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AIの利用がスタンダードになっている昨今、転職活動にはどのような変化が起きているのでしょうか?直近1年以内の転職者175人を対象に、活用実態から、選考でAIスキルが求められているか、企業のAI活用を転職先選びで意識するかについて調査を行いました。
📊調査結果のサマリー
選択肢 | 割合 |
よく使った | 34.29% |
使わなかった | 29.71% |
少し使った | 26.86% |
使おうとしたが使いこなせなかった | 9.14% |
直近1年以内に転職した175人に転職活動でのAIツール活用状況を聞いたところ、「よく使った」が34.29%、「少し使った」が26.86%で、合計61.15%が転職活動にAIを取り入れていました。
「使わなかった」は29.71%にとどまり、転職活動へのAI活用は一定の広がりを見せています。
転職者の6割超がAIを活用しており、転職活動におけるAIツールの利用は特別なものではなくなりつつあると言えるでしょう。
選択肢 | 割合 |
面接の受け答え練習 | 58.88% |
企業リサーチ | 50.47% |
履歴書・職務経歴書の作成 | 48.60% |
自己分析 | 28.04% |
条件の整理・比較 | 16.82% |
※複数回答。対象:Q1でAIを使ったと回答した107人
AIを活用した107人に使った場面を聞いたところ(複数回答)、「面接の受け答え練習」が58.88%で最多となりました。
次いで「企業リサーチ」50.47%、「履歴書・職務経歴書の作成」48.60%と続き、選考に直結する場面での活用が上位を占めています。
「自己分析」28.04%、「条件の整理・比較」16.82%と、内省や意思決定の場面でも一定数が活用しています。
選択肢 | 割合 |
どちらかといえばうまくいった | 55.14% |
うまくいったと思う | 28.04% |
あまり関係なかった | 16.82% |
※対象:Q1でAIを使ったと回答した107人。「むしろマイナスだったと思う」は0%のため省略。
AIを活用した107人に結果を聞いたところ、「うまくいったと思う」28.04%と「どちらかといえばうまくいった」55.14%を合わせると83.18%が手応えを感じていました。
AI活用者の8割超が転職活動にプラスの影響があったと感じており、AI活用が転職活動の妨げになったケースはないようです。
選択肢 | 割合 |
なんとなく求められていた | 38.46% |
特に感じなかった | 26.57% |
明らかに求められていた | 24.48% |
話題に出なかった | 10.49% |
※「職種上全く関係ない」と回答した32人を除いた143人を対象に集計。
職種上関係ないと回答した32人を除いた143人のうち、選考でAIスキルを「明らかに求められていた」と感じた人は24.48%。
「なんとなく求められていた」38.46%を合わせると、62.94%が選考でAIスキルが評価軸になっていると感じていました。
「なんとなく」を含めると6割超の転職者が選考でAI力を意識しており、企業側のAIスキルへの関心が求職者にも伝わり始めていると言えるでしょう。
選択肢 | 割合 |
あまり気にしなかった | 30.82% |
少し気にした | 28.77% |
積極的に気にした | 22.60% |
全く気にしなかった | 17.81% |
※「職種上気にする必要がなかった」と回答した29人を除いた146人を対象に集計。
職種上気にする必要がなかった29人を除いた146人のうち、22.60%が企業のAI活用度合いを「積極的に気にした」と回答。
「少し気にした」28.77%を合わせると51.37%が企業のAI活用状況を転職先選びの判断材料にしていました。
転職者の約5割が企業のAI活用状況を転職先選びで意識しており、求職者側も企業のAI環境を意識し始めている様子がうかがえます。
今回のデータを通して見えてきた傾向を、ココモーラ編集部が分析します。
転職者の61.15%がAIを活用しており、用途は「面接練習」58.88%、「企業リサーチ」50.47%、「書類作成」48.60%と、選考に直結する準備フェーズに集中しています。
AIは特定の用途に特化して使われる傾向があり、転職活動の効率化ツールとして定着しつつあると考えられます。
AI活用者の83.18%が転職活動への好影響を感じており、「マイナスだった」と回答した人はゼロでした。
活用の効果を実感している転職者が大多数を占める一方、「使いこなせなかった」層も9.14%存在しており、ツールの使い方に差が生じている可能性があります。
職種上関係ないと回答した層を除いた143人のうち、62.94%が転職選考でAIスキルや活用経験が評価軸になっていると感じていました。
「明らかに」と「なんとなく」を合計すると、6割超の転職者が何らかの形でAI力を意識した選考を経験しているという点は注目すべきポイントでしょう。
「なんとなく求められていた」が38.46%と最多になっていることから、募集要項などに記載がなくとも、評価軸に組み込まれているケースが多いことがわかります。
転職者の51.37%が企業のAI活用状況を転職先選びの判断材料にしていることがわかりました。
求職者が企業を選ぶ基準として「AI活用への取り組み」が浮上しつつあります。
企業側がAIスキルを選考で意識する動きと、求職者側が企業のAI環境を転職先選びの軸にする動きが同時に起きていると言えるでしょう。
転職者がAIを活用して準備を効率化する一方、企業側も選考でAIスキルを意識し始めているとわかりました。求職者が企業のAI環境を転職先選びの軸にするケースも増えており、求職者・企業の双方向でAIへの対応が転職市場の新しい軸になりつつあります。AIツールを転職活動に取り入れることは、準備の質を高めるだけでなく、AI活用への姿勢を示す機会にもなるでしょう。
調査対象者 | 直近1年以内に転職した方 |
調査対象者の性別比率 | 男性:112人(64.0%) 女性:63人(36.0%) |
回答者数 | 175人 |
調査期間 | 2026年5月27日 〜 2026年6月9日 |
調査で使用したツール | |
調査地域 | 日本 |
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