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「変動金利は低いから大丈夫」と考えて住宅ローンを選んでいませんか?今回は、2018年にJAバンクで35年・変動金利の住宅ローンを組んだTeacher K'sさんにインタビューを行いました。
契約当初0.625%だった金利は1.28%まで上昇し、毎月の返済額も約9万円に。返済計画表や通帳の実際の数字をもとに、金利上昇が家計に与えた影響や、契約時に確認しておけばよかったポイントを紹介します。
今回インタビューにご協力いただいたのは、JAバンクの住宅ローン(35年・変動金利)を利用しているTeacher K'sさんです。
2018年、40歳のときに新築の戸建て住宅を購入。当時比較した中で最も金利が低かったJAバンクを選びましたが、その後の金利上昇によって、毎月の返済額が少しずつ増えていきました。
ユーザー属性 | 48歳・男性 |
利用中の住宅ローン | JAバンク 住宅ローン |
借入額 | 3,500万円 |
購入した住宅 | 新築戸建て |
住宅ローン契約時期 | 2018年(当時40歳) |
40歳のときに、新築の戸建て住宅を購入しました。きっかけは、妻の実家の近くに条件の良い空き土地が売りに出されたことです。
以前から住宅購入については考えていましたが、立地条件の良い土地が見つかったことで、具体的に家を建てる話が進みました。
自己資金だけで住宅と土地の費用をまかなうことは難しかったため、住宅ローンを利用することにしました。
最初からJAバンクに決めていたわけではなく、いくつかの金融機関を比較しました。その中でJAバンクを選んだ一番の理由は、当時比較した住宅ローンの中で金利が最も低かったことです。
住宅ローンは長期間にわたって返済していくものなので、少しでも金利が低ければ、毎月の負担や最終的な返済負担も抑えられると考えていました。そのため、金利をかなり重視して金融機関を比較していました。
今振り返ると、当時は「現在の金利が安いか」という点に意識が向いていて、将来金利が上昇した場合の返済額まで十分に想定して比較できていなかったと思います。
35年の変動金利を選んだ大きな理由は、当時の金利が低かったことと、ハウスメーカーの担当者から受けた説明です。
担当者からは、「未来の金利がどうなるかは誰にも分からないが、ここ10数年を見ると大きな変動はないため、過去の実績を考えれば今後も大丈夫なのではないか」という趣旨の提案を受けました。
私自身もその説明に納得し、固定金利よりも当初の負担を抑えられる変動金利を選びました。当時は、将来ここまで金利が上昇する可能性を現実的なものとして考えていませんでした。
結果的には、過去の状況がこの先も続くだろうという見方を、少し楽観的に受け止めてしまったと思っています。
住宅ローンの借入額は3,500万円でした。頭金として約500万円を自己資金から用意し、月々の返済に加えてボーナス払いも設定しました。
返済計画を立てた当時は、毎月の生活に無理が出ないことを意識しながら、ボーナス払いも利用して返済していく計画でした。
2018年に契約した際の金利は、0.625%だったと記憶しています。金利の低さを重視して金融機関を選んだため、この数字は比較的よく覚えています。
当初の毎月の返済額も6万円台後半だったと記憶していますが、正確な金額までは覚えていません。
金利が上昇していることを強く意識するようになったのは、返済計画表をあらためて確認したときです。
手元にある2023年の返済計画表では、約定利率が0.83%、変更予定利率が1.03%となっていました。
その後、2025年の返済計画表では約定利率が1.28%、変更予定利率が1.93%となっており、数字を比較して金利がかなり上がっていることを実感しました。
変動金利を選んだ当時は、ここまで上昇することを全く考えていなかったため、「こんなに変わるものなのか」という驚きと、今後さらに上がったらどうなるのだろうという不安を感じました。
記憶では「月2万円以上増えた」という感覚でしたが、今回あらためて返済計画表や通帳を確認しました。
確認できる資料では、2023年の通常月の返済額は75,974円でした。その後、2025年の返済計画表では85,141円となっています。
また、2026年8月の通帳では、住宅ローンの元金と利息を合わせて89,753円の支払いを確認できます。
資料で確認できる範囲では、2023年の75,974円から、現在は約89,000円まで増えています。
金利も2023年の資料では0.83%、2025年の資料では1.28%となっています。返済条件を変更した記憶はないため、金利上昇による影響が大きいと認識しています。
Teacher K'sさんの記憶と資料をもとに、金利と毎月の返済額の推移をまとめると以下のとおりです。
時期 | 金利(約定利率) | 毎月の返済額 |
2018年 | 0.625% | 6万円台後半 |
2023年 | 0.83% | 75,974円 |
2025年 | 1.28% | 85,141円 |
2026年8月 | - | 89,753円 |
一番大きかったのは、これまでと同じ感覚で生活費を使えなくなったことです。
住宅ローンは毎月必ず支払わなければならない固定的な支出なので、その金額が増えると、その分だけ他の出費を見直す必要があります。日々の買い物や外食、娯楽などについても、以前より金額を意識するようになりました。
一度に生活が大きく変わったというより、毎月少しずつ余裕が減っていく感覚の方が近いです。
住宅ローンを契約した当時は、返済額が大きく増えることをほとんど想定していませんでした。変動金利の場合は、現在払える金額だけでなく、将来増えた場合まで考えておく必要があったと感じています。
現在のところ、借り換えや繰上返済など、住宅ローンそのものに対する具体的な変更はしていません。
金利が上がったことで不安を感じることはありますが、住宅ローンは金額も大きく、簡単に契約を変更できるものではないため、そのまま返済を続けています。その代わり、住宅ローン以外の毎月の支出については、以前より意識して確認するようになりました。
今振り返ると、金利が上昇してから考えるのではなく、契約する段階で「金利が1%上がったらどうなるか」「さらに上がった場合でも返済できるか」まで具体的に計算しておけば、もっと冷静に判断できたと思います。
一番感じているのは、変動金利だけではなく、固定金利についてももっと真剣に比較しておけばよかったということです。
契約当時は変動金利が低く、過去10数年も大きな変動がなかったという説明を聞き、「今後も大きくは変わらないのではないか」と考えていました。しかし実際には金利が上昇し、返済額にも影響が出ています。
これほど上昇する可能性を当時から現実的に考えていたら、多少金利が高くても、返済額が一定になる固定金利を選択肢としてもっと慎重に検討していたと思います。
住宅ローンは長期間の契約なので、契約時点で一番安い金利だけを見るのではなく、将来金利が変わった場合まで確認しておくべきだったと感じています。
私自身の経験から一番伝えたいのは、将来どうなるか分からない部分について、希望的な予測だけで判断しないことです。
私が変動金利を選んだときも、「長い間ほとんど金利が動いていないから、これからも大丈夫ではないか」という考えがありました。
しかし住宅ローンは35年という非常に長い期間の契約です。その間に経済状況や金利環境が変わる可能性は十分あります。
変動金利と固定金利のどちらが正解ということではなく、「金利が上がった場合でも返済を続けられるか」「毎月いくらまでなら余裕を持てるか」を具体的に考えてから決めることが大切だと思います。
住宅ローンでは、良い方向に進むことを期待するだけでなく、想定外の状況が起きた場合まで考えて選ぶことをおすすめします。
今回のインタビューでは、2018年にJAバンクで35年・変動金利の住宅ローンを組んだTeacher K'sさんのお話を伺いました。
契約当初は0.625%だった金利が、2025年には1.28%まで上昇。毎月の返済額も、資料で確認できる2023年の75,974円から、2026年8月には89,753円まで増えています。返済条件は変えていないため、金利上昇の影響が大きいと感じているそうです。
Teacher K'sさんのお話からは、住宅ローンを選ぶうえで気をつけたいポイントが見えてきました。
1つ目は、「契約時点の金利の低さ」だけで選ばないことです。金利の低さを重視して選んだものの、将来金利が上昇した場合の返済額まで想定できていなかったと振り返っていました。
2つ目は、「金利が1%上がったら毎月いくらになるか」を契約前に具体的に計算しておくことです。返済額の増加は一度に大きく変わるのではなく、毎月少しずつ家計の余裕を減らしていきます。
3つ目は、「過去10数年は金利が動いていないから大丈夫」といった説明を、そのまま楽観的に受け止めないことです。35年という長い期間には、金利環境が変わる可能性が十分にあります。
4つ目は、変動金利だけでなく固定金利も比較したうえで、毎月いくらまでなら無理なく返済できるかを基準に決めることです。
これから住宅ローンを組む方は、目先の金利だけでなく、金利が上がった場合のシミュレーションまで確認したうえで、自分の家計に合った住宅ローンを選びましょう。
詳しくは、おすすめ住宅ローンランキング記事もぜひ参考にしてみてください。
募集方法 | |
実施日 | 2026年10月 |
実施対象 | 住宅ローン選びで失敗・後悔した経験がある方 |
対象地域 | 日本 |