ANA VISA スーパーフライヤーズゴールドカード

ANA VISA スーパーフライヤーズゴールドカードは、ANAの「ダイヤモンドサービス」または「プラチナサービス」メンバー、もしくはANAグループ運航便のライフタイムマイルが100万に到達した人が申し込める、有料のクレジット機能付き会員カードです。年会費は本会員16,500円、家族会員8,250円。フライトボーナスマイルは40％、継続時のボーナスマイル2,000マイルに加え、対象ステイタス（ダイヤモンドサービス、プラチナサービス、ブロンズサービス）保持で特別2,000マイルが加算されます。クレジットポイントからANAマイルへの移行手数料が無料、換算はVISAブランドだと200円＝1ポイント＝2マイルとなっています。ラウンジや優先搭乗などSFC会員特典の対象になります。

ANA VISA スーパーフライヤーズゴールドカードはANA便やスター アライアンス加盟航空会社の利用が多く、空港での手続きや搭乗を効率よく進めたい人に向いています。ANAスーパーフライヤーズ会員向けの専用デスク、優先チェックイン、手荷物受け取りの優先、手荷物許容量の優待、専用保安検査場、優先搭乗など、出発前から到着まで快適に過ごせるようサポートしてくれます。家族カードを発行すれば、家計をまとめつつ特典を家族にも広げやすい点も選びやすさにつながります。特典の対象や条件などはカードによって異なりますので、こちらをチェックしてみてください。

ANA VISA スーパーフライヤーズゴールドカードの申込はANAの入会申込書請求から進めます。一般のANAカードからANA VISA スーパーフライヤーズゴールドカードへ切り替えた場合、継続扱いではなく「新規入会」扱いとなるため、継続ボーナスマイルの対象外となる点に注意しましょう。また、同一ブランドでの同グレード切替（VISAワイドゴールド→スーパーフライヤーズゴールドVISAなど）は、カード番号が変更されない仕組みがとられています。すでに家族カードがある場合は本会員の切替と同時にスーパーフライヤーズ家族カードへ移行することとなります。

ANA VISA スーパーフライヤーズゴールドカードでは、日々の支払いでVポイントが貯まり、移行手数料無料で200円＝1ポイント＝2マイルに移せます。フライト時は区間基本マイルに対して40％のフライトボーナスマイルが加算され、カード継続で2,000マイル、対象ステイタス保持者には特別2,000マイルも加わるので、定期的にANAや他のスターアライアンス便を利用してステイタスを維持すると良いでしょう。貯めたマイルは特典航空券やアップグレードに使え、ANA SKY コインへの交換はカード種別に応じて優遇レートが適用されます。

ANA VISA スーパーフライヤーズゴールドカードに入会していれば、スーパーフライヤーズ会員としてANAラウンジ（国内外の対象空港）やスター アライアンス加盟社ラウンジ（条件あり）の利用対象に含まれます。他にも優先チェックイン、手荷物受け取りの優先、手荷物許容量の優待、専用保安検査場、優先搭乗などのサービスに加え、空席待ちの優先取り扱いも案内されています。これらのサービスは家族会員も利用可能で、旅行でも活用しやすくなっています。

ANA VISA スーパーフライヤーズゴールドカードは空港での待ち時間を快適にして面倒な手続きを省いてくれる点や、フライトが多い人ほど実益を感じやすい点などが強みです。またホテルやレンタカー、Wi-Fiの優待も用意されているので、旅先でもより快適さを感じられるようになるでしょう。旅の前後のフライトでも、旅先でも常に便利なサービスが受けられます。上のランクであるプレミアムカードよりも年会費が安いため維持しやすく、尚且つ継続ボーナスマイルやフライトボーナスマイルなどの追加マイルも用意されていて、非常に便利なカードだと言えるでしょう。

ANA VISA スーパーフライヤーズゴールドカードは年会費が本会員16,500円と一定のコストがかかり、飛行機に乗る機会が少ない場合は良さを活かすことができません。空港サービスの恩恵を前提とした設計のため、日常決済のみで高い還元を狙うのは難しいでしょう。付帯サービスに関しては、プレミアムカードと比べるとどうしても相対的に充実度が低くなります。高い年会費を支払ってでもより上質なサービスを受けたい方は、プレミアムカードも検討してみると良いでしょう。