パスタウンPASMOカード（三井住友カード）

パスタウンPASMOカードは、三井住友カードが発行するクレジットカード機能と、PASMO（交通系ICカード）の「オートチャージ機能」が一体になったカードです。オンライン限定で入会でき、満18歳以上（高校生を除く）を対象としています。オートチャージサービスを利用すると、改札での入場時に残高が一定額以下になると自動でチャージされ、その金額はカードの利用代金と合算して引き落とされます。オートチャージ分も含めて、カード利用200円（税込）ごとに1ポイントのVポイントが付与されます。また、旅行傷害保険（最高2,000万円）やショッピング補償（年間100万円まで）などの付帯保険があり、海外利用や分割・リボ払いに対応。年会費は1,375円（税込）、家族カードは440円（税込）ですが、入会時に「マイ・ペイすリボ」を指定すると初年度は年会費無料の特典があります。ただし、注意点としてこのカードのPASMO機能には定期券を搭載できない仕様になっています。

パスタウンPASMOカードの年会費は通常1,375円（税込）です。家族カードは440円（税込）となります。ただし、入会時に「マイ・ペイすリボ」に登録し、さらに一定の利用条件を満たすと初年度は年会費が無料になります。翌年度以降も前年にカードを1回以上利用すれば、引き続き年会費が無料になる特典があります。また学生の方は在学中に限り年会費が無料となるため、負担なく利用できるのが魅力です。オンライン限定の申込カードである点も特徴で、条件を活用すれば長期的にも年会費の心配をせずに利用可能です。

パスタウンPASMOカードはPASMOのオートチャージ機能を利用できます。駅の自動改札を通過する際、残高が設定金額を下回ると自動的にチャージされ、その金額はクレジット利用分と合算されて翌月に口座から引き落とされます。現金を用意してチャージする手間がなくなり、残高不足で改札を通れないといったトラブルも防げるでしょう。特に通勤や通学で毎日PASMOを利用する方にとっては、ストレスなく快適に利用できる便利なサービスです。

残念ながら、パスタウンPASMOカードには定期券機能を搭載することはできません。PASMO機能は交通系ICカードとしての乗車やオートチャージに対応していますが、定期券を一体化する仕様にはなっていません。そのため、定期券を利用する場合は、別途PASMO定期券を購入するか、モバイルPASMOを利用する必要があります。クレジットカードと定期券を1枚にまとめたい方には不向きですが、オートチャージやポイント還元を重視したい方にとっては十分に魅力的なカードです。利用シーンに応じて別のPASMOと併用するのが現実的な選択肢となるでしょう。

パスタウンPASMOカードでは、利用200円（税込）につき1ポイントのVポイントが貯まります。PASMOオートチャージでチャージされた金額も対象となるため、交通費の支払いを通じて自然にポイントを貯められるのが特徴です。貯まったVポイントは1ポイント＝1円としてカード利用代金に充当できるほか、各種景品交換やギフトカード、電子マネーへの移行も可能です。通勤や通学で日常的にPASMOを利用する方は、オートチャージによって無理なくポイントを積み重ねることができます。買い物と交通利用を両立させることで、効率的かつお得にポイントを獲得できるカードです。

パスタウンPASMOカードには、海外旅行傷害保険（最高2,000万円）とショッピング補償（年間100万円まで）が付帯しています。海外旅行傷害保険は、旅行代金をカードで支払った際に自動的に適用され、旅行中のケガや病気などに備えることができます。ショッピング補償は、カードで購入した商品の破損や盗難などを年間100万円まで補償する制度です。PASMOのオートチャージや日常の支払いだけでなく、旅行やショッピングの安心をサポートしてくれる点も大きな魅力です。普段使いの利便性と、いざというときの補償が両立するカードといえます。

パスタウンPASMOカードには家族カードがあります。年会費は通常440円（税込）ですが、本会員が「マイ・ペイすリボ」に登録し、所定の条件を満たすことで無料となる場合があります。家族カードを利用すると、本会員と同様にPASMOオートチャージやクレジット決済が可能で、利用分に応じてVポイントも付与されます。貯まったポイントは本会員にまとめて加算されるため、家族全体で効率的にポイントを貯めることができます。また、本会員と同じく付帯保険が適用されるので、安心して利用できる点もメリットです。