
水野総合FP事務所代表。独立系ファイナンシャルプランナーとして個別相談、執筆・監修、講師、取材協力などマルチに活動。ライフプラン、資産運用、相続・資産承継といった幅広い相談内容に対応し、全国1000名を超える方から日本FP協会に寄せられる「くらしとお金」の電話相談を1年間担当。毎月20本以上の執筆・記事監修の他、大学や事業法人で講師を務め年80回登壇。学校法人専門学校非常勤講師として「投資の授業」を毎週行う。

マイホームの購入を考えていた際、お金の増やし方などに興味を持ったことがきっかけで「ファイナンシャル・プランナー」という資格があることを知る。その後、AFP資格を取得し「お金の悩みを抱える人に対して、安心して人生を送ってもらえるようサポートしたい」という想いのもと、2006年に【FP事務所MoneySmith】を設立。お金の本質の理解やライフプラン設計の重要性を伝えるため、セミナーやコラムの執筆、個別相談など、幅広く活動を行っている。趣味は音楽鑑賞やギター演奏で、中でも洋楽ロックがお気に入り。 SNS : X / Instagram / facebook

東証一部上場企業で10年間サラリーマンを務める中、業務中の交通事故をきっかけに企業の福利厚生に興味を持ち、社会保障の勉強を始める。
以降ファイナンシャルプランナーとして活動し、個人・法人のお金に関する相談、北海道のテレビ番組のコメンテーター、年間毎年約100件のセミナー講師なども務める。趣味はフィットネス。健康とお金、豊かなライフスタイルを実践・発信しています。
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| 商品名 | 楽天銀行住宅ローン(金利選択型) |
|---|---|
| 金利タイプ | 変動(固定特約付き) |
| 区分 | 新規借り入れ |
| 適用金利 | キャンペーン・特典金利 | ||
|---|---|---|---|
| 変動金利型 | 年1.543%~年2.193% ※ | (参考)基準金利年2.193% | |
| 固定金利型 | 2年 | 年2.583%~年3.233% | (参考)基準金利:年3.233% |
| 3年 | 年2.777%~年3.427% | (参考)基準金利:年3.427% | |
| 5年 | 年3.108%~年3.758% | (参考)基準金利:年3.758% | |
| 7年 | 年3.403%~年4.053% | (参考)基準金利:年4.053% | |
| 10年 | 年3.799%~年4.449% | (参考)基準金利:年4.449% | |
| 来店 | 不要(WEB・郵送・電話での手続き) |
|---|---|
| 審査日数 | 事前審査:最短翌日 本審査:1~2週間程度 |
| 対応地域 | 全国(離島を除く) |
| 申込可能な年齢 | 満18歳以上65歳6ヶ月未満、かつ完済時満80歳未満 |
| 申込資格 | ・年収400万円以上(夫婦合算可) ・日本国籍または永住許可を有する方 ・楽天銀行の団体信用生命保険に加入できる方 |
| 借入金額 | 500万円~2億円 |
| 借入期間 | 1年~35年(楽天銀行50年住宅ローンもあり) |
| 資金使途 | 本人居住用住宅の購入・建築資金、借換資金など |
| 保証料 | 不要 |
|---|---|
| 保証会社手数料 | 不要 |
| 事務手数料 | 330,000円(税込) |
| 団体信用生命保険 | 必要(保険料は銀行負担) |
| 無料の団信 | ・全疾病特約付団信(50歳以下) ・50%保障がん団信(50歳以下) |
|---|---|
| オプション(特約)の団信 | ・100%保障がん団信:金利+0.2% ・夫婦連生団信:金利+0.2% |
| 返済方法 | 元利均等返済/元金均等返済 |
|---|---|
| 繰上返済手数料 | 一部繰上返済:無料 全額繰上返済:無料 |
| 遅延損害金 | 年14.5% |
| 備考 | ※ハッピープログラム適用でATM手数料等が無料になる特典あり。 |
楽天銀行 住宅ローン(金利選択型)は、ネット銀行の中でも初期費用(手数料)を抑えられて、万が一の金利上昇や病気への備えも手厚い、バランスの良い商品です。
注目したいのは、融資事務手数料が「一律330,000円(税込)」な点。
一般的なネット銀行では「借入額×2.20%」の手数料がかかりますが、楽天銀行なら借入額がいくらでも定額です。
借入額が3,000万円を超えるようなケースでは、他行に比べて数十万円単位で初期費用を節約できるでしょう。
また、注文住宅を建てる際に必要な「つなぎ融資」に対応しているのもポイントです。
楽天銀行のつなぎ融資を利用すれば、最大3回まで分割で融資を受けられるため、手元資金が少ない人でも注文住宅を建てやすくなるでしょう。
手数料の安さと、楽天経済圏ならではのメリットが高く評価されています。
借入額が4,500万円と多かったため、「借入額×2.2%」の手数料だと100万円近くかかってしまうところ、楽天銀行なら一律33万円で済むのが決め手でした。金利は少し高めに見えましたが、トータルコストで計算するとお得でした。
借入金額が多ければ多いほど、定率型(2.2%)よりも定額型(33万円)の方が手数料メリットが大きくなります。
特に都心の物件など高額な借り入れをする人にとって、数十万円単位の節約効果は絶大です。
注文住宅を建てる際、つなぎ融資が必要になり楽天銀行を選びました。ネット銀行でつなぎ融資に対応しているところは少なく、非常に助かりました。
多くのネット銀行が「つなぎ融資」に対応していない中、楽天銀行は対応しています。
注文住宅を建てる際、土地代金や着工金の支払いをスムーズに行えるでしょう。
住宅ローンを借りるとハッピープログラムのランクが上がり、ATM手数料や振込手数料が無料になる回数が増えるのが地味に便利です。キャンペーンで大量の楽天ポイントももらえたので、新居の家電購入の足しにしました。
楽天銀行で住宅ローンを組むと、会員ステージがアップし、楽天市場でのポイント倍率が上がったり、銀行取引の手数料優遇が受けられたりと、楽天経済圏ユーザーには多くのメリットがあります。
金利設定や、相談体制については注意が必要です。
変動金利の基準が高めなので、将来金利が上がった時のリスクが少し心配です。手数料が安い分、金利に乗っているのかなと感じました。
楽天銀行の変動金利(金利選択型)は、最安水準を争う他のネット銀行(auじぶん銀行やPayPay銀行など)と比較すると、若干高めに設定されている場合も。
手数料の安さと金利の高さ、どちらがトータルでお得かをシミュレーションをしましょう。
対面での相談窓口がなく、基本はSkypeか電話での相談になります。細かいニュアンスを伝えるのが難しく、書類の不備などで何度かやり取りが発生してしまいました。対面でじっくり相談したい人には不向きかもしれません。
楽天銀行は店舗を持たないため、相談は電話やSkype(オンライン相談)が中心。
Zoomなどのビデオ通話に慣れていない人や、書類を直接見ながら説明を受けたい人にとっては、ハードルが高く感じられるかもしれません。
楽天銀行 住宅ローン(金利選択型)のメリットと注意点を整理しましょう。
メリット |
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注意点 |
|
楽天銀行住宅ローンの強みは「事務手数料の安さ」と「つなぎ融資」です。
特に借入額が大きい場合、他行と比べて初期費用を圧倒的に抑えられるでしょう。
また、50歳以下なら全疾病特約付団信が無料で付帯するため、保障面でも安心感があります。
一方、変動金利の利率自体は業界最安クラスより少し高め。
「毎月の返済額の安さ(金利)」を最優先するか、「初期費用の安さ(手数料)」を優先するかで評価が分かれ商品です。
楽天銀行住宅ローンでは、楽天会員ランクに応じたポイントプレゼントキャンペーンなどを実施しています。
現在実施されているキャンペーンは以下の通りです。
内容 | エントリー&購入・建築の借り入れで最大20,000ポイントを進呈(エントリー必須・楽天ランクに応じる) |
条件 | WEBから事前審査に申し込み、所定の期間内に借り入れを行うことなど |
ランクごとの特典の詳細 | 【ダイヤモンド会員】20,000ポイントプレゼント |
楽天銀行の変動金利は、「金利選択型」という商品名の通り、市場金利をもとに毎月見直される仕組みになっています。
公式サイトによると、金利は毎月見直しされるため、申込時ではなく借入時の金利が適用されます。
ここでは、2026年8月時点の最優遇金利(年1.543%)をもとに、借入金額別の月々の返済額をシミュレーションしてみましょう。
借入金額 | 月々の返済額 | 総返済額(目安) | 利息総額(目安) |
2,000万円 | 約61,700円 | 約2,590万円 | 約590万円 |
2,500万円 | 約77,100円 | 約3,237万円 | 約737万円 |
3,000万円 | 約92,500円 | 約3,885万円 | 約885万円 |
3,500万円 | 約107,900円 | 約4,532万円 | 約1,032万円 |
4,000万円 | 約123,300円 | 約5,179万円 | 約1,179万円 |
4,500万円 | 約138,700円 | 約5,827万円 | 約1,327万円 |
5,000万円 | 約154,100円 | 約6,474万円 | 約1,474万円 |
※金利年1.543%、返済期間35年、元利均等返済、ボーナス返済なしで試算。
※諸費用や手数料は含みません。
なお、上記は変動金利が完済まで変わらないと仮定した場合の試算です。実際には金利が毎月見直されるため、返済額が変動する可能性があります。
適用される金利は審査結果によって異なり、必ずしも最優遇金利が適用されるとは限らないことを念頭に置いておきましょう。
楽天銀行の住宅ローンは「金利選択型」と呼ばれ、同じ商品の中で変動金利と固定金利(2年・3年・5年・7年・10年)を自由に選べるのが特徴です。
融資事務手数料は定額33万円(税込)、団体信用生命保険(全疾病保障・がん50%保障付き)の内容も、どちらのプランを選んでも変わりません。
つまり、諸費用や保障面での差はなく、判断材料になるのは純粋に金利だけというシンプルな仕組みです。
そこでここでは、変動金利と10年固定金利、金利面での違いを比べてみましょう。
2026年8月時点の最優遇金利で比較すると、変動金利は年1.543%であるのに対し、10年固定金利は年3.799%となっており、その差は2.256ポイントにのぼります。
この金利差は決して小さくなく、同じ借入金額であっても、選ぶプランによって月々の返済額には大きな開きが生まれます。
例えば3,000万円を35年で借りる場合、変動金利であれば月々の返済額は9万円台に収まりますが、10年固定金利になると12万円台まで上がる計算になり、その差は月々3万円以上、年間にすると44万円以上にもなります。
なぜここまで金利差があるのかというと、10年固定金利は「当初10年間、市場金利がどう動いても返済額が変わらない」という安心を提供する分、あらかじめその安心料が金利に上乗せされているためです。
逆に言えば、変動金利が低いのは、将来の金利上昇リスクを借りる側が引き受けることとセットになっているということ。
目先の返済額の軽さだけで選ぶと、将来的に金利が上昇した場合の負担増を見落としてしまう可能性があるため、金利差の大きさとその背景をセットで理解しておくことが大切です。
楽天銀行 住宅ローン(金利選択型)の金利は、市場金利の動向に応じて毎月見直される仕組みになっています。
実際、楽天銀行は2024年頃から段階的に金利を引き上げてきており、直近も上昇傾向が続いているというデータもあります。※
つまり、借入時点では低い金利でスタートできても、その後の市場環境次第では、月々の返済額が徐々に増えていく可能性があるということです。
特に、返済期間が30年、35年といった長期にわたる住宅ローンでは、その間に日本銀行の金融政策が何度も変わることは十分に考えられ、金利が今の水準からどう動くかを正確に予測することは誰にもできません。
一方、10年固定金利であれば、契約時に決まった金利が10年間そのまま適用されるため、この間は市場金利がどう動いても返済額に影響しません。
子どもの教育費がかさむ時期や、住宅購入直後で家計にまだ余裕がない時期など、「今後10年間は返済額を絶対に変えたくない」という事情がある場合には、この安心感が大きな価値があるでしょう。
楽天銀行の住宅ローン・つなぎローンの手続きについて、Web申込から融資実行までの流れをわかりやすく整理しました。
段階 / 目安期間 | 詳細 |
1.申込 | 【WEB申込】 |
2.審査 | 【在籍確認への対応】 |
3.契約・融資 | 【契約書類の記入】 |
注文住宅などで建物完成前に資金が必要な人は、以下の手順が追加されます。
必要書類の提出 | 土地の売買契約書や建築確認済証などを、融資希望日の13営業日前までに提出。 |
契約手続き | つなぎローン専用の契約書を記入し、6営業日前までに返送。 |
実行と精算 | 各タイミング(土地代・着工金など)で融資が実行され、最終的な住宅ローンの実行時に一括精算されます。 |
紹介してきた評判やメリット・デメリットを踏えると、楽天銀行 住宅ローン(金利選択型)がおすすめなのは以下のような人です。
おすすめな人 | おすすめしない人 |
借入金額が大きい(4000万円以上〜)人 | 借入金額が少ない(2000万円以下等)人 |
注文住宅で「つなぎ融資」が必要な人 | とにかく金利の低さ(月々の安さ)を最優先する人 |
楽天経済圏(楽天カード・楽天市場)ユーザー | 対面で相談しながら手続きしたい人 |
楽天銀行 住宅ローン(金利選択型)が特におすすめなのは、「借入金額が大きい人」と「注文住宅を建てる人」。
借入額が大きければ大きいほど定額手数料のメリットが大きくなり、トータルコストで他行を逆転するケースが増えます。
また、つなぎ融資が使える数少ないネット銀行であるため、ハウスメーカーで家を建てる人にとっては非常に使い勝手の良い選択肢になるでしょう。
逆に、借入額が少ない場合や、金利の低さを最優先したい場合は、手数料が定率でも金利が低い他行を選んだ方が有利になることがあります。
住宅ローンごとの特徴をしっかり比較し、ご自身の状況に最適な商品を選択しましょう!
今回は、楽天銀行 住宅ローン(金利選択型)の特徴や、楽天銀行 住宅ローン(金利選択型)の評判・口コミ、楽天銀行住宅ローンとつなぎ融資の借り入れ手順などを詳しく解説しました。
楽天銀行の住宅ローン(金利選択型)は、変動・固定10年・全期間固定など複数の金利タイプから自分のライフプランに合わせて選べる商品です。
楽天グループのサービスとの親和性が高く、楽天市場でのお買い物ポイント倍率アップなど、住宅ローン以外の日常生活でも恩恵を受けられるため、楽天ユーザーからも支持されています。
つなぎ融資にも対応しているため、注文住宅を建てる方も利用しやすく、幅広い購入パターンに対応できるのも強み。
楽天グループを普段から活用している方は、この機会に検討してみるのも良いでしょう。