更新日: 2026.03.02

「環境・エネルギーに関する情報を客観的にわかりやすく広くつたえること」「デジタルテクノロジーと環境・エネルギーを融合させた新たなビジネスを創造すること」を目的に執筆/講演活動などを実施。富山県砺波市出身。慶應義塾大学経済学部卒業。東京大学 Executive Management Program(EMP)修了。大学卒業後、アンダーセン・コンサルティング(現アクセンチュア株式会社)に入社。エネルギー/化学産業本部に所属し、電力会社・大手化学メーカ等のプロジェクトに参画。その後、RAUL株式会社を設立。主に環境・エネルギー分野のビジネス推進や企業の社会貢献活動支援を実施。一般社団法人エネルギー情報センター理事、一般社団法人サステナビリティコミュニケーション協会理事、環境省 地域再省蓄エネサービスイノベーション委員会委員(2019年)等

1986年生まれ。1級ファイナンシャルプランニング技能士、CFP®、合同会社ひなた代表。
コンサルティング会社から外資系保険会社の営業職を経て、現在は保険代理店に在籍しながら、発達障害のある人やその家族に特化したファイナンシャルプランナーとして全国で活動している。借金を背負い生活が苦しかった時代を経験しつつも、専門的知識と実体験を武器に、お金が苦手な人や発達障害当事者に寄り添ったアドバイスを行う。その提案は制度や数字の知識だけでなく、「同じ立場を生きてきた人間だからこそ言える言葉」として、多くのクライアントや家族から厚い信頼を得ている。これまでに自治体主催の講演、保護者会・親の会、就労移行支援事業所などで多数の登壇実績を持ち、SNS総フォロワー数は5万人。
「オール電化だと、どの電力会社を選べば電気代を抑えられるの?」と迷っていませんか。電力自由化により小売電気事業者は800社を超え、料金プランも多様化しています。
特にオール電化住宅では、エコキュートやIHの使用時間帯によって電気代が大きく変わるため、昼夜の料金単価や時間帯別プランの違いを比較することが重要です。
本記事では、オール電化向けにおすすめの電力会社9社を厳選し、世帯別ランキングや失敗しない選び方までわかりやすく解説します。基本料金や夜間料金の安さ、契約前に確認しておきたいポイントまで整理し、家庭に合った電力会社選びのため、ぜひ参考にしてください。
| 電力会社 | 参照元:東京ガス公式サイト ![]() 東京ガス(でんき) | 引用元:ENEOSでんき公式サイト ※ENEOSでんきご契約者アンケート(2025年2月) ![]() ENEOSでんき | 引用元:CDエナジーダイレクト公式サイト ※電気・ガス合算の契約件数で取次事業者の販売分含む ※1:WEB会員サービス「カテエネ」へ電気のご契約情報の登録が必要です。還元されるポイントは「カテエネポイント」 ※2:ガスセット割引が適用されるのは基本料金および電力量料金(燃料費調整額を除く)。ただし、ガスセット割はスマートでんきが対象外。電気セット割はゆかぽかガス・はつでんガスが対象外。 ![]() CDエナジーダイレクト | 料金は東京電力エリアのものを記載しています。 ![]() オクトパスエナジー | 引用元:リボンエナジー公式サイト ![]() リボンエナジー |
|---|---|---|---|---|---|
| 供給エリア | 東京電力エリア | 東京電力エリア | 東京電力エリア | 全国(離島を除く) | 全国(沖縄電力エリアを除く) |
| 電気ガスセット | あり | あり | あり | × | なし |
| 2人暮らし参考電気代 | 約13,210円/月 | 約12,941円/月 | 約12,926円/月 | 約9,152円/月 | 約8,750円/月 |
| リンク | 詳しくはこちら(公式) |
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国内主要な25社以上の電力会社を専門化チームでレビュー済み(おすすめ電力会社)
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当サイト「ココモーラ」で紹介している電力会社は、電気事業法に基づき経済産業省への正式な届出や登録を行い、適切に電力供給事業を運営している事業者のみを掲載しています。またココモーラのサービスは広告主のパートナー企業より報酬を得ています。ただし、広告主の好意的なレビューを書く保証をつける等で報酬を支払うなどは一切行っておりません。
関西電力が実施した調査によると、オール電化の月間平均電気代は以下のとおりです。
世帯人数 | 月間平均電気代 |
1人世帯 | 10,777円 |
2人世帯 | 13,406円 |
3人世帯 | 14,835円 |
4人世帯 | 16,533円 |
ここでは、上記の調査結果をもとにして、オール電化向けプランを提供しているおすすめの電力会社を世帯別に紹介します。
月間平均電気代より安く抑えられる可能性がある新電力を厳選しているので、今よりも光熱費を抑えたい方はぜひ参考にしてみてください。
1人暮らしの方におすすめの電力会社は以下の3社です。
各社の電気料金をシミュレーションした結果、いずれも月間平均電気代の10,777円より電気代を抑えられる可能性があります。
おすすめ電力会社3選 | 月間電気代 |
10,083円 ※スタンダードオール電化の場合 | |
10,267円 ※オール電化プランの場合 | |
10,283円 ※オール電化向け料金メニュー<時間帯別プラン>の場合 |
※以下の条件で月間電気代をシミュレーションしています
・契約アンペア数:40A
・1ヶ月の電気使用量:300kWh(日中100kWh+夜間200kWh)
・「基本料金+電力量料金」の計算式で算出
・東京電力エリアの料金単価で計算
2人暮らしの方におすすめの電力会社は以下の3社です。
各社の電気料金をシミュレーションした結果、いずれも月間平均電気代の13,406円より電気代を抑えられる可能性があります。
おすすめ電力会社3選 | 月間電気代 |
12,063円 ※オール電化向け料金メニュー<時間帯別プラン>の場合 | |
11,817円 ※スタンダードオール電化の場合 | |
12,054円 ※オール電化プランの場合 |
※以下の条件で月間電気代をシミュレーションしています
・契約アンペア数:40A
・1ヶ月の電気使用量:350kWh(日中150kWh+夜間200kWh)
・「基本料金+電力量料金」の計算式で算出
・東京電力エリアの料金単価で計算
3〜4人暮らしの方におすすめの電力会社は以下の3社です。
各社の電気料金をシミュレーションした結果、いずれも月間平均電気代の14,835円〜16,533円より電気代を抑えられる可能性があります。
おすすめ電力会社 | 月間電気代 |
15,675円 ※スタンダードオール電化の場合 | |
15,049円 ※オール電化プランの場合 | |
15,523円 ※オール電化向け料金メニュー<時間帯別プラン>の場合 |
※以下の条件で月間電気代をシミュレーションしています
・契約アンペア数:50A
・1ヶ月の電気使用量:450kWh(日中200kWh+夜間250kWh)
・「基本料金+電力量料金」の計算式で算出
・東京電力エリアの料金単価で計算
ここでは、オール電化住宅にお住まいの方に向けて電力会社の選び方を紹介します。
今よりも安い電力会社を効率よく見つけるために重要なポイントをまとめているので、気になった方はぜひ参考にしてみてください。
オール電化向け電力会社の選び方
電力会社を比較するときは、必ず供給エリアを確認しましょう。
電力自由化によって幅広い選択肢からを選べるようになりましたが、すべての電力会社が全国対応しているわけではありません。
事前にお住まいの地域に対応する電力会社を絞り込むことで、効率よく料金プランを比較しやすくなります。
特に都市部以外の地域は、いざ申し込もうと思ったときに供給エリア外となるケースも少なくないので、あらかじめ契約可能な電力会社確認するように心がけましょう。
オール電化住宅の場合は、電気使用量が多い時間帯を把握することが重要です。
どの時間帯に電気をたくさん使う方によって、選ぶべき電力会社は異なるためです。
たとえば、共働きで日中より夕方以降の電気使用量が多い場合は、夜間の料金単価が安い電力会社を選ぶと今よりも電気代を抑えられます。
一方で、在宅ワークが中心で昼間の電気使用量が多いのであれば、日中の料金単価が安い電力会社を選ぶべきです。
このように、電気使用量が多い時間帯によってお得な電力会社は変わってくるので、今よりも電気料金を安く抑えたい方は必ず確認しましょう。
電力会社を選ぶときは、料金プランだけでなく「燃料調整額」も比較しましょう。
「燃料調整単価×月間使用電力量」の計算式で算出された金額を毎月支払います。
仮に燃料調整単価が1kWhあたり5円で、1ヶ月に300kWhの電気を使用した場合、翌月の電気料金に1,500円が加算されるイメージです。
基本的な電気料金と比べて軽視されがちな費用ですが、オール電化住宅は月々の電気使用量が多く、電気代を大きく左右する要因になりやすい傾向にあります。
なお、電力会社によっては燃料調整額を無料に設定しているところもあるので、基本料金や電力量料金単価だけで判断しないように意識しましょう。
電力会社を比較するときは、特典・キャンペーンも確認しましょう。
なお、電力会社が提供する代表的な特典・キャンペーンは以下のとおりです。
たとえば、ガスやインターネットなどとのセット割を活用すると、電気代以外の固定費も節約できる可能性があります。
ガスやインターネットなどとのセット割は、毎月数百円ほど固定費が安くなるイメージです。
また、車での移動が多い方であれば、ガソリン代割引を提供する電力会社を選ぶのもいいでしょう。
ただし、特典・キャンペーンを軸として電力会社を選ぶのはおすすめできません。
長期的には電気料金そのものの安さが重要になるので、「気になる電力会社が2〜3社ある」といった場合に、判断材料として活用するように心がけてください。
ここでは、オール電化住宅にお住まいの方が、別の電力会社に切り替える際の注意点について解説します。
特に大手電力会社から新電力に乗り換える場合、いくつか確認すべきポイントがあるのでそれぞれ確認してみてください。
オール電化向け電力会社に切り替える際の注意点
電力会社によっては、契約期間が設けられており、解約時に違約金が発生する可能性があります。
新電力の中には、1〜2年程度の契約期間を設けている会社が多くあるので注意しましょう。
なお、電力会社の違約金は1,000円〜5,000円程度のケースが一般的です。
決して安くはない金額なので、特に以下のような場合は必ず申し込み前に契約期間や違約金の有無について確認しましょう。
オール電化住宅に向けた料金プランの中には、「ピークタイム料金」が設定されているケースもあります。
一般的に夏季の日中や、冬季の夜間などが割高になりやすい傾向にあります。
特に在宅時間が長い家庭の場合は、ピークタイム料金の影響を受けやすいので注意が必要です。
夜間や早朝など、決まった時間帯に電気の使用量が多い家庭であれば、ピークタイム料金を上手に活用できますが、日中や夕方に電気をたくさん使用する場合は、かえって電気代が高くなる可能性があります。
以上のことから、オール電化住宅向けの料金プランを比較するときは、必ずピークタイム料金について確認しましょう。
新電力へ切り替える場合は、基本的にスマートメーターの設置が必要です。
スマートメーターの設置が必要な場合、申し込みから切り替えまで2週間程度かかる可能性があります。
とはいえ、スマートメーターの設置に原則費用はかからないので、過度に心配する必要はありません。
また、工事自体は立ち会い不要で行われるので、余裕を持って申し込むように心がければ、日常生活に大きな影響はなく、お好みの電力会社に変更できます。
新しい電力会社への切り替え手順は以下の3STEPで完結します。
オール電化向け電力会社に切り替える手順
①新しい電力会社の申し込み
②スマートメーターの設置
③切り替え完了
まずは、切り替え先の電力会社に申し込みましょう。WEBまたは電話申し込みに対応しているケースが一般的です。
手元に検針票や支払情報などを用意しておくと、スムーズに申し込めます。
申し込みが完了すると、切り替え手続きに移る流れです。この際にスマートメーターが未設置の場合は、立ち会い不要で工事が行われます。
また、現在契約している電力会社への解約手続きは自分で行う必要はありません。
申し込みから、数日〜2週間程度で切り替え完了の報告がメールや郵送で届きます。申し込み手続きのあとに、切り替え日に関する案内が届くケースも一般的です。
ココモーラでは、オール電化世帯で新電力を利用している方を対象に、独自にアンケート調査を行いました。
オール電化でも新電力に切り替えたら、電気代は安くなるのか?電気代を抑えるために工夫している節約方法は?など実際の利用者だからこそのリアルな声が得られました。
特にこれから新電力会社に乗り換えようと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
調査対象者 | オール電化で新電力を利用している20歳以上の男女 |
調査対象者の性別比率 | 男性:33人(57.89%) 女性:24人(42.11%) |
調査対象者の年齢比率 | 20代:17人(29.82%) 30代:30人(52.63%) 40代:9人(15.79%) 50代:1人(1.75%) 60代以上:0人(0%) |
回答者数 | 57人 |
調査期間 | 2026年02月04日 ~ 2026年02月10日 |
調査で使用したツール | |
調査地域 | 日本 |
電力会社 | 割合 |
東京ガス(でんき) | 26.32% |
ENEOSでんき | 19.3% |
楽天でんき | 5.26% |
Looopでんき | 3.51% |
CDエナジーダイレクト | 3.51% |
しろくま電力 | 3.51% |
大阪ガスのでんき | 3.51% |
auでんき | 3.51% |
オクトパスエナジー | 3.51% |
J:COMでんき | 3.51% |
ソフトバンクでんき | 3.51% |
オール電化世帯で新電力を利用している人のうち、最も多かったのは「東京ガス(でんき)」で26.3%、次いで「ENEOSでんき」が19.3%という結果でした。
ガス・石油系の大手エネルギー企業が上位に入っている点が特徴的です。
一方で「楽天でんき」「Looopでんき」「CDエナジーダイレクト」なども一定数選ばれており、契約先は比較的分散しています。
給湯や暖房まですべて電気でまかなうオール電化世帯では、料金単価やプラン設計が家計に与える影響が大きいため、ブランド力だけでなく、料金体系や特典内容を比較して選んでいるようです。
項目 | 割合 |
エコキュートの設定(沸き上げ時間・湯量)を見直している | 38.6% |
お湯の使い方を工夫している(追い炊きを減らす、保温を控える等) | 36.84% |
夜間の安い時間帯を意識して電気を使っている | 31.58% |
暖房の使い方を工夫している(設定温度、つけっぱなしを避ける等) | 28.07% |
サーキュレーターや加湿器を併用して暖房効率を上げている | 28.07% |
省エネ家電に買い替えた(または買い替えを検討している) | 21.05% |
契約プラン(時間帯・料金)を見直した | 17.54% |
電気代を抑えるための工夫として最も多かったのは「エコキュートの設定見直し」38.6%、次いで「お湯の使い方を工夫している」36.8%でした。
オール電化世帯では給湯にかかる電力消費が大きいため、お湯まわりの対策が節約のカギになっていることがわかります。
また、「夜間の安い時間帯に電気を使用する」31.6%という回答もあり、料金プランを意識した使い方を実践している人も少なくありません。
暖房の使い方やサーキュレーターの併用など、日々の小さな工夫を積み重ねながら、電気中心の暮らしを賢くコントロールしているようです。
・経済産業省 資源エネルギー庁「登録小売電気事業者一覧」(最終アクセス:2026年3月2日)
・関西電力「オール電化世帯人数別の電気代平均額」(最終アクセス:2026年3月2日)