ゴールドカードおすすめランキング【2024年最新】人気を徹底比較
一般ランクのクレジットカードより特典も充実しており、特に無料空港ラウンジのサービスはゴールドカードの特典の中でもかなり人気で、ゴールドカードの醍醐味と言えます。
最近では、ステータス性のあるゴールドカードだけでなく、年会費無料であったり20代でも申し込みやすかったりするゴールドカードが増えているため、種類も非常に豊富になってきました。
そのため「人気のゴールドカードってどれだろう」「きちんと自分に合ったゴールドカードを選びたい」と考えている人も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、おすすめなゴールドカードをランキング形式で紹介していきます。年会費・還元率・特典などを徹底比較しました。
また、ゴールドカードの審査に通るか不安な人のために、ゴールドカードを持てる年収や審査で見られるポイントなどもまとめています。気になる方はぜひ最後までチェックしてください。
4.0
(2件)
- 年会費
- 11,000円(税込)
- 審査・発行期間
- 1~2週間
- 還元率
- 1.00%
キャンペーン
新規入会&ご利用特典で合計最大20,000Pontaポイントプレゼント
au携帯電話の利用料金の最大10%還元!各種auサービスを利用される方におすすめ。
メリットとデメリット
メリット
au携帯電話の利用料金が10%還元
国内主要空港とハワイの空港ラウンジが無料
最高1億円の海外旅行傷害保険
デメリット
auサービス以外の還元特典がない
締め日が月末ではない
口コミ評判
- 年会費
- 5,500円(税込)
- 審査・発行期間
- 通常1週間
- 還元率
- 0.50 〜1.50%
キャンペーン
新規入会+条件達成で最大25,000相当プレゼント
条件クリアで翌年以降の年会費永年無料!
2枚持ちで管理しやすい法人ゴールドカードです。
メリットとデメリット
メリット
年間100万円以上の利用で年会費が永年無料
対象の三井住友カードと2枚持ちでビジネスオーナーズのポイント最大1.5%還元
国内の主要空港とホノルル空港の空港ラウンジが無料で利用できる
デメリット
ナンバーレスなのでネットショッピングなどは不便
グルメやホテルなどの優待サービスが少ない
注釈についての記載
対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。毎年、年間100万円のご利用が必要となります。
ゴールドカードを比較
カード | JCBゴールド | 三井住友カード ゴールド(NL) | アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード | 三菱UFJカード ゴールドプレステージ | dカードGOLD |
---|---|---|---|---|---|
年会費 | Web入会で初年度無料
通常は11,000円(税込) | 通常5,500円(税込)
条件達成で永年無料※1 | 39,600円(税込) | 11,000円(税込) ※Webで入会された方は初年度無料 | 11,000円(税込) |
ポイント 還元率 | 0.50 〜10.00% | 0.50 〜7.00% | 0.50 〜1.00% | 0.50 〜5.50% | 1.00 〜4.50% |
審査・発行 期間 | 最短5分 (ナンバーレス)※1 | 最短10秒※2 | - | 最短翌営業日 ※Mastercard®とVisaのみ | 最短5分 |
利用可能 | |||||
リンク |
※三菱UFJカード ゴールドプレステージ:QUICPay、Apple Payは、Mastercard®とVisaのみ
ゴールドカードのランキング根拠>>
ゴールドランクのおすすめクレジットカードを多数紹介してきました。ここからは、ゴールドカードの選び方やゴールドカードならではのメリットを解説していきます。
目次
おすすめのゴールドカードの検証ポイント
ココモーラでは、おすすめのゴールドカードを集めて、徹底的に比較検証しました。
1.年会費
クレジットカードを所有するコストを、「条件付き永年無料」「初年度無料」などに分けて、検証を行いました。
2.ポイントの貯まりやすさ
ポイントの貯まりやすさを、「基本ポイント還元率が1.0%以上」「基本ポイント還元率が0.5%未満」などに分けて、各クレジットカードの比較を行いました。
3.付帯保険
付帯保険を「海外/国内どちらか自動付帯」「海外か国内どちらか1億円補償、ショッピング」などに分けて、各クレジットカードの検証を行いました。
4.優待・特典
優待・特典を「空港ラウンジ」「グルメ優待」「ホテル優待」などに分け、クレジットカードの評価を行いました。
-すべての検証はココモーラ編集部で行っています-
【年代別】ゴールドカードの選び方
ゴールドカードの選び方を年代別に紹介します。
ゴールドカードの選び方
- 【20代】ゴールドカードの選び方
- 【30代】ゴールドカードの選び方
- 【40代〜50代】ゴールドカードの選び方
【20代】ゴールドカードの選び方
20代の方は、条件達成で年会費が永年無料になるゴールドカードがおすすめです。
国税庁の「民間給与実態統計調査」によれば、20代は最も平均年収が低いことが分かっています。
年代 | 平均給与 |
20代 | 約331万円 |
30代 | 約443.5万円 |
40代 | 約506万円 |
50代 | 約541.5万円 |
そのため、持っていても負担になりにくい年会費無料のゴールドカードが良いでしょう。
具体的には、基本還元率が高かったり、よく利用するお店でポイントがアップしたりするゴールドカードなら、効率よくポイントを貯められるでしょう。
また、18歳以上から申し込めるゴールドカードは、審査難易度が比較的低いので、20代の方でも発行できる可能性が高いです。
20代におすすめなゴールドカード3選
条件達成で 永年無料※1 | 条件達成で 永年無料 | 条件達成で 永年無料 |
0.5% | 0.5% | 0.5% |
対象のコンビニや飲食店で 最大7%のポイント還元※2 | 選んだ3つのお店やサービスで ポイント最大3倍 | 対象のお店にて 利用額に応じて還元率アップ |
18歳以上 (高校生を除く) | 18歳以上 (高校生を除く) | 18歳以上 (高校生を除く) |
※1:年間100万円のご利用で翌年以降の年会費永年無料。年間100万円利用の対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。※2:対象のコンビニ・飲食店でのスマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済でポイント最大7%還元。最大7%内訳(通常ポイント0.5%+スマホのタッチ決済利用6.5%)。商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
【30代】ゴールドカードの選び方
30代の方は、家族カードを発行できるゴールドカードがおすすめです。
内閣府 男女共同参画局の調査によれば、30代から既婚者が増えていることが分かっています。そのため、家庭を築いている人が多いのではないでしょうか。
また、限度額の上限も確認しておきましょう。子どもの養育費・住宅ローンなど、出費がかなり増えることが予想されるためです。
そのほか、公共料金やスマホなどの固定費も支払えるか要チェック。なるべくゴールドカードにまとめた方が明細も管理しやすくなるほか、ポイントも貯まりやすくなります。
30代におすすめなゴールドカード3選
初年度無料 11,000円(税込) | 初年度無料 11,000円(税込) | 11,000円(税込) |
0.5% | 0.5% | 1.0% |
家族カード 1枚目永年無料 | 家族カード 永年無料 | 家族カード 1枚目永年無料 |
限度額 公式に記載なし | 限度額 最高300万円 | 限度額 公式に記載なし |
【40〜50代】ゴールドカードの選び方
40代〜50代の方がゴールドカードを選ぶときは、旅行保険をチェックするのがおすすめです。
公益財団法人日本交通公社の調査によれば、全年代の中で40代・50代が海外旅行に行く割合が最も高いと分かりました。
年代 | 海外出国者数 |
10代 | 115.6万人 |
20代 | 338.1万人 |
30代 | 320.4万人 |
40代 | 378.0万人 |
50代 | 341.3万人 |
60代 | 227.2万人 |
40代・50代になったら子育てや仕事がひと段落して、旅行に行く人も多いのではないでしょうか。旅行保険が充実したクレジットカードなら万が一の際も安心です。
また、特典や優待サービスもチェックしましょう。ライフスタイルや自分の趣味に合った特典があれば、満足度も高くなります。
ステータスの高さも重要です。中には、プラチナカードへのインビテーションが来るゴールドカードもありますよ。
40代〜50代におすすめなゴールドカード
39,600円(税込) | 17,600円(税込) | 11,000円(税込) |
1.0% | 0.5% | 1.0% |
海外旅行保険 最高1億円 国内旅行保険 最高5,000万円 | 海外旅行保険 最高5,000万円 国内旅行保険 最高5,000万円 | 海外旅行保険 最高5,000万円 国内旅行保険 最高5,000万円 |
1名分のコース料理が無料 | 無料空港ラウンジ | 楽天市場でポイントアップ |
上位カード アメックスプラチナ | 上位カード JALカード プラチナ | 上位カード 楽天ブラックカード |
【項目別】おすすめのゴールドカード
ゴールドカードの種類は多いため、利用目的や欲しい機能に絞って選ぶのがおすすめです。そこで、ゴールドカードを選ぶ時に気になるポイントを軸に、おすすめのゴールドカードを紹介します。
年会費が安いゴールドカード
20代や学生などの若年層であれば、年会費が比較的安めのゴールドカードがおすすめ。ステータスよりも持ちやすさを重視したい方も必見です。
ゴールドカードは年会費がかかりそうなイメージがあるかもしれません。しかし、条件を達成すれば永年無料になるものもあるので、ぜひチェックしてみてください!
条件達成で 永年無料 | 条件達成で 永年無料※1 | 条件達成で 永年無料 |
条件:年間50万円以上の利用 もしくは エポスカードからの招待 | 条件:年間100万円の利用 | 条件:年間100万円以上の利用 |
※1:年間100万円のご利用で翌年以降の年会費永年無料。年間100万円利用の対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。
独自特典があるゴールドカード
ゴールドカードならでは特典といえば空港ラウンジの無料利用ですが、そのカード独自の特典が備わっているものもあります。
特典の珍しさや多さは年会費と比例する傾向にあるため、コスト面ではデメリットかもしれません。しかし、利用シーンによっては活躍すること間違いないでしょう。
継続利用で ホテル無料宿泊券 プレゼント など | Gold Club Offで ホテル最大90%割引 グルメ最大50%割引 | 映画1,000円など 140万件の優待 |
年会費 39,600円(税込) | 年会費 初年度無料 通常11,000円(税込) | 年会費 条件達成で 永年無料 通常11,000円(税込) |
デザインがかっこいいゴールドカード
せっかくランクが上のゴールドカードを持つならデザインにこだわりたい方もいるでしょう。そこで、デザインでも注目を集めやすいゴールドカードを集めてみました。
スタイリッシュな ナンバーレスタイプ | ステータスの高い アメックスのマーク入り メタル製 | 金属の質感が 施されたデザイン |
JCBゴールドは落ち着いた色味とデザインで、無駄な情報が少ないナンバーレスタイプのゴールドカードです。カード番号などの記載がないので、セキュリティ面でも安心して使えます。
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードは、アメリカン・エキスプレスのロゴマークが中央に映えるメタル製のカード。光沢感が豪華さを演出してくれます。
デザインだけでなく特典の内容も上質なので、持っているだけで注目を集められるでしょう。
SAISON GOLD Premiumはメタル製のデザインですが、材質は一般的なクレジットカードと同じプラスチックカード。洗練された見た目ながら、静電気や摩擦などを気にせず使用できるのはありがたいですね。
ステータスの高いゴールドカード
ステータスの高いゴールドカードは、持っているだけで社会的な信用につながったり、特典が豊富に用意されていたりするなどのメリットがあります。そこで、ステータスの高いゴールドカードの中でもおすすめのものを集めてみました。
年会費 Web入会で初年度無料 通常は11,000円(税込) | 年会費 39,600円(税込) | 年会費 34,100円(税込) |
発行元 JCB | 発行元 アメリカン・エキスプレス | 発行元 アメリカン・エキスプレス |
JCBゴールドはJCBが発行しているゴールドカードで、空港ラウンジの無料利用やグルメ優待、充実した旅行保険など、多彩な特典が魅力です。ポイント還元率も高く、ステータス性と使いやすさを兼ね備えています。
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードは、洗練されたデザインと充実した特典が魅力のカードです。年会費は39,600円(税込)と高めながら、最大1億円の海外旅行傷害保険が付帯しているなど、最高ランクのゴールドカードといえるでしょう。
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは、航空機の利用者にとってステータス性と利便性を兼ね備えた一枚です。ANAマイルの高い還元率や空港ラウンジの無料利用、旅行保険などの充実した特典があり、国内外の移動をより豪華にしてくれます。
ゴールドカードのメリット
ここからは、ゴールドカードのメリットを紹介していきます。
空港ラウンジを無料で使える
ゴールドカードの大きなメリットは、対象の空港ラウンジが無料で利用できることでしょう。
空港ラウンジ内では、ドリンク・新聞・会議室といった様々なサービスを、ほぼ全て無料で使用可能。空港ラウンジには、ゴールドカードと当日の航空券があれば入れます。
利用限度額が高い
利用限度額が高いこともゴールドカードのメリット。1ヶ月のうちに決済できる額も増えるため、たくさん使っても制限がかかりにくいです。
日常的な買い物のほかに、公共料金・積み立て投資・旅行代金など、様々な費用を支払えるでしょう。利用額が大きくなれば、ポイントも貯まりやすくなります。
一般ランクの場合、限度額は30万円ほどですが、ゴールドカードなら100万円に設定してもらえることもありますよ。
インビテーションが届くことがある
インビテーションとは、クレジットカード発行会社から届く、上位カードへの招待のことです。ゴールドカードを使い続ければ、プラチナカードへ招待されることがあります。
インビテーションが届く条件は、一般的に公開されていません。1年間の利用額やゴールドカードを保有している年数など、収入状況などが重視されると言われています。
ステータスが高い
ゴールドカードのメリットとして、ステータスが高いことも挙げられます。
中でも、アメックスやダイナースクラブのゴールドカードは非常にハイランク。海外でも通用すると言われているため、国外旅行が好きな方・海外の企業と取引することがある方におすすめです。
アメックスやダイナースクラブは年会費が高く優待が充実していることで有名なため、1枚持っていれば社会的信用を表明することができるでしょう。
付帯保険が充実している
ゴールドカードは付帯保険が充実していることもメリットです。
また中には、持っているだけで保険が適用される「自動付帯」のゴールドカードも。一般ランクの場合、事前に旅行代金をカードで支払う必要がある「利用付帯」になっていることがほとんどです。
海外旅行が好きな人はゴールドカードを一枚持っていると安心でしょう。
ポイントが貯まりやすい
一般ランクのクレジットカードよりもポイントが貯まりやすいこともゴールドカードのメリットです。
例えば、JCBゴールドは年間100万円以上利用すると翌年のポイントが1.5倍に。そのほか、エポスゴールドカードは年間100万円以上決済すると10,000ポイントがもらえます。
また、三井住友カード(NL)でSBI証券の投資信託を利用すると0.5%ポイント付与ですが、三井住友カード ゴールド(NL)は1.0%ポイント付与※となります。
ボーナスポイントがもらえる条件はゴールドカードによって異なるので、自分が達成しやすいものを選びましょう。
※2024年9月10日(火)積立設定締切分(2024年10月1日(火)買付分)までのポイント付与。以降は対象カードごとのカードご利用金額などに応じたポイント付与率になります。
※クレカ積立上限は10万円
ゴールドカードのデメリット
ゴールドカードにはデメリットも存在します。これから解説するデメリットも考慮した上で発行してください。
年会費が高め
ゴールドカードのデメリットとして、年会費が高めであることが挙げられます。
年会費が永年無料のゴールドカードもありますが、発行会社から招待をもらう、年間100万円以上を利用するなど、条件が設けられていることがほとんどです。
自分の収入に見合った年会費のゴールドカードを選ぶようにしましょう。
審査が厳しい傾向にある
ゴールドカードは一般ランクのカードと比較すると審査が厳しい傾向にあります。
収入や仕事に関する情報・年齢や住居といった個人情報・クレジットカードの延滞や債務整理といった信用情報などが念入りにチェックされると考えられます。
中でも、年会費が高かったり、特典が充実していたりするゴールドカードの場合、ある程度の収入がある人でも審査に通らない可能性があるでしょう。
審査が不安なら、ゴールドカードの招待を待つという手もあります。
特典や優待を利用できる場所が都心に集中している
ゴールドカードの特典や優待は、都心でしか使えないものが多いことにも注意しましょう。
東京・大阪・名古屋などに住んでいる方なら利用しやすいと思いますが、地方に住んでいる方は遠征しないと特典を使えない可能性も。旅行先で特典を利用するというのもおすすめです。
申し込む前に、どこで利用できる特典なのか確認しておくと良いでしょう。
ゴールドカードを持つのに必要な年収とは?
ゴールドカードを持つのであれば、平均年収の400万円ほどあれば安心でしょう。国税庁の令和4年の「民間給与実態統計調査」によれば、平均給与は458万円であることが分かっています。
実際、当サイトで実施したアンケート調査にて、ゴールドカードを発行した時の年収を調査したところ、800万円以上で発行した人が最も多いことが判明しました。
項目 | 回答者数 | 割合 |
年収200万円未満 | 41 | 15.89% |
年収200~300万円未満 | 23 | 8.91% |
年収300~400万円未満 | 26 | 10.08% |
年収400~500万円未満 | 24 | 9.3% |
年収500~600万円未満 | 25 | 9.69% |
年収600~700万円未満 | 25 | 9.69% |
年収700~800万円未満 | 21 | 8.14% |
年収800万円以上 | 73 | 28.29% |
年収400万円未満と回答した合計人数よりも、年収400万円以上と回答した合計人数の方が多かったです。このことからも、平均年収以上を稼いでいる人がゴールドカードを持つ傾向にあります。
年収別おすすめのゴールドカード
もし、平均ほど年収をもらっておらず審査が不安なのであれば、グレードの低いゴールドカードに申し込むのがおすすめです。
年収 | ゴールドカード例 | 年会費(税込) |
平均年収以下 | JCB GOLD EXTAGE (20代限定) | 初年度無料 翌年以降は3,300円 |
三井住友カード ゴールド(NL) | 5,500円 条件達成で永年無料※1 | |
平均年収以上 | JCBゴールド | 初年度無料 翌年以降は11,000円 |
アメックスゴールド | 36,300円 |
※1:年間100万円のご利用で翌年以降の年会費永年無料、年間100万円利用の対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。
年収が200〜300万円の人・20代の人は、格安もしくは若者向けのゴールドカードが最適。年会費が安いぶん、特典や優待はシンプルなことが特徴です。
年収が平均以上の人・30代以上の人は、スタンダードもしくはハイランクなゴールドカードが狙い目。年会費はやや高めですが、優待サービス・保険などが充実しており、特別感があります。
ゴールドカードの審査では年収以外に何を見られる?
ゴールドカードの審査では、年収以外に以下の項目がチェックされると考えられます。
ゴールドカードの審査で見られる項目
- 属性情報
- 信用情報
- 借り入れ状況
属性情報とは、申込者に関する情報です。年収はここに含まれますが、そのほかにも勤務先・雇用形態・住居に関する情報(持ち家か賃貸か)・配偶者の有無などがあります。
信用情報とは、クレジットカードや各種ローンの申し込み履歴・延滞・債務整理などの情報。特に、延滞や債務整理をしたことがあって信用情報に傷がついていると、審査に落ちる可能性が高いです。
借り入れ状況とは、借金の額・返済期間などの情報。もしすでに年収の3分の1以上を既に借りていると、総量規制という法律に引っかかり、この場合も審査に落ちることがあるので注意してください。
ゴールドカードを持ってる人はどれくらい?
ゴールドカードを持っている人はどのくらいいるのか気になる方が多いのではないでしょうか?
当サイトでメインで使っているクレジットカードのランクを調査したところ、ゴールドカードの利用者は全体の25%でした。約4人に1人がゴールドカードをメインカードとして持っていることになります。
項目 | 回答者数 | 割合(%) |
n | 278 | 100% |
一般ランク | 187 | 67.3% |
ゴールドランク | 71 | 25.5% |
プラチナランク | 17 | 6.1% |
ブラックランク | 3 | 1.1% |
一般ランクのクレジットカードを持っている人はダントツで多いですが、ゴールドカードを持っている人もそれなりにいると言えます。
監修者の金子さんへゴールドカードに関するインタビューを実施!
監修者:金子 賢司さん SNS:X |
■ゴールドカードの審査に通るには、どのくらい年収があれば安心でしょうか?
クレジットカードの審査基準が公表されることはありません。
そのため具体的にどれくらいの年収があれば安心という基準はなく、あくまでも申し込んだ方の信用情報や返済能力を含め、総合的にカード会社が判断することになります。
したがって年収が高くても、その他の借入が多かったり、個人事業主など収入の変動が大きかったりすると審査におちる可能性はあります。
逆に、年収300万円程度でも作れたという方もいらっしゃるようです。
■ゴールドカードを選ぶときに注目すべきポイントはありますでしょうか?
一般的にゴールドカードは年会費がかかります。
年会費はゴールドカードの種類によって異なるため、年会費に見合った、あるいは上回るメリットがあるかどうかが選ぶときのポイントになります。
サービス内容もゴールドカードによって異なりますが、大きく、一般カードと比べてポイント還元率や旅行傷害保険の補償額が充実している傾向があります。
また、空港ラウンジがお得に利用できるサービスも、ゴールドカード以上のステータスカードならではです。
■一般ランクのクレジットカードと比較した時のゴールドカードのメリットを教えていただきたいです。
あくまでも主観ですが、ゴールドカード以上のステータスカードを持つ最大のメリットは、カードを持っていることの優越感だと考えます。
ゴールドカードの審査基準はどのカード会社も明らかにしていませんが、一般カードよりも厳しい審査基準を設けているのが一般的です。
審査基準をクリアしてゴールドカードを持つことができたという自信から、気持ちが前向きになったり、仕事をもっと頑張ろうという気持ちになることもあります。
続きを読む>>
おすすめのゴールドカードに対する専門家コメント
今回紹介したおすすめのゴールドカードについて、ココモーラの監修者お2人にコメントをいただきました。それぞれのゴールドカードのメリットや特徴が気になる方は、ぜひご一読ください。
JCBゴールド
|
JCBゴールドは特典の内容が充実しているゴールドカード。特にトラベル関連の特典は |
三井住友カード ゴールド(NL)
初めてゴールドカードを作る方はぜひ候補に入れていただきたい1枚です。 |
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード
ステータスの高いアメリカン・エキスプレスのゴールドカードですから、 |
三菱UFJカード ゴールドプレステージ
|
旅行向けの特典や保険が充実したゴールドカードを探している方におすすめです。 |
dカードGOLD
|
ドコモユーザーなら持っておいて損のなおゴールドカードです。 |
ゴールドカードに関するアンケート
ゴールドカード利用者を対象に、ココモーラのコンテンツ制作に役立てる目的で独自のアンケート調査を実施しました。
これからゴールドカードを選ぶ人は、ぜひ参考にしてみてください。
調査方法 | フリージーを使用した独自調査 |
調査対象 | 18歳以上の男女 |
調査対象者数 | 126人 |
年齢比率 |
20~29歳:1人(0.39%) 30~39歳:10人(3.88%) 40~49歳:29人(11.24%) 50~59歳:68人(26.36%) 60歳以上:150人(58.14%) |
性別比率 |
男性:189人 女性:69人 |
職業比率 |
会社員(正社員):71人(27.52%) 会社員(契約・派遣社員):14人(5.43%) 経営者・役員:19人(7.36%) 公務員(教職員を除く):6人(2.33%) 自営業:23人(8.91%) 自由業:6人(2.33%) 医師・医療関係者:3人(1.16%) 専業主婦:29人(11.24%) 学生:0人(0%) パート・アルバイト:24人(9.3%) 無職:58人(22.48%) その他:5人(1.94%) |
調査期間 | 2024年2月 |
調査地域 | 日本 |
ゴールドカードに関するアンケート調査結果の元データ(PDF)>>
ゴールドカードのアンケート調査の詳細>>
どのゴールドカードを持っていますか?
項目 | 回答者数 | 割合 |
JCBゴールド | 31 | 12.02% |
三井住友カード ゴールド(NL) | 36 | 13.95% |
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード | 17 | 6.59% |
三菱UFJカード・ゴールドプレステージ | 18 | 6.98% |
ソラチカゴールドカード | 4 | 1.55% |
楽天プレミアムカード | 28 | 10.85% |
ダイナースクラブカード | 8 | 3.1% |
イオンゴールドカード | 49 | 18.99% |
エポスゴールドカード | 16 | 6.2% |
auPAYゴールドカード | 7 | 2.71% |
dカードGOLD | 68 | 26.36% |
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード | 3 | 1.16% |
ライフカードゴールド | 3 | 1.16% |
セゾンゴールドカード・アメリカン・エキスプレス・カード | 19 | 7.36% |
UCカード ゴールド | 9 | 3.49% |
その他 | 41 | 15.89% |
最も人気が高かったのは「dカードGOLD」。回答者のうち、約3割の人が持っていることが判明しました。
上記のポイントはスマホ代を払った分だけなので、食費や日用品などもdカードGOLDで決済すれば、もっと多くのポイントを獲得できるでしょう。
イオンゴールドカードや三井住友カード ゴールド(NL)も人気のようです。
ゴールドカードを発行したきっかけ、選んだポイントは何ですか?
項目 | 回答者数 | 割合 |
年会費の安さ | 41 | 15.89% |
ポイント還元率の高さ | 62 | 24.03% |
ゴールドカードのインビテーションが来た | 27 | 10.47% |
無料の空港ラウンジの多さ | 23 | 8.91% |
優待や特典の充実度 | 31 | 12.02% |
付帯保険の手厚さ | 10 | 3.88% |
ポイントの使いやすさ | 22 | 8.53% |
限度額の高さ | 9 | 3.49% |
ステータス | 13 | 5.04% |
その他 | 20 | 7.75% |
「ポイント還元率の高さ」を重視してゴールドカードを発行する人が非常に多いことが分かりました。今回のアンケート調査で人気のTOP3も、対象の支払いでポイントがアップします。
・dカードGOLDはスマホ料金の支払いで10%還元
・イオンゴールドカードはイオン系列店で1.0%還元
・三井住友カード ゴールド(NL)は対象のコンビニ・飲食店で最大7%還元+SBI証券の投資信託で1.0%付与
せっかくゴールドカードを発行するなら、メインカードとして利用してお得にポイントを貯めたいと考えている人が多いのでしょう。
どこに注目してゴールドカードを選ぶか迷った方は、ぜひ参考にしてみてください。
ゴールドカードを発行したときの年収はどのくらいでしたか?
項目 | 回答者数 | 割合 |
年収200万円未満 | 41 | 15.89% |
年収200~300万円未満 | 23 | 8.91% |
年収300~400万円未満 | 26 | 10.08% |
年収400~500万円未満 | 24 | 9.3% |
年収500~600万円未満 | 25 | 9.69% |
年収600~700万円未満 | 25 | 9.69% |
年収700~800万円未満 | 21 | 8.14% |
年収800万円以上 | 73 | 28.29% |
ゴールドカードを発行した時の年収を伺ったところ、「800万円以上」と回答した方が最多でした。
ゴールドカードはステータスの高いクレジットカードなので、年収が高くないと審査に通らないイメージがあるのかもしれません。ただ、年収がそこまで多くなくても発行できるゴールドカードもあります。
実際、今回のアンケート調査でも2番目に多かったのは「200万円未満」と回答した方でした。もし年収がネックで審査が不安という方は、三井住友カード ゴールド(NL)やエポスゴールドカードを検討してみてください。
年収が高く審査も不安でないという方には、JCBゴールドやアメックス・ゴールドなどがおすすめです。
ゴールドカードで毎月平均どのくらい決済していますか?
項目 | 回答者数 | 割合 |
2万円未満 | 54 | 20.93% |
2~3万円未満 | 23 | 8.91% |
3~4万円未満 | 19 | 7.36% |
4~5万円未満 | 33 | 12.79% |
5~6万円未満 | 20 | 7.75% |
6~7万円未満 | 8 | 3.1% |
7~8万円未満 | 9 | 3.49% |
8~9万円未満 | 8 | 3.1% |
9~10万円未満 | 11 | 4.26% |
10万円以上 | 73 | 28.29% |
ゴールドカードを毎月10万円以上利用していると回答した方が非常に多かったです。食費や日用品などの日常的な支払いだけでなく、光熱費やネット料金などの固定費もまとめているのでしょう。
また、ゴールドカードでたくさん決済してクレヒスを蓄積すれば、プラチナカードのインビテーションが届くことも。インビテーションで申し込んだ方が発行しやすいため、より上位のクレジットカードを持ちたい人におすすめの活用方法です。
ゴールドカードを使っていて感じるメリットは何ですか?
項目 | 回答者数 | 割合 |
ポイントが貯まりやすい | 115 | 44.57% |
優待や特典を利用できる | 51 | 19.77% |
無料で空港ラウンジを使える | 39 | 15.12% |
利用限度額が高く、たくさん決済できる | 16 | 6.2% |
ステータスが手に入る | 18 | 6.98% |
より上位カードのインビテーションが来た | 0 | 0% |
その他 | 19 | 7.36% |
ゴールドカードのメリットを調査したところ、「ポイントが貯まりやすい」と回答した方がダントツで多く、約半数にも上りました。
そのほかの回答としては、「優待や特典を利用できる」「無料で空港ラウンジを使える」といった意見も目立ちました。特に空港ラウンジの特典は、一般ランクのクレジットカードにはほとんど付帯していません。
そのため、旅行好きな方や帰省・出張などで飛行機をよく利用する方は、ゴールドカードを持っておいて損はないでしょう。
よくある質問
Q. 年会費無料で持てるゴールドカードはありますか?
例えば、三井住友カード ゴールド(NL)なら「年間で100万円以上使う」という条件を一度でも達成すれば翌年から年会費が永年無料になります。
また、イオンゴールドカードのように、対象のイオンカードを使っていれば年会費無料のゴールドカードの招待が届くものもあります。
Q. 家族カードがお得なゴールドカードはありますか?
家族カードの年会費
・JCBゴールド:1枚目の年会費が永年無料
・三井住友カード ゴールド(NL):年会費が永年無料
・三菱UFJカード ゴールドプレステージ:年会費が永年無料
いずれも、年会費永年無料で家族カードを発行できるので、ゴールドカードの特典を無料で利用可能です。
Q. 空港ラウンジを同伴者も無料で利用できるゴールドカードを教えてください。
当サイトで調べた限りでは、「アメックス・ゴールド・プリファード」「ANAアメックスゴールドカード」といったアメックスブランドのゴールドカードなら、同伴者も無料で利用できます。
ゴールドカードよりもプラチナカードの方が、同伴者も無料で利用できることが多いです。また、上記2枚のゴールドカードは年会費がやや高めなので、2万円台のプラチナカードを作った方がお得だと言えます。
Q. 手厚い海外旅行保険が付帯したゴールドカードはありますか?
・アメックス・ゴールド・プリファード:最高1億円補償(利用付帯)
・dカードGOLD:最高1億円補償(利用付帯)
・ビュー・プラス・ゴールドカード:最高5,000万円(自動付帯)
ちなみに、利用付帯とは旅行前に指定された旅行代金を支払うことで保険が適用される付帯条件のこと。自動付帯とはクレジットカードを持っているだけで保険が適用される付帯条件のことです。
何の条件もなく保険を利用したい方には、自動付帯がおすすめと言えます。
この記事の監修者
育休中、フリーランス女性に向けて「社会制度」や「貯金・投資」に関するお役立ち情報を発信。
マネーコラムの執筆や記事監修も手がける。日経xwoman公式アンバサダー。著書「お金の使い方、貯め方教えて下さい」主婦の友社
- ファイナンシャルプランナー
東証一部上場企業で10年間サラリーマンを務める中、業務中の交通事故をきっかけに企業の福利厚生に興味を持ち、社会保障の勉強を始める。
以降ファイナンシャルプランナーとして活動し、個人・法人のお金に関する相談、北海道のテレビ番組のコメンテーター、年間毎年約100件のセミナー講師なども務める。趣味はフィットネス。健康とお金、豊かなライフスタイルを実践・発信しています。
- 有限会社バード商会
福岡の大学を卒業後、大手インフラ業界に就職。主に、ご家庭の光熱費削減や新電力の業務に約4年ほど従事。現在は、父の会社(有限会社バード商会)を継ぎ、独立系のファイナンシャル・プランナーとして活動中。専門分野は、家計改善(光熱費の見直し)と資産形成の分野。
FPの実績は、カードローン相談、光熱費の見直し、企業型確定拠出年金の導入、日本FP協会でアシスタント相談員、執筆などを行っている。
水野総合FP事務所代表。独立系ファイナンシャルプランナーとして個別相談、執筆・監修、講師、取材協力などマルチに活動。ライフプラン、資産運用、相続・資産承継といった幅広い相談内容に対応し、全国1000名を超える方から日本FP協会に寄せられる「くらしとお金」の電話相談を1年間担当。毎月20本以上の執筆・記事監修の他、大学や事業法人で講師を務め年80回登壇。学校法人専門学校非常勤講師として「投資の授業」を毎週行う。
消費生活ジャーナリスト。1952年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。
同大学院修士課程修了後、月刊誌記者などを経て独立。流通、情報通信、金融分野を中心に活動する。主力はクレジットカード&電子マネーの研究で、すでに30年間に渡って業界の定点観測をしている。また、クレジットカードのムックも50冊以上監修しキャッシュレスの生き字引として情報発信を続けている。
証券会社にて営業・経営企画部門、社長秘書等を行う。また、投資銀行業務にも携わる。
現在、不動産を含む資産運用と社会保障(特に年金)を主に、FP相談・執筆・講演・を行っている。東洋大学経営学部ファイナンス学科非常勤講師