クレジットカードを不正利用された方の体験談!
ココモーラ編集部ではクラウドワークスを通じて、クレジットカードの不正利用に遭った方から体験談を伺いました。
不正利用に気づいた経緯やカード会社の対応などの実体験を詳細に取材しました。普段なかなか知ることのできないリアルなエピソードばかりですので、ぜひご参考にしてください。
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Aさん |
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Aさんが遭った不正利用の被害状況

Aさんが当時利用していたのはdカード。カードの利用歴は5年ほどで、主にスーパーやオンラインショッピングで利用していたそうです。
週に2~3回ほど利用していましたが、利用明細を確認する習慣はあまりなく、久しぶりに確認したところ不正利用に気が付いたとのことでした。Aさんが遭った不正利用の被害状況の詳細は下記の通りです。
| 不正利用にに遭ったクレジットカード | dカード |
| 不正利用日時 | 2025年8月18日・22日 |
| 不正利用額 | 35,582円 |
| 不正利用先 | カクヤス インターネットショップ |
Aさんが遭った不正利用の体験談
不正利用にはいつ気が付きましたか?
しばらくクレジットカードの利用明細を確認していなかったため、時間が空いたときに「なんとなくチェックしてみよう」と思い、開いて見てみたところ、全く身に覚えのない場所からの引き落としがありました。
なんだこれは?と思い、そのサイトをインターネットで検索してみたら、やはり全く知らない聞いたこともないサイトで、これは不正利用かもと思い夫に身に覚えがあるか聞いてみたところ「知らない」と言われたため、不正利用だと確信しました。
不正利用に気が付いた後はどのような流れでしたか?
まず不正利用されたクレジットカードを利用停止するため、カード会社に電話をしましたが、夜間のため繋がらず翌朝再度掛けることにしました。
その後、他のオンライン上に登録しているクレジットカードをオンライン上で自分で利用停止手続きをしました。翌朝、不正利用されたクレジットカード会社に電話をし解約手続きをしました。
不正利用されたお金は返金してもらえることになりました。その数日後、警察に被害届を出しました。特に何をしてもらえるわけでもなく、「はいわかりました」というような感じでした。
カード会社の警察の対応についてどのように感じましたか?
カード会社においては全額補償していただけるとのことで良い対応だなと思いましたし、さすが大手だと感心しました。ここのカードを使っていて良かったなと思いました。
警察の対応においては、これはわざわざ電話して報告する必要がなかった、時間と労力の無駄だったなとがっかりしました。
何もしてもらえないのなら、なぜ「不正利用されたら警察へ」なんて謳い文句をあちこちに貼り出しているのか、なんのために警察が存在しているのか疑問と憤りを感じました。
あとから振り返り、不正利用のきっかけになったと思われるエピソードはありますか?
フィッシングメールに引っ掛かってしまったことだと思います。
誰かがあなたのアカウントにログインしましたというメールが来たためURLをクリックしパスワードの変更をしました。そこに個人情報などを入力してしまったのがいけなかったと思います。
不正利用があってから意識していることはありますか?
まずはオンライン上にクレジットカードを登録しないことです。面倒ですが、使用時は逐一入力するようにしています。
またメールが届いたら全て最初から半信半疑で読むように意識しています。そして、これは公式か偽物か?と疑わしいときには、メールアドレスを検索し明確にするようにし、あやふやなままURLは絶対にクリックしないようにしています。
監修者
育休中、フリーランス女性に向けて「社会制度」や「貯金・投資」に関するお役立ち情報を発信。
マネーコラムの執筆や記事監修も手がける。日経xwoman公式アンバサダー。著書「お金の使い方、貯め方教えて下さい」主婦の友社

東証一部上場企業で10年間サラリーマンを務める中、業務中の交通事故をきっかけに企業の福利厚生に興味を持ち、社会保障の勉強を始める。
以降ファイナンシャルプランナーとして活動し、個人・法人のお金に関する相談、北海道のテレビ番組のコメンテーター、年間毎年約100件のセミナー講師なども務める。趣味はフィットネス。健康とお金、豊かなライフスタイルを実践・発信しています。

福岡の大学を卒業後、大手インフラ業界に就職。主に、ご家庭の光熱費削減や新電力の業務に約4年ほど従事。現在は、父の会社(有限会社バード商会)を継ぎ、独立系のファイナンシャル・プランナーとして活動中。専門分野は、家計改善(光熱費の見直し)と資産形成の分野。
FPの実績は、カードローン相談、光熱費の見直し、企業型確定拠出年金の導入、日本FP協会でアシスタント相談員、執筆などを行っている。
水野総合FP事務所代表。独立系ファイナンシャルプランナーとして個別相談、執筆・監修、講師、取材協力などマルチに活動。ライフプラン、資産運用、相続・資産承継といった幅広い相談内容に対応し、全国1000名を超える方から日本FP協会に寄せられる「くらしとお金」の電話相談を1年間担当。毎月20本以上の執筆・記事監修の他、大学や事業法人で講師を務め年80回登壇。学校法人専門学校非常勤講師として「投資の授業」を毎週行う。
消費生活ジャーナリスト。1952年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。
同大学院修士課程修了後、月刊誌記者などを経て独立。流通、情報通信、金融分野を中心に活動する。主力はクレジットカード&電子マネーの研究で、すでに30年間に渡って業界の定点観測をしている。また、クレジットカードのムックも50冊以上監修しキャッシュレスの生き字引として情報発信を続けている。
証券会社にて営業・経営企画部門、社長秘書等を行う。また、投資銀行業務にも携わる。
現在、不動産を含む資産運用と社会保障(特に年金)を主に、FP相談・執筆・講演・を行っている。東洋大学経営学部ファイナンス学科非常勤講師






