マイルが貯まるクレジットカードおすすめランキング【2024年】最強候補を比較
しかし、マイルが貯まるクレジットカードは種類が豊富なため、どのカードが一番マイルを貯めやすいのか迷ってしまうこともありますよね。
そこでここからは、マイルを貯めるのにおすすめな最強クレジットカードをランキング形式で紹介していきます。
さらに、JALやANAといった主要な航空会社のカードを中心に、年会費やポイント還元率に優れたカードも徹底検証!マイルが貯まるクレジットカードの選び方やマイルをお得に貯める方法などを詳しく解説します。
この記事を参考に、自分にぴったりのカードを見つけて次のフライトに向けてマイルを効率的に貯めてくださいね。
ソラチカカード
3.9
(7件)
- 年会費
- 初年度無料 2年目以降2,200円(税込)
- 審査・発行期間
- 最短5営業日
- 還元率
- 0.50 〜3.00% (OkiDokiポイント)
- 還元率
- 0.50 〜3.00% (メトポ)
キャンペーン
新規入会&条件達成で最大19,000マイル相当をプレゼント
陸マイラーにおすすめ!
地下鉄乗車や買い物でポイントが貯まるANAカード
メリットとデメリット
メリット
カードの継続で毎年1,000マイル付与
継続特典で年会費を相殺できる
搭乗するたびに×10%のボーナスマイルがもらえる
デメリット
家族カードは年会費がかかる
海外では使いにくい
口コミ評判
注釈についての記載
ANA To Me CARD PASMO JCB Series(ソラチカカード)の一時受付停止について
ご好評につきANA To Me CARD PASMO JCB Series(ソラチカカード)の新規入会の申し込みが予想を大幅に上回る状況となり、
当該カードについて、新規入会受付を一時停止をすることとなりました。 受付の再開につきましては、目途が立ち次第改めてご案内申し上げます。
3.9
(14件)
- 年会費
- 初年度無料 2年目以降は2,200円(税込)
- 審査・発行期間
- 最短5営業日
- 還元率
- 0.50 〜3.00%
キャンペーン
新規入会+条件達成で最大19,000マイル相当をプレゼント
初年度なら年会費無料!
ANA便の搭乗でボーナスマイルがもらえる
メリットとデメリット
メリット
ポイントも自動でマイルに移行される
フライトするたびにボーナスマイルがもらえる
海外旅行保険が自動付帯している
デメリット
海外の店舗では使えないことが多い
2年目以降は年会費がかかる
口コミ評判
4.3
(7件)
- 年会費
- 15,400円(税込)
- 審査・発行期間
- 2〜3週間程度
- 還元率
- 0.50 〜3.00% (OkiDokiポイント)
キャンペーン
入会&条件達成で最大20,000マイル相当プレゼント
地下鉄乗車で最大40ポイント!
搭乗ボーナス25%+空港ラウンジも付帯
メリットとデメリット
メリット
PASMOの定期券としても利用OK
ANA便に搭乗するごとに×25%のマイルを還元
対象の空港ラウンジは無料で利用可能
デメリット
国際ブランドはJCBのみ
発行までに時間がかかる
口コミ評判
注釈についての記載
ANA To Me CARD PASMO JCB Series(ソラチカカード)の一時受付停止について
ご好評につきANA To Me CARD PASMO JCB Series(ソラチカカード)の新規入会の申し込みが予想を大幅に上回る状況となり、
当該カードについて、新規入会受付を一時停止をすることとなりました。 受付の再開につきましては、目途が立ち次第改めてご案内申し上げます。
4.2
(5件)
- 年会費
- 7,975円(税込)
- 審査・発行期間
- 通常2~3週間
- 還元率
- 0.50 〜3.00%
キャンペーン
新規登録&条件達成で最大20,000マイル相当プレゼント(JCBのみ)
搭乗ごとに25%のボーナスマイルを付与
継続ごとに毎年2,000マイルがもらえるお得なカード
メリットとデメリット
メリット
搭乗ボーナスマイルで+25%上乗せ
入会・継続すると2,000マイル付与
旅行保険が自動付帯
デメリット
国内旅行保険が付帯されていない
ANAマイルを貯めない人には不向き
口コミ評判
4.0
(5件)
- 年会費
- 15,400円(税込)
- 審査・発行期間
- 通常2~3週間
- 還元率
- 0.50 〜3.00%
キャンペーン
新規入会&条件達成で最大95,000マイル相当プレゼント
ANA利用でボーナスマイル25%分を付与。
マイルへの交換もお得です。
メリットとデメリット
メリット
カード利用で1ポイントあたり2マイル付与
空港ラウンジを利用できる
楽天Edyチャージ&利用で200円1マイル貯まる
デメリット
ANAの利用が少ないと元がとれない
年会費が高い
口コミ評判
3.8
(11件)
- 年会費
- 初年度無料 2年目以降2,200円(税込)
- 審査・発行期間
- 通常4週間
- 還元率
- 0.50 〜1.00%
キャンペーン
新規入会&条件達成で最大2,500マイルプレゼント
初年度の年会費無料!
毎年初回の搭乗で1,000マイルもらえる
メリットとデメリット
メリット
搭乗するたびにフライトマイル×10%が貯まる
旅行保険が自動付帯
買い物でもマイルが直接貯まる
デメリット
審査から発行までに時間がかかる
還元率が低い
口コミ評判
4.6
(5件)
- 年会費
- 7,700円(税込)
- 審査・発行期間
- 通常1~3週間
- 還元率
- 0.50 〜0.75%
キャンペーン
入会3か月以内に50万円以上の利用で合計24,000マイル相当獲得
入会・継続・搭乗でマイルがもらえる。
国内外29の空港ラウンジが無料
メリットとデメリット
メリット
対象の空港ラウンジを無料で利用可能
フライトごとに10%のボーナスマイルを還元
手荷物も無料で配送OK
デメリット
マイル移行手数料がかかる
旅行保険が利用付帯
口コミ評判
4.8
(5件)
- 年会費
- 34,100円(税込)
- 審査・発行期間
- 通常1~3週間
- 還元率
- 1.00 〜2.00%
キャンペーン
新規入会から3ヶ月以内に200万円以上利用で合計80,000マイル相当を獲得可能
マイルの貯まりやすさと特典の充実度を両立。
プライオリティ・パスに無料で登録できます。
メリットとデメリット
メリット
加盟店でのカード利用でポイントとマイルを獲得できる
入会時や継続時にボーナスマイルがもらえる
プライオリティパスの年会費が無料
デメリット
国際ブランドが一つに限定されている
年会費が高額
口コミ評判
- 年会費
- 在学期間中無料
- 審査・発行期間
- VISA : 通常3週間 JCB : 通常2週間程度、最短5営業日
- 還元率
- 0.50 〜3.00% (Vポイント)
- 還元率
- 0.50 〜3.00% (OkiDokiポイント)
在学中は年会費無料!
25歳以下なら貯まるマイルが2倍。
メリットとデメリット
メリット
スマートU25の利用でマイル数2倍
旅行保険が自動付帯
学生限定サービスがある
デメリット
全ての学生が対象にならない
ANAを利用しない人にはメリットを感じにくい
JALカード Suica
4.4
(8件)
- 年会費
- 初年度無料 2年目以降2,200円(税込)
- 審査・発行期間
- 通常4週間
- 還元率
- 0.50 〜1.00%
JALマイルとJRE POINTの2種類が貯まる。
電車も飛行機も1枚で移動できる!
メリットとデメリット
メリット
JALマイルとJREポイントの2種類が貯まる
Suicaのオートチャージ時にJREポイントが1.5%貯まる
JREポイントをJALマイルに交換できる
デメリット
定期券として利用できない
国際ブランドがJCBのみ
口コミ評判
4.5
(4件)
- 年会費
- 11,000円(税込)
- 審査・発行期間
- 通常4週間
- 還元率
- 0.50 〜1.00%
キャンペーン
新規入会&条件達成で最大32,000マイル獲得チャンス
普通カードよりマイルが貯まりやすい。
付帯保険やサービスも充実したJALカード。
メリットとデメリット
メリット
フライトマイル×25%が搭乗ごとに還元される
毎年初回搭乗ボーナスで2,000マイルもらえる
最高5,000万円補償の旅行保険が付帯
デメリット
JALをほとんど利用しない人にはメリットを感じにくい
ショッピングマイル・プレミアムは有料
口コミ評判
4.4
(5件)
- 年会費
- 17,600円(税込)
- 審査・発行期間
- 通常4週間
- 還元率
- 1.00 〜2.00%
キャンペーン
新規入会&条件達成で最大30,000マイルプレゼント
搭乗ごとにフライトマイル×25%を還元
普段の買い物でも1.0%のマイルが貯まる
メリットとデメリット
メリット
買い物で1.0%のマイルを還元
対象の空港ラウンジが無料
搭乗すると25%のボーナスマイルを付与
デメリット
年会費が高い
JALのサクララウンジは利用できない
口コミ評判
3.0
(1件)
- 年会費
- 無料(在学期間中のみ)
- 審査・発行期間
- 通常4週間
- 還元率
- 1.00 〜2.00%
キャンペーン
新規入会+条件達成で最大4,000マイルプレゼント!
在学中は年会費無料の学生専用カード
普段の買い物でも1.0%のマイルが貯まる
メリットとデメリット
メリット
在学期間中は年会費が無料
特典航空券が通常より少ないマイルで交換できる
買い物でも1.0%のマイルを還元
デメリット
卒業後は年会費がかかるカードに自動で切り替わる
利用限度額が低い
口コミ評判
- 年会費
- 初年度無料 2年目以降2,200円(税込)
- 審査・発行期間
- 通常2~3週間
- 還元率
- 1.00 〜2.00%
キャンペーン
新規入会で最大33,000マイルプレゼント
お得な年会費でラウンジも使える。
マイルも貯まりやすい20代限定のJALカード。
メリットとデメリット
メリット
フライト時のボーナスマイルに限定ボーナスマイルが追加される
ショッピングマイル・プレミアムに自動加入
年5回さくらラウンジが利用できる
デメリット
20歳以上30歳未満でないと発行できない
普通カードの年会費も払わなければならない
- 年会費
- 本会員:20,900円 使用者:4,400円(税込)
- 審査・発行期間
- 2~3週間
- 還元率
- 1.00% (ANAマイル)
- 還元率
- 1.00% (ワールドプレゼントポイント)
- 還元率
- 1.00% (OkiDokiポイント)
キャンペーン
カード入会&条件達成で30,000マイルプレゼント(JCBのみ)
最大1億円の海外旅行傷害保険+ボーナスマイルで25%上乗せ!飛行機を頻繁に利用するビジネスマンにおすすめ
メリットとデメリット
メリット
毎年2,000マイルのプレゼント
空港ラウンジが無料
最大1億円の海外旅行傷害保険(自動付帯)
デメリット
年会費が高め
JCBを選ぶと海外で使いにくい
国際ブランドによって差が生まれる
- 年会費
- 20,900円(税込)
- 審査・発行期間
- 2~3週間
- 還元率
- 1.00 〜3.00% (JALマイル)
- 還元率
- 1.00 〜3.00% (JRE POINT)
キャンペーン
JALカード入会で最大30,000マイル獲得(WEB限定)
JALマイル1.0%還元+Suicaへのチャージで1.5%還元!飛行機でも、電車でもポイントが貯まるゴールドカード
メリットとデメリット
メリット
飛行機でも電車でもポイントが貯まる
モバイルSuica定期券を本カードで購入すると6%還元
オートチャージならいつでも1.5%還元
デメリット
国際ブランドがJCBのみ
JCBのタッチ決済に対応していない
年会費が高め
- 年会費
- <VISA・Mastercard>本会員:13,475円、使用者:440円(税込) <JCB>本会員:12,925円、使用者:825円(税込)
- 審査・発行期間
- 2~3週間
- 還元率
- 0.50 〜1.00% (ANAマイル)
毎年2,000マイルが手に入る+マイルが25%上乗せ!コスパよくANAマイルが貯まる法人カード
メリットとデメリット
メリット
ビジネスクラス専用カウンターでチェックイン可能
提携の一流ホテルでの会員宿泊割引
通常マイルに加えて25%マイル上乗せ
デメリット
国際ブランドによって使い勝手が違う
VISA・Mastercardの場合、カードのポイントをANAマイルに交換不可
- 年会費
- 17,600円(税込)※1
- 審査・発行期間
- 通常約3週間
- 還元率
- 1.00 〜3.00%
キャンペーン
新規入会&条件達成で最大31,000マイルプレゼント
高還元率で空港ラウンジが使える!
使いやすさがアップした20代限定のゴールドカード。
メリットとデメリット
メリット
マイル還元率が1.0%
ボーナスマイルが豊富
国内主要空港のラウンジが無料で使える
デメリット
年会費が高額
申し込みは20代限定
- 年会費
- 11,000円(税込)※
- 審査・発行期間
- 通常約3週間
- 還元率
- 1.00 〜2.00%
キャンペーン
新規入会&条件達成で最大15,500マイルプレゼント
マイル還元率1.0%!
簡単にマイルが貯まる20代限定カード。
メリットとデメリット
メリット
マイルが通常の2倍貯まる
ボーナスマイルが豊富
付帯保険が充実
デメリット
申し込みは20代限定
年会費が高め
- 年会費
- 34,100円(税込)※
- 審査・発行期間
- 通常約3週間
- 還元率
- 1.00 〜4.00%
キャンペーン
新規入会&条件達成で最大33,000マイルプレゼント
マイルの貯まりやすさがトップクラス!
20代限定のプラチナカード。
メリットとデメリット
メリット
マイル還元率最大4.0%
世界中の空港ラウンジが使える「プライオリティ・パス」
国内外に対応した「プラチナ・コンシェルジュサービス」
デメリット
家族カードの年会費が高額
申し込みは20代限定
マイルが貯まるカードを比較
カード | ソラチカカード | ANA JCB 一般カード | ソラチカゴールドカード | ANAワイドカード | ANAワイドゴールドカード |
---|---|---|---|---|---|
年会費 | 初年度無料
2年目以降2,200円(税込) | 初年度無料
2年目以降は2,200円(税込) | 15,400円(税込) | 7,975円(税込) | 15,400円(税込) |
ポイント 還元率 | 0.50 〜3.00% (OkiDokiポイント) 0.50 〜3.00% (メトポ) | 0.50 〜3.00% | 0.50 〜3.00% (OkiDokiポイント) | 0.50 〜3.00% | 0.50 〜3.00% |
審査・発行 期間 | 最短5営業日 | 最短5営業日 | 2〜3週間程度 | 通常2~3週間 | 通常2~3週間 |
利用可能 | |||||
リンク |
マイルが貯まるおすすめのクレジットカードを多数紹介してきました。ここからは、クレジットカードの選び方やマイルをお得に貯める方法を解説していきます。
目次
マイルが貯まるクレジットカードの検証ポイント
ココモーラでは、マイルが貯まるクレジットカードを集めて、徹底的に比較検証しました。
1.年会費
クレジットカードを所持するコストとして「永年無料」「実質無料」「初年度無料」「有料」に分けて、各クレジットカードの検証を行いました。
2.マイル還元率
フライトやショッピングで貯まるマイルの還元率が高いものほど高評価とし、各クレジットカードの検証を行いました。
3.付帯保険
旅行傷害保険の補償内容や補償額など保険サービスが手厚いものほど高評価とし、各クレジットカードの検証を行いました。
4.特典の充実度
空港ラウンジサービスやコンシェルジュサービスなど旅行向けの特典が充実したものほど高評価とし、各クレジットカードの検証を行いました。
-すべての検証はココモーラ編集部で行っています-
マイルが貯まる最強のクレジットカードはどれ?
マイルが貯まりやすいクレジットカードを検証した結果、求める機能によってそれぞれが最強になりうると判断しました。
マイルが貯まる クレジットカード | どんな人にとって 最強候補になりうるか | その理由 |
ソラチカカード ソラチカゴールドカード | 陸マイラー | ・東京メトロの乗車や普段の買い物でポイントが貯まる |
ANA JCB 一般カード | スタンダードな機能があればOKな人 | ・ポイントやマイルの還元サービスがシンプルで分かりやすい |
ANAワイドカード | コスパ重視の人 | ・年会費1万円以下ながら搭乗ボーナスマイル25% |
JALカード 普通カード | 初めてJALカードを持つ人 | ・年会費初年度無料で持ちやすい |
ソラチカカード・ソラチカゴールドカードは陸マイラーにおすすめです。東京メトロの乗車や普段の買い物で、ポイントを貯めることが可能。ポイントはANAマイルに交換できるため、飛行機に乗らない方でも手軽にマイルが貯まります。
ソラチカゴールドカードは空港ラウンジ特典が付帯。ゆったり過ごしたい方におすすめです。
ANA JCB 一般カードは、ソラチカカードから東京メトロの乗車ポイントを差し引いたANAカード。買い物でOkiDokiポイント、ANA便搭乗でANAマイルとシンプルな機能が備わっています。
ANAワイドカードは年会費7,975円(税込)と1万円を切っていますが、搭乗ボーナスマイルの積算率が25%とゴールドカード同等の多さが特徴です。
マイルが貯まるクレジットカードの選び方
マイルが貯まるクレジットカードを選ぶときは、以下のポイントに注目しましょう。
貯めるマイルの種類
まずはどのマイルを貯めるのか決めましょう。クレジットカードによって貯められるマイルは決まっています。
海外の航空会社を利用する機会が多い場合は、その航空会社が発行しているクレジットカードを使いましょう。
例えば、デルタ航空ならデルタ・スカイマイル・アメックスカード、ユナイテッド航空ならMileagePlusセゾンカードがあります。
年会費
クレジットカードによって、年会費は様々。年会費によって、マイル還元率や付帯している特典が異なってきます。
一方、年会費が1万円以上するソラチカゴールドカードやJAL CLUB-Aゴールドカードは、維持コストが高め。そのぶんボーナスマイルを多くもらえたり、豪華な特典を利用できたりします。
年会費や付帯サービスのバランスを考えて選ぶのがおすすめです。
お得にマイルを貯めたい方や特典をたくさん活用したい方は、年会費がやや高くても元を取りやすいでしょう。
マイル還元率やボーナスマイル
マイルをお得に貯めたいなら、マイル還元率やボーナスマイルをチェックしましょう。
マイル還元率の平均は0.5%なので、1.0%以上あれば高還元率です。0.5%違うだけでも、獲得できるマイルは大きく変わってきます。
クレジットカード | 毎月5万円利用した場合 | 毎月10万円利用した場合 |
還元率0.5%の クレジットカード | 1ヶ月で250ポイント 1年で3,000ポイント | 1ヶ月で500ポイント 1年で6,000ポイント |
還元率1.0%の クレジットカード | 1ヶ月で500ポイント 1年で6,000ポイント | 1ヶ月で1,000ポイント 1年で12,000ポイント |
上記のように、マイル還元率が1.0%のクレジットカードの方が大きくポイントを貯められることが分かります。
また、飛行機の搭乗やカードの更新でもらえるボーナスマイルも確認しておくのがおすすめです。ランクが高いクレジットカードほど、ボーナスマイルもたくさんもらえます。
マイルを効率よく貯めたいなら、ゴールドカードやプラチナカードも検討してみましょう。
特典や保険
旅行に行く機会が多い方は、付帯している特典や保険も併せてチェックしましょう。
旅行の際に便利な特典の一例を下にまとめました。
旅行の際に便利な特典例
- 対象の空港ラウンジが無料
- プライオリティ・パス
- 機内販売・空港店舗の割引
- パッケージツアー割引
- コンシェルジュサービス
- 手荷物配送
特にゴールドやプラチナランクのクレジットカードで、充実した特典や保険が付帯している傾向にあります。
JALカードとANAカードの違いとは?
ここからはJALカードとANAカードの違いを以下の観点で解説していきます。
年会費
JALカードとANAカードの年会費を比較していきましょう。
ランク・種類 | JALカード | ANAカード |
学生向け | 無料 | 無料 |
一般カード | 2,200円(税込)〜 | 2,200円(税込)〜 |
ゴールドカード | 17,600円(税込)〜 | 15,400円(税込)〜 |
プラチナカード | 34,100円(税込)〜 | 77,000円(税込)〜 |
学生向けと一般カードの年会費は同じですが、ゴールドカード以上になると価格差が出てきます。
特にプラチナカードは、2倍以上の差があります。そのため、お得にプラチナカードを持ちたいならJALカードの方がおすすめです。
マイルの貯まり方
マイルの貯まり方にも、JALカードとANAカードで大きな違いがあります。
マイルの貯まり方と基本還元率 | JALカード | ANAカード |
マイルの貯まり方 | JALマイルが直接還元される | 提携会社のポイントが還元される |
一般カードの基本還元率 | 0.5% | 0.5% |
ゴールドカードの基本還元率 | 1.0% | 0.5% |
プラチナカードの基本還元率 | 1.0% | 0.5%/1.0% |
注目すべき点は、JALカードで決済するとJALマイルが直接還元されるのに対して、ANAカードで決済すると提携会社のポイントが還元されるという点です。
また、ゴールドランク以上の還元率にも違いがあり、JALカードは基本1.0%還元ですが、ANAカードは基本0.5%もしくは1.0%となっています。マイルが貯まりやすいのはJALカードと言えそうです。
日常的な買い物でマイルを貯めたい陸マイラーの方には、JALカードの方がおすすめ。マイル還元率が上がる特約店もかなり豊富です。
ボーナスマイル
ボーナスマイルに関して、一般ランクとゴールドランクは同じですが、プラチナランクになるとかなり差があります。
ボーナスマイル | JALカード | ANAカード |
一般カード | 搭乗ボーナスマイル:フライトマイル×10% | 搭乗ボーナスマイル:フライトマイル×10% |
入会ボーナスマイル:1,000マイル | 入会ボーナスマイル:1,000マイル | |
継続ボーナスマイル:1,000マイル | 継続ボーナスマイル:1,000マイル | |
ゴールドカード | 搭乗ボーナスマイル:フライトマイル×25% | 搭乗ボーナスマイル:フライトマイル×25% |
入会ボーナスマイル:5,000マイル | 入会ボーナスマイル:2,000マイル | |
継続ボーナスマイル:2,000マイル | 継続ボーナスマイル:2,000マイル | |
プラチナカード | 搭乗ボーナスマイル:フライトマイル×25% | 搭乗ボーナスマイル:フライトマイル×50% |
入会ボーナスマイル:5,000マイル | 入会ボーナスマイル:10,000マイル | |
継続ボーナスマイル:2,000マイル | 継続ボーナスマイル:10,000マイル |
プラチナランクの場合、ANAカードの方がボーナスマイルを貯めやすいと言えるでしょう。フライトマイル・入会ボーナスマイルは2倍、継続ボーナスマイルは5倍の差があります。
ANAカードのプラチナランクは年会費が高いですが、飛行機の搭乗頻度が高い方なら元を取れるでしょう。
提携航空会社
JALとANAはそれぞれアライアンスに入っており、同一のアライアンスに加入している他の航空会社を提携航空会社と呼びます。
JAL:ワンワールド(13社) | ANA:スターアライアンス(26社) |
・アメリカン航空 ・キャセイパシフィック航空 ・カタール航空 ・ブリティッシュ・エアウェイズ ・スリランカ航空…など | ・ユナイテッド航空 ・エア・カナダ ・ターキッシュ エアラインズ ・中国国際航空 ・ニュージーランド航空…など |
JALが加入しているワンワールドは提携航空会社が13社、ANAが加入しているスターアライアンスは26社です。
つまり、同じアライアンスの航空会社を使うようにすれば、ANAの方が海外旅行でマイルを貯められる機会が多いと言えます。
特典航空券
特典航空券の必要マイル数にも、JALカードとANAカードで違いがあることが判明しました。
路線 | JALカード | ANAカード |
国内線の特典航空券 | 片道4,000マイル〜 | 片道6,000マイル〜 |
国際線の特典航空券 | 片道7,500マイル〜 | 片道6,000マイル〜 |
特典航空券のお得なサービス | 「どこかにマイル」 往復7,000マイル〜 | 「今週のトクたびマイル」 往復6,000マイル〜 |
国内線の特典航空券に換えるならJALカードの方がお得ですが、国際線の場合はANAカードの方が必要なマイル数が少なく済みます。
帰省や出張などでよく行く場所の必要マイル数も確認しておきましょう。
旅行保険
JALカードとANAカードの旅行保険の違いを表にまとめました。国際ブランドによって補償内容が異なるので、JCBで統一しています。
ランク | JALカード | ANAカード |
一般ランク(JCB) | 海外旅行保険:最高1,000万円(利用付帯) 国内旅行保険:最高1,000万円(利用付帯) | 海外旅行保険:最高1,000万円(利用付帯) 国内旅行保険:付帯なし |
ゴールドランク(JCB) | 海外旅行保険:最高1億円(うち5,000万円が自動付帯) 国内旅行保険:最高5,000万円(利用付帯) | 海外旅行保険:最高1億円(うち5,000万円が自動付帯) 国内旅行保険:最高5,000万円(利用付帯) |
プラチナランク(JCB) | 海外旅行保険:最高1億円(利用付帯) 国内旅行保険:最高1億円(利用付帯) | 海外旅行保険:最高1億円(自動付帯) 国内旅行保険:最高1億円(自動付帯) |
ANAカードの一般ランクには、国内旅行保険が付帯していません。代わりに、航空機に搭乗している間に傷害を受けた場合に適用される「国内航空傷害保険」が付帯しています。
また、ANAカードのプラチナランクは旅行保険が自動付帯であるのに対して、JALカードのプラチナランクは利用付帯です。
海外は治療費が高額になりがちです。万が一に備えたい方は、保険の内容も比較するようにしましょう。
クレジットカードでマイルをお得に貯める方法
クレジットカードでマイルを効率的に貯めるなら、以下の方法がおすすめです。
固定費もクレジットカードで支払う
マイルをお得に貯めるなら、普段の買い物でもクレジットカードを使うのはもちろん、固定費もクレジットカードでまとめるのがおすすめです。
一度設定すれば、あとは何もしなくてもマイルが貯まっていくのでかなり楽です。
それぞれの固定費の公式サイトでクレジットカード払いの設定ができますよ。
マイル特約店で意識して使う
マイル特約店で意識してクレジットカードを使うのもおすすめです。
例えば、「ANAカードマイルプラス加盟店」には、セブン-イレブン・スタバ・マツモトキヨシなどが含まれており、100円もしくは200円ごとに1マイルが追加で貯まるのが特徴です。
また、「JALカード特約店」には、ファミリーマート・ウェルシア・イオンなどがあり、4倍以上のマイルが還元されることもあります。
身近な店舗でマイルがお得に貯まるのは嬉しいポイントですね。
マイレージモールを経由して買い物する
マイレージモールを経由するのも一つの手段。マイレージモールとは、マイルがお得に貯まるサイトのことです。
ANAカード利用者向けにANAマイレージモール、JALカード利用者向けにJALマイレージパークがあります。
楽天市場・Yahoo!ショッピング・Qoo10など様々なお店が揃っていますよ。
家族カードを発行する
ご家族がいらっしゃる方は、家族カードを発行するのも良いでしょう。家族カードとは、配偶者・18歳以上の子ども・両親など一親等以内の家族に発行できるカードのことです。
また、家族カードで貯めたマイルは、本体のクレジットカードで貯めたマイルと合算できます。マイルを集約して特典航空券に交換するのも良いでしょう。
クレジットカードで貯めたマイルの使い道
クレジットカードに貯まったマイルは原則3年間で有効期限切れになってしまいます。どのように利用するのかをみていきましょう。
マイルの利用方法
- 特典航空券に交換
- 座席グレードアップに利用
- 各種ポイントへ交換
特典航空券に交換
マイルの使い道としてメジャーなのが特典航空券。料金を払うことなく飛行機に乗れるのが一番の魅力です。特典航空券は国内線・国際線・提携航空会社の3種類に分かれています。
特典航空券への交換に必要なマイル数は、航空会社や路線、搭乗する時期によって変動。ここではANA・JALの交換最低マイル数をまとめました。
JALカード | ANAカード | |
国内線 | 片道4,000マイル〜 | 片道6,000マイル〜 |
国際線 | 片道7,500マイル〜 | 片道6,000マイル〜 |
獲得できるマイルは移動距離によりますが、年間で複数回搭乗する方は特典航空券狙いでマイルを貯めるのがおすすめです!
座席のグレードアップに利用
貯めたマイルを使って飛行機の座席クラスをアップすることも可能です。座席のグレードアップはANA・JALともに国際線のみ対応しています。
必要なマイル数は片道の移動距離に応じて異なり、移動距離が遠いほど必要マイル数は増加。座席のグレードアップに必要なマイル数をANA・JALそれぞれでまとめてみました。
ANAの場合
1区間マイル | エコノミー →プレミアムエコノミー | エコノミーもしくはプレミアムエコノミー →ビジネスクラス | ビジネスクラス →ファーストクラス |
0〜2,000 | 9,000マイル | 12,000マイル | 20,000マイル |
2,001〜3,500 | 15,000マイル | 18,000マイル | 30,000マイル |
3,501〜4,500 | 15,000マイル | 20,000マイル | 35,000マイル |
4,501〜5,500 | 20,000マイル | 25,000マイル | 40,000マイル |
5,501〜 | 20,000マイル | 28,000マイル | 45,000マイル |
JALの場合
行き先 | エコノミー →プレミアムエコノミー | エコノミーもしくはプレミアムエコノミー →ビジネスクラス | ビジネスクラス →ファーストクラス |
ソウル グアム | 9,000マイル | 12,000マイル | – |
北京・上海 香港・台北 マニラなど | 9,000マイル | 12,000マイル | 25,000マイル |
バンコク・デリー ハノイなど | 15,000マイル | 20,000マイル | 35,000マイル |
コナ ホノルル | 15,000マイル | 20,000マイル | 30,000マイル |
シドニー メルボルン | 15,000マイル | 25,000マイル | 38,000マイル |
ドーハ | 15,000マイル | 30,000マイル | 45,000マイル |
パリ・ロンドンなど | 20,000マイル | 33,000マイル | 48,000マイル |
ニューヨーク・ サンフランシスコなど (東京発着) | 20,000マイル | 30,000マイル | 45,000マイル |
サンディエゴ・ ロサンゼルス (大阪発着) | 20,000マイル | 30,000マイル | 45,000マイル |
各種ポイントに交換
貯まったマイルは、提携パートナー会社のポイントに交換することができます。マイルは飛行機関連でしか使えないと思われがちですが、提携ポイントという形で日常生活にも応用できるのは嬉しいですね。
ANAマイルの場合
交換できる主なポイント | 交換レート |
Vポイント | 10,000マイル→10,000ポイント |
nanacoポイント | 10,000マイル→10,000ポイント |
楽天ポイント | 10,000マイル→8,000ポイント |
マツキヨココカラポイント | 10,000マイル→10,000ポイント |
スターバックスカード | 10,000マイル→10,000円分入金 |
ANAマイルは提携クレジットカードのポイントに交換できることが多いです。例えば、ANA VISA SuicaカードのみSuicaチャージが可能など、そのカードだけしか交換できないポイントもあります。
JALマイルの場合
交換できる主なポイント | 交換レート |
dポイント | 10,000マイル→10,000ポイント |
Pontaポイント | 3,000マイル〜→1マイル0.5ポイント 10,000マイル→10,000ポイント |
楽天ポイント | 3,000マイル〜→1マイル0.5ポイント 10,000マイル→8,000ポイント |
WAON | 3,000マイル→1,500WAON 10,000マイル→11,000WAON |
JALお買いものポイント | 10,000マイル→11,000円相当 |
JALマイルはJALカードに直接貯まるので、JALの提携ポイントに交換するにはあらかじめ交換先ポイントの登録が必要になります。たとえば、dポイントに交換したい場合は、dアカウントを事前に作らなくてはなりません。
また、必要マイル数によって交換レートが異なるポイントがあることも注意。少ないマイルだと場合によっては半分のレートになってしまいます!
マイルをクレジットカードで貯めている方にインタビュー!
ココモーラ編集部は、マイルをクレジットカードで貯めてJALのJGCクリスタルになった方にインタビューを実施しました。
マイルを貯めるために意識していること、JGCクリスタルになる条件、JGCクリスタルになって良かったことなど詳しくお聞きできたので、気になる方は最後まで読んでみてください。
佐竹さん 20代・男性・会社員 使っているクレジットカード:JAL CLUB-Aカード 会員ステータス:JGCクリスタル |
使っているクレジットカードについて
編集部:使っているクレジットカードを教えてください。
佐竹さん:JAL Global ClubデザインのJAL CLUB-Aカードを使っています。
編集部:何がきっかけとなって、JAL CLUB-Aカードを作成しようと思ったのですか?
佐竹さん:もともとJAL CLUB ESTのカードを使っていました。利用中にJAL Global Clubの入会資格を取得したので、入会しCLUB-Aに変更となりました。
JAL CLUB ESTは年会費が安い(税込5500円)こと、ショッピングマイル・プレミアムが自動付帯すること、FOPやマイルの優遇があったことなどに魅力を感じて発行しました。
マイルについて
編集部:年にどのくらいマイルを貯めていますか?
佐竹さん:初回搭乗ボーナス込みで5〜6万マイル程度だと思います。生活費をほとんどカード決済にしていることも大きいと思いますが、やはり飛行機の搭乗頻度が影響している気がします。
編集部:飛行機は年に何回くらい利用されているのですか?
佐竹さん:主にプライベートの国内旅行で年に30回程度利用しています。よく行く地域は北海道ですが、突発的に旅行することが好きなので目的地を決めずに空港に行くこともあります。
会社の出張で利用することもありますが、頻度としては圧倒的に旅行の割合が高いです。
編集部:マイルをたくさん貯めるために意識していることはありますか?
佐竹さん:日常の決済をほぼJALカードに寄せること、JALの公式サイトから予約すると決済金額の2%がマイルとして還元されるため飛行機に搭乗する際はJALカードを利用すること、の2点です。
JALのJGCクリスタルについて
編集部:JGCクリスタルになるための条件は何でしょうか?
※JGCクリスタル:JALの会員ランクの一種。JAL Global Clubに入会できた人だけがなれるランク。また、JAL Global Clubに入会するには、JMBクリスタルを経てJMBサファイアになる必要がある。
佐竹さん:JGCクリスタルは年30回以上の搭乗か年30000FOP以上の搭乗実績が条件だったかと思います。JAL Global Clubの入会条件は入会当初と変わってしまっていて、入会当時はJMBサファイアの達成が条件でした。
※FOP:FLY ON ポイント。JAL便に搭乗するたびにもらえるポイントのこと。
編集部:JGCクリスタルになって良かったことはありますか?
佐竹さん:預け入れ手荷物の優待は良かったなと思います。預け入れ手荷物の優待は、仕事で機材を運ばなければ行けないときなど、荷物が多くなってしまうときに非常に助かっています。
また、専用のチェックインカウンターが利用できる点も良かったなと感じます。
インタビューの概要
インタビュー募集機関 | ユニーリサーチ |
インタビュー実施日 | 2024年7月 |
インタビュー実施対象 | 18歳以上 クレジットカードでマイルを年間で10,000以上貯めている方 |
インタビュー対象地域 | 日本 |
おすすめクレジットカードに関する専門家コメント
今回紹介しているおすすめのクレジットカードについて、ココモーラの監修者を務めてくださっている恩田雅之さんと岩田昭男さんから、カードの魅力についてコメントをいただきました。
気になるクレジットカードがあったら、専門家の方のコメントを読んで参考にしてみてください。
ソラチカカード
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ソラチカカードは、さまざまなボーナスマイルが用意されている、お得なクレジットカードです。 |
ANA JCB 一般カード
ANA JCB 一般カードは、フライトするたびにボーナスマイルがもらえるお得なカードです。 |
ソラチカゴールドカード
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ソラチカゴールドカードの魅力は、なんといってもマイルの貯めやすさです。 |
ANAワイドカード
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このクレジットカードの強みは、搭乗ボーナスマイルの割合が高いことです。 |
ANAワイドゴールドカード
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ANAワイドゴールドカードは、さまざまな方法でマイルが貯まりやすいところが魅力です。 |
監修者の水野さんへマイルが貯まるクレジットカードに関するインタビューを実施!
ANAのSFC会員でもある監修者の水野さんへ、マイルが貯まるクレジットカードに関するインタビューを実施しました。
クレカを選ぶポイントや効率よくマイルを貯める方法などを回答してくださったので、気になる方はぜひ最後までチェックしてみてください。
監修者:水野 崇さん |
ーーマイルが貯まるクレジットカードを選ぶときに、重視すべきポイントは何ですか?
クレジットカード選びにポイント還元率は重要で、マイルが貯まりやすいのはポイント還元率1.0%以上のカードです。
ポイントをANAやJALのマイルに交換する際は、交換レートにも着目しましょう。
さらに、ポイントモール経由で買い物すれば、ボーナスマイルも付与されます。
年会費無料にこだわらない方が、マイルを貯めやすいカードの選択肢は広がります。
ーーANAとJALの違いは何ですか?また、それぞれおすすめな人の特徴を教えてください。
ANAとJALを比べると、フライト以外で大量のマイルを貯める「陸マイラー」には、ANAの方がマイルを貯めやすいです。貯めたマイルの使いやすさもANAの方が有利でしょう。
ただし、貯めたマイルから国内線や国際線の「特典航空券」に交換しやすいのは圧倒的にJALです。
私もANAのSFC会員になって20年以上になりますが、ANA利用時にはいろいろなメリットを享受してきました。
航空会社の上級会員向け特典・サービスには満足度の高いものが多く、旅行好きであればSFC修行やJGC修行にチャレンジしてみるのも面白いでしょう。
ーークレジットカードで効率よくマイルを貯める方法があれば教えていただきたいです。
マイルはフライトで貯めるのが一般的なので、航空系クレジットカードの中で搭乗時にボーナスマイルが獲得できる「ANAワイドゴールドカード」「JAL CLUB-Aゴールドカード」をおすすめします。
フライト以外では、レストラン・ホテルなどの提携サービス利用や、各航空会社が運営するショッピングサイト「マイレージモール」経由の買い物によって、ANAカードやJALカードの利用代金に応じボーナスマイルが付与され効率よくマイルを貯められます。
マイルが貯まるクレジットカードに関するアンケート調査
ココモーラでは、コンテンツ作りに役立てる目的で、マイルをクレジットカードで貯めている方を対象にアンケート調査を実施しました。
これからクレジットカードを選ぼうと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
調査方法 | フリージーを使用した独自調査 |
調査対象 | 18歳以上の男女 |
調査対象者数 | 126人 |
年齢比率 |
20~29歳:3人(2.38%) 30~39歳:20人(15.87%) 40~49歳:37人(29.37%) 50~59歳:59人(46.83%) 60歳以上:7人(5.56%) |
性別比率 |
男性:84人 女性:42人 |
職業比率 |
会社員(正社員):69人(54.76%) 会社員(契約・派遣社員):9人(4.5%) 経営者・役員:5人(3.97%) 公務員(教職員を除く):7人(5.56%) 自営業:11人(8.73%) 自由業:5人(3.97%) 医師・医療関係者:1人(0.79%) 専業主婦:11人(8.73%) 学生:1人(0.79%) パート・アルバイト:7人(5.56%) 無職:4人(3.17%) その他:0人(0%) |
調査期間 | 2024年3月 |
調査地域 | 日本 |
マイルが貯まるカードに関するアンケート調査結果の元データ(PDF)>>
マイルが貯まるクレジットカードのアンケート調査の結果詳細>>
どのクレジットカードでマイルを貯めていますか?
項目 | 回答者数 | 割合 |
ANAカード | 71 | 46.8% |
JALカード | 55 | 43.65% |
マリオット・ボンウォイ・アメックス・カード | 10 | 7.94% |
セゾンカード | 25 | 19.84% |
JCBカード | 26 | 20.63% |
三井住友カード | 30 | 23.81% |
楽天カード | 58 | 46.03% |
イオンカード | 23 | 18.25% |
その他 | 6 | 4.76% |
最も人気のクレジットカードは「ANAカード」でした。約半数近くの人が持っていると回答したため、2人に1人はANAカードを保有している計算になります。
また、意外にも楽天カードでマイルを貯めている人がかなり多いことが判明しました。楽天ポイントはANAマイルにもJALマイルにも交換できます。
移行手数料もかからないため、楽天市場でたくさん買い物をして、マイルに交換したい人におすすめです。
楽天ANAマイレージクラブカードというANAマイルが直接貯まるクレカもありますよ。
メインでマイルを貯めているクレジットカードの国際ブランドは何ですか?
項目 | 回答者数 | 割合 |
JCB | 40 | 31.75% |
Visa | 65 | 51.59% |
Mastercard | 12 | 9.52% |
American Express | 7 | 5.56% |
Diners Club | 0 | 0% |
その他 | 2 | 1.59% |
5大国際ブランドの中で最も人気なのは「Visa」でした。Visaは、国内だけでなく海外でも利用できるお店が非常に多いです。そのため、特に海外旅行が好きな方が国際ブランドにVisaを選択していると考えられます。
次いで回答が多かったのはJCBでした。JCBは日本発祥の国際ブランドであるため、国内ではほとんどの店舗で利用できます。ただ、海外だと使えないことも多く、ヨーロッパやアメリカだとほとんど支払いできない可能性もあるでしょう。
今現在保有しているマイルの数はどのくらいですか?
項目 | 回答者数 | 割合 |
5,000以下 | 42 | 33.33% |
5,001~20,000以下 | 23 | 18.25% |
20,001~30,000以下 | 15 | 11.9% |
30,001~40,000以下 | 7 | 5.56% |
40,001~50,000以下 | 14 | 11.11% |
50,001~60,000以下 | 4 | 5.56% |
60,001~70,000以下 | 1 | 0.79% |
70,001以上 | 17 | 13.49% |
現在保有しているマイルを調査したところ、5,000マイル以下と回答した人が最も多かったです。ただ、数万単位でマイルを保有している人も目立ちました。
貯めたマイルは何に利用していますか?
項目 | 回答者数 | 割合 |
特定航空券 | 54 | 42.86% |
座席のアップグレード | 30 | 23.81% |
商品やギフト券に交換 | 52 | 41.27% |
他社ポイントに交換 | 51 | 40.48% |
旅行ツアーの支払いに充当 | 28 | 22.22% |
宿泊代に充当 | 22 | 17.46% |
レンタカーの料金に充当 | 14 | 11.11% |
手荷物料金の支払いに充当 | 11 | 8.73% |
その他 | 1 | 0.79% |
貯めたマイルの使い道として最も多かったのが「特典航空券」でした。特典航空券とは、マイルで交換する航空券のこと。通常の航空券よりもかなり安く、マイルさえ貯めればタダで飛行機に乗れるため、かなり人気です。
そのほかの使い道だと、「商品やギフト券に交換」「他社ポイントに交換」という回答も目立ちました。日常生活でもマイルを利用している人が多いと言えます。
マイルをお得に貯めるために意識していることは何ですか?
項目 | 回答者数 | 割合 |
普段の買い物もクレジットカードで支払う | 93 | 73.81% |
ポイントサイトを活用する | 70 | 55.56% |
家族カードを発行し家族会員にもマイルを貯めてもらう | 28 | 22.22% |
長距離を移動する時は飛行機に搭乗する | 40 | 31.75% |
その他 | 0 | 0% |
お得にマイルを貯める方法を調査したところ、「普段の買い物もクレジットカードで支払う」と回答した人が圧倒的に多かったです。
また、「ポイントサイトを活用する」という声も目立ちました。ポイントサイトとは、特定の条件を満たすだけでポイントを稼げるサイトのことです。
ポイントサイトなら、一つの条件を達成すれば5,000ポイントや10,000ポイントを獲得できることもあります。効率よくポイントを貯められてマイルにも交換できるため、たくさん稼ぎたい人におすすめのサービスです。
この記事の監修者
育休中、フリーランス女性に向けて「社会制度」や「貯金・投資」に関するお役立ち情報を発信。
マネーコラムの執筆や記事監修も手がける。日経xwoman公式アンバサダー。著書「お金の使い方、貯め方教えて下さい」主婦の友社
- ファイナンシャルプランナー
東証一部上場企業で10年間サラリーマンを務める中、業務中の交通事故をきっかけに企業の福利厚生に興味を持ち、社会保障の勉強を始める。
以降ファイナンシャルプランナーとして活動し、個人・法人のお金に関する相談、北海道のテレビ番組のコメンテーター、年間毎年約100件のセミナー講師なども務める。趣味はフィットネス。健康とお金、豊かなライフスタイルを実践・発信しています。
- 有限会社バード商会
福岡の大学を卒業後、大手インフラ業界に就職。主に、ご家庭の光熱費削減や新電力の業務に約4年ほど従事。現在は、父の会社(有限会社バード商会)を継ぎ、独立系のファイナンシャル・プランナーとして活動中。専門分野は、家計改善(光熱費の見直し)と資産形成の分野。
FPの実績は、カードローン相談、光熱費の見直し、企業型確定拠出年金の導入、日本FP協会でアシスタント相談員、執筆などを行っている。
水野総合FP事務所代表。独立系ファイナンシャルプランナーとして個別相談、執筆・監修、講師、取材協力などマルチに活動。ライフプラン、資産運用、相続・資産承継といった幅広い相談内容に対応し、全国1000名を超える方から日本FP協会に寄せられる「くらしとお金」の電話相談を1年間担当。毎月20本以上の執筆・記事監修の他、大学や事業法人で講師を務め年80回登壇。学校法人専門学校非常勤講師として「投資の授業」を毎週行う。
消費生活ジャーナリスト。1952年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。
同大学院修士課程修了後、月刊誌記者などを経て独立。流通、情報通信、金融分野を中心に活動する。主力はクレジットカード&電子マネーの研究で、すでに30年間に渡って業界の定点観測をしている。また、クレジットカードのムックも50冊以上監修しキャッシュレスの生き字引として情報発信を続けている。
証券会社にて営業・経営企画部門、社長秘書等を行う。また、投資銀行業務にも携わる。
現在、不動産を含む資産運用と社会保障(特に年金)を主に、FP相談・執筆・講演・を行っている。東洋大学経営学部ファイナンス学科非常勤講師