
マイホームの購入を考えていた際、お金の増やし方などに興味を持ったことがきっかけで「ファイナンシャル・プランナー」という資格があることを知る。その後、AFP資格を取得し「お金の悩みを抱える人に対して、安心して人生を送ってもらえるようサポートしたい」という想いのもと、2006年に【FP事務所MoneySmith】を設立。お金の本質の理解やライフプラン設計の重要性を伝えるため、セミナーやコラムの執筆、個別相談など、幅広く活動を行っている。趣味は音楽鑑賞やギター演奏で、中でも洋楽ロックがお気に入り。 SNS : X / Instagram / facebook

水野総合FP事務所代表。独立系ファイナンシャルプランナーとして個別相談、執筆・監修、講師、取材協力などマルチに活動。ライフプラン、資産運用、相続・資産承継といった幅広い相談内容に対応し、全国1000名を超える方から日本FP協会に寄せられる「くらしとお金」の電話相談を1年間担当。毎月20本以上の執筆・記事監修の他、大学や事業法人で講師を務め年80回登壇。学校法人専門学校非常勤講師として「投資の授業」を毎週行う。

東証一部上場企業で10年間サラリーマンを務める中、業務中の交通事故をきっかけに企業の福利厚生に興味を持ち、社会保障の勉強を始める。
以降ファイナンシャルプランナーとして活動し、個人・法人のお金に関する相談、北海道のテレビ番組のコメンテーター、年間毎年約100件のセミナー講師なども務める。趣味はフィットネス。健康とお金、豊かなライフスタイルを実践・発信しています。
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「クレジットカードのリボ払いを使いすぎて返済が苦しい」「ローンの返済に追われて生活が安定しない」など、借金問題を抱える方の多くが債務整理を検討しています。
しかし、債務整理には任意整理や個人再生、自己破産などの方法があり、それぞれ費用相場やメリット・デメリットはさまざまです。そのため、どの方法がおすすめなのか知りたい方は多いでしょう。
また、債務整理にかかる費用は弁護士・司法書士事務所によって大きく異なり、数多くの弁護士・司法書士事務所から費用が安いところを1社ずつ比較して見つけ出すのは困難です。
そこで本記事では、独自アンケートや利用者の口コミをもとに、債務整理に強いおすすめの弁護士・司法書士事務所をランキング形式でご紹介します。債務整理に適切な専門家の選び方や、費用相場などについてもまとめているので、借金問題を解決したい方はぜひ参考にしてみてください!
| 弁護士事務所 | ※1:集計期間 2014年〜2025年/全国の弁護士法人・響債務整理窓口への問合せ数合計(弁護士法人・響調べ) ![]() 弁護士法人・響 | ※1 集計期間:2014年~2025年/弁護士法人サンク総合法律事務所債務整理窓口への問合せ数合計((弁)サンク総合法律事務所調べ) ![]() 弁護士法人サンク総合法律事務所 | ![]() グリーン司法書士法人・行政書士法人 | ![]() 弁護士法人 東京ロータス法律事務所 | ![]() アヴァンス法務事務所 |
|---|---|---|---|---|---|
| 担当者の資格 | 弁護士 | 弁護士 | 司法書士・行政書士 | 弁護士 | 司法書士 |
| 着手金 | 任意整理:5万5,000円〜(税込)、個人再生・自己破産:33万円~ | 任意整理:5万5,000円〜(税込) | 無料 | 任意整理:1件 5,500円(税込)〜 | 任意整理・過払い金請求、時効援用:22,000円(税込)~ 個人再生:385,000円(税込) 自己破産:275,000円(税込) |
| 報酬金(任意整理) | 解決報酬金:11,000円〜(税込)・減額報酬金:減額分の11%(税込) | 債権者1件につき11,000円〜(税込)・減額分の11%(税込) | 1社につき21,780円(税込)〜 | 1件 0〜11,000円(税込) | 減額報酬金:減額分の11%(税込) |
| リンク | 詳しくはこちら(公式) | 詳しくはこちら(公式) | 詳しくはこちら(公式) | 詳しくはこちら(公式) | 詳しくはこちら(公式) |
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国内主要な20社以上の弁護士・司法書士事務所を専門家チームでレビュー済み(おすすめ法律事務所)
過去12ヶ月で累計15000時間以上を商品やサービスレビューに費やしています。
客観的に評価ルールを策定済み(ココモーラコンテンツポリシー)
当サイト「ココモーラ」で紹介している法律事務所および司法書士事務所は、弁護士法・司法書士法に基づき、各専門家が正式に登録された事業者のみを掲載しています。またココモーラのサービスは広告主のパートナー企業より報酬を得ています。ただし、広告主の好意的なレビューを書く保証をつける等で報酬を支払うなどは一切行っておりません。
当サイトの「債務整理におすすめの弁護士・司法書士事務所ランキング」は、公式サイトの情報や数値といった客観的なデータはもちろん、以下の4つの視点から多角的に評価を行っています。
債務整理におすすめの弁護士・司法書士事務所の評価方法
評価項目については、利用者アンケートや専門家の知見をもとに、編集部が独自の項目(対応範囲・業務実績、料金体系の明確さ・安さ、相談のしやすさなど)を設定。
各商品を総合的に評価してランキングを決定しています。
※各事務所に表示している評価点について「口コミ評価」は、利用者の口コミ調査に基づく利用者の評価です(5点満点)。「AI SCORE」は、公式スペックや口コミデータをAIが解析して算出した参考スコアです。債務整理におすすめの弁護士・司法書士事務所ランキングは、これらの点数に加えて公式サイトのスペック・専門家の評価・制作チームの評価を編集部が総合的に判断して決定しているため、口コミ評価・AI TOTAL SCOREの高い順と掲載順は一致しない場合があります。
債務整理の相談先を選ぶ際に重要なのは、費用の安さだけではありません。
ココモーラが実際に債務整理を依頼・相談した経験がある75人に実施したアンケートでも、事務所選びで最も重視されたのは対応の早さ・丁寧さとなっています。
内容(n=75) | 割合 |
対応の早さ・ 丁寧さ | 46.7% |
費用の明確さ | 42.7% |
無料相談が できた | 36.0% |
実績・専門性 | 24.0% |
担当者の 印象の良さ | 21.3% |
口コミ・ 評判の良さ | 16.0% |
家族や職場に 知られにくい対応 | 9.3% |
その他 | 4.0% |
今回の調査からは、費用の安さだけでなく、対応の早さ・丁寧さや費用の明確さ、無料相談の有無、実績・専門性などが、事務所選びの重要な判断基準になっていることが分かりました。
この結果を踏まえ、「相談のしやすさ・柔軟性」「料金体系の明確さ・安さ」「対応範囲・業務実績」を評価項目に反映しています。
調査期間 | 2025年10月29日~2025年11月06日 |
回答者数 | 75人 |
調査で 使用したツール | フリージーを使用した独自調査 |
債務整理に関するアンケート調査の詳細>>
上記のアンケート調査結果を踏まえ、編集部では以下の5つの評価項目を設定し、各事務所を比較しました。
評価項目 | 評価内容 |
対応範囲・ 業務実績 | 任意整理・個人再生・自己破産・過払い金請求など幅広い手続きへの対応や、過去の実績件数を評価。 |
料金体系の 明確さ・安さ | 相談料・着手金・報酬金などが明示されているか、総額の負担が少ないか、分割・後払い対応の有無を評価。 |
相談のしやすさ・ 柔軟性 | 電話・メール・LINE・オンラインなど相談手段の多様さ、営業時間や対応エリア、初回相談無料などの利便性を評価。 |
専門性・ 信頼性 | 所属資格や運営年数、口コミ・評判の信頼性などを評価。 |
サポート体制・ フォローの充実度 | 進捗報告やアフターフォロー、他士業との連携体制などを評価。 |
公式サイトに掲載されているスペックだけではなく、実際のユーザーが事務所を選ぶ際の判断基準も反映された評価項目となっています。
費用の安さだけでなく、対応の早さ・丁寧さや相談のしやすさといった、実際に債務整理を経験したユーザーの判断基準も反映された評価項目となっています。
評価項目 | 詳細 |
対応範囲・ 業務実績 | 任意整理・個人再生・自己破産に対応。問い合わせ・相談実績80万件以上※1で、響グループ全体で解決を目指す。 |
料金体系の 明確さ・安さ | 着手金は任意整理5万5,000円〜(税込)、個人再生・自己破産33万円〜。弁護士費用は分割払いに対応。 |
相談のしやすさ・ 柔軟性 | 24時間365日、全国から何度でも無料で相談可能。3つの質問に答える減額診断も利用できる。 |
専門性・ 信頼性 | 基本は1人の弁護士とスタッフが専任で担当し、必要に応じて各分野の専門家と協議する。 |
サポート体制・ フォローの充実度 | 原則は面談での相談。債権者1人ごとに着手金・解決報酬金が発生する点に注意。 |
評価項目 | 詳細 |
対応範囲・ 業務実績 | 依頼後すぐに介入通知を送付し最短即日で催促がストップ。自己破産・個人再生の費用は別途相談が必要。 |
料金体系の 明確さ・安さ | 着手金は任意整理5万5,000円〜(税込)。報酬金は債権者1件につき11,000円〜(税込)・減額分の11%(税込)。費用は分割払い可能。 |
相談のしやすさ・ 柔軟性 | 納得いくまで何度でも相談無料。事務所は東京のみ。 |
専門性・ 信頼性 | 女性弁護士も在籍し、女性でも安心して相談できる体制。 |
サポート体制・ フォローの充実度 | 家族や職場に知られにくい対応を実施している。 |
評価項目 | 詳細 |
対応範囲・ 業務実績 | 任意整理などに対応し催促は最短即日で停止。闇金の相談・出張相談には非対応。 |
料金体系の 明確さ・安さ | 着手金・減額報酬0円。報酬金は1社につき21,780円(税込)〜。手続き費用は分割払い可能。 |
相談のしやすさ・ 柔軟性 | 土日祝も相談対応。オンライン相談は全国から利用できる。 |
専門性・ 信頼性 | 女性の司法書士が在籍している。 |
サポート体制・ フォローの充実度 | 無理のない月々の支払いに配慮した費用設計になっている。 |
評価項目 | 詳細 |
対応範囲・ 業務実績 | 受任件数7,000件以上。全国への出張相談に対応(追加費用が発生する可能性あり)。 |
料金体系の 明確さ・安さ | 着手金は任意整理1件5,500円(税込)〜。報酬金は1件0〜11,000円(税込)。費用は分割払い可能。 |
相談のしやすさ・ 柔軟性 | 平日・土日祝とも相談可能。LINEから24時間連絡でき、金額制限なしで相談できる。 |
専門性・ 信頼性 | 受任件数7,000件以上の実績を持つ。在籍している弁護士は少なめ。 |
サポート体制・ フォローの充実度 | 和解後の返済を代行してもらえ、複数社への返済でも手間がかからない。 |
評価項目 | 詳細 |
対応範囲・ 業務実績 | 任意整理・自己破産・個人再生・過払い金請求・時効援用に幅広く対応。全国からの相談に対応。 |
料金体系の 明確さ・安さ | 着手金は任意整理・過払い金請求・時効援用22,000円(税込)〜、個人再生385,000円(税込)、自己破産275,000円(税込)。報酬金は減額分の11%(税込)。分割払い対応。 |
相談のしやすさ・ 柔軟性 | 全国対応で無料相談が充実し、女性専用ダイヤルを完備。対面相談を希望する人にはやや不向き。 |
専門性・ 信頼性 | 借金問題の解決に注力する専門事務所で、実績が豊富。 |
サポート体制・ フォローの充実度 | 「完済までサポート」体制。完済状況に関わらず着手金が必要。 |
評価項目 | 詳細 |
対応範囲・ 業務実績 | 13万件以上の債務整理相談実績。最短即日で取り立てを停止。出張相談には非対応。 |
料金体系の 明確さ・安さ | 報酬金は1社22,000円(成功報酬:取り戻した過払い金の22%〜)。債務状況により料金が大幅に変動する。 |
相談のしやすさ・ 柔軟性 | 相談は何回でも無料。国内74拠点で直接相談できる。 |
専門性・ 信頼性 | 拠点数は業界No.1。高い専門性を持つ債務整理専門チームが対応する。 |
サポート体制・ フォローの充実度 | 債務整理専門チームが高品質なサポートを提供する。 |
評価項目 | 詳細 |
対応範囲・ 業務実績 | 開所以来15年以上で4,000件以上の債務整理案件を受任。全国対応。 |
料金体系の 明確さ・安さ | 着手金は0円〜。報酬金は解決報酬22,000円〜。分割払い対応で、追加の成功報酬費用がかかる場合もある。 |
相談のしやすさ・ 柔軟性 | 相談料は何度でも無料。無料・匿名の借金減額シミュレーションを利用できる。相談窓口は平日10:00〜18:00。 |
専門性・ 信頼性 | 4,000件以上の実績をもとに「早く」「的確に」解決策を提案する。 |
サポート体制・ フォローの充実度 | 経済的に不安がある方でも相談しやすい費用体系になっている。 |
評価項目 | 詳細 |
対応範囲・ 業務実績 | 債務整理や相続、不動産登記など幅広い法務分野に対応。対応地域は主に関西圏中心。 |
料金体系の 明確さ・安さ | 着手金は任意整理27,500円(税込)、個人再生・自己破産44万円(税込)、過払い金請求無料。報酬金22,000円(税込)〜。費用の詳細は要問い合わせ。 |
相談のしやすさ・ 柔軟性 | 予約で土日祝の対応が可能。 |
専門性・ 信頼性 | 年間5万件を超える相談に対応し、高い信頼を得ている。 |
サポート体制・ フォローの充実度 | 依頼者一人ひとりの事情に合わせた丁寧な個別対応を行う。 |
評価項目 | 詳細 |
対応範囲・ 業務実績 | 任意整理・個人再生・自己破産すべてに対応。全国からの依頼に対応。 |
料金体系の 明確さ・安さ | 着手金22,000円(税込)/1社、報酬金22,000円(税込)/1社。全手続きの料金体系が明確で総額をイメージしやすく、分割払いも可能。 |
相談のしやすさ・ 柔軟性 | 相談は何度でも無料でオンライン相談も可能。原則一度は対面での面談が必須で、事務所は東京の1か所のみ。 |
専門性・ 信頼性 | 弁護士事務所として、どの手続きになっても最後まで任せられる。 |
サポート体制・ フォローの充実度 | 初めて債務整理を検討する人にも利用しやすい体制。 |
評価項目 | 詳細 |
対応範囲・ 業務実績 | 任意整理に対応。個人再生・自己破産は書類作成まで。全国対応。 |
料金体系の 明確さ・安さ | 着手金無料。報酬金は1社につき19,800円〜と業界トップクラスの低料金。減額・和解できなければ費用は全額返金の保証制度あり。分割払い可能。 |
相談のしやすさ・ 柔軟性 | スマホひとつで相談完結。24時間いつでもLINEから問い合わせでき、何度でも無料相談が可能。 |
専門性・ 信頼性 | 実績の掲載はないが、手続き前に費用をしっかり説明してくれる。 |
サポート体制・ フォローの充実度 | 将来利息または毎月の支払額の軽減が達成できない業者については費用が発生しない。 |
債務整理におすすめの弁護士・司法書士事務所のランキングにあたり、以下の公的機関・業界団体の情報を参照しています。
借金問題の解決には、個々の状況(借入額、家族への秘密、費用の支払い能力)に合わせた「相談先選び」が大切。
そこで、ココモーラが厳選した事務所を、6つのタイプに分類しました。 重視するメリットと照らし合わせて、自分に合う事務所を探してみましょう!
債務整理の相談先は多岐にわたるため、「結局どこが自分に合うのか分からない」と迷ってしまう方も少なくありません。
そこで、紹介した19社の中から、特に強みがはっきりしている3社を厳選しました。
おすすめの事務所 | 特徴・強み |
24時間365日全国対応。実績豊富で初期費用の分割も柔軟。 | |
着手金・減額報酬が0円。オンライン相談で全国から依頼可能。 | |
女性専用窓口があり、完済まで手厚いアフターフォローが魅力。 |
債務整理とは、借金の減額や、返済期間の延長などによって、借金問題を解決するための法律に基づいた手続きの総称です。
債務整理は決して「人生の失敗」や「恥ずかしいこと」ではなく、経済的に困難な状況にある人の生活再建をサポートするために、国が認めた正当な権利です。
債務整理には主に以下の3つの方法があります。
債務整理の方法
借金の状況や収入、財産の有無に応じて最適な方法を選びましょう。
膨らんでしまった借金問題の解決策として知られる「債務整理」ですが、「怖い」「恥ずかしい」といった誤解や、不正確な情報が先行し、相談をためらってしまうケースが少なくありません。
しかし、債務整理は法律で認められた、生活を立て直すための正当な権利で、年間数十万人もの人が利用している制度です。
正しい知識を持つことが、最適な解決策を見つける第一歩になります。
ここでは、債務整理について広まっている誤解と、その真実を比較表で確認してみましょう。
よくある誤解(❌) | 真実(⭕) |
一生ローンが組めない | 5〜10年で信用情報は回復し、その後は通常通りローン審査が可能です。 |
自己破産すると家族に迷惑がかかる | 基本的に影響は本人のみです。(ただし、家族が借金の連帯保証人になっている場合は除く) |
自己破産すると全財産を失う | 生活必需品や99万円以下の現金などは手元に残せます。 |
公務員は自己破産できない | 自己破産は誰にでも認められている権利です。業務上の過失などがない限り、自己破産が原因で解雇されることもありません。 |
債務整理をすると会社をクビになる | 債務整理を理由とした解雇は違法です。 |
戸籍や住民票に記載される | 戸籍や住民票には一切記載されません。(国の機関紙である官報に掲載されるのみです) |
債務整理は恥ずかしいこと | 法律で認められた再スタートのための制度であり、年間で多くの人が利用しています。 |
自己破産すると選挙権がなくなる | 選挙権や被選挙権は、一切制限されません。 |
債務整理すると海外旅行に行けない | 自己破産の手続き中のみ制限がありますが、任意整理・個人再生では制限はありません。 |
不確かな情報に惑わされず、正確な事実を知ることが大切です。
一時的に生活に影響が出ることはありますが、借金の負担を軽くし、安定した生活を取り戻すことができるでしょう。
債務整理には主に「任意整理」「個人再生」「自己破産」の3種類があり、それぞれ生活への影響が異なります。
特に不安に感じやすい項目について、どのような影響があるのかを見ていきましょう。
生活への影響 | 任意整理 | 個人再生 | 自己破産 |
クレジットカード | 約5年間使用不可 | 5〜10年間使用不可 | 5〜10年間使用不可 |
住宅(持ち家) | 約5年間ローン審査困難 | 住宅は残せる場合あり | 持ち家は原則処分 |
自動車 | 約5年間ローン審査困難 | ローン完済車両は残せる | ローン中の車は原則処分 |
賃貸契約 | 影響なし | 影響なし | 影響なし(保証会社審査は注意が必要) |
就職・転職 | 影響なし | 影響なし | 一部職業で制限(手続き中のみ) |
家族への影響 | 原則なし | 原則なし | 原則なし(連帯保証人を除く) |
銀行口座 | 口座凍結の可能性あり | 口座凍結の可能性あり | 口座凍結の可能性あり |
債務整理を行うと、クレジットカードやローンの利用ができなくなる(ブラックリストに載る状態)のが最も大きな影響です。
しかし、信用情報は永遠に残るわけではなく、期間が過ぎれば回復します。
債務整理は、借金問題から抜け出し、安定した新しい生活を始めるために有効な方法です。
債務整理の経験者へのアンケート調査でも、債務整理をして「精神的に楽になった」(36.0%)「督促が止まって安心できた」(36.0%)と回答した人が多くいます。
債務整理をしなければいけない状況を思い悩みすぎず、前向きに捉え、まずは相談をしてみましょう!
債務整理を前向きに捉えるポイント
債務整理は法律に基づいた制度であり、弁護士や司法書士といった専門家が正式にサポートしてくれます。後ろめたさを感じる必要はありません。
借金が大きくなる前に早期相談することで、督促・取り立てのストレスから解放され、返済の選択肢も多く残ります。
多くの人が債務整理後に安定した生活を取り戻しています。債務整理を経験することで、将来の金銭管理能力の向上につながる教訓になると考えましょう。
債務整理は借金問題を解決するための強力な手段ですが、誰でも必ず利用できるわけではありません。
手続きの種類ごとに、法律や実務上の「利用条件」が定められているためです。
どのような場合に債務整理が難しくなるのか、主なケースを表にまとめました。
種類 | 債務整理ができない・失敗する主なケース |
任意整理 | ・安定した収入がなく、分割返済の原資を確保できない ・債権者(貸し手)が交渉に一切応じない ・過去に同じ業者と和解し、再度滞納している |
個人再生 | ・将来的に継続した収入を得る見込みがない ・借金総額が5,000万円を超えている (住宅ローンを除く) ・再生計画案が裁判所に認められない |
自己破産 | ・免責不許可事由(ギャンブルや浪費など)が悪質と判断される ・過去7年以内に一度、自己破産による免責を受けている ・予納金などの裁判所費用がどうしても準備できない |
債務整理ができない主な要因は「支払い能力の有無」と「手続きの誠実性」です。
任意整理や個人再生は、減額後の借金を数年かけて完済することが前提であるため、無職や極端に収入が不安定な場合は「返済の見込みなし」と判断されやすくなります。
また、自己破産には「免責不許可事由」という規定があり、借金の原因が著しい浪費やギャンブルである場合、原則として免除が認められません。
ただし、専門家を通じて反省の姿勢を示せば「裁量免責」が認められるケースも多いため、自己判断で諦めず、まずは自身の状況を正確に弁護士・司法書士へ伝えましょう。
ここでは、債務整理に強い弁護士・司法書士事務所の選び方を解説します。
クレジットカードのリボ払いや、ローンなどの借金問題を専門家に相談しようか迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
債務整理を検討している場合は、まず弁護士・司法書士事務所が借金問題に特化しているか確認しましょう。
公式サイトに債務整理や過払い金請求に関する実績が豊富に掲載されている弁護士・司法書士事務所が好ましいです。
債務整理後の満足度は依頼する専門家によって大きく異なります。
たとえば、任意整理は「利息・遅延損害金の減額」と「返済期間」について借入先と交渉する手続きですが、経験が少ない弁護士・司法書士に依頼してしまうと、思ったよりも返済負担を減らせない可能性があります。
一方で、債務整理や過払い金請求の実績が豊富な専門家に依頼すれば、依頼者の希望する形で借金問題を解決しやすいでしょう。
以上のことから、債務整理を検討している方は弁護士・司法書士事務所の公式サイトに「借金問題の解決件数」や「累計相談件数」などの実績が明記されているか確認してみてください。
弁護士や司法書士といっても、すべての分野に精通しているわけではなく、それぞれある分野に特化しているケースが多いです。債務整理に特化した弁護士や司法書士に依頼することで、経験豊富なこともあり、話をスムースに進められたり問題解決の期間も短く済んだりできます。 弁護士や司法書士のホームページや、専門家を検索できるマッチングサイトで債務整理に強い弁護士・司法書士を探してみましょう。これまでの実績や相談件数が記載されていると、より経験が豊富なことも確認できますね。
債務整理を行うにあたって、費用の安さは見逃せません。
ただ、初めて債務整理を行う場合は弁護士・司法書士事務所の公式サイトを見ても、実際にどのくらいの費用がかかるかイメージが湧きにくいでしょう。
債務整理の方法にもよりますが、基本的に以下5つの費用を比較する必要があります。
たとえば任意整理を行う場合、相談料や着手金、減額報酬が無料の事務所もあれば、数万円程度かかる事務所もあるのでコスト面に大きな差が生まれます。
そのため、債務整理を依頼したい場合は、まず「相談料が無料なのか」を確認しましょう。
実際相談する際にどのくらいの費用がかかりそうか確認し、2〜3社ほど見積もりをとるのがおすすめです。
債務整理を行う時点で、お金に困っていると思います。債務整理の費用も高額になってくると、相談することにも躊躇してしまうかもしれません。弁護士や司法書士の費用も様々ですが、相談料をみても初回無料や何度でも無料と、事務所によって様々です。 ただ、相談が無料と言っても、着手金や報酬金などが高めに設定されていることもありますので、まずは費用面について確認してから相談先を決めましょう。初回相談無料などでは、費用面についても確認して依頼をするか決めるといいですね。
「債務整理にかかる費用や手数料を明確に説明してもらえるか」は重要なポイントです。
優良な弁護士・司法書士事務所であれば、契約前に着手金や成功報酬などについて明確に説明してもらえるので、安心して依頼できます。
一方で、費用についてはっきり答えてもらえない場合は、信頼性が低い事務所だと判断できるため避けたほうが無難です。
また、費用・手数料を支払うタイミングについても確認しておきましょう。金額だけでなく、いつまでに支払う費用なのか把握しておくと、安心して債務整理の手続きを進められます。
債務整理を行うにあたって、弁護士・司法書士事務所までの通いやすさは大切なポイントです。
任意整理や個人再生、自己破産など、債務整理の方法によって事務所に訪れる回数は異なりますが、自宅や職場から通いやすいところを選びましょう。
面談や必要書類のやり取りなどで、1〜2回程度は通うケースが一般的です。
なお、最近ではオンライン相談を実施している弁護士・司法書士事務所も増えつつあります。
債務整理の手続きをネット完結させることは原則できませんが、事務所に通う回数を少しでも減らしたい場合は、オンライン相談の可否について確認してみてください。
新型コロナウイルス発生以降で特徴的なのが、オンライン面談を行うところが増えたことではないでしょうか。士業の中でも、オンライン面談を取り入れているところも増えていると思います。 注意点は、あまり慣れていない方だとリアル感がないと感じてしまい、相談が確実にできなかったということもあり得ます。書類のやり取りや作成などもあり、すべてをオンライン面談で済ませることはできないと思いますので、直接事務所に足を運ぶことなども踏まえて相談先を考えるのが大切ですね。
債務整理を検討している方の多くが、借金に対して不安やストレスを感じているでしょう。
そのため、弁護士・司法書士事務所とスムーズに連絡が取れるかは重要なポイントだと言えます。
メールや電話、LINEなど複数の連絡手段を用意している事務所が好ましいです。
なお、債務整理は個人の状況や手続きの方法などにもよりますが、3ヶ月〜半年程度かかるケースが一般的で、ある程度長い期間やりとりするので、依頼する事務所を選ぶ際は連絡の取りやすさも比較してみてください。
債務整理をする時点で、大きな不安を抱えているということも考えられます。不安を解消する方法のひとつとして、手続きが順調に行われているか確認できることではないでしょうか。 多忙な人に依頼をすると、連絡をしてもなかなか返ってこないこともあり得ます。最近では連絡をLINEで行う方法も普及しており、すぐに連絡が取れるところへ相談すれば不安やストレスから解放されることが考えられますので、連絡手段についても事前に確認し、相談する時にも再度確認するなど念を入れておくと安心です。
ここでは債務整理の種類や費用相場、メリット・デメリットなどについてご紹介します。
一言で債務整理といっても以下4つの方法があり、それぞれ特徴や費用相場が異なるので、借金問題を弁護士・司法書士に相談しようか迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
債務整理の方法
任意整理とは、債権者であるクレジットカードやローン会社などと交渉し、利息の減額や返済期間の延長などを目指す手続きです。
手続き完了後は決められた金額を毎月返済するため、一定の返済能力がある方から利用されています。「今よりも返済負担を減らしたい」といった方におすすめです。
任意整理の費用相場
なお、任意整理にかかる費用の内訳と相場感は上記の通りです。
たとえば、1社からの借金に対して任意整理を行う場合、支払う費用は着手金と報酬金、減額報酬なので数万円程度に収まるでしょう。
もちろん、借入状況や依頼する弁護士・司法書士事務所にもよりますが、ほかの債務整理と比べて費用面の負担が少ない傾向にあります。
メリット | ・債権者からの督促が止まる ・手続きにかかる費用が安い ・家族や友人にバレにくい |
デメリット | ・完済から約5年間は信用情報に記録が残る ・借金の大幅な減額は難しい |
任意整理は債権者との合意を前提とした手続きのため、必ずしもすべての業者が交渉に応じてくれるとは限りません。
特に、利息の引き直しや将来利息のカットに慎重な方針を取る貸金業者では、交渉が難航したり、和解条件が厳しくなったりするケースがあります。
また、正規の貸金業登録を受けていない、いわゆる違法な貸金業者(ヤミ金)については、契約自体が法的に無効となる場合が多く、通常の任意整理の交渉対象とは異なる対応が必要です。
借入先の種類 | 交渉への対応傾向 |
大手消費者金融・信販会社 | 比較的柔軟に応じてもらえる場合が多い |
一部の貸金業者 | 将来利息のカットに応じにくい場合がある |
無登録の違法業者(ヤミ金) | 契約自体が無効となるため通常の交渉対象外 |
交渉が難しい業者がある場合、弁護士・司法書士が個人再生や自己破産など別の方法を提案してくれることもあります。
個人再生とは、裁判所を通して借金を大幅に減額し、残った金額を3〜5年程度で返済する手続きです。
多くの場合、借金を5分の1程度まで減額できるため、返済負担を大幅に減らせます。基本的に持ち家や車などの資産を手元に残せる点も個人再生のメリットです。
個人再生の費用相場
なお、個人再生にかかる費用の内訳と相場感は上記の通りです。
弁護士・司法書士に支払う費用は50万円〜60万円程度で、裁判所には2〜3万円程度の費用を支払います。
ある程度まとまった費用が必要なので、借金を返済しながら用意するのは難しいように思えますが、弁護士・司法書士によっては「後払い」や「分割払い」などに対応しているので、事前に相談してみてください。
メリット | ・借金を大幅に減らせる ・基本的に持ち家や車を残せる ・借金の理由は問われない |
デメリット | ・官報に氏名や住所が掲載される ・5〜10年ほどブラックリストに登録される ・条件を満たしていない場合は手続きができない |
自己破産とは、裁判所を通じてすべての借金を免除してもらう手続きです。
任意整理や個人再生とは違い、返済能力のない人が対象となる手続きで、収入や資産状況から借金の返済が不可能であることを裁判所に認めてもらう必要があります。
自己破産の相場費用
なお、自己破産にかかる費用の内訳と相場感は上記の通りです。
弁護士費用は一般的に30万円〜70万円程度ですが、裁判所費用は予納金によって大幅に変わります。
自己破産の場合、「管財事件」「少額管財事件」「同時廃止事件」と呼ばれる3種類の手続きがあり、予納金が1〜3万円程度に収まるケースがあれば50万円以上かかることもあるので、事前に専門家へ相談しておくと安心です。
メリット | ・借金の返済義務がなくなる ・生活に必要な最低限の財産は残せる |
デメリット | ・5〜10年程度は信用情報に記録が残る ・持ち家や車などは清算される ・官報に氏名や住所が掲載される ・手続き完了まで特定の職業には就けない |
特定調停とは、原則として弁護士・司法書士などの専門家を頼らずに、個人で債権者と裁判所で交渉しながら借金の減額を目指す手続きです。
専門家なしで手続きを進めることにハードルの高さを感じてしまいますが、費用が安く、利息や遅延損害金を減額できる可能性があるので、低コストで返済負担を軽減したい方に適しています。
特定調停の相場費用
なお、特定調停にかかる費用の内訳と相場感は上記の通りです。
裁判所への申立手数料(収入印紙代)と、手続きに必要な郵便切手代のみで進められる手続きなので、基本的に1,000円以内に収まります。
「借金の返済が苦しく、弁護士・司法書士に依頼する費用を捻出できない」という状況であれば、裁判所に協力してもらいながら特定調停の手続きを進めてみるのも一つの手です。
メリット | ・ほかの債務整理より費用が安い ・法律の知識が少ない方でも行える |
デメリット | ・成功率が低く失敗する可能性がある ・平日に裁判所を訪れる必要がある ・過払い金の請求は原則対象外 |
ここまで4つの方法をそれぞれ解説しましたが、「結局どれが自分に合っているのか」と迷う方も多いのではないでしょうか。
費用・裁判所の関与・生活への影響など、主要な比較ポイントをまとめました。相談前の整理に役立ててください。
比較項目 | 任意整理 | 個人再生 | 自己破産 | 特定調停 |
費用目安 | 数万円〜 | 50〜60万円程度 | 30〜70万円程度 | 1,000円以内 |
裁判所の関与 | なし | あり | あり | あり |
借金の減額幅 | 利息カットが中心 | 最大5分の4程度 | 全額免除 | 利息カットが中心 |
持ち家・車 | 残せる | 条件次第で残せる | 原則処分 | 残せる |
信用情報への影響 | 約5年 | 5〜10年 | 5〜10年 | 約5年 |
収入の要件 | 返済能力が必要 | 継続収入が必要 | 返済不能な状態 | 返済能力が必要 |
向いている人 | 生活への影響を抑えつつ返済負担を減らしたい人 | 借金を大幅に減らしつつ持ち家を守りたい人 | 返済が完全に不可能な状態にある人 | 費用をかけず自分で動ける人 |
どの方法が適切かは、借金の総額や収入・資産の状況によって大きく変わります。
たとえば持ち家がある場合は自己破産を避けて個人再生を検討する、収入が安定しているなら任意整理から始めてみるなど、状況に応じた判断が必要です。
「費用が安いから」という理由だけで特定調停を選ぶと、成功率の低さや平日対応の負担がネックになることも。まずは無料相談で専門家の意見を聞いてから決めるのが安心です。
自己判断で方法を決めるよりも、弁護士・司法書士に相談することで自分の状況に合った最善策を提案してもらえます。
初回相談無料の事務所がほとんどなので、まずは気軽に話を聞いてみましょう。
債務整理を検討する際、「弁護士と司法書士、どちらに依頼すべきか」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか?
両者は債務整理の専門家として共通する部分も多い一方で、業務範囲や費用面において明確な違いがあります。
結論として、自分の借金状況や希望する解決方法に応じて、最適な専門家を選ぶのがおすすめ。
ここでは、弁護士と司法書士それぞれのメリット・デメリット、選び方のポイントを詳しく解説します。
比較項目 | 弁護士 | 司法書士 |
取扱可能な債務額 | 制限なし | 1社あたり140万円まで |
裁判所での代理権 | すべての裁判所で代理可能 | 簡易裁判所のみ(地方裁判所は書類作成のみ) |
任意整理 | すべて対応可能 | 140万円以下の案件のみ対応可能 |
個人再生・自己破産 | すべて代理で対応 | 書類作成のみ(本人が裁判所に出向く必要あり) |
費用相場 | やや高め(着手金2〜5万円程度/社) | 比較的安価(着手金2〜3万円程度/社) |
向いているケース | 高額債務、複雑な案件、個人再生・自己破産 | 140万円以下の任意整理、費用を抑えたい場合 |
弁護士は、借金が140万円を超える高額な場合や、自己破産・個人再生といった裁判所を通じた複雑な手続きを検討している方におすすめ。
司法書士との大きな違いは、すべての手続きを完全に任せられ、裁判所への出廷や交渉も代行してもらえる強力な法的権限を持っていることです。
費用は司法書士より高くなりがちですが、複雑な案件や大きなトラブルに対応できるのは安心ですね。
弁護士への依頼が特におすすめなのは、以下のようなケースです。
弁護士への依頼がおすすめなケース
ご紹介したようなケースに当てはまる場合、弁護士の法的権限とノウハウが大きな力を発揮します。
弁護士に依頼するメリット・デメリットについても確認しておきましょう!
弁護士に依頼するメリット | 弁護士に依頼するデメリット/注意点 |
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弁護士より司法書士への依頼がおすすめなのは、以下のようなケースです。
司法書士への依頼がおすすめなケース
司法書士に依頼するメリットデメリットは以下の通りです。
司法書士に依頼するメリット | 司法書士に依頼するデメリット/注意点 |
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司法書士は、借金が140万円以下の比較的少額な場合や、費用を抑えたい方におすすめ。
とくに任意整理では弁護士と同じ対応が可能で、地域密着型の親身な相談が受けられることが多いです。
ただし、140万円を超える案件は扱えず、自己破産などは書類作成のサポートのみで、本人が裁判所に行く必要があるなど、手続きの代理権に制限がある点に注意しましょう。
ここでは、債務整理を依頼するメリットについてご紹介します。プロである弁護士・司法書士に債務整理を依頼する主なメリットは以下の通りです。
債務整理について弁護士・司法書士に相談すると、借入状況や収入、資産状況などに応じておすすめの方法を教えてもらうことが可能です。
初回相談を無料で行っている弁護士・司法書士事務所は数多く存在します。
たとえば300万円程度の借金を抱えている場合、任意整理と個人再生のどちらを選ぶべきかは収入や住宅ローンの有無などによって異なります。
どの方法で債務整理を行うのが適切か、自身で判断することは困難なので、専門家目線での解決方法を提案してもらえるのは大きなメリットでしょう。
債務を抱えている人の状況は様々になります。債務整理を希望する人の状況によって、最善の解決方法も違ってきますので、その人の状況に応じたおすすめの方法を教えてもらえる弁護士や司法書士を選ぶことも大切です。実績豊富な弁護士や司法書士であれば、依頼した人にとって最善の方法を教えてもらえる可能性も高くなるかもしれませんね。 最近では、インターネットで検索すれば債務整理の方法などを調べられますが、自分で判断するよりも弁護士や司法書士へ相談する方がスムーズに解決できるだけでなく、より適切な解決方法を提案してもらえることが考えられます。
債務整理を弁護士・司法書士に依頼すると、クレジットカードやローン会社などからの督促がすぐに止まります。
厳密には、専門家が送った受任通知を債権者が受け取ったタイミングです。
受任通知は法律で定められた効力をもち、債権者は受け取った時点で債務者に直接連絡できなくなります。
そのため、督促の電話や郵便物などによる精神的な負担を大幅に軽減できるでしょう。安心できる日常生活を取り戻せる点は、債務整理を弁護士・司法書士に依頼する大きなメリットです。
債務整理を行うと、借金の大幅な減額や免除などに期待できます。
なお、債務整理の方法により減額できる幅は異なるので、どの方法が適切か迷っている場合は弁護士や司法書士などの専門家に相談しましょう。
債務整理を弁護士・司法書士に依頼すると、すべての手続きを代行してもらえます。
もちろん、任意整理や特定調停であれば個人でも行えますが、申立書の作成や債権者との交渉など、法律の知識が少ない方にとっては非常にハードルが高いです。
弁護士・司法書士に依頼すればすべての手続きを任せられ、債権者は生活の立て直しに集中できます。
そのため、債務整理は基本的に弁護士・司法書士に依頼するのがおすすめです。また、個人で手続きを行うよりも有利な条件で交渉がまとまるケースが多い点もメリットでしょう。
ここでは、債務整理を行うデメリット・注意点について解説します。
「電話や郵便物での督促から解放される」「返済負担を軽減できる」など、魅力的なメリットが多い反面、債務整理には以下のデメリットがあることも把握しておきましょう。
債務整理を行うと、5〜10年間はクレジットカードやローンなどの審査に通らなくなります。
これは、「CIC」「JICC」「KSC」などの信用情報機関に事故情報として債務整理の記録が登録されるためです。
いわゆる「ブラックリストに載る」といった状況で、5〜10年程度は信用情報機関への照会を伴う審査に通らなくなります。
なお、信用情報機関への照会を伴う審査は、以下へ申し込む際に実施されています。
もちろん、生涯クレジットカードやローンの審査に通らないわけではありませんが、一定期間は生活に影響を及ぼす可能性があるので注意が必要です。
また、どの方法で行うかによって事故情報が消えるまでの期間は異なるため、債務整理を検討している方は以下の表を確認してみてください。
任意整理 | 完済から5年間 |
個人再生 | 完済から5〜7年間 |
自己破産 | 免責許可決定から5〜7年間 |
債務整理の方法によっては、持ち家や車などの財産を失うリスクがあるので注意しましょう。
なお、持ち家や車、高額な預貯金などが処分対象となる可能性がある債務整理の方法は、個人再生と自己破産の2つです。
任意整理や特定調停であれば大切な財産を維持できますが、個人再生・自己破産を視野に入れている場合は専門家と相談しながら慎重に決めましょう。
債務整理を行うと、連帯保証人に返済義務が発生する可能性があります。これは任意整理や個人再生など、債務整理の種類を問わず発生するリスクです。
そのため、家族や友人を住宅ローンや事業用融資などの連帯保証人に設定している場合は、事前に相談する必要があります。
連帯保証人の承諾を得ずに債務整理を行った結果、トラブルに発展するケースも少なくありません。
なお、債務整理の中で特定の借入先に対して借金の減額を行える方法は、任意整理と特定調停のみです。
個人再生と自己破産はすべての債権者に対して手続きが行われるため、連帯保証人を設定している借入先がある場合は、返済義務が移転してしまうリスクがあります。
債務整理を行うと、銀行口座を凍結される恐れがあります。これは、債務整理を行う対象に銀行・信用金庫のローンが含まれる場合に発生するリスクです。
そのため、銀行からの借金に対して債務整理を行う場合は、慎重に進めなければなりません。
任意整理や特定調停で整理する対象を選べるのであれば、銀行系ローンは避けることをおすすめしますが、やむを得ない場合は以下の手順で進めるように心がけましょう
1.預貯金を別の口座に移す
2.口座振替に設定しているサービスを別の支払い方法に変更する
3.給与の振込先となっている場合は別の口座に変更してもらう
4.弁護士・司法書士に債務整理を依頼する
債務整理は借金問題を法的に解決する有効な手段ですが、手続きを進める中でトラブルに遭遇するケースも。
特に初めて債務整理を行う方にとっては、予期しないトラブルに戸惑うことも多いでしょう。
ここでは、債務整理でよく起こるトラブルの事例と、その対処法について詳しく解説します。
トラブル内容 | 発生原因 | 対処法 |
依頼した事務所と連絡が取れない | 担当者多忙、悪質な事務所 | ①内容証明で催告→②弁護士会・司法書士会に相談→③契約解除・返金請求 |
想定外の費用を請求される | 契約時の説明不足、不明瞭な料金体系 | ①契約書で確認→②異議申し立て→③消費生活センター・法テラスに相談 |
債権者からの督促が止まらない | 受任通知の送付漏れ、悪質業者 | ①事務所に確認→②債権者リストの再確認→③警察・金融庁に通報 |
手続きが長期化・進捗が見えない | 債権者の対応遅延、事務所の処理遅れ | ①定期的に進捗確認→②書面での報告依頼→③必要に応じて依頼替え検討 |
家族や職場にバレてしまった | 郵便物、債権者からの連絡 | ①事前に郵送方法を確認→②勤務先への連絡禁止を依頼→③家族には事前説明 |
債務整理の相談先を探す際、注意して欲しいのが「整理屋」と呼ばれる悪徳業者や、資格を持たない者が弁護士の名義を借りて営業する「非弁提携」です。
こうした業者に依頼すると、高額な手数料を搾取されたり、実際には手続きが行われず放置されたりするトラブルに巻き込まれる恐れも。
特に、SNSや匿名掲示板(2ch/5ch)で「誰でも借金がゼロになる」「ブラックでもOK」といった過剰な広告を出している窓口には要注意。
信頼できる事務所は、必ずデメリット(信用情報への影響など)を誠実に説明します。不審な点がないかしっかり確認してください。
債務整理でのトラブルを未然に防ぐには、依頼する事務所選びが最も重要です。以下のチェックポイントを参考に、信頼できる事務所を選びましょう。
悪質な事務所の特徴 | 依頼前に確認する項目 |
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万が一、債務整理でトラブルに遭遇した場合は、以下の公的機関に相談することができます。
一人で抱え込まず、早めに専門家の助言を求めることが解決への近道です。
相談窓口 | 対応内容 | 連絡先 |
法テラス(日本司法支援センター) | 無料法律相談、弁護士・司法書士の紹介 | 0570-078374(全国共通) |
各地の弁護士会 | 弁護士とのトラブル相談、懲戒請求 | 各都道府県の弁護士会窓口 |
各地の司法書士会 | 司法書士とのトラブル相談、懲戒請求 | 各都道府県の司法書士会窓口 |
消費生活センター | 契約トラブル、悪質業者の相談 | 188(消費者ホットライン) |
金融庁金融サービス利用者相談室 | 貸金業者とのトラブル相談 | 0570-016811 |
依頼前に複数の事務所を比較し、不明な点はすべて質問して納得してから契約するようにしましょう。
債務整理(任意整理)を行う際の具体的な手順は以下の通りです。
まずは、弁護士・司法書士に借入状況や収入などの情報を提供し、借金について相談しましょう。
初回相談であれば多くの事務所が無料で行っており、最近ではオンライン相談を実施している事務所もあるので、借金の返済が厳しい状況であればすぐに相談することをおすすめします。
費用面や専門家の雰囲気などを比較し、依頼したい弁護士・司法書士が見つかったら受任契約に必要な書類を用意しましょう。
なお、一般的に受任契約に必要な書類は身分証明書や債権者からの督促状、印鑑などです。
受任契約を結ぶと専門家から債権者に対して受任通知が発送され、到着後すぐに督促が止まります。その後、弁護士・司法書士と債権者による交渉が行われ、和解すれば任意整理完了です。
任意整理が完了したあとは、弁護士・司法書士または債権者に対して、交渉で決めた金額を返済していきます。
返済への不安がある人や、債務整理の費用を捻出できない場合は、以下3つの方法を検討してみてください。
債務整理の支払い不安の対処法
まずは、法テラス(日本司法支援センター)に相談しましょう。
法テラスを利用するためには、収入や資産などに一定の条件がありますが、一般的な弁護士・司法書士事務所よりも費用が安いところを紹介してもらえます。
債務整理にかかる費用の立て替えも行っているので、経済的に困難な方におすすめです。
ただし、条件となる収入の基準額は居住地域などによって異なるため、あらかじめ確認しておきましょう。
分割払いや後払いに対応する弁護士・司法書士に相談するのも一つの手です。
債務整理を得意とする専門家は、依頼者が経済的に苦しいことを理解しているので、費用の支払いに対して柔軟に対応している事務所も多くあります。
債務整理をしたくても初期費用を用意できない場合は、着手金無料の事務所を検討しましょう。
依頼時にまとまった費用を支払う必要がないため、金銭的な負担を抑えながら債務整理を進められます。
特に借金の返済などで追われている場合には、「相談はしたいが費用が不安で動けない」というケースも少なくありません。
そのような場合でも、着手金無料の事務所を利用することで、早い段階で専門家のサポートを受けることができます。
ただし、成功報酬など後々費用が発生することが多いため、契約前に費用体系をしっかり確認することが大切です。
任意整理の手続きを検討する際、「支払いを管理しきれるか不安」という悩みも多いです。
その場合、事務所が提供する「支払い代行サービス」の活用が有効な対処法となります。
支払い代行とは、毎月の返済額をまとめて事務所に振り込み、事務所から各債権者へ一括して支払ってもらう仕組みです。
メリット | 内容 |
管理が簡単 | 1社ずつ振り込む手間がなくなり、振込忘れのミスを防げます。 |
精神的な余裕 | 業者と直接やり取りする必要が一切なくなり、生活の立て直しに集中できます。 |
費用の積み立て | 依頼直後から返済資金を事務所に「積立金」として預けることで、費用の支払いと返済の練習を同時に行えます。 |
債務整理は借金問題を解決するための大きな一歩ですが、本当に大切なのは手続きが終わったあとの暮らしです。
せっかく借金が減ったりなくなったりしても、家計の管理や「信用情報」の回復、将来への準備を忘れてはいけません。
「債務整理のその後」をどうするかおろそかにすると、再びお金で苦しむことになりかねないからです。
そこで、スムーズに新しい生活をスタートさせるための具体的なポイントを解説します!
まずは、どの時期に何をすべきかを整理しました。
時期 | やること | 成功のポイント |
手続き直後 | 家計の見直し・支出管理 | 家計簿アプリで「いくら使っているか」をチェックしましょう |
3ヶ月以内 | 現金やデビットカードに慣れる | カードに頼らない生活リズムを身につけてください |
6ヶ月〜1年 | もしもの時の貯金(月収1ヶ月分) | 「先取り貯蓄」で少しずつ貯めるのがコツです |
1年〜3年 | 貯金習慣を定着させる | 定期預金などを活用して、まとまったお金を蓄えましょう |
3年〜5年 | 信用情報のチェック | 自分のデータがどうなっているか確認してみませんか? |
5年以降 | これからの人生設計 | 住宅購入や資産運用など、大きな目標を立てるチャンスです |
生活を立て直すうえで一番大切なのは、「入ってくるお金」と「出ていくお金」をしっかり把握することではないでしょうか。
以下の工夫をすることで、無理なく節約を続けられます。
💡すぐに効果が出る節約チェックリスト
↳格安SIMに変えるだけで、月3,000円〜5,000円ほど安くなるケースが多いです。
↳使っていない動画配信やアプリなどは、思い切って解約しましょう。
↳契約会社を見直すだけで、月1,000円〜2,000円の節約が期待できます。
↳自炊を増やすのが理想です。月に10,000円〜20,000円浮くことも珍しくありません。
↳今の自分に本当に必要なプランか、特約などを確認してください。
毎月の収支をスマホのアプリなどで見える化しましょう。
また、給料が入ったら先に貯金分を分ける「先取り貯蓄」がおすすめ!
クレジットカードは使わずに、その場で口座から引き落とされるデビットカードを中心に使うと、使いすぎを防げます。
債務整理をすると、一定期間はローンやカードが使えなくなります。その期間の目安をまとめました。
債務整理の種類 | 情報が残る期間 | 回復したあとにできること |
任意整理 | 約5年 | カードの発行、住宅や車のローン契約 |
個人再生 | 5年〜10年 | クレジットカードの発行、各種ローンの審査 |
自己破産 | 5年〜10年 | 新しいカードやローンの申し込み |
この期間中に最も注意したいのは、公共料金や家賃の支払いを遅らせないことです。
自分の支払いデータ(信用情報)は、CICやJICCといった機関に問い合わせれば、自分で中身を見ることができます。定期的に確認して、間違いがないかチェックしてみましょう。
制限が解けたあとは、少額の買い物をカードで払い、期日通りに返すことで「誠実な支払い実績」をコツコツ積み上げていくことが大切と言えるでしょう!
債務整理と一口に言っても手続きの種類は複数あり、比較記事のスペックだけでは実際にどの方法が選ばれているのかは見えにくいものです。
ココモーラでは、債務整理を依頼・相談した経験がある75人を対象に、実際にどの方法で手続きを行ったのかを調査しました。
内容 | 割合 |
任意整理 | 33.3% |
自己破産 | 25.3% |
過払い金請求 | 21.3% |
個人再生 | 9.3% |
まだ相談のみ | 9.3% |
覚えていない/わからない | 17.3% |
調査では「任意整理」が33.3%で最も多く、次いで「自己破産」が25.3%、「過払い金請求」が21.3%と続きました。
裁判所を通さずに債権者と直接交渉でき、生活への影響を抑えやすい任意整理が、経験者から多く選ばれています。
過払い金請求を選んだ人も21.3%おり、借入状況によって適した方法が分かれています。
手続き別の特徴や費用の違いは、詳細を債務整理に関するアンケート調査結果でも紹介しているので、あわせて確認してみてください。
回答者数 | 75人 |
調査期間 | 2025年10月29日~2025年11月06日 |
調査で使用したツール | フリージーを使用した独自調査 |
今回は、債務整理の基本知識や債務整理に強い弁護士・司法書士の選び方、債務整理を依頼するメリット・デメリット、債務整理でよくあるトラブルと対処法など、詳しく解説しました。
債務整理とは、法律に基づいて借金を減額・免除・整理する手続きを指します。
任意整理・個人再生・自己破産・特定調停の4つの方法があり、それぞれ費用や手続きの内容・生活への影響が異なるため、自分の状況に合った方法を選ぶことが大切です。
債務整理は弁護士または司法書士に依頼して進めるのが一般的ですが、弁護士と司法書士では対応できる範囲が異なるため、借金の総額や手続きの種類に応じて適切な専門家を選びましょう。
今回の記事を参考に、自分に合った債務整理の方法と信頼できる専門家を選んで借金問題の解決に向けて第一歩を踏み出してみてください。
・政府広報オンライン「キャッシングやローン返済でお困りのかたへ 借金問題は解決できます。まずは相談を!」(最終アクセス:2026年7月1日)
・金融庁「多重債務についての相談窓口」(最終アクセス:2026年7月1日)
・法テラス(最終アクセス:2026年7月1日)
・日本弁護士連合会(最終アクセス:2026年7月1日)
・日本司法書士連合会(最終アクセス:2026年7月1日)
・日本貸金業協会(最終アクセス:2026年7月1日)