
個人事業主向けクレジットカードおすすめ20選!開業前に発行可能?【2025年2月】
そのようなクレジットカードには、ビジネスで活用できるサービスが豊富。会計ソフトと連携させて経理業務を効率化できたり、コワーキングスペースを優待価格で利用できたりします。
また、事業用のクレジットカードを発行すれば、経費とプライベートな支払いを分けられるため、利用明細の管理も楽になるでしょう。
ただ、個人事業主向けのクレジットカードは種類がたくさんあるため、「どれがいいか分からない」という方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、おすすめの個人事業主向けクレジットカードをランキング形式で紹介していきます。年会費やポイントの貯まりやすさなどを徹底比較しました。
さらに、個人事業主向けクレジットカードの作り方や審査についても解説するので、気になる方はぜひ参考にしてください。

4.7
(6件)









- 年会費
- 永年無料
- 審査・発行期間
- 1週間程度
- 還元率
- 0.5% 〜1.5% ※1
キャンペーン
新規入会&条件達成で10,000円相当のVポイントプレゼント
※カード入会月+2ヵ月後末までに20万円利用でポイントプレゼント
年会費永年無料で作りやすい!
登記簿謄本や決算書不要で申し込める。
メリットとデメリット
メリット
年会費永年無料
登記簿謄本や決算書なしで申し込み可能
ポイントUPモール経由で最大+9.5%還元
デメリット
対象のコンビニや飲食店を利用しても高還元にならない
空港ラウンジ特典がない
口コミ評判
注釈についての記載
対象の三井住友カードと2枚持ち且つ対象のご利用をすることが条件です。
対象の個人カードとの2枚持ちが条件です。

4.2
(5件)








- 年会費
- 36,300円(税込)
- 審査・発行期間
- 1〜3週間程度
- 還元率
- 0.5%
キャンペーン
入会&条件達成で最大15万ポイント獲得可能
出張や会食もスムーズに準備できる!
ビジネスシーンで活躍する特典が充実した1枚。
メリットとデメリット
メリット
会計ソフトfreeeと連携可能
出張時の移動手段や宿泊先の手配を依頼できる
100円につき1ポイント還元で貯めやすい
ポイントプログラム加入でマイル還元率アップ
デメリット
発行までにやや時間がかかる
ANAマイル移行には上限あり
口コミ評判

4.4
(5件)









- 年会費
- オンライン入会で初年度無料 通常1,375円(税込)
- 審査・発行期間
- 通常2〜3週間程度
- 還元率
- 0.5% 〜9.9%
キャンペーン
新規入会&条件達成で最大20,000円分のギフトカードプレゼント
会計ソフトと連携で業務効率アップ。
業界初のサイバーリスク保険付帯で安心。
メリットとデメリット
メリット
優待店で利用するとポイント最大20倍
初年度年会費無料
freeeや弥生会計と連携できる
ETCカードは無料で複数枚発行可能
デメリット
国際ブランドが選べない
空港ラウンジ特典がない
口コミ評判

4.6
(5件)





- 年会費
- 27,500円(税込) ※初年度年会費無料
- 審査・発行期間
- -
- 還元率
- 0.4% 〜1%
カード独自の特典とブランドの優待が使える。
経費精算から会食の特典まで幅広いのが特徴です。
メリットとデメリット
メリット
初年度年会費無料
一律の限度額がない
付帯保険が充実しているので出張の際も安心
税務相談や法律相談などビジネス特化の優待が豊富
デメリット
26歳未満は申し込めない
国際ブランドが選べない
口コミ評判

4.4
(5件)







- 年会費
- 永年無料
- 審査・発行期間
- 最短3営業日
- 還元率
- 0.5% 〜2%
キャンペーン
新規入会・利用で最大8,000円相当プレゼント
※1ポイント最大5円相当のアイテムと交換の場合となります。
※交換商品によっては、1ポイントの価値は5円未満になります。
年会費永年無料で維持コスト0!
初めて法人カードを作る方におすすめ。
メリットとデメリット
メリット
年会費永年無料
対象サービス利用時はポイントが4倍
クラウドサービス「かんたんクラウド」が2ヶ月分無料
設立1年目やフリーランスでも申し込みやすい
デメリット
ポイントは1,000円ごとに付与
国際ブランドが選べない
口コミ評判




- 年会費
- 初年度無料 2年目以降11,000円(税込)
- 審査・発行期間
- 通常2~3週間
- 還元率
- 0.45% 〜9.9%
キャンペーン
新規入会と条件達成で最大40,000円のギフトカードプレゼント&初年度年会費無料
初年度年会費無料で十分なサポート。
出張や接待がよりスムーズになる法人カード。
メリットとデメリット
メリット
国内46ヵ所/ホノルル国際空港で空港ラウンジ利用可能
年間利用額に応じ最大60%のボーナスポイント付与
請求書をカード払いできる
初年度年会費無料
デメリット
国際ブランドがJCBのみ
ポイントをマイルへ移行できない




- 年会費
- 33,000円(税込)
- 審査・発行期間
- 通常2~3週間
- 還元率
- 0.45% 〜9.9%
キャンペーン
使用者カード追加で最大30,000円分JCBギフトカードプレゼント
※2025年3月31日までに申し込み、2025年4月31日までに参加登録
より余裕のある旅行や出張を実現。
最大限の優待を付帯した法人向けプラチナカード。
メリットとデメリット
メリット
プラチナ・コンシェルジュデスクのサービスが受けられる
プライオリティパスを無料で登録・利用できる
請求書のカード払いが可能
デメリット
利用限度額がある
マイルへの移行ができない

4.4
(5件)








- 年会費
- 13,200円(税込)
- 審査・発行期間
- -
- 還元率
- 0.5%
キャンペーン
新規入会特典として最大4万ポイント獲得可能
プライベートでも使える特典が豊富。
起業したばかりでも申し込める法人カード。
メリットとデメリット
メリット
利用可能枠に一律の制限がない
利用状況はアプリやfreeeへ自動で反映される
対象加盟店では100円で1ポイント還元
登記後すぐでも申し込み可能
デメリット
追加カードにも年会費が発生する
年会費がやや高額
口コミ評判

4.4
(5件)







- 年会費
- 22,000円(税込)
- 審査・発行期間
- 最短3営業日
- 還元率
- 0.5% 〜1.125% JALのマイル還元率最大1.125%
公私問わず使えるお得な特典が豊富。
初年度年会費無料で登記簿の提出も不要。
メリットとデメリット
メリット
プライオリティ・パスに無料登録可能
決算書や登記簿なしで申し込める
JALマイル還元率は最大1.125%と高い
初年度年会費無料
デメリット
1,000円ごとにポイントが貯まる
追加カード1枚につき3,300円の年会費がかかる
口コミ評判
UC法人カード





- 年会費
- 1,375円(税込)
- 審査・発行期間
- 通常2週間
- 還元率
- 0.5% 〜0.6%
無期限のポイントで経費削減。
営業や出張でのサポートが手厚い。
メリットとデメリット
メリット
ポイントの有効期限がない
ETCカードの発行が99枚まで無料
申込みは本人確認書類のみ
デメリット
支払いは1回払いのみ
旅行傷害保険などの保険が付帯していない








- 年会費
- 11,000円(税込)
- 審査・発行期間
- -
- 還元率
- 0.4%
最高5,000万円の旅行傷害保険が自動付帯!
フライトで豊富なマイルが貯まる。
メリットとデメリット
メリット
最高5,000万円の旅行傷害保険が自動付帯
ボーナスマイルが貰える
カード使用者ごとの利用額が分かる
デメリット
ショッピング保険が付帯しない
ショッピングマイルが貯まらない














- 年会費
- 本会員:20,900円 使用者:4,400円(税込)
- 審査・発行期間
- 2~3週間
- 還元率
- 1% (ANAマイル)
- 還元率
- 1% (ワールドプレゼントポイント)
- 還元率
- 1% (OkiDokiポイント)
キャンペーン
カード入会&条件達成で30,000マイルプレゼント(JCBのみ)
最大1億円の海外旅行傷害保険が自動付帯!
飛行機を頻繁に利用するビジネスマンにおすすめ。
メリットとデメリット
メリット
毎年2,000マイルのプレゼント
国内主要空港・ホノルル国際空港のラウンジが無料
最大1億円の海外旅行傷害保険が自動付帯
デメリット
JCBを選ぶと海外で使いにくい
国際ブランドによって差が生まれる













- 年会費
- <VISA・Mastercard>本会員:13,475円、使用者:440円(税込) <JCB>本会員:12,925円、使用者:825円(税込)
- 審査・発行期間
- 2~3週間
- 還元率
- 0.5% 〜1% (ANAマイル)
毎年2,000マイル付与+マイルが25%上乗せ!
コスパよくANAマイルが貯まる。
メリットとデメリット
メリット
ビジネスクラス専用カウンターでチェックイン可能
提携の一流ホテルが割引料金で利用できる
搭乗時は通常マイルに加えて25%マイル上乗せ
デメリット
国際ブランドによって使い勝手が異なる
VISA・MastercardはポイントをANAマイルに交換不可









- 年会費
- 初年度無料 2年目以降2,200円(税込)
- 審査・発行期間
- -
- 還元率
- 0.6%
キャンペーン
新規入会後、条件達成で最大7,000オリコポイントプレゼント
国際ブランドごとにビジネス特典が付帯。
お得な年会費のビジネスゴールドカード。
メリットとデメリット
メリット
年会費初年度無料
国際ブランド別にビジネスサービスが受けられる
年間利用額によって還元率が上がる
デメリット
電子マネー決済はできない
追加カードを発行できない







- 年会費
- 5,500円(税込)
- 審査・発行期間
- 通常1週間
- 還元率
- 0.5% 〜1.5%
キャンペーン
新規入会+条件達成で最大25,000相当プレゼント
条件クリアで翌年以降の年会費永年無料!
2枚持ちで管理しやすい法人ゴールドカード。
メリットとデメリット
メリット
年間100万円以上利用で翌年以降年会費永年無料
対象カードとの2枚持ちでポイント最大1.5%還元
国内主要空港・ホノルル空港内のラウンジ利用が無料
デメリット
前年度にETCカードの利用がないと年会費が発生
グルメやホテルなどの優待サービスが少ない
注釈についての記載
対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。毎年、年間100万円のご利用が必要となります。











- 年会費
- 永年無料
- 審査・発行期間
- 最短3営業日
- 還元率
- 0.5%
身分証明書があれば申し込み可能!
年会費無料でビジネス特典が利用できる。
メリットとデメリット
メリット
申し込みは本人確認書類のみ
年会費永年無料
カード利用限度額が最高500万円
デメリット
基本還元率は高くない
保険が付帯していない








- 年会費
- 110,000円(税込)
- 審査・発行期間
- 最短5営業日
- 還元率
- 1.25% 〜7.15%
Mastercard最上位ステータスの法人カード。
経営者目線の充実したサービス展開が強み。
メリットとデメリット
メリット
最高1億2,000万円補償の海外旅行傷害保険が自動付帯
還元率最大1.25%で納税でもポイントが貯まる
専任コンシェルジュが24時間365日ビジネスをサポート
デメリット
国内旅行傷害保険は利用付帯
社員カードも年会費がかかる

4.5
(2件)

- 年会費
- 初年度無料 2年目以降1,100円(税込) 年1回以上の利用で翌年度無料
- 審査・発行期間
- 即日発行
- 還元率
- 1% 〜3%
還元率は最大3.0%!
ポイントで賢く経費削減が可能。
メリットとデメリット
メリット
与信審査不要でカードが発行できる
マネーフォワード関連サービス利用でポイント3%還元
目的別・部署別に何枚でもカード発行可能
デメリット
保険が付帯していない
口座引き落としでの支払いは申し込みが必要
口コミ評判
楽天ビジネスカード




- 年会費
- 2,200円(税込)
- 審査・発行期間
- -
- 還元率
- 1% 〜3%
キャンペーン
楽天プレミアムカードと楽天ビジネスカードの新規入会で2,000ポイントプレゼント
使い分けでビジネスを効率化。
楽天プレミアムカードの特典はそのまま利用可能。
メリットとデメリット
メリット
楽天プレミアムカードの特典が利用できる
ETCカードを複数枚発行できる
VISAビジネスオファーが利用可能
デメリット
社員用カードが追加できない
楽天プレミアムカードを持たないと発行できない
Airカード




- 年会費
- 5,500円(税込)
- 審査・発行期間
- 通常3~4週間
- 還元率
- 1.5%
1.5%の高還元率!
ポイントで経費を削減したい方におすすめ。
メリットとデメリット
メリット
ビジネスカードの中で1.5%と高い還元率
リクルートサービス利用でポイントがさらに貯まる
会計ソフトと連携可能
デメリット
追加カードに年会費がかかる
国際ブランドがJCBのみ
ポイント還元率
シミュレーション
※シミュレーション結果は、概算値です。あくまで目安としてご利用ください。実際のポイント還元率は、カード会社のポイント還元率や利用先によって異なります。
クレジットカードを比較
個人事業主におすすめなクレジットカードを多数紹介してきました。ここからは個人事業主向けクレジットカードの選び方や個人用クレジットカードと分けるメリットなどを解説していきます。
目次
個人事業主向けクレジットカードの検証ポイント
ココモーラでは個人事業主向けクレジットカードを集めて、徹底的に比較検証しました。
1.年会費
個人事業主向けクレジットカードの年会費を「永年無料」「条件付きで永年無料」などに分けて、検証を行いました。
2.限度額
平均的な限度額のものから、ゴールドやプラチナなどの高額な上限のものまでを分けて、個人事業主向けクレジットカードの比較を行いました。
3.還元率
還元率が0.5%の平均的なものから、1.0%以上の高還元率のものまでを分けて、個人事業主向けクレジットカードの検証を行いました。
4.ビジネス向け特典
旅行や出張に関する優待があるものや、グルメに関する優待があるものまでを分け、個人事業主向けクレジットカードの評価を行いました。
-すべての検証はココモーラ編集部で行っています-


個人事業主がクレジットカードを選ぶときのポイント
個人事業主向けクレジットカードを選ぶときは、以下のポイントに注目してみましょう。
年会費
個人事業主向けのクレジットカードを選ぶ際は、年会費を確認するのがおすすめです。

なるべく維持費を抑えたい個人事業主は、年会費無料のクレジットカードが最適。サービスや特典もシンプルであることが多いですが、十分使いやすいです。
反対に、ビジネス向け特典を活用したい個人事業主や、高額の旅行傷害保険を希望する個人事業主は、年会費有料のクレジットカードがぴったりでしょう。
無料で空港ラウンジ利用や会計ソフトの優待、コワーキングスペースの割引など、様々な特典が利用可能です。さらに、最高1億円補償の海外旅行傷害保険が付帯しているクレジットカードもあり、出張の際も安心できます。
限度額
経費をクレジットカードでたくさん払う予定の個人事業主は、限度額もチェックしておくのがおすすめです。
設定される限度額の上限は、クレジットカードによって様々。ゴールドやプラチナなど、ランクが上位のほうが高額な上限を設定してもらえることが多いです。

モーラ博士
備品代や交通費などで経費が嵩みやすい人は、ゴールドカードやプラチナカードの中から選ぶと安心じゃぞ!
ポイント還元率
ポイントをお得に貯めたい個人事業主は、還元率に注目しましょう。

還元率の平均は0.5%なので、1.0以上あれば高還元率と言えます。また、普段からよく利用するお店やサービスでも還元率がアップする個人事業主向けクレジットカードも、効率よくポイントを集められるでしょう。
例えば、三井住友カード ビジネスオーナーズは、対象の三井住友カードと2枚持ちすると還元率が最大1.5%になります。プライベート用とビジネス用で使い分けたい人にぴったりです。

モーラ博士
中にはポイントが貯まらない個人事業主向けクレジットカードも。申し込み前にしっかり確認するのがおすすめじゃ!
個人用クレジットカードとビジネスカードの違いとは?
そもそも、ビジネスカードとは法人や個人事業主を対象としたクレジットカードです。

ビジネス関連の場面で使うことを想定されたクレジットカードなので、付帯サービスがビジネス向けのものであり、利用限度額も高めに設定されています。
個人用クレジットカードとビジネスカードの違いを、以下にまとめました。
個人用クレジットカード | ビジネスカード | |
---|---|---|
利用限度額 | 低め 10万円〜1,000万円ほど | 高め 500万円〜1億円ほど |
引落口座 | 個人口座 | 法人口座 |
必要書類 | 運転免許証 マイナンバーカードなど | 登記簿謄本 印鑑証明書 代表者の運転免許証など |
審査 | 個人の信用 | 企業の信用 代表者の信用 |
付帯サービス | 個人向け | ビジネス向け |
まず、個人用クレジットカードは限度額が低めです。一般ランクだと最高でも100万円であることがほとんど。対してビジネスカードは、一般ランクでも限度額が500万円になることもあるため、資金繰りに余裕を作りやすいでしょう。

そのほか、ビジネスカードを申し込む際に登録できる口座は法人口座のみ。個人事業主の方は、法人口座のほかに屋号付き口座を登録することができます。また、必要書類も本人確認書類に加えて、確定申告書を求められることが多いです。
付帯サービスにも大きな違いがあります。個人向けのクレジットカードには、プライベートや日常で使える特典が付いているのが一般的。一方、ビジネスカードには事業やビジネスシーンで役立つ特典が付いています。
個人事業主がクレジットカードを作るメリット
個人事業主がクレジットカードを作るメリットはたくさんあります。
経理業務を効率化できる
個人事業主向けクレジットカードを発行すれば、経理業務を効率化することができます。
クレジットカードは「freee」や「弥生会計」などのクラウド型会計ソフトと連携させることが可能。自動で利用明細を帳簿に反映してくれるので、経理作業の手間を省けます。
また、領収書を一枚ずつ手入力する必要もなくなるため、漏れを防げる点もメリットです。

モーラ博士
JCBカードBizのように、会計ソフトの無料キャンペーンを実施している個人事業主向けクレジットカードもあるぞ!
プライベートな支払いと分けられる
事業用クレジットカードの作成により、プライベートな支払いと分けられる点もメリットです。

一枚のクレジットカードで支払っていると、「プライベートな支払いだったか経費だったか」ということをいちいち思い出しながら作業しなければいけません。振り分けを間違えることもあるでしょう。
個人事業主向けのクレジットカードを発行すれば、そういった労力やリスクを減らすことが可能です。

モーラ博士
クレジットカードは分けても口座を分ける必要はないぞ。同じ口座を登録すれば、一括でお金を管理できて快適じゃ!
ポイントを貯められる
個人事業主向けクレジットカードの利用額に応じてポイントを貯めることができます。ポイントが付与される主な対象の支払いを以下にまとめました。

貯めたポイントは、キャッシュバック・備品や支払いに充当・商品やギフト券に交換など、様々な使い道があります。たくさんポイントを貯めて活用すれば、経費削減にも繋がるでしょう。
ポイントの使い道も選ぶときに確認してみてください。自分に合った使い道がある方が長く使い続けやすいです。
ビジネス向けサービスを利用できる
個人事業主向けクレジットカードを持つと、ビジネス向けサービスを利用できることがあります。例えば、コワーキングスペースの割引・名刺管理・対象レストランでの優待などです。
そのほかにも、出張の際に便利な空港ラウンジを無料で利用できたり、手荷物を特別価格で配送できたりします。

モーラ博士
それぞれの個人事業主向けクレジットカードごとに付帯しているサービスは異なるぞ!
資金繰りに余裕ができる
個人事業主にとって、クレジットカードを持つことで資金繰りがラクになるのは大きなメリットです。
クレジットカードの支払いは通常1〜2か月後の引き落としになるため、急な出費が必要になっても手元の現金をすぐには減らさずに済みます。

また、個人事業主向けクレジットカードは一般的なクレジットカードに比べて利用限度額が高めに設定されているものが多いため、大きな支払いがあるときも安心です。
さらに、分割払いやリボ払いなどを上手く活用することでより柔軟にキャッシュフローを管理できるため、計画的な資金運用が可能です。

モーラ博士
運転資金を少しでも楽にしたい人にとって、個人事業主向けクレジットカードが心強い味方になるじゃろう。
ETCカードを発行できる
個人事業主向けのクレジットカードには、ETCカードを発行できるというメリットもあります。

事業用で車を利用する場合、ETCカードがあれば高速道路の料金を現金で支払う手間が省けるだけでなく、支出を一括で管理できるため経費管理も楽になります。
ETCカードの利用分はクレジットカードの明細にまとめられるため、交通費の集計や経費計上の際にも便利です。
さらに、ETC利用で貯まるポイントがビジネスカードの特典として付与されることも多く、出張や営業活動が多い事業主には嬉しいポイントでしょう。
個人事業主がクレジットカードを作るデメリット
個人事業主がクレジットカードを作るデメリットは、以下の3つです。
年会費がコストになる
個人事業主がクレジットカードを作る場合、経理業務を効率化できるなどのメリットがある一方で、年会費がかかる点には注意が必要です。
とくに個人事業主になったばかりで収入が安定しない方は、クレジットカードの年会費が負担に感じることがあるでしょう。

ビジネス向けクレジットカードは、個人用カードよりも特典やサービスが充実しているため、数千円から数万円の年会費が設定されていることが多いです。
カードを作る際は事業規模やクレジットカードの利用頻度に応じて、年会費以上のメリットが得られるか慎重に検討しましょう。
確定申告時に記載が複雑になる
個人事業主がカードを作ると、確定申告時に収支の記載が複雑になりがちです。とくに複数枚のカードを作成したり、プライベートな支出と事業経費を混ぜると、確定申告書の作成が煩雑になる可能性があります。

モーラ博士
正確に収支の仕分けを行わないと、税務上のトラブルにつながることもあるぞ。
プライベートとビジネスのカードを使い分ける手間や、記帳や領収書の管理が発生する手間が増え、経理作業の負担が増えることも考えられます。
審査の準備が必要になる場合がある
個人事業主がクレジットカードを作成する際、確定申告書や事業計画書などの提出を求められることがあり、場合によっては書類の準備が必要です。
とくに、新規事業の場合や収入が不安定な場合は審査が厳しい傾向にあり、カード発行までに時間がかかることがあります。

個人事業主向けクレジットカードの場合は、審査基準が厳しく設定されている場合が多いため、提出書類の数も増えがちです。
少しでも早くビジネスカードを手に入れたい方は、事前に必要な書類を整え、スムーズにカードを受け取れるようにしましょう。
個人事業主向けクレジットカードの作り方
ここからは、個人事業主向けにクレジットカードの作り方を紹介していきます。
【1】クレジットカードに申し込む
まずは、クレジットカードの公式サイトへ行って、申し込みボタンを押しましょう。

申し込みフォームのページに遷移するので、個人情報・収入・口座情報といった必要事項を入力してください。
入力する情報は間違えないように注意しましょう。審査にかかる時間が伸びたり、最悪発行できなくなったりするためです。

ココちゃん
提出前に繰り返しチェックしよう!
【2】必要書類を提出する
必要事項を入力できたら、必要書類を提出してください。
主に提出を求められるのは、本人確認書類と呼ばれるものです。本人確認書類として使用できる書類を以下にまとめました。
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- 住民票の写し
- 健康保険証
- 在留カード
- 公共料金の領収証書
- 国税の領収証書/納税証明書
上記のいずれか1種類、もしくは2種類を求められることが多いです。予め用意しておきましょう。
また、本人確認書類の他にも、確定申告書や収支内訳書などの収入証明書を提出しなければならない場合があります。そちらも探しておくとスムーズに進められるでしょう。
【3】審査を待つ
必要書類を提出できたら審査に入ります。個人事業主がクレジットカードを申し込んだ場合、早くて数日、遅くて1週間〜2週間ほど審査を要することが多いです。
個人事業主のクレジットカードの審査は個人向けとは異なり、フリーランスとしての収入や業績をもとに返済能力があるかがチェックされるため。それに加えて本人確認や信用情報の照会も実施されます。

モーラ博士
早めにクレジットカードを使い始めたい個人事業主は、余裕を持って申し込もう。
【4】クレジットカードを受け取る
審査に通ったら、クレジットカードが発行されます。

クレジットカードは簡易書留で届くので、時間を調整して受け取ってください。本人以外の家族や友人は受け取れないので注意しましょう。
また、受け取る際には顔写真付きの本人確認書類を提示する必要があります。免許証やマイナンバーカードなどを近くに出しておくと良いでしょう。
クレジットカードを受け取ったら会計ソフトと連携させよう
クレジットカードを受け取ったら、freee会計や弥生会計などの会計ソフトと連携させておくと、経理業務がスムーズになります。
- 利用する会計ソフトにログインする
- 案内に沿ってクレジットカードを登録して同期させる
- 必要に応じて口座と連携させる
会計ソフトにログインして連携の操作を行なっていきます。基本的には案内に沿って手順を踏んでいくだけなので、非常に簡単です。
個人事業主は個人用と事業用でクレジットカードを分けるべき?
前述の通り、個人用と事業用を作ることで引き落とし口座が別になりお金の流れが把握しやすくなるので、クレジットカードを分けるのがおすすめです。
個人用と事業用のクレジットカードを分けないと、どちらの用途で使用したのかわからず、経費の管理が難しくなります。

事業用のクレジットカードはビジネス向けの特典やサービスが充実しており、業務効率化にもぴったりです。
例えば、仕事で使えるコワーキングスペースの優待サービスや、出張時の病気やケガに備えられる国内外の旅行損害保険などがあります。
税務のリスクを軽減してビジネスに集中するためにも、個人用と事業用でクレジットカードを分けて利用しましょう。
監修者の辻本さんへ個人事業主向けクレジットカードのインタビューを実施!
普段から法人用のクレジットカードを使っていらっしゃる監修者の辻本さんにインタビューを実施しました。
ビジネス用のクレジットカードを発行しようか迷っている個人事業主の方は、ぜひ参考にしてください。
ーー個人事業主がクレジットカードを選ぶときに重視すべきポイントは何ですか?
商品の仕入れなどで高額な支出が予想される場合、限度額の高い個人事業主向けクレジットカードを選ぶことが重要です。

限度額が不足すると支払いに支障をきたし、ビジネスチャンスを逃す原因にもなるからです。
個人事業主向けクレジットカードの中には限度額が100万円以上のカードも存在しているため、事前に限度額を確認しておき、なるべく100万円以上の限度額になるものを選びましょう。
ーー個人事業主向けクレジットカードと会計ソフトを連携させると、具体的にどのような業務が効率化されますか?
個人事業主向けクレジットカードと会計ソフトを連携させることで、大幅な経費処理の効率化が期待できます。

具体的には、カードでの支出が自動的に会計ソフトに記録され、手動での入力ミスや記録漏れを防ぐことが可能です。
その後は処理されたデータをもとに、経理担当者が勘定科目に誤りがないかなどを確認するだけでよいため、労働時間の削減にも寄与できます。
ーー個人事業主が活用するべき特典やサービスはありますか?
個人事業主向けクレジットカードには、さまざまな特典やサービスが提供されています。
例えば、法人カード同様、空港ラウンジの無料利用や海外旅行保険の付帯、加えて規定回数まで無料で税理士や弁護士などに相談できるサービスもあります。
その他にもETCカードの発行を無料で実施している個人事業主向けクレジットカードもあるため、自身にとって必要なサービスを受けられるものを選択することが大事です。
個人事業主向けカードを実際に使っている方にインタビューを実施!
実際に個人事業主向けクレジットカードを利用されている方にインタビューを実施しました。
個人事業主向けクレジットカードの使用感やビジネス特典などを詳しく教えていただけたので、ぜひ参考にしてください!

三井住友カード ビジネスオーナーズゴールドを作成した経緯について
編集部:三井住友カード ビジネスオーナーズゴールドはどんなきっかけがあって知りましたか?
トシトシtoshiさん:知ったきっかけとしては、元々三井住友カード(NL)を持っていて、メールでビジネスをやっていませんかという感じで、招待のメールが来てたんですよ。
その時にこんなクレジットカードがあるんだって感じで知ったというのがきっかけです。
編集部:三井住友カード ビジネスオーナーズゴールドを選んだ理由を教えていただきたいです。
トシトシtoshiさん:大量の金額を決済するわけではないんですけど、1回の利用額が大きかったりするので、利用額の上限が高いクレジットカードということで選びました。
特典は特に考えていなくて、あとはポイントがつきやすいからお得だよねというのも含めてな感じですね。
編集部:その時に他に発行を迷ったカードはありますか?
トシトシtoshiさん:その時に2、3種類ぐらい検討したんですよ。1つ目が年会費無料のセゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カードで、2つ目がリクルートのAirカード、あとは三井住友カード ビジネスオーナーズです。
使用感について
編集部:三井住友カード ビジネスオーナーズゴールドを使っていて良かったことはありますか?
トシトシtoshiさん:先ほどもお話しした、利用額の上限が高いのは決済する上で便利だと思いますね。
編集部:逆に、三井住友カード ビジネスオーナーズゴールドを使っていて不便だなと思ったことはありますか?
トシトシtoshiさん:クレジットカードにナンバーが書いていないので、入力しようと思った時に番号がわからないというのはありますね。
あとは、どこの空港か忘れてしまったんですけど、三井住友のクレジットカードの空港ラウンジがたまに使えない時があることが気になりました。
編集部:三井住友カード ビジネスオーナーズゴールドを使う時にぜひ使って欲しいサービスや機能はありますか?
トシトシtoshiさん: Expediaの会員サイトで割引が受けられるのは、使ってほしいですね。なんか割引がWebサイトの下の方にあったりとかするので、意外と気づいていない人が多いんじゃないかと思います。
あとはレンタカー割引とか、旅行、ビジネス系の優待、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの無料招待とかもいいですね。
個人事業主向け特典について
編集部:個人事業主になってからカードを発行した方で、クレジットカードの審査が通りにくいと思ったことはありますか?
トシトシtoshiさん:個人事業主を始めてからも会社員は続けているので、特別審査が通りにくいということはなかったと思います。当時、年会費2万円ぐらいかかるアメリカン・エキスプレス®・ビジネス・プラチナ・カードも作ったんですけど、そっちもすぐに通りました。
編集部:個人事業主の場合、ビジネス用(事業用)のクレジットカードはどのような点に着目して選ぶのが良いと思いますか?
トシトシtoshiさん:シンプルですけど、年会費0円のやつを最初に選んだ方がいいよということは言いたいです。個人でやっているうちは、無料のカードでいいんじゃないかと思いますね。年会費がかかっても1万円未満のものとか。
年会費が3万円とか4万円になってくると、法人でやって年間2,000万ぐらい稼いでないとちゃんと機能しないなというのは感じました。
編集部:現在個人用と事業用でクレジットカードを分けていますか?またその理由を教えていただきたいです。
トシトシtoshiさん:今は仕事とプライベートで分けていますね。一度支払いを1枚のカードにまとめたときに明細を見て、どれがビジネスかわかんないと思っちゃって。
現在は、ビジネス用が三井住友カード ビジネスオーナーズゴールドとライフカードゴールドビジネス、プライベート用が楽天カード、三井住友ナンバーレス、イオンカードを使用しています。
インタビュー概要
インタビュー募集機関 | ユニーリサーチ |
インタビュー実施日 | 2024年10月 |
インタビュー実施対象 | 18歳以上 個人事業主向けカードを使っている方 |
インタビュー対象地域 | 日本 |
個人事業主向けクレジットカードに対する専門家コメント
今回紹介した個人事業主向けクレジットカードについて、ココモーラの監修者お二人にコメントをいただきました。個人事業主向けクレジットカード選びの参考に、ぜひ最後までご覧ください。
三井住友カード ビジネスオーナーズ
法人カードでは珍しい年会費が永年無料のカードです。利用可能枠が最大500万円と高めに設定されているのも嬉しいポイント。幅広い層の個人事業主におすすめできるクレジットカードです。
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード
年会費はやや高額なものの、マーケティングや経理、HRなどビジネスに役立つ特典が豊富にあります。他にも、空港ラウンジや手荷物宅配サービスなどもあり、日々の出張を快適にしてくれるでしょう。
JCB一般法人カード
年会費は1,375円と比較的安価な法人カードです。
弥生やfreeeなどの会計ソフトと明細を簡単に提携できるため、会計作業の効率化を図りたい方にふさわしいでしょう。
ダイナースクラブ ビジネスカード
セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
追加カードやETCカードまでも永年無料で発行できるお得な個人事業主向けクレジットカードです。各種ビジネス向けWebサービスのご利用で、ポイント還元率が4倍にアップ。貯まったポイントは期限を気にせず好きなタイミングで使うことができます。
個人事業主が持つクレジットカードに関するアンケート調査
調査方法 | フリージーを使用した独自調査 |
調査対象 | 18歳以上の男女 |
調査対象者数 | 36人 |
職業比率 |
会社員(正社員):0人(0%) 会社員(契約・派遣社員):0人(0%) 経営者・役員:0人(0%) 公務員(教職員を除く):0人(0%) 自営業:26人(24.07%) 自由業:10人(9.26%) 医師・医療関係者:0人(0%) 専業主婦:0人(0%) 学生:0人(0%) パート・アルバイト:0人(0%) 無職:0人(0%) その他:0人(0%) |
調査期間 | 2024年3月 |
調査地域 | 日本 |
個人事業主向けクレジットカードに関するアンケート調査結果の元データ(PDF)>>
個人事業主向けクレジットカードに関するアンケート調査結果の詳細>>
どのクレジットカードを持っていますか?
項目 | 回答者数(人) | 割合(%) |
---|---|---|
三井住友カード ビジネスオーナーズ | 12 | 21.05% |
アメックス・ビジネス・ ゴールド・カード | 2 | 3.51% |
セゾンプラチナ・ビジネス・ アメックス・カード | 7 | 12.28% |
JCB法人カード | 12 | 21.05% |
JCBカードBiz | 1 | 1.75% |
アメックス・ビジネス・ グリーン・カード | 5 | 8.77% |
セゾンコバルト・ビジネス・ アメックス・カード | 2 | 3.51% |
ダイナースクラブ ビジネスカード | 1 | 1.75% |
UPSIDERカード | 1 | 1.75% |
マネーフォワード ビジネスカード | 0 | 0% |
オリコカード | 1 | 1.75% |
セゾンプラチナ・ビジネス・ プロ・アメックス・カード | 2 | 3.51% |
NTTファイナンス Bizカード | 1 | 1.75% |
楽天ビジネスカード | 4 | 7.02% |
freeeカード | 3 | 5.26% |
Airカード | 0 | 0% |
その他 | 3 | 5.26% |
個人事業主に最も人気の個人事業主向けクレジットカードは「三井住友カード ビジネスオーナーズ」でした。
三井住友カード ビジネスオーナーズは年会費が永年無料なため、気軽に発行しやすいところが人気の理由でしょう。

また、対象の三井住友カードと2枚持ちすると還元率がアップするところも魅力。すでに三井住友カードを持っている人は、プライベートな支払いと経費を分けられるようになります。
次いでJCB法人カードも人気でした。ETCカードを年会費無料で発行できるため、車利用が多い個人事業主におすすめです。

モーラ博士
企業の役員や経営者にアンケートを取ったところ、JCB法人カードが最も人気じゃったぞ。
クレジットカードを選ぶ時に最も重視したポイントは?
項目 | 回答者数(人) | 割合(%) |
---|---|---|
年会費 | 14 | 38.89% |
ポイント還元率 | 7 | 19.44% |
発行スピード | 1 | 2.78% |
会計ソフトと連携できるか | 3 | 8.33% |
利用限度額 | 2 | 5.56% |
ステータス | 4 | 11.11% |
ビジネス向けの特典やサービス | 5 | 13.89% |
社員用カードの発行枚数や年会費 | 0 | 0% |
ETCカードの発行枚数や年会費 | 0 | 0% |
その他 | 0 | 0% |
個人事業主向けクレジットカードを選ぶ時、年会費に注目すると回答した人が最も多かったです。

年会費は経費として計上することもできますが、なるべくコストをかけたくないなら、年会費が永年無料の個人事業主向けクレジットカードを選びましょう。
永年無料であれば、もし使わなくなったとしても維持費がかかりません。念の為にクレジットカードを発行しておきたい個人事業主にもおすすめです。
年会費が永年無料のビジネスカードはあまり多くないですが、三井住友カード ビジネスオーナーズやセゾンコバルト・ビジネス・アメックスなどがあります。
クレジットカードを発行しようと思った1番の理由は?
項目 | 回答者数(人) | 割合(%) |
---|---|---|
経費業務の効率化 | 10 | 27.78% |
キャッシュレスの促進 | 10 | 27.78% |
ポイントによる経費削減 | 2 | 5.56% |
ビジネス向けサービスの活用 | 6 | 16.67% |
支払いの一本化 | 3 | 8.33% |
ビジネスとプライベートの 支払いの区別 | 4 | 11.11% |
社員の経費の一括管理 | 1 | 2.78% |
その他 | 0 | 0% |
クレジットカードを発行しようと思った理由として「キャッシュレスの促進」と「経費業務の効率化」に最も票が集まりました。
日本全体でキャッシュレス化の波が来ており、クレジットカードでしか支払いできないお店やサービスも増えてきています。それを受けてクレジットカードを発行しようと考える個人事業主が多いのかもしれません。

また、ビジネスカードには事業に役立つサービスがたくさん付帯しています。中でも、会計ソフトとの連携サービスがかなり便利です。
個人事業主の場合、1人もしくは少人数で経理業務をしている方も多いと思いますが、会計ソフトと連携すれば業務の効率化を図れます。
クレジットカードで支払ったものが自動的に精算されていくので、確定申告にも役立てることが可能です。
クレジットカードで決済しているものは何ですか?
項目 | 回答者数(人) | 割合(%) |
---|---|---|
消耗品・備品 | 21 | 17.07% |
接待・交際費 | 14 | 11.38% |
交通費 | 13 | 10.57% |
ガソリン代 | 18 | 15% |
水道や光熱費といった固定費 | 13 | 10.57% |
宿泊費 | 11 | 8.94% |
福利厚生費 | 9 | 7.32% |
広告宣伝費 | 8 | 6.50% |
税金 | 6 | 4.88% |
通信費 | 8 | 6.5% |
その他 | 2 | 1.63% |
個人事業主にクレジットカードで支払っているものを聞いたところ、消耗品や備品を回答している方が最も多かったです。
それ以外にも、ガソリン代・交際費・交通費などにも回答が集まっていたため、かなり幅広い用途でクレジットカードが使われていると考えられます。
よく利用する特典・サービスは何ですか?
項目 | 回答者数(人) | 割合(%) |
---|---|---|
会計ソフトと連携できる サービス | 14 | 15.91% |
飛行機や新幹線の 予約サービス | 10 | 11.36% |
空港~自宅の手荷物 宅配サービス | 10 | 11.36% |
レストラン優待 | 6 | 6.82% |
ホテル優待 | 4 | 4.55% |
ゴルフ優待 | 4 | 4.55% |
空港ラウンジサービス | 9 | 10.23% |
福利厚生サービス | 1 | 1.14% |
ショッピング保険 | 6 | 6.82% |
海外旅行保険 | 8 | 9.09% |
国内旅行保険 | 11 | 12.50% |
社員用カード | 2 | 2.27% |
シェアオフィス・ コワーキングスペース優待 | 0 | 0% |
その他 | 3 | 3.41% |
約40%の個人事業主が、会計ソフトと連携できるサービスと回答しました。

個人事業主の方の中には、経理業務や確定申告なども全て1人で行なっている方もいるのでは?そんな方はクレジットカードを会計ソフトと連携すれば、業務の効率化を図れるでしょう。
その他、空港ラウンジサービスや旅行保険にも票が集まっていたため、出張の際にそういった特典を利用している方が多いのだと考えられます。
よくある質問
Q. 事業を始めたての個人事業主でもカードに申込みは可能?
Q. 個人事業主がクレジットカードの審査に通りやすくなるポイントはある?
Q. 個人事業主は、法人カードと個人カードどちらにすべき?
法人カードは、専業の支出を個人の財布と分けられるため、複雑な経理作業が楽になります。
しかし、個人カードに比べて審査が通りにくい傾向にあるので、注意が必要です。
この記事の監修者
育休中、フリーランス女性に向けて「社会制度」や「貯金・投資」に関するお役立ち情報を発信。
マネーコラムの執筆や記事監修も手がける。日経xwoman公式アンバサダー。著書「お金の使い方、貯め方教えて下さい」主婦の友社
- ファイナンシャルプランナー
東証一部上場企業で10年間サラリーマンを務める中、業務中の交通事故をきっかけに企業の福利厚生に興味を持ち、社会保障の勉強を始める。
以降ファイナンシャルプランナーとして活動し、個人・法人のお金に関する相談、北海道のテレビ番組のコメンテーター、年間毎年約100件のセミナー講師なども務める。趣味はフィットネス。健康とお金、豊かなライフスタイルを実践・発信しています。
- 有限会社バード商会
福岡の大学を卒業後、大手インフラ業界に就職。主に、ご家庭の光熱費削減や新電力の業務に約4年ほど従事。現在は、父の会社(有限会社バード商会)を継ぎ、独立系のファイナンシャル・プランナーとして活動中。専門分野は、家計改善(光熱費の見直し)と資産形成の分野。
FPの実績は、カードローン相談、光熱費の見直し、企業型確定拠出年金の導入、日本FP協会でアシスタント相談員、執筆などを行っている。
水野総合FP事務所代表。独立系ファイナンシャルプランナーとして個別相談、執筆・監修、講師、取材協力などマルチに活動。ライフプラン、資産運用、相続・資産承継といった幅広い相談内容に対応し、全国1000名を超える方から日本FP協会に寄せられる「くらしとお金」の電話相談を1年間担当。毎月20本以上の執筆・記事監修の他、大学や事業法人で講師を務め年80回登壇。学校法人専門学校非常勤講師として「投資の授業」を毎週行う。
消費生活ジャーナリスト。1952年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。
同大学院修士課程修了後、月刊誌記者などを経て独立。流通、情報通信、金融分野を中心に活動する。主力はクレジットカード&電子マネーの研究で、すでに30年間に渡って業界の定点観測をしている。また、クレジットカードのムックも50冊以上監修しキャッシュレスの生き字引として情報発信を続けている。
証券会社にて営業・経営企画部門、社長秘書等を行う。また、投資銀行業務にも携わる。
現在、不動産を含む資産運用と社会保障(特に年金)を主に、FP相談・執筆・講演・を行っている。東洋大学経営学部ファイナンス学科非常勤講師
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