
マイホームの購入を考えていた際、お金の増やし方などに興味を持ったことがきっかけで「ファイナンシャル・プランナー」という資格があることを知る。その後、AFP資格を取得し「お金の悩みを抱える人に対して、安心して人生を送ってもらえるようサポートしたい」という想いのもと、2006年に【FP事務所MoneySmith】を設立。お金の本質の理解やライフプラン設計の重要性を伝えるため、セミナーやコラムの執筆、個別相談など、幅広く活動を行っている。趣味は音楽鑑賞やギター演奏で、中でも洋楽ロックがお気に入り。 SNS : X / Instagram / facebook

水野総合FP事務所代表。独立系ファイナンシャルプランナーとして個別相談、執筆・監修、講師、取材協力などマルチに活動。ライフプラン、資産運用、相続・資産承継といった幅広い相談内容に対応し、全国1000名を超える方から日本FP協会に寄せられる「くらしとお金」の電話相談を1年間担当。毎月20本以上の執筆・記事監修の他、大学や事業法人で講師を務め年80回登壇。学校法人専門学校非常勤講師として「投資の授業」を毎週行う。

小樽商科大学卒業後、食品メーカーで営業企画を10年担当。夫の転勤に伴い退社・転居、不妊治療、高齢出産を経て、40歳で双子を出産。教育資金と老後資金の両立に不安を感じ、金融知識の重要性を痛感。メガバンク運用相談部門勤務を経て、独立。吉祥寺に「ライフ&キャリアデザイン」を開設し、教育資金や家計相談、マネーリテラシー教育を実践。 SNS : X / Instagram / blog
更新日:
ブラックカードとは、クレジットカードの中でも最上位ランクを誇る特別なカード。ステータスが最高峰で、特典や優待なども充実しているのが特徴です。 多くのブラックカードは、インビテーション制(招待制)となっています。
インビテーションとは、カード会社から現在使っているクレジットカードよりも上位ランクへのアップグレードについて招待される仕組みです。 招待されるための明確な条件の目安は公開されていないものの、年会費がほとんど10万円を超えていて高額であることから、年収1,000万円以上であることが望ましいとされています。
また、ブラックカードは、付帯しているサービスも高額な年会費に見合う豪華な内容も魅力。世界各国の現地トラベルデスクによる各種予約・手配代行や、プライオリティパスが同伴者2名まで無料で利用できるなど、他のカードにはない特別な特典も多数付帯しています。
しかし、ブラックカードを申し込もうか検討している人の中には「そもそもブラックカードとは?他の種類との違いが知りたい」「ブラックカードの条件や必要な年収は?」など、疑問を抱いている方もいるのではないでしょうか。
そこで本記事では年会費や特典などを徹底比較し、おすすめのブラックカードを人気ランキング形式で紹介していきます。また、ブラックカードを持つのに必要な年収・条件、ブラックカードのメリットなども解説しているので、ブラックカードが気になる方はぜひ参考にしてみてください。
| クレジットカード | ![]() ラグジュアリーカード Mastercard®Black Card™ | 引用元:公式サイト ![]() ラグジュアリーカード Mastercard®Gold Card™ | 引用元:公式サイト ![]() ダイナースクラブ プレミアムカード | 引用元:公式サイト ![]() JCB ザ・クラス | 引用元:公式サイト ![]() アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード |
|---|---|---|---|---|---|
| 年会費(税込) | 110,000円(税込) | 220,000円(税込) | 143,000円(税込) | 55,000円(税込) | 非公開 |
| ポイント還元率 | 1.25% | 1.5% | 1% | 0.5% | 0.3%~3% |
| 審査・発行期間 | 最短5営業日 | 最短5営業日 | - | - | - |
| リンク |
国内主要な280枚以上のクレジットカードを専門家チームでレビュー済み(おすすめクレジットカード)
過去12ヶ月で累計15000時間以上を商品やサービスレビューに費やしています。
客観的に評価ルールを策定済み(ココモーラコンテンツポリシー)
当サイト、ココモーラは金融庁に登録されているクレジットカード会社のみを紹介しています。またココモーラのサービスは広告主のパートナー企業より報酬を得ています。ただし、広告主の好意的なレビューを書く保証をつける等で報酬を支払うなどは一切行っておりません。
当サイトの「ブラックカードおすすめランキング」は、公式サイトの情報や数値といった客観的なデータはもちろん、以下の4つの視点から多角的に評価を行っています。
ブラックカードの評価方法
評価項目については、専門家への取材や利用者レビューから得られた知見をもとに、編集部が独自の項目(ステータス性・優待内容・年会費バランスなど)を設定。
各商品を総合的に評価してランキングを決定しています。
※各カードに表示している評価点について「口コミ評価」は、利用者の口コミ調査に基づく利用者の評価です(5点満点)。「AI SCORE」は、公式スペックや口コミデータをAIが解析して算出した参考スコアです。ブラックカードおすすめランキングは、これらの点数に加えて公式サイトのスペック・専門家の評価・制作チームの評価を編集部が総合的に判断して決定しているため、口コミ評価・AI TOTAL SCOREの高い順と掲載順は一致しない場合があります。
監修者の伊藤さんへの取材からわかるブラックカード選びのポイントは以下のとおりです。
選び方のポイント | 専門家の見解 |
還元率・特典の | ステータス性だけで選ばず、還元率や優待特典の内容まで見る。高還元のカードなら日常の買い物や納税でも効率よくポイントが貯まる。 |
特別なサービスを | リムジンサービスや会員限定イベント、高級ホテル優待など、一般的なカードにはない特典を使いこなせるかを考える。 |
取得条件も | 多くは審査基準が高く招待制で、継続的な利用実績や安定した収入が求められるため、特典と取得条件の両面を確認する。 |
今回の取材からは、ステータス性だけでなく還元率や優待特典の中身、そして招待制などの取得条件までを含めて判断することが、満足度の高いブラックカード選びにつながることが分かりました。
この知見を踏まえ、「ステータス性」「優待・サービス内容」「ポイント・還元率」を評価項目に反映しています。
上記の専門家への取材内容や各カードの公式スペックを踏まえ、編集部では以下の6つの評価項目を設定し、各カードを比較しました。
評価項目 | 評価内容 |
ステータス性 | 招待制の有無、社会的認知度、カード券面の印象など「持つこと自体の価値」を評価。 |
優待・ | コンシェルジュ、空港ラウンジ、ホテル・レストラン優待など付帯特典の質と数を評価。 |
ポイント・ | 通常還元率、ポイント有効期限、交換先の充実度を評価。 |
デザイン・ | 金属製などの素材感、重厚感、洗練されたデザインかどうかを評価。 |
年会費との | 特典や還元率に対する年会費の納得度(コスパ)を評価。 |
申し込み・ | 招待条件、審査難易度、対象者の絞り具合(レア度)を評価。 |
公式サイトに掲載されているスペックだけではなく、実際のユーザーがカードを選ぶ際の判断基準も反映された評価項目となっています。
ステータスの高さだけでなく、優待・サービス内容の充実度や年会費とのバランスといった、実際にブラックカードを選ぶユーザーの判断基準も反映された評価項目となっています。
評価項目 | 詳細 |
ステータス性 | インビテーション制と金属製券面で存在感があり、知名度も高く富裕層からも人気。 |
優待・ | コンシェルジュ・ダイニング・ラウンジ・ホテル優待までバランスよく網羅し、実用性が高い。 |
ポイント・ | 還元率1.25%と高水準で、税金の支払いでも還元率が落ちない。マイルへの交換は無制限。 |
デザイン・ | ブラックステンレス製で高級感が抜群。 |
年会費との | 年会費110,000円(税込)は高額だが、特典内容を考えると納得度が高い。 |
申し込み・ | 完全招待制ではないが審査基準は厳しめで、レア感がある。 |
評価項目 | 詳細 |
ステータス性 | ゴールド仕上げでBlack Cardの上位に位置し、所有者が少なくステータスが高い。 |
優待・ | Black Cardの全特典に加え、ホテル・グルメ・空港サービスの上位プランが提供される。 |
ポイント・ | 還元率1.5%と高く、どんな支払いでもポイントが貯まる。航空券や旅行商品に使うと実質還元率がアップ。 |
デザイン・ | 24金仕上げの金属製で、存在感・話題性ともに抜群。 |
年会費との | 年会費220,000円(税込)は高額。サービス内容に魅力を感じるかどうかが分かれ目。 |
申し込み・ | 招待制ではなく申し込みで入手でき、手に入りやすさも魅力。 |
評価項目 | 詳細 |
ステータス性 | 長年“本物のブラックカード”としての地位を確立。上場企業役員や医師に人気。 |
優待・ | 国内外のグルメ・ホテル・ゴルフ・トラベル特典が豊富で、特にダイニング系に強い。Mastercard最上位のコンパニオンカードを無料で併用できる。 |
ポイント・ | 通常還元率1%。1ポイントで1ANAマイルに交換でき、マイル移行に強い。 |
デザイン・ | 重厚なブラック基調だが、金属製ではないため少し控えめ。 |
年会費との | 年会費143,000円(税込)。還元率やマイル移行を活かせば元が取れる。 |
申し込み・ | 完全インビテーション制で新規申し込みはできず、招待を待つ形で希少性が高い。 |
評価項目 | 詳細 |
ステータス性 | 国内ステータスカードとして人気の“和のブラック”。 |
優待・ | プライオリティ・パスや24時間対応のコンシェルジュデスク、東京ディズニーリゾート関連特典やJCBプレミアムステイプランなど国内向けが充実。 |
ポイント・ | 還元率0.5%。貯まったポイントの交換先が豊富で実質価値は高め。 |
デザイン・ | ブラック&シルバーで落ち着いた高級感があり、シンプルで好印象。 |
年会費との | 年会費55,000円(税込)で、他のブラックカードと比べるとかなり抑えめでコスパが高い。 |
申し込み・ | 招待制。ゴールド・プラチナの利用実績からステップアップする王道ルート。 |
評価項目 | 詳細 |
ステータス性 | 世界最強クラスのブラックカードで、ステータスは伝説レベル。 |
優待・ | 専任のパーソナルコンシェルジュ、ラグジュアリーホテル特典、空港VIP待遇など最上級。 |
ポイント・ | 還元率0.3%〜3%。メンバーシップ・リワードはマイル移行など活用次第で価値が高まる。 |
デザイン・ | チタン製で超重厚。持つ人を選ぶ究極のカード。 |
年会費との | 年会費は非公開で超高額。特典以上に「持つこと自体」に価値がある。 |
申し込み・ | 招待制かつ年収・利用歴のハードルが非常に高い。 |
ブラックカードのランキングにあたり、以下の公的機関・業界団体の情報を参照しています。
ブラックカードとは、クレジットカードランクの最上位に位置するカード。
アメリカン・エキスプレスが、1999年に発行した最高ランクのカードの券面が黒色であったことが由来と言われています。
年会費が非常に高額で数十万円するブラックカードがほとんど。そのぶん希少性がありステータスも高いので、周りから一目置かれる存在と言えるでしょう。
招待をもらわないと申し込めないブラックカードが多いのも、その希少価値を高めている理由の一つ。
最近では自分で申し込めるブラックカードもちらほら出てきましたが、それでも完全招待制のものがほとんどです。
招待をもらえる条件は公表されていません。そのため、毎月・毎年コンスタントにクレジットカードを使い続けることが近道と言えそうです。
ブラックカードはプラチナカードよりもさらに上の最上級カードとなっていて、特にアメックスのブラックカードが最も難易度が高いと言われています。
カードの種類によりますが、入手難易度の高いカードは毎月数百万円の利用や、社会的にも認められた人にだけインビテーションが届くと言われています。インビテーションが届くために、数年間そのカードだけを使うようにする人も多いです。ブラックカードの取得を目指す人は、毎月継続的にそれなりの額の利用をするようにしましょう。
クレジットカードのランクは、「一般カード」「ゴールドカード」「プラチナカード」「ブラックカード」の順に高くなります。
それぞれのランクには、異なる特徴やサービスがあるので確認しておきましょう。
ブラックカード | 最上位のランクのカード |
プラチナカード | ゴールドカードの上位にあたるカード ※会社によってはプラチナが最上位の場合もある |
ゴールドカード | 一般カードの上位にあたるカード |
一般カード | 最も基本的な機能を持つ一般的なカード |
日本経済新聞の記事によると、プラチナカードよりも上位に値するものがブラックカードとして呼ばれています。
ランクが上がるごとによって付帯する特徴的なサービスは、ブラックカードにはありません。
明確な定義がないのが、ブラックカードの一つの特徴といえます。
カードのランクが上がるにつれて年会費は上がりますが、それに比例して受けられるサービスやステータスも上がるのです。
ブラックカードの保有者は、全体の1%未満と言われています。実際、当サイトの独自アンケート調査でも、ブラックカードを使っている方は1.1%でした。
項目 | 回答者数(人) | 割合(%) |
n | 278 | 100% |
一般ランク | 187 | 67.3% |
ゴールドランク | 71 | 25.5% |
プラチナランク | 17 | 6.1% |
ブラックランク | 3 | 1.1% |
ブラックカードの保有者がかなり少ないことは一目瞭然です。
最高峰と名高いアメックスの「センチュリオンカード」は、国内での保有者がおおよそ7,000人〜9,000人と言われており、単純計算で保有率は0.008%前後となります。
ちなみに、日本クレジット協会の調査結果によると、2024年3月末時点のクレジットカード発行総数は3億1,364万枚。このうち、1.1%がブラックカードだとすると、ブラックカードは約345万枚の計算になります。
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日本国内ではブラックカードが最上位ですが、海外にはブラックより上のパラジウムカードが存在します。
世界トップクラスの総資産や時価総額を誇る「JPモルガン・チェース」が、プライベートバンクの上顧客向けに作成したクレジットカードです。
完全招待制となっており、JPモルガン・チェースのプライベートバンクの顧客で3,000万ドル以上の資産を保有していることが条件とされています。
世界で5,000人しか持っていない希少性の高いクレジットカードです。
一般的にはブラックカードが最上位のカードとされており、日本国内ではブラックカードより上のカードを見る機会はほとんどないでしょう。
海外ではJPモルガン・チェースのプライベートバンクを利用している上顧客が利用できるパラジウムカードがあり、「1%の1%のためのカード」というキャッチフレーズがあるほど希少なカードです。カード自体もパラジウムというレアメタルで作られており、重量感のある金属製のカードになっています。
加入の条件が厳しく「お金持ちが持っている」というイメージの強いブラックカードですが、実際にはどのような人がブラックカードを使っているのでしょうか?
収入面以外にも、ブラックカードを持つのに向いているのがどんな人かご紹介します。
ブラックカードを持つためには、年収1,000万円以上であることが望ましいとされています。
年会費が10万円以上かかるブラックカードが多いです。そこから更に、毎月の利用額を支払っていくとなると、かなりの出費になることが予想されます。
そのため、高額な出費を払えるくらい収入に余裕がないと、ブラックカードを持ち続けるのは難しいかもしれません。
また、ブラックカード自体、ごく一部の富裕層をターゲットにしていると考えられます。
審査基準は公表されていませんが、返済能力がある人・継続的に利用してくれる人に発行したいことを考慮すれば、年収1,000万円を想定しているとみてよいでしょう。
ブラックカードは一般的にインビテーション制度を取っているため、プラチナカードを継続的に利用する必要があります。利用額が多くないとインビテーションが届かないため、財力のある方は目指してみると良いでしょう。カードの種類によって、インビテーションの条件が違うため、事前に毎月いくらの利用額が必要か調べるのをおすすめします。
一部、ラグジュアリーカードのブラックカードなどは招待ではなく申込みで手に入れることができるため、インビテーションなしで手に入れたい人はそのようなカードを選んでも良いでしょう。
ブラックカードの高額な年会費を払い続けられる十分な経済力を担保する要素の一つして、職業も同様に重視されます。
特に社会的地位の高いとされる会社役員や医師、弁護士といった職に就いていると、審査に有利に働くと考えられるでしょう。
しかし、会社員でブラックカードの審査に通った方も一定数存在します。特別な職に就いていないから審査に通らないというわけではなく、あくまで職業は審査の要素の一つに過ぎません。
ブラックカードを持つのがおすすめな人
ブラックカードは、高額な年会費を継続的に支払い、高額なカード利用を問題なく清算できるだけの経済力があることが大前提です。
また、ブラックカードは利用限度額が高いものが多いのも特徴です。
事業の経費、高級車の購入、高額な納税など、数百万〜数千万円規模の高額決済を頻繁に行う方にとっても利用のメリットが大きいといえるでしょう。
さらにコンシェルジュサービス、限定イベントへの招待など、ブラックカードならではの特別な体験を重視する人にもおすすめです。
ブラックカードは、持つこと自体が「社会的成功の証」となります。ビジネスや社交の場で、社会的な地位をさりげなくアピールしたいと考える人にとっては、最適なステータスのシンボルとなるでしょう。
ブラックカードはプラチナカードよりもステータスの高い最上位のカードですので、仕事でもプライベートでも多くの人と関わる人で、ステータスの高さを表現する必要のある人におすすめです。
ブラックカードのインビテーションを受けるために多くの資金を使う人もおり、年会費も高額なため、かなりの財力とステータスのある人が目指すカードです。ぜひブラックカードを手に入れて、他の人が味わえない特別な体験をしてみましょう。
厳しい審査を潜り抜けた先にはどのような恩恵があるのでしょうか。ここではブラックカードのメリットを8つご紹介します。
ブラックカードのメリット
ブラックカードは、利用限度額が高めに設定される傾向があり、高額な決済にも対応しやすい点が特徴です。一般カードでは限度額を気にしなければならない場面でも、ブラックカードなら比較的余裕を持って支払えるケースがあります。
たとえば、海外旅行費用の一括決済、家族分の航空券やホテル代の支払い、高額な買い物などでも、限度額を理由に決済できないリスクを抑えやすいでしょう。
ビジネス用途や、日常的に決済額が大きくなりやすい人にとっては大きな利便性があります。
もちろん利用限度額は利用者ごとに異なりますが、「高額決済に強い」というのはブラックカードの明確なメリットです。現金を用意したり、複数枚のカードを使い分けたりする手間を減らせる点も魅力といえます。
ブラックカードの大きな魅力のひとつが専用コンシェルジュサービスです。
ホテルやレストランの予約、航空券や新幹線の手配、旅行プランの相談、ギフト選びまで幅広い依頼に対応してくれるため、忙しい人にとって非常に心強いサービスといえます。
自分で複数のサイトを比較しながら空き状況を調べたり、予算や希望条件に合う店を探したりするのは意外と手間がかかるものです。
しかし、コンシェルジュに要望を伝えれば、条件に合う候補を探し予約まで代行してくれるケースが多くあります。
また、カードによっては電話だけでなくメールで依頼できる場合もあり、移動中や会議の合間でも使いやすいのがメリットです。
ブラックカード会員になると、一般会員向けには公開されていない限定イベントに招待されることがあるのもメリットです。
例えば、高級レストランでの特別ディナー、ワインやシャンパンのテイスティングイベント、文化・芸術関連の催しなど、ラグジュアリーな体験を楽しめる機会が用意されていることがあります。
普段なかなか体験できない非日常感があるだけでなく、カード会員ならではの特別感を味わえるのが魅力です。
また、同じような価値観やライフスタイルを持つ人と接点を持てることもあり、人脈形成のきっかけになる可能性もあります。
ブラックカードでは、高級レストランを利用できる優待サービスが充実していることが多くあります。
代表的なのは、2名以上でコース料理を予約すると1名文が無料になる特典や、会員限定の優待価格で食事を楽しめるサービスです。
記念日や家族との食事、ビジネスの会食など、特別なシーンで特に役立ちます。
普段は敷居が高い有名店でも、ブラックカードの優待を使うことで利用しやすくなり、食事の満足度だけでなくコスト面でもメリットを感じられるでしょう。
ブラックカードの中には、提携ホテルプログラムの上級会員資格が自動で付帯するものもあります。
通常、ホテルの上級会員になるには年間で何十泊も宿泊する必要がありますが、ブラックカードを持つことでその条件を満たさずに上級ステータスを得られる場合があります。
上級会員資格が付くと、部屋のアップグレード、ボーナスポイント付与、レイトチェックアウト、優先チェックインなど、ホテル滞在をより快適にする特典を受けられるのが大きな魅力です。
出張や旅行でホテルを利用する機会が多い人ほど、その価値を実感しやすいでしょう。
特に、普段から高級ホテルを利用する人にとっては、ブラックカードの年会費以上のメリットを感じやすい部分です。宿泊のたびに特別扱いを受けられる体験は、日常的な満足度にもつながります。
ブラックカードを保有していると、一般的な空港ラウンジだけでなく、カード会員専用のラウンジやワンランク上のラウンジを利用できる場合があります。
フライト前の待ち時間を落ち着いた空間で過ごせるため、旅行や出張時のストレスを大きく軽減できるのがメリットです。
ラウンジでは、ドリンクや軽食、Wi-Fi、電源、仕事ができるスペースなどが整っていることも多く、移動中でも快適に過ごせます。特に混雑しやすい空港では、静かな環境を確保できる価値は非常に高いでしょう。
また、空港以外にも、一部のカードでは特定エリアに会員専用ラウンジが設けられていることがあります。こうした「お金を払うだけでは得にくい体験」ができるのも、ブラックカードならではの魅力です。
ブラックカードは、数あるクレジットカードの中でも最高峰のステータスを持つ存在として知られています。
招待制を採用しているカードも多く、一定以上の利用実績や信用力がなければ持てないケースがあるため、保有していること自体に価値があります。
カードデザインも高級感があり、素材に金属が使われているものや、重厚感のある仕上がりのものも少なくありません。そのため、会計時やカードを取り出す場面で、一般カードとは違う特別感を感じやすいでしょう。
もちろん、ステータス性だけでカードを選ぶべきではありませんが、「持っていること自体が満足感につながる」というのはブラックカードならではのメリットです。社会的信用やセルフイメージの向上につながると感じる人もいます。
ブラックカードは、旅行保険やショッピング保険など、付帯保険の内容が充実している傾向があります。一般カードでも保険が付くことはありますが、ブラックカードは補償額が高く、補償範囲も広いケースが多いのが特徴です。
たとえば、海外旅行中のケガや病気、携行品の損害、ショッピングで購入した商品の破損・盗難などに備えられるため、万が一の場面でも安心感があります。
家族特約が付いているカードであれば、本人だけでなく家族も補償対象になることがあります。
旅行や出張の頻度が高い人にとっては、こうした保険の手厚さだけでもブラックカードを選ぶ理由になり得ます。いざという時の備えがしっかりしている点は、見落とせないメリットです。
ブラックカードの特典は、プラチナカードの空港ラウンジやコンシェルジュサービスなどに加えて、レストランやホテルで特別なサービスを受けられたり、ブラックカード会員限定のイベントやパーティーなどに招待されることがあります。コンシェルジュも専門の担当者が付いて、きめ細やかな対応が可能になります。
ただ、プラチナカードと比べて大幅にベネフィットが増えるわけではないため、どちらかと言うとブラックカードというステータスの大きさの方が一番のメリットになると思います。
ステータス性が高く魅力的なブラックカードですが、高額な年会費や独自の特性があり、いくつか注意しておくべき点もあります。
メリットだけでなく、デメリットや制約も理解した上で検討しましょう。
ブラックカードのデメリット・注意点
ブラックカードの年会費は数十万円と非常に高額です。
この年会費を支払うことで得られる特典やサービスが、自分のライフスタイルやカードの利用状況に見合っているか、冷静に判断することが重要です。
例えば、旅行や外食の機会が少ないのにそれらの特典が中心のカードを選んでも、年会費分を十分に回収できない可能性があります。
しっかりとコストパフォーマンスを考えてカードを選びましょう。
多くのブラックカードは完全招待(インビテーション)制です。どれだけ実績を積んでもインビテーションが必ず来るという保証はありません。
招待が届く基準は非公開です。ブラックカードを手に入れるために、基準が分からず高額な買い物をして無駄遣いをしてしまう例もあるので、注意しましょう。
「すぐにでもブラックカードが欲しい」と考えても、長期的な利用実績の積み重ねが求められることを理解しておく必要があります。
ブラックカードにもMastercard、Visa、American Express(アメックス)、JCB、Diners Club(ダイナースクラブ)といった国際ブランドがあります。
日本国内ではほとんどの店舗で利用可能ですが、海外ではブランドによって普及率が異なります。特に、VisaやMastercard以外のブランドについては、一部利用できない国や店舗がある可能性も高いです。
海外での利用頻度が高い場合は、複数の国際ブランドのカードを保有するか、普及率の高いブランドのブラックカードを選ぶことを検討しましょう。
ブラックカードは所有しているだけで、周囲から「お金持ち」「成功者」という色眼鏡で見られてしまう可能性もあります。
社会的なステータスが高まる反面、そういった印象を持たれることで余計な期待や嫉妬など、周囲との摩擦を生んでしまうリスクもあるかもしれません。
また、高ステータスなカードのため、紛失や盗難のリスクが高まる可能性もあるので注意しましょう。
ブラックカードを選ぶ際には、ライフスタイルや求めるサービスに合わせて、いくつかのポイントに注意して選ぶのがおすすめです。
ここでは、ブラックカードを選ぶ上で特に重視すべき5つのポイントをご紹介します。
ブラックカードを選ぶときのポイント
ブラックカードの年会費は、数十万円から数百万円と非常に高額です。そのため、年収や支出に無理のない範囲で支払える年会費のカードを選びましょう。
年会費が高ければ高いほど、受けられる特典やサービスも充実することが多いですが、必ずしも高ければ良いというわけではありません。
カードの特典と年会費のバランスをよく比較し、自分にとって最もコストパフォーマンスの高いカードを選びましょう。
ブラックカードの中でも、アメックスのセンチュリオンカードやダイナースクラブ プレミアムカードのように、限られた人にしか発行されない特に有名なブラックカードも存在します。
ビジネスシーンや社交の場で、社会的信用や成功を示すツールとしてブラックカードを持ちたいと考える方もいるでしょう。
そんな方は、ブラックカードの中でも認知度が高く、格式のあるブランドのブラックカードを選ぶことをおすすめします。
ブラックカードの魅力の1つは、その超一流のサービスや特典です。主な特典としては、以下のようなものがあります。
サービス例 | 内容例 |
コンシェルジュサービス | 24時間365日対応の専任コンシェルジュが、旅行の手配、レストランの予約、プライベートジェットの手配、ギフトの購入など、あらゆる要望に応えてくれます。 |
空港関連サービス | 主要空港のVIPラウンジ利用、プライオリティ・パスのプレステージ会員権、手荷物無料宅配サービスなど、快適な空の旅をサポートするサービスが充実しています。 |
旅行傷害保険 | 海外旅行傷害保険が自動付帯され、最高1億円以上の補償を受けられるカードもあります。 |
ホテル・レストラン優待 | 高級ホテルでのアップグレードや特別割引、有名レストランでの優待や貸し切りサービスなど、各社特別な体験が用意されています。 |
プライベートイベント招待 | 会員限定のスポーツ観戦チケット、有名アーティストのライブチケット、ブランドの新作発表会など、通常では体験できないイベントに招待されることがあります。 |
ここでは一例をご紹介しましたが、これらの特典はカードによって様々なので、最も利用したいサービスや特典が充実しているカードを選ぶことが重要です。
ブラックカードは、その名の通り黒を基調としたデザインが特徴ですが、中には金属製のカードや特殊な素材を使ったカードなど、デザインにこだわったものも多くあります。
人前でカードを使う機会が多い方や、カードのデザインにもこだわりたい方は、自分の好みに合ったデザインのカードを選ぶのも良いでしょう。
一般のクレジットカードと同じように、ブラックカードでもETCカードや家族カードといった追加カードを発行することができます。
ETCカードは基本的に手数料・年会費ともに無料または千円程度と安価で発行可能ですが、家族カードの発行コストはブラックカードごとによって大きく異なるため要注意です。
カード名 | 無料で発行可能な 家族カードの枚数 | 通常の家族カードの 年会費 |
楽天ブラックカード | 2枚 | 33,000円(税込) |
JCB ザ・クラス | 8枚 | 55,000円(税込) |
ラグジュアリーカード Mastercard®Black Card™ | ー | 27,500円(税込) |
ダイナースクラブ プレミアムカード | ー | 無料 |
何枚でも年会費無料のものや枚数制限ありで年会費無料のもの、原則年会費がかかるものなど、ブラックカードによって家族カードの発行コストはさまざまです。
家族カードのメリットについては、こちらの記事をご覧ください。
ブラックカードのインビテーションを受ける方法
①ゴールド/プラチナカードに申し込む
②利用実績を積み重ねる
③カード会社が決めた条件を満たす
ブラックカードの多くは、カード会社からの招待(インビテーション)がないと申し込むことができません。このインビテーションの基準は、各カード会社によって異なります。
公式には公開されていませんが、一般的にインビテーションを受けるためには、以下のような条件を満たすことが重要だといわれているので、チェックしておきましょう。
一般カードを持っている方にいきなりブラックカードのインビテーションが届くことはまずありません。
多くの場合、まずはそのカード会社のゴールドカードやプラチナカードといった下位ランクのカードに申し込みし、利用実績を積むことがインビテーションへの第一歩となります。
例えば、JCBザ・クラスを目指すのであればJCBプラチナカード、アメックスのセンチュリオンカードを目指すのであればアメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードを保有することが一般的とされています。
下位ランクのカードを長期間にわたって利用することで、カード会社からの信頼を得られ、インビテーションが届く可能性が高まります。
ゴールドカードやプラチナカードを持っているだけでは、インビテーションが届く可能性は低いといえるでしょう。
インビテーションを受ける上で最も重要と言われるのが、継続的に高額な利用実績を積み重ねることです。
単にカードを持っているだけでなく、毎月コンスタントに高額決済を行い、期日までに確実に支払うことで、カード会社はあなたを「優良顧客」と判断します。
公開はされていませんが、年間数百万円以上の利用が目安となることが多いようです。また、利用する店舗・サービスも重要で、カード会社はあなたの消費行動を把握し、最上位カードに相応しい顧客であるかを判断するといわれています。
どんなに収入が高くても、クレジットカードを継続的・安定的に高額利用していなければ、ブラックカードのインビテーションが届く可能性は低いです。
下位ランクへの申し込みと利用実績に加えて、カード会社が独自に定めている非公開の条件を満たすことも必要です。
これには、安定した高収入や高い社会的信用、他の金融機関での信用情報、過去の利用履歴における滞納の有無などが含まれると考えられます。
例えば、特定の職業に就いている、資産状況がとても良い、特定の提携サービスを頻繁に利用している、といった要素も考慮される可能性があります。
これらの条件は複合的に判断されるため、一つを満たせば必ずインビテーションが来るというものではありません。
日頃から信用を積み重ね、カード会社に「この顧客はブラックカードにふさわしい」と判断されるような利用を心がけることが大切です。だからこそ、ブラックカードを持っている方は社会的な信頼が高いといえるのでしょう。
ブラックカードについて解説してきましたが、多くのブラックカードは招待制(インビテーション)のため、いきなり申し込むことはできません。
そのため、ブラックカードを発行しているカード会社の下位ランクのカードを使い続け、適切な利用実績(クレヒス)を積み重ねる必要があります。
同じクレジットカードで長く継続的に利用することが、インビテーション獲得への近道と言えるでしょう。
年会費:無料 | 年会費:無料 | 年会費:無料 |
還元率が1.0-10.5%と高い | 優待サービスが充実している | 女性疾病保険に月290円〜加入できる |
JCBザ・クラスを持つには、JCBプラチナで利用実績を積んでインビテーションを受ける必要があります。
いきなりJCBプラチナに申し込むのももちろんOKですが、一般カードのJCBカードWなどから持ち始めて実績を積むのもおすすめです。
JCBカードWとJCBカードW Plus Lは還元率1.0%とポイントが貯まりやすいのが大きな特徴。JCBカードSは還元率こそ平均的ですが、独自の優待が付帯しているのがメリットです。
※セブン‐イレブンでは、一部対象とならない店舗があります。法人会員の方は対象となりません。
※Amazon、Amazon.co.jpおよびそれらのロゴは、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。
※スマートフォン保険について:下記①~②の条件を満たしている場合、補償が適用されます。
①補償対象スマートフォンの通信料の支払いに、JCB カード Sを指定
②事故発生の時点で、補償対象スマートフォンの通信料を直近3ヵ月以上連続で支払う
購入後24ヵ月以内のスマートフォンが補償対象となります。
楽天ブラックカードは自分で申し込むことも可能ですが、インビテーションを狙うこともできます。
楽天ブラックカードは楽天プレミアムカードの上位に位置しているため、インビテーション狙いなら楽天プレミアムカードで実績を作らなければなりません。
楽天ブラックカードまでランクを上げるには、楽天カードから使い始めるのがおすすめ。
楽天カードは年会費永年無料で、学生や主婦など様々な人が持っているクレジットカードです。
いろんな属性の方が持ちやすい楽天カードを使い続ければ、夢の楽天ブラックカードを持てる日が来るかもしれません。
ココモーラ編集部は、実際にJCBザ・クラスを使っている方にインタビューを実施しました。
JCBザ・クラスを作成した方法やJCBザ・クラスならではの魅力など、詳しく教えていただけたのでぜひ参考にしてください。
ブラックカードを実際に保有されている監修者の伊藤さんへインタビューを実施しました!
ブラックカードのメリットやブラックカードを持てる年収などを解説していただけたので、ぜひ参考にしてみてください。
証券会社にて営業・経営企画部門、社長秘書等を行う。また、投資銀行業務にも携わる。現在は、不動産を含む資産運用と社会保障(特に年金)を主に、FP相談・執筆・講演・を行っている。東洋大学経営学部ファイナンス学科非常勤講師
ブラックカードを選ぶ際は、ステータス性だけでなく、還元率や優待特典の内容まで確認することが大切です。
ココモーラ監修者の伊藤亮太さんによると、ブラックカードの中には高いポイント還元率を実現しているものもあり、日常の買い物や税金の支払いなどで効率よくポイントを貯められるケースもあるとのこと。
また、リムジンサービスや会員限定イベント、高級ホテルの優待など、一般的なクレジットカードにはない特別なサービスもブラックカードの魅力だと話してくださいました。
一方で、多くのブラックカードは審査基準が高く、招待制を採用している場合もあります。継続的なカード利用実績や安定した収入が求められるケースもあるため、特典だけでなく取得条件もあわせて確認しておきたいところです。
より詳しいブラックカードの魅力や取得のポイントについては、伊藤亮太さんへのインタビューも参考にしてください。
【インタビュー実施概要】
インタビュー対象:伊藤 亮太さん(CFP®︎認定者、DCアドバイザー)
インタビュー取材実施日:2025/5/20
実施場所:株式会社ゼロアクセル本社
インタビュアー:ココモーラ編集チーム
今回紹介したおすすめのブラックカードについて、ココモーラの監修者お二人にコメントをいただきました。
「どのカードを選んだらよいか分からない」とお悩みの方はぜひ参考にしてください。
金属製で高級感あふれるブラックカードです。卓越した知識を持つ専任コンシェルジュサービスやプライオリティ・パスのプレステージ会員権など超一流な特典ばかり。持っているだけで周りと差をつけられるブラックカードです。
JCBプラチナなど、特定のJCBカードで利用実績を積めば持てる可能性があるブラックカードです。以前は自分から申し込めたようですが、現在では招待制になっているので下位ランクのJCBカードを使うところから始めましょう。会員限定のイベントやカタログギフトが充実しているみたいですね。あと、JCBプラチナまでの特典も全部使えて便利だと思います。
入会基準が一切明らかになっていない、まさに限られた人のみが持てる特別なカード。会員限定のプレミアムラウンジやコンシェルジュデスクを利用可能です。追加のコンパニオンカードを発行す、さらに自由度が広がります。
ここまで解説してきたように、ブラックカードの本当の価値は、単なる見た目のかっこよさだけではありません。
忙しいあなたに代わって予約や手配をしてくれるコンシェルジュや、もしもの時の手厚い保険は、何物にも代えがたい安心感を与えてくれます。
年会費は確かに安くありませんが、提供される豪華な優待をしっかり使いこなせば、支払う金額以上のメリットを十分に得ることができるでしょう。
この記事の比較をヒントに、まずは気になる1枚を決めて、招待をめざした第一歩を踏み出してみましょう。
・割賦販売法 昭和三十六年法律第百五十九号(2022年6月17日施行)
・金融庁「個人信用情報機関」(最終アクセス:2026年8月3日)
・一般社団法人日本クレジット協会「クレジットカード発行枚数調査結果」(最終アクセス:2026年8月3日)
・ラグジュアリーカード Mastercard®Black Card™(最終アクセス:2026年8月3日)
・ダイナースクラブ プレミアムカード(最終アクセス:2026年8月3日)
・日本経済新聞「謎多き「ブラックカード」 還元・特典よりステータス」(最終アクセス:2026年8月3日)