仮想通貨取引所を選ぶ際に、「仮想通貨アプリのおすすめはどれ?」といった疑問を抱えている方は多いでしょう。仮想通貨アプリはスマホで24時間・365日いつでも取引できるため、初心者から上級者まで幅広いユーザーが利用しています。
しかし、仮想通貨アプリは数多く存在しており「どの仮想通貨アプリが使いやすいのかわからない…」と悩む方も多く、チャート機能や手数料などを一つずつ比較することは困難です。
そこで本記事では、国内で人気が高いおすすめの仮想通貨アプリを5つ厳選してご紹介します。仮想通貨アプリの比較基準や、メリット・デメリットなどについても詳しく解説しているので、スマホで仮想通貨を取引したい方はぜひ参考にしてみてください。
更新日: 2025.11.06
3.60
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4.0
30代・女性(会社員)
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国内主要な13社以上の仮想通貨取引所を専門化チームでレビュー済み(おすすめ取引所)
過去12ヶ月で累計15000時間以上を商品やサービスレビューに費やしています。
客観的に評価ルールを策定済み(ココモーラコンテンツポリシー)
当サイト、ココモーラは金融庁に登録されている仮想通貨取引所の会社のみを紹介しています。またココモーラのサービスは広告主のパートナー企業より報酬を得ています。ただし、広告主の好意的なレビューを書く保証をつける等で報酬を支払うなどは一切行っておりません。
ここでは、仮想通貨アプリの選び方について解説します。
初心者でもどのアプリを利用すれば稼ぎやすくなるのか分かるので、選び方で迷っている方は以下6つのポイントを比較してみてください。
まずは取扱銘柄の多さについて比較しましょう。取扱銘柄の種類が多いほど、一つの仮想通貨アプリで投資戦略の幅を広げられます。
また、取り扱いが限定的なアルトコインを取引したい場合は、「自分が取引したい銘柄を取り扱っているか」が重要です。
特に取引したい銘柄が決まっていない場合は、30種類ほど取り扱っている仮想通貨アプリを選ぶと良いでしょう。
ビットコインのような代表的な仮想通貨を取り扱っているところは多くありますが、今後の値上がりが期待できそうなアルトコインは、仮想通貨取引所によって種類が少ないこともあります。
取引したい銘柄が決まっている場合は、該当する仮想通貨の取扱があるのか確認することも大切ですが、取引に慣れてきてもっと幅広い仮想通貨の取引にチャレンジする可能性があれば、取扱銘柄の多い取引所を選ぶことも大切ですね。パソコンやスマートフォンで取引所のホームページを見て、取扱銘柄を確認しておきましょう。
分割チャート機能とは、複数銘柄のチャートや異なる時間足を1画面に表示できる機能です。
たとえば、最大4分割チャートに対応しているアプリであれば、ビットコインとその他3銘柄の相関性を見たり、ビットコインを4つの時間足で分析しながら取引できます。
PC用の取引ツールは分割チャート機能に大きな差がない傾向にありますが、スマホアプリは機能性や搭載の有無に違いがあるので確認しましょう。
また、チャート画面の見やすさもチェックすべきです。スマホ画面はPCやタブレットに比べて小さいので、アプリによっては見にくさを感じる可能性があります。
おすすめ仮想通貨アプリ | 分割チャート機能 |
Coincheck | 要問い合わせ |
GMOコイン | 〇 |
BITPOINT | 要問い合わせ |
bitFlyer | 要問い合わせ |
SBI VCトレード | 〇 |
複数の時間軸でチャートを確認する場合や、複数の仮想通貨の取引を考えている場合には、分割チャート機能があると便利です。日足や月足を確認しながら、大きなトレンドと短期間のトレンドを見て取引できることや、複数銘柄のチャートを同時に確認しながら売買の機会を伺えます。 仮想通貨取引所では、分割チャート機能の有無も事前に確認しておくと、開設後に取引慣れしてきた際にも便利に活用できることが考えられます。ただ、スマートフォンで見る場合には、分割されることで小さくなり見にくくなることもあるので、慣れも必要になるのかもしれません。
仮想通貨取引の分析力を高めたい方は、チャート分析機能の種類を比較しましょう。 テクニカル指標(インジケーター)が豊富にある仮想通貨アプリなら、スマホでも本格的なチャート分析を行えます。
移動平均線やRSI、MACDなど、基本的なテクニカル指標は多くの仮想通貨アプリで使えますが、マイナーなものは搭載の有無がわかれます。
特に使いたいテクニカル指標が決まっている場合は、口座開設前に確認しておくべきです。
「少ない資金で大きな利益を狙いたい」という方には、レバレッジ機能が使える仮想通貨アプリがおすすめです。
国内の仮想通貨アプリは最大2倍のレバレッジで取引可能です。海外の場合は10倍以上の取引が可能なアプリも存在します。
ただし、レバレッジ機能を使った取引は初心者にはあまりおすすめできません。 レバレッジ2倍で取引した場合、利益額・損失額どちらも2倍になるため、勝率が悪いと資産が急激に減ってしまいます。
仮想通貨取引所では、レバレッジができない取引所もあります。少額で大きな利益を狙う場合にはレバレッジ取引を活用したいですね。 国内ではレバレッジが最大2倍までと制限がされていますが、レバレッジ倍数が大きくなれば、それだけ損失を出した時にも大きくなるので注意が必要です。大きな利益を狙いすぎて最大レバレッジをかけて損失が大きくなる点に注意し、まずはレバレッジをかけずに取引を行うことも大切です。
デイトレードやスキャルピングなど、短期売買で利益を積み重ねたい場合は、仮想通貨アプリの注文機能を比較しましょう。 中長期でポジションを保有する方であればさほど気にする必要はありませんが、短期売買は注文スピードの早さが鍵を握ります。
特に仮想通貨はどの銘柄も基本的に値動きが激しいため「スピード注文」が使えるアプリを選ぶと良いでしょう。
仮想通貨の取引に限らず、株式取引においてもデイトレードという短期的に売買を繰り返す取引方法を行う人がいます。 長期で運用を考える場合には、注文機能に関してアプリにおいての差が少ないかもしれませんが、短期売買では素早く注文できる機能があることが大切です。「スピード注文」というワンタップで注文が完了する機能が備わっているアプリでは、狙ったレートで売買が成立しやすいといえるのではないでしょうか。
取引コストをおさえたい場合は、各仮想通貨アプリの手数料を比較しましょう。なお、仮想通貨アプリにかかる代表的な手数料は以下の6つです。
仮想通貨のアプリにかかる手数料
取引手数料は基本的にどのアプリでも無料になっていますが、「スプレッド」や「Maker・Taker」が実質的な取引コストとして発生します。
スプレッドとは、主に仮想通貨アプリの「販売所」で取引する際に発生するコストであり、仮想通貨の買値・売値の差額です。
一方、Maker・Takerは、仮想通貨アプリの「取引所」でトレードする際に発生します。
多くの場合、Maker・Takerよりもスプレッドのほうが割高な傾向にあるので、取引コストをおさえたい方は取引所が使える仮想通貨アプリを選びましょう。
なお、これらのコストは注文が成立するたびに発生するため、取引回数が多い方ほど確認すべきポイントです。
仮想通貨取引において、取引にかかるコストを抑えられると利益にも差が出てきます。多くの取引所では基本的に取引手数料無料ということが多いですが、スプレッドの差が大きくなっているところもあるので、スプレッドの幅の狭いところを選ぶことが大切です。 また「Maker」では手数料がかかるところもありますが、マイナス手数料となっているところもあるため、積極的に取引を行いたい人は「Maker」の手数料も確認することをおすすめします。
おすすめポイント
コインチェックは国内ダウンロード数No.1の実績をもち、ダウンロード数が600万件を突破している人気の仮想通貨アプリです。
2025年5月時点の取扱銘柄数は35種類と豊富にあり、ビットコインやイーサリアムだけでなく、マイナー通貨も一つのアプリで取引できます。
取引所・販売所どちらでも取引が可能で、取引所ならビットコインの売買に手数料がかかりません。
また、積立投資やステーキング、貸暗号資産など、豊富なサービスを提供している点も魅力です。 さまざまな手法で仮想通貨を安全に取引できるアプリなので、気になった方はぜひインストールしてみてください。
取扱銘柄 | 35種類 |
取扱サービス |
|
取引手数料 | 【取引所】
|
入金手数料 |
|
出金手数料 | $407$円 |
送金手数料 | BTC:$0.0005$ BTC ETH:$0.005$ ETH |
テクニカル指標 (インジケーター) | 要問い合わせ |
分割チャート機能 | 要問い合わせ |
アラート・通知機能 | 〇 |
おすすめポイント
GMOコインは、全22銘柄の仮想通貨を100円から取引できる仮想通貨アプリです。 アプリ内に「初心者モード」と「トレーダーモード」の2種類が搭載されているので、投資経験に合わせて好みのモードを選べます。
トレーダーモードは中〜上級者向けに設計されており、PCツールに匹敵する機能性の高さです。
豊富なテクニカル指標や描画ツールが使えるだけでなく、時間足も12種類の中から細かく調整できます。
そのため、初心者だけでなく中〜上級者の方にもおすすめの仮想通貨アプリです。
「初めて仮想通貨を取引する際は使い方がシンプルな初心者モードで練習し、慣れてきたらトレーダーモードに移行する」といった使い方ができます。
取扱銘柄 | 22種類 |
取扱サービス |
|
取引手数料 | 【取引所】
|
入金手数料 |
|
出金手数料 | 無料 ※大口出金は$400$円 |
送金手数料 | 無料 |
テクニカル指標(インジケーター) | 12種類 |
分割チャート機能 | 〇 |
アラート・通知機能 | 〇 |
出典:GMOコイン公式サイト
おすすめポイント
BITPOINTは、SBIホールディングスのグループ会社が提供する仮想通貨の取引所アプリです。
取扱銘柄は31種類と豊富にあり、$500$円程度の資金で仮想通貨を売買できます。
ステーキングや積立投資、レンディングなどのサービスもあるので、幅広い手法で取引できるでしょう。
原則として現物取引や入出金、ステーキング、積立などに手数料がかからないため、極力コストをおさえたい方に適しています。
なお、アプリ経由での口座開設は最短10分で完了。
入金後すぐに取引をスタートできるので、お急ぎの方は運転免許証、またはマイナンバーカードを手元に用意してからBITPOINTアプリをインストールしてみてください。
また、アプリはApple Watchにも対応しており、仮想通貨の価格やチャートをいつでも確認することが可能です。
取扱銘柄 | 31種類 |
取扱サービス |
|
取引手数料 | 無料 |
入金手数料 |
|
出金手数料 | 月1回無料 ※2回目以降は$330$円/回 |
送金手数料 | 無料 |
テクニカル指標(インジケーター) | 要問い合わせ |
分割チャート機能 | 要問い合わせ |
アラート・通知機能 | 要問い合わせ |
おすすめポイント
bitFlyerは、ビットコイン(BTC)の取引量が9年連続No.1の実績を持つ仮想通貨アプリです。 取扱銘柄は38種類と豊富で、ビットコインやイーサリアム、エックスアールピーなどの銘柄を1円から取引できます。
住信SBIネット銀行と三井住友銀行の入出金手数料が優遇されているため、これらの口座を持っている方には特におすすめです。
Vポイントをビットコインに交換できるので、普段からVポイントを貯めている方にも適しています。
なお、口座開設は最短5分で完了。友達招待プログラム経由で口座開設すると1,500円分のビットコインがもらえるため、お得に仮想通貨取引を始めたい方はぜひ利用してみてください。
取扱銘柄 | 38種類 |
取扱サービス |
|
取引手数料 | 【取引所】
|
入金手数料 |
|
出金手数料 | 220円〜 |
送金手数料 |
|
テクニカル指標(インジケーター) | 要問い合わせ |
分割チャート機能 | 要問い合わせ |
アラート・通知機能 | 要問い合わせ |
おすすめポイント
SBI VCトレードは初心者向けの「VCTRADE mobile」と、中〜上級者向けの「SBI VCトレードアプリ」を提供する仮想通貨取引所です。
SBI VCトレードアプリには、分析機能が豊富にある「TradingViewチャート」が搭載されており、多彩な描画ツール・インジケーターが利用できます。スピード注文にも対応しているため、レバレッジ2倍で短期売買を行いやすいでしょう。
一方、VCTRADE mobileは操作方法が非常にシンプルで、初心者でも安心して利用できます。売買や入出金、資産管理など最低限の機能のみを利用できる仮想通貨アプリです。
なお、SBI VCトレードでは全36銘柄を500円から取引できます。
ステーキングや積立、レンディングなどのサービスも提供しているので、さまざまな取引スタイルで資産を増やせるでしょう。
取扱銘柄 | 36種類 |
取扱サービス |
|
取引手数料 | 【取引所】
|
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 無料 |
送金手数料 | 無料 |
テクニカル指標(インジケーター) | 要問い合わせ |
分割チャート機能 | 〇 |
アラート・通知機能 | 要問い合わせ |
ここでは、仮想通貨アプリを利用するメリットについてご紹介します。
PC用の取引ツールでは得られない強みがあるので、スマホで仮想通貨を取引したい方はぜひ参考にしてみてください。
仮想通貨アプリをインストールすれば、24時間いつでも場所を問わず取引できます。 株式やFXなどとは違い、仮想通貨は24時間・365日市場が動いているので、自宅だけでなく外出先でも取引できる点は仮想通貨アプリの大きなメリットです。
通信環境さえ整っていれば、通勤中や休憩時間などに仮想通貨を取引して資産を増やせるでしょう。
多くの仮想通貨アプリには通知機能(アラート)が搭載されているため、チャンスを逃さず取引が行えます。
数ある金融商品の中でも仮想通貨は特に値動きが激しいので、通知機能があると非常に有利です
たとえば、「価格が〇〇円になったら通知する」といった設定をすれば、急な値動きがあってもすぐに対応可能です。 利益獲得のチャンスを増やし、損失を未然に防ぐためには通知機能が欠かせません。
仮想通貨アプリは、PC用の取引ツールに比べてシンプルな設計のものが多くあります。そのため、初めて仮想通貨を取引する方でも直感的に売買できるでしょう。
たとえば、コインチェックのアプリは、銘柄を選んだあとに金額を入力するだけで仮想通貨が購入できます。
このように売買や入出金、チャート分析などを直感的に行える仮想通貨アプリは豊富にあるので、操作方法に不安を感じている初心者の方はスマホで取引を始めてみてください。
ココモーラでは、仮想通貨取引所のアプリを実際に利用している方の利用目的や利用頻度、満足度など、実態を把握することで当サイトのコンテンツ制作に役立てる目的で、独自のアンケート調査を実施しました。
これから仮想通貨取引所のアプリを利用しようとしている人や、利用したいけど、どこの取引所を選べばいいのかわからなくて迷ってる人などは、利用者の意見をぜひ参考にしてみてください。
調査方法 | フリージーを使用した独自調査 |
調査対象 | 20歳以上の男女 |
調査人数 | 181人 |
年齢比率 | 20~29歳:9人(4.97%) 30~39歳:32人(17.68%) 40~49歳:58人(32.04%) 50~59歳:39人(21.55%) 60歳以上:43人(23.76%) |
性別比率 | 男性:132人 女性:49人 |
職業比率 | 会社員(正社員):81人(44.75%) 会社員(契約・派遣社員):11人(6.08%) 経営者・役員:2人(1.10%) 公務員(教職員を除く):8人(4.42%) 自営業:10人(5.52%) 自由業:3人(1.66%) 医師・医療関係者:4人(2.21%) 専業主婦:9人(4.97%) 学生:1人(0.55%) パート・アルバイト:27人(14.92%) 無職:23人(12.71%) その他:2人(1.10%) |
調査期間 | 2025年09月10日 ~ 2025年09月23日 |
調査地域 | 日本 |
仮想通貨アプリに関するアンケート調査の元データ(PDF)>>
仮想通貨取引所 | 割合 |
Coincheck | 23.8% |
bitFlyer | 17.1% |
楽天ウォレット | 17.1% |
GMOコイン | 13.3% |
SBI VCトレード | 7.7% |
今回のアンケート結果を見ると、「Coincheck」 が23.8%で最も「使いやすい」と感じられているアプリという結果になりました。次いで 「bitFlyer」 と 「楽天ウォレット」 がそれぞれ17.1%と、ユーザーからの支持を集めています。
といった点が、アプリ選びで重視されている可能性が考えられます。
一方で、「GMOコイン(13.3%)」や「SBI VCトレード(7.7%)」なども一定の支持を得ており、取引所ごとの強み(手数料・通貨の種類・セキュリティ面) がユーザー体験に影響しているとも言えるでしょう。
機能 | 割合 |
チャート閲覧 | 56.6% |
売買注文(現物) | 35.9% |
入出金/資金移動 | 21.0% |
ニュース・マーケット情報 | 21.0% |
売買注文(先物/レバレッジ) | 18.2% |
アンケート結果を見ると、仮想通貨アプリでは「チャート閲覧」機能(56.6%)を最も多く利用していることがわかりました。
次いで「売買注文(現物)」が35.9%と続き、ユーザーの多くが「価格の動きをチェックしながら現物取引を行う」傾向にあるようです。
一方で、「入出金・資金移動」(21.0%)や「ニュース・マーケット情報」(21.0%)の利用率も一定数あり、資金管理や情報収集をアプリ上で完結させたいニーズもうかがえます。
全体として、トレード中心+情報チェック型の利用スタイルが主流であるといえるでしょう。