更新日: 2025.12.05
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| 運営会社名 | 株式会社ミツウロコヴェッセル |
|---|---|
| 設立年月日 | 1982年(昭和57年)10月 |
| 本社所在地 | 〒104-0031 東京都中央区京橋三丁目1番1号 |
| 支払い方法 | 口座振替・振込用紙・クレジットカード支払い |
|---|---|
| 解約手数料 | 0円 |
| 切替手続き | オンライン |
| セット割 | ガス |
| ポイント還元 | ○ |
| 法人契約対応 | ○ |
| 代表プラン | 従量電灯B(東京電力エリア) | |
|---|---|---|
| 基本料金 | 基本料金(20A) | 623.50円 |
| 基本料金(30A) | 935.25円 | |
| 基本料金(40A) | 1,247.00円 | |
| 基本料金(50A) | 1,558.75円 | |
| 電力量料金 | 〜120kWhまで | 31.91円 |
| 121kWh〜300kWh | 33.13円 | |
| 301kWh〜 | 35.79円 | |
| 燃料費調整額 | あり | |
| 再エネ賦課金 | あり | |
| 最低契約期間 | 原則1年間(違約金などはなし) | |
| 他プラン一覧 | ・従量電灯C ・シングル応援プラン ・とくとくナイト ・動力プラン | |
| 北海道電力エリア | ○ |
|---|---|
| 東北電力エリア | ○ |
| 東京電力エリア | ○ |
| 中部電力エリア | ○ |
| 北陸電力エリア | ○ |
| 関西電力エリア | ○ |
| 中国電力エリア | ○ |
| 四国電力エリア | ○ |
| 九州電力エリア | ○ |
| 沖縄電力エリア | × |
ミツウロコでんきは、長年にわたりエネルギー事業を展開してきたミツウロコグループの一員である株式会社ミツウロコヴェッセルが提供する電力サービス。
老舗企業としての高い信頼性と安心感が大きな特徴です。電力供給の安定性やアフターサポート体制が整っているため、「新電力への切り替えに不安を感じる」方でも利用しやすいサービスと言えます。
料金体系は、市場価格に連動して料金が大きく変動する「市場連動型プラン」ではなく、従来の電力会社に近い固定価格型のプランが基本です。そのため、電気代が高騰しやすい時期でも、比較的安心して利用できる料金体系となっています。
また、ミツウロコガスやミツウロコ光など、グループの他サービスと電気をセットで契約することで、月々の料金が割引になるお得なセット割を提供している点も魅力です。
ミツウロコでんきの主な特徴
供給エリアは、沖縄電力エリアおよび一部離島を除いた全国に対応しています。
ミツウロコでんきは、特に電気を多く使う世帯や、市場価格の変動に左右されず安定した料金で電気を使いたい方に適した電力会社と言えるでしょう。
ミツウロコでんきには、老舗企業ならではの信頼性や、家計にメリットをもたらす料金システムなど、契約を検討する方にとって魅力となるポイントが多数あります。
ここでは、ミツウロコでんきを利用することで得られる主なメリットを分かりやすくご紹介します。
ミツウロコでんきのメリット5選!
ミツウロコでんきは、長年にわたりエネルギー事業に携わってきたミツウロコグループが提供するサービスです。
電力自由化で参入した新電力の中には、経営基盤の面で不安を感じるケースもあるかもしれませんが、ミツウロコでんきは大手エネルギー企業の信頼と実績を背景に持っています。
そのため、電力供給の安定性やアフターサポートについて高い安心感を持って利用できます。
電力供給の仕組み自体も安定しており、停電時などのトラブル発生時も、従来の東京電力(東京電力パワーグリッド株式会社)が送配電設備を管理するため、電気が不安定になる心配はありません。
また、ミツウロコでんきは自社で発電所を保有し、他社の電源を長期的に調達することで、安定した仕入れ原価を確保する経営努力をしています。これがサービス利用の安心感につながっていると言えるでしょう。
ミツウロコでんきが提供する料金プランは、電気の使用量が多くなるほど、大手電力会社と比べて割安感が出やすい構造になっています。
そのため、特に電気使用量が多い世帯で節約効果を感じやすいでしょう。
東京電力の従量電灯Bから切り替えたユーザーの中でも、電気使用量が多い戸建て世帯では相性が良かったという声が寄せられています。
さらに、市場連動型プランではないため、電力の市場価格が一時的に高騰しても、それに伴って電気料金が急激に跳ね上がるリスクが低い点も安心できるポイントです。
毎月の料金を一定に保ちたい、大きな変動を避けたい方に適した料金体系と言えます。
ミツウロコでんきは、電気単体での契約だけでなく、グループ会社が提供するミツウロコガスやミツウロコ光とのセット割引を提供しています。
ガスや光回線をセットで契約することで、月々の料金から割引が適用され、家計全体の固定費削減につながるでしょう。
📝ミツウロコでんきのセット割引の魅力
グループのガス・光回線とセットで契約可能セット契約で月々の料金から割引が適用される 都市ガスエリア(東京ガス、東邦ガスなど)でもセット割が利用可能です。
都市ガスに関しては、東京ガスエリア、東邦ガスエリアなど、複数のエリアでセット割が利用できるため、ガスもミツウロコグループでまとめたい方には大きなメリットになります。
光熱費の支払いを一本化することで家計管理がシンプルになり、割引によってコストも抑えられるため、手間と費用の両面でおトクだと言えます。
ミツウロコでんきを契約すると、専用のWebマイページを無料で利用できます。
このマイページでは、毎月の電気利用量や料金を、時間帯別や日別で簡単にチェック可能。過去の電気料金情報も月別に遡って確認できます。
電気を「いつ」「どれくらい」使っているのかが視覚的に分かるため、「どの家電の使いすぎに注意すべきか」や「ピーク時間帯を避けるにはどうしたらいいか」など、具体的な節電対策に役立てられる仕組みです。
実際に、毎月の使用量をグラフで確認しやすくなり、節電意識が高まったという契約者の声も寄せられています。
ミツウロコでんきは、契約時の初期費用や、解約時の解約手数料(違約金)が0円に設定されています。
最低契約期間は原則1年間ですが、途中で解約しても違約金が発生しないため、気軽に乗り換えを試せます。
また、申し込みはすべてインターネット上で完結できます。現在の住所で切り替える場合は、契約を検討する方が既存の電力会社へ解約連絡をする必要はありません。
契約後の切り替え手続きはミツウロコでんき側が進めてくれるため、初めて新電力を利用する方でもスムーズに手続きを済ませられるでしょう。
ミツウロコでんきは多くのメリットがある一方で、契約を検討する方が事前に確認しておくべき注意点も存在します。
特に、料金の変動要素やペーパーレス化の仕組みについて理解しておくことが大切です。
ここでは、契約後に後悔しないために知っておきたいデメリットや注意点について解説します。
ミツウロコでんきのデメリット4選!
ミツウロコでんきの電気料金には、「燃料費調整額」が加算されます。
📝燃料費調整額とは
燃料費調整額とは、LNG(液化天然ガス)や石炭などの燃料輸入価格の変動に応じて、毎月の電気料金にプラス(またはマイナス)して調整する仕組みのことです。
ミツウロコでんきは、市場連動型ではないため、電気代が急騰するリスクは低いものの、燃料費が高騰した月は、請求額が増えてしまう可能性があります。
実際に、契約者の中には「燃料費調整額が高い月は請求が増えてしまう」という声もあり、必ずしも電気代が安くなるとは言い切れない点に注意が必要です。
ミツウロコでんきは、ペーパーレス化を推進し、原則として請求書を郵送していません。
しかし、口座振替での支払いを選択した方で、紙の請求書や口座振替用紙の郵送を希望する場合、それぞれ220円(税込)の別途料金が発生します。
「毎月の電気代を紙で確認したい」という方にとっては、この手数料がデメリットになる可能性があります。
電気料金の確認はWebマイページで無料かつ詳細に行えるため、紙での確認にこだわらない方は、ペーパーレスの仕組みを利用するのが良いでしょう。
ミツウロコでんきは、従量電灯B/C、シングル応援プラン、とくとくナイト、動力プランなど、いくつかの料金プランを提供しています。
ただし、地域(供給エリア)によっては選べるプランが異なる場合があるため、契約を検討する方の住まいの地域で、希望するプランが提供されているかを事前に確認する必要があります。
例えば、夜間の利用が多い方向けの「とくとくナイト」といった特定のプランを希望する場合は、必ず公式サイトでエリアごとの提供状況をチェックしましょう。
ミツウロコでんきは、支払い方法として口座振替、振込用紙、クレジットカード支払いに対応しています。
特に口座振替でお支払いを選択した場合、電気料金の回収業務が外部に委託されており、債権(請求する権利)がクレジット会社(三井住友カード株式会社)に譲渡される仕組みが採用されています。
📝債権譲渡とは?
「債権譲渡」とは、簡単に言えば、ミツウロコでんきが契約者に対して持っている電気代の請求権を、別の会社(この場合は三井住友カード株式会社)に渡すことです。
これにより、契約者はミツウロコでんきではなく、債権を譲り受けたクレジット会社へ電気料金を支払うことになります。
この仕組み自体はコスト削減のためのものですが、人によっては仕組みの理解が難しく、抵抗を感じる可能性があるかもしれません。
ミツウロコでんきへの切り替えは、インターネットを通じて簡単に手続きを完了できます。
現在の住居で切り替える場合と、引越し先で新たに契約する場合で手順が異なるため、それぞれ確認しましょう。
現在の契約をミツウロコでんきに切り替える際、既存の電力会社への解約手続きは不要です。申し込みが完了すれば、後の手続きはミツウロコでんき側が代行してくれます。
手続きの流れは以下の通り、シンプルに進められます。
現在の住居での切り替え手順
公式サイトから申し込み、契約情報を入力
クレジットカードまたは口座振替を選び、登録
登録確定: 申し込み内容を確認し送信
供給開始: 供給開始日が確定し、利用開始
手続きをスムーズに進めるためには、現在の電力会社の検針票や会員サイトを用意しておき、「供給地点特定番号(22桁)」と「契約番号」を確認しておく必要があります。
引越しに伴ってミツウロコでんきを契約する場合、引越し前の電力会社の解約手続きは、ご自身で行う必要がある*ため注意しましょう。
解約手続きを行わないと、引越し後も旧住所での電気料金が発生し続ける可能性があります。
引越し先で契約する場合の手順もWEBで完結します。
引越し先での契約(再点)手順
公式サイトから「再点」を選択し、引越し先の情報を入力
クレジットカードまたは口座振替を選び、登録
申し込み内容を確認し送信
供給開始日が確定し、利用開始
引越し先での契約では、引越し先の供給地点特定番号が必要になります。
また、電気の使用開始希望日は、申し込み日の前後31日以内で登録する必要があるため、余裕をもって手続きを進めましょう。

1986年生まれ。1級ファイナンシャルプランニング技能士、CFP®、合同会社ひなた代表。
コンサルティング会社から外資系保険会社の営業職を経て、現在は保険代理店に在籍しながら、発達障害のある人やその家族に特化したファイナンシャルプランナーとして全国で活動している。借金を背負い生活が苦しかった時代を経験しつつも、専門的知識と実体験を武器に、お金が苦手な人や発達障害当事者に寄り添ったアドバイスを行う。その提案は制度や数字の知識だけでなく、「同じ立場を生きてきた人間だからこそ言える言葉」として、多くのクライアントや家族から厚い信頼を得ている。これまでに自治体主催の講演、保護者会・親の会、就労移行支援事業所などで多数の登壇実績を持ち、SNS総フォロワー数は5万人。