更新日: 2026.02.13

「環境・エネルギーに関する情報を客観的にわかりやすく広くつたえること」「デジタルテクノロジーと環境・エネルギーを融合させた新たなビジネスを創造すること」を目的に執筆/講演活動などを実施。富山県砺波市出身。慶應義塾大学経済学部卒業。東京大学 Executive Management Program(EMP)修了。大学卒業後、アンダーセン・コンサルティング(現アクセンチュア株式会社)に入社。エネルギー/化学産業本部に所属し、電力会社・大手化学メーカ等のプロジェクトに参画。その後、RAUL株式会社を設立。主に環境・エネルギー分野のビジネス推進や企業の社会貢献活動支援を実施。一般社団法人エネルギー情報センター理事、一般社団法人サステナビリティコミュニケーション協会理事、環境省 地域再省蓄エネサービスイノベーション委員会委員(2019年)等

1986年生まれ。1級ファイナンシャルプランニング技能士、CFP®、合同会社ひなた代表。
コンサルティング会社から外資系保険会社の営業職を経て、現在は保険代理店に在籍しながら、発達障害のある人やその家族に特化したファイナンシャルプランナーとして全国で活動している。借金を背負い生活が苦しかった時代を経験しつつも、専門的知識と実体験を武器に、お金が苦手な人や発達障害当事者に寄り添ったアドバイスを行う。その提案は制度や数字の知識だけでなく、「同じ立場を生きてきた人間だからこそ言える言葉」として、多くのクライアントや家族から厚い信頼を得ている。これまでに自治体主催の講演、保護者会・親の会、就労移行支援事業所などで多数の登壇実績を持ち、SNS総フォロワー数は5万人。
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| 運営会社名 | 株式会社カブ&ピース (KABU & PEACE Inc.) |
|---|---|
| 設立年月日 | 2024年2月9日 |
| 本社所在地 | 〒105-6922 東京都港区虎ノ門4-1-1 |
| 支払い方法 | ・クレジットカード ・口座振替 |
|---|---|
| 解約手数料 | なし |
| 切替手続き | オンライン |
| セット割 | なし |
| ポイント還元 | なし |
| 法人契約対応 | × |
| 代表プラン | 一般家庭向けプラン (以下は東京電力エリアの場合) | |
|---|---|---|
| 基本料金 | 基本料金(20A) | 623.50円 |
| 基本料金(30A) | 935.25円 | |
| 基本料金(40A) | 1,247.00円 | |
| 基本料金(50A) | 1,558.75円 | |
| 電力量料金 | 〜120kWhまで | 29.79円 |
| 121kWh〜300kWh | 36.38円 | |
| 301kWh〜 | 39.99円 | |
| 燃料費調整額 | あり | |
| 再エネ賦課金 | あり | |
| 最低契約期間 | なし | |
| 他プラン一覧 | ・オール電化向けプラン ・6kVA以上プラン | |
| 北海道電力エリア | ○ |
|---|---|
| 東北電力エリア | ○ |
| 東京電力エリア | ○ |
| 中部電力エリア | ○ |
| 北陸電力エリア | ○ |
| 関西電力エリア | ○ |
| 中国電力エリア | ○ |
| 四国電力エリア | ○ |
| 九州電力エリア | ○ |
| 沖縄電力エリア | × |
カブアンドでんきは株式会社カブ&ピースが提供する家庭向けの電力サービスです。
電気料金の支払いに応じて株引換券がもらえるのが特徴で、電気代を支払いながら将来的な資産形成につなげられるユニークな仕組みを採用しています。
従来の電気代を安くする、ポイントを貯めるといった新電力とは異なり、生活インフラの支払いを投資の入り口にするという独自のコンセプトとなっています。
カブアンドでんきの最大の特徴は、電気料金の支払いを単なる支出で終わらせず、資産形成につなげられる仕組みを持っている点です。
ここからはカブアンドでんきのメリットを紹介していきます。
カブアンドでんきのメリット
カブアンドでんきは電気の利用に応じて株引換券が付与され、運営会社である株式会社カブ&ピースの未公開株式と交換できます。
電気料金の支払いに応じて株引換券が貯まり、日常生活の中で自然に株式を保有できる仕組みです。
会員区分 | 株引換券の付与率 |
通常会員 | 1% |
プラス会員 (月額500円) | 2% |
未公開株は証券取引所に上場していない株式で、企業価値が向上すれば株の価値も上昇する可能性があります。
電気料金に応じてポイントが付与される新電力は多いですが、未公開株の付与を前面に打ち出した電力サービスは非常に珍しく、カブアンドでんきならではの強みといえるでしょう。
カブアンドでんきは同社が提供する他のサービスと併用することで、株引換券の還元率を高められる点も魅力です。
サービス | 通常会員還元率 | プラス会員還元率 |
KABU&ガス | 1% | 2% |
KABU&モバイル | 10% | 20% |
KABU&ひかり | 5% | 10% |
KABU&Wi-Fi | 1% | 2% |
KABU&ウォーター | 5% | 10% |
KABU&カード | 200円ごとに引換券1枚 | 200円ごとに引換券2枚 |
さらに、マルチサービス還元制度により3サービス以上の利用で還元率が上乗せされる仕組みも。電気・通信・ガスなどのインフラをまとめることで、毎月数百円〜数千円相当の株引換券を獲得できるかもしれません。
カブアンドでんきは、家族で資産形成について考えるきっかけにもなります。
今月はこれだけ株が増えた、電気を使うと企業の株がもらえるといった会話を通じて、投資や企業価値について自然に学ぶ機会が生まれます。
特に、子どもと一緒に資産形成を意識したい家庭にとっては、生活の中でお金の話ができる実践的な教材としても活用できるでしょう。
カブアンドでんきは電気代を資産形成につなげられる独自性の高いサービスですが、すべての人に向いているわけではありません。契約前に理解しておきたい注意点を解説します。
カブアンドでんきのデメリット
カブアンドでんきは電気料金そのものを安くすることを目的としたサービスではありません。
料金体系は地域ごとの大手電力会社に準じており、格安新電力のような大幅な値下げは期待しにくいのが実情です。
一部の条件では若干やすくなるケースもありますが、差は小さく、純粋に電気代の節約を重視する方にとっては物足りなく感じる可能性があります。
カブアンドでんきは価格面のメリットではなく、還元を通じた資産形成に価値を感じられるかどうかが判断の分かれ目となりそうです。
カブアンドでんきで付与される株は未公開株です。
企業価値が向上すれば株の価値が上がる可能性はありますが、反対に価値が下がるリスクもあり、利益が保証されているわけではありません。
また、未公開株は上場するまで原則として売却できず、すぐに現金化できない点にも注意が必要です。
公式発表では、一定期限までに上場できなかった場合の買取方針が示されていますが、短期的なリターンを期待する仕組みではありません。
カブアンドでんきには契約期間の縛りや解約金はありませんが、短期間の利用では還元効果が出にくい点には注意が必要です。
引越しの際は一度解約し、転居先で再度申し込みが必要になるため、頻繁に住居が変わる方には手間がかかります。
継続的に同じ住居で電気を使い続ける前提でこそ、メリットを活かしやすいサービスといえそうです。
カブアンドでんきは株の価値が上昇することで初めてお得といえる仕組みです。
株価が想定ほど上がらなかった場合、電気代の差額を回収できず、結果的に他社より割高になる可能性もあります。
確実な節約を求める方にとっては不向きで、リスクを理解した上で中長期的な視点を持てるかどうかが重要な判断ポイントです。
カブアンドでんきは公式サイトから24時間いつでも申し込み可能です。申し込みや解約に手数料、現在契約している電力会社への解約手続きも不要なので、簡単に切り替えができます。
申し込みを始める前に、現在契約している電力会社の検針票、あるいは契約会社のマイページを準備します。
お客様番号(契約番号)、供給地点特定番号は申し込み時に必ず必要なので、事前に確認しておきましょう。
必要情報の準備ができたら公式サイトにアクセスし、申し込みフォームに必要事項を入力しましょう。
住所・契約者名・供給地点特定番号・支払い方法など、基本情報を入力するだけで手続き完了です。
申し込みは24時間受け付けているため、好きなタイミングで手続きを進められます。
申し込み手続きが完了すると、供給開始予定日がメールで通知されます。
カブアンドでんきへの切り替えは現在の電気を使いながら行われるため、供給が止まるといった心配はありません。
検針日をまたいだタイミングでカブアンドでんきの料金と株引換券の付与がスタートします。
なお、株引換券の受け取りにはサービス利用に加えて別途株式の申し込みが必要です。銘柄の詳細や申込方法はサイト内の目論見書で確認しておきましょう。
カブアンドでんきは電気料金の支払いに応じて未公開株と交換できる株引換券がもらえる、資産形成型の新しい電力サービスです。
電気代を節約するのではなく、支出そのまま将来への投資につなげられる点が大きな特徴といえます。
一方で、電気代が必ずしもやすくなるわけではなく、燃料費調整額に上限がない点や未公開株ならではの価格変動・換金性のリスクには注意が必要です。
カブアンドでんきは中長期的な視点で資産形成に取り組みたい方や、投資を生活の中に無理なく取り入れたい方に向いた電力サービスといえるでしょう。