更新日: 2025.11.11
カードローンとは、お金が必要な時に借りることができる個人向けの融資サービス。商品を提供している会社によって、審査・融資のスピード、適用される金利、そして無利息期間があるかどうかといった特徴が変わります。
「とにかく今すぐ借りたいなら、最短即日融資がおすすめ」「利息を抑えたいなら、上限金利が低い銀行カードローンがおすすめ」「家族や会社にバレずに利用したいなら消費者金融がおすすめ」など、目的によって選ぶべきカードローンは変わります。
そこでこの記事では、各カードローンの審査・融資スピードや上限金利、無利息サービスや借入限度額などを徹底比較し、本当におすすめできるカードローンをまとめました。そもそもカードローンとはなにかや、カードローンの利用手順などもわかりやすく解説。
さらに、金融庁が呼びかける多重債務防止の観点から、カードローンのメリットだけでなく、実際に利用した方の体験談から「やめといたほうがいい」と言われる理由や注意点も包み隠さずお伝えします。
体験談や独自のユーザーアンケートをもとに、初心者が陥りやすい失敗パターンと、それを避けるための具体的な対策も掲載しているので、この記事を読むだけで、カードローンの基本から、ご自身の状況に合わせた最適な一枚を選ぶための知識がすべて手に入ります。スムーズな申し込みと計画的な返済を目指すためにも、ぜひ最後までチェックしてください!
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| 商品 | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| 無利息期間 | 最大30日間 ※2 | なし | なし | 最大30日間(はじめての方限定) | 最大30日間 |
| 金利 | 2.50%〜18.00% | 3.0%〜18.0% | 年1.9%〜14.5% | 3.0%〜18.0% | 3.0%〜18.0% |
| 融資スピード | 最短3分 ※1 | 最短15分 ※1 | 最短即日~ | 最短18分※2 | 最短20分 ※1 |
| 借入限度額 | 最大800万円 | 1万円〜800万円 | 10万円〜800万円 | 1万円〜800万円※1 | 1万円〜800万円 |
| リンク |
【アコムのカードローンの注釈について】
お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
75.0
キャンペーン
最短3分で即日融資!Web完結&アプリで借入だからバレない
メリット
デメリット
4.0
30代・男性(会社員)
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74.2
申し込みから最短15分※で融資!原則来店・電話連絡・郵送物なしで借りられる
メリット
デメリット
4.0
20代・女性(アルバイト・パート)
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79.7
キャンペーン
楽天会員ランクに応じて審査優遇あり※!新規入会で楽天ポイントがもらえる
メリット
デメリット
4.0
20代・女性(会社員)
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80.0
最短18分※2のスピード審査が魅力。すべての取引がスマホで完結
メリット
デメリット
5.0
20代・女性(アルバイト・パート)
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78.3
最短20分※1で借入できる! 原則、郵送物やお勤め先への在籍確認の電話もなしで安心
メリット
デメリット
4.0
50代・男性(会社員)
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お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
78.3
口座なしでも最短即日で審査完了。ATM手数料がいつでも無料!※2
メリット
デメリット
4.0
40代・男性(会社員)
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72.5
契約と同時に入金OK!安心の低金利で利用しやすい
メリット
デメリット
4.0
20代・男性(会社員)
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81.3
アプリで簡単手続き!返済額は柔軟に選べる
メリット
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76.7
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最大で年率3.0%の金利引き下げあり!即日融資にも対応
メリット
デメリット
4.0
30代・女性(会社員)
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77.5
業界トップクラスの低金利!審査は最短当日で完了
メリット
デメリット
5.0
30代・男性(会社員)
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83.5
業界初の365日間の無利息期間あり!融資も最短15分とスピーディー
メリット
デメリット
4.0
50代・男性(会社員)
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78.0
キャンペーン
金利優遇あり!銀行ながら最短即日の融資OK
メリット
デメリット
4.0
20代・女性(会社員)
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79.2
Web完結でバレにくい。限度額とタイプを選べて使いやすい
メリット
デメリット
4.0
30代・男性(会社員)
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80.0
口座なしで申し込める!Web完結できてカードレスも選択OK
メリット
デメリット
5.0
30代・男性(会社員)
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80.8
低金利が魅力!銀行口座を開設せずに利用できる
メリット
デメリット
4.0
40代・女性(アルバイト・パート)
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ココモーラが信頼できる理由
32社以上のカードローンを専門化チームでレビュー済み(おすすめローン)
過去12ヶ月で累計15000時間以上を商品やサービスレビューに費やしています。
客観的に評価ルールを策定済み(ココモーラコンテンツポリシー)
当サイト、ココモーラは金融庁に登録されている貸金業者の会社のカードローン会社のみを紹介しています。またココモーラのサービスは広告主のパートナー企業より報酬を得ています。ただし、広告主の好意的なレビューを書く保証をつける等で報酬を支払うなどは一切行っておりません。

ここでは、カードローンの選び方について紹介します。
目的別におすすめのカードローン会社をまとめているので、どこで借入しようか迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
「今すぐお金が必要」「急な支払いに間に合わせたい」といった状況であれば、最短即日で融資を行なっているカードローンを選択しましょう。
なお、最短即日融資に対応しているのは、主に「消費者金融カードローン」です。

銀行カードローンは、融資までに数日〜1週間程度かかりますが、消費者金融なら即日中に借入できる可能性があります。
最近では、AIスコアリングを導入している消費者金融カードローンが多く、申し込み内容によっては数分程度で審査が完了するケースも珍しくありません。
以下では、数あるカードローン会社の中でも特に融資までの時間が早いところを厳選しているので、スピード重視の方はぜひ利用してみてください。
※1 お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
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審査が不安な場合は、各カードローン会社が公開している「審査通過率」を比較しましょう。
たとえば、アコムの新規貸付率(2025年8月)は39.4%※2です。

約38万件の新規申し込みに対して、約15万人に貸し付けていることから、全体の約4割程度が審査に通っているとわかります。※2
また、他社での借入状況や収入面などが理由で審査が不安な場合は、「中小消費者金融カードローン」を検討してみるのも一つの手です。
大手とは違い、独自の審査基準で融資を行なっているケースもあるので、カードローンの審査が不安な方はぜひ利用してみてください。
Q 他の消費者金融と何が違うのですか?
A 当社では、画一的なスコアリング審査に頼らず、お客様の状況や事情を丁寧に確認のうえ審査を行っています。
そのため、柔軟な対応やきめ細やかなサービスを提供できるのが大きな違いです。
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カードローンでの借入に対して、「利息の支払いを抑えたい」と感じる場合は上限金利を比較しましょう。

審査結果により変動しますが、基本的に初めて利用する際は下限ではなく、上限金利が適用されます。
たとえば、A社の金利が「年3.0%〜18.0%」で、B社の金利が「年5.0%〜15.0%」の場合、B社のほうが利息の支払いを抑えやすいです。
一見、A社のほうが下限金利が低く、お得に借入できそうですが、初回利用者に対して年3.0%の金利が適用される可能性はほとんどありません。
なお、上限金利が全体的に低いのは「銀行カードローン」です。消費者金融よりも上限金利が3〜4%程度低いので、利息を抑えたい方におすすめできます。
おすすめ銀行カードローン | 金利(実質年率) |
|---|---|
年1.9%〜14.5% | |
年1.5%〜14.5% | |
年2.0%〜14.0% |
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楽天銀行スーパーローンは、年1.9%〜14.5%の低めの上限金利が魅力の銀行カードローン。最短即日審査・融資に対応し、急な出費にも安心です。
楽天会員ランクに応じた審査優遇があり、普段から楽天サービスを利用している方にお得!新規入会で最大31,000ポイントプレゼントなど、楽天ポイントが貯まるキャンペーンが豊富なのも嬉しいポイント。
申し込みはWebで完結し、月々2,000円から無理なく返済可能。多数の提携ATMを無料で利用できるため、利便性も抜群と言えるでしょう。
「給料日前に少しだけ借りたい」「1ヶ月以内に全額返済できる」といった状況には、無利息サービスを提供するカードローンがおすすめです。
Q、無利息サービスとは?
A、一定期間、利息が発生せずに借入できるサービスです。

多くのカードローン会社が初回利用者に向けて無利息サービスを提供しています。
たとえば、「30日間の無利息サービス」を提供するカードローン会社で10万円を借りた場合、30日以内に完済すれば利息は一切かかりません。
元本となる10万円のみを返済すれば借入残高をゼロにできるので、どの金融機関よりもお得にお金を借りられるでしょう。
なお、無利息期間サービスを提供するおすすめのカードローン会社は以下のとおりです。
特にプロミスは、無利息期間のスタートは借入のその日からです。
※対象:プロミスをはじめてご利用いただく方のうち、メールアドレスをご登録のうえ、書面の受取方法で「Web明細」を選択いただいた方


契約から借入までに時間があいた場合でも、無利息期間を無駄なく活用でるのでおすすめです!
カードローンの返済の際に利息は大きな負担になります。無利息期間を賢く活用し、無理ない返済計画を立てましょう!
\ 無利息期間を無駄なく活用できる /
「職場への電話連絡は避けたい」といった方には、在籍確認なしのカードローン会社が安心です。
カードローン会社によっては、電話での在籍確認を行なっておらず、書類提出をはじめとした代替確認を導入しているところが増えつつあります。

社員証や社会保険証などの提出で在籍確認を済ませられるケースが一般的です。
また、「家族にバレたくない」といった状況であれば、郵送物なしのカードローン会社を選択しましょう。
ローンカードや利用明細などが自宅に送付されないところを利用すれば、家族や同居人にカードローンからお金を借りていることを知られずに済みます。
以下ではバレにくさを重視する方に向けて、電話での在籍確認・郵送物なしのカードローン会社をまとめているので、借入を検討している方は参考にしてみてください。
おすすめカードローン会社 | 郵送物・在籍確認の概要 |
|---|---|
| |
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最近では、ローンカードを使わずに借入・返済できる「カードレス」のカードローンが注目を集めています。
Q、カードレスのカードローンとは?
A、スマホアプリやインターネットバンキングで利用できるカードローンです。

カードレスの場合、オンライン完結で利用できます。ATMでの借入・返済は、スマホアプリを使うイメージです。
また、カードレスには「家族や同居人にバレにくい」といった魅力もあります。
契約後にローンカードが送付されないため、バレにくさを重視する方にもおすすめのサービスです。
以下では、カードレスで利用できるカードローン会社をまとめているので、利便性を重視する方はぜひ申し込みを検討してみてください。
おすすめカードローン | 主な特徴 |
|---|---|
| |
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「複数社の返済を一本化したい」といった方には「おまとめローン」がおすすめです。
Q、おまとめローンとは?
A、複数社からの借入を一本化できる返済専用のサービスです。

おまとめローンは、月々の返済負担を軽減できる可能性にも期待できます。
たとえば、金利18.0%のカードローン2〜3社から借入している場合、金利15.0%のおまとめローンを契約すると、返済の手間と利息によるコストを大幅に軽減できるイメージです。
なお、1社に対する返済が苦しい場合は「借り換えローン」が役立ちます。
おまとめローンと同じく返済専用のサービスで、今よりも返済負担を軽減するために利用されているのでぜひ検討してみてください。
おまとめ・借り換え おすすめカードローン | 金利(実質年率) |
|---|---|
年1.9%〜14.5% | |
年1.5%〜14.6% | |
年1.4%〜14.8% |
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収入がない専業主婦(夫)の方には、主に銀行カードローンが提供する「配偶者貸付」がおすすめです。
Q、配偶者貸付とは?
A、利用者と配偶者の合計年収のうち、3分の1となる金額まで借入できる制度です。
たとえば、専業主婦(夫)で年収が0円だったとしても、配偶者の年収が300万円の場合は100万円まで借入できます。

配偶者の年収を担保として審査を実施しているので、利用者ではなく配偶者の属性や信用情報などが重要です。
なお、配偶者貸付を提供しているかは、カードローン会社の申し込み条件を確認するとわかります。
「本人または配偶者に安定した収入のある方」といった条件が明記されているカードローン会社であれば、配偶者貸付を利用できる可能性があるので、専業主婦(夫)で借入を検討している方はぜひチェックしてみてください。
ご本人さまに収入のない場合は、配偶者さまに安定かつ継続した収入が必要となります。
※ 専業主婦(夫)の方でご本人さまに収入がなく、配偶者さまに収入がある方のお申込みは限度額50万円までとなります。
専業主婦(夫)におすすめカードローン一覧
イオン銀行カードローン
ベルーナノーティス
セブン銀行カードローン
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大学生・専門学生の方には「学生ローン」がおすすめです。
Q、学生ローンとは?
A、大学生・専門学生を対象としたローンサービスで、主に消費者金融が提供しています。

なお、学生ローンであっても収入がなければ借入できません。アルバイト等で収入を得ている必要があります。
一般的なカードローンよりも学生ローンのほうが審査を柔軟に行なっている傾向にありますが、無収入での借入は難しいでしょう。
現状、無職で収入がない場合は、「内定者向けローン」や「公的支援制度」などを検討してみてください。
以下では、収入がある大学生・専門学生に向けて、おすすめの学生ローンをまとめています。
学生におすすめカードローン一覧
プロミス
SMBCモビット
アイフル
アコム
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カードローンとは、利用限度額の範囲で自由に借入・返済を繰り返せる個人向けのローンサービスです。

使い道は原則自由で、生活費や冠婚葬祭費、引越し費用、教育費など、幅広い用途で利用されています。
最近では、スマホアプリやATM、ネットバンキングなどで24時間いつでも借入できるカードローンが主流です。
返済は「約定返済」や「繰上げ返済」などの方法で柔軟に借入残高を減らしていけるので、上手に使いこなせば無理なくお金を借りられるでしょう。
Q、約定返済・繰上げ返済とは?
A、約定返済とは、毎月決められた日に一定金額を返済する方法です。一方、繰上げ返済とは、余裕があるタイミングで約定返済に加えて、任意で返済額を追加する方法を指します。
一般的に「ローン」は、「住宅ローン」や「カーローン」など、借りたお金の使い道が決められています。しかし「カードローン」は、銀行や消費者金融などの金融機関が提供する個人向けの融資サービスで、借りたお金の使い道は特に決められておらず自由に使えます。
ただし、住宅ローンなどと違い、総量規制のため年収の3分の1を超えて借りることはできません。担保や保証人が不要なので気軽に利用できますが、その代わり金利が高くなっていることに注意が必要です。

カードローンの種類は大きく分けて3種類あり、それぞれ特徴が異なります。
以下では各カードローンの特徴についてまとめているので、借入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
消費者金融系 | 銀行系 | 信販系 | |
|---|---|---|---|
運営会社 | 消費者金融 | 銀行 信用金庫(労働金庫) | 信販会社 クレジットカード会社 |
金利相場 | 3.0%〜18.0%前後 | 1.5%〜14.5%前後 | 4.5%〜17.8%前後 |
審査スピード | 最短即日 | 1〜3営業日程度 | 最短即日 |
利用限度額 | 1万円〜500万円前後 | 1万円〜800万円前後 | 1万円〜500万円前後 |
在籍確認 | 電話連絡なしが多い | 電話連絡ありが一般的 | 原則ありの場合が多い |
郵送物 | 原則なし | 金融機関により異なる | 原則なし |
無利息期間 | ありの場合が多い | なし | 運営会社により異なる |
カードローン・キャッシングはどちらも現金を借入できる便利なサービスですが、金利や限度額に違いがあります。
以下では、カードローンとキャッシングの違いをまとめているので、どちらを利用すべきか迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
カードローン | キャッシング | |
|---|---|---|
利用目的 | 現金の借入 | 現金の借入 |
限度額 | ローン会社の限度額 | キャッシング枠の限度額 |
金利 | 低〜中 | 高 |
審査スピード | ローン会社により異なる | カード会社により異なる |
無利息サービス | あり | なし |
限度額はカードローンのほうがキャッシングより高い傾向にあります。

キャッシングはクレジットカードの「キャッシング枠」に依存するため、数十万円程度であるケースが一般的です。
また、金利もカードローンのほうが基本的にお得で、クレジットカードのキャッシングよりも低金利で借入できる可能性が高いです。
とはいえ、キャッシング枠付きのクレジットカードを持っている方であれば、すぐに借入できるので、状況に応じて使い分けることをおすすめします。

消費者金融と銀行カードローン、どちらで借り入れをするか悩んでる方は多いのではないでしょうか?
消費者金融カードローンは、金利はやや高めですが融資スピードの速さが魅力です。最短数分で融資できる大手消費者金融もあり、1秒でも速くお金を借りたいときに便利といえます。

商品によっては一定の無利息期間があり、その間に全額返済ができれば利息なしでお金を借りることが可能です。
一方の銀行カードローンは、翌日以降の融資になるケースがほとんどですが、消費者金融と比較して上限金利が低めなのがメリット。返済時の負担を減らしたい方におすすめです。
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ここでは、カードローンの審査基準について解説します。
カードローンの審査では以下3つのポイントが重視されるので、審査に通るか不安な方は事前に確認しておきましょう。
カードローンの審査基準
返済能力(属性情報)
信用情報
借入状況
返済能力はカードローンの審査で非常に重視されるポイントです。
申し込み条件に「安定した収入を有する方」といった内容がある通り、毎月一定の収入がある方でなければカードローンは利用できません。
なお、収入に加えて以下の属性情報も審査に影響するポイントです。
年齢
└多くの場合、20歳〜69歳までが対象
居住形態・居住年数
└持ち家が有利。賃貸は長く住んでいると安定性があると判断されやすい
雇用形態
└正社員が有利。勤続年数が長いほど評価されやすい
カードローンの審査では、信用情報機関への照会を必ず行なっています。
Q、信用情報機関とは?
A、ローンやクレジットカードなどの利用履歴が登録されている機関です。
そのため、過去に滞納・未払いの履歴が見つかった場合、審査に通らない可能性があります。

滞納・未払いの履歴は、完済から5年程度は信用情報機関に「異動情報」として記録されています。
また、カードローンやクレジットカードの申し込み履歴も信用情報機関に記録されるので注意が必要です。
短期間に複数社のカードローンへ申し込んでいることが判明した場合、「この人は相当お金に困っているのかもしれない」と疑われるリスクがあります。
以上のことから、信用情報機関にどのような情報が記録されているか不安な場合は、「CIC」「JICC」などに開示請求を依頼してみてください。
カードローン会社が実施している審査では、他社での借入状況もチェックしています。
特に消費者金融系や信販系の場合、「総量規制」に抵触しない範囲で契約する必要があるので、念入りに申込者の借入状況を確認している状況です。
Q、総量規制とは?
A、「年収の3分の1を超える金額を貸し付けてはならない」といった内容の法律を指します。

他社からの借入残高が残っている場合、借入希望額と合わせて年収の3分の1以内に収める必要があります。
たとえば、年収300万円の方がすでに50万円の借金を抱えている場合、あらたに契約できる限度額は50万円までです。
なお、総量規制は銀行カードローンには適用されません。
銀行カードローンは「銀行法」が適用されるので、総量規制を超える範囲でお金を借りる必要がある場合は、銀行カードローンを検討してみてください。
参考:住宅ローン残債のある物件を売買する際の手続き| 空き家・訳あり物件どこよりも高く売るなら「Rehome買取UP大阪」

ここでは、カードローンを利用するメリットを紹介します。
急な出費や生活費の補填など、柔軟に活用できる便利なサービスなので、借入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
カードローンのメリット
限度額の範囲で繰り返し借入できる
無担保・保証人なしで契約できる
用途が原則自由である
カードローンは、限度額の範囲内であれば何度でも繰り返し借入できるサービスです。

一度契約すれば、長期的に使える資金調達の手段として重宝します。
たとえば、限度額が50万円で30万円を借りている場合、追加で借入できる金額は20万円です。
このような状況で10万円を返済すると、追加で借入できる金額は30万円に増える仕組みなので、必要なタイミングで柔軟に資金を確保しやすいでしょう。
カードローンは、基本的に無担保・保証人なしで契約できるサービスです。
不動産や自動車などの担保は不要で、保証人を用意する必要はなく、個人の信用力のみでお金を借りられる点は大きなメリットだといえます。
そのため、多くの方からカードローンは利用されており、2025年にJICCが発表しているデータによると、約1,076万人※もの人が貸金業者からお金を借りている状況です。
※ 信用情報に関する統計 | 信用情報について | 企業情報 | 日本信用情報機構(JICC)指定信用情報機関
カードローンは、使い道が基本的に自由な融資サービスです。
そのため、生活費の補填や冠婚葬祭費、旅費、教育費、引っ越し費用など、さまざまな目的で利用されています。
なお、事業資金や投機目的の場合は禁止されていますが、多くの場面で活用できる自由度の高いローン商品だと言えるでしょう。
参考:葬儀費用が払えないときどうする?8つの対処法と葬儀費用を安く抑えるコツも紹介

ここでは、カードローンを利用するデメリットについて解説します。
一部の方からは「やめといた方がいい」といった意見もあるので、借入を検討している方は十分に注意しましょう。
カードローンのデメリット・注意点
返済が長期化しやすい
滞納すると遅延損害金が発生する
カードローン会社は、基本的に「残高スライドリボルビング方式」を採用しているので、返済が長期化しやすい傾向にあります。
Q、残高スライドリボルビング方式とは?
A、借入残高に応じて毎月の返済額が段階的に変動する返済方法です。
「借入残高が多いときは返済額も多く、借入残高が少ないときは返済額も少なくなる」といった合理的な返済方法です。
ただし、多くのカードローン会社は毎月の返済額を低めに設定しているので、利息の支払いが先行し、総支払額が増えやすい傾向にあります。
このように、カードローンは少額でもコツコツ返済できる仕組みを採用していますが、余裕があるタイミングで繰り上げ返済をしない限り、返済が長期化しやすいので注意しましょう。
カードローンの返済を滞納すると遅延損害金が発生するので注意しましょう。
遅延損害金の利率は20%前後に設定されており、通常の利息よりも高額なので、返済が遅れるほど負担が大きくなります。
また、信用情報に異動情報が登録され、クレジットカードやカードローンの審査に通りにくくなるリスクもあるので、返済期日は厳守するように心がけてください。
カードローンの利用手順は、基本的に以下の5STEPで完結します。
カードローンの利用手順
申し込み
必要書類の提出
審査期間
在籍確認
契約完了
まずは、利用したいカードローン会社を選択し、スマホやPCなどを使ってオンラインで申し込みましょう。
年齢、収入、住所、借入状況、借入希望額などの情報を入力すると申し込みは完了します。

次に、必要書類をアップロードします。50万円以下の借入であれば、本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード)のみで完結するケースが一般的です。
必要書類の提出が完了すると、審査期間に移ります。
このタイミングで在籍確認が行われるケースが多いので、対応できるように準備しておくといいでしょう。
勤務先の営業時間が決まっている場合は、事前にカードローン会社に伝えておくとスムーズです。
無事審査に通ると契約手続きが行われ、完了次第すぐにお金を借りられるようになります。
カードローンは急な資金ニーズに応える強力なツールですが、手軽さゆえに利用計画を誤ると、後悔や大きな負担につながりかねません。
ここでは、実際にカードローンを利用した複数の方の体験談から、初心者が陥りやすい「失敗のパターン」と、それを避けるための具体的なアドバイスを、利用者の声とともにお届けします。
多くの利用者が、契約時に適用される金利(特に上限金利の年18.0%前後)の重さを過小評価し、返済が長期化することで苦しんでいます。
アコム利用者のAさんは以下のように語っています。

契約当初、年18.0%という金利についてあまりよくわかりませんでした。返済を続けていくうちに、思ったより金額が返済額に反映されていないことに気づき、意外と利息って大きいなと感じました。
また、月々の返済額についても注意が必要。カードローンでは最低返済額が設定されていますが、その最低額だけを返済していると、「元金がほとんど減らない」という状況に陥ったという事例が多いです。

さらに、借り入れに慣れてくると限度額の「増額」を考える人もいますが、増額すると返済額が上がってしまい、計画外の負担増加につながる可能性もあるので注意しましょう。
長期利用は低金利を選ぶ
消費者金融は金利が高め(上限18.0%)です。もし返済に時間がかかると予想されるなら、銀行カードローンなど上限金利が低め(14.0%~15.0%程度)**な商品を検討することで、利息負担を抑えられます。
随時返済を徹底する
余裕があるときは積極的に最低返済額以上の随時返済(繰り上げ返済)を行いましょう。繰り上げ返済分は全額元金に充当されるため、総支払利息の圧縮に最も効果的です。
無利息期間を活用する
プロミスやアコムなどの大手消費者金融は、初回利用時に最大30日間の無利息期間を提供しています。この期間内に完済できれば利息は0円です。短期間のつなぎ資金として利用するなら、無利息期間を最大限に活用できるかどうかに注目しましょう。
※対象:プロミスをはじめてご利用いただく方のうち、メールアドレスをご登録のうえ、書面の受取方法で「Web明細」を選択いただいた方

プロミスのカードローンは、無利息期間が「初回借入日の翌日」からスタート。
実際に利用してみた人からも、無駄なく無利息期間を活用できてよかったという声が寄せられました。
Bさん(自営業者)は、急ぎで30万円が必要になった際、金利の低さを求めて最初にみずほ銀行と三菱UFJ銀行のカードローンに申し込みましたが、両方とも審査に落ちてしまいました。

自営業の人は、年収が高くても銀行の審査に通るのが難しいと感じます。個人的には審査に自信がない人は消費者金融がおすすめ。
これは、銀行カードローンは消費者金融に比べて審査が厳しめな傾向にあるためです。また、Bさんは審査落ちの焦りから、プロミスとアコムに同時に申し込むという行動に出ています。
しかし、短期間に複数の会社に申し込む行為(多重申し込み)は、信用情報に記録が残り、「資金繰りに困っている」と判断されてしまい、審査に不利に働く可能性が高いです。

審査に落ちた場合は、焦らず最低でも6ヶ月程度期間を空けてから再チャレンジするのが安全です。
別のCさん(SMBCモビット利用者)は、すでに年収の半分以上に相当する高額の借金を抱えていたにもかかわらず、SMBCモビットの審査に通り、72万円の借入が認められました。
「既に高額の借入金がある人にも融資をする可能性がある」ことがわかりますが、Cさん自身は「ご利用は計画的に」と、借りる前に様々なことを天秤にかけるべきだと強くアドバイスしています。
申込前に戦略を立てる
急ぎの場合は、審査スピードが速く柔軟に対応する消費者金融を第一候補に。時間に余裕があり低金利を求めるなら銀行カードローンを選ぶなど、目的を明確にしましょう。
借入希望額を抑える
年収の3分の1を超える借入(総量規制)は消費者金融ではできません。審査通過の可能性を高めるためにも、必要最低限の少額から申し込むことが推奨されます。
虚偽申告は絶対に避ける
年収や勤務先、他社借入状況など、申し込み情報に誤りや虚偽があると、審査は即座に否決されます。信用情報との照合で必ず発覚するため、正確な情報で申し込むことが信頼の基盤です。
カードローン利用者が最も不安に感じやすいのが、家族や職場に借入を知られてしまうことです。特に在籍確認や郵送物といったプロセスに潜むリスクに注意が必要です。
カードローンを始めて利用した方から、審査の中での在籍確認や電話連絡に冷や冷やしたという体験談が多く寄せられました。

親にバレたくなかったので、審査結果の用紙がどうしても家に届いてしまうので、それが親に見られないか不安でした

自営業なので在籍確認の電話が来る可能性が高いと感じていました。案の定電話連絡がありました。

職場への在籍確認は書類提出で代替できると知りながらも不安でたまらなかったです…。
私の場合新しい職場で源泉徴収票や社員証がなく、雇用契約書を取りに行く手間がかかりました。
カードレス・Web完結を選ぶ
家族にバレる主な原因は、ローンカードや契約書などの郵送物です。プロミスやアイフルなど、Web完結・カードレス契約に対応した消費者金融を選び、郵送物なし(Web明細)で利用しましょう。
在籍確認の代替策を利用する
職場への電話連絡を原則行わない消費者金融が増えています(例:アイフル、プロミス、アコム、SMBCモビット)。電話連絡が不安な場合は、申込時にコールセンターに相談し、社員証や給与明細などの書類提出で代替できないか確認しましょう。
必要書類の事前準備
審査に必要な書類(本人確認書類、収入証明書類など)の準備に時間がかかると、Dさんのように融資までの時間が遅れる原因になります。特に即日融資を希望する場合は、申込前に最新かつ正確な書類を準備しておくことが重要です。

カードローンは「限度額の範囲で繰り返し借入・返済ができる」というメリットがありますが、その手軽さゆえに借りすぎや返済長期化のリスクも。
利用する際は、必ず事前に返済シミュレーションを利用し、「借りたお金と利息の合計をいつまでに返せるか」を明確にしておきましょう!
ココモーラで監修者を務めていただいている水野さんへ、カードローン全般に関するインタビューを実施しました。
水野総合FP事務所代表。独立系ファイナンシャルプランナーとして個別相談、執筆・監修、講師、取材協力などマルチに活動。ライフプラン、資産運用、相続・資産承継といった幅広い相談内容に対応し、全国1000名を超える方から日本FP協会に寄せられる「くらしとお金」の電話相談を1年間担当。毎月20本以上の執筆・記事監修の他、大学や事業法人で講師を務め年80回登壇。学校法人専門学校非常勤講師として「投資の授業」を毎週行う。
【インタビュー概要】
水野さんにおすすめのカードローンについて伺ったところ、そもそもカードローンを使うなら「きちんと返済できる余裕がある前提で短期的に使う」のがおすすめだという。仮にカードローンを利用せざるを得ない場合は、金利や融資スピードなどどれを優先したいかで、おすすめできるカードローンは異なると回答いただいた。

総合的な観点から見て、おすすめできるカードローンはありますか?

まず、カードローンは資金繰りでピンポイントでお金がない、入金がすぐあるけれどお金がないという短期的な使い方でないとデメリットが大きいです。
自分に合うという観点では、急ぎの方は即日融資できるカードローンを選ばざるを得ないですが、本当にカードローンを借りて良いのか?という確認も必要ですね。

カードローンを利用するなら短期的が良いと水野さん

銀行カードローンでも消費者金融カードローンでも、基本金利は15%とか18%みたいに上限フルで設定されますから、どのカードローンも短期で使うのが良いと思いますね。

なるほど。カードローンを選ぶとしたらどのような選び方がおすすめでしょうか?

カードローン選びでは、人によって優先すべきポイントが異なります。バレにくさや即日融資などお金を借りるスピード重視なら消費者金融系。消費者金融と比べて金利が低めなのを重視する場合であれば、銀行・信販会社系・クレジットカード会社系が選択肢になります。

カードローンは融資スピードや金利などどれを重視するかで選ぶ商品が変わってくる

カードローンの中には、無利息期間を設定している商品もあります。無利息期間は契約日から最大30日としているのが一般的ですが、中には365日間無利息のカードローンもありますよ。
銀行、消費者金融系のどちらにも対象となる商品がありますので、最初は無利息期間が適用されるカードローンから検討してみても良いでしょう。

ありがとうございます。融資スピード・金利の低さ・バレにくさの3項目それぞれで、おすすめのカードローンがあれば商品と、その理由を教えてください。

公式サイトで融資スピードを確認すると、プロミスは最短3分、SMBCモビットは最短15分、アイフルは最短18分、アコムは最短20分、レイクは最短15分など、大手消費者金融系カードローンを中心に即日融資に対応しています。

融資スピードを重視するならプロミスやアコムがおすすめ

ただし、実際の融資までのスピードは審査状況にも左右されるため、各社公式サイトの記載通りに進むとは限りません。申込内容に不備があるなど他の要因によっては、融資までにある程度時間がかかるケースも想定されます。
なお、銀行カードローンは基本的に即日融資に対応していません。※
※最短当日融資に対応している銀行カードローンもございます。
※1:お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。

金利の低さを重視する場合、おすすめできるカードローンはありますか?

公式サイトで金利(利用限度額100万円超)を確認すると、横浜銀行は年11.8%、三井住友銀行は年12.0%、みずほ銀行は年12.0%、SBI新生銀行は年12.0%と記載されています。
なお、利用限度額によっても各銀行の適用金利は変わります。通常、大口カードローンほど金利が低くなる傾向にありますが、審査では年収の3分の1までといった総量規制や銀行自主規制を踏まえ、申込者ごとに個別に利用限度額(契約額)が決定されます。
そのため、カードローンの一般的な利用額では上限に近い金利が適用されるケースが多く、カードローンの金利については基本的に上限金利で比較する必要があるでしょう。

ありがとうございます。バレにくさの観点で考えると、おすすめできるカードローンはどれになりますか?

Web完結できて家族や職場に知られずにカードローンを契約するなら、基本的には大手消費者金融が選択肢になります。カードレス契約も各社で相談可能です。
ただし、審査状況によっては電話連絡があり、利用開始後も返済遅れがあると債権者から督促状が送られてきます。カードローンを含め、お金を借りる際は計画的な返済が欠かせません。
カードローン名 | バレにくい特徴 |
|---|---|
プロミス | 原則として電話による在籍確認なし |
アイフル | アプリの着せ替え機能に対応 |
アイフル | 自動契約機(むじんくん)でローンカードをその場で受け取り可能 |
レイク | 契約時の郵送物は一切なし |
SMBCモビット | 原則として勤務先への電話連絡なし |
今回のインタビューでは、監修者の水野崇さんへおすすめのカードローンについて伺いました。水野さんのお話では、前提としてカードローンは返済できる余地がある・限定的に利用するのがおすすめとのことでした。
その上で、どうしてもカードローンを利用するとなった時は、融資スピードや金利など、重視する部分によって選ぶべきカードローンは変わるとのことです。
カードローンは、消費者金融と銀行で商品の性質が大きく異なります。お金を借りる時の状況や求めるものに応じて、視野を広げて商品を選ぶのがおすすめです。
【インタビュー実施概要】
インタビュー対象:水野 崇さん(CFP®︎認定者、1級FP技能士)
インタビュー取材実施日:2025/8/7
実施場所:株式会社ゼロアクセル本社
インタビュアー:ココモーラ編集チーム(海老原・神田)
→インタビューの紹介ページはこちら
ココモーラの監修者である山内真由美さんへ、カードローンに関する質問を対面インタビューで伺いました。
小樽商科大学卒業後、食品メーカーで営業企画を10年担当。夫の転勤に伴い退社・転居、不妊治療、高齢出産を経て、40歳で双子を出産。教育資金と老後資金の両立に不安を感じ、金融知識の重要性を痛感。メガバンク運用相談部門勤務を経て、独立。吉祥寺に「ライフ&キャリアデザイン」を開設し、教育資金や家計相談、マネーリテラシー教育を実践。
【インタビュー概要】
監修者の山内さんいわく、カードローンは金利がなるべく低い銀行カードローンがおすすめだという。金利以外でチェックしてほしい部分は返済のしやすさで、返済できる方法が多いところが良いそうだ。返済できない金額を借りるのは避け、返済シミュレーションなどを利用して現実的に返せる金額を借りるのがポイントとのこと。

消費者金融カードローンや銀行カードローンなどさまざまなカードローンがありますが、おすすめできる商品はありますか?

できれば銀行カードローンをおすすめしたいですね。理由としては消費者金融よりも上限金が低めなので銀行のほうが良いです。特にこの銀行が良いというわけではなく、とにかく金利で選んでほしいです。

とにかく上限金利が低めな銀行カードローンがおすすめだと山内さん

とすると消費者金融はなるべく使わないほうが良いのでしょうか。

金利次第ですね。金利は運用なら味方になるけれど、返済のときは敵になるので、ちょっとでも上限金利が低めのものを選んでほしいのが本音ですね。

カードローンを利用する時、おっしゃっていただいた金利以外で注意したほうが良いところはありますか?

返しやすさも注意したほうが良いかなと思います。繰り上げ返済するのに手数料を取られる金融機関もあったりするので、そこは気をつけた方が良いかなという。

カードローンは返済のしやすさも重要

資金に余裕ができたら簡単に繰り上げ返済できるとか、通常は口座引き落としだけしか選べないというよりは返す選択肢が多いところの方が良いかなと思いますね。

お金を借りる時にカードローンは浮かびやすいと思いますが、避けたほうが良い使い方はありますか?

クレジットカードで何か物を買う時もそうなんですが、返済できるかどうかまで考えてから借りて欲しいなと。どこの会社もそうですけれど、返済シミュレーションができるはずなんですよね。
ホームページなどにありますので、「この金利で借りたらいくらで返さないといけない」というのを返済シミュレーションで確かめてほしいのが一番の注意点ですね。
山内さんによれば、「返済時の金利は敵になる」というお考えのもと、とにかく上限金利が低めな銀行カードローンがおすすめとのことでした。
ココモーラで紹介している、上限金利が低めな銀行カードローンは以下のとおりです。
・みずほ銀行カードローン:
上限金利は年14.0%、住宅ローン利用中なら金利引き下げあり
・イオン銀行カードローン:
上限金利は年13.8%、1,000円からの借入が可能
また、金利だけ注目するのではなく返済のしやすさも重要で、手数料がかからないものや自分に合う返済方法があるかまでしっかり調べてほしいそうです。
カードローンを利用する時の金利はのちの負担になります。現実的に返済できるどうかも含め、慎重に検討するのが良いといえます。
【インタビュー実施概要】
インタビュー対象:山内 真由美さん(CFP®︎認定者、1級FP技能士)
インタビュー取材実施日:2025/8/21
実施場所:FPオフィス ライフ&キャリアデザイン事務所
インタビュアー:ココモーラ編集チーム(海老原・神田)
→インタビューの紹介ページはこちら
ココモーラでは、カードローンの利用経験がある方を対象に、カードローンに関するアンケートを実施しました。利用者のリアルな意見を知ることができるので、ぜひチェックしてみてください!

カードローン名 | 割合 |
|---|---|
アコム | 31.52% |
プロミス | 23.64% |
楽天銀行スーパーローン | 19.39% |
アイフル | 17.58% |
レイク | 13.94% |
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」 | 13.33% |
三井住友銀行カードローン | 12.12% |
みずほ銀行カードローン | 7.27% |
SMBCモビット | 6.06% |
イオン銀行カードローン | 4.24% |
その他(銀行カードローン) | 12.73% |
その他 | 6.06% |
その他(消費者金融カードローン) | 1.82% |
今までに利用したことのあるカードローンとして一番人気だったのはアコムでした。3人に1人以上が利用経験ありと答えており、人気の高さが伺えます。

アコムはテレビCMで宣伝していることもあり知名度は高いでしょう。「初めてのアコム」というフレーズのように、カードローン初心者の方にもおすすめできます。
また、最短20分融資※にも対応しているので、すぐにお金を借りられる点もメリットです。
注釈
※: お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。

重視したポイント | 割合 |
|---|---|
金利や手数料が控えめ | 35.76% |
審査・融資が速い | 21.21% |
借入・返済が手軽 | 17.58% |
申し込みのハードルが低い | 12.12% |
周囲にバレづらい | 9.09% |
限度額が高い | 2.42% |
その他 | 1.82% |
調査の結果、金利の低さ・手数料の安さを重視した人が最も多いことがわかりました。金利が高いと、返済が長引いてしまった際のリスクが大きくなります。

数あるカードローンのうち、銀行カードローンは消費者金融と比較して上限金利が低めです。融資までに多少時間がかかっても問題なければ、銀行カードローンをおすすめします。
消費者金融カードローンは金利が高めですが、無利息期間を用意している業者も多いです。短期間の借入が前提なら消費者金融も検討してみてください。

利用用途 | 割合 |
|---|---|
娯楽費 | 32.12% |
住居費 | 20.61% |
交際費 | 19.39% |
食費 | 18.18% |
水道光熱費 | 12.73% |
冠婚葬祭費 | 12.12% |
教育費・学費 | 9.7% |
日用品費 | 9.09% |
交通費 | 8.48% |
医療費 | 8.48% |
通信費 | 6.06% |
保険料 | 4.24% |
税金 | 3.64% |
その他 | 5.45% |
カードローンで借りたお金は、3割以上が娯楽費に使っていることがわかりました。旅行や趣味、買いたい洋服など、自分の欲しいと思ったものに対してお金を使っているようです。
続いて多かったのが住居費。近年は家賃が高くなっており、支払いを先送りできないためカードローンでお金を賄っていると考えられます。

交際費や食費、水道光熱費も票を多く集めていることから、生活に必要なお金を補填するためにカードローンを利用している方が多そうじゃ。

回答 | 割合 |
|---|---|
はい | 36.97% |
いいえ | 63.03% |
家族や知り合いなどに、カードローンを利用していることはできれば知られたくないですよね。周囲にバレた経験を聞いたところ、6割以上が「いいえ」と回答しました。

アプリで借入や返済まで完結するカードローンも増えているので、バレる確率は減っていると予想できます。
周囲の人に知られたくないなら、郵送物や在籍確認の電話連絡が原則なしのカードローンがおすすめです。
調査方法 | を利用した独自調査 |
|---|---|
調査対象 | カードローンの利用経験がある |
調査対象者数 | 165人 |
年齢比率 | 10代:0人(0%) 60代以上:70人(42.42%) |
性別比率 | 男性:140人(84.85%) |
職業比率 | 会社員(正社員):68人(41.21%) 会社員(契約・派遣社員):13人(7.88%) 経営者・役員:10人(6.06%) 公務員(教職員を除く):2人(1.21%) 自営業:17人(10.3%) 自由業:2人(1.21%) 医師・医療関係者:0人(0%) 専業主婦:5人(3.03%) 学生:1人(0.61%) パート・アルバイト:20人(12.12%) 無職:27人(16.36%) その他:0人(0%) |
調査期間 | 2024年2月21日〜3月6日 |
調査地域 | 日本 |
おすすめカードローンのアンケート調査結果の元データ(PDF)>>
カードローンは便利な反面、返済の負担や信用情報への影響など、正しい知識がないとリスクにつながる金融商品です。実際、金融庁や消費者庁などの公的機関は、利用者に対して制度の理解や違法業者への注意を呼びかけています。カードローンのお申込みを検討している方は、以下の信頼できる政府機関の情報を事前にチェックしておくことをおすすめします。
総量規制や貸付自粛制度など、カードローンに関する基本ルールや多重債務者対策について、金融庁が公式に解説しています。
「借入は年収の3分の1まで」のルールをはじめ、カードローン利用時に知っておくべきポイントをQ&A形式で丁寧に解説や説明をしています。
金融庁「貸金業法Q&A」
「後払い現金化」「ファクタリング型のヤミ金」など、巧妙化する違法貸付手口についての警告が消費者庁のページに掲載されています。
消費者庁「違法な貸付に関する注意喚起」
実際の貸付の相談事例や解決に向けたアドバイスが掲載されており、困ったときの相談先としてもおすすめです。
国民生活センター「多重債務の相談情報」
カードローンは信頼できる情報や安心できる会社を選ぶことが大切です。
国の定めている制度や法律を理解したうえで、自分の状況に合ったカードローンを比較し検討しましょう。
Q、おすすめの人気カードローン会社は?
A、本記事では、最短3分で即日融資を受けられる「プロミス」をおすすめしています。WEB完結なので郵送物はなく、原則として勤務先への電話連絡なしで利用できる点も魅力です。また、初めて利用する方なら初回借入日の翌日から30日間利息がかからず、お得にお金を借りられます。
Q、おすすめの銀行カードローンは?
A、数ある銀行カードローンの中でも特におすすめなのは「楽天銀行スーパーローン」です。ネットバンクなので、お住まいの地域を問わず、全国各地の方がWEB完結で利用できます。楽天会員ランクに応じて審査が優遇される点も人気の理由です。
Q、低金利なおすすめカードローンは?
A、金利の低さでカードローンを選びたい場合は、上限金利を比較しましょう。たとえば、銀行系のカードローンは上限金利が14.5%前後なので、消費者金融系や信販系よりもお得にお金を借りられます。
Q、審査が甘いカードローンは?
A、「審査が甘い」と謳っているカードローン会社は存在しません。貸金業法により、誰でも借りられると感じる誇大広告は禁止されているからです。審査が不安な方には、審査通過率が高いカードローン会社や、独自審査を実施している中小消費者金融などをおすすめします。
・割賦販売法・貸金業法指定信用情報機関(最終アクセス:2025年11月11日)
・株式会社日本信用情報機構(最終アクセス:2025年11月11日)
・日本貸金業協会「貸金業法について」(最終アクセス:2025年11月11日)
・中国財務局「お金を借りる前に知ってほしいこと」(最終アクセス:2025年11月111日)
・金融庁「貸金業利用者に関する調査・研究」(最終アクセス:2025年11月11日)
Q. 消費者金融カードローンと銀行カードローンはどちらがおすすめ?
消費者金融カードローンと銀行カードローンは特徴が異なるため、利用しやすいと思った方を選ぶのがおすすめです。 消費者金融カードローンは、銀行カードローンと比較して融資スピードが速いです。最短数分で融資してくれるカードローンもあるので、今すぐお金が欲しい時にぴったりといえます。 一方の銀行カードローンは、消費者金融カードローンよりも低金利なのがおすすめポイント。とにかく利息を抑えてお金を借りたい方は銀行カードローンを選びましょう。ただし、銀行カードローンは消費者金融カードローンと比べて審査に時間がかかります。急な出費にはあまり向いていないので注意しましょう。
Q. 審査が甘い、借りやすいカードローンはある?
審査が甘いカードローンはありません。どのカードローンも審査基準にもとづいて判断しており、審査を甘くすることは考えにくいです。審査基準も公開されていないので、どのカードローンなら審査が甘いかを比較することもできません。 ただし、客観的なデータとして成約率を参考にすることはできます。公式サイトで調べてみてください。
Q. 利用がバレないおすすめのカードローンはどれ?
バレにくさを重視するなら、カードレスやアプリで借入・返済が完結するカードローンがおすすめです。 ローンカードを使ってお金を借りるカードローンの場合、カードの郵送や使用で利用がバレる可能性が考えられます。 また、電話での在籍確認がないカードローンもおすすめ。勤務先に電話がかかってくるリスクがないので安心して利用できるでしょう。
Q. カードローンで50万円借りるなら、どのくらいの年収が必要?
50万円借りるのに必要な年収は一概にはいえません。カードローンによって審査基準が異なるため、同じ年収でもローンによって違う審査結果が出ることもあります。 参考として、消費者金融カードローンでは、年収の3分の1以上の金額は借りられない総量規制というルールがあります。そのルールを踏まえると、50万円を借りる場合は150万円以上の年収が必要です。ただし、150万円以上の年収があれば絶対に審査が通るわけではありません。
Q. カードローンとクレジットカードのキャッシング枠の違いは?
カードローンとクレジットカードのキャッシング枠の大きな違いは、審査のしくみと金利にあります。 まず、カードローンは申し込み時に審査が必ずあり、限度額を増額しない限りは審査なしで何度でも借入が可能です。 一方、クレジットカードのキャッシング枠は、クレジットカードの申し込み時にキャッシング枠を設定しておけば、審査なしでいつでもお金を借りることができます。 金利はカードローンのほうが低い傾向にあり、特に大きな金額を借りたい場合はカードローンのほうが低金利です。逆に、少額をすぐに借りたい場合はキャッシング枠がおすすめといえます。
Q. カードローンとフリーローンを比較した時にどちらがおすすめですか?
どちらを選ぶかは、個々の状況によって異なります。例えば、カードローンは、急な出費に備えたい・融資を急いでいる場合にメリットがあります。また、フリーローンの場合は、計画的に返済したい・まとまった金額を借りたい場合におすすめです。
Q. カードローンのおすすめな選び方はありますか?
カードローンを選ぶ際には、金利、融資スピード、無利息期間、そして自身のニーズに合ったサービス内容を比較検討することが重要となります。特に、金利の面では支払総額に影響をもたらすため、低金利のカードローンを選ぶことをおすすめします。

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今すぐお金が必要なときにおすすめの解決策を、状況別にまとめました。また、審査なし・借りる以外の方法なども紹介しています。
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ココモーラの監修者をしてくださっている金子さんへカードローンに関するインタビューを実施しました。専門家ならではの視点で疑問点に回答してくださったので、ぜひ参考にしてください。
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現役FPである水野さんへカードローンに関するインタビューを実施しました。専門家ならではの視点で疑問点に回答してくださったので、ぜひ参考にしてください。
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消費者金融系カードローンの利用経験がある方を対象に、利用したことのあるカードローンや審査に通過した際の年収などについてアンケート調査を実施しました。
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