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FXの取引コストを少しでもおさえたい方は、スプレッドの仕組みと比較方法を理解しておくことが大切です。
スプレッドとは、簡単に言うとFX取引の際に発生する取引手数料に近いものです。売値(Bid)と買値(Ask)の差額で、FX会社ごとに数値が異なります。取引のたびに発生する実質的な手数料であり、わずかな差が積み重なると年間で大きなコスト差になるので注意が必要。
そのため、特に初心者の方は「スプレッドが狭いFX会社はどこ?」「スプレッドによる取引コストの計算方法を知りたい」などの疑問を抱えている方は多いでしょう。
そこで本記事では、スプレッドの基本だけでなく、発生する理由や取引コストの計算方法などについて初心者向けに分かりやすくまとめています。また、主要FX会社のスプレッド比較ランキングも紹介しているので、取引コストをおさえて取引したい方はぜひ参考にしてみてください
| FX | ![]() SBI FXトレード | ![]() みんなのFX | ![]() 楽天FX | ![]() GMOクリック証券FX | ![]() 松井証券のFX |
|---|---|---|---|---|---|
| スプレッド | 0.18銭 ※1 | 0.15銭 ※1 | 0.2銭※ | 0.2銭(原則固定スプレッド※例外あり)※1 | 0.1銭※ |
| 最小単位 | 1通貨 | 1,000通貨 | 1,000通貨 | 1,000通貨 | 1通貨 |
| 通貨ペア数 | 34通貨ペア | 51通貨ペア | 38通貨ペア | 24通貨ペア | 32通貨ペア |
| デモトレード | × | ○ | ○ | ○ | × |
| リンク | 詳しくはこちら(公式) |












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国内主要な20社以上のFX口座を専門化チームでレビュー済み(おすすめFX)
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客観的に評価ルールを策定済み(ココモーラコンテンツポリシー)
当サイト、ココモーラは金融庁に登録されているFX口座の会社のみを紹介しています。またココモーラのサービスは広告主のパートナー企業より報酬を得ています。ただし、広告主の好意的なレビューを書く保証をつける等で報酬を支払うなどは一切行っておりません。
当サイトの「スプレッドの狭いFX口座ランキング」は、公式サイトの情報や数値といった客観的なデータはもちろん、以下の4つの視点から多角的に評価を行っています。
スプレッドの狭いFX口座の評価方法
評価項目については、利用者アンケートや専門家への取材から得られた知見をもとに、編集部が独自の項目(スプレッドの狭さ・約定力・通貨ペアの豊富さなど)を設定。
各商品を総合的に評価してランキングを決定しています。
※各FXに表示している評価点について「口コミ評価」は、利用者の口コミ調査に基づく利用者の評価です(5点満点)。「AI SCORE」は、公式スペックや口コミデータをAIが解析して算出した参考スコアです。スプレッドの狭いFX口座ランキングは、これらの点数に加えて公式サイトのスペック・専門家の評価・制作チームの評価を編集部が総合的に判断して決定しているため、口コミ評価・AI TOTAL SCOREの高い順と掲載順は一致しない場合があります。
FX口座のスプレッドを比較する際に重要なのは、数値の狭さだけではありません。
ココモーラが実際にFX利用者173人に実施したアンケートでも、スプレッドの狭さは重視されていましたが、それ以外にも重要なポイントも見えてきています。
意識したポイント(n=173) | 割合 |
スプレッドの狭さ | 20.81% |
最小取引単位 | 17.34% |
取引ツールの | 14.45% |
キャンペーン | 10.4% |
口座開設の | 8.67% |
今回の調査からは、スプレッドの狭さが最も重視されている一方、最小取引単位や取引ツールの使いやすさも判断材料になっていることが分かりました。
この結果を踏まえ、「スプレッドの狭さ」「スプレッドの安定性」を評価項目に反映しています。
調査期間 | 2025年6月~7月 |
回答者数 | 173人 |
調査で | フリージーを使用した独自調査 |
FXに関するアンケート調査の詳細>>
監修者の水野さんへの取材からわかるスプレッドの狭いFX口座選びのポイントは以下のとおりです。
選び方のポイント | 専門家の見解 |
メジャー通貨は | 主要通貨はどの口座もほぼ最安値の水準を採用しており、大きな差はつきにくい。 |
経済指標発表前後の | 経済指標の発表前後はスプレッドが大きく開く口座もあり、事前に把握しておく必要がある。 |
大口注文は | 注文価格と約定価格がずれるスリッページも取引コストに直結するため、あわせて確認したい。 |
今回の取材からは、メジャー通貨のスプレッドは各社で大きな差がつきにくいこと、経済指標発表前後の変動やスリッページには注意が必要であることが分かりました。
この知見を踏まえ、「スプレッドの安定性」「約定力・滑りにくさ」を評価項目に反映しています。
上記のアンケート調査結果と専門家への取材内容を踏まえ、編集部では以下の5つの評価項目を設定し、各口座を比較しました。
評価項目 | 評価内容 |
スプレッドの狭さ | 米ドル円・ユーロ円・ポンド円など主要通貨ペアのスプレッドの平均水準を評価。 |
スプレッドの安定性 | 経済指標発表時や夜間などにおけるスプレッドの安定度、広がりやすさを評価。 |
約定力・滑りにくさ | 指値・成行での約定力、スリッページの少なさを評価。 |
通貨ペアの豊富さ | スプレッドが狭い通貨ペアの種類の多さを評価。 |
口コミ・透明性・ | 実際のユーザー評価、スプレッド公開姿勢、情報開示の分かりやすさを評価。 |
スプレッドの狭さだけでなく、スプレッドの安定性・約定力といった、実際にFX口座を利用して取引したユーザーの判断基準も反映された評価項目となっています。
スプレッドの狭いFX口座のランキングの順位と評価項目の詳細は以下の通りです。
※各FX口座のスプレッド・スワップポイント・キャンペーン内容などは変更される可能性があるため、最新の情報は公式サイトでご確認ください。
評価項目 | 詳細 |
スプレッドの狭さ | 米ドル円0.18銭※1など業界最狭水準を実現。1通貨からの少額取引でもこの狭さは圧倒的。 |
スプレッドの安定性 | 主要時間帯の安定度は非常に高く、広がりも少ない。スキャルピングにも強い。 |
約定力・滑りにくさ | 約定スピードが非常に速く、スリッページもほとんど感じられない設計。 |
通貨ペアの豊富さ | 34通貨ペアを取り扱い、業界平均以上の充実度で低スプレッドを維持。 |
口コミ・透明性・ | 実績・ユーザー評価ともに安定。SBIグループ運営による信頼性の高さも支持されている。 |
評価項目 | 詳細 |
スプレッドの狭さ | 米ドル円0.15銭※1など、業界最狭水準のスプレッドとスワップポイントを両立。 |
スプレッドの安定性 | 経済指標発表時以外は安定性が高く、短期トレードとの相性が良い。 |
約定力・滑りにくさ | 約定率99.9%を誇り、実取引でもスリッページの少なさに定評がある。 |
通貨ペアの豊富さ | 51通貨ペアに対応し、トルコリラ/円など高金利のマイナー通貨でも低スプレッドを実現。 |
口コミ・透明性・ | SNSや口コミでも常に話題となっており、FX初心者の入り口としても人気が高い。 |
評価項目 | 詳細 |
スプレッドの狭さ | 米ドル円0.2銭※を維持しつつ、ユーロ円・豪ドル円などの水準も良好。 |
スプレッドの安定性 | 特定時間帯の広がりはあるが、全体としては安定した水準を保っている。 |
約定力・滑りにくさ | 注文執行は早く、楽天証券との連携もあり信頼性が高い。 |
通貨ペアの豊富さ | 38通貨ペアを取り扱い、主要通貨中心にスプレッド良好。 |
口コミ・透明性・ | 楽天グループのブランド力と安心感で、利用者満足度も高水準。 |
評価項目 | 詳細 |
スプレッドの狭さ | 米ドル円0.2銭(原則固定※例外あり)※1など、狭い水準を安定して維持。 |
スプレッドの安定性 | 相場急変時の広がりも最小限に抑えられており、業界上位の安定力。 |
約定力・滑りにくさ | 約定スピードは高速。2025年オリコン顧客満足度調査のFXスワップポイントランキングで1位を獲得。 |
通貨ペアの豊富さ | 24通貨ペアに対応し、必要十分な取扱数を確保。 |
口コミ・透明性・ | 大手GMOグループの信頼性と透明な取引環境で安心感がある。 |
評価項目 | 詳細 |
スプレッドの狭さ | 米ドル円0.1銭※など、約100円から取引できる業界最小水準の取引単位を実現。 |
スプレッドの安定性 | 安定性は比較的高めで、日中の広がりも少なめ。初心者にもやさしい設計。 |
約定力・滑りにくさ | サーバーの安定性は十分で、システム障害も少なく安心感がある。 |
通貨ペアの豊富さ | 32通貨ペアに対応し、主要通貨をしっかりカバー。 |
口コミ・透明性・ | 松井証券としての長年の運用実績が信頼につながっている。 |
スプレッドの狭いFX口座のランキングにあたり、以下の公的機関・業界団体の情報を参照しています。
まずは、スプレッドが狭いFX口座をマップで確認してみましょう。
スプレッドの狭さに加え、各社手数料を比較したチャートにしています。
FXで取引をするうえで、スプレッドの狭さは利益を左右する重要なポイントです。スプレッドがわずかに違うだけでも、1日に何回もトレードをする人ほどコストの差が大きくなります。
まずは主要通貨ペア(米ドル/円、ユーロ/円、英ポンド/円、豪ドル/円、ユーロ/米ドル)で国内主要FX会社10社のスプレッドを徹底比較しました。
FX会社 | 米ドル/円 | ユーロ/円 | 英ポンド/円 | 豪ドル/円 | ユーロ/米ドル |
0.15銭 | 0.4銭 | 0.9銭 | 0.5銭 | 0.3pips | |
0.18銭 | 0.38銭 | 0.88銭 | 0.48銭 | 0.3pips | |
0.2銭 | 0.4銭 | 0.9銭 | 0.5銭 | 0.3pips | |
0.2銭 | 0.4銭※ | 0.9銭※ | 0.5銭※ | 0.3pips※ | |
0.18銭 | 0.38銭 | 0.88銭 | 0.48銭 | 0.28pips | |
0.1銭 | 0.1銭 | 0.4銭 | 0.2銭 | 0.1pips | |
0.2銭 | 0.4銭 | 0.9銭 | 0.5銭 | 0.3pips | |
0.2銭 | 0.4銭 | 0.9銭 | 0.5銭 | 0.3pips | |
0.1銭※ | 0.2銭 | 0.5銭 | 0.3銭 | 0.1pips | |
0.2銭 | 0.4銭 | 0.8銭 | 0.5銭 | 0.3pips |
※スプレッド調査日:2026年9月2日
※スプレッドは原則固定(一部例外あり)
※調査方法:公式サイトのスプレッド一覧表を調査
※GMOクリック証券について、スプレッドは原則固定(※例外あり)
※外為どっとコム:「業界最狭水準スプレッドキャンペーン」スプレッド(対象期間:2026年8月31日(月)午前9時00分~2026年9月26日(土)午前3時00分、掲示時間帯:対象期間中の各営業日午前9時~翌午前3時)。左記以外の時間帯のスプレッドは次の通りです。スイスフラン/円:1.8~25.0銭、南アフリカランド/円:0.9~6.0銭、トルコリラ/円:1.7~6.0銭、ポンド/円:0.9~15.0銭、ユーロ/円:0.5~10.0銭、ユーロ/米ドル:0.4~8.0pips、NZドル/円:1.2~10.0銭、豪ドル/円:0.7~10.0銭、豪ドル/米ドル:0.9~6.0pips、カナダドル/円:1.7~10.0銭
※松井証券FX:縮小レートが適用される注文種別は、次の通りです。ストリーミング注文(スピード注文からの発注を含む)・IFD注文、IFO注文において新規注文が成行(ストリーミング)の場合の新規注文部分・成行決済注文
FXを始めるとき、まず覚えておきたいのが「スプレッド」という言葉。なんとなく「手数料みたいなもの」と思われがちですが、実はFXで利益を出すうえでとても重要なコストです。
ここでは、スプレッドの基本から仕組み、注意点までを初心者にもわかりやすく説明していきます。
FXのスプレッドとは、通貨を売買する際の「買値(Ask)」と「売値(Bid)」の価格差を指します。
FX会社の多くは取引手数料を無料にしているため、このスプレッドが実質的な取引コストです。
買値と売値の価格差が狭いほど取引コストをおさえられるので、多くのトレーダーがFX会社のスプレッドに注目しています。
ここではスプレッドの計算方法や、FX取引においての重要性を確認しましょう!
スプレッドは「買値(Ask)」と「売値(Bid)」の価格差なので、以下の表のように買値が150.002円、売値が150.000円の場合は、スプレッド(価格差)が0.2銭(0.002円)となります。
買値 | 150.002円 |
売値 | 150.000円 |
スプレッド(価格差) | 0.2銭(0.002円) |
このようにスプレッドは、「0.2銭(0.002円)」というように表記されますが、初心者の方はこれでは実際にどれくらい取引コストがかかるのか把握するのは難しいですよね。
実際にかかる取引コストは、「取引量 × スプレッド」で計算することができます。
例1:スプレッドが0.2銭の場合
→0.002円 × 100,000通貨 = 200円
つまり、1回の取引をするたびに200円のコストが発生します。
例2:スプレッドが0.1銭の場合
→0.001円 × 100,000通貨 = 100円
つまり、1回の取引をするたびに100円のコストが発生します。
たった「0.1銭」の違いでも、1日10回取引すれば 1,000円の差、1ヶ月続けると 2〜3万円の差になります。
スキャルピングやデイトレードのように取引回数が多い人ほど、この差は無視できないでしょう。
なお、スプレッドは1回の取引で支払う取引コストなので、取引回数や注文通貨量が多くなるほど、スプレッドによる取引コストは増えていきます。
そのため、自身が売買する通貨ペアのスプレッドが狭いFX口座を選ぶことで、トータルコストを抑えられるのです。
FXの1回あたりの売買で支払う取引コストは、「スプレッド × 注文通貨量」で計算できることを覚えておきましょう!FX会社にもよるが、最低でも1,000単位での取引となることが多いです。
一般的に円を外貨へ交換する場合にTTS(対顧客電信売相場)のレートが適用され、外貨を円に交換する場合にTTB(対顧客電信買相場)のレートが適用されますが、FXでも円を外貨に換金するときと、外貨を円に換金するときのレートが違います。このレートの差をスプレッドといい、FX会社によってその幅が若干異なります。
取引額が大きい場合や、取引を繰り返す場合にこの幅が大きいとコストが増えてくるので、出来ればスプレッド幅の狭いFX会社を選びたいですね。
FX会社は、銀行などの金融機関(インターバンク市場)から為替レートを受け取り、そのレートにわずかな上乗せ(マージン)をしてユーザーに提示します。この「上乗せ分」がスプレッドです。
つまり、FX会社は基本的に取引手数料を無料にする代わりに、スプレッドにより利益を得ています。
口座開設・維持や入出金などに費用を設けない代わりに、スプレッドで運営費用を賄っているのです。
また、カバー取引で利益を得るためにもスプレッドは存在します。
たとえば、顧客から米ドル/円の買い注文を受けた際、FX会社は別の金融機関に同じ通貨量の買い注文を行います。
顧客からの注文レートが150.001円で、カバー取引の注文レートが150.000円の場合、この0.001円の差額がFX会社の収益となるためです。
なお、カバー取引はFX会社の売買リスクを避ける目的でも行われています。
顧客に発生した値上がり益はFX会社が支払うものなので、あらかじめ別の金融機関にカバー取引を行い、顧客への支払いを相殺する仕組みです。
金融庁の公式サイトによると、このカバー取引では未カバーポジションを極力持たないことや、約定とカバー注文の時間差による急変リスクに備えて、常時モニタリングやリスク管理態勢の整備が必要だとしています。
一般的に円貨と外貨の交換時には、手数料を上乗せ若しくは引いた分のTTSやTTBという為替レートが適用されます。金融機関はこの差が為替手数料という収益になります。FX会社の取引では、外貨と円貨の売買時に手数料を取らないところがほとんどです。その代わりに、スプレッドの差額がFX会社の収益になります。
FX取引においては手数料という言い方はしていませんが、実質的な手数料にあたるのです。FX会社の収益になるとはいえ、取引を行う側とすればコストは少ない方がいいですね。
多くのFX会社では「原則固定スプレッド」と表示されていますが、相場の状況によっては一時的にスプレッドが広がることがあります。
特に広がりやすいのは、以下のようなタイミングです。
タイミング | 理由 |
早朝(5〜7時)や深夜 | 市場参加者が少なく、取引量が減るため流動性が低下する |
雇用統計・金利発表などの経済指標発表前後 | レートが急変しやすく、FX会社がリスク回避のため広げる |
週明け(月曜朝)や週末(金曜夜) | 市場が再開・終了するタイミングでレートが荒れやすい |
金融庁でも、スプレッドが広がるタイミングがあることを把握して取引するよう注意を呼びかけています。
FX取引は、外国為替相場が急変して取引の流動性が低下した場合には、スプレッドが広くなって意図した取引ができなくなったり、建玉の決済や新たな取引が困難になるおそれがあります。
特に短期トレードをする人は、「広がりやすい時間帯を避ける」ことがリスク回避につながるでしょう。
スプレッドが急に上がるタイミングは、できるだけ取引しないのがおすすめです。
FX会社のスプレッドは一定ではありません。提示している会社もありますが、様々な条件等で変更することもあります。中には完全固定スプレッドを採用している会社もありますが、それでもスプレッドが広がることがあります。
特に為替市場が閉じている時間帯になる日本時間の6時~8時は、流動性が低くなることからFX会社が意図的にスプレッド幅を広げることもあります。また、地政学リスクの高まりや経済状況によっても、スプレッドが広がることがあります。初心者の人は、朝のスプレッドの広がる時間はさけて取引するのがおすすめです。
FX会社のスプレッドを比較していると「銭」や「pips」など、表記の違いがあることに気づいた方もいるでしょう。
どちらもスプレッドの広さを表す単位ですが、使い方に違いがあります。
銭は、日本円を含む通貨ペアで使用されるスプレッドの単位です。一方、pipsは世界基準の単位で、通貨ペアの種類を問わず使われています。
また、1pipsあたりの金額を知りたい場合は、通貨ペアごとに計算方法が異なるので注意しましょう。
たとえば、米ドル/円やユーロ/円などの対円通貨は「1pips = 0.01円(1銭)」と決められているケースが一般的ですが、ユーロ/ドルやポンド/ドルなどの円を含まない通貨ペアの場合、「1pips = 0.0001(各国の通貨単位)」なので、ドルから円・ユーロから円のように円換算する必要があります。
本記事では「スプレッドが狭いところで口座開設したい」といった方に向けて、国内主要FX会社10社のスプレッドを比較しました。
通貨ペアごとにランキング形式でスプレッドの狭いFX会社を紹介しているので、どこで口座開設しようか迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
今回の比較結果で、米ドル/円のスプレッドがもっとも狭いFX会社は「GMO外貨」と「松井証券FX」です。
多くのFX会社が0.2銭程度のスプレッドを提供する中、0.1銭で取引できる点は大きなメリットでしょう。
主要FX会社のスプレッドは以下の通りです。
主要FX会社 | 米ドル/円 |
GMO外貨 | 0.1銭 |
松井証券FX | 0.1銭※ |
みんなのFX | 0.15銭 |
SBI FXトレード | 0.18銭 |
LIGHT FX | 0.18銭 |
GMOクリック証券 | 0.2銭 |
外為どっとコム | 0.2銭 |
※スプレッド調査日:2026年9月2日
※スプレッドは原則固定(一部例外あり)
※調査方法:公式サイトのスプレッド一覧表を調査
※GMOクリック証券についてスプレッドは原則固定(※例外あり)
※松井証券FX:縮小レートが適用される注文種別は、次の通りです。ストリーミング注文(スピード注文からの発注を含む)・IFD注文、IFO注文において新規注文が成行(ストリーミング)の場合の新規注文部分・成行決済注文
年間コスト比較(10,000通貨 × 250回取引)
年間コスト差は最大1,250円
※GMOクリック証券についてスプレッドは原則固定(※例外あり)
今回の比較結果で、キャンペーン中のGMO外貨を除き、ユーロ/円のスプレッドがもっとも狭いFX会社は「松井証券」、次いで「SBI FXトレード」と「LIGHT FX」です。
ほとんどのFX会社が0.4銭のスプレッドを設定する中、0.2銭、0.38銭で取引できる点は大きなメリットでしょう。
米ドル/円のスプレッドもみんなのFXに続き、非常に低水準なので、気になった方はぜひ口座開設してみてください。
主要FX会社 | ユーロ/円 |
GMO外貨 | 0.1銭 |
松井証券FX | 0.2銭 |
SBI FXトレード | 0.38銭 |
LIGHT FX | 0.38銭 |
みんなのFX | 0.4銭 |
※スプレッド調査日:2026年9月2日
※スプレッドは原則固定(一部例外あり)
※調査方法:公式サイトのスプレッド一覧表を調査
※GMOクリック証券についてスプレッドは原則固定(※例外あり)
今回の比較結果で、キャンペーン中のGMO外貨を除き、ポンド/円のスプレッドがもっとも狭いFX会社は「松井証券FX」です。
多くのFX会社が0.9銭程度のスプレッドを提供している中、0.5銭で取引できる点は松井証券FXの強みだと言えます。
主要通貨ペアのスプレッドは全体的に低水準なので、コストをおさえて取引したい方におすすめです。
主要FX会社 | ポンド/円 |
GMO外貨 | 0.4銭 |
松井証券FX | 0.5銭 |
LINE FX | 0.8銭 |
SBI FXトレード | 0.88銭 |
LIGHT FX | 0.88銭 |
みんなのFX | 0.9銭 |
※スプレッド調査日:2026年9月2日
※スプレッドは原則固定(一部例外あり)
※調査方法:公式サイトのスプレッド一覧表を調査
今回の比較結果で、キャンペーン中のGMO外貨を除き、豪ドル/円のスプレッドがもっとも狭いFX会社は「松井証券FX」です。
ポンド/円だけでなく、豪ドル/円のスプレッドも第1位にランクインしています。比較対象のFX会社と比べて0.1銭程度スプレッドが狭くなっているので、豪ドル/円やポンド/円を積極的に取引したい方におすすめです。
主要FX会社 | 豪ドル/円 |
GMO外貨 | 0.2銭 |
松井証券FX | 0.3銭 |
SBI FXトレード | 0.48銭 |
DMM FX | 0.5銭 |
GMOクリック証券FX | 0.5銭※ |
みんなのFX | 0.5銭 |
※スプレッド調査日:2026年9月2日
※スプレッドは原則固定(一部例外あり)
※調査方法:公式サイトのスプレッド一覧表を調査
ここからは、スプレッドが狭いFX会社を選ぶ際に知っておくべきポイントをご紹介します。
「スプレッドが1番狭いところで口座開設したい」という方は多くいますが、それだけで選んでしまうと後悔する可能性があるので注意しましょう。
スプレッドが狭いFX会社を選ぶ際に知っておくべきポイント
「スプレッドが狭いFX会社を選びたい」と考える初心者は多くいますが、米/ドル円やユーロ/円など、主要通貨ペアのスプレッドに大きな差はありません。
SBI証券の報告書でも、下記のように記載されています。
▶︎スプレッド競争に現状に対する評価について
主要店頭FX会社のスプレッド競争は行き着くところまで来ている状況、各社広告表示スプレッドは横並びの状態で、原則固定を謳うスプレッドはインターバンクの実勢よりも狭いケースも多い、業界のスプレッド競争自体は一旦落ち着きを見せていると認識
たとえば、米ドル/円の場合、国内FX会社の多くは0.15~0.2銭程度のスプレッドで提供しています。
0.15〜0.2銭のスプレッドによる取引コストの差はごくわずかです。スプレッドの差で年間数万円単位のコスト差が出るのは、大口や高頻度な取引をする場合に限られます。
そのため、主要通貨ペアでの取引が中心の場合はスプレッドの狭さだけでなく、システムの使いやすさや取引ツールの性能、サポート体制など、総合的に口座を選ぶことが大切です。
FX会社を選ぶ際は、スプレッドの狭さだけにこだわらないよう意識してみてください。
もちろん1万通貨以上を取引する人や、1日に何度も売買を繰り返す人には、0.1銭でもスプレッドが狭いFX口座がおすすめです。
スプレッドの差もFX会社であったと思いますが、主要通貨ではスプレッド競争もある程度まで進み、各社横並びになっているようですね。取引ペアをアメリカドルやユーロなどの主要通貨だけで考えている人にとってスプレッドの差は参考程度であり、システムの使いやすさやチャート、分析ツールの見やすさ、情報量などでFX会社を選ぶのもいいですね。
ただ、主要通貨以外のマイナー通貨に今後挑戦してみたいという人は、主要通貨以外のスプレッドも確認しながらFX会社を選びましょう。
ポンド/円やトルコリラ/円、南アフリカランド/円などのマイナー通貨ペアの場合、主要通貨ペアとは異なりスプレッドに差があるケースが一般的です。
たとえば、同じポンド/円でも「A社は0.6銭、B社2.0銭」のように、3倍以上のスプレッド差がつく場合もあります。
マイナー通貨ペアは流動性が低く、値動きが荒いため、スプレッドを広く設定しているFX会社が多いです。
そのため、マイナー通貨ペアを取引する予定がある方は、必ず各FX会社のスプレッドを比較しましょう。
少しでもスプレッドが狭い業者を選ぶことで、取引コストを大きくおさえられます。
FX会社のスプレッドを比較するときは「原則固定」なのか確認してみてください。
たとえば、「米ドル/円:0.2銭(原則固定)」のように掲載されているFX会社であれば、経済指標や要人発言などの発表後や流動性が低くなる時間帯を除き、基本的に0.2銭のスプレッドで取引が可能です。
一方、「変動制」のFX会社を利用した場合、ボラティリティや流動性などによって大きくスプレッドが開く可能性があります。
そのため、特にスキャルピング・デイトレードで取引回数が多い方は、原則固定のFX会社を利用するとスプレッドが一定で安心できるでしょう。
スプレッドが狭い業者を選んでも、約定力が低いとスリッページが発生し、結果的に取引コストが増えることがあるので注意しましょう。
約定力が低いFX会社を利用すると、狙った価格で取引が成立せず価格が不利に滑るスリッページが起こり、実質的な取引コストが増加します。
たとえば、米ドル/円のスプレッドが0.2銭と魅力的なFX会社を選んでも、トレードの際に0.5銭のスリッページが起これば実質0.7銭のコストがかかっているのと変わりません。
そのため、取引コストを気にする場合は、スプレッドだけでなく、約定力の高さにも注目する必要があります。
国内FX会社であれば「DMM FX」や「GMOクリック証券FX」など、約定力の高さに定評があるFX会社を選ぶことで、コストをおさえながらストレスなく取引を行えるでしょう。
海外FX口座は「ゼロスプレッド」を提供しており、スプレッドだけを見れば国内のFX会社よりも狭い場合が多いのは事実です。
そのため、スプレッドだけを比較すると、国内よりも海外FX口座のほうが狭い傾向にあります。
ただし、ゼロスプレッドを提供している海外FX口座は、取引ごとに別途手数料が発生する可能性が高いので注意しましょう。
1ロットの往復で数百円程度の手数料がかかるケースもあるため、スプレッドがゼロでも手数料込みの実質的なコストは、国内FXを利用したほうが安くなる可能性があります。
また、金融庁の公式サイトでは、登録を受けずに日本在住者を対象にFX取引を行う海外業者との契約は違法であり、出金できない・連絡が取れないなどのトラブルも多いと警告しています。
以上のことから、取引コストをおさえたい初心者〜中級者には国内FXの利用がおすすめです。
多くの場合、スプレッドによる取引コスト以外は気にせずにトレードできるので、シンプルでわかりやすいメリットを持ちます。
また、金融庁の監視下で運営しており、資金管理の安全性が高い点も国内FXの大きなメリットです。
FXのスプレッドは、初心者にとって少し複雑に感じられるかもしれません。
しかし、スプレッドの特性を理解して賢く活用すれば、取引コストをさらに抑え、より効率的に利益を積み重ねることができます。
ここでは、スプレッドを味方につけるためのテクニックをわかりやすく解説しますので、ぜひ参考にしてみてください!
スプレッドを活用するテクニック3選
FXの相場は24時間動いていますが、時間帯によってスプレッドの広さが変わることをご存じですか?
スプレッドは、市場に参加しているトレーダーの数が少ないときや、大きなイベントがあるときに広がる傾向があります。
この特性を理解し、スプレッドが広がりやすい時間帯を避けて取引することで、思わぬコスト増を防ぐことができます。
早朝(日本時間6:00~8:00) | この時間帯は、ニューヨーク市場が閉まり、東京市場が本格的に始まるまでの間です。取引量が少なくなるため、スプレッドが広がりやすくなります。特に、週末明けの早朝は注意が必要です。 |
経済指標発表時は要注意 | 重要な経済指標(例:米国の雇用統計、消費者物価指数など)が発表される前後は、市場が大きく変動するため、FX会社がリスク管理のためにスプレッドを広げることがあります。この時間帯は、初心者の方は特に取引を控えるのが無難です。 |
欧州・NY時間帯は狭い傾向 | 日本時間の夜から深夜にかけての欧州時間、そしてニューヨーク時間帯は、世界中のトレーダーが活発に取引するため、流動性が高まります。この時間帯は一般的にスプレッドが狭い傾向にあるため、取引に適していると言えるでしょう。 |
「スプレッドが狭い」と一口に言っても、FX会社ごとに得意な通貨ペアは異なります。
米ドル/円のスプレッドはA社が狭くても、ユーロ/円はB社の方が狭いというケースは珍しくありません。
複数の口座を開設し、取引する通貨ペアに合わせて使い分けることで、常に最も有利な条件で取引できます。
たとえば、以下のように口座を使い分けるのがおすすめです。
通貨ペア | おすすめのFX会社 | 特徴 |
米ドル/円 | GMO外貨(0.1銭※) | 米ドル/円は取引量が最も多く、スプレッド競争が激しい主要通貨ペアです。みんなのFXは業界最狭水準のスプレッドを提供しており、短期売買をメインにする方にもおすすめです。 |
ユーロ/円 | SBI FXトレード(0.38銭※) | ユーロ/円は米ドル/円に次いで人気のある通貨ペアです。SBI FXトレードはユーロ/円のスプレッドが特に狭く、コストを抑えながら取引ができます。 |
ポンド/円 | 松井証券FX(0.5銭※) | ポンド/円は値動きが大きく、ダイナミックな取引が魅力の通貨ペアです。松井証券FXはポンド/円のスプレッドが業界トップクラスで、コストを気にせず取引に集中できます。 |
※スプレッドの値は2026年9月時点のものです。変動する可能性があるため、必ず最新の情報を確認してください。
スプレッドの狭さだけでFX会社を選ぶのは危険です。なぜなら、スプレッドが狭くても、思った通りの価格で取引が成立しない「スリッページ」が頻繁に発生する場合があるからです。
この場合、実質的な取引コストは0.7銭となり、スプレッドが広いFX会社で取引するのと変わらなくなってしまいます。
ここで、スリッページの対策を確認しておきましょう!
発生率をチェック | 多くのFX会社が、公式サイトで約定率やスリッページ発生率を公開しています。 これらの数値を参考に、約定力の高い会社を選びましょう。 |
約定スピードを確認 | 特に短期売買をする場合、注文から約定までのスピードが重要です。 スピーディーな約定は、機会損失を防ぎ、ストレスのない取引につながります。 |
実質取引コストで比較 | スプレッドの狭さと約定力の高さを総合的に判断し、実質的な 取引コストが最も低い会社を選ぶことが、賢いFX会社の選び方です。 |
ココモーラの監修者である水野さんへ、FXのスプレッドやスプレッド重視でFX口座を選ぶ時の注目ポイントについて、対面インタビューで伺いました。
水野総合FP事務所代表。独立系ファイナンシャルプランナーとして個別相談、執筆・監修、講師、取材協力などマルチに活動。ライフプラン、資産運用、相続・資産承継といった幅広い相談内容に対応し、全国1000名を超える方から日本FP協会に寄せられる「くらしとお金」の電話相談を1年間担当。毎月20本以上の執筆・記事監修の他、大学や事業法人で講師を務め年80回登壇。学校法人専門学校非常勤講師として「投資の授業」を毎週行う。
【インタビュー概要】
水野 崇さん(水野総合FP事務所 代表)に「スプレッドが狭いと感じるFX口座」について伺ったところ、スプレッドはメジャー通貨であればほぼ最安値を採用しているため、そこまで気にしなくてよいという回答を得た。スプレッド重視でFX口座を選ぶ場合、経済指標の発表前後に変動がありがちなので注目するとよいそうだ。また、注文したときに画面に表示されている価格と実際に注文が確定する価格が異なるスリッページにも注意を払うべきとの助言もいただいた。
スプレッドが狭いと感じるFX口座はありますか?
スプレッドに関してはメジャー通貨はほぼほぼ最安値を採用していますから、そこまで気にしなくて良いと思います。
メジャー通貨のスプレッドはそこまで気にしなくてよいとのこと
どうしてもスプレッドを狭くしたいなら、LIGHT FXなどで提供しているLIGHTペアが一番安いのかなと思います。
逆に、新興国の通貨はそもそもスプレッドではなくスワップ狙いだと思うので、あまりスプレッドは重視しなくても良いです。
項目 | LIGHT FXの内容 |
最小取引単位 | 1,000 |
米ドル/円のスプレッド | 0.18銭 |
口座開設までの時間 | 最短翌日 |
スプレッド重視でFX口座を選ぶとしたら、ほかはどういった部分に注目するのが良いでしょうか?
スプレッド重視なら、経済指標の発表前後とかですごくスプレッドを開けてくるFX口座があります。
利用しているGMOクリック証券だと、ドル/円で0.2銭が1.78銭になるくらい結構開きます。
大口注文をするならスリッページもあわせてチェックすべきと述べる水野さん
あと、個人的にはスリッページも気にして欲しいです。トレーダーは結構スリッページ、滑るかどうかを気にすると思うんです。
注文しても微妙にコンマ何秒遅れる。書き込みとかでもよく見かけます。
初心者だと100万通貨とか1,000万通貨とか、ここまで大口を入れることはないと思うんですが、大口だと弾かれるケースもあるみたいです。
20年以上トレーダーとしてFX取引を行っている監修者の水野崇さんへ、スプレッドが狭いと感じるFX口座を教えていただきました。スプレッドはメジャー通貨であれば多くが最安値を採用しており、大きくは変わらないためあまり気にしなくてよいという回答が得られました。
新興国の通貨の場合はそもそもスワップポイント狙いをする場合が多いため、同様にスプレッドを重視する必要はないそうです。
取引の際スプレッドで意識すべきポイントは、経済指標の発表前後に変動があるか、注文したときに画面に表示されている価格と実際に注文が確定する価格が異なることを指すスリッページがあるかとのことでした。
【インタビュー実施概要】
・インタビュー対象:水野 崇さん(CFP®︎認定者、1級FP技能士)
・インタビュー取材実施日:2025/8/7
・実施場所:株式会社ゼロアクセル本社
・インタビュアー:ココモーラ編集チーム
→インタビューの紹介ページはこちら
今回は、スプレッドが狭いおすすめFX口座やFX会社のスプレッド比較ランキング、スプレッドを活用するテクニックなどを解説しました。
FXのスプレッドとは、通貨の売値と買値の差のことで、取引コストに直結する重要な要素です。
スプレッドが狭いほど取引コストを抑えられるため、FX口座選びの際には必ず確認しておきたいポイントです。
監修者の水野さんへの対面インタビューも、現場のリアルな視点を参考にするうえで活用できるでしょう。
今回の記事を参考に、スプレッドをしっかり比較しながら自分に合ったFX口座を選んでみてくださいね。
・金融庁「外国為替証拠金取引について」(最終アクセス:2026年8月3日)
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