空港ラウンジを無料で使えるクレジットカード!おすすめの最強候補を比較
空港ラウンジとは、空港に併設された待合室のこと。主に、フリードリンク・シャワールーム・無線LANなどのサービスを利用することが可能です。
そんな空港ラウンジを無料で使えるクレジットカードがあります。一般的にはゴールドカード以上のクレカに空港ラウンジサービスが付帯しており、当日に航空券とクレカを提示すれば離陸前の空き時間を有意義に過ごすことができます。
ただ、「どのクレジットカードが良いのか分からない」「同伴者も無料で利用できるクレカはないの?」などと思っている方もいるでしょう。
そこで本記事では、空港ラウンジを無料で使えるおすすめのクレジットカードをランキング形式で紹介していきます。年会費無料の一般カードからプライオリティ・パスが付帯したハイランクなカードまで幅広くまとめました。
さらに、空港ラウンジサービスが付いたクレジットカードの選び方や空港ラウンジの使い方なども解説しているので、ぜひ参考にしてください。
4.6
(5件)
- 年会費
- 27,500円(税込) ※初年度年会費無料
- 審査・発行期間
- -
- 還元率
- 0.40 〜1.00%
カード独自の特典とブランドの優待が使える。
経費精算から会食の特典まで幅広いのが特徴です。
メリットとデメリット
メリット
ビジネスで役立つ特典が豊富
一律の限度額がない
付帯保険が充実しているので出張の際も安心
デメリット
26歳未満は申し込めない
年会費がやや高め
口コミ評判
JCBゴールド法人カード
- 年会費
- 初年度無料 2年目以降11,000円(税込)
- 審査・発行期間
- 通常2~3週間
- 還元率
- 0.45 〜9.90%
キャンペーン
新規入会と条件達成で最大35,000円プレゼント&初年度年会費無料
初年度年会費無料で十分なサポート。
出張や接待がよりスムーズになる法人カード。
メリットとデメリット
メリット
国内46ヵ所とホノルル国際空港で空港ラウンジを利用できる
ゴルフサービスなど接待に便利なサービスが受けられる
保険の補償金額が高額
デメリット
決済加盟店が少なめ
ポイント還元率が低め
JCBプラチナ法人カード
- 年会費
- 33,000円(税込)
- 審査・発行期間
- 通常2~3週間
- 還元率
- 0.45 〜9.90%
キャンペーン
使用者カード追加で最大30,000円分JCBギフトカードプレゼント
※2025年3月31日までに申し込み、2025年4月31日までに参加登録
より余裕のある旅行や出張を実現。
最大限の優待を付帯した法人向けプラチナカード。
メリットとデメリット
メリット
プラチナ・コンシェルジュデスクのサービスが受けられる
プライオリティパスを無料で登録・利用できる
グルメ・ベネフィットでお得にコース料理が食べられる
デメリット
利用限度額がある
マイルへの移行ができない
4.4
(5件)
- 年会費
- 13,200円(税込)
- 審査・発行期間
- -
- 還元率
- 0.50%
キャンペーン
新規入会特典として最大8万ポイント獲得可能
プライベートでも使える特典が豊富。
効率化とくつろぎの両面を持った法人カード。
メリットとデメリット
メリット
一度でもポイントを利用したら後は無期限になる
利用状況はアプリやfreeeへ自動で反映される
国内外29ヶ所の空港ラウンジが無料
デメリット
社員用カードにも年会費が発生する
年会費がやや高い
口コミ評判
4.4
(5件)
- 年会費
- 22,000円(税込)
- 審査・発行期間
- 最短3営業日
- 還元率
- 0.50 〜1.00%
キャンペーン
初年度の年会費22,000円(税込)が無料に!
公私問わず使えるお得な特典が豊富。
お得な年会費で高コスパの法人カード。
メリットとデメリット
メリット
付帯保険が充実している
決算書や登記簿なしで申し込める
プラチナならではの特典が付いている
デメリット
1,000円ごとにポイントが貯まるため端数が無駄になりやすい
年会費がやや高い
口コミ評判
ソラチカゴールドカード
4.3
(7件)
- 年会費
- 15,400円(税込)
- 審査・発行期間
- 2〜3週間程度
- 還元率
- 0.50 〜3.00% (OkiDokiポイント)
キャンペーン
入会で最大123,000マイル相当プレゼント
地下鉄乗車で最大40ポイント!
搭乗ボーナス25%+空港ラウンジも付帯
メリットとデメリット
メリット
PASMOの定期券としても利用OK
ANA便に搭乗するごとに×25%のマイルを還元
対象の空港ラウンジは無料で利用可能
デメリット
国際ブランドはJCBのみ
発行までに時間がかかる
口コミ評判
注釈についての記載
ANA To Me CARD PASMO JCB Series(ソラチカカード)の一時受付停止について
ご好評につきANA To Me CARD PASMO JCB Series(ソラチカカード)の新規入会の申し込みが予想を大幅に上回る状況となり、
当該カードについて、新規入会受付を一時停止をすることとなりました。 受付の再開につきましては、目途が立ち次第改めてご案内申し上げます。
4.0
(5件)
- 年会費
- 15,400円(税込)
- 審査・発行期間
- 通常2~3週間
- 還元率
- 0.50 〜3.00%
キャンペーン
新規入会&条件達成で最大123,000マイル相当を獲得可能
ANA利用でボーナスマイル25%分を付与。
マイルへの交換もお得です。
メリットとデメリット
メリット
カード利用で1ポイントあたり2マイル付与
空港ラウンジを利用できる
楽天Edyチャージ&利用で200円1マイル貯まる
デメリット
ANAの利用が少ないと元がとれない
年会費が高い
口コミ評判
4.6
(5件)
- 年会費
- 7,700円(税込)
- 審査・発行期間
- 通常1~3週間
- 還元率
- 0.50 〜0.75%
キャンペーン
入会3か月以内に50万円以上の利用で合計24,000マイル相当獲得
入会・継続・搭乗でマイルがもらえる。
国内外29の空港ラウンジが無料
メリットとデメリット
メリット
対象の空港ラウンジを無料で利用可能
フライトごとに10%のボーナスマイルを還元
手荷物も無料で配送OK
デメリット
マイル移行手数料がかかる
旅行保険が利用付帯
口コミ評判
4.8
(5件)
- 年会費
- 34,100円(税込)
- 審査・発行期間
- 通常1~3週間
- 還元率
- 1.00 〜2.00%
キャンペーン
新規入会から3ヶ月以内に200万円以上利用で合計80,000マイル相当を獲得可能
マイルの貯まりやすさと特典の充実度を両立。
プライオリティ・パスに無料で登録できます。
メリットとデメリット
メリット
加盟店でのカード利用でポイントとマイルを獲得できる
入会時や継続時にボーナスマイルがもらえる
プライオリティパスの年会費が無料
デメリット
国際ブランドが一つに限定されている
年会費が高額
口コミ評判
4.4
(5件)
- 年会費
- 17,600円(税込)
- 審査・発行期間
- 通常4週間
- 還元率
- 1.00 〜2.00%
キャンペーン
新規入会&条件達成で最大30,000マイルプレゼント
搭乗ごとにフライトマイル×25%を還元
普段の買い物でも1.0%のマイルが貯まる
メリットとデメリット
メリット
買い物で1.0%のマイルを還元
対象の空港ラウンジが無料
搭乗すると25%のボーナスマイルを付与
デメリット
年会費が高い
JALのサクララウンジは利用できない
口コミ評判
- 年会費
- 110,000円(税込)
- 審査・発行期間
- 最短5営業日
- 還元率
- 1.25%
旅行やグルメ、映画など豊富な特典!Mastercard最上位ステータスの高級感あふれるブラックカード。
メリットとデメリット
メリット
映画館、ダイニング、ホテルなど充実した優待
プライオリティ・パスで世界1,300か所以上の空港ラウンジが無料
24時間365日対応のコンシェルジュサービス
デメリット
金属製カードに対応していない店舗では使えない場合がある
グルメやダイニング系の特典が都心に偏っている
楽天ブラックカード
- 年会費
- 33,000円(税込)
- 審査・発行期間
- -
- 還元率
- 1.00 〜4.00%
楽天市場や楽天トラベルの還元率が常に3倍!ハイクラスな特典を安価で受けられるカード。
メリットとデメリット
メリット
ブラックカードの中では年会費が安い
楽天市場や楽天トラベルの還元率が常時3倍以上
幅広いジャンルに精通したコンシェルジュサービス
デメリット
楽天ユーザー以外の恩恵が少ない
プライオリティ・パスの利用は年間5回まで
- 年会費
- 143,000円(税込)
- 審査・発行期間
- -
- 還元率
- 1.00%
二つの国際ブランドを併用できる!旅行好きにおすすめの特典が充実した一枚。
メリットとデメリット
メリット
Mastercard最上位ステータスのコンパニオンカードが無料付帯
プレミアム会員専任のコンシェルジュ
世界中の空港ラウンジや銀座のプレミアムラウンジを無料で使える
デメリット
マイル以外の還元率が低め
招待制で新規申し込みはできない
JCB ザ・クラス
- 年会費
- 55,000円(税込)
- 審査・発行期間
- -
- 還元率
- 0.50%
旅行やグルメなど幅広いジャンルで最高級の特典!招待制のプレミアムなカード。
メリットとデメリット
メリット
24時間365日対応のコンシェルジュデスク
グルメや旅行など幅広いジャンルから年1回プレゼントをひとつもらえる
「プライオリティ・パス」で世界中の空港ラウンジを無料で使える
デメリット
招待制で新規申し込みはできない
ポイント還元率が低め
ANAダイナースカード
4.4
(5件)
- 年会費
- 29,700円(税込)
- 審査・発行期間
- 通常2~3週間
- 還元率
- 1.00 〜1.20%
キャンペーン
新規入会&条件達成で最大77,000円マイル相当を獲得可能
高額決済やフライトでANAマイルを貯めたい方に。
豪華な優待も充実のクレジットカード。
メリットとデメリット
メリット
ポイントの有効期限がない
マイルへの移行上限・移行手数料がかからない
旅行保険が手厚い
デメリット
スマホ決済や電子マネーが利用できない
優待特典を利用しないと年会費が高く感じる
口コミ評判
4.0
(4件)
- 年会費
- 6,600円(税込)
- 審査・発行期間
- 通常4週間
- 還元率
- 0.50 〜1.00%
キャンペーン
新規入会&条件達成で2,500マイルプレゼント
一般ランクながら空港ラウンジが使える
世界8,000以上のホテル・レストランで最大70%割引
メリットとデメリット
メリット
国内外34の空港ラウンジが無料利用できる
入会・継続・搭乗でボーナスマイル付与
対象ホテル・レストランで割引あり
デメリット
普通カードでも年会費がかかる
審査・発行期間が長い
口コミ評判
JALカード プラチナ
4.0
(5件)
- 年会費
- 34,100円(税込)
- 審査・発行期間
- 通常4週間
- 還元率
- 1.00 〜2.00%
キャンペーン
新規入会&条件達成で32,000マイルプレゼント
JALをよく利用する方におすすめの最上位カード。
プラチナならではの充実したサービスが魅力。
メリットとデメリット
メリット
マイルが貯まりやすい
コンシェルジュサービスが受けられる
1,200以上の空港ラウンジを利用できる
デメリット
国際ブランドの選択肢が少ない
JALの利用が少ないとお得ではない
口コミ評判
- 年会費
- 11,000円(税込)
- 審査・発行期間
- 10営業日〜1ヶ月程度
19種類の特典がビジネスをサポート。
スムーズな移動を提供する特典が豊富です。
メリットとデメリット
メリット
利用枠が〜1,000万円と高め ※ご利用額は弊社にて設定させていただきます。ご希望に添えない場合もございます。
付帯保険が充実している
デメリット
発行までに1ヶ月ほどかかる
法人しか発行できない
注釈についての記載
対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。
楽天ビジネスカード
- 年会費
- 2,200円(税込)
- 審査・発行期間
- -
- 還元率
- 1.00 〜3.00%
キャンペーン
楽天プレミアムカードと楽天ビジネスカードの新規入会で2,000ポイントプレゼント
楽天プレミアムカードとの2枚持ちで便利に。
プライオリティ・パスなど特典もそのまま使えます。
メリットとデメリット
メリット
楽天プレミアムカードの特典が利用できる
ETCカードを複数発行できる
VISAビジネスオファーの利用ができる
デメリット
社員用カードを追加できない
楽天プレミアムカードを持たないと発行できない
- 年会費
- 110,000円(税込)
- 審査・発行期間
- 最短5営業日
- 還元率
- 1.25 〜7.15%
Mastercard最上位ステータスの法人カード。
経営者目線のサービス展開が強みです。
メリットとデメリット
メリット
全ての会員に向けて自社のサービスを無料でPRできる
納税や広告費の支払いでもポイントが貯まる
専任コンシェルジュが24時間365日ビジネスをサポート
デメリット
国内旅行傷害保険が利用付帯
社員カードも年会費がかかる
空港ラウンジが無料のカードを比較
カード | JCBゴールド | 三井住友カード ゴールド(NL) | アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード | 三菱UFJカード ゴールドプレステージ | dカードGOLD |
---|---|---|---|---|---|
年会費 | Web入会で初年度無料
通常は11,000円(税込) | 通常5,500円(税込)
条件達成で永年無料※1 | 39,600円(税込) | 11,000円(税込) ※Webで入会された方は初年度無料 | 11,000円(税込) |
ポイント 還元率 | 0.50 〜10.00% | 0.50 〜7.00% | 0.50 〜1.00% | 0.50 〜5.50% | 1.00 〜4.50% |
審査・発行 期間 | 最短5分 (ナンバーレス)※1 | 最短10秒※2 | - | 最短翌営業日 ※Mastercard®とVisaのみ | 最短5分 |
利用可能 | |||||
リンク |
※三菱UFJカード ゴールドプレステージ:QUICPay、Apple Payは、Mastercard®とVisaのみ
空港ラウンジを無料で使えるおすすめクレジットカードを多数紹介してきました。ここからは空港ラウンジで利用できるサービスなどを解説します。
目次
空港ラウンジを無料で使えるクレジットカードの検証ポイント
ココモーラでは、空港ラウンジを無料で使えるクレジットカードを集めて、徹底的に比較検証しました。
1.年会費
クレジットカードの年会費を、「永年無料」「初年度無料」「実質無料」などに分けて、検証を行いました。
2.ポイント・マイル
ポイントやマイルの還元率を、0.5%未満~1.0%以上に分けて、各クレジットカードの比較を行いました。
3.国際ブランド
国際ブランドを「3種類以上から選択可能」「2種類以上から選択可能」などに分けて、各クレジットカードの検証を行いました。
4.同伴者の利用
空港ラウンジを一緒に利用する同伴者の条件について調べ、クレジットカードの評価を行いました。
5.旅行向け特典の多さ
ホテルやツアーの料金割引などの旅行向け特典を調べ、各クレジットカードの検証を行いました。
-すべての検証はココモーラ編集部で行っています-
空港ラウンジを使えるクレジットカードの選び方
空港ラウンジを無料で使えるクレジットカードを選ぶときは、以下のポイントをチェックしましょう。
空港ラウンジが使えるクレジットカードの選び方
- プライオリティ・パスの有無
- 年会費
- 同伴者の料金
- 旅行保険や特典
プライオリティ・パスの有無
空港ラウンジが使えるクレジットカードを、プライオリティ・パスの有無で絞っていくのも一つの手段です。
そんなプライオリティ・パスが無料で付帯しているクレジットカードもあり、海外旅行や出張が多い方におすすめです。
プライオリティ・パスには、安くても99米ドルの年会費がかかってしまいます。プライオリティ・パスが無料のクレジットカードなら、支払うのはそのクレカの年会費だけで良いのでかなりお得です。
年会費
空港ラウンジを使えるクレジットカードを選ぶなら、年会費をチェックするのがおすすめです。
そのため、なるべくコストを抑えたい方や空港ラウンジさえ利用できれば良いという方は、年会費が安めのゴールドカードが最適です。
ただ、世界各地の空港ラウンジを利用できるプライオリティ・パスは格安のゴールドカードには付帯していないことがほとんど。一般的にはプラチナカードに付いています。
クレジットカード | 年会費(税込) | 利用できる空港ラウンジ |
JCBゴールド | 初年度無料 11,000円 | 36箇所 |
三井住友カード ゴールド(NL) | 5,500円 条件達成で永年無料 | 35箇所 |
アメックス・ゴールド・プリファード | 39,600円 | プライオリティ・パス付き 1,300箇所以上 |
JCBプラチナ | 27,500円 | プライオリティ・パス付き 1,300箇所以上 |
三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カード | 22,200円 | プライオリティ・パス付き 1,300箇所以上 |
空港ラウンジの利用頻度と年会費のバランスを考えてクレジットカードを選びましょう。
同伴者の料金
家族・恋人・友達と一緒に空港ラウンジを利用したいと考えている方は、同伴者の料金もチェックしておきましょう。
同伴者の利用料金は、一人あたり1,000円〜2,000円(税込)ほどとなっています。
プラチナカードは安くても20,000(税込)の年会費がかかり、ゴールドカードの年会費との差分を考慮すると、年に5回〜10回以上空港ラウンジを利用する方なら、プラチナカードを作成したほうがお得でしょう。
つまり、年に3〜5回以上往復で飛行機を利用する方はプラチナカードのほうがおすすめです。
旅行保険や特典
旅行する機会が多い方は、旅行保険や特典も一緒に見ておきましょう。
また、旅行の際に利用できる特典があると更に便利です。空港ラウンジの特典以外にも、手荷物配送・ホテル優待・Wi-Fiレンタルなど様々な特典があります。
中でも特典は、ランクの高いクレジットカードの方が充実していることが多いです。
空港ラウンジが使えるクレジットカードに関する注意点
空港ラウンジが使えるクレジットカードに関する注意点
- 空港ラウンジを使える回数に上限が設けられていることがある
- 同伴者は有料であることが多い
- クレジットカードを忘れると空港ラウンジを利用できない
空港ラウンジを使える回数に上限が設けられていることがある
一部のクレジットカードには、空港ラウンジの利用回数に上限が設けられていることがあるので注意してください。
空港ラウンジを年に数回利用しようと考えている方は、申し込みたいクレジットカードに利用回数の上限がないか、あらかじめチェックしておきましょう。
同伴者は有料であることが多い
空港ラウンジは、クレジットカードの所有者のみ無料で同伴者は有料であることが多いです。
家族や友人などと一緒に入室したい場合は、追加料金を支払いましょう。1人につき、おおよそ1,000円〜5,000円ほどかかります。
プラチナカードなら同伴者も無料で利用できるケースも。複数人でラウンジを利用する機会が多くなりそうならプラチナカードも視野に入れましょう。
クレジットカードを忘れると空港ラウンジを利用できない
もし、クレジットカードを忘れると空港ラウンジに入室できないので、注意してください。
また、現物のクレジットカードの他に、飛行機の航空券も必要。入室前に手元に用意しておきましょう。
空港ラウンジの種類
クレジットカードの特典として利用できる空港ラウンジは、主に3種類に分けられます。
空港ラウンジの種類
- カードラウンジ
- 航空会社ラウンジ
- プライオリティ・パスのラウンジ
カードラウンジ
ランクがゴールド以上のカードでは、「カードラウンジ」とよばれる空港ラウンジを利用できます。
利用できるラウンジは成田国際空港や羽田空港など国内主要空港が中心で、フリードリンクや新聞や雑誌などが提供されます。
アルコール類を飲みたい場合は、追加料金を支払うことが一般的です。
航空会社ラウンジ
各航空会社が独自に運営しているラウンジも存在します。
ビジネスクラス以上など上級会員向けのラウンジではありますが、一定ランク以上のカードを所有していれば利用できる場合があります。
例えば、ANAのプラチナランクのカードを所有していれば、ANA独自の空港ラウンジを使うことができますよ。
利用できるハードルが高い分、手厚いサービスを受けられることが特徴です。豪華な食事やシャワールームの提供があり、落ち着いた時間を過ごすことができます。
プライオリティ・パスのラウンジ
プライオリティ・パスとは、世界145か国、1,500か所以上の空港ラウンジを利用できる有料制会員サービスのことです。
プラチナカード以上であれば、特典としてプライオリティ・パスの会員権が付与されることが一般的です。
しかし、ラウンジの利用可能回数に制限が設けられていたり、利用ごとに料金を支払わなければならなかったりするカードがあるため、注意が必要ですよ。
ドリンクやWi-fiなど一般的なラウンジサービスに加え、ラウンジによっては軽食やアルコール、マッサージなども無料で提供されるため、上質な時間を過ごせること間違いありません。
空港ラウンジで利用できるサービス
空港ラウンジでできることは多岐にわたり、利用できるサービスには以下のようなものがあります。
空港ラウンジで利用できるサービス
- フリードリンク
- パソコンの利用
- Wi-Fiの利用
- 充電
- シャワー
- 新聞や雑誌、テレビの閲覧
- コピー機の利用
- スパやマッサージ
空港ラウンジでは、建物内に設置されている快適な座席でリラックスしながら、無料のドリンクサービスや軽食を楽しめます。
ラウンジにはWi-Fiも完備されているので、スマートフォンの利用や仕事をする際も便利です。
ラウンジによってはシャワーやスパサービスが提供していることもあり、長時間のフライト前にリフレッシュできます。
さらに、新聞や雑誌を読んだり、テレビを観たりすることもできるので、長い待ち時間でも有意義に過ごせるでしょう。
空港ラウンジが使える年会費無料のクレジットカードはある?
空港ラウンジが使えるのはゴールドランク以上のカードに限られます。これらのカードは、利用者の年会費をもとに上質な特典が提供されるため、年会費がかかることが基本です。
しかし、一部のゴールドカードは条件達成で年会費が無料になり、空港ラウンジを実質無料で利用できる場合があります。
年会費実質無料で空港ラウンジが使えるクレジットカード
- 三井住友カード ゴールド(NL)
- イオンゴールドカード
- エポスゴールドカード
三井住友カード ゴールド(NL)
三井住友カード ゴールド(NL)は通常5,500円(税込)の年会費がかかりますが、年間100万円の利用で翌年以降の年会費が永年無料※になります。
利用できる空港ラウンジは一般的なカードラウンジですが、家族会員も本会員と同様に利用することが可能です。
家族カードの年会費はかかりません。そのため、本会員の年会費が無料なら、家族全員とも無料で空港ラウンジで過ごすことも可能ですね。
※: 年間100万円のご利用で翌年以降の年会費永年無料。年間100万円利用の対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。
イオンゴールドカード
イオンゴールドカードは、数少ない年会費が永年無料のゴールドカードです。
対象の空港ラウンジは羽田空港や成田空港などの主要なものに限られますが、家族会員も無料で利用することが可能です。
さらに年間100万円以上の利用で、全国のイオンにある「イオンラウンジ」を使えるようになりますよ。
エポスゴールドカード
エポスゴールドカードは、インビテーションを受けて作成または年間50万円以上の利用で年会費が永年無料になります。
利用できる空港ラウンジは一般的なカードラウンジで、家族会員も無料で利用することが可能です。
フリードリンクや雑誌などの提供があり、快適な時間を過ごせるでしょう。
おすすめクレジットカードに関する専門家コメント
今回紹介しているおすすめのクレジットカードについて、ココモーラの監修者を務めてくださっている鳥谷威さんと辻本剛士さんから、カードの魅力についてコメントをいただきました。
気になるクレジットカードがあったら、専門家の方のコメントを読んで参考にしてみてください。
JCBゴールド
JCBゴールドは、国内外で利用できる豊富な特典が特徴です。 |
三井住友カード ゴールド(NL)
| 三井住友カード ゴールド(NL)は、年間100万円を利用すると、年会費が永年無料※になる点が魅力です。 空港ラウンジの無料利用やホテルの宿泊予約サービスもあり、旅行や出張を快適にしてくれます。 |
※年間100万円利用の対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードは、1,300箇所以上の空港ラウンジを無料で使えるカードです。 |
三菱UFJカード ゴールドプレステージ
三菱UFJカード ゴールドプレステージは、初年度の年会費が無料で利用できるカードです。 旅行やショッピング保険が充実しており、国内外34空港のラウンジが無料で利用できます。 優待プログラムを活用すれば、ホテルやレストランでの割引や特典も受けられるので、ビジネスとプライベートのどちらでもおすすめできる1枚です。 |
dカードGOLD
dカードGOLDは、ドコモユーザーにメリットの大きいクレジットカードです。 |
この記事の監修者
育休中、フリーランス女性に向けて「社会制度」や「貯金・投資」に関するお役立ち情報を発信。
マネーコラムの執筆や記事監修も手がける。日経xwoman公式アンバサダー。著書「お金の使い方、貯め方教えて下さい」主婦の友社
- ファイナンシャルプランナー
東証一部上場企業で10年間サラリーマンを務める中、業務中の交通事故をきっかけに企業の福利厚生に興味を持ち、社会保障の勉強を始める。
以降ファイナンシャルプランナーとして活動し、個人・法人のお金に関する相談、北海道のテレビ番組のコメンテーター、年間毎年約100件のセミナー講師なども務める。趣味はフィットネス。健康とお金、豊かなライフスタイルを実践・発信しています。
- 有限会社バード商会
福岡の大学を卒業後、大手インフラ業界に就職。主に、ご家庭の光熱費削減や新電力の業務に約4年ほど従事。現在は、父の会社(有限会社バード商会)を継ぎ、独立系のファイナンシャル・プランナーとして活動中。専門分野は、家計改善(光熱費の見直し)と資産形成の分野。
FPの実績は、カードローン相談、光熱費の見直し、企業型確定拠出年金の導入、日本FP協会でアシスタント相談員、執筆などを行っている。
水野総合FP事務所代表。独立系ファイナンシャルプランナーとして個別相談、執筆・監修、講師、取材協力などマルチに活動。ライフプラン、資産運用、相続・資産承継といった幅広い相談内容に対応し、全国1000名を超える方から日本FP協会に寄せられる「くらしとお金」の電話相談を1年間担当。毎月20本以上の執筆・記事監修の他、大学や事業法人で講師を務め年80回登壇。学校法人専門学校非常勤講師として「投資の授業」を毎週行う。
消費生活ジャーナリスト。1952年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。
同大学院修士課程修了後、月刊誌記者などを経て独立。流通、情報通信、金融分野を中心に活動する。主力はクレジットカード&電子マネーの研究で、すでに30年間に渡って業界の定点観測をしている。また、クレジットカードのムックも50冊以上監修しキャッシュレスの生き字引として情報発信を続けている。
証券会社にて営業・経営企画部門、社長秘書等を行う。また、投資銀行業務にも携わる。
現在、不動産を含む資産運用と社会保障(特に年金)を主に、FP相談・執筆・講演・を行っている。東洋大学経営学部ファイナンス学科非常勤講師