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物価高騰が続く中、「電気代の請求額を見て驚いた」という方は多いはずです。特に電気代に上乗せして支払う再エネ賦課金は1kWhあたり4.18円(2026年度)と、家計の大きな負担となっています。こうした中で節約のために電力会社の乗り換えを検討する人も多いのではないでしょうか?
実は新電力会社への乗り換えはとても簡単で、解約手続きなども不要です。最適な電力会社を見つければ、年間で数千円〜数万円の節約になる場合もあります。
しかし、電力会社は現在820社(26年9月14日時点)も存在しており、「結局どの電力会社に乗り換えれば安くなるのかわからない」「乗換えの手続きが大変そう」という声も少なくありません。
そこでこの記事では、CDエナジーダイレクト、TERASELでんき、東京ガスなどの人気の新電力会社34社を徹底比較。独自アンケートや口コミ調査をもとにおすすめ電力会社の総合ランキングを作成しました。実際の電気料金や供給エリア、電気ガスのセット割やキャンペーン特典など、電気料金を安くするための情報を一括で比較できます。
さらに一人暮らしや、ファミリー世帯、オール電化住宅など、ライフスタイル別のおすすめもご紹介。最適な新電力会社を選ぶための情報を網羅しているので、ぜひ参考にしてみてください!
| 電力会社 | ![]() CDエナジーダイレクト | ![]() TERASELでんき | ![]() 東京ガス(でんき) | ![]() オクトパスエナジー | ![]() ENEOSでんき |
|---|---|---|---|---|---|
| 供給エリア | 東京電力エリア | 全国(沖縄・離島は除く) | 東京電力エリア | 全国(離島を除く) | 東京電力エリア |
| 電気ガスセット | あり | なし | あり | × | あり |
| 2人暮らし参考電気代 | 約12,926円/月 | 約13,005円/月 | 約13,210円/月 | 約9,152円/月 | 約12,941円/月 |
| リンク | 詳しくはこちら(公式) |





COCOMO AI 診断
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国内主要な30社以上の電力会社を専門家チームでレビュー済み(おすすめ電力会社)
過去12ヶ月で累計15000時間以上を商品やサービスレビューに費やしています。
客観的に評価ルールを策定済み(ココモーラコンテンツポリシー)
当サイト「ココモーラ」で紹介している電力会社は、電気事業法に基づき経済産業省への正式な届出や登録を行い、適切に電力供給事業を運営している事業者のみを掲載しています。またココモーラのサービスは広告主のパートナー企業より報酬を得ています。ただし、広告主の好意的なレビューを書く保証をつける等で報酬を支払うなどは一切行っておりません。
当サイトの「電力会社(新電力)おすすめランキング」は、公式サイトの情報や数値といった客観的なデータはもちろん、以下の4つの視点から多角的に評価を行っています。
電力会社(新電力)の評価方法
評価項目については、利用者アンケートや専門家への取材から得られた知見をもとに、編集部が独自の項目(電気料金の安さ・プランの豊富さ・再生可能エネルギーの割合など)を設定。
各商品を総合的に評価してランキングを決定しています。
※各電力会社に表示している評価点について「口コミ評価」は、利用者の口コミ調査に基づく利用者の評価です(5点満点)。「AI SCORE」は、公式スペックや口コミデータをAIが解析して算出した参考スコアです。電力会社(新電力)おすすめランキングは、これらの点数に加えて公式サイトのスペック・専門家の評価・制作チームの評価を編集部が総合的に判断して決定しているため、口コミ評価・AI TOTAL SCOREの高い順と掲載順は一致しない場合があります。
電力会社(新電力)を選ぶ際に重要なのは、電気料金の安さだけではありません。
ココモーラが実際に新電力へ乗り換えた経験がある151人に実施したアンケートでも、選ぶ際に最も重視したポイントの1位は「電気料金の安さ」となっています。
重視したポイント | 割合 |
電気料金の安さ | 56.95% |
ガス・通信などの | 40.40% |
ポイント還元率 | 21.85% |
キャンペーン・ | 19.21% |
会社の知名度・ | 19.21% |
今回の調査からは、電気料金の安さだけでなく、ガス・通信とのセット割引やポイント還元、会社の知名度・信頼性も電力会社選びの判断基準になっていることが分かりました。
この結果を踏まえ、「電気料金の安さ・コスパ」「セット割・特典・キャンペーン」「対応エリア・契約のしやすさ」を評価項目に反映しています。
調査期間 | 2025年11月11日~2025年11月18日 |
回答者数 | 151人 |
調査で | フリージーを使用した独自調査 |
電力会社の乗り換えに関するアンケート調査の詳細>>
上記のアンケート調査結果と専門家への取材内容を踏まえ、編集部では以下の5つの評価項目を設定し、各電力会社を比較しました。
評価項目 | 評価内容 |
電気料金の | 基本料金・従量料金・燃料調整費などのトータルコストをもとに、他社よりどれだけお得に利用できるかを評価。 |
プランの | 使用量やライフスタイルに合わせて選べるプランの多さを評価。オール電化・時間帯別・法人向けなど多様なニーズに対応できる会社を高く評価。 |
再生可能 | 環境への配慮や再エネ電力の導入状況を評価。CO2削減への取り組み、FIT電気・非化石証書の活用なども加点対象。 |
対応エリア・ | 全国対応か地方エリア限定か、契約手続きの簡単さを評価。オンライン申込みや切り替えのスムーズさ、対応エリアの広さもポイント。 |
セット割・ | ガス・インターネット・スマホとのセット割やポイント還元など、家計にプラスになる特典の充実度を評価。長期契約特典や期間限定キャンペーンの有無も重視。 |
公式サイトに掲載されているスペックだけではなく、実際のユーザーが電力会社を選ぶ際の判断基準も反映された評価項目となっています。
電気料金の安さだけでなく、セット割・特典や対応エリアの広さといった、実際に新電力へ乗り換えたユーザーの判断基準も反映された評価項目となっています。
評価項目 | 詳細 |
電気料金の | 2人暮らし参考電気代は約12,926円/月。電気とガスのセット割も利用できる。 |
プランの | 1人暮らしから4人以上まで、世帯状況に合わせて最適なプランを選べる。 |
再生可能 | 母体が大手企業で、安定した電力供給体制を持つ。 |
対応エリア・ | 供給エリアは東京電力エリア。契約手続きはWebで完結できる。 |
セット割・ | Web会員サービス「カテエネ」で電気料金に応じてポイントが還元される※1。ガスとのセット割もお得※2。 |
評価項目 | 詳細 |
電気料金の | 2人暮らし参考電気代は約13,005円/月。料金体系がシンプルでわかりやすい。 |
プランの | 再生可能エネルギーを選べるプランもあり、環境に配慮したい方にも対応。 |
再生可能 | 再エネを選べるプランを用意し、環境に配慮した電気を利用できる。 |
対応エリア・ | 供給エリアは全国(沖縄・離島を除く)。オンライン完結で手続きが簡単。 |
セット割・ | 新規契約で最大2,000ポイントプレゼント(楽天ポイント・Amazonギフト券・PayPayポイントなど)。セット割や大型キャンペーンは少なめ。 |
評価項目 | 詳細 |
電気料金の | 2人暮らし参考電気代は約13,210円/月。ガスと電気のセット割で電気料金が0.5%割引。 |
プランの | 基本プランを新規申し込みで基本料金が1ヶ月無料。引越し時の再契約も対象。 |
再生可能 | 自社発電所を保有し、安定した電力供給に定評がある。 |
対応エリア・ | 供給エリアは東京電力エリアのみ。電気・ガスのトラブルに対応する駆けつけサービスも提供。 |
セット割・ | ガスとのセット割・ポイント付与あり。ただしセット割が適用されるのは電気代のみ。 |
評価項目 | 詳細 |
電気料金の | 2人暮らし参考電気代は約9,152円/月と割安。シンプルでわかりやすい料金体系。 |
プランの | 利用状況に合わせて最適なプランを選べる。オール電化向けプランも用意。 |
再生可能 | 再生可能エネルギー100%の電力を提供し、環境にやさしい。 |
対応エリア・ | 供給エリアは全国(離島を除く)。デジタル完結で手続きがかんたん、切り替えもスムーズ。 |
セット割・ | 電気ガスセットは非対応。海外でも高評価のデジタル技術でサポートするが、実店舗がなく対面サポートはない。 |
評価項目 | 詳細 |
電気料金の | 2人暮らし参考電気代は約12,941円/月。1kWhあたりの料金が安く、使用量が多いほど割引率が高まる。 |
プランの | 長期利用者向けの割引プランも用意されている。電気使用量が少ないと高くなりやすい点は注意。 |
再生可能 | 大手石油会社系で、安定したエネルギー供給基盤を持つ。 |
対応エリア・ | 供給エリアは東京電力エリア。解約金が発生する場合がある点に注意。 |
セット割・ | 指定カード利用でガソリン代・灯油代が割引に。電気料金200円につき1ポイント(Vポイント)還元、電気・ガスのセット割もある。 |
評価項目 | 詳細 |
電気料金の | 2人暮らし参考電気代は約12,458円/月。総額が必ず安くなるとは限らない点は注意。 |
プランの | 市場価格連動の「ライフフィットプラン」など多様なプランがあり、基本料金0円プランも用意。 |
再生可能 | 東急パワーサプライが提供する新電力サービスで、東急グループの供給体制を持つ。 |
対応エリア・ | 供給エリアは東京電力エリアのみ。支払い方法はクレジットカードのみ。 |
セット割・ | 東急線定期券割引やTOKYU POINT還元など、東急グループのサービスと連携した特典が受けやすい。電気とガスをまとめて管理できる。 |
評価項目 | 詳細 |
電気料金の | 2人暮らし参考電気代は約8,750円/月。基本料金・燃料費調整額が0円で、安い時間帯に使えば料金を抑えられる。 |
プランの | 市場連動型で、プランの選択肢は少なめ。安い時間帯はマイページから確認できる。 |
再生可能 | 市場価格が下がれば電力量料金の単価が安くなる仕組み。 |
対応エリア・ | 供給エリアは全国(沖縄電力エリアを除く)。市場連動型のため高騰リスクがある点は注意。 |
セット割・ | マイホーム割引・ペット割引など割引の種類が豊富。Web申し込みで6ヶ月間電気代割引のキャンペーンも実施。 |
評価項目 | 詳細 |
電気料金の | 2人暮らし参考電気代は約12,935円/月。違約金や契約解除手数料はなし。 |
プランの | Sプラン・オール電化プラン・低圧電力プランから選べ、夜間料金が安いオール電化プランも用意。 |
再生可能 | 出光興産系で、EV充電割引などエネルギー事業と連携したサービスを展開。 |
対応エリア・ | 供給エリアは東京電力エリア。ガスとのセット割はない。 |
セット割・ | 年間最大2,400円の「クルマ特割」や継続利用ポイント・EV充電ポイントなど、ポイントプログラムが充実。ドライバー以外にはメリットが少なめ。 |
評価項目 | 詳細 |
電気料金の | 2人暮らし参考電気代は約13,356円/月。使用量が多ければ2人世帯以上で年間数万円安くなることも。 |
プランの | エリアと電気使用量を掛け合わせてプランを選べる。オール電化向けプランはない。 |
再生可能 | 環境・社会貢献ができるオプションを選べる。 |
対応エリア・ | 供給エリアは全国。1年未満で解約すると違約金がかかる点に注意。 |
セット割・ | ガスや宅配水とのセット割があり、200円(税込)ごとに1ポイントのPontaポイントが貯まる。 |
評価項目 | 詳細 |
電気料金の | 2人暮らし参考電気代は約9,765円/月。基本料金0円で電力量料金も大手に比べ格安。料金が高くなる可能性もある。 |
プランの | 基本料金0円のシンプルプランを提供。初期費用・解約金なし。 |
再生可能 | 発電時にCO2を排出しない実質「再生可能エネルギー」※で、環境に配慮できる。 |
対応エリア・ | 供給エリアは全国(沖縄電力エリアを除く)。申し込みはオンラインで完結。 |
セット割・ | ガスとのセット割はない。基本料金0円で使った分だけ支払うシンプルな仕組み。 |
電力会社(新電力)おすすめのランキングにあたり、以下の公的機関・業界団体の情報を参照しています。
「電気代を安くしたい」と思っても、会社が多すぎて選ぶのが大変ですよね。 電気代を賢く下げるコツは、自分の「生活スタイル」や「今使っている他のサービス」とセットで考えることです。
人気の電力会社を特徴で分類したので、まずは目的別で自分に合う電力会社を探してみましょう。
「たくさんの候補から1社を選ぶのは大変…」という人向けに、「安さ・信頼性・使い勝手」の3つの視点からおスメの3社を厳選しました。
迷ったときは、まずこの3社の中から自分のライフスタイルに合うものを選んでみてください。
おすすめの電力会社 | 選出理由 |
CDエナジーダイレクト | 一人暮らしからファミリーまで、世帯人数に合わせた専用プランが豊富。電気・ガスのセット割やポイント還元も手厚く、関東在住ならまず検討すべき1社です。 |
Looopでんき | 「基本料金」も「燃料費調整額」も0円というシンプルな料金体系。使った分だけ支払う仕組みなので、電気使用量が多い家庭ほど節約効果を実感しやすく、管理も楽になります。 |
オクトパスエナジー | 実質再エネ100%で環境に優しく、何より「解約縛り」が一切ありません。デジタル技術を駆使した快適なマイページや、丁寧なカスタマーサポートが初心者にも高く評価されています。 |
ライフスタイル別の選び方は以下を参考にしてみてください。
まずはこの3社を基準に、現在の検針票と比較することから始めてみましょう。
今よりも料金が安い電力会社(新電力)に乗り換えるためには、まず現状の電気使用量を把握することが大切です。
電気使用量は、検針票や電力会社のWEBサイトなどで確認できます。
もし手元に現状の使用量を確かめる資料がない場合は、世帯人数別・住宅形態別の平均数値を参考にしましょう。
以下では、世帯人数別・住宅形態別の平均電気使用量をまとめています。
世帯人数 | 戸建て住宅 | 集合住宅 |
1人世帯 | 295kWh/月 | 174kWh/月 |
2人世帯 | 361kWh/月 | 286kWh/月 |
3人世帯 | 439kWh/月 | 321kWh/月 |
4人世帯以上 | 462kWh/月 | 333kWh/月 |
※出典:家庭の省エネハンドブック | クール・ネット東京 :東京都地球温暖化防止活動推進センター(2026)
※平均的な家庭:「家庭のエネルギー消費動向実態調査」内の全世帯の算術平均
※東京都環境局「家庭のエネルギー消費動向実態調査」(令和 7 年度実施)
現状の電気使用量を確認した後に、乗り換え候補となる電力会社の特徴を比較するのがおすすめです。
ここからは、電力会社へ乗り換える際に比較すべきポイントを4つ紹介するので、今よりも電気料金を安くしたい方はぜひ参考にしてみてください。
電力会社おすすめの選び方
新電力を選ぶ際は「今より電気代が安くなるか」だけで判断せず、各家庭の電気使用量や今後の生活変化も含めて考えることが大切です。電気料金は市場動向や燃料価格の影響を受けやすく、契約時点では割安に見えても、条件によっては想定ほどのメリットが得られないケースもあります。そのため、料金単価に加えて契約期間の縛りや解約条件、支払い方法、ポイント還元や付帯サービスの内容まで含めて確認しましょう。
特に、引っ越し時に勧められるまま契約している場合は、現在の生活スタイルに合っていないことも少なくありません。電力会社や料金プランは定期的に見直すことで、家計全体の負担軽減につながります。
まずは、電力会社(新電力)の供給エリアを確認しましょう。
「全国対応」と謳っている電力会社は多くありますが、一部の地域では契約できない可能性があります。
最初に供給エリアを確認しておくと、そもそも選択できない電力会社を除外できるので、効率よく比較できます。
なお、本記事でおすすめしている電力会社の供給エリアは以下の通りです。
おすすめの電力会社 | 供給エリア |
Looopでんき | 離島を除く全国 |
CDエナジーダイレクト | 東京都 神奈川県 埼玉県 千葉県 栃木県 群馬県 茨城県 山梨県 静岡県(富士川以東) ※離島を除く |
東京ガス(でんき) | 東京都 神奈川県 埼玉県 千葉県 茨城県 栃木県 群馬県 山梨県 静岡県(富士川以東) ※離島を除く |
オクトパスエナジー | 北海道エリア 東北エリア 関東エリア 中部エリア 北陸エリア 関西エリア 中国エリア 四国エリア 九州エリア |
auでんき | 関西電力エリア 中国電力エリア 北陸電力エリア 中部電力エリア 東京電力エリア 北海道電力エリア 東北電力エリア 四国電力エリア 九州電力エリア 沖縄電力エリア ※一部利用不可の地域あり |
※2026年10月時点
電力会社の乗り換え先を選ぶうえで電気料金の安さは見逃せません。
電気料金の安いところに乗り換えるためには、電気料金の計算方法について正しく理解しておく必要があります。
毎月の電気料金は、「基本料金+従量料金+燃料費調整額+再エネ賦課金」の計算式で算出できます。
なお、電気料金を構成する要素の特徴は以下の通りです。
基本料金 | 契約アンペア数に応じて毎月固定でかかる料金 |
従量料金 (電力量料金) | 実際に使用した電力量(kWh)に応じて課金される料金 |
燃料費調整額 | LNG・石炭などの輸入価格に応じて毎月変動する料金 |
再エネ賦課金 (再生可能エネルギー | 国が定める単価(円/kWh)をもとに使用量で変動する料金 |
「再エネ賦課金」は全国共通で料金が決められているので変動しませんが、その他3つの要素は必ず確認しましょう。
特に「基本料金」と「従量料金」は毎月の電気料金を大きく左右する要素なので、今よりもお得な電力会社に乗り換えたい方は積極的に比較してみてください。
電気料金の安さは重要な比較ポイントですが、月々の請求額だけで判断するのは注意が必要です。電気料金は「基本料金」「従量料金」「燃料費調整額」「再エネ賦課金」の合計で構成されており、それぞれ役割や変動要因が異なります。
基本料金は契約アンペア数に応じて毎月固定で発生し、従量料金は使用した電力量に比例して増減します。一方、再エネ賦課金は全国共通ですが、燃料費調整額は電力会社ごとに算定方法や上限の有無が異なる場合があります。電気代を抑えたい場合は、基本料金と従量料金を中心に、料金体系全体を比較することが重要です。
今よりも安い電力会社(新電力)に乗り換えるためには、ただ単に電気料金を比較するだけでは不十分です。
電力会社はさまざまな料金プランを提供しており、ライフスタイルと相性のいいものを選択すると、月々の電気料金をグッと抑えられます。
そのため、「ライフプランと相性のいい料金プランを提供しているか」も電力会社選びで比較すべきポイントだと言えるでしょう。
以下では、代表的な料金プランとおすすめしたい人の特徴をまとめているので、電力会社選びで迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
従量電灯プラン | 毎月の使用量にバラつきがある家庭におすすめ |
定額プラン | 電気の使用量が多い家庭におすすめ |
時間帯・曜日別プラン | 特定の時間帯が電気をたくさん使う家庭におすすめ |
オール電化向けプラン | オール電化住宅にお住まいの家庭におすすめ |
EVオーナー向けプラン | 自宅でEV(電気自動車)を充電している家庭におすすめ |
料金プランは単純な料金の安さだけでなく、家庭のライフスタイルに合っているかどうかを確認することが大切です。新電力各社は使用量や利用時間帯、住宅設備に応じた多様な料金プランを提供しており、相性の良いプランを選ぶことで、同じ使用量でも電気代に差が出ることがあります。たとえば、月ごとに使用量が変わりやすい家庭には従量電灯プラン、使用量が多い家庭には定額プラン、夜間に電気を多く使う場合は時間帯別プランが向いています。
また、携帯料金を1〜2年に一度見直すのと同じように、電力会社や料金プランも定期的に見直すことが重要です。月々の節約額が数百円程度であっても、長期的に見れば家計全体に大きな効果が期待できます。
電力会社(新電力)によっては、付帯特典を提供しているところもあり、固定費を大幅に削減できる可能性があります。
たとえば、以下の付帯特典を提供している電力会社が代表的です。
代表的な付帯特典
ガス・インターネットとのセット割を提供する電力会社は多くあるので、固定費を削減したい方はぜひチェックしてみてください。
絶対に安くなるとは限りませんが、単純に電気料金だけで比較するよりもお得な電力会社を選べる可能性があります。
また、電気料金の支払いでポイント還元される電力会社もおすすめです。
普段から特定のポイントを貯めている方であれば、貯めたポイントを買い物や資産運用などで活用できるようになります。
電気料金だけでなく付帯特典にも目を向けると、固定費全体の見直しにつながる場合があります。
ガスやインターネットとのセット割、電気料金の支払いによるポイント還元などは、日常生活の中で実感しやすいメリットです。必ずしも電気代そのものが最安になるとは限りませんが、トータルとして考えることで、結果的に家計の負担を抑えられるケースもあります。普段の生活スタイルに合う特典があるかを確認しながら比較することが大切です。
ここでは、世帯別におすすめの電力会社(新電力)を紹介します。
「面倒なシミュレーションは避けたい」「世帯別に人気の電力会社を知りたい」といった方はぜひ参考にしてみてください。
【世帯別】おすすめの電力会社
一人暮らしにおすすめ
└CDエナジーダイレクト
ファミリー世帯におすすめ
└Looopでんき
オール電化住宅におすすめ
└オクトパスエナジー
一人暮らしの場合、電気の使用量そのものが少ないため、電気代の大部分を占める基本料金をいかに削るかがポイント。
新電力には独自のプランが多く、特に一人暮らし向けに「基本料金0円」などの思い切ったプランを提供しているのでおすすめです。
また、単身世帯は引っ越しなどのライフスタイルの変化が多いため、解約時の違約金がない会社を選ぶと、いつでも身軽に乗り換えられて安心でしょう。
おすすめポイント
CDエナジーダイレクトは、1人暮らし向けのお得な料金プランを提供している新電力です。
「シングルでんき」という料金プランを提供しており、「旧一般電気事業者」よりも毎月の電気代が安くなる可能性があります。
東京電力の「スタンダードS」と比較した場合、基本料金は約50円安くなっています。
ただし、電力量料金(1kWhあたりの単価)は東京電力より0.20円ほど高いため、使用量が多い方ほど、この単価差で基本料金の安さが相殺されていきます。
定額割による毎月100円の割引もあわせると、目安として月間使用量が150kWh程度までの方であれば、年間で1,500円〜2,000円ほど電気料金が安くなるでしょう。
シングルでんきの詳細については以下の表にまとめていますので、現在契約している電力会社の料金プランと比較してみてください。
一人暮らしの方は、一人暮らし向けの電力会社や覚えておくべき電気の基礎知識などを解説した一人暮らしにおすすめの電力会社13選も、あわせてチェックしてみると良いでしょう。
月額基本料金 | 30A:885.72円 |
〜120kWh | 30.00円 |
121kWh〜300kWh | 36.60円 |
301kWh〜 | 40.69円 |
解約金 | なし |
燃料費調整 | あり |
※2026年10月1日時点
家族が多い世帯は、使用量に応じて単価が下がる従量制プランや、定額制プランが向いています。
電気の使用量が多くなるため、単価設定だけでなく「セット割引」を狙うのがいいでしょう。
ガスやインターネット回線とセットにすることで、月々の固定費をまとめて削減できます。
子供の成長や在宅ワークの増加など、電気を使うタイミングの変化に合わせてプランを柔軟に見直せる電力会社を選ぶと安心です。
おすすめポイント
市場連動型プラン「スマートタイムONE」を提供
スマホアプリで電気料金を確認できる
解約手数料が0円だから安心
「独立系新電力会社」の中で電気供給が実績No.1
※公式の情報を引用
Looopでんきは、「独立系新電力会社」の中で電気供給量No.1の実績を持つ電力会社です。
料金プラン「スマートタイムONE」は、電源料金が30分ごとに変わる市場連動型です。市場価格が落ち着いている春・秋は、固定単価のプランよりも電気代を抑えられる可能性があります。
専用のスマホアプリをインストールすると、30分ごとの電源料金単価を確認でき、その月の電気料金の予測もできます。
また、解約手数料や契約期間の縛りがないところも魅力です。
万が一電気料金に納得がいかなかったとしてもすぐに解約し、別の新電力へ乗り換えられるので、気になった方はぜひ公式サイトをチェックしてみてください。
オール電化住宅は、給湯や暖房も電気で賄うため、電気使用量が多くなります。そのため、時間帯別プランが最有力候補です。
オール電化住宅にお住まいの方は、必ず「オール電化専用」と銘打たれたプランから選びましょう。
標準的なプランを選んでしまうと、昼夜問わず高い単価が適用され、請求額が跳ね上がるリスクがあるため注意が必要です。
おすすめポイント
※沖縄電力・一部の離島は対象外
オクトパスエナジーは、オール電化住宅向けの料金プランを2種類提供している新電力です。
日中の電気使用量が多い家庭には「オール電化オクトパス-サンシャイン」、夜間の使用量が多い家庭には「オール電化オクトパス」をおすすめしています。
ライフスタイルに合わせて2種類のオール電化プランから選べる点は、オクトパスエナジーならではのメリットです。
なお、年間の電気使用量や契約電力などにより変動しますが、関西電力よりも年間9,000円ほど電気代が安くなる可能性があります。
実際に契約者の約9割が「毎月の電気代が1,000円以上安くなった」と感じているので、オール電化住宅にお住まいの方はぜひ公式サイトをチェックしてみてください。
なお、オール電化向け電力会社のおすすめ9選では、オール電化の家庭におすすめの電力会社やオール電化向け電力会社に切り替えるメリットなども詳しく解説しているため、気になる方は要チェックです。
電力会社の料金は地域によって大きく異なります。お住まいのエリアで最もお得になる電力会社に乗り換えるには、年間の節約額をシミュレーションするのがおすすめです。
ここでは主要エリア別に、最もお得な電力会社をランキング形式でご紹介するので、ぜひ最適な電力会社選びの参考にしてください!
関東エリアは、新電力の参入企業が最も多く、競争が激しいため、料金が安くなりやすい傾向があります。
ここでは、「東京電力の最も一般的なプラン(従量電灯B)を使っている家庭が、他の電力会社に切り替えることで年間いくら節約できるか?」を計算し、額が大きい順にランキングを作成しました。
電力会社名 | 年間節約額(4人家族・400kWh想定) | 特徴 |
1位:TERASELでんき | 約10,400円前後 | 楽天ポイントが貯まる |
2位:CDエナジーダイレクト | 約8,000円前後 | ガスとのセット割でさらに割引 |
3位:Looopでんき | 約5,800円 | 電源料金が30分ごとに変動する。 |
※2026年10月1日時点
使用量が多い家庭ほど、TERASELでんきやCDエナジーダイレクトのような固定単価型プランで安定した節約効果が見込めます。
Looopでんきは市場連動型のため、時間帯を工夫して使える方や電気代の変動を許容できる方に向いているでしょう。
関西エリアの従来の電気料金プランには「基本料金」がないため、乗り換えの際は「電気の使用量に応じてかかる従量料金の単価」が安い会社を選ぶことが、節約の鍵になります。
電力会社名 | 年間節約額(4人家族・400kWh想定) | 特徴 |
1位:TERASELでんき | 約8,350円 | 楽天ポイントが貯まる |
2位:大阪ガスのでんき | 約5,200円前後 | ガスセット割で最大3%OFF |
3位:オクトパスエナジー | 約4,200円前後 | 実質再エネ100%で環境にも優しい |
※2026年10月1日時点
関西エリアは基本料金がなく最低料金制のため、契約アンペアを気にせず単価だけで比較できるのが特徴です。
使用量が多い家庭ほど、TERASELでんきの割安な従量単価の恩恵が大きくなるでしょう。
電力会社名 | 年間節約額(3人家族・350kWh想定) | 特徴 |
1位:オクトパスエナジー | 約4,000円前後 | 燃料費調整額に上限なし |
2位:オクトパスエナジー | 約3,800円前後 | ガスとのセットでお得 |
3位:TERASELでんき | 約3,340円 | 楽天ポイントが貯まる |
※2026年10月1日時点
中部エリアでは、都市ガスとの組み合わせで最も強い割引が出る東邦ガスも有力候補です。
名古屋市内をはじめ東邦ガスの都市ガスを利用している世帯は、電気とのセット契約で大幅な節約が期待できるでしょう。
ただし各社の差は僅差のため、実際の使用量やライフスタイルに応じてシミュレーションでの確認をおすすめします。
北海道エリア | シン・エナジーの「きほんプラン」は電気使用量が少ない世帯におすすめ。冬場の暖房などで使用量が増える場合は、時間帯別プランも検討しましょう。 |
東北エリア | TERASELでんきやLooopでんきが選択肢。寒冷地は電気の使用量が増えるため、「従量料金の単価」が安い会社を選ぶことが重要です。 |
九州エリア | オクトパスエナジーが好評。太陽光発電が盛んな地域なので、環境に配慮した再生可能エネルギープランの選択肢も豊富です。 |
地域によって最適な電力会社は変わってくるので、お住まいのエリアでしっかりとシミュレーションを行いましょう!
「結局、うちはどこに変えれば一番安いの?」という疑問にお答えするため、世帯人数やライフスタイル別のシミュレーションをご紹介します。ご自身の状況に近い項目をチェックしてみてください。
「今の電力会社から変えて、本当に安くなるの?」と不安な方は、各社の公式サイトにある無料シミュレーションを活用しましょう。
手元に「検針票(ご使用量のお知らせ)」、またはマイページのログイン情報があれば、スマホ一つで3分ほどで完了します。
具体的な手順は以下の3ステップです。
検針票を用意する | 直近1ヶ月分、できれば夏場や冬場など電気を多く使った月の使用量(kWh)がわかると、より正確な節約額が算出できます。 |
基本情報を入力する | シミュレーション画面で「お住まいの地域」「契約アンペア数(30A、40Aなど)」「現在の使用量」を入力します。 |
診断結果を確認する | 現在の料金と、乗り換え後の想定料金が比較表示されます。年間での節約額も算出されるため、乗り換えるべきかどうかの明確な判断基準になるでしょう。 |
シミュレーションは契約を確定させるものではないため、まずは今の電気代と比較して「いくら浮くのか」を確認することから始めてみてください。
あなたの状況 | 最もおすすめの会社 | 特徴 |
一人暮らし | CDエナジーダイレクト | 専用プラン「シングルでんき」が安い |
共働き・ポイ活好き | TERASELでんき | 楽天ポイント等が貯まり、単価も安い |
ガスとまとめたい | 東京ガス / 大阪ガス | セット割引で光熱費を一括節約 |
とにかく安さ重視 | Looopでんき | 基本料金0円、使った分だけ! |
安心・サポート重視 | 新日本エネルギー | 全国対応で手続きが非常にスムーズ |
💡日中は不在が多く、家電も最低限な人
電力会社 | 月額料金(目安) | 年間節約額 | おすすめの理由 |
基準:東京電力(従量電灯B) | 約3,780円 | — | 比較基準 |
CDエナジーダイレクト | 約3,655円 | 約1,500円前後 | 一人暮らし専用プラン「シングルでんき」が強力 |
TERASELでんき | 約3,650円 | 約1,560円 | 楽天ポイントが貯まる |
Looopでんき | 約2,400円 | 約1,200円前後 | 安い時間帯に集中して電気を使える人向け |
※2026年10月1日時点
一人暮らしの場合、もともとの使用量が少ないため「基本料金」の安さが節約の決め手になります。
一人暮らしの方は、一人暮らしにおすすめの電力会社や一人暮らしの電気契約で注意すべきポイントなどを詳しくご紹介した一人暮らしにおすすめの電力会社13選もあわせてチェックしてみてください。
一人暮らしではCDエナジーダイレクトとTERASELでんきがほぼ横並びでお得です。基本料金が安く設定されているため、あまり電気を使わない月でも確実に節約できるでしょう。
Looopでんきは、電気を使う時間帯を工夫できる方であれば、大きく電気代を抑えられる可能性があります。ただし市場価格に連動するため、時間帯や季節によっては割高になることもある点は理解しておきましょう。
CDエナジーは月額定額割引、TERASELは楽天ポイント還元と、それぞれ異なるメリットがあるため、普段使っているポイント経済圏で選ぶのも一つの方法です。
💡共働き夫婦や同棲カップル、日中不在が多い世帯
電力会社 | 月額料金(目安) | 年間節約額 | おすすめの理由 |
基準:東京電力(従量電灯B) | 約9,560円 | — | 比較基準 |
TERASELでんき | 約9,280円 | 約3,350円 | 単価が安く、楽天ポイントも貯まる |
CDエナジーダイレクト | 約9,320円 | 約2,800円前後 | ガスセット割を組むとさらにお得 |
Looopでんき | 約7,030円 | 約1,000円 | 安い時間帯に集中して使える人向け |
※2026年10月1日時点
家を空ける時間が長い二人暮らしは、ポイント還元や「使った分だけ」の安さを重視しましょう。
二人暮らしにはTERASELでんきがおすすめ。料金プランが大手より安く設定されている上、選べる特典(楽天ポイント等)があるため、実質的な節約額が大きくなります。
Looopでんきは市場連動型のため東京電力エリアでの節約幅は小さめですが、日中に電気を使える世帯なら十分検討の余地があります。
💡一軒家や分譲マンション、子どもがいる家庭や在宅勤務がある世帯
電力会社 | 月額料金(目安) | 年間節約額 | おすすめの理由 |
基準:東京電力(従量電灯B) | 約15,400円 | — | 比較基準 |
Looopでんき | 約14,600円 | *約9,600円前後 | 基本料金0円の恩恵が最大化される |
東京ガス(でんき) | 約15,420円 | 約3,800円前後 | ガスのセット割でさらに年間数千円お得 |
新日本エネルギー | 約15,540円 | 約2,300円前後 | 地域に根ざした安定供給が魅力 |
※2026年10月1日時点
使用量が増えるファミリー層は、大手電力会社だと「3段階目の高い単価」が適用されてしまいます。ここを回避できる会社を選びましょう。
ファミリー層は東京ガスでガスと電気をまとめるのが王道。光熱費全体を管理しやすくなり、セット割引の恩恵も受けられます。
Looopは市場連動のため、生活リズムを電気代の安い時間帯に合わせられる世帯ほどおすすめです。
💡5人以上の世帯、常にエアコンを稼働させている、または二世帯住宅
電力会社 | 月額料金(目安) | 年間節約額 | おすすめの理由 |
東京電力(従量電灯B) | 約24,150円 | — | 比較基準 |
Looopでんき | 約22,650円 | 約18,000円前後 | 大量使用時のコスパは最強クラス |
新日本エネルギー | 約23,730円 | 約5,000円前後 | 400kWh以上の単価が抑えられている |
※2026年10月1日時点
使用量が非常に多い場合、単価が一定、あるいは使えば使うほど割安になるプランが最強です。
月間600kWhを超えるような世帯は、基本料金が0円で、かつたくさん使っても単価が上がりにくい会社を選ぶと、年間で1.5万円〜2万円近い節約が見込めます。
新電力とは、2016年の電力自由化以降に、一般家庭や中小企業などに向けて電気を販売している民間の電力会社です。
以前は東京電力や関西電力など、地域ごとの「旧一般電気事業者」のみが電気を供給していましたが、現在は一般企業も小売電気事業者に参入しています。
その結果、消費者は幅広い選択肢の中から電力会社を選べる状況です。
なお、新電力として小売電気事業者に参入するためには、経済産業省の登録を受ける必要があり、すべての企業が電気を販売できるわけではありません。
厳格な審査が行われており、倒産をはじめとしたトラブルが起こりにくいように配慮されています。
また、電気を送る「送配電網」は、地域の大手電力会社が管理しているものを使用するので、停電リスクは以前と変わらず安心して利用できる仕組みです。
東京電力や関西電力といった大手電力会社との最大の違いは、電気の供給体制にあります。
大手電力会社は自社に発電設備を持ち、発電から販売・供給までワンストップで行います。
対して、新電力は発電設備を持ちません。他社の既存設備を借りて電気を販売するのが、新電力の基本的な仕組みです。
そのため、大規模な設備を自社で保有・管理する必要もありません。浮いたコストがそのまま料金の安さに反映されているというわけです。
新電力とは、2016年の電力小売全面自由化により、一般家庭でも契約できるようになった新しい電力会社のことです。従来の大手電力会社とは異なり、電力の調達方法や料金プラン、サービス内容に各社の特徴があります。そのため、家庭ごとの電気の使い方や考え方に合わせて選びやすい点が特長です。
電気代を見直す際は、新電力の仕組みや特徴を理解したうえで比較することで、料金面だけでなくサービス面でも納得のいく選択につながります。
電力会社を比較するときは、料金の安さだけでなく「どのような仕組みで料金が決まるのか」にも注目しましょう。代表的な料金タイプとして、次の3つが挙げられます。
従量料金型は、使用した電力量に応じて料金が決まる一般的なタイプです。一定の単価を設定するものだけでなく、使用量をいくつかの段階に分け、電気を多く使うほど1kWhあたりの単価が高くなるプランもあります。
時間帯別料金型は、昼間・夜間など電気を使う時間によって単価が異なるタイプです。
夜間の単価を低く設定したプランなどがあり、安い時間帯に電気の使用を移せる家庭なら電気代を抑えやすくなります。反対に、単価が高い時間帯に多く使用すると、想定ほど節約できない可能性があります。
そして市場連動型は、日本卸電力取引所(JEPX)のスポット市場価格などの変動を電気料金に反映する仕組みを取り入れたタイプです。
市場価格が低いときは料金を抑えやすい一方、需給がひっ迫して市場価格が上昇すると、電気料金も高くなる可能性があります。
このほかにも、基本料金が0円のプランやガス・通信とのセット割、再生可能エネルギーに特徴があるプランなど、料金設計はさまざまです。
電力会社を選ぶ際は料金表の金額だけでなく、料金が決まる仕組みと自分の電気の使い方が合っているかを確認し、無理なく続けられるプランを選びましょう。
電力会社に乗り換えで、思いがけない料金がかかってしまったり、電気の快適な使用ができなくなるのは避けたいですよね。
実際、新電力に乗り換えたユーザーの独自アンケートでは、約6割が「デメリットや不満は特にない」と回答している一方で、「逆に高くなった時期もあり損をした」(12.58%)という声も上がっています。
こうした失敗を確実に避けるため、ここでは料金の安さだけでは見落としてしまう、リスク管理と安定供給に直結する5つの重要ポイントを徹底解説します。
「燃料費調整額」とは、燃料の値段が上がったり下がったりした分を、毎月の電気料金にプラスしたりマイナスしたりして調整する仕組みのことです。
この燃料費調整額に上限があるかないかをしっかりとチェックしましょう。
上限あり | 大手電力会社や一部新電力では、燃料費調整額に上限が設定されており、燃料価格が高騰しても一定額以上は請求されません。 |
上限なし | 多くの新電力では上限がないため、燃料価格が高騰すると電気料金も青天井で上がる可能性があります。 |
2022年の世界的なエネルギー危機では、この「上限なし」のプランを選んでいた家庭で、電気代が通常の2倍以上になってしまったケースが相次ぎました。
料金の安さだけでなく、「もしもの時の出費の大きさ」というリスク管理の視点から、上限設定の有無は非常に重要です。
市場連動型プランとは、電気の値段が30分ごとに細かく変わる、少し特殊なプランです。
電気は「日本卸電力取引所(JEPX)」という市場で売買されており、その市場価格に使用者の電気料金がそのまま連動します。
メリット | デメリット |
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このプランは、電気使用量をリアルタイムで調整できる人や、日中家にほとんどいない人など、「価格変動を許容できる人」向けです。
逆に、「毎月安定した料金で安心して電気を使いたい人」には、非常に不向きなプランなのでよく検討しましょう。
多くの新電力は解約金無料ですが、一部では契約期間の縛りや解約金が設定されています。
解約金が発生するケース
「○年契約」などの割引プラン
特定の割引(例:ENEOSでんきの「にねんとく²割」)を適用した場合、契約更新月以外に解約すると1,100円程度が発生するケースがあります。
地域電力会社の一部プラン
昔からある電力会社でも、2年や3年契約のプランがあり、途中で解約すると数千円の解約金が発生することがあります。
多くの新電力は解約金が無料ですが、乗り換え後に「やっぱり合わなかった」と感じたり、近い将来引っ越しの予定がある方は、解約金の有無を必ず確認し、無料の電力会社を選ぶと安心です。
新電力会社の中には、経営難で事業撤退したり、新規受付を停止したりするケースがあります。
そうなると、急いで新しい電力会社を探し、契約し直す必要が出てくるため、倒産のリスクなどについても注意を払っておくといいでしょう。
確認すべきポイント
この記事で紹介しているような、供給実績が豊富で、大手企業が出資している新電力は、比較的安定性が高いと言えます。
「安すぎるけど、聞いたことのない会社」を選ぶ際には、この安定性を特に慎重にチェックしましょう。
電気は生活に欠かせません。料金の疑問や契約内容の確認、そして万が一のトラブル(停電など)が発生した時に、すぐに相談できる窓口があるかどうかは非常に重要です。
サポートの対応時間 | 24時間対応か、平日の昼間だけか。仕事などで平日の日中に電話が難しい方は、特に注意が必要です。 |
問い合わせ方法 | 電話、チャット、メールなど、自分が使いやすい方法が用意されているか。 |
マイページやアプリの使いやすさ | 自分で電気使用量や料金を確認するツールが分かりやすいか。 |
口コミでの評判 | 実際に利用した人の「問い合わせの電話がなかなか繋がらない」といった口コミがないか確認しましょう。 |
とくに停電時や緊急時の対応体制は必ず確認しましょう。新電力の中には、人件費を抑えるためにサポート体制が手薄な会社もあります。大手電力会社と比べてサービス内容が劣っていないかを事前にチェックしておくと安心です。
チェックポイントを確認したら、次はいよいよ申し込みです。ただし、手続きをスムーズに進めるためには、事前に手元で確認しておくべき情報がいくつかあります。
「いざ申し込もうとしたら必要な情報が見当たらない」という状況を防ぐため、以下の表で必要な情報と確認場所を整理しておきましょう。
確認すべき情報 | どこで確認できるか | なぜ必要か |
現在の契約電力(アンペア数) | 検針票・電力会社マイページ | プランの基本料金に直結する |
直近の月間使用量(kWh) | 検針票・マイページ | シミュレーションの精度が上がる |
供給地点特定番号(22桁) | 検針票 | 新電力への申し込み時に必須 |
燃料費調整額の上限設定の有無 | 現在契約中の電力会社の公式サイト | 乗り換え後のリスクを事前に比較できる |
解約金・違約金の有無 | 現在の契約書・公式サイト | 乗り換えコストを把握しておける |
これらの情報は、基本的に検針票1枚で大半が確認できます。手続き前にスキャンまたは写真を撮って手元に保存しておくと、申し込み時に迷わず進められるでしょう。
供給地点特定番号は22桁の番号で、検針票の目立たない箇所に記載されています。見つからない場合は現在の電力会社に問い合わせると教えてもらえます。
新電力への乗り換えは手続き自体は簡単ですが、事前に知らないと後悔しやすい落とし穴がいくつかあります。
よくあるトラブル | 原因 | 回避策 |
乗り換え後に電気代が上がった | 燃料費調整額に上限がないプランを選んだ | 上限設定の有無を契約前に確認する |
解約時に違約金が発生した | 割引プランに期間縛りがあった | 解約金・契約期間の有無を確認する |
引越し先で使えなかった | 供給エリア外だった | 引越し前に供給エリアを再確認する |
電力会社がサービス終了した | 財務基盤が弱い小規模事業者を選んだ | 供給実績・親会社の信頼性を確認する |
チェックポイントを押さえた上で乗り換えれば、大きなトラブルは避けられるでしょう。
まずは各社の公式シミュレーターで現在の電気代と比較してみるのがおすすめです。
ここでは、新電力の契約方法をパターン別に紹介します。
いずれの場合も非常にシンプルな方法で契約できるので、「新電力で電気料金を安くしたい」と考えている方はぜひ参考にしてみてください。
「契約中の電力会社名」「契約している電力会社のお客様番号」「供給地点特定番号」の3つを揃えておくと手続きがスムーズです。
現在の住居で新電力に切り替える場合は、以下の3STEPで完結します。
1.切り替え先の電力会社を選択
2.電話・オンラインなどで申し込み
3.切り替え完了
まずは、料金プランや電気料金などを比較しながら、切り替え先の電力会社を選びましょう。
今よりもお得だと感じる新電力を見つけたら、電話・オンラインなどの方法で申し込みを行います。
申し込みが完了すると、切り替え手続きがスタートし、1〜2週間程度で完了します。
なお、現在契約している電力会社の解約手続きを契約者が行う必要はありません。
申し込みが完了すれば、あとは切り替え完了を待つのみの手軽さなので、今よりも電気料金を安くしたい方はぜひ申し込んでみてください。
引っ越し先で新電力を契約する場合は、以下の4STEPで完結します。
1.切り替え先の電力会社を選択
2.電話・オンラインなどで申し込み
3.解約手続き
4.切り替え完了
まずは、引っ越し先で利用したい電力会社を選びましょう。
供給エリアや料金プランなどを比較しながら、毎月の電気料金を安く抑えられそうなところを絞り込んでみてください。
利用したい電力会社が決まったら、申し込みと解約手続きを同時進行で行います。
引っ越し先で新電力を契約する場合は、旧居で契約している電力会社の解約手続きを行わなければなりません。
なお、解約手続きは、電話やオンラインなどで行えるケースが一般的です。
また、引っ越しシーズン(3〜4月)は申し込みが混雑しており、入居日に電気が使えない恐れがあるので、余裕を持って入居日の2〜3週間前に申し込むことをおすすめします。
現在お住まいの住居で、新電力から新電力に乗り換える場合は、以下の3STEPで完結します。
1.乗り換え先の電力会社を選択
2.電話・オンラインなどで申し込み
3.乗り換え完了
現在の住居で「旧一般電気事業者」から新電力に切り替えるときと同じく、解約手続きは不要です。
乗り換え先の新電力に解約手続きを代行してもらえるので、申し込みが完了すると自動で乗り換えられます。
最近では、「契約当初より電気料金が高くなった」「キャンペーンが終了して割高に感じる」などの理由で、新電力から新電力へ乗り換える方が多くいます。
違約金が設定されていなければ、気軽にお得な電力会社へ乗り換えられる時代なので、電気料金が気になった場合はぜひ申し込んでみてください。
電力会社の乗り換えは、いつ申し込んでも基本的に損をする仕組みにはなっていません。
日割り計算で請求されるため、月の途中に切り替えても二重に料金がかかることはなく、思い立ったタイミングで手続きを進めて問題ありません。
ただし、いくつかのポイントを押さえておくと、よりスムーズかつお得に乗り換えられます。
まず知っておきたいのが、切り替えにかかる期間です。
資源エネルギー庁によると、スマートメーターへの交換工事が不要な場合はおよそ4日程度、交換工事が必要な場合はおよそ2週間程度で切り替えが完了するとされています。
すでに多くの住宅にはスマートメーターが設置済みのため、実際には数日〜2週間程度で完了するケースが多いでしょう。
「この日までに切り替えたい」という希望がある場合は、余裕を持って早めに申し込むことが大切です。
また、今の契約に解約金や契約期間の縛りがある場合は、契約更新月の直前に合わせて申し込むと余計な違約金を避けられます。契約内容や更新月は、検針票やマイページで事前に確認しておきましょう。
一方で、引越しシーズンにあたる年末年始や年度末は申し込みが集中しやすく、スマートメーターの交換工事が必要な場合、通常より時間がかかる可能性があります。
よって、引越しに合わせて切り替えを検討している場合は、特に早めの行動を心がけるのがおすすめです。
電気代の負担を軽減するため、国が実施している「電気・ガス料金支援」という制度があります。
これは2026年7月使用分~2026年9月使用分(8月〜10月検針分)を対象に実施されており、電気やガスの使用量に応じて自動的に料金が値引きされる仕組みです。
利用者側での申請手続きは一切不要で、小売電気事業者が国から補助を受け取り、請求額から自動的に差し引く形で反映されます。
対象の契約者であれば、手続きをしなくても値引き後の金額が請求される点も特徴です。
ここで気になるのが、「新電力に切り替えても、この補助は受けられるのか」という点でしょう。結論からいうと、新電力に切り替えても補助を受けられる可能性は十分にあります。
この支援事業の対象は、東京電力や関西電力といった地域の大手電力会社に限られているわけではなく、国に採択されたすべての小売電気事業者が対象です。
実際に、東京ガスの電気※1やドコモでんき※2などの新電力も、対象事業者に採択されています。
ただし、すべての新電力会社が必ず対象になるとは限りません。補助を受けられるかどうかは、契約している電力会社が国の支援事業に採択されているかどうかによって決まります。
乗り換えを検討する際は、契約先の候補が支援事業の対象事業者であるかどうか、そして現時点で支援事業が実施されているかどうかも、あわせて確認しておくと安心です。
ココモーラでは、中部電力からオクトパスエナジーに切り替えて、月々の電気代が安くなったという方に、電力会社を選ぶきっかけから、具体的にどの程度の節約につながったのかなどお話を伺いました。
「新電力って実際どうなの?」 「会社が多すぎてどこを選べばいいかわからない」と悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
現在利用している電力会社 | オクトパスエナジー |
以前利用していた電力会社 | 中部電力 |
新電力を利用している方の属性 | 40代女性・接客業 年収300万円 |
住居形態 | アパート・一人暮らし オール電化なし |
冷暖房器具の使用量 | 犬がいるため基本的に 24時間稼働 |
以前は中部電力を利用していましたが、友人の紹介をきっかけにオクトパスエナジーの料金シミュレーションを見たところ、電気代が安くなる可能性が高いことが分かり、切り替えを決意したそうです。
「新電力は聞いたことがなくて不安」という気持ちもありましたが、契約期間の縛りがない点や、紹介キャンペーンで双方にポイントがもらえる点にメリットを感じたそうです。
手続きは想像以上に簡単で、住所や供給番号を入力するだけ。入力ミスがあった際もサポートが丁寧で不安なく進められ、切り替えは約2週間で完了。
夏の電気代は中部電力時代は15,000円を下回らないことが多かったのが、オクトパスエナジーに変えてからは7月13,287円、8月10,811円と大幅に節約に成功したそうです。
「思ったよりも簡単だし、料金も安くなって本当に助かった。まずは軽い気持ちでシミュレーションしてみてほしい」と話してくれました。
多くの人は「聞いたことのない会社は不安」という気持ちが強く、実際に体験談を伺った方の家族も同じ反応でした。
新電力は選択肢が増えているものの、それぞれの違いやメリットが十分に浸透しておらず、「新電力にしたらどうなるのか?」といった基本情報も知らない人がまだ多い状況です。
安心して選べるように、料金シミュレーションや口コミなど、分かりやすい情報が届く環境がもっと整えば、利用者は確実に増えるはずだと感じると答えてくれました。
最後に電力会社の切り替えを検討している方にメッセージをいただきました。
電力会社の切り替えは難しそうに見えますが、実際の手続きは驚くほどシンプルです。料金や契約の縛り、解約金、キャンペーンなどを比較すれば、自分に合った会社が見つかります。
彼女自身も深く考えすぎずに変えてみたところ、想像以上にスムーズで、料金も下がりメリットを感じています。
今はHPで見積もりやプラン診断もできるため、固定費を見直したい人は、まずは気軽にシミュレーションしてみることをおすすめします。
体験談の詳細も掲載しているオクトパスエナジーの詳しい情報はこちら>>
比較記事のスペックや口コミだけでは、実際にどの新電力が選ばれているのかは見えにくいものです。
そこでココモーラでは、実際に新電力へ乗り換えた経験がある151人を対象に、現在契約している電力会社についてアンケート調査を実施しました。
新電力への乗り換えを検討している方が、リアルな利用実態を把握できる内容となっています。
電力会社 | 割合 |
東京ガス(でんき) | 14.57% |
auでんき | 14.57% |
大阪ガスのでんき | 7.95% |
ENEOSでんき | 6.62% |
大手電力会社に戻した | 6.62% |
現在契約している電力会社は、「東京ガス(でんき)」と「auでんき」が14.57%で同率最多となりました。
次いで大阪ガスのでんきが7.95%、ENEOSでんき・大手電力会社に戻したがそれぞれ6.62%と続いています。
上位は電気とガス・通信のセット割を持つ会社が多く、固定費をまとめたいニーズが利用実態に表れています。
乗り換えた理由や満足度など、より詳しい結果は電力会社の乗り換えに関するアンケート調査で紹介しているので、あわせて参考にしてみてください。
回答者数 | 151人 |
調査期間 | 2025年11月11日~2025年11月18日 |
調査で使用したツール | フリージーを使用した独自調査 |
今回は、おすすめの電力会社や電力会社の乗り換えで失敗しないためのチェックポイント、新電力の契約方法などを解説しました。
新電力の分野は、自由化によって多くの事業者が参入しており、料金プランや特典、サービス内容などそれぞれ強みが異なります。
そのため、単純に料金の安さだけで選ぶのではなく、自身のライフスタイルや電気使用量に合った電力会社を選ぶことが大切です。
一人暮らしやファミリー世帯など世帯構成によってお得なプランは異なり、住んでいる地域によって契約できる電力会社も変わります。
シミュレーションを活用しながら比較することで、実際にどの程度の節約効果が期待できるのかを把握しやすくなるでしょう。
記事内では、実際に新電力に乗り換えた経験がある方へのアンケート調査も掲載しているため、新電力への乗り換えを検討中の方は要チェックです。
今回の記事を参考に、ご家庭の電気使用状況や希望するサービスに合った電力会社へ乗り換えを検討してみてくださいね。
・経済産業省「再生可能エネルギーのFIT制度・FIP制度における2025年度以降の買取価格等と2025年度の賦課金単価を設定します」(最終アクセス:2026年10月1日)
・経済産業省資源エネルギー庁「登録小売電気事業者一覧」最終アクセス:2026年10月1日)
・CDエナジーダイレクト公式サイト(最終アクセス:2026年10月1日)
・Looopでんき公式サイト(最終アクセス:2026年10月1日)
・オクトパスエナジー公式サイト(最終アクセス:2026年10月1日)