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水野総合FP事務所代表。独立系ファイナンシャルプランナーとして個別相談、執筆・監修、講師、取材協力などマルチに活動。ライフプラン、資産運用、相続・資産承継といった幅広い相談内容に対応し、全国1000名を超える方から日本FP協会に寄せられる「くらしとお金」の電話相談を1年間担当。毎月20本以上の執筆・記事監修の他、大学や事業法人で講師を務め年80回登壇。学校法人専門学校非常勤講師として「投資の授業」を毎週行う。
家族カードの活用方法やポイントの効率的な貯め方、キャッシング機能を利用する際の注意点について水野崇さんに伺いました。
専門家ならではの視点で回答してくださったので、ぜひ参考にしてください。
家族カードを選ぶときは、年会費、ポイント還元率、付帯保険、特典サービスなどを総合的に検討しましょう。
年会費無料の家族カードが1枚あれば、毎月の家計管理が簡単になって便利です。
家族カードの利用で付与されるポイントは本カード会員にまとめられますので、よく使う店舗でポイント還元率が高いクレジットカードを選ぶ方が使い勝手が良いでしょう。
ゴールドや航空系など、カードブランドによっては家族カードの発行で年会費が発生します。
それでも、本カード会員と同じ付帯保険や特典サービスを受けられますので、年会費が発生してもメリットを感じる場面は多いです。
航空系のANAカードやJALカードであれば、本カード会員の半額以下の年会費で家族カードを発行でき、効率的にマイルが貯められ陸マイラーにもおすすめです。
家族カードの利用で貯まったポイントは本カード会員のポイントと合算されますので、ポイントアップが期待できるお店やサービスの利用が欠かせません。
「経済圏」の活用もポイントを効率的に貯められお得です。経済圏は楽天グループが先行し、携帯事業者、流通系、証券系、鉄道系の各社が現在サービスを拡充させています。
ライフスタイルに合った経済圏でのクレジットカード選びが、これからのスタンダードになるかもしれません。
家族カードは本カードとの合算金額が毎月引き落としされますので、家族カードが発行されているクレジットカードの請求金額は大きくなりがちです。
もしも家族がカードを使いすぎたことに気づかないまま、口座引き落としが出来なかった場合、本カード会員のクレジットヒストリー(クレヒス)に傷がついてしまいます。
家族カードは不正利用などにも気付きにくく、定期的な明細チェックは欠かせません。本カード会員は、アプリなどからでも家族分の利用明細を確認できますので、必ずチェックしましょう。
貯まったポイントの使い道としては、ギフト券、電子マネー、提携ポイント、航空会社マイルへの移行がおすすめです。
ポイント移行サービスは交換レートを必ず確認しましょう。1ポイント=1円以上が目安ですが、交換レートが高いほどお得です。
経済圏はポイントを使うときも消費者にメリットがあるようサービス展開されていますので、経済圏内でポイントを使うのも良いでしょう。
事前に概算でいいので、家族カードで毎月どのくらいまで使うのか上限額を決めておきましょう。
すぐに利用限度額の上限に達してしまうのは、限度額が少なすぎるかお金の使いすぎが考えられ、クレジットカードの上手な使い方ではありません。
会計簿アプリとクレジットカードを連携すれば、毎月の収支管理にも役立ちます。
水野崇さんへのインタビューから、家族カードは単に家族の支払いをまとめるだけでなく、ポイントを効率良く貯めたり、家計管理をしやすくしたりするメリットがあることがわかりました。
特に、家族カードで貯まったポイントは本カード会員に集約されるため、普段よく利用する店舗やサービスで還元率が高いカードを選ぶことが重要です。また、ANAカードやJALカードなどの航空系カードを活用すれば、家族利用分もまとめてマイルを貯めることができます。
一方で、利用額の増加による使いすぎや、引き落とし口座の残高不足には注意が必要です。定期的に利用明細を確認しながら、家族でルールを決めて活用すると良いでしょう。
家族でお得にポイントを貯めたい方や、家計管理を効率化したい方は、【家族カードおすすめ比較】も参考にしてみてください。
キャッシング機能付きのクレジットカードを申し込む際は、キャッシング枠の審査も同時に行われます。
キャッシングは、年収の3分の1を超える貸付けが禁止されている総量規制の対象ですので、他社での借入残高やすべてのキャッシング枠が審査時には確認されます。
希望額がそのまま通るとは限らず、低い限度額が設定される可能性もあります。
キャッシング枠はショッピング枠の一部として毎月のカード利用可能額に影響するため、メインのクレジットカードと分けた方が使い勝手は良いでしょう。
クレジットカードのキャッシング機能は、事前に利用枠を設定しておくことで、必要な時にいつでもお金を借りることができる便利な仕組みです。
キャッシング利用時の審査は不要で、銀行やコンビニのATMからいつでも現金を引き出すことができます。
限度額内で繰り返し利用できて便利ですが、預金引き出しと同じ感覚で返済を忘れてしまう危険性があります。
クレジットカード利用代金は、毎月のショッピング枠と合算して銀行口座から自動引き落としされますので、残高不足にならないよう管理が欠かせません。
キャッシングとカードローンでは借入限度額に差があります。申込者の審査状況にもよりますが、カードローンの方がまとまった金額を借り入れできて、キャッシングよりも金利は低めです。
金融機関によっては、返済方法の相談にも応じてくれます。1回あたりの借入金額が多い場合は、キャッシングよりもカードローンの利用を検討しましょう。
また、クレジットカードの海外キャッシング枠を事前に設定しておけば、海外旅行や出張などで急に現地通貨での現金が必要になった場合にとても重宝します。
利用者保護を目的に貸金業法では総量規制や利息制限が定められており、キャッシングを利用すること自体は信用情報に影響しません。
ただし、返済遅れはクレジットヒストリーに傷が付く原因となりますので、キャッシングの利用にあたっては正しい知識が必要です。
キャッシングの返済方法には、1回払い・リボ払いの2種類あります。
利息の負担を抑えることがキャッシングを上手に利用するポイントであり、借入期間の短縮と返済回数を最小限にすることを意識して、一括返済を心がけましょう。
少額の現金がすぐに必要となった場合、短期間で返済できる見込みがある方には、キャッシング機能付きのクレジットカードはおすすめできます。
ほかにも、海外への渡航予定があれば、事前に海外キャッシング枠を設定しておくのもよいでしょう。
しかしながら、クレジットカードのキャッシング枠が影響するケースもあります。
住宅ローンや銀行借入といった大きな金額の融資を受ける際は、すべてのキャッシング枠を合算し借入金額としてカウントされ審査が行われます。
キャッシング枠は融資の減額対象となりますので、計画的な利用が欠かせません。
水野崇さんへのインタビューから、キャッシング機能付きクレジットカードは、急に現金が必要になったときや海外で現地通貨を用意したいときに役立つことがわかりました。
特に海外に長期間滞在する場合、多額の現金を持ち歩くのは不安があります。私自身も海外留学中にクレジットカードのキャッシングを利用したことがあり、必要な分だけ現地通貨を引き出せる点はとても便利だと感じました。
一方で、キャッシングは借入であるため、利息や返済スケジュールを把握したうえで計画的に利用することが大切です。短期間で返済できる見込みがある場合や、海外渡航時の備えとして活用すると良いでしょう。
キャッシング機能付きカードを比較したい方は、【キャッシング機能付きおすすめクレジットカード比較】も参考にしてみてください。
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インタビュー実施日 | 2025年8月7日 |
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