
法人カード・ビジネスカードおすすめ41選!徹底比較【2025年2月】
ただ中には、「どの法人カードが自分の企業にぴったりなのかが分からない」「年会費無料でコスパの良い法人向けクレジットカードを知りたい」と思っている人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、おすすめの法人カードをランキング形式で紹介していきます。年会費・ポイント還元率・ビジネス向けサービスなどを徹底比較しました。
そのほか、法人カードを発行するメリットや法人カードの審査についても解説しています。自分の企業に合った最強の法人カードを見つけたい方は、ぜひ参考にしてください。

4.7
(6件)









- 年会費
- 永年無料
- 審査・発行期間
- 1週間程度
- 還元率
- 0.5% 〜1.5% ※1
キャンペーン
新規入会&条件達成で10,000円相当のVポイントプレゼント
※カード入会月+2ヵ月後末までに20万円利用でポイントプレゼント
年会費永年無料で作りやすい!
登記簿謄本や決算書不要で申し込める。
メリットとデメリット
メリット
年会費永年無料
登記簿謄本や決算書なしで申し込み可能
ポイントUPモール経由で最大+9.5%還元
デメリット
対象のコンビニや飲食店を利用しても高還元にならない
空港ラウンジ特典がない
口コミ評判
注釈についての記載
対象の三井住友カードと2枚持ち且つ対象のご利用をすることが条件です。
対象の個人カードとの2枚持ちが条件です。

4.2
(5件)








- 年会費
- 36,300円(税込)
- 審査・発行期間
- 1〜3週間程度
- 還元率
- 0.5%
キャンペーン
入会&条件達成で最大15万ポイント獲得可能
出張や会食もスムーズに準備できる!
ビジネスシーンで活躍する特典が充実した1枚。
メリットとデメリット
メリット
会計ソフトfreeeと連携可能
出張時の移動手段や宿泊先の手配を依頼できる
100円につき1ポイント還元で貯めやすい
ポイントプログラム加入でマイル還元率アップ
デメリット
発行までにやや時間がかかる
ANAマイル移行には上限あり
口コミ評判

4.4
(5件)









- 年会費
- オンライン入会で初年度無料 通常1,375円(税込)
- 審査・発行期間
- 通常2〜3週間程度
- 還元率
- 0.5% 〜9.9%
キャンペーン
新規入会&条件達成で最大20,000円分のギフトカードプレゼント
会計ソフトと連携で業務効率アップ。
業界初のサイバーリスク保険付帯で安心。
メリットとデメリット
メリット
優待店で利用するとポイント最大20倍
初年度年会費無料
freeeや弥生会計と連携できる
ETCカードは無料で複数枚発行可能
デメリット
国際ブランドが選べない
空港ラウンジ特典がない
口コミ評判

4.6
(5件)





- 年会費
- 27,500円(税込) ※初年度年会費無料
- 審査・発行期間
- -
- 還元率
- 0.4% 〜1%
カード独自の特典とブランドの優待が使える。
経費精算から会食の特典まで幅広いのが特徴です。
メリットとデメリット
メリット
初年度年会費無料
一律の限度額がない
付帯保険が充実しているので出張の際も安心
税務相談や法律相談などビジネス特化の優待が豊富
デメリット
26歳未満は申し込めない
国際ブランドが選べない
口コミ評判

4.4
(5件)







- 年会費
- 永年無料
- 審査・発行期間
- 最短3営業日
- 還元率
- 0.5% 〜2%
キャンペーン
新規入会・利用で最大8,000円相当プレゼント
※1ポイント最大5円相当のアイテムと交換の場合となります。
※交換商品によっては、1ポイントの価値は5円未満になります。
年会費永年無料で維持コスト0!
初めて法人カードを作る方におすすめ。
メリットとデメリット
メリット
年会費永年無料
対象サービス利用時はポイントが4倍
クラウドサービス「かんたんクラウド」が2ヶ月分無料
設立1年目やフリーランスでも申し込みやすい
デメリット
ポイントは1,000円ごとに付与
国際ブランドが選べない
口コミ評判




- 年会費
- 初年度無料 2年目以降11,000円(税込)
- 審査・発行期間
- 通常2~3週間
- 還元率
- 0.45% 〜9.9%
キャンペーン
新規入会と条件達成で最大40,000円のギフトカードプレゼント&初年度年会費無料
初年度年会費無料で十分なサポート。
出張や接待がよりスムーズになる法人カード。
メリットとデメリット
メリット
国内46ヵ所/ホノルル国際空港で空港ラウンジ利用可能
年間利用額に応じ最大60%のボーナスポイント付与
請求書をカード払いできる
初年度年会費無料
デメリット
国際ブランドがJCBのみ
ポイントをマイルへ移行できない




- 年会費
- 33,000円(税込)
- 審査・発行期間
- 通常2~3週間
- 還元率
- 0.45% 〜9.9%
キャンペーン
使用者カード追加で最大30,000円分JCBギフトカードプレゼント
※2025年3月31日までに申し込み、2025年4月31日までに参加登録
より余裕のある旅行や出張を実現。
最大限の優待を付帯した法人向けプラチナカード。
メリットとデメリット
メリット
プラチナ・コンシェルジュデスクのサービスが受けられる
プライオリティパスを無料で登録・利用できる
請求書のカード払いが可能
デメリット
利用限度額がある
マイルへの移行ができない

4.4
(5件)








- 年会費
- 13,200円(税込)
- 審査・発行期間
- -
- 還元率
- 0.5%
キャンペーン
新規入会特典として最大4万ポイント獲得可能
プライベートでも使える特典が豊富。
起業したばかりでも申し込める法人カード。
メリットとデメリット
メリット
利用可能枠に一律の制限がない
利用状況はアプリやfreeeへ自動で反映される
対象加盟店では100円で1ポイント還元
登記後すぐでも申し込み可能
デメリット
追加カードにも年会費が発生する
年会費がやや高額
口コミ評判

4.4
(5件)







- 年会費
- 22,000円(税込)
- 審査・発行期間
- 最短3営業日
- 還元率
- 0.5% 〜1.125% JALのマイル還元率最大1.125%
公私問わず使えるお得な特典が豊富。
初年度年会費無料で登記簿の提出も不要。
メリットとデメリット
メリット
プライオリティ・パスに無料登録可能
決算書や登記簿なしで申し込める
JALマイル還元率は最大1.125%と高い
初年度年会費無料
デメリット
1,000円ごとにポイントが貯まる
追加カード1枚につき3,300円の年会費がかかる
口コミ評判
UC法人カード





- 年会費
- 1,375円(税込)
- 審査・発行期間
- 通常2週間
- 還元率
- 0.5% 〜0.6%
無期限のポイントで経費削減。
営業や出張でのサポートが手厚い。
メリットとデメリット
メリット
ポイントの有効期限がない
ETCカードの発行が99枚まで無料
申込みは本人確認書類のみ
デメリット
支払いは1回払いのみ
旅行傷害保険などの保険が付帯していない








- 年会費
- 11,000円(税込)
- 審査・発行期間
- -
- 還元率
- 0.4%
最高5,000万円の旅行傷害保険が自動付帯!
フライトで豊富なマイルが貯まる。
メリットとデメリット
メリット
最高5,000万円の旅行傷害保険が自動付帯
ボーナスマイルが貰える
カード使用者ごとの利用額が分かる
デメリット
ショッピング保険が付帯しない
ショッピングマイルが貯まらない





- 年会費
- 55,000円(税込)
- 審査・発行期間
- 最短5営業日
- 還元率
- 1% 〜6.6%
経費や納税でポイントが貯まる。
ビジネスシーンで活用できる特典が充実。
メリットとデメリット
メリット
24時間365日対応可能なコンシェルジュサービス
世界中1,600ヵ所以上の空港ラウンジが無料利用可能
年会費も経費で計上できる
事前入金で9,990万円まで決済可能
デメリット
家族カードの年会費が16,500円(税込)と高額
20歳以上でないと申し込みができない
エポスオーナーカード


- 年会費
- 無料
- 審査・発行期間
- 最短即日
- 還元率
- 0.5% 〜0.5%
審査完了後すぐに利用可能!
大きな支出にも備えられる法人専用カード。
メリットとデメリット
メリット
最高1,000万円の国内旅行傷害保険が付帯
審査完了後すぐに使い始められる
年会費永年無料
デメリット
追加カードが発行できない
国際ブランドがVISAのみ
UC法人カード 一般





- 年会費
- 1,375円(税込)
- 審査・発行期間
- 通常2週間
- 還元率
- 0.5% 〜0.6%
ナンバーレスで安心!
300万円までの事業専用利用枠あり。
メリットとデメリット
メリット
300万円までの事業専用利用枠が使える
毎月の利用明細をダウンロードできる
請求書をカード払いにできるbyGMOが利用可能
デメリット
追加カードの年会費がかかる
付帯保険がない




- 年会費
- 165,000円(税込)
- 審査・発行期間
- -
- 還元率
- 0.5% 〜3%
さまざまな要望に応えてくれる!
経費管理や会計処理などビジネス優待も充実。
メリットとデメリット
メリット
プライオリティ・パスが年会費無料で利用可能
秘書が航空券やホテルの予約などをしてくれる
最高1億円補償の海外旅行傷害保険が付帯
デメリット
追加カードは5枚目から年会費がかかる
年会費が高額
UC法人カード ゴールド





- 年会費
- 11,000円(税込)
- 審査・発行期間
- 通常2週間
- 還元率
- 0.5% 〜0.6%
最高5,000万円補償の旅行傷害保険付帯!
FPや士業への初回相談が年3回まで無料。
メリットとデメリット
メリット
最高5,000万円の国内外旅行傷害保険が付帯
国内主要空港の空港ラウンジが無料で利用できる
年3回までFP・士業への初回相談が無料
デメリット
基本還元率がやや低い
家族カードの年会費がかかる




- 年会費
- 11,000円(初年度無料)
- 審査・発行期間
- -
利用金額に応じ毎月最大3%キャッシュバック!
オンライン入会なら初年度年会費が無料。
メリットとデメリット
メリット
交通費や出張旅費利用分の最大3%を毎月キャッシュバック
カード使用者ごとの経費支出が確認できる
請求書のカード払いが可能
デメリット
国際ブランドが選べない
ポイントを貯められない







- 年会費
- 55,000円(税込)
- 審査・発行期間
- 通常3週間 三井住友銀行の法人口座を所持している場合、最短10営業日でカード発行が可能
- 還元率
- 0.4% 〜1.3%
Visaの非接触IC決済サービス対応!
付帯サービスや保険が充実した1枚。
メリットとデメリット
メリット
24時間対応のコンシェルジュサービスが利用可能
空港ラウンジサービスが同伴者1名まで無料
最高1億円補償の海外旅行傷害保険が自動付帯
デメリット
追加カードの年会費がやや高額
発行まで時間がかかる







- 年会費
- 1,375円(税込)
- 審査・発行期間
- 通常3週間 三井住友銀行の法人口座を所持している場合、最短10営業日でカード発行が可能
- 還元率
- 0.4% 〜1.36%
ビジネスに役立つ特典が豊富!
最高2,000万円の海外旅行傷害保険も付帯。
メリットとデメリット
メリット
ビジネスサポートサービスが充実
最高2,000万円の海外旅行傷害保険が付帯
4つの経費精算システムと自動連携可能
デメリット
ETCカードと追加カードに年会費がかかる
国内旅行傷害保険が付帯していない




- 年会費
- 1,375円(初年度無料)
- 審査・発行期間
- -
月間利用額に応じてキャッシュバック!
オンライン入会なら初年度年会費無料で利用可能。
メリットとデメリット
メリット
月間利用額に応じて毎月最大3%キャッシュバック
3つの会計ソフトと連携できる
オンライン入会なら初年度の年会費が無料
デメリット
旅行傷害保険が付帯していない
ポイントを貯められない









- 年会費
- 2,200円(初年度無料)
- 審査・発行期間
- 最短3営業日 通常2~3週間
- 還元率
- 0.5% 〜0.5%
本人確認資料のみで申し込み可能!
創業直後でも申し込みやすいゴールドカード。
メリットとデメリット
メリット
国内外旅行傷害保険やシートベルト傷害保険が付帯
初年度年会費無料
国内主要空港が無料で利用可能
デメリット
家族カードの年会費がかかる
還元率はそれほど高くない




- 年会費
- 5,500円(初年度無料)
- 審査・発行期間
- 最短即日※
- 還元率
- 1% 〜10.5%
初年度年会費無料でポイントは常時2倍!
ゴールドカードならではの特典や保険が充実の1枚。
メリットとデメリット
メリット
最短5分で即時発行できる
年間100万円以上利用で翌年度年会費も無料
Oki Dokiポイントが最大21倍貯まる
請求書のカード払いが可能
デメリット
旅行損害保険が付帯していない
家族カードが発行できない
注釈についての記載
※モバイル即時入会サービスはJCB公式サイト経由のみ対象
モバ即の入会条件は以下2点になります。
①9:00AM~8:00PMで申込み。(受付時間を過ぎた場合は、翌日受付扱い)
②顔写真付き本人確認書類による本人確認。(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)
※モバ即での入会後、カード到着前の利用方法について、詳しくはJCB公式サイトをご確認ください。




- 年会費
- 無料
- 審査・発行期間
- 最短即日※
- 還元率
- 1% 〜10.5%
年会費永年無料でポイントは通常の2倍!
最短5分の即時発行で会計処理業務を大幅に効率化。
メリットとデメリット
メリット
年会費が永年無料
最短5分で即時発行できる
会計ソフトと連携で会計や経理作業を効率化できる
Amazonなどの優待店で使うとポイント最大21倍
デメリット
保険が付帯していない
家族カードが発行できない
注釈についての記載
※モバイル即時入会サービスはJCB公式サイト経由のみ対象
モバ即の入会条件は以下2点になります。
①9:00AM~8:00PMで申込み。(受付時間を過ぎた場合は、翌日受付扱い)
②顔写真付き本人確認書類による本人確認。(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)
※モバ即での入会後、カード到着前の利用方法について、詳しくはJCB公式サイトをご確認ください。








- 年会費
- 22,000円(税込)初年度無料
- 審査・発行期間
- 最短3営業日
- 還元率
- 0.8% 〜1%
条件達成で次年度年会費無料!
手厚い保険であらゆるリスクに備えられる。
メリットとデメリット
メリット
年間300万円以上利用で次年度年会費が無料
各種会計ソフト連動で経理業務の効率化が可能
サイバー保険が自動付帯されている
デメリット
海外旅行傷害保険が利用付帯
国際ブランドはVISAとアメックスのみ



- 年会費
- 55,000円(税込)
- 審査・発行期間
- -
- 還元率
- 0.5% 〜7%
支払い方法が自由に選択可能!
プラチナカードならではの上質な特典が豊富。
メリットとデメリット
メリット
対象コンビニ・飲食店で最大7%還元
プライオリティパスが無料で利用できる
7つの保険プランの中から1つを自由に選べる
デメリット
電子マネー機能が使えない
家族カードに年会費がかかる
Airカード




- 年会費
- 5,500円(税込)
- 審査・発行期間
- 通常3~4週間
- 還元率
- 1.5%
1.5%の高還元率!
ポイントで経費を削減したい方におすすめ。
メリットとデメリット
メリット
ビジネスカードの中で1.5%と高い還元率
リクルートサービス利用でポイントがさらに貯まる
会計ソフトと連携可能
デメリット
追加カードに年会費がかかる
国際ブランドがJCBのみ














- 年会費
- 本会員:20,900円 使用者:4,400円(税込)
- 審査・発行期間
- 2~3週間
- 還元率
- 1% (ANAマイル)
- 還元率
- 1% (ワールドプレゼントポイント)
- 還元率
- 1% (OkiDokiポイント)
キャンペーン
カード入会&条件達成で30,000マイルプレゼント(JCBのみ)
最大1億円の海外旅行傷害保険が自動付帯!
飛行機を頻繁に利用するビジネスマンにおすすめ。
メリットとデメリット
メリット
毎年2,000マイルのプレゼント
国内主要空港・ホノルル国際空港のラウンジが無料
最大1億円の海外旅行傷害保険が自動付帯
デメリット
JCBを選ぶと海外で使いにくい
国際ブランドによって差が生まれる













- 年会費
- <VISA・Mastercard>本会員:13,475円、使用者:440円(税込) <JCB>本会員:12,925円、使用者:825円(税込)
- 審査・発行期間
- 2~3週間
- 還元率
- 0.5% 〜1% (ANAマイル)
毎年2,000マイル付与+マイルが25%上乗せ!
コスパよくANAマイルが貯まる。
メリットとデメリット
メリット
ビジネスクラス専用カウンターでチェックイン可能
提携の一流ホテルが割引料金で利用できる
搭乗時は通常マイルに加えて25%マイル上乗せ
デメリット
国際ブランドによって使い勝手が異なる
VISA・MastercardはポイントをANAマイルに交換不可
ANAカード<法人用>










- 年会費
- VISA : 初年度無料。2年目以降3,025円(税込) JCB : 2,475円(税込)
- 審査・発行期間
- -
- 還元率
- 1% 〜3% (OkiDokiポイント)
- 還元率
- 0.4% 〜1.46% (ワールドプレゼントポイント)
ANAを利用する際に便利な法人カード。
空港での買い物や提携ホテルがお得に利用可能。
メリットとデメリット
メリット
入会・継続時に1,000マイルもらえる
初年度年会費無料
空港内や機内での買い物が割引になる
デメリット
ポイント還元率が低め
国際ブランドによってはポイントをマイルに移行できない








- 年会費
- 2,200円(税込)
- 審査・発行期間
- -
- 還元率
- 0.4% 〜0.8%
ビジネスでJALを利用する人におすすめ。
海外・国内旅行傷害保険が自動付帯で安心。
メリットとデメリット
メリット
JALグループ便の航空券を割引で購入できる
毎年初回搭乗時に1,000マイル付与
最高1,000万円補償の海外・国内旅行傷害保険が自動付帯
デメリット
追加カードにも年会費がかかる
ETCカード発行に手数料がかかる
ポイント還元率
シミュレーション
※シミュレーション結果は、概算値です。あくまで目安としてご利用ください。実際のポイント還元率は、カード会社のポイント還元率や利用先によって異なります。
クレジットカードを比較
法人におすすめなクレジットカードを多数紹介してきました。ここからは、法人カードの選び方や法人カードを発行するメリットなどを解説していきます。
目次
法人向けクレジットカードの検証ポイント
ココモーラでは、法人向けクレジットカードを集めて、徹底的に比較検証しました。
1.年会費
法人カードの年会費を、「永年無料」「初年度無料」「有料」などに分けて検証を行いました。
2.ポイントの貯まりやすさ
ポイントの貯まりやすさを、「基本還元率1.0%以上」「基本還元率0.5%未満」などに分けて、各法人カードの比較を行いました。
3.限度額
法人カードの限度額を「制限なし」「100万円未満」などに分けて、各法人カードの検証を行いました。
4.従業員カードの年会費
代表者のほかに従業員も追加発行できる、従業員カードの年会費を「永年無料」「初年度無料または実質無料」などに分け、各法人カードの評価を行いました。
-すべての検証はココモーラ編集部で行っています-


法人カード・ビジネスカードの選び方
ここからは、法人カードを選ぶときに注目すべきポイントを解説して行きます。
年会費
法人カードを選ぶときは、年会費に注目しましょう。法人カードによって年会費は大きく異なります。

年会費は経費で処理できますが、あまりクレジットカードを活用する予定のない法人や起業したばかりの法人には、年会費が安めの法人カードがおすすめです。
ただ年会費が安いと、法人カードについている特典やサービスがシンプルな傾向に。そういった特典・サービスをたくさん利用する予定の法人は年会費が高めの法人カードを発行しても損にはならないでしょう。

モーラ博士
年会費と付帯サービスのバランスを考えながら選ぶのが重要じゃ!
ポイント還元率
法人カードのポイント還元率も重要です。

お得にポイントを貯めたいなら基本還元率が1.0%以上の法人カードがおすすめ。平均が0.5%なので、1.0%あれば高還元率と言えます。
また、会社でよく利用するサービスやお店でポイントがアップするかどうかもチェックしましょう。基本還元率は平均的でも、対象店では10倍ほどのポイントが還元されることがあります。

モーラ博士
そもそもポイントを貯められない法人カードもあるぞ。申し込み前に要チェックじゃ!
ビジネス向けサービス
自分の会社で利用しやすいビジネス向けサービスがついているのか確認しましょう。

あまり使わなそうなサービスがたくさん付帯していて年会費も高い法人カードを作成しても損をする可能性が高いです。会社に合ったサービスを利用できれば満足度も上がるでしょう。
例えば、出張が多い企業なら、補償内容が充実した保険がついていたり、手荷物宅配・空港ラウンジのサービスを利用できる法人カードがおすすめです。
そのほか、シェアオフィスの割引特典がある法人カードや決済データがリアルタイムで反映される経理業務の効率化に適した法人カードなどもあります。
付帯保険
法人カードを付帯保険で絞っていくのも一つの手段です。

出張先でケガや病気に遭った場合に治療費を補償してもらえる旅行傷害保険、購入した備品が破損していたり紛失した場合に補償してもらえるショッピング保険などが法人カードには付帯しています。
中には、出張・接待のキャンセル費用を負担してもらえる保険や、備品の返品を拒否された時に払い戻しできる保険などが付いていることも。このほかにも法人カードで利用できる保険は様々にあります。
自分の会社で役立ちそうな保険がないか、申し込み前にチェックしてみてください。
追加カード
法人カードを発行する際は、社員向けカードやETCカードといった追加カードの情報もチェックするのがおすすめです。

追加カードで気にしたいのは発行できる枚数と年会費。発行枚数が無限の法人カードもあれば、数枚しか発行できないものも。年会費も無料から数万円まで幅広いので確認してみてください。
なお、法人カードの年会費は基本的に経費として計上するため、法人税を少し抑えることができます。税金対策のためにグレードの高い法人カードを持つべきか、方向性を決めてから選ぶとスムーズです。
法人カード・ビジネスカードのメリット
法人カードをわざわざ発行するメリットが分からない…と感じている経営者や個人事業主の方もいるのではないでしょうか。法人カードを作れば以下のような恩恵を受けられます。
経理業務の効率化を図れる
法人カードを作成すれば、経費作業の手間を省いたり、経費の管理が楽になったりします。

法人カードで決済すれば、明細をWebサイトやアプリですぐに確認できるため、管理しやすくなるでしょう。また、会計ソフトと連携可能なので、経費として支払った情報が自動で精算されて効率化が期待できます。
さらに、社員用に追加カードも発行すれば、社員の経費も簡単に確認できるように。社員用カードを渡せば、立て替えてもらう必要もありません。
支払いでポイントを貯められる
法人カードで支払えばポイントが還元されることもメリットの一つ。打ち上げの会費や備品代だけでなく、光熱費・法人税・固定資産税なども法人カードで決済可能です。
獲得したポイントは、社内の備品と交換したり、出張時の航空券を買うマイルに充当することもできます。なるべく法人カードで支払うようにして、ポイントをたくさん貯めれば経費削減にも繋がるでしょう。
ビジネス向けの特典を利用できる
法人カードには、ビジネス向けの特典が付帯していることがほとんど。主なビジネス向けの特典・サービスは以下の通りです。
例えば、手荷物宅配サービスを申し込めば、身軽に出張できるようになります。また、割引が適用されるホテルに泊まれば、経費を抑えることも可能です。

モーラ博士
それぞれの会社に合った特典がないか事前に確認しておくのじゃ!
限度額が高め
法人向けのクレジットカードは、個人用のクレジットカードと比べて限度額が高くなっているのがメリットです。
例えば、個人用の三井住友カード(NL)は限度額が最大100万円ですが、三井住友カード ビジネスオーナーズは限度額が最大500万円となっています。

備品の購入代をはじめとして、取引先との交際費や出張時の交通費・宿泊費など、さまざまな出費を支払えるように高めに設定されることが多いです。
そのため、オフィスの固定費や社用車にかかる費用、福利厚生代などたくさんの経費をまとめることができます。

モーラ博士
費用をまとめるとポイントも貯まりやすくなるのでおすすめじゃぞ。
法人カード・ビジネスカードのデメリット
ここからは法人カードのデメリットを解説していきます。企業や個人事業主は、法人カードの短所もあらかじめ確認して発行を検討してみてください。
年会費がかかることが多い
法人カードのデメリットとして、年会費がかかる場合が多いことが挙げられます。年会費無料の法人カードもありますが、有料であることがほとんどです。
ただ、年会費がかかる法人カードは、ビジネス向けの特典がついていたり、付帯保険も充実してします。年会費に見合ったサービスが用意されており、損をしたと思うことは少ないでしょう。

モーラ博士
法人カードの年会費は経費として精算できるケースもあるぞ!
基本的に一括払いのみ
法人カードは基本的に一括払いにしか対応していません。

分割払いやリボ払いはできないことが多いため、経費が高額になりがちな法人や起業したばかりで資金が潤沢ではない法人は注意しましょう。
ただ、一括払いにしか対応していなくても、支払いの猶予が1ヶ月以上ある法人カードも。例えば、セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスカードは猶予が最大56日と2ヶ月ほどあります。

モーラ博士
滞納しないか心配な場合は、そういった法人カードに申し込むのがおすすめじゃ!
審査が厳しい傾向にある
法人カードの審査は、個人向けクレジットカードの審査よりも厳しい傾向にあると言われています。

個人向けカードの審査で見られるのは、個人の返済能力や信用情報など。一方、法人カードの審査では経営者個人の信用情報に加えて、会社の業績や財務状況なども見られる可能性が高いです。
業績や財務状況とは、存続年数・赤字決済か黒字決済か・会社の規模など。これらをもとに、その会社にはクレジットカードの返済能力があるのかが測られます。
そもそも法人カードとは?
法人カードとは、法人や個人事業主向けに作られたクレジットカードのことです。

備品の代金・出張費用・接待時に発生した料金などを支払うことができます。その他にも、オフィスの光熱費や税金といった、いわゆる固定費も法人カードで決済可能です。
また法人カードには、ビジネスカードとコーポレートカードの2種類があり、それぞれ対象としている企業が異なります。
法人カードの種類 | ビジネスカード | コーポレートカード |
---|---|---|
対象 | 中小企業 個人事業主 | 大企業 |
社員用カードの 発行枚数 | 20枚まで発行可能 | 20枚以上発行可能 |
限度額 | 100万円〜500万円ほど | 500万円〜1,000万円ほど |
決済方式 | 会社一括決済方式 | 会社一括決済方式 個別決済方式 |
ビジネスカードの対象は中小企業や個人事業主です。利用限度額がやや低めで、社員に発行できる追加カードの枚数も少なめになっています。
一方、コーポレートカードの対象は大企業となっており、ビジネスカードよりも限度額が高く、追加カードの発行枚数も多めです。

モーラ博士
本記事で紹介している法人カードのほとんどはビジネスカードじゃ!
法人カードと個人カードの違い
法人カードとは、会社の経費を決済するためのクレジットカード。対して個人カードは、日常生活の出費を決済するためのクレジットカードです。
この2種類のクレジットカードの違いを、もう少し詳しく比較していきましょう。
法人カード | 個人カード | |
---|---|---|
申し込み対象 | 経営者 経理担当者 個人事業主 | 18歳以上 日本国内に住んでいる方 |
審査で見られる ポイント | 会社の返済能力 経営者の信用情報 | 申込者の返済能力 申込者の信用情報 |
口座 | 原則として 法人名義の口座 | 個人名義の口座 |
利用枠 | 高め | 低め |
追加カード | ETCカード 社員用カード | ETCカード 家族カード |
まず、法人カードを申し込みできるのは経営者や個人事業主の方などです。一方、個人カードは大体の場合、18歳以上で日本国内に住んでいる方となります。

また、法人カードの審査では、業績や財務状況などをもとに会社の返済能力が見られるのが一般的。個人カードの審査では、申込者自身の返済能力がチェックされます。
事業関連の出費や多数いる社員の立て替えなどで、出費がかさむことが予想されるため、法人カードの利用枠は個人カードよりも高めに設定されることが多く、1億円になることもあります。
法人カードの審査について
ここでは、法人カードの審査について解説します。審査に必要な書類や審査スピードなどが気になる方は、最後までご覧ください。
必要な書類
法人カードの審査に必要な書類は、個人事業主向けカードと法人カードで大きく異なります。
個人事業主向けカードは、個人事業主本人の与信が重要になります。そのため、申し込み者の運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類の提出が必須です。
一方で法人カードは、法人とその代表者の与信が重要です。法人代表者または申し込み者の本人確認書類に加え、登記簿謄本や印鑑証明書などの法人確認書類も提出する必要があります。

モーラ博士
加えて、法人カードの場合は事前に法人口座を開設しておくのじゃ!
審査で見られるポイント
審査で見られるポイントは主に、個人の信用情報と法人の経営状況の2つに大別されます。

個人の信用情報とは、法人代表者または申し込み者本人のクレジットヒストリーのことです。クレジットやローンの申し込み履歴や支払い状況などが含まれます。
過去に支払い遅延がある場合、複数のカードに同時に申し込んでいる場合などは、審査に不利に働く可能性が高くなるため注意が必要です。
また、会社に支払い能力があるのか、安定した経営が行われているのかを見極めるために、法人の財務状況や事業年数も重視される傾向にあります。

モーラ博士
財務状況が赤字だからといって、必ずしも審査に落ちるというわけではないぞ!
もちろん法人カードによって重視されるポイントは異なりますが、この2つのポイントを押さえておくとよいでしょう。
審査スピード
法人カードの審査スピードは、通常のクレジットカードと比べると長めな傾向にあります。

個人と法人の両方の観点から審査を行う点、郵送での書類のやり取りが必要な点の2点が要因として挙げられます。
そのため、申し込みから手元に届くまで最低でも3~4週間は見ておくとよいでしょう。
しかし、個人事業主向けのクレジットカードなら、審査スピードがやや速い傾向にあります。

モーラ博士
申し込みはウェブ上のみで完結し、法人の与信審査は行われないことが多いぞ。、短時間で審査が済む場合が多いのが特徴じゃ!
なるべく早くクレジットカードが欲しい方は、個人事業主向けのクレジットカードも選択肢に入れるとよいでしょう。
中小企業におすすめの法人クレジットカード
法人カードの中でも、中小企業で使いやすい法人カードが気になる方もいるでしょう。
中小企業におすすめの法人カードを表にまとめました。
カード | ![]() 三井住友カード ビジネスオーナーズ | ![]() JCB一般法人カード |
セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード | ![]() NTTファイナンスBizカード レギュラー | ![]() 楽天ビジネスカード |
---|---|---|---|---|---|
年会費 | 永年無料 | オンライン入会で初年度無料 通常1,375円(税込) |
永年無料 |
永年無料 |
2,200円(税込) |
ポイント 還元率 | 0.5〜1.5% | 0.5〜9.9% | 0.5〜2.0% | 1.00%~2.00% | 1.00%~3.00% |
審査・発行 期間 | 1週間程度 | 通常2〜3週間程度 | 最短3営業日 | 通常2~3週間 | – |
法人カードを利用する際の注意点
法人カードを利用する際は、以下の2点に注意すると良いでしょう。
- 法人カードは管理しやすい枚数を発行する
- 事前に運用ルールを決めておく
法人カードは管理しやすい枚数を発行する
法人カードを利用する際には、発行する追加カードの枚数に注意が必要です。
複数の追加カードを発行すると管理が複雑になり、不正利用や紛失リスクが増える可能性があります。

特に、従業員にカードを持たせる場合は、必要最小限の枚数に抑え、管理が行き届く範囲で運用することが重要です。
カードごとに利用制限や通知設定ができるタイプの法人カードもあるため、これらの機能を活用することでリスクを最小限に抑えられますよ。
また、紛失時には速やかに対応できる仕組みを整えることで、セキュリティ対策も万全になるでしょう。

ココちゃん
管理できる枚数を把握して計画的に発行するのが大切なんだね!
事前に運用ルールを決めておく
法人カードを導入する際は、事前に明確な運用ルールを設定しておくことが大切です。

どの費用を法人カードで支払うべきか、使用範囲や支出上限などをしっかりと決めておくことで、不正利用や予算オーバーを防ぐことができるでしょう。
また、社員全員にそのルールを共有し、理解を深めてもらうことも必要です。
さらに、利用状況の定期的な確認や、疑わしい取引の早期発見を可能にする仕組みを取り入れると、管理体制がより強化されます。
経費として認められる項目や使用報告の手順を明確にしておけば、経費管理がスムーズに進み、トラブルを未然に防ぐことができるでしょう。

モーラ博士
適切な運用ルールを設けることで、法人カードをより安全かつ効果的に活用できるぞ!
おすすめ法人カードに関する専門家コメント
今回紹介しているおすすめの法人カードについて、ココモーラの監修者を務めてくださっている恩田雅之さんと金子賢司さんから、各法人カードの魅力についてコメントをいただきました。
気になる法人カードがあったら、専門家の方のコメントを読んで参考にしてみてください。
三井住友カード ビジネスオーナーズ
三井住友カード ビジネスオーナーズは、年会費が永年無料で、コストを抑えて利用できる法人カードです。登記簿謄本や決算書の提出が不要なので、設立してすぐの企業でも作りやすい特徴があります。
明細もアプリで一括管理できるため、毎月の経費の確認もスムーズにできますよ。
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードは、ビジネス向け特典が豊富に用意されているお得な法人カードです。
特典には、宿泊予約の代行や空港ラウンジの無料利用、会計ソフトとの連携などがあり、ビジネスの成長をサポートしてくれます。
JCB一般法人カード
JCB一般法人カードは、初年度の年会費が無料で、従業員向けの追加カードも複数枚発行できるのが魅力です。
freeeや弥生会計などのビジネス会計ソフトとも連携できるので、経費確認の手間を省けます。
また、サイバーリスク保険が付帯されており、万が一のトラブル発生時も安心です。
ダイナースクラブ ビジネスカード
この法人カードは、ビジネスで役立つ特典が豊富に用意されており、一律の限度額がないのが特徴です。
クラウド会計ソフトの割引や会員制シェアオフィスの無料入会など、ビジネスを有利に進めてくれる特典が多数あります。
セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、年会費が永年無料なので、初めて法人カードを作る方におすすめです。従業員用の追加カードも9枚まで作成可能で、年会費は一切かかりません。
ヤフービジネスサービスやクラウドワークスなど、ビジネス関連サービスがカード利用で通常の4倍になるのも見逃せないポイントです。
監修者の辻本さんへ法人カードに関するインタビューを実施!
ーー法人がクレジットカードを選ぶときに重視すべきポイントは何ですか?
法人カードの選び方として、追加カードが発行できるかどうかは重要なポイントです。

従業員にも追加のカードを利用してもらうことで仮払いや立て替え払いが無くなり、経費処理がしやすくなります。
追加カードは発行枚数に上限が定められているため、カードが必要となる従業員に配布できるだけの枚数を確保できるか確認しておくことです。
また、法人カードの種類によっては追加カードの発行に費用が発生する場合もあるため、コスト削減を重視するのであれば無料で発行できる法人カードを選びましょう。
ーー法人カードと会計ソフトを連携させると、具体的にどのような業務が効率化されますか?
法人向けカードと会計ソフトを連携させることで、大幅な経費処理の効率化が期待できます。
具体的には、カードでの支出が自動的に会計ソフトに記録され、手動での入力ミスや記録漏れを防ぐことが可能です。
その後は処理されたデータをもとに、経理担当者が勘定科目に誤りがないかなどを確認するだけでよいため、労働時間の削減にも寄与できます。
ーー法人や個人事業主がクレジットカードを持つにあたって注意すべきことはありますでしょうか?
法人や個人事業主がクレジットカードを持つ際は、カードの管理に細心の注意を払うことです。

とくに従業員による不正使用や私的利用がないよう、配布する際は利用ルールをきちんと設定し、必ず周知しておくことです。
なお、法人カードは個人向けクレジットカードよりも審査が厳しい傾向にあります。実績の浅い企業や赤字が続いている企業の場合は審査に通らない可能性がある点にも注意しましょう。
法人向けクレジットカードに関するアンケート調査
ココモーラでは、コンテンツ制作に役立てる目的で、経営者や役員の方などを対象に独自アンケート調査を実施しました。
法人カードを発行したいと考えている経理の方や経営者の方は、ぜひ参考にしてみてください。
調査方法 | フリージーを使用した独自調査 |
調査対象 | 18歳以上の男女 |
調査対象者数 | 108人 |
年齢比率 |
18~19歳 : 2人(1.85%) 20~29歳:4人(3.7%) 30~39歳:8人(7.41%) 40~49歳:36人(33.33%) 50~59歳:53人(49.07%) 60歳以上:5人(4.63%) |
性別比率 |
男性:94人 女性:14人 |
職業比率 |
会社員(正社員):0人(0%) 会社員(契約・派遣社員):0人(0%) 経営者・役員:72人(66.67%) 公務員(教職員を除く):0人(0%) 自営業:26人(24.07%) 自由業:10人(9.26%) 医師・医療関係者:0人(0%) 専業主婦:0人(0%) 学生:0人(0%) パート・アルバイト:0人(0%) 無職:0人(0%) その他:0人(0%) |
調査期間 | 2024年3月 |
調査地域 | 日本 |
法人クレジットカードに関するアンケート調査結果の元データ(PDF)>>
法人クレジットカードのアンケート調査の結果詳細>>
どの法人カードを持っていますか?
項目 | 回答者数(人) | 割合(%) |
---|---|---|
三井住友カード ビジネスオーナーズ | 32 | 29.63% |
アメックス・ビジネス・ ゴールド・カード | 17 | 15.74% |
セゾンプラチナ・ビジネス・ アメックス・カード | 14 | 12.96% |
JCB法人カード | 35 | 32.41% |
アメックス・ビジネス・ グリーン・カード | 9 | 8.33% |
セゾンコバルト・ビジネス・ アメックス・カード | 4 | 3.7% |
ダイナースクラブ ビジネスカード | 8 | 7.41% |
UPSIDERカード | 3 | 2.78% |
マネーフォワード ビジネスカード | 2 | 1.85% |
オリコカード | 9 | 8.33% |
セゾンプラチナ・ビジネス・ プロ・アメックス・カード | 5 | 4.63% |
NTTファイナンス Bizカード | 6 | 5.56% |
楽天ビジネスカード | 10 | 9.26% |
freeeカード | 5 | 4.63% |
Airカード | 3 | 2.78% |
その他 | 13 | 12.04% |
最も人気の法人カードは、「JCB法人カード」です。次いで「三井住友カード ビジネスオーナーズ」が人気でした。

JCB法人カードや三井住友カード ビジネスオーナーズは、年会費が安めなのにも関わらずビジネス向けサービスが充実しているため、スタートアップ企業や中小企業でも発行しやすいのでしょう。
3番目に保有者が多い「アメックス・ビジネス・ゴールド・カード」は、年会費が3万円以上とやや高めですが、ゴールドランクならではの豪華な特典が付帯しています。
対象空港ラウンジを無料で利用できたり、手荷物をホテルまで無料で配送してもらえるほか、高級レストランを2名以上で予約すると1名分が無料になるグルメ優待も利用可能です。

モーラ博士
ビジネス向けの優待や特典をたくさん活用したい企業におすすめの法人カードじゃ!
法人カードを選ぶときに最も重視したポイントは何ですか?
項目 | 回答者数(人) | 割合(%) |
---|---|---|
年会費 | 34 | 31.48% |
ポイント還元率 | 16 | 14.81% |
発行スピード | 8 | 7.41% |
会計ソフトと連携できるか | 8 | 7.41% |
利用限度額 | 6 | 5.56% |
ステータス | 9 | 8.33% |
ビジネス向けの特典やサービス | 16 | 14.81% |
社員用カードの発行枚数や年会費 | 5 | 4.63% |
ETCカードの発行枚数や年会費 | 1 | 0.93% |
その他 | 5 | 4.63% |
法人カードを選ぶとき「年会費」に注目すると回答した人が最も多かったです。お得に持ちたいなら、年会費永年無料の法人カードや2,000円以下の法人カードがいいでしょう。

ただ、年会費が安いとビジネス向けのサービスがあまり付帯していないことがあります。年会費は経費として処理できるので、ビジネス向け特典をたくさん利用したいなら、年会費有料の法人カードを選ぶのがおすすめです。
自社に合った特典やサービスがあるのかということも一緒に確認しておきましょう。
法人カードを発行しようと思った1番の理由は何ですか?
項目 | 回答者数(人) | 割合(%) |
---|---|---|
経費業務の効率化 | 44 | 40.74% |
キャッシュレスの促進 | 22 | 20.37% |
ポイントによる経費削減 | 7 | 6.48% |
ビジネス向けサービスの活用 | 10 | 9.26% |
支払いの一本化 | 9 | 8.33% |
ビジネスとプライベートの 支払いの区別 | 9 | 8.33% |
社員の経費の一括管理 | 4 | 3.7% |
その他 | 3 | 2.78% |
法人カードを発行しようと思った決め手として最も多かったのが「経費業務の効率化」です。

一般的に、法人カードは会計ソフトと連携できます。そのため、法人カードを発行すれば、経費の仕分けや勘定科目の見直しなど経理業務に費やしていた時間を大幅に削減できるでしょう。
手入力によるミスを防げるだけでなく、未経験の方が経理業務に当たることになってもすぐにこなせるようになるでしょう。

モーラ博士
少しでも経理業務の時間を減らしたいと考えているなら、法人カードを発行するのじゃ!
法人カードで決済しているものは何ですか?(複数回答)
項目 | 回答者数(人) | 割合(%) |
---|---|---|
消耗品・備品 | 57 | 52.78% |
接待・交際費 | 60 | 55.56% |
交通費 | 44 | 40.74% |
ガソリン代 | 54 | 50% |
水道や光熱費といった固定費 | 32 | 29.63% |
宿泊費 | 34 | 31.48% |
福利厚生費 | 23 | 21.3% |
広告宣伝費 | 13 | 12.04% |
税金 | 11 | 10.19% |
通信費 | 30 | 27.78% |
その他 | 6 | 5.56% |
法人カードで決済しているものを調査したところ、「接待・交際費」「消耗品・備品」「ガソリン代」と回答した人が多かったです。いずれも50%を超えたので、2人に1人は法人カードで支払っている計算になります。

そのほかの費用も回答数が多かったため、様々な用途で法人カードが使われているのでしょう。法人カードでたくさん決済すれば、ポイントが効率よく貯まって経費の削減にも繋がります。
中には、接待の食事代がお得になったり、備品を安く購入できる法人カードも。たとえば、アメックスの法人カードは対象のレストランで1名分の食事代が無料になります。
法人カードで毎月平均いくらぐらい決済していますか?
項目 | 回答者数(人) | 割合(%) |
---|---|---|
~10万円未満 | 34 | 31.48% |
10万円~20万円未満 | 20 | 18.52% |
20万円~50万円未満 | 20 | 18.52% |
50万円~100万円未満 | 11 | 10.19% |
100万円~300万円未満 | 6 | 5.56% |
300万円~500万円未満 | 5 | 4.63% |
500万円~1000万円未満 | 4 | 3.7% |
1000万円~2000万円未満 | 1 | 0.93% |
2000万円~5000万円未満 | 0 | 0% |
5000万円~1億円未満 | 1 | 0.93% |
1億円以上 | 6 | 5.56% |
毎月の利用額は「10万円未満」になると答えた人が最多でした。先程のアンケートでも、法人カードの用途として交際費や消耗品の購入などに回答が集まっていたため、高額な決済が少ないのだと考えられます。
全体的に見ても、100万円未満を選択した人が目立っており、合計で約78%にも上りました。反対に、100万円以上を選択した人は、合計で約22%ほどでした。
法人カードでよく利用する特典・サービス、付帯していて良かったと感じる特典・サービスは何ですか?
項目 | 回答者数(人) | 割合(%) |
---|---|---|
会計ソフトと連携できるサービス | 43 | 39.81% |
飛行機や新幹線の予約サービス | 26 | 24.07% |
空港~自宅の手荷物宅配サービス | 19 | 17.59% |
レストラン優待 | 17 | 15.74% |
ホテル優待 | 16 | 14.81% |
ゴルフ優待 | 14 | 12.96% |
空港ラウンジサービス | 26 | 24.07% |
福利厚生サービス | 12 | 11.11% |
ショッピング保険 | 16 | 14.81% |
海外旅行保険 | 19 | 17.59% |
国内旅行保険 | 20 | 18.52% |
社員用カード | 18 | 16.67% |
シェアオフィス・コワーキング スペース優待 | 6 | 5.56% |
その他 | 7 | 6.48% |
よく利用する法人カードの特典やサービスを調査したところ「会計ソフト」が最多でした。会計ソフトのみダントツで回答数が多かったため、便利だと感じている方が非常に多いことが分かります。
その他、「飛行機・新幹線の予約サービス」や「空港ラウンジサービス」を利用していると答えた法人も目立ちました。おそらく出張でそのようなサービスを活用しているのだと考えられます。

モーラ博士
出張の頻度が多い企業も法人カードの導入を検討してみるのじゃ!
法人カードでポイントをどのくらい貯めていますか?
項目 | 回答者数(人) | 割合(%) |
---|---|---|
1,000以下 | 34 | 31.48% |
1,001~2,000以下 | 11 | 10.19% |
2,001~3,000以下 | 12 | 11.11% |
3,001~4,000以下 | 8 | 7.41% |
4,001~5,000以下 | 7 | 6.48% |
5,001~6,000以下 | 8 | 7.41% |
6,001~7,000以下 | 5 | 4.63% |
7,001~8,000以下 | 1 | 0.93% |
8,001~9,000以下 | 1 | 0.93% |
9,001~10,000以下 | 0 | 0% |
10,001以上 | 21 | 19.44% |
法人カードで1,000以下のポイントが貯まっていると回答した方が最多でした。
ポイントをたくさん貯めたいなら、基本還元率が1.0%以上の法人カードがおすすめ。また、なるべく全ての支払いを法人カードにまとめたり、社員用のカードを発行して使ってもらったりすると効率よくポイントが貯まります。
貯めたポイントは主に何に使っていますか?
項目 | 回答者数(人) | 割合(%) |
---|---|---|
備品を支払う際に充当 | 41 | 37.96% |
キャッシュバック | 23 | 21.3% |
航空券や新幹線のチケットの購入 | 19 | 17.59% |
宿泊費に利用 | 11 | 10.19% |
商品やギフト券に交換 | 22 | 20.37% |
マイルに交換 | 19 | 17.59% |
他社ポイントに交換 | 11 | 10.19% |
食事会や打ち上げで利用 | 13 | 12.04% |
福利厚生で利用 | 8 | 7.41% |
その他 | 3 | 2.78% |
法人カードで貯めたポイントを「備品代に充当している」という企業が最多でした。その他にも、キャッシュバックや商品・ギフト券に交換しているという企業も多く、回答にばらつきがあります。
貯めたポイントは、自社の事業に役立てるのが最もおすすめですが、もし使い道に迷った場合は上記のアンケート結果を参考にしてみてください。
よくある質問
Q. ビジネスカードとコーポレートカードに違いはある?
また、限度額は500万円までで、決済方式は会社一括決済方式と利用限度額がやや低めに設定されています。
コーポレートカードは、大企業が対象となっており、限度額も1000万円ほどまでとビジネスカードと比較しても高めです。また、追加カードの枚数も20枚以上と多めなのが特徴です。
Q. 法人がカード作成時に必要な書類は?
・履歴事項全部証明書(登記簿謄本)
・代表者の本人確認書類
・引落用の法人口座情報
カード会社によっては、上記のカードとは別に書類を求められる可能性もあるので注意が必要です。
Q. 個人事業主がカードを申し込む際に必要な書類は?
・代表者の本人確認書類
・引落用の口座情報
また、引き落とし口座は個人名義のものでも問題ありませんが、会計処理をスムーズに行うためにも専用の口座を開設しておくとよいでしょう。
Q. 設立直後の法人でも法人の審査通過は可能?
しかし、申し込むカードによって条件が異なるため、審査を通過するためにも細かく確認することが重要です。
この記事の監修者
育休中、フリーランス女性に向けて「社会制度」や「貯金・投資」に関するお役立ち情報を発信。
マネーコラムの執筆や記事監修も手がける。日経xwoman公式アンバサダー。著書「お金の使い方、貯め方教えて下さい」主婦の友社
- ファイナンシャルプランナー
東証一部上場企業で10年間サラリーマンを務める中、業務中の交通事故をきっかけに企業の福利厚生に興味を持ち、社会保障の勉強を始める。
以降ファイナンシャルプランナーとして活動し、個人・法人のお金に関する相談、北海道のテレビ番組のコメンテーター、年間毎年約100件のセミナー講師なども務める。趣味はフィットネス。健康とお金、豊かなライフスタイルを実践・発信しています。
- 有限会社バード商会
福岡の大学を卒業後、大手インフラ業界に就職。主に、ご家庭の光熱費削減や新電力の業務に約4年ほど従事。現在は、父の会社(有限会社バード商会)を継ぎ、独立系のファイナンシャル・プランナーとして活動中。専門分野は、家計改善(光熱費の見直し)と資産形成の分野。
FPの実績は、カードローン相談、光熱費の見直し、企業型確定拠出年金の導入、日本FP協会でアシスタント相談員、執筆などを行っている。
水野総合FP事務所代表。独立系ファイナンシャルプランナーとして個別相談、執筆・監修、講師、取材協力などマルチに活動。ライフプラン、資産運用、相続・資産承継といった幅広い相談内容に対応し、全国1000名を超える方から日本FP協会に寄せられる「くらしとお金」の電話相談を1年間担当。毎月20本以上の執筆・記事監修の他、大学や事業法人で講師を務め年80回登壇。学校法人専門学校非常勤講師として「投資の授業」を毎週行う。
消費生活ジャーナリスト。1952年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。
同大学院修士課程修了後、月刊誌記者などを経て独立。流通、情報通信、金融分野を中心に活動する。主力はクレジットカード&電子マネーの研究で、すでに30年間に渡って業界の定点観測をしている。また、クレジットカードのムックも50冊以上監修しキャッシュレスの生き字引として情報発信を続けている。
証券会社にて営業・経営企画部門、社長秘書等を行う。また、投資銀行業務にも携わる。
現在、不動産を含む資産運用と社会保障(特に年金)を主に、FP相談・執筆・講演・を行っている。東洋大学経営学部ファイナンス学科非常勤講師
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