽減させることが目的とされるが、ハイリスクな借り手は借りまとめにおいても高金利が適用されることで負担軽減にはならず逆に隠れた過重債務の温床となる可能性が指摘される。

引用元:
西垣鳴人「地域金融機関の借りまとめローンは債務軽減の目的に適っているか?」|生活経済学研究


おまとめローンの選び方



おまとめローンを選ぶ際は、以下のポイントに注目して選ぶとよいでしょう。


おまとめローンを選ぶポイント


  • 取りまとめ対象の借入の種類

  • 借入限度額

  • 金利

  • 月々の返済額


いずれの場合も自身の借入状況を正確に把握し、無理のない返済計画を立てることが重要です。


取りまとめ対象の借入の種類


おまとめローンを利用して複数の借入を一本化する際は、現在の借入先や借入の種類がそのローンの取りまとめ対象に含まれているかどうかを必ず確認する必要があります。


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一見するとすべての借入をまとめられそうに見えますが、実際には金融機関ごとに対象外となる借入の種類があり、注意が必要です。


例えば、銀行系カードローンや住宅ローンなど一部の借入は対象外とする商品もあります


また、消費者金融やクレジットカードのキャッシング枠は対象に含まれていても、リボ払い残高やショッピング利用分はまとめられないケースもあります。


これらの制限は金融機関ごとに異なるため、事前に公式サイトの説明や商品概要をしっかり確認しておくことが大切です。


モーラ博士

複数の商品を比較し、自分の借入状況に最も合ったおまとめローンを選ぶことが、スムーズな一本化につながるぞ!


借入限度額


おまとめローンを利用する際にまず確認したいのが、借入限度額が自分の借入総額をカバーできるかどうかです。


限度額が現在の借入総額よりも低い場合、すべての借入を一本化できず、複数の返済が残ってしまいます。


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これでは、おまとめローン本来の「返済を一本化して管理を簡単にする」というメリットが十分に得られません。


また、おまとめローンは総量規制の対象外であるため、通常の消費者金融ローンのように「年収の3分の1まで」という制限を受けずに借り入れできる可能性があります。


例えば、年収600万円の場合、総量規制の対象ローンでは200万円までしか借りられませんが、おまとめローンであればそれ以上の額を一本化できるケースもあります。


モーラ博士

ただし、総量規制の対象外であっても、審査で返済能力が認められなければ希望額を借りられないこともあるぞ。


金融機関ごとに設定されている限度額や審査基準は異なるため、申し込み前に商品概要やシミュレーションを確認し、自分の借入総額に対応できるかをしっかりチェックすることが大切です。


複数の借入れを一本化する、いわゆる「おまとめローン」は、法令が規定する一定の条件を満たせば、「顧客に一方的有利となる借換え」として総量規制の「例外貸付け」に該当し、貸金業者から年収の3分の1を超えて利用できる場合があります。

引用元-日本貸金業協会総量規制の「除外貸付け」に分類される契約」について


自分が今総額でいくら借り入れているのかを正確に把握し、借入限度額がそれより大きいおまとめローンを選びましょう。


金利


おまとめローンは、複数の借入を一本化できる反面、返済期間が長くなる傾向があります


期間が延びれば、毎月の返済額が抑えられる一方で、金利が高いと支払う利息の総額が大きくなり、結果的に負担が増えてしまうこともあるのです。


point

そのため、おまとめローンを選ぶ際は、金利の低さだけでなく、返済期間と総返済額のバランスを確認することが大切です。


現在の借入先ごとの金利や残高をもとに、年間でどのくらいの利息を支払っているのかを把握し、一本化後の金利・返済期間と比較してみましょう。


多くの金融機関の公式サイトでは、利息総額を試算できるシミュレーション機能が利用できるため、「おまとめ後に本当に負担が減るのか」「返済総額は下がるのか」を具体的にイメージできます。


モーラ博士

月々の支払いが楽になっても総返済額が増えてしまうケースもあるため、金利と返済期間の両面から総合的に判断することが重要じゃ!


月々の返済額


おまとめローンは、商品ごとに設定できる返済期間や最低返済額が異なるため、事前に条件をよく確認しておきましょう。


また、毎月の最低返済額も金融機関によって数千円単位から数万円単位まで幅があります。


check

返済期間を長く設定すれば月々の負担は軽くなりますが、その分、総返済額は増えてしまう可能性がある点には注意が必要です。


短期間で完済できる計画を立てられれば利息を抑えられますが、毎月の支払額が大きくなり生活費を圧迫してしまうかもしれません


モーラ博士

大切なのは、自分の収入や生活費を踏まえて無理のない返済計画を立てることじゃ!


目安として、毎月の返済額が手取り収入の2〜3割を超えない範囲で計画を立てると安心です。


したがって、候補となるおまとめローンの商品概要を確認し、自分の理想とする返済ペースに合った条件かどうかをよく比較したうえで検討しましょう。


おまとめローンを利用するまでの流れは?


おまとめローンを利用する際の流れは以下の通りです。



1.申し込み


申し込み条件等を確認してどのおまとめローンで借り入れるかを決めたら、申し込みをしましょう。申し込みは電話やWebで行うことが多いです。


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名前・住所・連絡先等基本的な情報のほか、年収や借入希望額の入力が求められることが多いです。


おまとめローンの申込先が銀行の場合はその銀行の口座、カード会社の場合はその会社が発行するクレジットカードを持っていると手続きがスムーズに進みやすいでしょう。


2.審査


申し込みが終わったら、審査が行われます。審査に先立って、運転免許証等の本人確認書類や源泉徴収票等の前年度の収入が確認できる書類の提出が求められるので用意しておきましょう。


全国銀行協会の公式サイトによると、本人確認書類には運転免許証やマイナンバーカード、パスポートなどが含まれます。


point

審査は返済能力や借入状況、過去にトラブルがなかったか等を踏まえて総合的に行われます。


短期間で複数のローンに申し込んだり、申込時に不確かな情報を入力したりすると審査に落ちやすくなるので注意が必要です。


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全国銀行協会|本人確認書類って何?


3.借り入れ


審査に通った場合、希望額を借り入れることができます。


借り入れ方法は主に


  • 自分の口座にお金が振り込まれるパターン

  • おまとめローンの提供元が現在の自分の借入先に直接お金を振り込んで借金の返済をするパターン


の2つです。


自分で返済をするのが煩わしいという場合は、返済を任せられるおまとめローンを契約するとよいかもしれませんね。


4.他社に返済し、借り入れを一本化する


借り入れ方法が自分の口座にお金が振り込まれるパターンの場合、従来の借入先への返済を自分で行う必要があります。返済が終わったら、領収書や解約証明書の提出が求められるので保管しておきましょう。


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おまとめローンは他の借金を完済することが前提の取引なので、返済は必ず忘れずに行ってください。忘れると契約先からの信頼を損なうほか、追加で利息が発生し負担額が増える可能性があります。


監修者の水野さんにおまとめローンについてインタビューを実施


ココモーラの監修者である水野さんへ、おまとめローンで気になる部分を伺いました。おまとめローンを検討している方はぜひ参考にしてください。



監修者

水野総合FP事務所代表。独立系ファイナンシャルプランナーとして個別相談、執筆・監修、講師、取材協力などマルチに活動。ライフプラン、資産運用、相続・資産承継といった幅広い相談内容に対応し、全国1000名を超える方から日本FP協会に寄せられる「くらしとお金」の電話相談を1年間担当。毎月20本以上の執筆・記事監修の他、大学や事業法人で講師を務め年80回登壇。学校法人専門学校非常勤講師として「投資の授業」を毎週行う。



おまとめローンを利用するメリットは何ですか?


おまとめローンは、複数の金融機関からの借り入れ(カードローン、キャッシングなど)を一本化し、金利や月々の返済額の引き下げを目的としたローン商品です。


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2社以上から借り入れしている場合、金融機関によって返済日や返済額が異なるケースもあり、毎月の支払い管理に不安が残ります。


借入先を1社にまとめることで返済管理がしやすくなるほか、低金利ローンで返済額や利息負担を軽減できれば、返済計画を立て直した上で無理のない返済が可能になります。


水野様がおすすめしたいおまとめローンの特徴を教えてください。


まず前提として、おまとめローンはすでに融資を受けている人が対象のローン商品であり、追加の借り入れができません


申し込みに際しては、新たに金融機関の審査に通過する必要がありますので、既存の借入状況についてご自身で整理しておきましょう。


point

おまとめローンは、金融機関によってさまざまな商品が提供されています。返済負担を軽減するには「金利の低さ」を最重視しつつも、ご自身の状況に合ったおまとめローンを選ぶのが良いでしょう。


おまとめローンを利用するうえで、気を付けるべきことは何ですか?


金利差と返済期間を必ず確認しましょう。低金利のおまとめローンであっても、返済期間が延びることで返済総額が増えるケースもあります。


事務手数料・保証料など、諸費用を含めたトータルコストで比較することが欠かせず、おまとめローンの利用で本当にメリットがあるか事前シミュレーションが第一歩です。


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借り入れを一本化した後は、空いたカード利用枠(カードローン、キャッシング)を再び使ってしまうことで、借金が雪だるま式に膨らむ可能性があるので注意しましょう。


参考文献


金融庁「銀行カードローンのフォローアップ調査結果について」(最終アクセス:2025年7月23日)
日本貸金業協会総量規制の「除外貸付け」に分類される契約」について(最終アクセス:2025年5月8日)

金融庁改正貸金業法に関する内閣府令の改正の概要 」(平成22年6月11日)

厚生労働省借り手の目線に立った10の方策」(最終アクセス:2025年5月8日)

生活経済学研究 西垣鳴人「地域金融機関の借りまとめローンは債務軽減の目的に適っているか?」(最終アクセス:2025年7月23日)

日本貸金業協会 1 お借入れは年収の3分の1までです(最終アクセス:2025年8月14日)

全国銀行協会 本人確認書類って何?(最終アクセス:2025年8月14日)


よくある質問

Q. おまとめローンとは何ですか?

A.
おまとめローンとは、複数の借入れを一本化するためのローン商品です。 消費者金融や銀行などで提供されており、複数の金融機関からの借入れを1つにまとめることで、返済管理をしやすくし、毎月の負担を軽減できる可能性があります。 また、金利が低いローンに借り換えることで、総支払額を減らせる場合もあります。 おまとめローンは「借り換えローン」の一種ですが、2社以上の借入れを対象とする点が特徴です。返済負担を軽くしたい方にぴったりの選択肢だと言えるでしょう。

Q. おまとめローンの選び方を教えてください。

A.
おまとめローンを選ぶ際は、金利・対象範囲・借入限度額の3つのポイントを確認しましょう。 まず、金利を比較し、現在の借入金利より低くなるかをチェックすることが大切です。 消費者金融のおまとめローンは、既存の金利を超えないよう義務付けられていますが、対象範囲が限られる場合があります。 一方、銀行のおまとめローンは幅広い借入れを一本化できますが、金利が上がる可能性もあるため注意が必要です。 また、借入限度額も金融機関によって異なるため、自分の借入れ総額をカバーできるか確認し、自分に合ったローンを選びましょう。

Q. 審査の甘い・ゆるいおまとめローンはありますか?

A.
審査の甘いおまとめローンは存在しません。 おまとめローンは通常のカードローンよりも借入額が大きくなるため、むしろ審査がより厳格になる傾向があります。 金融機関は申込者の返済能力を慎重に判断するため、「必ず借りられる」「審査が通りやすい」ローンはありません。 審査を通過しやすくするには、現在の借入れをできるだけ減らしておくことや、希望額を必要最低限に設定することがポイントです。 正規の金融機関を利用し、無理のない返済計画を立てましょう。

Q. おまとめローンのメリットは何ですか?

A.
おまとめローンのメリットは、主に「金利の引き下げ」と「返済管理の簡略化」の2つがあります。 まず、金利を下げられる可能性がある点が大きなメリットです。 特に、消費者金融の借換え専用ローンは利用者の返済負担を軽減することが目的とされているため、現在の借入金利より低い金利が適用される場合があります。 また、複数の借入れを一本化することで、返済日が統一され、管理しやすくなるのも魅力です。 返済期日や金額の把握がしやすくなり、うっかり支払いを忘れるリスクを減らせるでしょう。

Q. おまとめローンのデメリットは何ですか?

A.
おまとめローンにはいくつかのデメリットがあるため、注意が必要です。 まず、新たな借入ができない点が挙げられます。 おまとめローンは既存の借入れを一本化するためのローンであり、一般的なカードローンのように追加で借り入れることはできません。 また、金利が必ずしも下がるわけではなく、場合によっては上がる可能性もあります。 特に、低金利の銀行カードローンからの借換えでは、逆に金利が高くなることもあるため注意が必要です。 さらに、返済期間が長くなることで総支払額が増える可能性もあります。 毎月の負担を抑えすぎると利息の支払いが膨らみ、結果的にトータルの返済額が増えることがあるため、計画的な利用が大切です。

Q. おまとめローンを利用するとクレジットカードが使えなくなるのは本当?

A.
結論、おまとめローンを利用してもクレジットカードは利用できます。ただし、キャッシング枠が制限されたり、停止されたりする可能性はあるので注意が必要です。ショッピング枠はそのまま利用できますが、返済の負担を軽減するためにも、クレジットカードの使用は控えておくと良いでしょう。

Q. おまとめローンは多めに借りられますか?

A.
おまとめローンは、あくまで他者からの借入額を一本化するためのローンで、既存の借入金額を超えて多めに借りることは基本的にできません。どうしても繰り返しお金が必要な方は、ひとつのカードローンを選んで借入枠内で繰り返し利用するのがおすすめです。返済ごとに利用可能枠が回復するため、急な出費にも対応できます。

この記事の監修者

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