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「オール電化だと、どの電力会社を選べば電気代を抑えられるの?」と迷っていませんか。電力自由化により小売電気事業者は800社を超え、料金プランも多様化しています。
特にオール電化住宅では、エコキュートやIHの使用時間帯によって電気代が大きく変わるため、昼夜の料金単価や時間帯別プランの違いを比較することが重要です。
本記事では、オール電化向けにおすすめの電力会社9社を厳選し、世帯別ランキングや失敗しない選び方までわかりやすく解説します。
基本料金や夜間料金の安さ、契約前に確認しておきたいポイントまで整理し、家庭に合った電力会社選びのため、ぜひ参考にしてください。
| 電力会社 | ![]() 東京ガス(でんき) | ![]() ENEOSでんき | ![]() CDエナジーダイレクト | ![]() オクトパスエナジー | ![]() リボンエナジー |
|---|---|---|---|---|---|
| 供給エリア | 東京電力エリア | 東京電力エリア | 東京電力エリア | 全国(離島を除く) | 全国(沖縄電力エリアを除く) |
| 電気ガスセット | あり | あり | あり | × | なし |
| 2人暮らし参考電気代 | 約13,210円/月 | 約12,941円/月 | 約12,926円/月 | 約9,152円/月 | 約8,750円/月 |
| リンク | 詳しくはこちら(公式) |
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国内主要な30社以上の電力会社を専門家チームでレビュー済み(おすすめ電力会社)
過去12ヶ月で累計15000時間以上を商品やサービスレビューに費やしています。
客観的に評価ルールを策定済み(ココモーラコンテンツポリシー)
当サイト「ココモーラ」で紹介している電力会社は、電気事業法に基づき経済産業省への正式な届出や登録を行い、適切に電力供給事業を運営している事業者のみを掲載しています。またココモーラのサービスは広告主のパートナー企業より報酬を得ています。ただし、広告主の好意的なレビューを書く保証をつける等で報酬を支払うなどは一切行っておりません。
当サイトの「オール電化向け電力会社おすすめランキング」は、公式サイトの情報や数値といった客観的なデータはもちろん、以下の4つの視点から多角的に評価を行っています。
オール電化向け電力会社の評価方法
評価項目については、利用者アンケートや専門家への取材から得られた知見をもとに、編集部が独自の項目(夜間料金の安さ・オール電化向けプランの充実度・基本料金のコスパなど)を設定。
各サービスを総合的に評価してランキングを決定しています。
※各電力会社に表示している評価点について「口コミ評価」は、利用者の口コミ調査に基づく利用者の評価です(5点満点)。「AI SCORE」は、公式スペックや口コミデータをAIが解析して算出した参考スコアです。オール電化向け電力会社おすすめランキングは、これらの点数に加えて公式サイトのスペック・専門家の評価・制作チームの評価を編集部が総合的に判断して決定しているため、口コミ評価・AI TOTAL SCOREの高い順と掲載順は一致しない場合があります。
オール電化向けの電力会社を選ぶ際に重要なのは、知名度やポイント還元だけではありません。
ココモーラがオール電化で新電力を利用している57人に実施したアンケートでも、電力会社を選ぶときに最も重視したことの1位は「基本料金の安さ」となっています。
重視したこと | 割合 |
基本料金が安い | 49.12% |
夜間料金が安い | 36.84% |
セット割がある | 35.09% |
ポイントが貯まる | 35.09% |
料金が | 19.3% |
今回の調査からは、基本料金の安さだけでなく、夜間料金の安さやセット割・ポイント還元、料金の分かりやすさもオール電化世帯の電力会社選びの判断基準になっていることが分かりました。
この結果を踏まえ、「基本料金・電気料金のコスパ」「夜間料金・時間帯別プランの充実度」「セット割・特典・ポイント還元」を評価項目に反映しています。
調査期間 | 2026年2月4日~2026年2月10日 |
回答者数 | 57人 |
調査で | フリージーを使用した独自調査 |
上記のアンケート調査結果と専門家への取材内容を踏まえ、編集部では以下の5つの評価項目を設定し、各電力会社を比較しました。
評価項目 | 評価内容 |
基本料金・ | 基本料金や電力量料金のトータルコストをもとに、オール電化世帯がどれだけお得に利用できるかを評価。 |
夜間料金・ | 夜間の電力量単価の安さや、エコキュート・給湯を安く運用できる時間帯別プランの有無を評価。 |
オール電化向け | オール電化住宅の使い方に合った専用プランが用意されているか、世帯人数に応じて選べるかを評価。 |
対応エリア・ | 供給エリアの広さや、オンライン申込み・切り替え手続きのスムーズさを評価。 |
セット割・ | ガス・通信などとのセット割やポイント還元など、家計にプラスになる特典の充実度を評価。 |
公式サイトに掲載されているスペックだけではなく、実際のオール電化世帯が電力会社を選ぶ際の判断基準も反映された評価項目となっています。
基本料金の安さだけでなく、夜間料金の安さやオール電化向けプランの充実度といった、実際にオール電化で新電力を利用しているユーザーの判断基準も反映された評価項目となっています。
評価項目 | 詳細 |
基本料金・ | 2人暮らし参考電気代は約13,210円/月。新規申し込みで基本料金が1ヶ月無料になり、引越し時の再契約も対象。 |
夜間料金・ | オール電化向けの時間帯別プランを用意し、夜間の使用が多い世帯でも運用しやすい。 |
オール電化向け | オール電化向け料金メニュー(時間帯別プラン)を提供している。 |
対応エリア・ | 供給エリアは東京電力エリアのみ。電気・ガスのトラブルに対応する駆けつけサービスも提供。 |
セット割・ | ガスとのセット割で電気料金が0.5%割引。ポイントも貯まるが、セット割の適用は電気代のみ。 |
評価項目 | 詳細 |
基本料金・ | 2人暮らし参考電気代は約12,941円/月。1kWhあたりの料金が安く、使用量が多いほど割引率が高まる。 |
夜間料金・ | 使用量が多いほどお得になる料金設計で、電気使用量が多いオール電化世帯と相性が良い。 |
オール電化向け | オール電化プランを用意している。電気使用量が少ないと割高になりやすい点は注意。 |
対応エリア・ | 供給エリアは東京電力エリア。解約金が発生する場合がある。 |
セット割・ | 電気料金200円につき1ポイント(Vポイント)還元。指定カード利用でガソリン代・灯油代が割引に。 |
評価項目 | 詳細 |
基本料金・ | 2人暮らし参考電気代は約12,926円/月。電気代とガス代のセット割も利用できる。 |
夜間料金・ | 使用量に合わせて最適なプランを選べ、世帯や生活スタイルに応じた料金設計が可能。 |
オール電化向け | 1人暮らしから4人以上まで、状況に合わせて選べる多彩なプランを提供している。 |
対応エリア・ | 供給エリアは東京電力エリア。契約手続きはWebで完結できる。 |
セット割・ | Web会員サービス「カテエネ」で電気料金に応じてポイント還元※1。ガスとのセット割もお得※2。 |
評価項目 | 詳細 |
基本料金・ | 2人暮らし参考電気代は約9,152円/月と割安。基本料金ゼロプランもあり、使った分だけ支払える。 |
夜間料金・ | 利用状況に合わせて最適なプランを選べ、オール電化世帯の使い方にも対応しやすい。 |
オール電化向け | 再生可能エネルギー100%の電力をシンプルな料金体系で提供している。 |
対応エリア・ | 供給エリアは全国(離島を除く)。デジタル完結で手続きがかんたん、切り替えもスムーズ。 |
セット割・ | 電気ガスセットは非対応。実店舗がなく対面サポートはないが、海外でも高評価のデジタル技術でサポート。 |
評価項目 | 詳細 |
基本料金・ | 2人暮らし参考電気代は約8,750円/月。基本料金・燃料費調整額が0円で、安い時間帯に使えば料金を抑えられる。 |
夜間料金・ | 市場連動型で市場価格が下がれば電力量料金の単価が安くなり、安い時間帯はマイページで確認できる。 |
オール電化向け | 市場連動型のためプランの選択肢は少なめ。高騰リスクがある点には注意。 |
対応エリア・ | 供給エリアは全国(沖縄電力エリアを除く)。 |
セット割・ | マイホーム割引・ペット割引など割引の種類が豊富。Web申し込みで6ヶ月間電気代割引のキャンペーンも実施。 |
オール電化向け電力会社おすすめのランキングにあたり、以下の公的機関・団体の情報を参照しています。
電気代は「どの会社が安いか」だけでなく、自分の暮らし方によって大きく変わります。
同じ電力会社でも、一人暮らしとファミリー世帯では最適なプランが異なるケースも少なくありません。
オール電化住宅は、電気で動かす家電製品や設備が多い為、電気とガスの両方を使う一般の家庭に比べると電気使用量が多くなる傾向にあります。その為、電力プランを選ぶ際は、オール電化に合った料金プランであるかを慎重に選んでいく必要があります。電力会社によりますが、オール電化にフィットする料金プランを提供している場合があります。世帯人数や自宅にいる時間帯などを考慮し、自分たちの生活スタイルに合った料金プランを探しましょう。
ここでは、一人暮らし・二人暮らし・3〜4人暮らしの3つに分けて、それぞれのライフスタイルに合った電力会社の選び方とおすすめを紹介します。
自分の生活に近いケースをイメージしながらチェックしてみてください。
オール電化に縛らず幅広い選択肢から検討してみたい方は、電力会社おすすめランキング34選も要チェックです。
まず、世帯人数によってどれくらい電気代は異なるのでしょうか?
関西電力が実施した調査によると、オール電化の月間平均電気代は以下のとおりです。
世帯人数 | 月間平均電気代 |
1人世帯 | 10,777円 |
2人世帯 | 13,406円 |
3人世帯 | 14,835円 |
4人世帯 | 16,533円 |
ここでは、上記の調査結果をもとにして、オール電化向けプランを提供しているおすすめの電力会社を世帯別に紹介します。
月間平均電気代より安く抑えられる可能性がある新電力を厳選しているので、今よりも光熱費を抑えたい方はぜひ参考にしてみてください。
1人暮らしの方は、日中は家を空けることが多く、電気使用量が比較的少ない傾向にあるでしょう。
そのため、基本料金が安い、もしくは0円のプランや、使った分だけ支払う従量料金型のプランが向いていることが多いです。
自分の生活リズム(在宅時間や自炊頻度など)を思い浮かべながら、無駄なく使えるプランを選ぶのがポイントです。
各社の電気料金をシミュレーションした結果、いずれも月間平均電気代の10,777円より電気代を抑えられる可能性があります。
おすすめ電力会社3選 | 月間電気代 |
10,395円 | |
10,267円 | |
10,283円 |
※以下の条件で月間電気代をシミュレーションしています
・契約アンペア数:40A
・1ヶ月の電気使用量:300kWh(日中100kWh+夜間200kWh)
・「基本料金+電力量料金」の計算式で算出
・東京電力エリアの料金単価で計算
なお、一人暮らしの方は一人暮らしにおすすめの電力会社をエリア別にご紹介した一人暮らしにおすすめの電力会社13選もぜひ参考にしてみてください。
2人暮らしになると、1人暮らしに比べて電気使用量は増えやすく、在宅時間のズレによって使用タイミングも広がります。
そのため、単純な安さだけでなく、バランスの取れた料金設計や、使用量が増えても単価が上がりにくいプランが適しています。
お互いの生活スタイルを考えながら、「どの時間帯に電気をよく使うか」を意識して選ぶと失敗しにくいです。
各社の電気料金をシミュレーションした結果、いずれも月間平均電気代の13,406円より電気代を抑えられる可能性があります。
おすすめ電力会社3選 | 月間電気代 |
12,063円 | |
12,183円 | |
12,054円 |
※以下の条件で月間電気代をシミュレーションしています
・契約アンペア数:40A
・1ヶ月の電気使用量:350kWh(日中150kWh+夜間200kWh)
・「基本料金+電力量料金」の計算式で算出
・東京電力エリアの料金単価で計算
家族世帯では、日中・夜間ともに電気使用量が多くなりやすく、特にオール電化の場合はその傾向が顕著に現れるでしょう。
そのため、電力量単価が安いプランや、夜間割引などを活用できるプランが重要になります。
毎日の生活を思い返しながら、「どれくらい電気を使っているか」「ピークはいつか」を意識すると、より自分たちに合った電力会社が見えてきます。
各社の電気料金をシミュレーションした結果、いずれも月間平均電気代の**約15,676円*より電気代を抑えられる可能性があります。
おすすめ電力会社 | 月間電気代 |
約15,676円 | |
約15,515円 | |
15,523円 |
※以下の条件で月間電気代をシミュレーションしています
・契約アンペア数:50A
・1ヶ月の電気使用量:450kWh(日中200kWh+夜間250kWh)
・「基本料金+電力量料金」の計算式で算出
・東京電力エリアの料金単価で計算
ここでは、オール電化住宅にお住まいの方に向けて電力会社の選び方を紹介します。
今よりも安い電力会社を効率よく見つけるために重要なポイントをまとめているので、気になった方はぜひ参考にしてみてください。
オール電化向け電力会社の選び方
電力会社を比較するときは、必ず供給エリアを確認しましょう。
電力自由化によって幅広い選択肢からを選べるようになりましたが、すべての電力会社が全国対応しているわけではありません。
事前にお住まいの地域に対応する電力会社を絞り込むことで、効率よく料金プランを比較しやすくなります。
特に都市部以外の地域は、いざ申し込もうと思ったときに供給エリア外となるケースも少なくないので、あらかじめ契約可能な電力会社確認するように心がけましょう。
オール電化住宅の場合は、電気使用量が多い時間帯を把握することが重要です。
どの時間帯に電気をたくさん使う方によって、選ぶべき電力会社は異なるためです。
たとえば、共働きで日中より夕方以降の電気使用量が多い場合は、夜間の料金単価が安い電力会社を選ぶと今よりも電気代を抑えられます。
一方で、在宅ワークが中心で昼間の電気使用量が多いのであれば、日中の料金単価が安い電力会社を選ぶべきです。
このように、電気使用量が多い時間帯によってお得な電力会社は変わってくるので、今よりも電気料金を安く抑えたい方は必ず確認しましょう。
電力会社を選ぶときは、料金プランだけでなく「燃料調整額」も比較しましょう。
「燃料調整単価×月間使用電力量」の計算式で算出された金額を毎月支払います。
仮に燃料調整単価が1kWhあたり5円で、1ヶ月に300kWhの電気を使用した場合、翌月の電気料金に1,500円が加算されるイメージです。
基本的な電気料金と比べて軽視されがちな費用ですが、オール電化住宅は月々の電気使用量が多く、電気代を大きく左右する要因になりやすい傾向にあります。
なお、電力会社によっては燃料調整額を無料に設定しているところもあるので、基本料金や電力量料金単価だけで判断しないように意識しましょう。
電力会社を比較するときは、特典・キャンペーンも確認しましょう。
なお、電力会社が提供する代表的な特典・キャンペーンは以下のとおりです。
たとえば、ガスやインターネットなどとのセット割を活用すると、電気代以外の固定費も節約できる可能性があります。
ガスやインターネットなどとのセット割は、毎月数百円ほど固定費が安くなるイメージです。
また、車での移動が多い方であれば、ガソリン代割引を提供する電力会社を選ぶのもいいでしょう。
ただし、特典・キャンペーンを軸として電力会社を選ぶのはおすすめできません。
長期的には電気料金そのものの安さが重要になるので、「気になる電力会社が2〜3社ある」といった場合に、判断材料として活用するように心がけてください。
オール電化住宅では、調理・給湯・冷暖房など、生活に必要なエネルギーをすべて電気でまかないます。
オール電化向けの電力会社に切り替えることで、料金面だけでなく、安全性や利便性においても多くのメリットが得られます。
自分の生活スタイルに合ったプランを選べば、さらにお得に、そして快適に暮らせるでしょう。
ここでは、オール電化向け電力会社に切り替えるメリットについて詳しく解説します。
オール電化向け電力会社に切り替えるメリット
オール電化向けの料金プランには、夜間の電力量単価が昼間よりも安く設定されているものが多くあります。
エコキュートや電気給湯器は深夜にお湯を沸かしてタンクに貯める仕組みのため、夜間の安い電気を活用することで、給湯にかかるコストを大幅に抑えることが可能です。
ガス併用の住宅ではガスの基本料金と電気の基本料金の両方が毎月かかりますが、オール電化であれば電気代のみの支払いになるため、固定費の削減にもつながります。
電力会社やプランによっては夜間単価がさらに低く設定されているケースもあるため、自分の生活リズムに合わせて選ぶことで、光熱費をより効果的に抑えられるでしょう。
オール電化向けの料金プランの中には、夜間の電気料金が安く設定されているものがあります。エコキュートなどを使い、料金の安い夜間にお湯を沸かすことで、光熱費を抑えられる可能性があります。また、ガスを使用しないため、ガスの基本料金がかからないこともメリットの一つです。ただし、昼間の料金が高く設定されているプランも存在します。夜間だけではなく、自宅での昼間の電気の使い方も考慮して選びましょう。
オール電化住宅では、調理にIHクッキングヒーター、給湯にエコキュートや電気温水器を使用するため、生活の中でガスを使うことがありません。
ガスコンロのように直接火を使わないIHは、袖や布巾への引火リスクがなく、吹きこぼれによる立ち消えや一酸化炭素中毒など事故の心配も軽減できるのが大きなメリットです。
小さな子どもが誤って火に近づいてしまう危険がなくなることはもちろん、高齢者のいる家庭でも火の消し忘れによるトラブルを防ぎやすくなるでしょう。
万が一の際もブレーカーを落とすだけで電気を止められるため、ガスに比べて緊急時にも落ち着いて対処しやすい点も安心ポイントです。
安全性を重視する家庭にとって、オール電化は暮らしの安心感を高められる選択肢だと言えるでしょう。
大規模な地震や台風などの災害が発生した際、電気・ガス・水道などライフラインの復旧スピードには大きな差があります。
過去の大規模災害の記録を見ると、電気は数日で復旧するケースが多い一方、ガスや水道は復旧まで数週間から数カ月を要することがあります。
オール電化住宅であれば、電気と水道が復旧した時点で調理や給湯を再開できるため、ガス併用住宅に比べて日常生活への復帰が早くなるでしょう。
電気給湯器のタンクには非常用の水が貯まっているため、断水時に生活用水として活用できるケースもあります。
災害への備えという観点からも、オール電化はライフラインの早期回復を後押しする住まいのあり方だと言えそうです。
災害発生時に電気はガスに比べて早く復旧する場合もあります。オール電化の場合、電気が復旧すれば、ほとんどの家電製品や設備を利用することができます。一方で停電が長引くと多くの設備が使えなくなるというデメリットもあります。その視点から、オール電化の住宅であっても災害時の対策として、カセットコンロやモバイルバッテリー、懐中電灯、ライターなどを準備しておくことは大切です。
ガス併用の住宅では、電気とガスそれぞれの検針票や請求書を確認しながら光熱費を把握する必要があります。
一方、オール電化住宅であればすべてのエネルギーが電気に集約されるため、毎月の光熱費を電気代だけで確認・管理することが可能です。
電力会社によってはアプリや会員サイトで使用量や料金をリアルタイムに確認できるサービスがあるため、「どの時間帯にどれだけ使ったか」を見える化して節電行動につなげやすいメリットもあるでしょう。
また、支払い先がひとつにまとまるので、毎月の引き落としやカード払いの確認も手間がかかりません。
家計をすっきりと管理したい方にとって、オール電化への切り替えは家計管理をシンプルにする意味でもおすすめです。
ここでは、オール電化住宅にお住まいの方が、別の電力会社に切り替える際の注意点について解説します。
特に大手電力会社から新電力に乗り換える場合、いくつか確認すべきポイントがあるのでそれぞれ確認してみてください。
オール電化向け電力会社に切り替える際の注意点
電力会社によっては、契約期間が設けられており、解約時に違約金が発生する可能性があります。
新電力の中には、1〜2年程度の契約期間を設けている会社が多くあるので注意しましょう。
なお、電力会社の違約金は1,000円〜5,000円程度のケースが一般的です。
決して安くはない金額なので、特に以下のような場合は必ず申し込み前に契約期間や違約金の有無について確認しましょう。
オール電化住宅に向けた料金プランの中には、「ピークタイム料金」が設定されているケースもあります。
一般的に夏季の日中や、冬季の夜間などが割高になりやすい傾向にあります。
特に在宅時間が長い家庭の場合は、ピークタイム料金の影響を受けやすいので注意が必要です。
夜間や早朝など、決まった時間帯に電気の使用量が多い家庭であれば、ピークタイム料金を上手に活用できますが、日中や夕方に電気をたくさん使用する場合は、かえって電気代が高くなる可能性があります。
以上のことから、オール電化住宅向けの料金プランを比較するときは、必ずピークタイム料金について確認しましょう。
オール電化向けの料金プランの中には、夜間の電気料金を安くする一方で、夕方などの特定の時間帯の料金を高く設定しているものがあります。こうした時間帯にエアコンやIHクッキングヒーター、乾燥機などを同時に使うと、電気料金が高くなる可能性があります。料金プランを選ぶ際は、安い時間帯だけでなく、料金が高くなる時間帯も確認することをお勧めします。選んだプランが、自宅で電気を多く使う時間帯と合っているかを確認しましょう。
新電力へ切り替える場合は、基本的にスマートメーターの設置が必要です。
スマートメーターの設置が必要な場合、申し込みから切り替えまで2週間程度かかる可能性があります。
とはいえ、スマートメーターの設置に原則費用はかからないので、過度に心配する必要はありません。
また、工事自体は立ち会い不要で行われるので、余裕を持って申し込むように心がければ、日常生活に大きな影響はなく、お好みの電力会社に変更できます。
スマートメーターは新電力であるから設置するものではなく、国の法律で、どのような家庭でも2010年代より順次設置されてきた機器です。2026年現在は、ほとんどの家庭にスマートメーターが設置されています。ご家庭が電力会社を変更したからといって、スマートメーターを交換する必要はありません。また、スマートメータが新規で設置される場合も原則として設置費用もかかりませんので、あまり特段心配する必要はありません。
オール電化住宅では、給湯や調理、冷暖房などを電気でまかなうため、電気の使い方を少し工夫するだけでも電気代の節約につながります。
特に意識したいのが、電気を使う「時間帯」です。
オール電化向けの料金プランには、時間帯によって電力量料金の単価が異なるものがあり、割安な時間帯を上手に活用することで電気代を抑えられる可能性があります。
また、家庭のエネルギー消費に占める割合が大きい給湯の使い方を見直したり、省エネ性能に優れた家電を取り入れたりすることも大切です。
ここからは、オール電化住宅の電気代を安くするために実践したい4つの方法をご紹介しましょう。
・電気料金が安い時間帯に家電を使う
・エコキュートの設定や使い方を見直す
・省エネ性能の高い家電を活用する
・電力会社や料金プランを見直す
オール電化向けの料金プランには、時間帯によって電力量料金の単価が異なるものがあります。
このようなプランを契約している場合は、電気料金が安く設定されている時間帯にできるだけ電気を使うことで、電気代を抑えられる可能性があります。
例えば、洗濯乾燥機や食器洗い乾燥機など、使用する時間を調整しやすい家電は、タイマー機能を活用して料金単価の安い時間帯に稼働させるのもひとつの方法です。
毎日の家事で使用する家電だからこそ、使う時間帯を意識すれば継続的な節約につながります。
ただし、オール電化向けプランだからといって、必ずしもすべてのプランで「夜間の電気料金が安い」とは限りません。
割安になる時間帯や料金単価は電力会社・プランによって異なります。まずは現在契約している料金プランの時間帯別単価を確認し、どの時間に電気を使うとお得なのか把握しておきましょう。
無理に生活リズムを変えるのではなく、タイマー機能などを利用して無理なく電気の使用時間をずらすことがポイントです。
オール電化住宅で電気代を節約するなら、エコキュートの使い方も見直してみましょう。
エコキュートは、ヒートポンプを利用してお湯を沸かし、タンクに貯めて使用する給湯設備です。
電気料金が時間帯によって異なるプランを契約している場合は、料金単価が安い時間帯にお湯を沸かすことで電気代を抑えやすくなります。
エコキュートには、家庭のお湯の使用量を学習して必要な量を沸かす機能や、沸き上げる時間帯を設定できる機種もあります。
必要以上のお湯を沸かしたり、料金単価が高い時間帯に頻繁に沸き増ししたりすると電気代が増える原因になるため、家族の人数や使用量に合わせて設定を見直してみましょう。
また、太陽光発電を設置している住宅では、昼間に発電した電気を使ってエコキュートを沸き上げる方法もあります。
夜間の沸き上げが必ずお得とは限らないため、契約中の料金プランや太陽光発電の有無などを踏まえて設定することが大切です。
機種によって搭載されている機能や適した設定方法は異なるため、取扱説明書なども確認しながら調整しましょう。
オール電化住宅では、電気を使う時間帯だけでなく、家庭全体の電力使用量を減らすことも電気代の節約につながります。
特にエアコンや冷蔵庫、照明など、使用時間が長い家電の消費電力を見直してみましょう。長年使用している家電は、最新の家電と比べて消費電力が大きい場合があります。
買い替えのタイミングで省エネ性能の高い製品を選べば、日々の電力使用量を減らせるかもしれません。
家電を選ぶ際は、本体価格だけでなく、省エネ性能や年間消費電力量、年間の電気料金の目安なども確認してみましょう。
もちろん、電気代を節約するためだけに、まだ使える家電をすべて買い替える必要はありません。
エアコンの設定温度を適切に保つ、フィルターを定期的に掃除する、使用していない照明を消すなど、普段の使い方を工夫することも大切です。
家電を買い替える際には省エネ性能を意識しつつ、日常生活では無駄な電力消費を減らすことから始めてみましょう。
節電を意識しているにもかかわらず電気代が高いと感じる場合は、現在契約している電力会社や料金プランが生活スタイルに合っているか確認してみましょう。
オール電化住宅では、エコキュートやIHクッキングヒーターなどを使用するため、一般的な住宅とは電気の使用量や使用する時間帯が異なる傾向があります。
そのため、オール電化住宅向けに用意された料金プランを選ぶことで、電気代を抑えられる可能性があります。
料金プランを比較するときは、電力量料金の単価だけを見るのではなく、基本料金や時間帯ごとの料金設定なども確認することが重要です。
例えば、日中は仕事などで外出している家庭と在宅勤務などで昼間も多くの電気を使う家庭では、適した料金プランが異なる可能性があります。
また、現在はさまざまな電力会社がオール電化住宅で利用できる料金プランを提供しています。
現在の電気使用量や使用する時間帯を確認したうえで複数の電力会社を比較し、自分の家庭に合った料金プランを検討してみましょう。
なお、現在契約しているプランによっては新規受付が終了しており、一度解約すると同じプランへ戻れない場合もあります。乗り換える前に、現在の契約内容もしっかり確認しておくことが大切です。
他者の電力会社も検討してみたい方は、電力会社おすすめランキング34選もあわせて参考にしてみてください。
新しい電力会社への切り替え手順は以下の3STEPで完結します。
オール電化向け電力会社に切り替える手順
①新しい電力会社の申し込み
②スマートメーターの設置
③切り替え完了
まずは、切り替え先の電力会社に申し込みましょう。WEBまたは電話申し込みに対応しているケースが一般的です。
手元に検針票や支払情報などを用意しておくと、スムーズに申し込めます。
申し込みが完了すると、切り替え手続きに移る流れです。この際にスマートメーターが未設置の場合は、立ち会い不要で工事が行われます。
また、現在契約している電力会社への解約手続きは自分で行う必要はありません。
申し込みから、数日〜2週間程度で切り替え完了の報告がメールや郵送で届きます。申し込み手続きのあとに、切り替え日に関する案内が届くケースも一般的です。
比較記事のスペックや口コミだけでは、オール電化世帯が実際にどの新電力を使っているのかは見えにくいものです。
そこでココモーラでは、オール電化で新電力を利用している57人を対象に、現在契約している電力会社についてアンケート調査を実施しました。
オール電化向けの電力会社選びを検討している方が、リアルな利用実態を把握できる内容となっています。
電力会社 | 割合 |
東京ガス(でんき) | 26.32% |
ENEOSでんき | 19.3% |
楽天でんき | 5.26% |
Looopでんき | 3.51% |
CDエナジーダイレクト | 3.51% |
オール電化で新電力を利用している人のうち、最も多かったのは「東京ガス(でんき)」で26.32%、次いで「ENEOSでんき」が19.3%という結果でした。
ガス・石油系の大手エネルギー企業が上位に入っている点が特徴的で、楽天でんき・Looopでんき・CDエナジーダイレクトなども一定数選ばれており、契約先は比較的分散しています。
給湯や暖房まで電気でまかなうオール電化世帯では料金プランの影響が大きく、ブランド力だけでなく料金体系や特典を比較して選んでいるようです。
電気代の変化や選ぶときに重視した点など、より詳しい結果はオール電化世帯の新電力利用に関するアンケート調査で紹介しているので、あわせて参考にしてみてください。
回答者数 | 57人 |
調査期間 | 2026年2月4日~2026年2月10日 |
調査で使用したツール | フリージーを使用した独自調査 |
今回は、オール電化住宅におすすめの電力会社比較ランキングやおすすめの選び方、オール電化向け電力会社に切り替えるメリットなどを詳しく解説しました。
オール電化向けの電力会社選びは、世帯人数や生活スタイルによっても最適なプランが異なります。
切り替えにあたっては、料金面だけでなく、生活スタイルや契約条件なども含めて総合的に判断しましょう。
切り替える手順自体はシンプルなので、この記事を参考に、ぜひ自分の家庭に合った電力会社への切り替えを検討してみてくださいね。
・経済産業省 資源エネルギー庁「登録小売電気事業者一覧」(最終アクセス:2026年8月3日)
・関西電力「オール電化世帯人数別の電気代平均額」(最終アクセス:2026年8月3日)