ETCカードおすすめランキング!年会費無料の237枚を紹介
そんなETCカードですが、令和2年には国土交通省が2030年度(令和12年度)頃を目標にした「ETC専用化等による料金所のキャッシュレス化・タッチレス化」を発表し、ますます重要性が高まってきました。
読者の皆様の中には「おすすめのETCカードが知りたい」「無料でETCカードを試してみたい」という方も多いのではないのでしょうか。また、法人用のおすすめETCカードを探している方もいるかと思います。本記事では、年会費や還元率を比較しながらランキング形式でおすすめのETCカードを紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
ポイント還元率
シミュレーション
※シミュレーション結果は、概算値です。あくまで目安としてご利用ください。実際のポイント還元率は、カード会社のポイント還元率や利用先によって異なります。
ETCカードを比較
ETCカードを追加で発行できるおすすめなクレジットカードを紹介してきました。ここからは、ETCカードの選び方やETCカードの作り方を分かりやすく解説していきます。
目次
おすすめETCカードの独自検証ポイント
ココモーラでは、ETCカードが付帯できるクレジットカードを集め、徹底的に比較検証しました。
1.コスト
ユーザーの満足度が最も高い水準を「検証したクレジットカードの中でETCカード発行にかかるコストが最も安いクレジットカード」と定め、以下の方法で検証を行いました。
2.還元率
ユーザーの満足度が最も高い水準を「検証したクレジットカードの中でETC利用時の還元率が最も高いクレジットカード」と定め、以下の方法で検証を行いました。
3.発行スピード
ユーザーの満足度が最も高い水準を「検証したクレジットカードの中で発行スピードが最も速いクレジットカード」と定め、以下の方法で検証を行いました。
4.特典
ユーザーの満足度が最も高い水準を「検証したクレジットカードの中でドライバー向けの特典が最も多いクレジットカード」と定め、以下の方法で検証を行いました。
-すべての検証はココモーラ編集部で行っています-
ETCカードはクレジットカードの特徴で選ぶのがおすすめ
ETCカードは、どのクレジットカードで発行しても機能に差はほとんどありません。ETCカードよりもクレジットカードの方が、性能に差があります。
そのため、ETCカードを付帯できるクレジットカードを絞り込んだら、あとはクレジットカードの特徴を比較して選びましょう。
クレジットカードとセットでETCカードを発行すると、ETCの利用でポイントが貯まります。高速道路で移動する機会が多い方は、ETCの利用で還元率が上がるクレジットカードがおすすめです。
三菱UFJカード VIASOカードはETCの利用でポイントが2倍になります!
また、高速道路に限らず自動車によく乗る方は、コスモ・ザ・カード・オーパスのように、特定のガソリンスタンドでお得に給油できるカードが良いでしょう。
そしてETCの利用頻度が少ない方は、JCBカードWのように普段の還元率が高いクレジットカードがおすすめです。もしもの時の備えを重視する場合は、ロードサービスの内容も比較してみてください。
中でも、ロードサービス年会費が2,000円台で、補償内容も幅広い三井住友カード(NL)が注目です!
ETCを利用すると節約につながる
高速道路に乗る際、ETCを利用する必要性を感じない方もいるかもしれません。しかし、ETCと一般料金では同じルートでも料金が異なります。
たとえば、東京ー木更津間を高速道路で毎月往復すると仮定したとき、一般料金とETCの料金比較は以下の通りです。
一般料金 | ETC | |
1回の往復料金 | 12,500円 | 6,200円 |
1年間の往復料金 | 150,000円 | 74,400円 |
ETCカード利用時の 獲得ポイント | (ETCカードを使用しないため 0pt) | 744ポイント |
まずわかることは、1回の往復料金が異なること。ETCを利用した場合、一般料金の約半分の価格で通行できてしまいます。
一方、一般料金の場合はETCカードを利用しないため、どれだけ高速道路を利用してもポイントの恩恵を受けられません。高速道路に乗るのであれば、ETCカードを発行してETCを利用するのがおすすめです。
ETCカードのおすすめな選び方
どのETCカードが良いか迷っている方は、以下のポイントを比較しながら選んでみましょう。
ETCカードのおすすめな選び方
- ETCカードの年会費と発行手数料
- ETCカードの還元率
- 車利用者向けの特典や優待
ETCカードの年会費と発行手数料
ETCカードを選ぶ時は、年会費や発行手数料を比較するのがおすすめです。
もしもETCカードを複数枚発行したいという方は、ETCカードの枚数だけ年会費がプラスされるので、その点も注意してください。
発行手数料も無料のETCカードなら余分なコストをゼロにできます。
ETCカードの還元率
高速道路を利用する頻度が高い人は、ETCカードの還元率で絞っていくのも一つの手段です。
還元率が高いETCカードを発行すれば、高速道路を利用するたびにお得にポイントが貯まります。基本還元率の平均が0.5%なので、1.0%以上あれば高還元です。
例えば、JCBカードWやVIASOカードなどはETC利用で1.0%、リクルートカードは1.2%のポイントが還元されます。
車利用者向けの特典や優待
車に頻繁に乗るという方は、特典や優待にも注目しましょう。車利用者向けの特典が付帯しているクレジットカードであれば、より大きな恩恵を受けられます。
apollostation cardは出光系列のSSでいつでも割引になるほか、コスモ・ザ・カード・オーパスは年会費1,100円(税込)でロードサービスに加入できます。
クレジットカード名 | 主な特典 |
JCBカードW | ・特定のガソリンスタンドで還元率アップ ・ロードサービスの年会費1,000円以下 |
セゾンカードインターナショナル | ・レンタカー優待5% |
コスモ・ザ・カード・オーパス | ・コスモ石油でキャッシュバックあり ・年1,100円でロードサービス加入 |
ETCカードとは?
そもそもETCカードとは、高速道路といった有料道路の料金所にて自動で清算できるカードのことです。
ETCカードには、クレジットカードと連携したETCカードと単体で発行できるETCパーソナルカードの2種類があります。
以下に、それぞれのETCカードの特徴やメリット・デメリットなどをまとめました。
クレジットカード付帯型のETCカード【年会費無料あり】
クレジットカード付帯型のETCカードとは、名前の通りクレジットカードに付帯する形で発行できるETCカードです。
本体のクレジットカードを持っていなければ作成できず、ETCカード単体では発行できません。
またETCカードによっては、発行手数料や年会費が一切発生しないものもあります。なるべく余分なコストを抑えたい人におすすめです。
利用料金の支払い方法はクレジットカードと同じく後払いとなっており、多くの場合はクレジットカードの利用料金と同じ日に口座から引き落とされます。
クレジットカードと同じタイミングで申し込めるほか、本体のクレジットカードを発行した後でもETCカードを申請できますよ。
ETCパーソナルカード【審査なしで発行可能】
ETCパーソナルカードは、クレジットカード付帯型と異なり、単体で発行できるETCカードです。
デポジットとは、ETCカードの利用前に支払う保証金。ETCカードの利用額を支払えなかった際の保証として扱われるため、審査なしでも発行できるというわけです。
ただ、ETCパーソナルカードは年会費が1,275円(税込)かかる上に、申し込みも書類でやり取りしなければなりません。
そういった点が気になる方はクレジットカード付帯型のETCカードがおすすめです。
クレジットカード付帯型ETCカードのメリット
クレジットカード付帯型ETCカードをには以下のようなメリットがあります。
ETC利用でポイントが貯まる
クレジットカード付帯型のETCカードなら、有料道路のETCレーンを通過するたびにポイントを貯められます。
ETCカードのポイント還元率はクレジットカードによって異なります。例えばJCBカードWは基本還元率1.0%ですが、ETCカードの利用でも1.0%のポイントが還元されます。
ネットやアプリから簡単に申し込める
クレジットカード付帯型のETCカードなら、ネットやアプリから簡単に申し込めます。
すでにクレジットカードを発行しているのであれば、住所や口座情報などを入力しなくて済むことがあり、スムーズにETCカードを発行できるでしょう。
即日でETCカードを発行できる場合がある
クレジットカード付帯型の場合、即日でETCカードも発行できることがあります。
旅行や出張ですぐにETCカードを使い始めたい人にとって嬉しいポイントでしょう。ETCパーソナルカードは、デポジットの振り込みから到着まで2週間ほどかかってしまいます。
期間が空きすぎると申し込んだこと自体を忘れてしまう人もいるのでは?そんな人もクレジットカード付帯型ETCカードがおすすめです。
ETCの利用明細もまとめて管理できる
クレジットカード付帯型のETCカードなら、本体のクレジットカードとETCの利用明細をまとめて管理できます。
本体のクレジットカードと同じアプリやアカウントで明細がチェック可能。利用料金や日にちなども明記されているので、家計管理にも役立ちます。
ETCパーソナルカードは専用のサイトでしか明細を見れないため、やや手間に感じる方もいるでしょう。
家族カードを持っている人にも発行できる
ETCカードは、クレジットカードを持っている本人だけでなく、家族カードを持っている人にも発行できます。
そのため、複数台の車を保有している人は家族カードさえあれば、車ごとにETCカードを使い分けることが可能です。わざわざ一枚のETCカードを使い回す必要がありません。
ETCカードの年会費が無料であれば、何枚発行しても維持費がかからないのでお得です。
ETCカードの作り方
クレジットカード付帯型ETCカードとクレジットなしのETCパーソナルカードでは、それぞれ作り方が異なります。以下でそれぞれ詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。
クレジットカード付帯型のETCカードの作り方
新規でクレジットカードとETCカードを同時に発行する方法を解説します。
【1】クレジットカードの公式サイトを開く
新規でクレジットカードとETCカードを発行する場合は、まずクレジットカードの公式サイトを開きましょう。
「お申し込みはこちら」のボタンを押したら、申し込みフォームに移動できます。
【2】必要事項を入力する
申し込みフォームにて、個人情報・収入情報・勤務先に関する情報など必要事項を入力していきましょう。
この時、なるべく間違った情報は入力しないよう気をつけてください。あまりにも事実とかけ離れた情報があった場合、印象が悪くなり審査に落ちることもあり得ます。
【3】ETCカードの欄にチェックを入れる
クレジットカードの申し込みフォームには、ETCカードの欄が設けられているのでチェックを入れましょう。クレジットカードと同時にETCカードを発行することができます。
チェックを入れ忘れても、クレジットカードを申し込んだ後に公式サイトから追加でETCカードのみ発行することも可能です。
【4】審査
申し込みが完了したら審査が実施されます。
利用額を支払える能力があるかがチェックされるため、返済能力がないと判断された場合は審査に落ちる場合もあるでしょう。
ETCカードのみを追加で発行する場合も審査が行われるため、気を付けましょう。
【5】クレジットカードとETCカード発行
審査に通ったらクレジットカードとETCカードが発行されます。
また、受け取る際は本人確認書類が必要です。運転免許証やマイナンバーカードなど顔写真付きのものを手元に用意しておきましょう。
ETCカードのみ後から発行する場合も公式サイトから申し込みます。ETCカードにも審査があるため、クレジットカードを持っていれば絶対に発行できるわけではありません。
ETCパーソナルカードの作り方
ETCパーソナルカードは以下の5STEPで発行できます。
【1】申込書をダウンロード
ETCパーソナルカードを作成する場合は、まず公式サイトから申込書に必要事項を入力してください。PDFファイルとして出力されるので、プリンターで印刷しましょう。
また、サイズはA4に限定されているため、その点も間違えないように注意しましょう。
【2】書類を郵送
申込書の準備が終わったら、本人確認書類のコピーと一緒に郵送してください。
本人確認書類は、原則として運転免許証に限定されています。免許証以外のマイナンバーカードやパスポートなどは取り扱ってもらえません。
【3】デポジットの書類を受け取り
書類を郵送してETCパーソナルカード事務局に届いたら内容が確認されます。
内容に問題がなければデポジットの振り込み用紙が返送されるので受け取りましょう。
【4】デポジットを入金
振り込み用紙を受け取ったら、コンビニで入金してください。
デポジット額は自由に設定することができますが、デポジット額を超過すると利用停止となってしまうため、毎月の平均利用額の4倍が目安です。
【5】ETCパーソナルカード発行
デポジットの入金が確認されたらETCパーソナルカードが発行されます。
ETCパーソナルカードも簡易書留で郵送されるため、不在だったとしてもポストや宅配ボックスに投函されることはありません。時間を調整して受け取ってください。
入金から到着まで2週間ほどかかるので余裕を持って申し込みましょう。
ETCカードの使い方
ここからはETCカードの使い方を解説していきます。
ETCカードの使い方
- ETC車載器の購入・セットアップ
- ETCカードを挿入
- ETCゲートを利用・後日料金の支払い
【1】ETC車載器の購入・セットアップ
まず、ETC車載器を購入しましょう。カーディーラー店や車用品の専門店などで販売されています。
また、セットアップ作業は専門的な知識や技術が必要となるため、業者に依頼するのがおすすめ。車載器を購入したお店でそのまま取り付けてもらうとスムーズです。
【2】ETCカードを挿入
セットアップまで終わったら、ETCカードを挿入しましょう。ETC車載器の電源をONにして、ETCカードを表向きで入れます。
挿入できたらインジケーターを確認してください。正しく挿入されていたら緑に点灯します。
ETCカードは挿しっぱなしにすると危険です。盗難に遭ったり、夏は高音になって破損したりする恐れがあるので、毎回抜くのがおすすめです。
【3】ETCゲートを利用・後日料金の支払い
ETCカードを挿入できたら、有料道路のETCゲートを通過できるようになります。
ETCゲートを通ると、後日ETC料金を支払うことになります。本体のクレジットカードの利用額と一緒に口座から引き落とされるため、予め用意しておきましょう。
ETCカードのメリット
ETCカードを持つことのメリットを紹介します。長距離区間を運転する方ならETCカードは欠かせません。
料金所をスムーズに通過できる
ETCカードがあれば料金所の支払いが自動なので、一時停止することなく通過できます。ETCカードを車載器に挿入していれば問題ありません。
ETCカードを持っていない場合は、「一般」と書かれたレーンに行き、停車して料金を支払う必要があります。
高速道路は渋滞がつきものなので、移動時間を無駄にしないためにもETCカードでストレスなく運転してみてはいかがでしょうか。
独自のポイントが貯まる
ETCカードを「ETCカードマイレージサービス」に登録すると、ETCカードの利用代金に応じてポイントが貯まります。
登録は無料で年会費も0円。ポイントはETCの通行料金の支払いに充てることが可能です。また、時間帯とエリアによっては割引があります。
平日朝夕割引 | 平日6〜9時または17〜20時の間に 対象区間を通過すれば最大50%割引! |
深夜割引 | 毎日0〜4時の間に走行すれば30%割引 |
休日割引 | 【普通車・軽自動車のみ】 土日祝日の利用で30%割引 |
クレジットカード付帯のETCカードを実際に使っている方にインタビューを実施!
ココモーラ編集部は、ETCカードを利用されている方にインタビューを実施しました。
ETCカードのメリットや使って良かった特典、決済金額など詳しくお聞きしたので、ぜひ参考にしてみてください。
さくたろうさん 30代・男性・会社員 使っているクレジットカード:dカードGOLD |
dカードGOLDを作成した経緯について
編集部:dカードGOLDはどんなきっかけがあって知りましたか?
さくたろうさん:スマートフォンをドコモで契約しておりまして、そこでお得になるカードを探していて知りました。
編集部:dカードGOLDを選んだ理由を教えていただきたいです。
さくたろうさん:ETCカードが発行できるところと、ドコモ利用料金の利用額ごとにポイントが還元されるところがお得だと思いdカードを選びました。
とくにうちが子供が3人いて高速とかはよく使うので、ETCカードが作れるなら発行しようと思っていました。
編集部:その際、他に発行を迷ったカードはありますか?
さくたろうさん:現在楽天カードも持っているんですけど、ちょうど同時期くらいに発行したのでとくに迷ったカードはないですね。
使用感について
編集部:dカードGOLDを使っていて良かったことはありますか?
さくたろうさん:カードを選んだ理由でもお話しした、使用金額に応じてポイントが貯まりやすいところはとてもありがたいです。
編集部:逆に、dカードGOLDを使っていて不便だなと思ったことはありますか?
さくたろうさん:最近dカード自体が結構改悪な感じになってきているので、前よりもちょっとポイントが貯めづらくなってきたかなというのは感じてます。
編集部:dカードGOLDを使う時にぜひ利用してほしいサービスや機能はありますか?
さくたろうさん: 年間利用額に応じて特典がもらえる制度はぜひおすすめしたいです。うちは家電とかシャインマスカットとかと交換したりしているので、ちょっとした贅沢に使えるのはありがたいですね。
ETCカードについて
編集部:dカードGOLDでは、毎月だいたいどのくらいETCの決済をされていますか?
さくたろうさん:1万円から1万5000円ぐらいですかね。毎月自分や妻の実家に帰省したり、家族で旅行に行ったりするので。
編集部:ETCカードならではの特典や割引で利用経験のあるものは何ですか?
さくたろうさん:dカードでETCを利用するとdポイントが貯まるのは活用しています。
編集部:ETCカードはクレジットカードの申し込み時に発行しましたか?それとも後日追加で申し込みをしましたか?
さくたろうさん:dカードを発行したときにETCカードも発行しました。ETCカードが一番の目的というわけではなかったのですが、当時から車に乗る機会も多かったので発行しました。
編集部:ETCカードは申し込みからどのくらいの期間で発行されましたか?
さくたろうさん:2週間はかかってなかったと思います。本体のカードが先に届いたので、たぶん1週間ぐらいだったと思います。
インタビュー概要
インタビュー募集機関 | ユニーリサーチ |
インタビュー実施日 | 2024年10月 |
インタビュー実施対象 | 18歳以上 ETCカードを使っている方 |
インタビュー対象地域 | 日本 |
ETCカードを発行できるおすすめのクレジットカードに対する専門家コメント
今回紹介したETCカードについて、ココモーラの監修者お二人にコメントをいただきました。専門家の意見を参考に、自分にあった一枚を選んでみましょう。
JCBカードW
|
年会費無料のETCカードが発行できます。さらに、家族会員分のETCカードとして複数枚発行することも可能です。通常のJCBカードと比べて2倍のポイント還元率を誇り、日常生活で大いに役に立つこと間違いなしです! |
三井住友カード(NL)
ETCカードの利用で200円ごとにVポイントが1ポイント貯まります。Vポイントは多くの他社ポイント・マイルに交換できるため、使い余すことがありませんよ。 |
三菱UFJカード VIASOカード
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VIASOカードは、ETCの支払いで通常の2倍のポイントが貯まることが特徴。高速道路を頻繁に利用される方におすすめのクレジットカードです。貯まったポイントは自動的にキャッシュバックされるため、ポイントをうっかり失効させてしまうというミスも起こりません。 |
エポスカード
年会費・手数料ともに無料のETCカードを発行できます。ETCの利用料金を含め年間50万円以上のカード利用で、ゴールドカードにアップグレードすることができる点は他のカードにはない大きな魅力です。 |
プロミスVisaカード
|
年間1回でもETCカードを利用すれば、年会費が無料になります。ETCの利用で貯まったポイントの交換先が豊富にあるのも嬉しいポイントですね。家族会員もETCカードを発行できるため、車を複数台所有している家庭でも安心です。 |
ETCカードのアンケート調査
ココモーラでは、コンテンツ制作に役立てる目的で、ETCカード利用者にアンケート調査を実施しました。
これからETCカードを発行しようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
調査方法 | フリージーを使用した独自調査 |
調査対象 | 18歳以上の男女 |
調査対象者数 | 200人 |
年齢比率 |
20~29歳:3人(1.5%) 30~39歳:16人(8%) 40~49歳:63人(31.5%) 50~59歳:109人(54.5%) 60歳以上:9人(4.5%) |
性別比率 |
男性:149人 女性:51人 |
職業比率 |
会社員(正社員):133人(66.5%) 会社員(契約・派遣社員):9人(4.5%) 経営者・役員:3人(1.5%) 公務員(教職員を除く):3人(1.5%) 自営業:15人(7.5%) 自由業:2人(1%) 医師・医療関係者:1人(0.5%) 専業主婦:14人(7%) 学生:0人(0%) パート・アルバイト:11人(5.5%) 無職:8人(4%) その他:1人(0.5%) |
調査期間 | 2024年3月 |
調査地域 | 日本 |
ETCカードに関するアンケート調査結果の元データ(PDF)>>
ETCカードに関するアンケート調査結果の詳細>>
どのETCカードを持っていますか?
項目 | 回答者数 | 割合 |
JCBカードWのETCカード | 21 | 10.5% |
三井住友カード(NL)のETCカード | 26 | 13% |
VIASOカードのETCカード | 7 | 3.5% |
エポスカードのETCカード | 12 | 6% |
イオンカードのETCカード | 36 | 18% |
楽天カードのETCカード | 69 | 34.5% |
dカードのETCカード | 20 | 10% |
au PAYカードのETC | 11 | 5.5% |
セゾンカードのETCカード | 19 | 9.5% |
アメックスカードのETCカード | 5 | 2.5% |
ENEOSカードのETCカード | 8 | 4% |
アポロステーションカードのETCカード | 8 | 4% |
ETCパーソナルカード | 5 | 2.5% |
その他 | 25 | 12.5% |
最も人気なのは、楽天カードのETCカードでした。次いで、イオンカードのETCカードを持っている人が多かったです。
また、クレジットカードに付帯していないタイプのETCパーソナルカードは利用者がかなり少ないことが分かりました。
ETCパーソナルカードは審査なしで持てるというメリットがありますが、書類で申し込む必要があったり、ポイントが貯まらないというデメリットがあります。特にこだわりがないなら、クレジットカード付帯型のETCカードがおすすめです。
ETCカードを選ぶとき、最も重視したポイントは?
項目 | 回答者数 | 割合 |
ETCカードの年会費 | 104 | 52% |
ETCカードの発行手数料 | 20 | 10% |
ETCカードのポイント還元率 | 22 | 11% |
ガソリンスタンドやロードサービスなどの特典やサービス | 8 | 4% |
ETCカードの発行スピード | 4 | 2% |
本体のクレジットカードのお得さ | 40 | 20% |
その他 | 2 | 1% |
「年会費」と回答した方が過半数いました。維持費をかけずにETCカードを持ちたいと考えている人が多いのでしょう。
2番目に多かった回答は「本体のクレジットカードのお得さ」でした。
クレジットカードのコスパも重視したい人には、JCBカードWがピッタリです。本体のJCBカードWもETCカードも年会費が永年無料で、ETC利用時を含め、いつでも1.0%のポイントが還元されます。
高速道路を年にどのくらいの頻度で利用しますか?
項目 | 回答者数 | 割合 |
ほぼ毎日 | 5 | 2.5% |
週4~週5ほど | 5 | 2.5% |
週1~週3ほど | 11 | 5.5% |
月に3~5回ほど | 26 | 13% |
月に1回ほど | 28 | 14% |
2~3ヶ月に1回ほど | 24 | 12% |
半年に1回ほど | 49 | 24.5% |
1年に1回使うか使わないか程度 | 25 | 12.5% |
高速道路はほとんど利用しない | 27 | 13.5% |
最も多かった回答は「半年に1回ほど」でしたが、「年に1回利用するかしないか」「ほとんど利用しない」と回答した人もかなり多かったです。
高速道路を使う予定はないけれど、念のためETCカードを発行する人が多いと考えられます。一応ETCカードを発行しておきたいという人は、年会費無料のETCカードがおすすめです。
例えば、JCBカードWのETCカードなら年会費も発行手数料もかかりません。
よくある質問
Q. そもそもETCカードは作った方が良いですか?
ETCカードを作ることで渋滞の緩和にもつながるため、車移動の多い方は持っていて損はないでしょう。
Q. ETCカードの発行におすすめのクレジットカードはありますか?
ETCカードよりもクレジットカードを利用する機会の方が多い方は、普段使いでポイントが貯まりやすい「JCBカードW」が良いでしょう。
また、外出先での車のトラブルなど万が一に備えたい方は、ロードサービスが充実した「三井住友カード(NL)」がおすすめです。
Q. ETCカードには年会費が必要ですか?
例えば、JCBカードWで発行できるETCカードは年会費が無料です。
また、三井住友カード(NL)で発行できるETCカードは初年度のみ無料、翌年度以降は前年度に一度もETC利用の請求がない場合550円(税込)が必要となります。
Q. ETCカードだけを作れるカードはありますか?
ETCパーソナルカードは、デポジット(保証金)を預けることでカードを発行できるため、クレジットカードを作る予定のない方でも持つことができます。
この記事の監修者
育休中、フリーランス女性に向けて「社会制度」や「貯金・投資」に関するお役立ち情報を発信。
マネーコラムの執筆や記事監修も手がける。日経xwoman公式アンバサダー。著書「お金の使い方、貯め方教えて下さい」主婦の友社
- ファイナンシャルプランナー
東証一部上場企業で10年間サラリーマンを務める中、業務中の交通事故をきっかけに企業の福利厚生に興味を持ち、社会保障の勉強を始める。
以降ファイナンシャルプランナーとして活動し、個人・法人のお金に関する相談、北海道のテレビ番組のコメンテーター、年間毎年約100件のセミナー講師なども務める。趣味はフィットネス。健康とお金、豊かなライフスタイルを実践・発信しています。
- 有限会社バード商会
福岡の大学を卒業後、大手インフラ業界に就職。主に、ご家庭の光熱費削減や新電力の業務に約4年ほど従事。現在は、父の会社(有限会社バード商会)を継ぎ、独立系のファイナンシャル・プランナーとして活動中。専門分野は、家計改善(光熱費の見直し)と資産形成の分野。
FPの実績は、カードローン相談、光熱費の見直し、企業型確定拠出年金の導入、日本FP協会でアシスタント相談員、執筆などを行っている。
水野総合FP事務所代表。独立系ファイナンシャルプランナーとして個別相談、執筆・監修、講師、取材協力などマルチに活動。ライフプラン、資産運用、相続・資産承継といった幅広い相談内容に対応し、全国1000名を超える方から日本FP協会に寄せられる「くらしとお金」の電話相談を1年間担当。毎月20本以上の執筆・記事監修の他、大学や事業法人で講師を務め年80回登壇。学校法人専門学校非常勤講師として「投資の授業」を毎週行う。
消費生活ジャーナリスト。1952年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。
同大学院修士課程修了後、月刊誌記者などを経て独立。流通、情報通信、金融分野を中心に活動する。主力はクレジットカード&電子マネーの研究で、すでに30年間に渡って業界の定点観測をしている。また、クレジットカードのムックも50冊以上監修しキャッシュレスの生き字引として情報発信を続けている。
証券会社にて営業・経営企画部門、社長秘書等を行う。また、投資銀行業務にも携わる。
現在、不動産を含む資産運用と社会保障(特に年金)を主に、FP相談・執筆・講演・を行っている。東洋大学経営学部ファイナンス学科非常勤講師