
監修者の岩田さんにカードローンに関するインタビューを実施!
監修者の岩田さんに、カードローンに関するインタビューを実施しました。
様々な質問に対し専門家の立場から回答していただきましたので、参考にしてみてください。
消費生活ジャーナリスト。1952年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。同大学院修士課程修了後、月刊誌記者などを経て独立。流通、情報通信、金融分野を中心に活動する。主力はクレジットカード&電子マネーの研究で、すでに30年間に渡って業界の定点観測をしている。また、クレジットカードのムックも50冊以上監修しキャッシュレスの生き字引として情報発信を続けている。
銀行カードローンについて
ーー銀行カードローンの審査を通過するために、意識すべきことは何ですか?
申込の条件を確認してから、雇用形態、勤続年数、年収や住所など個人情報などについては虚偽なく申請しましょう。

もちろん、他社からの借り入れがある場合は、件数や借入金額を正確に伝えることが大切です。
ここで少しでも嘘の内容で申請するとあなたに対する信頼がなくなります。このような人にお金を融資したいとは思わないですよね。
借り入れたい金額については、必要最低限の金額にとどめること。もし、少しでも不明な点がある場合、事前に相談することが大切です。
ーー銀行カードローンでお金を借りるにあたって、おすすめの返済計画の立て方を教えてください。
借りたお金を完済するためには、無理なく返済し続けることが大切です。
そのためにも、自分の収入と生活費などの支出を確認して、毎月幾ら返済できるのかを把握しましょう。また、返済シミレーションを用意している銀行も多いので、借りる前に返済額などをチェックするのがおすすめです。

もちろん、お金に余裕があるときには、随時決済や繰り上げ返済をこまめに実行していきましょう。
これにより、利息の負担が減ったり、返済期間を短くすることができるので、後々の返済がスムーズになります。
消費者金融について
ーー消費者金融は銀行カードローンに比べ金利が高い傾向にあります。利息を低く抑えるコツを教えてください。
金利が高いと言われる消費者金融を利用するなら、少しでも金利が低いところを探すこと。複数の借り入れがある場合は、おまとめローンなども検討することをおすすめします。

また、利用できる限度額はあくまで限度額です。当然、借りる金額が多くなれば利息の負担は高くなります。
借りる金額は本当に必要な金額にとどめておくことが大切です。ほかにも、無利息期間のあるカードローンもおすすめです。
返済金額に余裕があるときには、追加で返済するようにしていけば借入総額を減額できます。これにより利息の負担も軽減できるので無理のない範囲で検討しましょう。
ーー消費者金融には様々な借入方法・返済方法があります。おすすめの方法はありますか?
借り入れる場合いくつかの方法があります。カードローンでのキャッシング、インターネットで手続きしてからの振込、コンビニATMや提携金融のATM、店頭窓口などです。
手軽なのはカードローンでのキャッシングやネット振込、コンビニATMでしょう。直接、店舗に行くことなく利用できるのが魅力です。

例えば、ネットでの振り込みは原則24時間365日、振込手数料無料で指定した口座に振り込んでもらえるものもあるので、いざというときの助けになりそうです。
返済は、提携ATMやコンビニATMなどでも返済できるところがおすすめ。特に、コンビニATMで返済できる場合は、買い物のついでに返済できるので効率的です。