仮想通貨取引所を選ぶときに意外と比較し忘れてしまうのが手数料です。仮想通貨取引では「スプレッド」や「Maker・Taker」などの専門用語が使われるため、特に初心者の方は手数料を明確に比較しにくい傾向にあります。
しかし、同じビットコインの売買でも、どの取引所を利用するかによって実際にかかるコストは大きく変わるので注意が必要です。誤って手数料の高い取引所を選んでしまった場合、「思ったよりコストが高すぎる」と感じてしまうケースも少なくありません。
また、日本円の入出金や仮想通貨の送金手数料なども取引所によって異なるため、仮想通貨取引所の手数料は事前にしっかりと比較しておくべきです。
そこで本記事では、主要な国内仮想通貨取引所の手数料を一覧でご紹介します。取引コストを抑えるためのポイントも解説しているので、これから仮想通貨取引を始める方はもちろん、すでに口座を持っている方もぜひ参考にしてみてください。
更新日: 2025.11.07
4.06
(5)
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4.3
30代・女性(フリーランス)
3.80
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4.0
30代・女性(主婦)
3.60
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4.0
30代・女性(会社員)
4.22
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4.5
40代・男性(会社員)
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4.2
30代・女性(専業主婦)
国内主要な13社以上の仮想通貨取引所を専門化チームでレビュー済み(おすすめ取引所)
過去12ヶ月で累計15000時間以上を商品やサービスレビューに費やしています。
客観的に評価ルールを策定済み(ココモーラコンテンツポリシー)
当サイト、ココモーラは金融庁に登録されている仮想通貨取引所の会社のみを紹介しています。またココモーラのサービスは広告主のパートナー企業より報酬を得ています。ただし、広告主の好意的なレビューを書く保証をつける等で報酬を支払うなどは一切行っておりません。
コインチェック | GMOコイン | BITPOINT | bitFlyer | SBI VCトレード | BitTrade | bitbank | LINE BITMAX | マネックスビットコイン | Zaif | |
販売所 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
| 無料 |
取引所 | Maker:0.000% Taker:0.000% ※BTCの場合 | 【BTC/ETH/XRP/DAI】 Maker:-0.01% Taker:0.05% 【上記以外の銘柄】 Maker:-0.03% Taker:0.09% | 無料 | 取引数量×0.01%〜0.15% | Maker:-0.01% Taker:0.05% | 無料 | Maker:-0.02% Taker:0.12% ※SUI以外の銘柄の手数料 | Maker:-0.01% Taker:0.05% |
| Maker:0% Taker:0.1%〜0.3% |
入金手数料 | 銀行振込:無料 コンビニ入金:770円〜 クイック入金:770円〜 | 即時入金:無料 振込入金:無料 | 即時入金:無料 銀行振込:無料 | 銀行振込:無料 クイック入金:0円〜330円 コンビニ入金:430円 | 無料 | クイック入金無料 振込入金:無料 ペイジー入金:無料 コンビニ入金:無料 ※振込手数料は自己負担 | 無料 | PayPay:無料 銀行口座:無料 | 無料 | 銀行振込:無料 コンビニ入金:495円〜605円 ペイジー入金:495円〜605円 クレジットカード:入金額の3.5% |
出金手数料 | 407円 | 無料 ※大口出金は400円 | 月1回無料 ※2回目以降は330円/回 | 3万円未満:220円〜550円 3万円以上:440円〜770円 | 無料 | 330円 | 550円〜770円 | PayPay:110円 銀行口座:400円 | 要問い合わせ | 385円〜770円 |
送金手数料 | BTC:0.0005 BTC ETH:0.005 ETH | 無料 | 無料 | BTC:0.0004 BTC ETH:0.005 ETH | 無料 | BTC:0.0005 BTC ETH:0.005 ETH | BTC:0.0006 BTC ETH:0.005 ETH | BTC:0.001 BTC ETH:0.005 ETH |
| BTC:0.0001〜0.01 BTC ETH:0.01〜0.05 ETH |
口座開設手数料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
口座維持・管理手数料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 ※本人確認が未完了の場合は200円〜 ※取引時確認事項が未入力の場合は250円 |
ここでは、本記事で紹介している仮想通貨取引所の手数料を比較し、ビットコインの手数料が安い取引所をご紹介します。
以下では、取引所形式でのビットコイン取引手数料を比較しているので、少しでもお得に売買したい方はぜひ参考にしてみてください。
仮想通貨取引所 | ビットコインの取引手数料 |
コインチェック | 無料 |
GMOコイン | Maker:-0.01% Taker:0.05% |
BITPOINT | 無料 |
bitFlyer | 取引数量×0.01%〜0.15% |
SBI VCトレード | Maker:-0.01% Taker:0.05% |
BitTrade | 無料 |
bitbank | Maker:-0.02% Taker:0.12% |
LINE BITMAX | Maker:-0.01% Taker:0.05% |
マネックスビットコイン | ー |
Zaif | Maker:0% Taker:0.1% |
※2025年8月時点
おすすめポイント
コインチェックは、ビットコインの取引手数料が無料の仮想通貨取引所です。
全35種類の仮想通貨を取り扱っており、イーサリアムやリップル、ネムなどの取引にも手数料がかかりません。一部、Maker・Takerが発生する銘柄もありますが、取引コストをおさえたい方におすすめです。
ビットコインの取引を500円から始められる点も魅力だと言えます。
少額でもビットコインに投資できるのは初心者にとって嬉しいポイントでしょう。
デザインがシンプルで直感的に操作しやすいスマホアプリを提供しているので、気になった方はぜひインストールして口座開設してみてください。
取扱銘柄数 | 【35種類】 BTC/ETH/ETC/LSK/ XRP/XEM/LTC/BCH/ MONA/XLM/QTUM/ BAT/IOST/ENJ/ SAND/DOT/FNCT/ CHZ/LINK/MKR/ DAI/POL/IMX/ APE/WBTC/AVAX/ SHIB/BRIL/BC/ DOGE/PEPE/MASK/ MANA/GRT |
販売所手数料 | 無料 |
取引所手数料 | Maker:0.000% Taker:0.000% ※BTCの場合 |
入金手数料 | 銀行振込:無料 コンビニ入金:770円〜 クイック入金:770円〜 |
出金手数料 | 407円 |
送金手数料 | BTC:0.0005 BTC ETH:0.005 ETH |
提供サービス |
|
出典:コインチェック公式サイト
おすすめポイント
BITPOINTでは、取引所・販売所どちらも取引手数料がかからず、ビットコインを含め全31種類の銘柄を無料で取引できます。
500円以下の少額資金で取引を始められるので、初心者でもリスクをおさえてビットコインに投資できるでしょう。
日本円の入金と仮想通貨の送金にも手数料がかからず、日本円の出金は月1回までなら無料となっています。
そのため、ビットコイン取引における無駄なコストを削減したいなら一つは持っておきたい口座です。
最短当日に口座開設できるので、気になった方はぜひ公式サイトから申し込んでみてください。
取扱銘柄数 | 【31種類】 BTC/ETH/BCH/LTC/XRP/BAT/ TRX/ADA/JMY/DOT/LNK/DEP/ IOST/KLAY/SHIB/POL/FLR/ GXE/ATOM/TON/TSUGT/OSHI/ SOL/DOGE/AVAX/SUI/PEPE/ BNB/HBAR/TRUMP/XLM |
販売所手数料 | 無料 |
取引所手数料 | 無料 |
入金手数料 | 即時入金:無料 銀行振込:無料 |
出金手数料 | 月1回無料 ※2回目以降は330円/回 |
送金手数料 | 無料 |
提供サービス |
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おすすめポイント
BitTradeはビットコインだけでなく、全48種類の銘柄を無料で取引できる仮想通貨取引所です。
数ある国内取引所の中でもトップクラスで取扱銘柄数が多く、ビットコイン以外の銘柄にも興味がある方へおすすめできます。
日本円の入金には手数料がかからず、クイック入金やコンビニ入金など、幅広い方法に対応しています。
また、仮想通貨取引をたった2円で始められる点も魅力です。
ビットコインやアルトコインを低コストかつ少額で取引できる仮想通貨取引所なので、気になった方はぜひ公式サイトから口座開設してみてください。
取扱銘柄数 | 【48種類】 UPC/BTC/ETH/XRP/SOL/CRTS/ OP/ARB/WBTC/PEPE/DOGE/ SHIB/ZPG/SUI/BNB/TON/ APT/SXP/DAI/AXS/SAND/ MATIC/BSV/DEP/ASTR/ ATOM/COT/JASMY/LTC/ FLR/ADA/ETC/DOT/IOST/ XYM/BCH/TRX/XTZ/QTUM/ BOBA/BAT/XLM/ONT/EOS |
販売所手数料 | 無料 |
取引所手数料 | 無料 |
入金手数料 | クイック入金:無料 振込入金:無料 ペイジー入金:無料 コンビニ入金:無料 ※振込手数料は自己負担 |
出金手数料 | 330円 |
送金手数料 | BTC:0.0005 BTC ETH:0.005 ETH |
提供サービス |
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ここでは、仮想通貨取引にかかる手数料の種類をご紹介します。
「各手数料の仕組み」や「実際にどの場面で支払うのか」などについて詳しく解説しているので、仮想通貨取引のコストをおさえたい方はぜひ参考にしてみてください。
仮想通貨取引にかかる手数料の種類
販売所で取引する場合は、スプレッドが実質的な取引コストとして発生します。
たとえば、ビットコインの買値が1,500万円で売値が1,490万円の場合、スプレッドは10万円となります。
このような状況でビットコインを購入し、すぐに売ってしまうと10万円の損失が生まれるため、デイトレードやスキャルピングなど、短期売買の手法で取引を行う場合は販売所を利用すべきではありません。
なお、販売所の買値・売値は運営会社(仮想通貨取引所)が設定しており、相場状況や流動性などによって常に変化しています。
そのため、販売所を利用するなら長期保有を前提とする場合に限定したほうが良いでしょう。
スプレッド以外のコストは気にせずに仮想通貨を購入できるので、「ビットコインを5〜10年ほど保有したい」といった場合に利用することをおすすめします。
スプレッドは見えにくい手数料です。実質コストですが、そういうものだと受け入れてしまいがち。販売所は楽な反面、往復で数%のスプレッドがかかることもあります。短期売買や大きめの金額は取引所で指値を使う方が有利になりやすいです。 実際に私も販売所ではなく取引所を使っています。スプレッドで負けてしまうからです。慣れないうちはスプレッドがかかっても販売所で良いですが、理解できるようになってきたら取引所の方がおすすめです。
取引所で仮想通貨を売買すると、基本的にMaker・Taker手数料がかかります。
Maker:取引所の注文板にない価格で指値注文を出すユーザー
Taker:取引所の注文板にある価格で取引するユーザー
たとえば、取引所の注文板にビットコインを1,500万円で買いたい人がいない場合、「ビットコインを1,500万円で売りたい」と指値注文を出し、取引が成立するとMaker手数料が発生します。
Maker手数料はマイナスに設定されているケースもあり、取引が成立すると報酬としてもらえる可能性があります。
一方でTaker手数料は、取引所の板注文にある価格で仮想通貨を売買する際に支払うコストです。
こちらはマイナスに設定されているケースはありませんが、Makerと同じくパーセンテージで設定されており、約定した価格に対して課されます。
仮にTaker手数料が「0.05%」の仮想通貨取引所で、100万円分のビットコインを売り・買いする場合、支払うコストは500円です。
Makerは約定遅延・指値未約定のリスクがあります。簡単に言うと、売買したいけど相手がいないため取引が成立しないという状態。「どうしてもこの価格で売りたい(買いたい)」というときに未約定のリスク覚悟で出す指値のことです。ある程度慣れている人向けですね。 一方で、Takerは板に既に出ているものを注文するので取引が成立しやすいです。今売買したいならTaker、自分の指定する価格で取引したいならMakerと覚えておくと良いでしょう。
仮想通貨を購入するためには、基本的に法定通貨の日本円を入金しなければなりません。
また、利益が発生したら日本円を仮想通貨取引所から銀行口座に移動させる場面もあるので、無駄なコストを削減したい方は入出金手数料についても比較しましょう。
なお、日本円の入出金手数料は各仮想通貨取引所によって大きく異なります。取引コストほど気にする必要はありませんが、入出金手数料が高いところを利用する場合は「入出金の頻度を減らす」といった工夫が必要です。
入出金手数料が安い 仮想通貨取引所3選 | 入出金手数料 |
GMOコイン | 即時入金:無料 振込入金:無料 出金:無料 ※大口出金は400円 |
BITPOINT | 即時入金:無料 銀行振込:無料 出金:月1回無料 ※2回目以降は330円/回 |
SBI VCトレード | 入金:無料 出金:無料 |
入出金時の手数料は見えにくいコストです。振込手数料は、取引回数が重なることでじわじわと資産にダメージを与えていきます。頻回に小口で動かすほど割高になるため、①ネット銀行の無料振込枠を活用、②入出金の回数を減らす、③相場急変に備え少額の待機資金を取引所側に置いておく、という戦略がおすすめです。 取引所によっても入出金の手数料が異なるため、同じコインを扱いたいのであればできるだけ安いところを選びましょう。
仮想通貨を別の取引所や、所有するウォレットに移動させる場合は送金手数料がかかります。
基本的に銘柄ごとに異なる手数料が設定されているケースが多いので、自分が取引する可能性がある仮想通貨の送金手数料は比較しておきましょう。
「0.0005 BTC」「0.005 ETH」などのように、各仮想通貨取引所の公式サイトに掲載されています。
たとえば、ビットコインの送金手数料が「0.0005 BTC」の仮想通貨取引所から別の取引所に送金する場合、ビットコインの価格が1,000万円であれば「0.0005\times1,000万円」で、送金手数料は5,000円です。
実際には送金時に「0.0005 BTC」が自動的に差し引かれるため、日本円での支払い義務はありませんが、無駄なコストを削減したい場合は送金手数料についても比較してみてください。
送金手数料が安い仮想通貨取引所3選 | 送金手数料 |
GMOコイン | 無料 |
BITPOINT | 無料 |
SBI VCトレード | 無料 |
送金コストも「見えにくい手数料」の1つです。取引金額が大きくなると送金コストも大きくなるので注意が必要です。基本的には、必要がなければ別の取引所への送金はしないようにしましょう。そのためにもメインで使う取引所が自分に合っていることが重要です。 買いたいコインを取り扱っているか・手数料は高くないか・使い勝手はいいかなど、投資のスタイルなども含めてメインの取引所を設定しましょう。コインの種類は海外取引所の方が豊富で、そこを使うために送金する方法などもありますが、初心者の方はまずは日本の大きな取引所から始めるのがおすすめです。
ここでは、仮想通貨の取引手数料をできるだけ安くおさえるコツをご紹介します。
初心者から上級者まで、幅広いトレーダーが実践できる節約方法なので、少しでも手元に残る利益を増やしたい方はぜひ参考にしてみてください。
仮想通貨の売買を繰り返して利益を積み上げていきたい場合は、販売所でなく取引所を利用しましょう。
基本的に販売所のスプレッドよりも、取引所で発生するMaker・Taker手数料のほうが安いためです。
たとえば販売所でビットコインを100万円で購入し、売値が95万円に設定されていた場合、すぐに売ってしまうと5万円の損失が生まれます。 売値が110万円に上がったタイミングで売却すれば損失は生まれませんが、販売所では基本的に買値よりも売値のほうが安く設定されているため、そもそも短期売買には適していません。
一方、取引所で100万円のビットコインを購入し、110万円に値上がりしたタイミングにかかる手数料は以下のとおりです。
【例】Taker手数料が0.05%の場合
購入時(BTCが100万円のときに購入)
└100万円×0.05%=500円
売却時(BTCが110万円のときに売却)
└110万円×0.05%=550円
購入時と売却時に支払うTaker手数料の合計はわずか1,050円です。利益額10万円に対して約1,000円のコストしかかからないため、取引所であれば短期売買でもより多くの利益を手元に残せます。
取引所を使う目的は、手数料を安く済ませることと利益の最大化です。意図をもって取引すると思うので、成行ではなく板を見て指値中心での取引をおすすめします。板を見る時間はないけど今のうちに買っておきたい、とにかく約定したいといった要望がある人は成行でもいいと思います。 指値が刺さらずに売買できないということを防ぐ意味でも、できるだけ出来高の多い時間帯に売買したり、複数に分割して指値を入れるなどの工夫をしてもいいかもしれません。また、長期保有なら回転を減らし、手数料の年率影響を抑える考え方も大切です。
取引所で仮想通貨を売買する場合、すぐに取引が成立しない可能性があっても問題なければMakerとして注文しましょう。
スキャルピングで数秒〜数分の間に売買を繰り返すトレーダーは難しいですが、デイトレードで取引する方にはおすすめの方法です。
Makerとして注文すれば手数料分の報酬を受け取れる可能性があります。
たとえば、GMOコインはMaker手数料をマイナスに設定しているので、取引が成立すれば報酬を受け取ることが可能です。 ビットコインのMaker手数料は「-0.01%」なので、仮に100万円で購入し、110万円に値上がりすると合計210円の報酬を得られます。
└100万円×0.01%=100円
└110万円×0.01%=110円
このように、Makerとして取引すると報酬がもらえる仮想通貨取引所はいくつか存在するので、少しでもお得にトレードしたい方はぜひ利用してみてください。
Maker報酬がもらえる仮想通貨取引所4選 | Maker手数料 |
GMOコイン | 【BTC/ETH/XRP/DAI】 Maker:-0.01% Taker:0.05% 【上記以外の銘柄】 Maker:-0.03% Taker:0.09% |
SBI VCトレード | Maker:-0.01% Taker:0.05% |
bitbank | Maker:-0.02% Taker:0.12% ※SUI以外の銘柄の手数料 |
LINE BITMAX | Maker:-0.01% Taker:0.05% |
仮想通貨取引における手数料を安くおさえたい方は、日本円の入出金手数料にも注目しましょう。
多くの場合、1回の入金・出金につき数百円程度の手数料が設定されています。そのため、少しでも無駄なコストを削減するのであれば「まとまった金額を入金する」「利益額が大きくなったら出金する」の2つを徹底するのがおすすめです。
仮想通貨を別の取引所やウォレットに送金する場合は、手数料が安い銘柄に交換してから送金しましょう。
銘柄ごとに送金手数料が設定されている仮想通貨取引所は多く、ビットコインよりもリップルやイーサリアムなどの方が安い傾向にあります。
たとえばbitFlyerの場合、ビットコインの送金には「0.0006 BTC」がかかりますが、イーサリアムやリップルは無料です。 ビットコインを日本円に換金し、イーサリアムまたはリップルを購入してから送金する手間はかかりますが、ビットコインの価格が1,000万円の時期であれば約9,000円のコストを削減できます。
仮想通貨取引におけるスプレッドやMaker・Taker、日本円の入出金など、あらゆるコストをおさえたい場合は複数の口座を使い分けましょう。
仮想通貨取引所によって取引手数料・入出金手数料・送金手数料は異なるので、状況に応じて使い分けられるよう2〜3個ほど口座を持っておくと便利です。
使い分けの一例
BITPOINT:仮想通貨の売買に使う
└取引所のMaker・Takerが無料
GMOコイン:仮想通貨の送金に使う
└全仮想通貨の送金手数料が無料
SBI VCトレード:日本円の入出金に使う
└日本円の入出金が無料